2018年 1月   
 1月正月 孫二人
先月12月29日から1月3日まで長男一家が滞在してくれた。

12月29日
夕方17時新幹線で長男一家到着。
バーバが長男に抱かれている樹(1歳2ヶ月)に手を差し伸べたら泣かれた。
昨年8月に我が家に来たときは愛想が良かったのに・・
ひなこに100m道路のイルミネーションを見せてやろうと行ったのだが
18時前で点灯していなかった。残念!
広島に来たら先ずはお好み焼き!が恒例になっている。
長男が結婚を決めた彼女を紹介しに広島に帰ってきた時も
お好み焼きで歓迎したのだった。
今回も温品の「お好み焼きR」に行く。
ここは3畳ばかりのスペースに山ほどおもちゃが用意されている。
ここで子供を遊ばせていれば大人たちはゆっくり食べることが出来る。

  

樹は4ヶ月見ない間に長足の進歩をしていた。
歩くようになっていたし、足元が定まらないのに走ろうとしてすぐこける。
「稲垣樹く~ん」と呼びかけると「はい」と返事をして右手を上げる。
「ありがとう」と言うとお辞儀をする。
パフォーマンスが出来たので手を叩くと一緒に拍手する。
何をやっても可愛い仕草なので部屋には笑いが絶えない。
ひなこは覚えたての「じゅげむ・・・」を披露した。
4歳児前後の脳は、砂地が水を吸い込むように何でも吸収してしまうようだ。
「うちの子は頭が良い!」と、どこの親も勘違いするものだ(笑)
じっくり、しっかり、系統的に教育すればすばらしい発達をするのだろうが・・
働き盛りの親たちには無理なのだろう。

   
   「は~い」                    「パチパチ」

大人がお茶を飲もうと湯のみ茶碗を持つと「???ぱい」と言って
樹のお茶飲み器を差し出し乾杯をしてくる。
そして、何度も乾杯を要求してくる。
なんだか大人たちが樹に遊ばれているようだ。
どんどん大人のまねをして言葉も覚えている最中だ。

 
    「かんぱ~い」

寝る時間になると孫たちは歯磨き時間。
ひなこはお父さんの膝に寝転がって、仕上げの歯磨きをしてもらうのが大好き。
樹もお姉ちゃんの歯磨きを真似したいので歯ブラシを買ってもらっている。

  
    「自分で磨けるよ」             「お父さん仕上げして」

ひなこは食事のお手伝いも出来るようになりました。
おままごとの延長か?

 
   「バーバのお手伝い」

ひなこは本も大好きになり、毎晩お父さんに本を読んでもらっています。
お気に入りの本は全部覚えたのに、どうしてもお父さんに読んでもらいます。

  
  「文字は読めないのに読みます」    樹も絵本に興味あるのかな?

2018年1月1日
みんなで「おめでとうございます」でおせちを食べる。
ご近所の娘さんが毎年おせちの注文をお願いに来られる。
次男は売り物のおせちは一切食べない。
おせちは縁起物であったり、主婦の三が日休息の意味合いはあったのだが
2日からスーパーが開いている今日では意味合いも薄れている。
売り物のおせちは美しく作られ食卓を彩ってくれるのだが・・
両親がひなこにお年玉袋を渡す。
いくら入れたか聞くと、100円玉5個だそうだ。
ジジ・ババも同じに合わせる。
ひなこが自主的に使えるお金は100円玉で、ガチャのみだそうだ。

次男も帰ってきて、毎年恒例で嫁さんの実家(豊栄町)に行く。
アテンザにバーバと長男一家、キャロルに次男と私に分乗。
次男や甥っ子や姪っ子はまだ結婚してないので孫たちが主役!
ひなこは「じゅげむ・・・」を披露して感心してもらう。
樹は「稲垣樹く~ん」で手を上げ「はい」の返事で拍手喝采。
手をパチパチしたりお辞儀して大人たちはほんわかムード。
皆さんがお年玉を用意していたので「ひなこはガチャをするときだけ
お金を使います。紙のほうはお金と思っていません。
コインのほうでお願いします」とお願いする。
ひなこは姪っ子に絵を描いてもらったり本を読んでもらったりする。
樹は皆さんに抱かれたり、いろいろパフォーマンスで笑いを取る。
幼児を見て未婚の若者が刺激を受けてくれないか・・・と大人たちの想い!
皆で一人増えた記念写真を甥っ子が撮ってくれて、夕方お別れする。
(田舎にカメラ持参する事を忘れたので動画がない。残念!)

夜10時ごろ孫たちは両親と2階に上がる。
30分ぐらいして長男を呼び出す。
今夜は家族4人でマージャンをしようと提案していた。
家族4人だけで一緒に何かをするなんて二十数年ぶりだろうか?
特に男兄弟で話を交わすのは殆どない(我が家は酒を飲まないので・・)
結局朝6時過ぎまでの徹夜マージャンであった。
マージャンでの無駄話であったが兄弟の会話のきっかけにもなった。
嫁さん(妻)は4人の会話が成り立ったのでウルウル・・・

1月2日
徹夜マージャンで昼過ぎまで寝ていて、昼からもゴロゴロ。
次男は夕方まで爆睡。
長男は孫たちを連れ近所の神社に初参りしたそうだ。
昼からは海田まで出かけ、ブックオフで樹のおもちゃを買った。
樹は電話の呼び出し音などするおもちゃが気に入り、ボタンを押しまくり
受話器を持ってうれしがっている。
普通ならすぐに飽きて遊ばなくなるはずなのに何度もボタンを押していた。

 
  「もしもし」??

石油ファンヒーターの吹き出し口が熱くなり樹が火傷をすると
危ないのでガードを買っていたので取り付ける。
樹はおもちゃでもない無機質な針金のガードに興味津々。
1歳2ヶ月でも男の子の興味はひなことは違うようだ。

  
    ガードを触りまくっている

カーテンの陰に隠れて「いない、いない、バー」を何度もやってくれる。
大人が喜んでくれることを判っているようだ。

 
   エンドレスにやってくれる

今夜も家族4人でコタツに入り私の田舎での発言で盛り上がる。
義姉から高野豆腐の銘柄を指定されたのだが、他の銘柄を買ってきた義兄に
「返品して買い換えて来て!」と言われた。
私ならどうする?と聞かれたので「ゴミ箱にすてる」と答えたので皆は仰け反った。
ちょっと説明不足かなと思ったので釈明する。
私が5~6歳の頃、おかずが嫌いだから食べないと言ったら
親父にこっぴどく叱られた。
男が高が食い物のことでガタガタ言うな!
母親が作って呉れた物はありがたく食え!
それ以降食い物に対する興味・嗜好は薄れたようである。
そんな訳で高野豆腐ごときの銘柄でゴタゴタ言われることには耐えられない。
もうひとつ親父から、こぼしたご飯は拾って食べろと・・
米はお百姓さんの八十八の手間が掛かっているのだと。
そして「半分」とお変わりのご飯をよそって貰い食べ残すと
烈火のごとく叱られた。
自分の腹具合が自分で判らんほど馬鹿なのかと・・・
無理やりでも残ったご飯を食べさせられた。
今ではバイキング形式の食事は3回でも5回でも取りに行き
食べ残すことはない。
次男からは美味しいとか塩が足りないとか言わないと
お袋が一生懸命作ったのに寂しいでしょう。
そして料理の腕前が上がらんでしょう。
あれこれ話をして深夜2時まで過ごした。
4人でいろいろ話ができて本当に良かったなあ。

1月2日
ひなこはお箸が上手に使えるようになった。
豆は当然掴めるし、見ないでも箸の先端を揃えたり
カチカチ音をさせることが出来る。
保育園の年少さんでも一番の箸使いだそうだ。

 
  正規な箸の持ち方をしている

長男一家で福笑い。
ひなこは初めてなのでどう遊ぶのか判らなかった。
お父さんが目隠しで目鼻を置いていくと大笑い。
私が解説をしながら台紙の折り目に従って目鼻を置いていったので
ひなこは感心してくれた。

 
  樹は判っているのかな?

ひなこは女の子だなあと感心する。
樹がお姉ちゃんにどんなに乱暴しても邪魔をしても
怒ったり突き飛ばしたりしない。
樹が何をしようが、小さな子に対する大人の対応のように見える。

  
  お姉ちゃんが好きなんだが        この後踏みつけてしまう

午後に近所の公園に行く。
ひなこは早速滑り台に登り逆落としで滑ってくる。
2年前にはサンリブの滑り台で大泣きしていたのに・・
樹はお姉ちゃんのやることは同じようにしたいらしい。
1歳2ヶ月で滑り台の急角度階段を一人で上るにはびっくり。
親たちは慣れているのか下で見守っているだけ。
ブランコも一人で乗せて貰い、何となく自分で揺らしているのか?
ひなこは鉄棒にぶら下がったり、飛びついたりしている。
樹も自分でぶら下がりに行く。

  
  階段を一人で上る樹            ブランコも一人で・・

  
  ひなこは鉄棒を恐れなくなった       樹も負けていない

1月3日
10時に次男と護国神社に出かける。
毎年1月3日に護国神社で喜多流の「喜雲会」さんが奉納謡曲をされている。
諸般の事情で来年から我「広島明生会」にバトンタッチされることに。
どのような状態なのかビデオを撮影に行く。
車を駐車させるスペースがなければと次男を連れて行く。
テニスコート下の市の駐車場は空いていた。
11時に6名の「喜雲会」さん達は拝殿で御祓いを受け賽銭箱近くの
畳を敷いてある一角で、「高砂」「東北」「猩々」を謡われた。
40分ばかりであったが、来年私がその時間座れる事が出来るか心配。

  

12時前に終了したので広島駅に孫達を見送りに行く。
次男が入場券を買ったらと提案。
ホームでひなことハグしてお別れをする。
「おじちゃんもハグしてきなさい」というと、はにかみながらも
自分から駆け寄っていて次男にハグしてくれた。
今年の正月はいろいろ良いことが多かったなあ。
 1月7日パラ安全祈願祭
毎年恒例のハング・パラの安全祈願祭が地元の新宮神社で催行。
地元の「とんど」の竹切り出しにも協力。
開始時間が両方共に9時だったので、メンバーの半数ずつ分かれて参加。
今日は30名以上のフライヤーが集まり賑やかであった。
11時ごろ荒谷山テイクオフに上がる。
風は無風に近く、日差しはそこそこある。
吹流しはころころ360度変わる。
プレジャークラブの練習生2名とビジターさん1名がスタ沈!
テイクオフに入ってくる風は山懐からのブローではなく、
テイクオフ場下2mの木の葉はぜんぜん揺れていなかった。
テイクオフ場にダストデビルも発生していたし、ここがサーマルトリガーになっていて
吹流しが靡いているのは吸い込みの風であったのだろう。
立ち上げは出来たが飛び出したとたん無風域で沈下。
荒谷山TOは神の倉に比べて緩斜面なのでスタ沈になったと思う。

今日の一番上げ(最初にトップアウト)はプレジャークラブの斉藤さん。
人が上げるのを見てテイクオフするのでなく、上がるだろうと自分なりの判断で
テイクオフしサーマルを探し、その日に一番先に上げて行った人が素晴らしい。
プレジャークラブの練習生が飛んだ後、斉藤さん12時テイクオフ。
テイクオフ正面プラス50mあたりを5分間ばかり粘っていたので
「テイクオフの上に来てごらん、サーマルがあると思うよ」と無線を入れる。
テイクオフ上空に来て穏やかに上げて行き海抜860mに到達。
ランディングもしっかり八の字が書けて真ん中にランディング。
25分間のフライトだったが、手達れたちを引き出した功績は大きい。
後で聞くとバリオを忘れてしまい、尻センサーだけで飛んだらしい。立派!!
これを見た手達れたちも次々テイクオフし、渋いなかを上げて行った。

いろいろ有って15時過ぎにテイクオフ。
ドン曇になっていたので期待できず。
出てすぐピッピとバリオは鳴くが捕らえきれず。
昨年プレジャークラブの練習生が二人、片翼潰れから当てすぎ?して
フラットスピンに陥りツリーランした。
最近のEN-AやBであれば片翼潰れで何もしなくても
90度~180度で回復するようになっている様だ。
昔は潰れたら生きているほうに体重移動し旋回しないように
ブレークコードっを当てると教えられた。
練習生がフラットスピンに陥ったのは引きすぎたのではないかと思っている。
私のEN-BのバズーZ4で片翼潰して何もしなければどうなるかやってみた。
以前も何度かやってみたがデータを見ることはなかった。
Aライザーをバサッと引き込み半分潰す。
体重移動も当て舵もせずそのままにしておく。
マイナス3m/Secで沈下し180度でキャノピーは回復。
360度旋回で沈下の時間は8秒で、高度ロスは20mであった。
フラットスピンに陥った人は、旋回に入って当てたのでなく
片翼潰れでいきなりブレークコードを引いたのではないかと思う。
何もしないでもこの程度で回復することを証明してみたかった。
ランディングは下でトンドの火を焚いているので廻り込んでサブランに下ろす。

斉藤さんと私のフライトデータ(片翼潰しはNO120から8秒)

 1月13日(土)アウトランディング
明日よりは今日の方がお天気で風も弱そうだ。
風向きは北西風の予報。
一本目は練習生に付き合って神の倉に上がり、飛んでもらって車を下ろす。
風は弱そうなので荒谷山TOはブローが勝っていそうなので荒谷山へ。
上がってみると本流の裏風もしっかり入っているが、無風になったり
風向は360度くるくる変わる。
結構正面から入ってきたので、ダミー及び一番(最初)上げを狙ってテイクオフ。
右ボールでリフトはあり廻すのだが、トップアウト付近だと裏風のローターで
叩かれるのではないかとヒヤヒヤしながら沖に出す。
神の倉ではひーさんが一番手を引き受け中腹で粘っている。
マキゴンポイントまで来たらアップダウンが激しくなった。
尾根上空ならばリフトがあるが細い様なので、イラッと来てハイバンクで廻す。
海抜720mまで来たが荒れた空域なので井原駅裏方面に移動。
3m/Sec前後のサーマルヒットし海抜870m。
廻していると本流北西風の様でフォロー49Kmなのだ。
ベテランたちは神の倉で上がっているので、チラッと谷渡りしようかと思ったが
途中下車も悔しいので志和口方面を目指す。
ゆずりは街道を渡りお寺裏の尾根筋上空へ。
志和口駅裏山に行こうとしたが尾根上空は北西風で上がりはない。
粘ってみたが無さそうなので、県道上空に出ようとして中腹で
2m/Secのリフトをもらい100mゲイン。
しかし見失って平地の田んぼ上空へ移動。
田んぼからは高度があると思い(実は300m)こみ、もう少し上げてやろうと夢中になり
目測だけで高度とランディングを計っていた。
高度200mの頃は沈下率が2~3m/Secになっていたのに気が付かず
粘っていて大ショートのアウトランディング。
夢中になり総合判断を誤るなんて、「とんぼ釣り、今日はどこまで行ったやら」(千代所)。
どんどん子供の判断能力に戻っているのだろうか?
アウトラン罰金と便所掃除のペナルティーを果たす。
来週から練習生と飛ぶ事にして、ファーストサーマルを捕らえる事を目指し
総合判断の訓練いいそしむ事にしよう。
のんべんだらりと飛ぶことはないようにしよう。

 アウトランフライトデータ

 アウトランディングYOUTUBE 動画
 1月25日(木)厳島神社御神能で謡いましょう
毎年4月18日、厳島神社の御神能で広島粟谷明生社中は
地謡で参加させて頂いている。
2014年4月18日の様子。

今年は「猩々」の地謡で参加させて頂く。
謡曲を習おうかという人が年々少なくなってきているのが悲しい。
何とか皆さんに興味を持って頂こうと”晴れ”の舞台を用意した次第。
私たちと一緒に稽古を積み粟谷明生先生のご指導を仰ぎ
皆で地謡を務めましょうとの呼びかけです。
締め切りは今月中です。