2011年頑張ってまだまだ書くぞ!リタイヤメント生活も6年目だ!ついに初孫誕生!

春だ!クロカンシーズンだなぁ~

2014年 8月   
 8月8日(金曜日)NHK「アイラブビデオ」取り上げられる 
7月27日の「三次鵜飼舟遊び」の生ビデオをNHK広島放送局の
「お好みワイド・アイラブビデオ」係にDVDを送った。
WMV拡張子の生データの方が画面が綺麗かな?と思ったのだが、係りの女性から
「見ることが出来ませんのでDVDプレイヤーで見れるもので送ってください」と頼まれた。
VOB拡張子に変換して送ったら見ることが出来たようで、謡曲の内容やら色々質問され
どうやら取り上げられることになった。
本日、8月8日NHKの「お好みワイド・アイラブビデオ」(18時45分ごろ)で放送された。
どんな風に編集されているか楽しみにしていたのだが、あっという間に終わった。
鵜飼の鵜が主役であった。
諏訪さんが能管を吹いてくれたので、千秋楽を放映してもらいたかったのだが・・・

YOUTUBE に私の動画をアップします。
三次鵜飼舟遊び


  8月9日(土曜日)孫ひなこ帰広
初孫の向日子(ひなこ)を連れて長男が帰ってきた。
長男の嫁さんは仕事に復帰したので明日からが休暇。
先月からひなこは保育園に行く様になり、なんとか慣れて来た様だ。
お父さんだけで一日以上過ごすのは初めてなのだ。
広島駅に迎えに行ったら、抱っこ紐で良い子にして現れた。
新幹線では3時間以上良い子にしていて、福山辺りから少し愚図ったらしい。
トンネルの気圧変化と音の所為かなと長男は言っていた。

我が家に到着して、長男に抱っこされていても私の顔を見て泣き始める。
ひなこの後ろにいても、振り返り私を見つけて泣き始める。
バーバが抱いたら10分ばかり泣いていたが泣き止み、後は大人しくしていた。

   
  泣いた顔も可愛い        そうめんをツルツル

ひなこの昼食はそうめんだったが、短く切って食べさせたら沢山食べた。
ひなこは夕食の引き割り納豆や茄子のスープで柔らかめごはんをバクバク食べた。
お母さんが居ないのでどうなるのかと心配したのだが・・・
長男はイクメン君を平生やっているようで、おしめの取替えも手馴れたものだった。
お風呂もお父さんが入れ、初めての寝かせつけも長男が行う。
いつもはお母さんのおっぱいを吸いながら寝るらしいのだが
お父さんで寝付いてくれるか心配した。
長男が30分位して2階から降りてきた。
どうやら無事寝たらしい。

 
  お父さんはイクメン

バーバは抱いたりあやしたりしていたが、ジージの出番は
ビデオを撮影することぐらいだ。
ジージがあやすと泣かれてしまう。
抱くとそっくり返って嫌がり大泣きなのだ。とほほほ・・・
お父さんに抱かれていたら、気になるのか振り向いてジージの顔を見て泣き出す。
盆休みの間に、何とかジージである事を認識してもらいたいものだが・・
  8月10日(日曜日)お母さん到着
昨夜台風11号が四国に上陸なので、飛行機をキャンセルして
新幹線にするかどうか悩んだ。
飛行機は羽田の一番機で7時出発なのだ。
兵庫県上陸すれば台風の勢力も弱まるだろうし、風向きによっては弱くもなるだろう。
飛行機は横風には弱いのだが、アゲインストならば25m/SecでもOKらしい。
もっとも最終判断は機長が下すのだが。
朝7時の敏なので飛ばないとなれば新幹線に乗り換えれば良い。
ネットで調べると羽田からはテイクオフした。
状況によっては福岡空港か引き返しますとコメントが付いていた。
定刻になって、広島空港に到着したと電話があったので迎えに行く。
ひなこはお母さんの顔を見て泣いてむしゃぶりついて行くのかな?と
思っていたら普通に抱かれた。
その足でバーバの実家に行く。
バーバの兄弟達がご馳走をして迎えてくれた。
今年の正月はまるで赤ん坊だったので誰にも抱かれたが、今回はそうは行かなかった。
バーバの実家は大きいので、その内ひなこが運動会が出来るだろう。
ひなこは何処の家庭も初孫が居ないので、皆さんに大変喜んでもらった。

   
 田舎のお家は走ってもいいのだが・・    兄弟中で初めての赤ちゃんなので・・

ひなこは一日ぶりのおっぱいなので、お母さんのシャツをひっぱっては
おっぱいを覗き込んでいる。
お母さんも昨日はおっぱいが張って、痛くて絞ったそうだ。
夕食はバーバ特製のハンバーグとパンプキンスープでご飯をバクバク食べた。
夜はお母さんのおっぱいで安らかに眠りに付いた。
  8月11日(月曜日)両親はゴルフに
本日は長男夫婦でゴルフにお出かけだ。
ひなこを一日預けて置いて、ひなこをジージとバーバに慣れさせようとか?
孫を専属に抱かせようと言う配慮か?
とにかくバーバは張り切っている。
二人が出かけるときは、ちょっと泣いたが直ぐに治まる。
一ヶ月の保育園経験がひなこを強くしたのかな?
しかし、心なしかじっと我慢しているように見える。
お母さんと一緒のようには、心から笑わない気がする。
午前のお休み時間だったので、抱いてあやしていたらやがて眠った。
30分くらいで起きてしまった。
気晴らしに、お出かけしようと「トイザラス」に出発。
まだ5~6歩しか歩かないのに靴を買うことにした。
店員さんに靴の事(寸法など)を聞くと青い靴を出してきた。
バーバはむっとして、「ピンクの靴をお願い」。
家族は可愛い!可愛い!女の子に見えるのに・・・
ピンクの可愛い服も買う。
お風呂で遊べるおもちゃも買ってしまった。
「トイザラス」にとってはジージやバーバが大得意さまである。

家に帰ってみると東京から母方の従弟達が3人玄関の前に立っていた。
ジャストタイミングで到着だった。
私の1歳年上の従姉は石垣島隣の小浜島に移住して芭蕉布を習っている。
5歳年下の従妹はひなこを直ぐに抱っこしてあやした。
保育士よりも上手の様で、ひなこをきゃっきゃと言わせていた。
うちのよめさんも従妹も一瞬で相手の年齢に合わせられるようだ。
ジージはてらいが有って、なかなかそうはいかに。

15時ごろパラ仲間の玲子さんが小学校5年生のなおちゃんを連れてきた。
服とスカートと靴下までコーディネイトして買ってきてくれた。
玲子さん曰く「うちは男の子ばっかしだったので女の子のお洋服を買ってみたかったの」
ひなこは小学5年のなおくんに手を延ばしている。
保育園の男子保育しに抱かれると泣くはずの、男嫌いのひなこが
男の子に手を出している!
保育園で子供同士では仲良しなんだ。
ジージもお仲間に入れて欲しいのだがまだまだ時間が掛かりそうだ。

   
  イケメン君には興味があった        私にはまだ大きい

赤ちゃんにとって序列は歴然としている。
我が家に在っては、一番はお母さん、二番はお父さん、三番はバーバ・・・
ジージには順番も出番もない。
お母さんもお父さんも居なければバーバに大人しく抱かれている。

長男夫婦がゴルフから帰って来た時はお昼寝中だった。
目覚めた時両親が居たので「何処に行ってたの!!」との抗議の泣き声は聞けなかった。
とりあえずお母さんのおっぱいにむしゃぶりついていた。
夜は何度もおっぱい攻撃に行ったそうだ。
 8月12日(火曜日)今日はまったりと
今日は長男の嫁さんの休暇が切れるので横浜に帰る。
ひなこと長男は広島に残る。
お母さんは母子教室で習った歌を歌いながら赤ちゃん体操をさせている。
ひなこはきゃっきゃ、きゃっきゃと大喜びである。
歌と振り付けを考える大人の感性は、どういうことになっているのかと感心する。

お母さんとたっぷり遊んで、15時過ぎ広島駅にお見送りに行く。
お母さんが車を降りたのだがお父さんに抱かれているので泣きもせずバイバイ。

   
  お父さんに食べさせてもらうの       どんな夢を見ているのかな

夕食は茄子スープとハンバーグをバクバク食べていた。
お休みは長男があやしても泣いて、頑強に抵抗し寝ない。
バーバが抱いて寝かせつけたが、体をそっくり返して泣くばかり。
もう一度、長男が添い寝したらやっと寝付いてくれた。
お休みのおっぱいがしゃぶれないので、情緒不安定なのか・・
 8月13日(水曜日)
ひなこに朝食を食べさせ、長男はゴルフの打ちっぱなしに行った。
バーバは掃除や洗濯が忙しいのでジージが面倒見よ!と言う。
今はジージとバーバしか居ないので、ジージの序列はNO2である。
パラ仲間の河原さんから預かっていたベビーカーにひなこを乗せてみる。
泣く事も無く、意外と大人しくしている。
泣かれると人さらいに見られるかも、と心配しながら団地内でベビーカーを押す。
誰が押しているのかわからない所為か、ベビーカーが楽しいのか大人しくしている。
団地の上の変電所まで行ってみる。
静かにしているので寝たのかな?と顔を覗き込んでみると目は開いている。
ジージの顔を見ると泣く。すぐに顔を引っ込めると泣き止む。
顔つきは緊張感一杯のように見える。
緊張で泣くことも出来ないのか!と思い早々に家に引き返す。
バーバは二階で掃除をしている。
一階で抱いてあやしてみると、何とか泣き止んだ。
何とかひなこと新たな関係を構築しようと期待したのだが・・・
バーバが気になって降りてきた足音で振り返り泣き始めてしまった。
またしてもジージは序列外に弾き飛ばされてしまった。

長男が打ちっぱなしから帰ってきたので、安芸中央霊園の親戚の墓に盆灯篭を建てに行く。
ひなこは自分で食べるのだと手掴みで食べる。
顔をご飯だらけにして食べる様も愛くるしい。

  
  ご飯にむしゃぶりついてます       口に入らず顔一杯に

さて、明日の一番機で横浜に4人で行くことになる。
16日17日に横浜でパッちゃんとスーちゃんに遭う事にした。
16日に横浜駅で二人と待ち合わせて横浜観光をする予定。
17日は長男の家に行ってひなこを見てもらう。
二人とも赤ちゃんは大好きであやすのも上手なのだが・・・
二人は我が家のホームステイ姉妹なのだが、まだ顔を合わせたことが無い。
パッちゃんは盆休み、スーちゃんは大学は夏休みで9月終わりにはスリランカに帰る。
二人とも大喜びをして、16日を楽しみにしている。
 8月14日(木曜日)横浜へ
朝一番の飛行機で羽田へ・・・
ひなこは乗り物が好きなのか、車でも直ぐに寝てしまう。
飛行機の気圧変化などで泣かないかと心配したが、直ぐに父親の胸で寝てしまった。
羽田からリムジンバスでJR横浜駅に行き、市内バスで三渓園入り口前に降りる。
長男の嫁は一年の産休も終わり、今月から職場復帰をした。
バーバは溜まった洗濯をしたり夕食の支度をしたりひなこの相手をしている。

16日にはパッちゃんとスーちゃんが横浜に来るので、様子を知ろうとバスで出かける。
横浜駅の構内やバスターミナルやそごうデパートなどを探索。
横浜駅からみなとみらい21方向へ歩いて行ってみる。
そごうデパートを抜け日産グローバル本社を通り抜け
109シネマズMM横浜の2階に上がり冷房に当る。
暫く歩いて横浜美術館まで来たので引き返す。
横浜駅からバスに乗ろうとするとバーバから電話有り。
長男の嫁さんの実家からトマトが沢山送られてきているので「トマトと牛肉の
オイスターソース煮込み」を作るので牛肉を買ってきてくれと言う。
初めて「デパ地下」に入ってみた。
横になってすり抜けないといけないほどの混雑である。
惣菜や菓子類が何故こんなに集客力があるのか想像できない。
店員さんに肉を売っているところを聞いてみる。
スーパー部門は奥の方にあった。
肉のパッケージには牛肉とか豚肉とか書いてなく部位の名前が書いてある。
肉屋の男性に「スキヤキにする牛肉はどれですか?」と聞く。
「こちらの肉は柔らかくて美味しいですよ」と薦められたパッケージを見ると1580円だった。
「スキヤキでなくトマトと煮込むのですが・・」と説明するのだが900円のパッケージを
見せながらも1580円のを薦める。
めんどくさいので「それではそちらを下さい」と言うと「脂身をお付けしましょうか?」と聞く。
「は??」  「スキヤキにするには脂身が・・」  「スキヤキにしません」
「ところで何グラム入りですか?  「200グラムです」
40年ぐらい前、母親と肉屋に行った時はグラム百円台だったような・・・
買って帰ってバーバに「トマトと煮込むのに高いお肉はいらんでしょう」と叱られる。

  
   ハーイ                   ごちそうさま

 8月15日(金曜日)中華街と山下公園探索
バーバと中華街と山下公園の探索に出かける。
バスの山下公園前で降りて、一時間ばかり氷川丸を見物。
昼近くになったので中華街に入ってみる。
ここは若い人たちが何処から湧いたのかと言うほどすれ違うのも困難である。
2割くらいは中国語を話しているようだ。
中国からの観光客も押しかけているらしいが、日本に来てまで中国料理食べなくても・・・
裏通りに一間間口の普通の食堂のような店に「竜雷太が安いと絶賛の店」と看板がある。
金額は昼食セット680円と面白そうなので入ってみる。
エビチリや豆板醤など一品にわかめスープとご飯とザーサイのセットである。
中華料理は結構量が多いので一品だけでも食べきれずご飯も残した。
元町地区も観光客の多いと聞いたので歩いてみる。
買い物は一直線で行って買ったら直ぐに帰る主義なので
ブラブラ見ながら歩くのは一番くたぶれる。
ブティックのお店の前には椅子が用意されている。
奥さんが店内で見ている間、旦那は外の椅子に座って待つという寸法なのだ。
店の知恵を絞った戦略に感心する。
少し汗をかいたのでクーラーの効いたマリンタワーに上ることにした。
90mばかりの高さであったが、横浜市街地や横浜港の全貌も見渡せる。
台風の余波で風が強くなんだかタワーが揺れているようでちょっとフラッとした。
マリンタワーは明日の夜上がって、夜景を楽しむことにしよう。

  
  氷川丸サロン                氷川丸

 8月16日(土曜日)パッちゃんとスーちゃん
パッちゃんとスーちゃんはまだ会ったことは無い。
パッちゃんはIHIに就職、スーちゃんは9月まで宇都宮大学に在学中。
我が家のホストシスターで、将来二人が会うことは大変難しいと思われる。
この機会に横浜で会おうと提案したら二人とも大喜びだ。
今朝10時、JR横浜駅のみどりの窓口で待ち合わせとした。
40分前に到着してしまったので嫁さんと喫茶店に入る。
パッちゃんとスーちゃんは直接会った事は無いが、このHPを見ているので
二人とも写真は載せているので顔は知っているだろう。
私らが居ない状況の中で二人が出会うというのも、ちょっとした
感激があるのではと思い遅れて行く事にした。
10時5分頃と遠くからみどりの窓口を見ると、果たして二人は楽しそうに話をしていた。
駅構内の雑踏の中、二人と久しぶりのハグ。

前日横浜をどう歩くか息子夫婦に相談した。
まず横浜駅近くからシーバスに乗って山下公園に行く。
海からみなとみらい21や山下公園を見ようと言うわけである。
シーバスの船着場に行くと”ピカチュー”のイベントをやるようで被り物を配っていた。
二人とも赤レンガ倉庫やみなとみらい21はそっちのけで”ピカチュー”に行くと言う。

  
  娘に腕をとられてご満悦        嫁さんはすぐに相手と同年齢になれる

シーバスで山下公園で降り、中華街で中華の昼食をとる。
12時前にレストランに入ったので直ぐに座れた。
その店は2200円で食べ放題の店だったが、我々は単品注文した。
一品を4名でシェアーしても充分な量であった。
6品頼んだので余ってしまった。
それでも杏仁豆腐は別腹とばかりと〆。

  
  ホストシスターとして仲良く         スイーツは別腹

中華街入り口から地下鉄に乗りみなとみらい21駅に行く。
イベント会場の大ホールに行くと入場者が150mくらい並んでいた。
無料なのでチケットの捥ぎりは無いのだが、手荷物検査があるので並んでいるのだ。
30分くらい並んで会場に入ることが出来た。
大きな3段のやぐらが組んであり、浴衣姿の司会のお姉さんがピカチューと皆さんが
一緒になってピカチュー音頭で盆踊りを踊るよう指導している。
子供が圧倒的に多いのかと思っていたら4割くらいで、若い男女も3割くらい居た。
パッちゃんやスーちゃんが嬉しがって走り回っているところを見ると
私には分からない魅力があるのだろう。
入場料が無料でこんなイベントが何故成り立つのか分からない。
無料で配るピカチューのお面と団扇に小さく企業名が書き込まれているくらいだ・・
大都市になれば何でも成り立つことが可能のようだ。

  
 ピカチュー音頭で一踊り          恥ずかしいが記念写真

赤レンガ倉庫郡にも寄ってみたが、中は横にならないとすれ違うことができない。
早々に出て山下公園に向け歩いていると大雨が振り出す。
レストランに飛び込みパフェを頼んで1時間以上話しこむ。
今夜泊まるホテル(エスカル横浜)は息子が手配してお金も払ってくれていた。
息子は二人とも正月に帰郷した時に会っているので、お兄ちゃんの責務を果たした。
ホテルにチェックインして、クーラーの効いた部屋で1時間ばかり話をする。

  
         パフェで一時間以上雨宿り

お昼の中華料理がまだ胸につかえているので軽く食事することに。
ホテルの隣に「サイゼリア」があったのではいる。
何かメニューが間違っているのではないかと思うほどに安かった。
ホテルの名前が”エスカル”、メニューに”エスカルゴ”があったので注文した。
二人とも”エスカルゴ”は知らなかったので、一個づつ食べさせ「カタツムリ」である事を明かす。
女の子はやっぱりスイーツで〆、マリンタワーに上る。
横浜の夜景もなかなかのものだった。
ホテルは中華街の門の近くにあるので送って行き、バスで息子の家に帰る。

  
 マリンタワー 山下清のタイル画     みなとみらい21の夜景

 8月17日(日曜日)二人ともずっと”ひなこ”と・・
朝10時過ぎ、ホテルに二人を迎えに長男の運転する車で行く。
チェックアウトが10時だと気が付かなかったので、フロントから電話あったらしい。
二人とも長男とは一瞥以来なのだが、ホストブラザーなので
「おにいちゃん」の気持ちはしっかりあるようだ。
二人とも高校生から成長し若い女性となっているし、長男は結婚して
一児のパパになっているのでお互い少し面映い感じだ。
家に着いてご挨拶済ませて、二人はずっとひなこに付きっ切りである。
二人とも我が家にいる時から、子供が大好きなのだ。
パラ仲間の子供達を上手にあやしていたなあ・・

満一歳のひなこは外国人を見てどんな反応を示すか心配していたのだが・・
スーちゃんの顔立ちは日本人と大分違うので、お母さんに抱かれたひなこは
スーちゃんをじっと見ていた。
ひなこが泣き出したら、スーちゃんが可愛そうだなあと思っていたのだが・・
スーちゃんとパッちゃんはずっとあやしている。
スーちゃんが何度か手を差し伸べていたら、ついにひなこの方から
スーちゃんに手を伸ばし抱かれて行った。
ジージの場合は声をかけただけで、ひなこは泣いてしまうのに!
スーちゃんもその事(顔立ちが違う)は考えていたようなので
ひなこから来てくれたので大興奮であった。
長男夫婦や私達はそっちのけで、二人は昼食を挟んで4時間
ずっとひなこを抱いたりあやし続けたりして楽しんでいた。

   
    子供大好きなパッちゃんすぐに打ち解ける


  
    二人とも4時間ずっとひなこを放さなかった


歩いて3分の三溪園へ二人を案内しようと思っていたのに・・・
スーちゃんは大宮で、お世話になった人と夕方会う事になっているので
15時すぎお別れとする。
私はこの家で二人とお別れのハグ。
スーちゃんは別れを惜しんで泣いてくれた。
70歳と言えばスリランカでは大いなる年寄りなのだろうから・・
次に会える時が来るか心配してくれたのか・・・

   
   お母さんといる時が一番リラックスしている


  
  寝顔は天使                ジージもお昼ね

ホストシスターズの動画
 8月18日(月曜日)
今日から長男は最寄の駅まで自転車で出勤だ。
7時半頃ひなこを自転車に乗せ保育園に送り届ける。
ひなこはヘルメットをかぶり自転車の前のかごに大人しく乗っている。
お母さんはバイク乗りでもあったので、ひなこは自転車の
前のかごに乗るのが気に入っているようだ。
今日休みを取った長男の嫁に8時過ぎ横浜駅に車で送ってもらう。
嫁さんはこの長男の嫁を大いに気に入っているし、感心もしている。
どちらかと言うと寡黙の方だが、見逃しそうなところにも
ちゃんと心遣いが行き届いている。
横浜駅周辺の地下道入り口で下ろしてくれ、バス道路に停車して
入り口に間違いなく入っていくか見守ってくれている。
そこまでボケ老人ではない!ちゅうに・・・

横浜駅からリムジンバスで羽田空港へ。
当日シルバー空席割引を始めて利用する事にした。
65歳以上で当日空港で空席があれば、ワンフライト13300円で利用できる。
例えば千歳空港から那覇空港でも13300円なのである。
お盆休みも終わったので空席はいつでもあった。
正規運賃を払っている人には申し訳ないが、航空会社も空気を運ぶより
当日出発に空があれば乗せる方がよいのであろう。

今年のお盆は、ひなこと9日間も過ごすことが出来て幸せだった。
なかなかジージに抱かれようとしてくれないのが心残りだが・・・
パッちゃんとスーちゃん達とも二日間過ごせたのも嬉しいことだった。
 8月20日(水曜日)土砂災害発生
昨夜パソコンをやっていて、ガンガン雷鳴が鳴り響き
近くの変電所に5~6発落雷した。
土砂降りの雨が叩きつけている。

今朝テレビをつけると安佐南区の八木地区で土石流が発生しているようだ。
八木3丁目に80歳の従兄弟が住んでいるのだが・・・
電話をしてみるも繋がらない。
夕方、牛田に住んでいる従兄弟に電話してみる。
兄弟なので連絡はついていたが、電池が少ないので明日にしてくれということだった。
夜に電話をくれて安の息子の家に避難しているとのことだった。
当夜は2階に避難したそうだ。
奥さんは車椅子生活なので、明け方消防隊員が避難の手助けに来てくれ
背負われて我が家を脱出したようだ。
グーグルアースで八木3丁目26---の住所を検索してみると
住宅が10軒ばかり流された5軒下流の位置だった。
家の周りは土石流が積もっていてしばらく帰れないだろうと言っていた。
助けが要るようになったら電話をくれるように行っておいた。
 8月28日(木曜日)
従兄弟から電話が無いので様子を見に行く。
テレビでよく放映される屋根が橙色の県営住宅の5軒下流なのだ。
車は駐車する所がないだろうから、河川敷を覗くと土砂の仮置き場近くに
ボランティア用の駐車場を確保していた。
30分くらい歩いて県営住宅を目指す。
車道は流木や土石流が1~2m積もっていて歩ける状態ではない。
路地から路地を巡って見当をつけて従兄弟の家に辿り着く。

家の前の車道には2.5m位の流木や土石が積みあがっている。
敷地内は1.5mの土砂が積もっている。
テラス戸のガラス30cm位まで汚れがついている。
テラス戸のガラスが割れなかった所為で、リビングへ泥の侵入は免れていた。
山側の勝手口は土石流で壊れてしまい、キッチンの床には泥が流れ込んできた。
家の前に駐車スペースを広く設けていたので、山からの土石流直撃は免れた。
上の家も、下の家も土石流の直撃を受け一階部分は破壊されていた。

家には従兄弟の娘と応援の女性2名が床や畳の掃除をしていた。
拭いても拭いてもまさ土の泥は落ちない。
従兄弟(80歳)の県工の同級生が3名応援に駆けつけていた。
昔の呼び名「イナチャン」などと呼び合う今でも高校の同級生だった。
ボランティアも昨日から入ってくれだし、敷地内に溜まった泥を
土嚢袋に詰め込み片付け始めてくれた。

床の拭き掃除やサッシの拭き掃除を手伝う。
畳みを跳ね上げ、床板をはぐった床下を見ると5cm程水が溜まっている。
木造住宅なのでこの水は何とかしないと・・・
八木地区の建設機械リースのリョウキに電話すると水中ポンプがあるという。
手に提げるには重いので担ぐ棒を探して従兄弟と二人借りに行く。
被災者だと説明したお陰か、新品の水中ポンプと20mの排水チューブセットで
一日500円で貸してくれることに・・
電工ドラムで長く電気を引っ張る必要があるので追加して借りる。
結構重く二人で担いでいるのだが肩も痛くふうふう言いながら家に辿り着く。
80歳の従兄弟にはきつかったかも・・・

和室の床下を掘って水溜りを造り水中ポンプを作動。
勢い良く吸ってくれるが、小さな水溜りはすぐになくなる。
あまり空廻いさせると加熱して壊れるといけないので
水がなくなると電気を止める。
吸っても吸っても次々水は流れてくる。
隣の和室の床下も掘って水溜りを作る。
二部屋を交互に吸い出すのだが流入が止まらない。

本日のボランティアは20名近くが敷地内の泥を片付けてくれた。
玄関先の駐車場には3台車が埋まっているので
重機で無ければとても片付かない。
敷地内の泥が1割くらいは片付けられたが毎日来てもらっても
10日は掛かりそうで、何時まで来て貰えるか不安が走る。
ボランティアたちは黙々と手を休めることも無く、一生懸命作業してくれている。
仕事を休んでまでボランティアに駆けつけてくれる若者が、こんなにも沢山居る。
混沌とした世の中だが、まだまだ日本も捨てたもんじゃないなあと・・
 8月29日(金曜日)
今日も従兄弟の所に行く。
昨日はサッシを外して戸車部分に入った泥を洗い流した。
テラス戸なので大きく3人掛りで戸を外すのだが
ガラスが入っているのでものすごく重い。
倒したらガラスやアルミ戸が壊れてしまうので思わず力が入った。
昨夜は背中の筋肉が痛んだようで、息をするのも痛かった。

一軒上の家の前の道路で警察が手堀で捜索している。
行方不明者が2名に減ったと言う事は、明日あたり従兄弟の家の前で
最後の行方不明者が発見されるのかとドキドキしている。
家の前の道路には流木や土石が2m以上積み重なっている。
警察は全国各地から召集されているようで、二十歳代の若者が作業している。
連日の作業で若い彼らも疲れが溜まっているようだ。
今日は行方不明者の捜索なので、家の前には立ち入り禁止のテープが張られ
ボランティアも入って来れない。
5軒上の県営住宅の方は重機が入っているので片付き始めている。
下のほうも重機が入って大分片付き始めたが、ここら辺が最後になって
ボランティアも居なくなるのかと心配だ。

今日は床下に溜まった水を水中ポンプで排水作業。
排水しても次々水が流れてくるので上の段から流れてくるのかと心配。
家の裏口側は未だ1.5m土石が残ったままなので状況が分からず・・・
時期が来れば市の方が床下や家周りの消毒をしてくれるそうなんだが何時になるやら。
我が家の古い扇風機を持参して床下を乾かそうとしているのだが、
まだ水が溜まっているので何時のことになるやら・・
キッチンの床下は、床下収納庫のバケットを取り外し扇風機を逆さまにして風を送る。
敷地内の土砂が片付かないことには、家を洗う事もできない。
下水管は泥で詰まっているので、キッチンもトイレも水が使えない。

従兄弟は80歳なのでダウン寸前なので休息のため明日は休日とした。