2018年 3月   
 3月4日 荒谷と神の倉
午前中、プレジャーの練習生は神の倉からテイクオフ。
ミーティングのとき竹井さんがランディングは直線を取りなさいと
注意を喚起していた。
空中に飛び出すとフライトプランは抜け落ちてしまうのか、
ターゲットだけが気になるのか?
ラフなランディングが目に付く。
ランディングは走り抜けて、グラハンをやって欲しいのだが・・

少し雲の隙間から日も差してきたので、荒谷山に上がる。
南の風なのだが時折西風も混じり嬉しい風ではない。
皆さん少しは廻すほどのリフトはあるのだが、どうしてもぶっ飛び気味。
12時過ぎに、少し南風が強くなった瞬間を狙ってテイクオフ。
テイクオフし直ぐに右ターンして、右奥ボールの壁(荒谷山南西斜面)にへばり付く。
ピッピとバリオは鳴くのだがリフトは弱い。
5回ばかりリッジでターンしたが、荒谷山山頂と同レベル。
沖に出してみるも、バリオは鳴くが上がり切れない。
16分のぶっ飛びだったが、久しぶりの右奥ボールの壁リッジだった。
ランディングして風は強くなってきた。
風待ちの為「やすらぎ館」へ食事に・・・
食後も駄弁っていると竹井さんから「神の倉に上がるよ」とテレ。
神の倉は西正面風で、皆さん次々テイクオフしリッジを楽しむ。
私も15時テイクオフしリッジを取ったが、次々テイクオフしてくる筈なので
南屏風に移動。
先行した2機が南屏風上空でそこそこ上げている。
南屏風のリッジというよりサーマル成分が有るのだが突き抜けていかない。
せいぜい100mゲインであった。
南屏風で遊んでいるとOさんが山チンしたと無線。
テイクオフ左の鞍部(コル)にきれいに広がったパラが見える。
無線のやり取りでは怪我はなさそうだ。
トップランしようとテイクオフに向かうと田原さんがトップラン。
私も3回チャレンジしたが失敗し、リフトも品切れでランディング(30分フライト)。
ひーさん号で飲み物を買って神の倉TOに上がる。
到着したときはOさんは地上に降ろしてもらっていた。
レスキュー隊は、地森さん・福傳さん、小田さん。
上手に枝を切って行ったので、キャノピーを引っ張ることもなかった。
テイクオフに戻って、ラインとキャノピーをみんなでチェック。
ラッキーな事に、人もパラも全くの無傷。
皆でOさんを励ましてテイクオフさせる。

    本日の神の倉 風の状況
 

 3月11日神の倉強風フライト
朝一のプレジャークラブのフライトは成功。
風が強くなってきたのでやすらぎ館へ昼飯。
ランディング場に戻ると花野さんが強風が残る中一番手でテイクオフし
トップアウトしているのだが「少し荒れています」と無線が飛んでいた。
北に向かっていたら殆ど止まっていた。
30分くらいしてボチボチ、ベテラン勢達がテイクオフしていった。
プレジャークラブの面々も上がるので同乗して神の倉TOへ。
田原さんがテイクオフし神の倉山系をプラス100mばかりで粘っている。
ひーさんも果敢にテイクオフして行った。
神の倉鉄塔下で山際に寄せすぎた為に翼端が潰れクルクル回って
あわや山チンと思ったが何とか回復して逃げられた。
キャインキャインでランディング場に向かうとかと思いきや
粘って上げなおし、1時間以上飛んでいた。
私もテイクオフしようと北斜面に広げる。
北西風なので30度ばかりずらして西にずらしてセッティングしてもらった。
立ち上げたら少し持ち上げられ左尾根に引っ張られた。
右ターンしながら前に出すもいきなりフロントタック。
大きな音がしたが2秒で回復。
リフトはあるがバックもした。
それを見ていたプレジャークラブの練習生はテイクオフを断念。
神の倉左尾根を越えたいのだが北風が強いので尾根に寄れない。
120mも高度を失ってしまい自分だけが早々とランディングか・・と
思ったが何とか鉄塔下でリフト発見。
粘って皆さんと同高度に上げて行くが北風は強い。
海抜1070mまで上げたがテイクオフの裏600mに来ていた。
目線でいえばテイクオフ高度より500mも上にいるので安心していたが
私とは知らず「帰れなくなりますよ」と無線を入れてくれたらしい。
神の倉山系に戻る時には対地速度は10Km/h以下なので
アクセル投入するもスピードは左程変わらず。
テイクオフ左の鞍部上空320mで越えることが出来た。
山系の前に出して海抜700m付近は時々対地速度0Kmに近い時がある。
少し荒れ気味だし降ろそうかな?とビッグイヤーをかける。
強風だとランディングで引きずりの刑に会うかもと思い返し
ヘアピンカーブの尾根に取り付いてトップアウト。
海抜660mあたりで田原さんもひーさんも頑張っている。
リフト帯は大きいので何もしないのにピッピとバリオは鳴いている。
しばらくして田原さんは降りて行ったしランディングも大丈夫そうだ。
北方面に足を伸ばしてシンク帯を探す。
もう一度ビッグイヤーかけて高度を下げる。
リフトが強くなかなか下がらない。
対地高度200mを切ったのでランディング場に向かう。
八の字でややバックしながらランディング。
グラハン25mでヘロヘロ。

今日は強風ながらアーベントぽく良くステイ出来るひだった。
海抜1070mまでしか上がらず1時間のフライトだった。

本日のYOUTUBE動画

本日のフライトログ
 3月13日 大観峰遠征
今回は看護師(女性2名)とリタイヤ組(爺6名)の混成チームの私的遠征。
3日間共晴れで南西風予報で、大観峰は大いに期待が膨らむ。
8名が3台に分乗し、いつもの様に下松PA集合。
次の集合場所を上毛PAと決めて7時過ぎ出発。
北九州JCTで東九州自動車道に入るのだが、本田号は
スルーしてしまって鳥栖JCT廻りで進むことに。
最終集合場所を小国道の駅に決めて走る。
小国道の駅で昼食を取っていると30分遅れ位で本田号到着。
鳥栖JCT廻りでも距離は多く違わないが、鳥栖JCTあたりで
渋滞には遭わなかったのがラッキー。
大観峰の駐車場に停めたら強風が吹いている。
私はパラを担がないで展望台へ。
案の定、風速計で計ると時折9m/Sec!!
それでも夕方風が落ちるかも・・と大観峰の風に吹かれる。
風は落ちそうにないので”飛びたい病”の面々もようやく諦めて下山。
今夜の宿は大観峰真下の阿蘇プラザホテル
ホテルのロビーには有名作家の焼き物がたくさん飾られていた。
ホテルの年寄りの従業員に「社長の造詣が深いの?」と聞くと
「会長が数千万円投じて集めたもので展示以外にもたくさんある」と・・・
50年前に建てられたホテルで、会長の時代は儲けたのであろうが
本物に投資しているそれなりの格式を持っているのだろう。
所々にある生け花は綺麗に活けられている。
夕食は竹かごに配されたてんぷら・からしレンコン・馬刺し等
目でも堪能できるように気配りがある。
田原さんの手配によると、内牧温泉街で下から5番目の安さらしい(11000円)
地震の影響が残り苦しいところだが、本物は外したくないのか・・・
次に来る時はこのホテルを応援したいと思った。
 3月14日 大観峰→三愛レストハウス クロカン
9時出発し、大観峰で皆さんを降ろし3台の車で真下の田んぼに行く。
2台の回収用車を置いておき、稲垣号で再度大観峰に・・・
テイクオフの展望台に行くとネイチャーランドの営業タンデムが居た。
パイロットは呉本さんで、国内外での大会も活躍している。
今年ブラジルで開かれる大会で600Kmのクロカンを目指しているそうだ。
呉本さんは大会参加の為の寄付を募集していると言っていた。
ネイチャーランドは2名のお客さんを連れていた。
スタッフの女性が観光客に呼びかけて展望台で6名をゲットしていた。
今日も南西風5m/Sec前後の風だが、呉本さん楽々タンデムをこなしている。
我々が飛べば観光客へのPRになるので”撒き餌”の役割なのだが
左サイドの風なのでホイホイとは出にくい。
タンデム機の後を追って平松さん一番手でテイクオフ。
大観峰南の突端でタンデム機は上げたが、平松さんは上げきれない。
田原さんが大観峰東側の田んぼに行くように指示していた。
斉藤さんは風も強いので呉本さんにタンデムをお願いした。
11時37分テイクオフしようとクロスで立ち上げたら、
後ろ向きのまま持ち上げられた。
前を向こうとしたのだがたたらを踏んで転んで引きずりの刑。
引きずられたのが阿蘇名物の野焼きの跡
キャノピーもハーネスもフライトスーツも顔も炭で真っ黒。
気を取り直して11時44分にテイクオフ。
出てすぐはスピードに乗らない(10Km以下)ので絶壁にスリスリしないかドキドキ。
大観峰南の突端へ移動したら少しずつ上がり始めた。
11時41分にテイクオフした斉藤さん搭乗の呉本タンデム機がいるのでリフトが分かり易い。

一緒に廻している時、斉藤さんが写真を撮ってくれた。

  
   展望台上を・・大観峰は一面野焼きで真っ黒       この後よいサーマルに遭遇           

海抜920mのテイクオフから15分ばかり粘って海抜1100mに達したころ
大観峰上空で3m/Secのサーマルヒット。
順調に廻していると本田さんと山本さんが同高度に・・
田原さんが二人に「稲垣さんに付いて行ったら駄目です。帰れなくなります」と
無線で呼びかけていた。
上空を見るとうっすら出来かけのサーマル雲が見える。
廻し続けるのだが、アゲインストで10Km/h以下フォローで50Km/h近く。
海抜1878mで大観峰から1、7Kmでクロカン開始を田原さんに伝える。
ピックアップを考えれば道路沿いに走ろう。
3,5Km道路沿いを走って以前田原さんが降ろした茶屋が見える。
海抜1500mなので道路沿いから外れショートカットで向かう.。
向かう途中は完全フォローで45~50Km/hのスピード。
茶屋の上空にはしっかりした積雲が3個並んでいる。
4Km走って茶屋上空(海抜1117m)に来てどこに降ろそうかと
考えているとピッピとお助け音が聞こえ始めた。
ヤレヤレと廻し始める。
上を見るとうっすらと出来かけの雲も見えるので、しっかり上げる事が出来るか・・
1~2m/Secのサーマルで廻し海抜1490mまで上げなおしたのだが
道路から離れていくので道路沿いにもどり、三愛レストハウスを目指す。
サイドフォローで30Km/h、フォローで40Km/hのスピード。
道路沿いを走っているのだが、海抜960mに下がり地上100mの高度。
どこに降ろそうかと思っていると荒れ気味のサーマルに遭遇。
廻し切って前方の久住連山を飛び越え前回河田さんが行った
飯田高原へ行きたいと思った。
しかし今日の強風では久住連山で上げ損なうと、平地に戻れないと諦める。
海抜1223mまで戻したので三愛レストハウスを目指す。
道路沿いの細長い牧地があるので、強風で引きずりの刑に会っても大丈夫だろう。
ランディングの前に一回転し、風向きとフォロー35Kmアゲインスト15Kmの確認。
強風でなくプレッシャーなくランディング。
最高高度海抜1878m、50分間の14Kmのクロカンだった。
2013年4月28日に降ろした所に近い場所だった。

無線が通じるかどうか心配しながらも、ランディング報告を田原さんに入れる。
無線はクリアに届き、皆さんテイクオフした後なので直ぐに迎えに来てもらった。
田原さんありがとうございます。

 クロカンの動画

 本日のフライトデータ

宍戸さんは12時33分テイクオフし、大観峰突端まで行けたがそうだが
そこで下がってしまいトップランは果たせなかったようだ。
前回の遠征では2度までのトップランを成功させたのだが・・
大観峰に帰ってきて、車3台で再度田んぼに置きに行く。
大観峰展望台に戻ると平松さん、田原さん、斉藤さん、川原さんテイクオフ。
私も15時53分テイクオフ。
2分ばかり飛んで上がりが悪いので仕切り直しとトップラン。
トップランディングアプローチの余裕がないので正面から入って行き
サイドランディングになった。
川原さんもトップランして来た。
田原さんと斉藤さんは粘って飛んでいて上がり始めた。
7分間のウェイティングの後、16時3分再度テイクオフ。
良いリッジサーマルで150mゲイン。
沖に出していくと田んぼ全体がアーベントタイムになったようで上がる。
サブロクを描いてもビッグイヤーをかけても下がらない。
大観峰での大アーベントは初めての経験。
一日中晴れで強風、夕方風が落ちてくるとアーベントに
なりやすいのは神の倉も同じである。
斉藤さんも山本さんも大アーベントタイムを楽しめた。
駐車している近くに二人とも同時に降ろした。
40分間のアーベントタイムであった。
田原さんはクロカンに出かけ茶屋でスタック。
ゴタゴタして迎えに行くのが遅れたが私がピックアップに向かった。
2時間も待たせてしまったかも・・申し訳ない。

 本日皆さんのフライトデータ

今夜の宿は前回泊まった阿蘇アーデンホテル
 3月15日 大観峰遠征
今日は昼までとし、美祢の河田さんのお見舞いに行くことにした。
皆さん1本ずつ飛んで終了。
私は飛ばないで大観峰駐車場で皆さんを待つ。
小国で牛乳工場隣接のレストランへ。
何度も九州へ行っているのだが「だご汁」は名前からして
不味そうなので注文したことはない。
今回初めて注文。「だご」は不味かったが「汁」はケンチン汁と同じでまあまあ。
買って帰った「飲むヨーグルト」はドロドロに濃く旨かった。
次に行ったらまた買おう!
山口のリハビリ病院に皆で寄って河田さんを見舞う。
河田さんは思ったより元気そうで一安心。
リハビリを頑張って欲しいものだが、遅々として改善が進まないのがもどかしい。
夕食は下松SAで済ませる。
 3月18日神の倉ローリング・スパイラル・トップラン
久しぶりに朝一にプレジャークラブの練習生と神の倉に上がる。
最近、心技体の体力が相当に落ちてきている。
懸垂で自分の体重が10秒も支えられなくなってきている。
ツリーランでスルスルと降りて来れるか不安。
一瞬の動きが0,5秒は遅れるようになってきている。
技も確実に落ちて来ているのだろう。
心はいつも若者と言いたい所だが、子供のころの運動会や遠足の前日の
ワクワク感が薄れてきているのが悲しい。
自分自身に頑張れと、ウィングオーバーやスパイラルやってみよう。
塩ちゃんが動画を撮ってくれるという。
後から見るとウィングオーバーどころかローリングも左右不均等。
自分でやっているとキャノピーよりも振り上げられたと勘違い!
スパイラルはちょっと入りかけインテークは下を向いたが
Gがしっかり掛かりブラックアウトが怖くすぐにやめた。
最近アドレナリン不足だったので気分は良くなった。
神の倉裾野で弱いリフトがあり粘ってみるも上がらない。
ひーさんや河野さんが実技試験なのでランディングの邪魔をしないように
ビッグイヤーで早めに降ろす。

皆さんぶっ飛びではなく、なんとなくリフトは全体にあるようだ。
田原さん、川原さんを誘って稲垣号でむすびを買って上がる。
児島さん、田原さんがテイクオフし南屏風で遊んでいる。
私もテイクオフし、南屏風を目指す。
南の鞍部を越えるとリフトがあり何度か廻してみるのだが、
稜線上空では飛べるのだがもう少し高度が欲しい。
TO(テイクオフ)を伺いに行くとまだ2機スタンバイ中。
近くで待機するのだが、アーベントぽく粘れている。
何度かチャレンジし南屏風に来たが、ここで遊んでいるとTOに帰れない。
大急ぎでTOに戻るも、まだ2機ウェイティング中だった。
TO上空を飛んだのでトップランしたがっているのが分かったのか
しばらくしてテイクオフしてくれた。
TOを伺うと誰も居なくなっている。
自由にトップランディングチャレンジが出来る。
一回目チャレンジは高く入ってスルー。
二回目はリフトで上がり過ぎで止め。
右尾根にへばり付くとリフトがもらえる。
三回目は沖に出してターンしたら低すぎスルー。
南鞍部近くに行き上げ直し、右尾根でコネコネして高度を戻す。
四度目でなんとかトップラン。
ちょっと低かったなの最終ターンが足りずサイドランディングで走れず。
キャノピーを畳んでいると残っている車の数を聞いてきた。
「7台残っていて、1台は自分が降ろします」と答えた。
どうぞ飛んでくださいと言うことだったが「トップランして車で下山するのが
私のパラ美学です」と答える。
今日はあれこれ出来てまだ頑張れるかな?と思った次第。
年寄りの冷や水と笑われないようにしないと・・・

今日のフライト動画
  3月25日 神の倉掃除
4月8日(日)は神の倉山頂の桜祭りが催行される。
地元の方と共同で、落ち葉がいっぱいの登山道の掃除。
8時半集合で11時前に完了。
終わりにTOに行く道を数名で見たが傾斜がきついせいか、
アスファルトには落ち葉はない。
缶ビールと瓶が数個落ちていたので回収。
??法則でごみが落ちているとすぐにごみだらけとなるのだが
神の倉にはごみはほとんど見当たらない。
「衣食足って礼節を知る」なのであろう、日本人の”民度”も上がったものである。
”日本にやってくる中国人は・・”とネットで騒がれているが
ほんの40年前は日本人も同じだったのである。
私が子供のころは「川は3尺流れれば綺麗になる」と言っていた。
川で洗濯しても流せば1m流れずに洗濯水は透明になる。
圧倒的な川の水の量なので当たり前なのだが、固形石鹸の成分は
時間とともにバクテリアに食べられたり自然分解をしていた。
昔のゴミも自然由来のものであったが、今のゴミたちは殆ど石油製品なのだ。
放置すればいつまでも残っていることに気がつき3~40年かけて
何とかゴミを放置しないようにすることが当たり前の世の中になった。
戦後を生きてきた人間としては全く隔世の感がある。
ところがITの世の中になって、4~5年でがらりと変わる状況には
とても付いて行けなくなった。
パラのお陰で若い人たちとのお付き合いで何とか助けてもらっているが・・
今はスマホが老若男女を問わず流行なのだが、
本当にこれで良いのか?と疑問。
”いつでも・どこでも・すぐに”情報は得られるので非常に便利なのだが
中身の薄い情報しか得てないのに、それで満足しているのでは・・・
スマホの画面では長文は読みきれないし、読んでも頭に入らない。
最近腹立たしいのは、トランプのツイッターへのメディアの反応だ。
トランプのビジネス成功体験で3~4行ツイッターで喚いているだけで
政策決定でもないのにメディアがいちいち反応する。
まともなメディアなら無視してしまえばよいのにと思う。
トランプのスピーチなり教書なりに反応すればよいのに・・・
世の中、スローガンで右往左往するようになると危険な事になる。
若い人が本を読まなくなったことにも不気味さを感じる。

今日のフライトは晴れ間は続いたが南南西風が5~6m/Sec吹いており
サーマルはあるのだが千切れ飛んでいる感じ。
神の倉をテイクオフしてすぐ左右を探ったが、右の尾根のリフトを感じ
利用した廻したが上がりきらない。
南の鞍部にもリフトはあるのだが荒れていて潰れそう。
南屏風を目指し尾根上を行くのだが、時々ピッチング起こすほどのリフト。
荒れ荒れで南屏風に来たが、リッジソアリングかなわずランディング場へ。
とりあえず一本飛んだ。
 3月29日 プレジャークラブ花見
今年もプレジャークラブの花見に誘ってもらった。
15時過ぎに竹井邸に行き、「やまや」に寄ってお酒とつまみを仕入れる。
一人千円の予算ということで発泡酒、ワイン、焼酎、乾き物つまみを
しっかり買ったのだがレジで金額を打ったら一万円要ってなかった。
一万五千円も予算が余るのでつまみも豪華にビーフジャーキーなど買い足す。
プレジャークラブ御用達の小料理屋「わらや」の弁当を引き取りに行く。
ここの巻き寿司は絶品で、竹井さんは時々巻き寿司だけを買って帰るらしい。
工兵橋東の例年の会場に行くと、吉岡さん、田原さん、宍戸さん、柳田さんたちが
場所とりで25名分のブルーシートとダンボールを引いてくれていた。
14時過ぎから来ていた様ですっかり出来上がっていた。
ソメイヨシノは満満開でジャストタイミングだった。
19時開宴だったが、三々五々来た順に飲み会は始まっていた。
久しぶりに榎本さんが参加して私の隣に座った。
パラをやめて久しいのだが、バリ島や石垣島や四国などへ行った昔話で盛り上がる。
海外旅行へは行ったことがなかったので、榎本さんにとってはバリ島フライト
自分の人生で一大イベントだったと言っていた。
石垣島フライトも飛べなかったのだが、心に残ったフライト旅行だった。
私にとってもパラを始めてからの人生は豊かになったものと実感している。

明日も仕事の人もあり、21時に閉宴。
終了時の挨拶を田原さんが話した後、私も一言話をさせてもらった。
自分は75歳をパラ定年と考えている。
それまでには現在の練習生たちがP証をゲット出来、それなりに経験を積んでいる事だろう。
私の75歳最終年の2020年2月に、卒業旅行として台湾へ飛びに行きましょうと提案。
卒業とは一応私のパラ定年と練習生としての卒業を祝してと言うことで・・・
なぜ台湾ですかと質問された。
台湾サイチャは冬のシーズンが飛べるエリアであること。
目の前が広いランィングであるし、大きなサーマルが発生し、フライト確率も高い。
口に合うおいしい食べ物もあり、リーズナブル所へ案内してもらえる。
昨年2月に台湾サイチャに行った

その時の動画

心・技・体
最近体力の衰えを感じる。
パラで一日お天道様に照らされていると、翌日にはぐったりしている。
クロカンの翌日はアドレナリン放出の所為が疲れは少ない。
ランディング時に全力疾走したいのでスポーツジムに昨年7月から通い出した。
半年以上経つのだが、脂肪量は減らないし若干の太りすぎ判定は変わらない。
体重が変わらないのに、腹筋と背筋が1Kg増えているので少しは改善されているのだろう。
体力の保持がやっとと言うところか・・・

パラでの反応速度が0,5秒は掛かるようになった。
パラの潰れなどの予兆に対する反射神経が鈍くなってきているのだろう・・

パラに対する心はずっと変わらない心算でいるのだが・・・
小学生のときの運動会の前日の様なワクワク感が無くなって来た。
以前は何が何でも神の倉に行って、空気だけでも吸ってれば幸せだったのだが・・

最近心・技・体共に衰えてきている。
私のパラの定年は75歳かな?と思い始めた。
特にクロカンは、心技体共に充実していないと無理だと思う様になった。
海外フライトも同じように75歳で卒業かな・・
考えると寂しい気持ちになるが、自然にパラもスローダウンしていくのだろう。
75歳定年を考えることによって、あと2年ばかりを充実させる事になりそうだ。
目標を決めて頑張るのも悪くはないだろう。