2004年クロカンシーズン突入だ!
もうすぐクロカンシーズンだなぁ〜

2005年 9 月   
9月3日(土曜日)
予報は南南西で風も強くない。
夏日のようでサーマルも期待できないと読んで、河原さんと相談して高照寺行きと決定。
急だったので高石さんと3名しか集まらなかった。
仕事をやり残していたので、朝会社に寄り済ませる。
田方で2名をピックアップして高照寺に行く。
12時ごろテイクオフに。ジモピーは1本は飛んだ様子で、3機ばかりが+100m位でフライト中。
テイクオフは微フォローでウェイティング。

先程山本さんから、1機1000mで飛んでいますとの事だった。
せっかく高照寺迄来たので、それなりの飛びをしないと・・・・・・
微フォローが続く。2機は+100mでステイしている。
辛抱の出来ない私は、無風を狙ってテイクオフ。
リフトが無い!ちょこっと有った!1周のうち半周しかリフトが無い!
15分間のた打ち回って、あえなくランディング。
ステイしていた2機も降って来たので、なんとか気を沈める。

テイクオフはフォローが続いているようで、河原さんがランディング場まで
ピックアップに来てくれた。再度テイクオフに上がるもフォローは続く。
上空では積雲がポコポコ出来ては、消えているのだが・・・・
ジモピーが数人テイクオフしてやっとサーマルで上げ始めた。
河原さんテイクオフして右沖で上げている。
私は1度ぶっ飛んでいるので、慎重にテイクオフ。
ボルタック沖50mで強いサーマルゲット。
しかし、フォローも入っているようで、山頂付近は荒れていて1/3つぶされた。
ボルタック上空に流されないように気をつけながら上げていく。
高石さんも低空から上げてきた。そして、北方面に走っていった。
暫くして高石さんをみると1000m以上上げているようだ。
ボルタック稜線ばかりでは上げきれないので北方面沖に出してみる。
低い山なみのところから良いサーマルが上がっていた。
廻し続けていると、上空で積雲が発達している。
高圧電線上空くらいなので、「ここは1000mの高度制限はずれていますか?」と無線入れる。
俵さんから「はずれていますので上げ切って下さい」との返事。
本当はもう少し高照寺山に寄ったほうが積雲の中心になるのだが、高度制限区域に
かかってもまずいので、雲の端で廻し続ける。
結局雲低まであと200m(高度1400m)であったが、それ以上は上げられなかった。
高石さんは、焼却場煙突上空に居て廻し続けている。
自分は錦帯橋方面とちらっと思ったが、夕方5時には帰りたいと河原さんが言っていたし、
ワングライドではちょっと届きそうにない。
柱野駅なら軽いのだが・・・。
本日は自重して高石さんが居る焼却場の煙突を目指す。
雲が流れてくるので、高度を失わず煙突上空に。高石さんは氷室を取りに行った。
私も氷室に向けかけたが、アゲインストで雲も無くなったので、シンク音ばかり。
しかたなくランディング場にまっしぐら。途中になにもなくランディング。

高度制限区域外で1400mまで上げ1時間ばかりのフライトだったので、一応満足としよう。
夕方正面アゲインストが入り始めたので、3名でもう一度テイクオフに上がる。
2名ともレベル位で一時間は遊んでいた。
私は20分ばかり飛んで、レベルキープがきつくなったので、トップランし、車を下ろす。
9月3日(土曜日)

先週画家の木原さんから「那智黒石」を頂いたので、親の墓所に敷く。
少し土も見えていたので、きれいに良くなった。
木原さんありがとうございました。


昼から雨予報の為、パッちゃんを連れダイヤモンドシティに
「日本語能力試験3級」の本を買いに買いに行く。
パッちゃんは頭もよいし、女学院での日本語のサポートも素晴らしいので
日常会話はほとんど不自由は無い。
本当は2級にチャレンジさせたいところだが、漢字が沢山出てくるので、もし不合格になったら
タイのご両親に申し訳ないので、本人の希望どうり3級の本にした。

 嫁さんの実家の”クロちゃん”と 民族衣装。AFSのキャンプで踊りをご披露したらしい

9月10日(土曜日)
昼から雨予報だったので、シニア料金(1000円)で映画でも見ようと、「バルト11」に出かける。
チケットを買うのに並んでいると山本さんからпB
神の倉は青空も見えて飛べていますとの事。急遽神の倉へ出勤。
NHKのディレクター氏が映像を撮るの為に来ていた。山本さんがタンデムするらしい。
私の車で上がろうとしていると11:30頃神田さん登場。7名となったので、神田さんの車で神の倉へ。
山本さん、石井さん、阿部さん、木原さん、稲垣、ディレクター氏神田号に乗り込む。
テイクオフは南西2m位の風。
ギリギリリッジがとれるが+50mが精一杯。
私もテイクオフして、5分ばかり飛んではリフト成分弱くなるとトップランを2回繰り返した。
そのうち皆さんテイクオフしても、ぶっ飛びにならないリッジ風で遊び始めた。
私もテイクオフして少しリッジで遊ぶ。
時々強めのリフトはあるので、廻してみるのだが、一回転すると、見失うので続いていないのか?
今日は西成分もあるので、南の屏風を目指す。案の定±0mで稜線を移動出来る。
南の屏風に+50mでたどり着くと、後ろから石井さんが追いかけて来た。
二人で20分ばかり遊んだが稜線以下に下がったので、ランディング場へ。
雨予報の中、小一時間飛ぶ事が出来たので、良しとしよう。

9月10日(土曜日)
今日台風の後片付け掃除である。私と田中さん、河原さん、木原さんはサブランに草刈に行った。
草刈機2台持参し、一台はチップソーでなくナイロン紐の刈歯である。
造成中で石が多いので、ナイロンヒモは大いに役立った。
結構広かったので、一時近くまでかかってしまった。
東屋に帰ると井口夫妻が来ていた。マキゴンは大きなお腹をしていたが、元気そうだった。
元気な赤ちゃんが生まれますように・・・
マキゴンが「私が来るとパラが落ちる!先週も3機落ちた!」と不気味な事を言う。
「自分が飛べないので、お腹の子と2馬力で無意識に呪いを送っているのだろうから早く帰れ!!」と冗談を飛ばす。
「先程まで向原は夕立の様な雨だった」と言うのでとりあえず1本と飛ぼうと荒谷山へ上がる。
田んぼの造成は年内には工事が無いので、一応XC練習生まで使用可能となったのである。
久しぶりの荒谷山なのでいい飛びにしようと思ったが、何んともリフトがない。皆さん共々ぶっ飛びに終わった。
田中さんが車を降ろしてくれて、そのまま神の倉へ。
疲れ果てたので、テイクオフで眠ってしまって4時頃目を覚まし学生のテイクオフを見て車を降ろす。
早くクロカンベストシーズンなならないかなぁ〜・・・・。
パラグライダー体験会

ハング・パラグライダー体験会実施要綱

日時・・・10月1日(土)2日(日)
時間・・・9:30〜15:00 一日のみの参加も可
     (雨天の場合は10月15日(土)16日(日)
場所・・・テージャスランチ (安芸高田市甲田町上甲立)
定員・・・50名程度 ※申し込み多数の場合は抽選
参加費・・3000円(2日間希望の場合は6000円)
申し込み方法:住所・氏名・電話番号・年齢・性別・参加希望日
       ハンググライダーまたはパラグライダーの希望を記入して下記まで
       
〒733−0843 広島市西区井口鈴が台1−7−12
          広島市ハンググライディング連盟 藤本修文宛
          ※80円切手と返信用封筒(住所・氏名を記入)を同封の事
締め切り・・・9月20日(火)必着 
       ★対象は17歳以上の男女で、未成年者の場合は親の承諾が必要。
                            (承諾書は連盟で用意)
                             問い合わせ 藤本修文
         電話 082−277−5623
         
        またはスカイラブ・・・土日祝日のみ082−828−2552
9月17日(土曜日)
晴れで南西予報である。少し早め9時過ぎに家を出る。10字前に東屋に到着。
山本さんと高石さんが来ていて、木原さんと森本さんが神の倉に上がっていた。
荒谷山も南から入っているので河原さん、高石さん、指江さん、田中さんの5名で上がる。

リフトのある風でない。立ち上げて見るのだが今一出る気がしない。
少し強めの時リッジを狙って私が一番でテイクオフしてしまった。
ボール奥で林道上を行くと、一番奥でようやく上がり始めた。キコキコやって何とか山頂レベルまで上がる。
河原さんもテイクオフしてきて、20分ばかり二人で壁磨きをするも山頂レベルを抜けきらず、
リフトが弱くなってきたので私はトップラン。
河原さん、スルーし、前の南の小山へ。しかし、リフトに恵まれず、サブランへ。足刈もサブランへ。
私が車を降ろすので皆さんにテイクオフしてもらう。マキゴンポイントで粘って高石さんはメインランディングへ。
指江さんは、テイクオフレベルまで戻したがサブランへ。

もう一度全員とドイツ人を乗せて神の倉に上がる。
風は南西で入っている。やっぱ、私が一番で出てしまった。
レベルよりは下がりはしないが+50m程しか上がらない。
2周廻してみたが上げきれない。
山本さんが、NHKの予備撮影での為のタンデムフライトの準備をしている。
リフトもなくなりそうなのでトップラン。

今日は女子アナ?(レポーター)含め5名が来ての取材であった
山本さんのタンデムの準備も終わりそうなので私が露払いで先にテイクオフ。
ギリギリ、リッジが取れる程度。
ハーネスを付けられ、テイクオフの決意をするまで、女子アナ?(レポーター)はピーピー言っていたらしい。
タンデム機はテイクオフして、トップアウト出来なかったが、女子アナ?(レポーター)は
テイクオフのカメラに向かってきゃーきゃー言っていた。
さすがプロのレポーター。良い絵が取れたかも・・・・

少しリフトがあったので、南の屏風を目指す。西成分があるので、ほとんど下がらず稜線上を行ける。
最後のコブでリフトもあるが、乱れている。
南の屏風のリッジ風は西成分ある為強くはない。
あとから来た足刈さんがサーマルゲットし、後ろへ流しながら上げて行った。
私も追いかけたがサーマルはずしておいて行かれた。
しかたないので、せっせと磨いてトップラン。喉も渇いて、トイレもしたかったので、一休み。
足刈さんは荒谷テイクオフまで戻って、車の回収すべくトップラン狙ったが失敗。

今日は3本飛んだが、まだランディング場に降りていない。3本共トップランしている。
そんな満足感もあって、桜の木の下で寝てしまった。
山本さんと児島さんがNHK関係者をタンデムする為に上がって来て目が覚めた。
皆さんテイクオフして行った。5時過ぎ車を降ろす。今日もパラ美学を貫いた。

9月18日(土曜日) パッちゃん 飛タンデム
10時過ぎ東屋に到着。
早速山本さん、河原さん、石田さん、高石さんと田中さんと私の5名で荒谷山へ上がる。
準備を皆さんと同時にすると3分でチェックが終了してしまう私が、いつも一番手で立ち上げてみることになる。
持ち上げられる程のリフト力は無い。
しかたないので一番風の強い時(3m位?)にテイクオフ。右ボール奥もしっかりとは揺れていない。
林道より下がってボール奥を目指す。ぎりぎり寄せていくとボールどん詰まりでリフトをもらう。
低速ギリギリで壁を磨く。何とか荒谷山山頂へ。(+50m)河原さんもテイクオフしてきた。
20分ばかりでレベルまで下がったのでトップラン。

山本さん、高石さんもテイクオフし、南小山を探ったが、何も無くメインランディングへ。
田中さんはずっとウエイティングしている。退屈なので立ち上げて遊ぶ。
ちょっと持ち上げられたのでそのままテイクオフ。田中さんテイクオフして来ない。一人でボール奥を磨く。
20分ばかりすると嫁さんから無線入る。「パッちゃんと見学に来たので、どちらに上がろうかぁ〜?!」 
「今荒谷山で飛んでいるので、こちらに上がって来て〜!!」 と返事する。

パッちゃんが荒谷山テイクオフに来たらトップラン見せてやろうと思っていたのだが、なかなか上がってこない。
遂に力尽きて、トップランしてしまった。
弁当も買ってきたのだが、喉が渇いていたので、お茶を半分ばかり飲み干す。
是枝一家と原田一家が上がってきた。彼らとも3ヶ月ぶり位か?だいぶ会っていない気がする。
彼らも久しぶりなので、いそいそと準備を始めている。
原田家のあやみちゃんがぐずって泣いたのを見て、パッちゃんが抱き上げる。
あら不思議!!一発で泣き止み、パッちゃんの肩に顔をうずめてリラックスしている。
パッちゃんは子供とお年寄りが大好きで、すぐに駆け寄って声をかける。
声をかける状況や距離でもないのに駆け寄って声をかけるのである。
本当に不思議な娘である。例外なく子供も年よりも手なずけてしまう。

 原田家のあやみちゃん  是枝家の風香ちゃんとあやみちゃん

   不良親父は じぃ〜じ状態

 子供と年寄りはすぐに仲良しになれるパッちゃん  

是枝さん、原田さんテイクオフして、ボール奥で上げ
荒谷山山頂レベルに居る。私もテイクオフしt、彼と飛ぶ。3名で、周辺を探る。
コジツーポイントや南小山付近を探る。
ボール上空で是枝さんヒットし、上げ始めた。
3名共+300mばかり上げ、是枝さんと原田さんは南小山の向こうの山の上空まで行き+500mで遊んでいる。
是枝妻か原田妻に車を降ろしてもらいたかったので、車の鍵を預けるためにトップラン。

是枝さん原田さん共に神の倉上空に移動して行った。田中さんは朝からずっと観察していてテイクオフしない。
2時過ぎ本日3本目のテイクオフ。ボール奥でリッジを拾いきれず、南小山まで下がってしまった。
粘りに粘ってリフトゲット。ようやく育って来た強いリフトに乗って、
ブレーキングしながら廻さずにテイクオフ上空まで行く。
左尾根の延長線上で、上げ続けた。
+400mまで上がり雲の出来始めの吸い上げをもらったが、雲低まで200mで見失ってしまった。
田中さんもようやくテイクオフした。テイクオフに有った3台の車は下山を始めた。
30分ばかり飛んだので、メインランディングを目指す。

南南西の風なので、メインにいけるか?と思ったが、+300mで移動始めたので、楽勝でお寺上空に来た。
右の山の稜線上を行ったが、何せ南南西の風の為、リフトは斜面から上がってこない。
舵を左に切ってライスセンター上空に行く。
少しグランドサーマル有るのだが、上がるわけではない。
立ち上げの稽古やら、ランディングした機体もあるので、一番端に降ろしてやろうと
ぎりぎりの高さを東屋の上で高度処理した。
最後の一振りしたらえらく下がってしまい道路をようやく横切ってスチールのガードの外側に下りてしまった。
一応アスファルトでなく芝生の上だったので、「セーフ!セーフ!」と言いながら、キャノピー立ち上げたまま
ガードを回り込んでキャノピー降ろす。しっかり高度を残してランディングしないと・・・・・。(反省)

 石田家のマリアちゃんも負けてないよ  

キャノピーたたんで東屋でパッちゃんのお母さんが送ってくれたタイのお菓子を配る。
半分くらいの人は私のHPを見ていてくれているので、「HPで見たよ」とパッちゃんに声をかけてくれたらしい。
地森さんも声をかけてくれ、ミニパラを出してきて、立ち上げの真似事をしてくれた。
少し風のある時に体を押して浮かせてもらって大喜びのパッちゃんであった。
山本さんからタンデムをしましょうと言ってもらった。
パッちゃんに伝えたら信じられない!!という感じであった。
4時半神の倉テイクオフに上がり準備を始める。ちょっと不安そうであったが、興味の方が強く、
きれいにテイクオフして行った。
急に決まったので、ビデオカメラを持参していなかったので、初飛行は撮れなかった。
デジカメで少しだけ動画を撮っただけ。
ランディングしてすぐ感想を聞いたわけでないので、新鮮なインプレッションはなかった。
「次は一人で!!」と言っていたので、本当にやる気なのか心配。
10月2日の体験会で練習の大変さを感じさせてから考えよう!!

 地森さんに立ち上げ稽古させてもらうパッちゃん  

   山本さんに初タンデムをしてもらうパッちゃん

9月23日(金曜日) 
今朝は地森さんは広大生を連れて笠岡に行った。山本さんは長野のコンペに出かけた。
小出さんと川原さんのテイクオフチェックに3人で神の倉に上がる。ランディングチェックは田中さんにお願いする。
テイクオフは1〜2mの北西でどちらにしようか迷った。
西斜面は一ヶ月前に地森さんがしっかり木を切ってくれたので開けているので、西斜面を勧める。
小出さんはみっちり荒槙で一年間鍛えてもらっているので、弱い風でもクロスでちゃんと立ち上げ、テイクオフして行った。
グランドサーマルが弱く上がっていて、バリオを持ってないのだが、感じて廻し、沖でもう少しでレベルまで上げた。
川原さんも問題なくテイクオフし、沖でステイしていた。
二人ともテイクオフに関して言えば、何も問題なしだ。
テイクオフを見届けてすぐに車で下山し、荒谷山テイクオフに上がる。
足刈さんテイクオフし、河原さんテイクオフした。マキゴンポイントで粘っている。
私は正面ボールの田んぼの造成地のサーマル有ると信じて行ったが、何も無く、
仕方なく低い高度でマキゴンポイント攻めたが力尽き緊急ランディングに。
メインランディングに無線を入れたら、福場さんが迎えに来てくれたが、中村さんが私の車を降ろしてくれ
ピックアップに来てくれた。ご両人に申し訳ありません!!
足刈さんと河原さんは一時間以上遊んだもよう。
神の倉でウエイティング中、雨が降りそうになり、キャノピー拡げていたので私はお急ぎでぶっ飛んだ。
夕方も上がったが、飛ばずに車を降ろす。なんとも不完全燃焼の一日であった。

オランダ人のメンデルが、地森さんに置いていかれた様だったので、少し面倒を見る。
彼は週に3〜4日、夜に12時〜朝7時までアルバイトをしている。
以前は家賃10万円の所で創作していたが、世話をする人があって、今は家賃0円らしい。
しかし、創作活動だけでは、食っていくのが大変らしい。
しかしパラの魅力には勝てないらしく、今朝7時までバイトをして、可部の家に帰って神の倉に来たらしい。

明日の予報は台風の影響が北西風5m位である。河原さんと話し合って芦田川に行く事にした。
向井さんとメンデルも行くことに。田中さんはキャンピングカーで一足先に行く事に・・・・。

9月24日(土曜日)福山芦田川へ 
河原さんは泊まり、メンデルは8時頃来たので、一緒に朝飯を食う。
向井さんも8時半には来たので、早速芦田川に向かう。
行く途中河原さんの携帯に双海エリアのコスモスの人から入り、神の倉の様子を聞いてくる。
「神の倉良くないので、福山芦田川に行く途中です」と伝える。
彼らも追いかけてくるようだ。

11時頃テイクオフに上がる。北東でちょっと右サイドで4m前後の風。
メンデルがアクセル無いので、とりあえず代用のヒモを付ける。
少し強めの風の中、一発でテイクオフしてちゃんとトップアウトしている。
向井さんもテイクオフして行った。河原さん、田中さん、私もテイクオフした。
メンデルは皆さんより高い位置をキープしている。

30分くらい遊んで、雲も張ってきて、リフト力も少なくなって来たので、斜面のテイクオフにトップラン。
シートより1mはずしたので、キャノピーは藪の上に落としてしまった。一人で回収。
Aラインの一番外側のボトムの輪っかのところが被服を残すのみで、切れていた。
一人で回収するとき切れたのか、ビッグイヤーを多用したので、切れたのかしれないが・・・・。
とにかく見つかって良かった。

ついに、2代目イプシロン3ともお別れしなければならなくなった。
5年間ずっとイプシロン3に乗ってきたので、感慨深いものがある。
最後の最後まで私の無茶な乗り方に耐え、事故も避けて通ってくれた様な気がする。
古女房と言おうか、おっかさんというか、本当に有り難いイプシロン3であった。
田中さんにイプシロン3を貸すつもりで、イプシロン4も持参していたので、丁度良かった。
メンデル、向井さんたちはランディングしたはずなので、彼らを回収する為に下山する。
再度上がってくると、少し風が強い。皆さんウエイティングしている。
友井さんに譲ってもらったイプシロン4にハーネスを取付けする。
誰も出そうにないので、アホなおやじがキャノピー拡げる。
ジモピーが手伝ってくれ、拡げてくれたが、左翼が均一になってなく少しだぶっていた。
ちょっとお願いすればよかったのだが、「修正しながら立ち上げてやろう!」と高慢ちきな事を考えた。
急斜面と強風なので、スパッと立ち上がり、左が傾いている。
「こっちに来い!」とばかりに、右ブレークコードを引いた。(自分が左に寄れいいのに・・・)
新品のグライダー(5〜6回しか使ってない)に急斜面、強風(5m位?)で、
左に流されながらの危ないテイクオフになってしまった。

原田さんがテイクオフしてきた。
一時間ばかりウロウロして、白いシグマ6のジモピー原さんと二人だけになった。
テイクオフの駐車場に車も居なくなっている。
空もびっしり雲が張って、薄暗いので、夕方なのかと、ランディングしたら3時であった。
神の倉勢はまた上がったらしい。原田さんは帰るというので、テイクオフまで送ってもらった。
原さんと河原さん2機のみ飛んでいる。強風でテイクオフ出来そうにない。
一時間以上ウエイティングしたが、納まりそうにないので全員下山。
エリアフィー500円を支払っていたが、私は今シーズン2000円支払った。
神の倉が北東で強風ならば、芦田川にお邪魔する事があるだろう。
TSSの武ちゃんが河原さんと連絡を取り合い、道に迷った挙句、河川敷のランディング場に来た。
おからドーナツとコーンケーキのお土産持参してくれた。
一年半福山に居るのに、ここは初めてだと言うので、夕方の1本の期待も含めて、もう一度テイクオフに上がる、
強風(6mくらい)でさすがの河原さんもテイクオフせず。カラスが50羽ばかりリッジで乱舞していた。
本日は是枝さんが福山大学近くまで(20Km弱)クロカンし、河原さんも2時間以上飛んでいた。
ジモピー原さんは一番最初にテイクオフし、一番最後に降ろしたので、5時間の修行フライトであった。
(トイレはどうしたのかなぁ〜・・・・)

9月26日(日曜日) 
北東 強風
9月26日(月曜日)
5時からNHK「お好みワイド」で荒槙牧場で生中継があるので、ビデオをセットし、夜見た。
私が右尾根上でリッジにしがみ付いているのも映っていた。
NHKのスタッフや南一誠さんは、パラに対する思いがそれなりに伝わってきた。
南一誠さんは8年前にチャンスがあったのだが、果たせなかったようである。
鼻持ちならないのはお笑いタレント達である。
NHKのスタッフ達が「お好みワイド」でどんな番組にしたいのかも理解しようとせず、ただただ己のお笑いに
巻き込めば良いとする無神経さには、嫌気を通り越して怒りを覚える。
最近のお笑い系の連中は、己の無芸、無能力を覆い隠すのに、客の口を無理矢理こじ開けて
笑わせようとする。客の側もお笑いであれば、良しとする風潮で、芸に対する厳しい眼もなくなった。
私が子供の頃は、古典落語の人情噺では、ほろりと泣かせて、そして笑わせたものである。
テレビ出演出来る様になった芸能人?(芸人じゃあない)は、何か自分がえらくなったように勘違いする。
自分が何か言えば客は大口を開けて、手をたたいて受けまくってくれると信じているらしい。
「今日の風はお前の顔と同じ様に悪い!」と地森さんが言ってくれて、私は思わず拍手喝さいであった。
芸人のレベルは客のレベルによって決まり、国のレベルも国民のレベルによって決まる。心せねば・・・・。