2016年 1月   
  2015年12月30日(水)ひなこ来広
今年4月に長男夫婦と初孫ひなこと一緒にハワイに行った。
ハワイでは私の顔を見るたび泣かれてしまった。
その後長男夫婦は気を使ってくれ、スカイプでじーじ、ジージと言わせてくれた。
ハワイから帰ってからは、ひなこは言葉があふれ出てくるようになり
一気に喋れるようになったようだ。
スカイプで私の事をジージと認識しては呉れたが会話は無理だ。
バーバとは質問に答える形で会話が成り立っている。
11時頃新幹線に到着なので、出迎えに行く。
新幹線口は改修中なので、嫁さんが駅舎に行き私は若草町あたりに駐車して待つ。
電話があったのでピックアップへ。
ひなこ(2歳4ヶ月)が車に乗り込んで「おじいちゃん!」の言葉を
期待したのだがまだまだ無理だった。
ジージの顔を見ても泣かないのが成長の証ということにしよう。
東区役所裏の「てっぱん食堂」にてお好み焼きを注文。
ひなこは海老が大好物なのでトッピングで海老入りを注文。
皿に取って貰い子供用フォークで上手に食べていた。
流石、ひなこにも広島の血が入っているので、お好み焼きは大好きらしい。

   

家について、バーバは直ぐにひなこを手なずけてしまった。
手を繋いで2階に上がったり、家中を案内して貰っている。
高校生の時パッちゃんが気に入っていたミニちゃんをずっと抱いている。

 

七五三の時着せようと用意している着物を試着。
七歳用なのでまるで大きいのだが嬉しそうに試着してもらっている。
可愛い帯やリボンやハンドバックや草履もお気に入りのようで
2歳4ヶ月なのに、赤ちゃんでなくもうりっぱに女の子なのだ!

   

夕食は北海道から送ってもらった毛がにを黙々と食べる。
夕食後は嫁さんが日本語教室で使っているカルタや野菜カードを
使って遊ばせる。
もう半分以上は名前を覚えている。
何度でもカード遊びをしてくれとジージにもせがんで来る。
この歳は覚える事が楽しくて仕方ないようである。

   

お休みの歯磨き。
自分でも磨けるところをアピール。
仕上げはお父さんが・・・

  

 2015年12月31日(木)
ひなちゃんのお母さんは仕事のお勉強があるようなので
ジージとバーバとお父さんでお出かけすることに。
ひなこの名前入りの可愛いリュックを背負ってお出かけ。

  

ブックオフに行ってお気に入りの絵本を探す。
伯母さんから買ってあった絵本を沢山貰ったがお気に入りは2~3冊だけで
それを繰り返し読んで貰っているらしい。
ブックオフでお気に入りの本と言っても中身が分かるわけでもなく
表紙がピンクの絵本を取り出して来て大事そうに抱えている。
教育的な本と思って渡すも見向きもしない。当たり前か・・・
自分で選んだピンクの本を(色で選んだ)3冊ビニール袋に入れてもらって嬉しそうだ。
ディズニーの歌のCDも買った。

   

お店を出たところにアンパンマンの絵が施してある飲料水の
自動販売機がある。
自動販売機に近寄ると「おいしいよ」とアンパンマンが呼びかける。
同年齢の男の子が自動販売機の前で買って欲しいのか?泣いている。
ひなこはどう慰めていいのかうろうろしている。
その内、おじいさんと思われる男性が買わずに抱きかかえて行った。えらい!
ひなこは、自動販売機に近寄ると「おいしいよ」とアンパンマンが呼びかけるのが
楽しいのか何度も近寄って行く。
買って欲しいとせがむ訳ではないのだが、何度も近寄って行き
バーバにおいでおいでをする。
お父さんは薬を買いに行っているので此処にはいない。
「お父さんに買ってもいいか聞かないとね」とバーバは言っていたのだが
可愛さに負けてイチゴジュースを買ってしまった。
バーバがからかって「もうないでしょう」と言うと「まだある!」と何度も答え
空箱を手放そうとしない。
余程このイチゴジュースが大好きなのだ。

   

   

   

お昼には種類が多いのでソレイユのフードコートに行く。
何を食べるのか聞くと「ツルツル」と言うのでおうどんを注文。
海老が大好きなので海老天もトッピングする。
お父さんがうどんを短く切ってやれば一人でフォークを使ってツルツル。
大きな海老天をかぶりついていた。
最近のエプロンは大きなポケット付きなので、口からこぼれてもポケットが
受けてくれるので下に落ちる事はない。
親も手伝う事も無く、安心して自分で食べさせる事ができる。

  

食事も終わったので別のスーパーの遊び場に連れて行ってみる。
お母さんはお勉強が忙しいので、出来るだけゆっくり帰ったほうが良い。
別のスーパーに行き、キッズフロアーに立ち寄る。
広さは20畳くらいで、カーペットが敷いてあり大きめの滑り台が設置されている。
ひなこと同年齢らしい子供達が滑り台で遊んでいる。
滑り台に興味はあるのだがお父さんにくっついて動こうとしない。
20分くらい観察して、お父さんが滑り台の踊り場に乗せる。
お父さんが離れると、あーんあーんと泣き出してしまった。
2歳だという女の子が近寄ってきて慰めているのだが泣き止まない。
しばらく放って置いたが泣き止まないので、仕方なくお父さんは抱き下ろす。
何故泣き出したのか理解出来なかったが、大きくなって
過酷な競争社会に生き延びて行けるかちょっと心配・・・
そのうち子供達は誰もいなくなったら、一人で滑り台で遊び始めた。
帰ろう!と言っても滑り台が気に入ったのかやめようとしなかった。

   

 2016年1月1日(金)
今年は買ったおせち料理で元旦を祝う。
ひなこには色とりどりのおせち料理には関係なく
大好きな海老があれば良い。
ひなこにとってはいつもの朝食風景。

   

お出かけするのでパジャマを着替えようかと言うと
おしめパンツから下着・スパッツ・シャツ・ジャンバースカート・靴下を
順番に完全に一人で着ていった。
上手に出来たのでお母さんに「保育所で教えているの?」と聞くと
自然に自分でやるようになったそうだ。
保育所で年上の子がやっているのを見て自然と覚えたのか・・・
子供は集団の中で育てるのが一番早く覚えていくものだ。

   

   

   

バーバの兄から本日の昼食を一緒にしようと昨年電話があった。
11時過ぎに到着して早速昼食会。
ひなこは3度目の訪問である。
残念ながらバーバの兄弟にはまだ孫がいないので、唯一の新家族なのだ。
だんだんに慣れてきて少しおしゃべり出来るようになり
皆さんの笑い声が絶えないようになる。
完全に一人主役で、実家にいるクロ(犬)もメリー(猫)も役どころを失う。
ひなこは犬も猫も身近に寄せてきた事はない。
始めは怖がっていたがそのうち手を出すようになってきた。
初めて生き物の毛や肉体や体温に触ったようだ。
クロ(犬)もメリー(猫)もご主人様の大事なものだと分かっているようで
攻撃の相手ではない事は分かって居るようだ。
しかし序列は自分達より下だと思っている。
姪っ子は絵が上手なので、アンパンマンを紙に書いてくれた。
ひなこはアンパンマンが大好きなので嬉しそうだ。
ひなこの似顔絵も描いてもらったので、皆に見てもらえというと
書いてもらった紙をまず親に見せに行く。
ひなこが私の言う事を聞いて、その通りに行動してくれるのが嬉しい。
帰るときに皆で集合写真を撮る。
来年、再来年で一族の人数が増えるとうれしいのだが・・・・

   

   

  

 2016年1月2日(土)
日頃薪能でお世話になっている護国神社に初参りに行く。
家族の無事を祈る。
皆でおみくじを引いたら、大吉と吉だったので無事に過ごせる事でしょう。
破魔矢やひなこのお守りも買い求める。
内藤さんがいらっしゃったのでちょこっとご挨拶。
屋台を見て廻ったが、ひなこは買ってと言うことはない。
あったかいたまご饅頭を買って、ベンチで食べる。
来年当たりは買い食いの楽しみを覚えるのであろうか?

   

   

初売りのイオンモールに立ち寄る。
バーバはひなこの靴を買ってやる心算でひなこを連れASBeeに入店。
私は買い物は苦手(直ぐに腰が痛くなる)なのでベンチで待つ。
あれこれ見せたがピンクのが気に入ったようだ。
一年も履けない子供靴なのに、私の安物のスニーカーより高い!
隣の子供服のお店を覗くと、ひなこはさっと大きなフリルの付いた
白いスカートを手に取った。
そのスカートを棚に戻させ、親達はもっとかわいい色のスカートを
探す為に一緒に店内を巡る。
外のベンチで観察していると、ひなこは一人戻って来て
先ほどのフリルのスカートを胸に抱える。
一度決めたら梃子でも動かないところがあるようだ・・・
ピンク系のシャツも買ってもらいご機嫌さんのようだ。
昼ごはんを食べて帰宅。
早速買ってきたお洋服に自分ひとりで着替え。
お気に入りのフリフリのスカートを履く為、スパッツを脱ぎ
生足になってスカートを履いた。
こんなに小さな頃から女の子はおしゃれ気が旺盛なのかとビックリ!!!

   

おやつにひなこの好きなイチゴを出す。
バーバはひなこにイチゴのへたを取って洗わせる手伝いをさせる。
上手だと褒め上げて手伝わせるので、喜んでやっている。
バーバは子供の扱いが格段にうまい。
バーバは3歳なら3歳に、10歳なら10歳に、女子高生なら女子高生のレベルに
直ぐに入っていける能力がある。
ひなこはいくつ食べるの?とバーバが聞くと片手を出す。
お父さんは?聞くと指一本!その他も指一本だった。
食べる時は一人づつイチゴを配ってくれた。
独り占めの気持ちはないようだ。

   

  

夕食後、でんぐり返しが出来るようになったのを見てもらおうと
何度も挑戦して成功させた。
新しく出来る事の喜びや褒めてもらう喜びがひなこから沸き立つようだ。
2歳を過ぎると大きな変化をきたす幼児に、タダタダ驚くばかりである。

   

   

 2016年1月3日(日)
今朝はひなこは納豆ごはんをパクパク食べる。
大人になって、納豆は体に良いとか安価だとかの理由で食べるものだが・・・
納豆は変な匂い(外国人は靴下の匂いと言った)だし、
ネバネバシして感触もよくないのに・・・
何の説明もなく、ひなこが納豆を好きになるのは何故なのだろう?

 

昨日買ったフリフリのスカートとピンク系のシャツとスパッツと
靴下を自分で着てお帰りの準備。

 

新幹線の駅舎でお別れのハグ。
素直にハグしてくれたのでちょっと抱き上げる。
初めてひなこから近寄ってきてくれてのハグだったので愛おしさが増す。
次は待ってないで、横浜に会いに行こうか・・・

   

  

  2016年1月7~14日半月板手術
昨年4月パラのハードランディングの為、膝を痛めてしまい
ハワイへは杖をついての旅行となった。
その後O整形外科ででリハビリしていたのだが良くならなかった。
接骨院に行ってリハビリもしてみた。
昨年9月初旬、膝からクリック音がする様になった。
池田外科にセカンドオピニオンで相談に行く。
MRIを撮ってみましょうと言われ、結果はバケツ柄損傷という診断だった。
手術をするならと、マツダ病院の月坂先生に紹介状を書いてもらった。
阿蘇でアキレス腱断裂する10日位前には月坂先生に見てもらい
手術日を決め様としたのだが・・・・・
阿蘇フライトの計画があったので直ぐには手術しませんと逃げた。
手術していれば、アキレス腱断裂はなかったのだが・・・

7日入院

8日手術
昨年の入院説明の時、麻酔は麻酔科でなく整形外科と説明があった。
15時、手術台に乗って背中を出来るだけ丸めて背骨に注射をする。
麻酔科の先生でないのが不安で、心拍の音声は早めのリズムを打っている。
小さなアイスノンで麻酔の効き具合をチェック。
最終的には、冷たさを感じない下腹まで麻酔が効いたようだ。
入院前に咳風邪をひいてしまい咳が酷く、麻酔注射の時
体が動かねば良いがと緊張する。
緊張すればするほど咳が酷い!
半月板のちぎれた部分を切って取り出す手術を内視鏡で行う。
途中先生が「稲垣さん見てみますか?」と声を掛けてくれ
モニターを向けてくれ「この部分を切り取ります」と説明。
ネットで見た映像と同じだったので懐かしい感じ。
手術状況を見せてまらったので安心したら、心拍数も落ち着いた。
手術中も咳は出たが足まで動いたかは不明だが恐らく動けなかっただろう。
麻酔など段取りに30分手術に30分で、思いのほか短時間であった。
21時の消灯の前にトイレに行こうと看護師さんを呼ぶ。
前がはだけた手術着を合わせようと、パンツに手が触れると濡れている。
下半身にも麻酔が効いて、我がコックは緩んでいて咳をするたび洩れていた様だ。
パンツを履き替え車椅子に乗り換えようと、立ち上がると足元が定まらずこけそうになった。
今夜は尿瓶のお世話になることにする。

10日~13日
ニーブレイス(簡易ギブス)を外し傷口に透明フィルムを貼る。
この透明フィルムはばい菌も水もシャットする。
にも拘らず蒸れはしない。伸縮性にも富んでいる。
昔は毎日傷口を消毒しガーゼを取り替えていたものなのだが・・・

田原さんがお見舞いに来てくれ、レーザーカッターでこしらえた
皮製の不良おやじタグを持ってきてくれた。
デザインはプレジャークラブの斉藤さんで、片手にカメラ
足にはレスキューセットを入れたリュックが描かれている。
縁かがりなどプレジャークラブ全員のを斉藤さんがやったようだ。
可愛い作品に仕上がっているので、何に取り付けようか悩ましい。

 

夜になり横になると咳が激しく同室の人達の安眠妨害になる。
夜11時ごろまで談話室で大人しくして、安定剤が効き始めたころ
ベッドにもぐりこむ。
いったん寝付けば4時半頃までは目が覚めないので静かなのだろう。

竹井さんがお見舞いに来てくれ下記知らせてくれた。
可部運動公園をパラやハングの練習場に使用する事を区議会で
審議してもらい許可を貰ったそうだ。
桜の伐採や苗木の植樹費用は我々で負担せよのことだ。
他の県では結構パラエリアへの行政の応援もあるようだが、ようやく広島も
パラグライダーへの関心行政にも芽生え始めたのはうれしい事だ。
我々も過去行政への働きかけをしなかった事の反省もある。

アキレス腱を手術して貰った田中先生が検診に来られた。
アキレス腱周りが強張る事を訴えると、皮膚と筋肉の癒着があるので
強張る感じがあるのだと説明を受ける。
目から鱗で、アキレス腱の縫合部の直りが遅い所為かとの心配は吹き飛ぶ。

14日
内視鏡手術の為傷の痛みもなく、早々と退院。