２０１３年　３月

３月１日（金曜日）皆実高校同期会 ５０年前の今日皆実高校の卒業式があった。 あえて土日に拘らず、卒業記念日の本日グランビアで同期会が開催された。 卒業５０周年の記念すべき同期会なので、１２０名の参加があり大盛況であった。 出された料理やお酒には余り手を出さず、しきりに皆さんとの旧交を 温めることに集中していた。 私は中広中学校だったので中学以来の友人が居ない。 柔道部だったのだが部員はあまり来ていなかった。 イベントは皆さんの集中は得られそうにないので割愛されたようだ。 同期生が集まるSNSを東京の上道君が立ち上げてくれ、３６名の参加がある。 活発に書き込まれているので、このSNSでの団結力も発揮され、 今日の盛会につながったものと思われる。 二次会ではカラオケルームに繰り込んだのだが・・・ 参加人数の多い１Hだけが一部屋を占領してしまった。 カラオケは一曲も歌わず、１分スピーチで皆さんの近況を発表。 私はパラグライダーや旅行やこのHPなどしっかり宣伝しておいた。 ２時間以上も話していると、５０年ぶりに会った人も鮮明に高校生時代のことが 蘇って来るのが不思議だ。 私のホームドクターの木下君が懐かしがり、だんだん人数は少なくなったが 五次会まで続いてしまった。 五次会は６名居たが、その内４名は大陸からの引揚者だった。 まったく命からがらで日本に帰ってきたらしい。 残留孤児になったり、泣き声を止めるために殺されないでいたことは ４名とも本当に強い運命の下に生まれたのだろう。 敗戦時に１歳だった我々は、生き延びることができた強運があったということか・・ 両親の大きな犠牲の上に我々が生かされたと言うことなんだろう。 何はともあれ卒業５０周年の思いは人それぞれに感慨があったようだ。 一次会で来年には古希の祝いをやろうと盛り上がった。 SNSの集まりがあるので今後の同期会は安泰であろう。 上道君が皆実高校第１４期生のHPを作ってくれた。

３月１日（金曜日）パッちゃんメール パッちゃんから広島に来ると言う嬉しいメールが来た。 ２月４日 『こんばんは、お父さんお母さん。お元気ですか？ 3月は予定ありませんか？広島に行こうと思っているですが、忙しいですか？ 2日間だけで、そのあと大阪に行こうかなっと思っています。 お父さんとお母さんのご都合はどうですか？』 ２月２７日 『こんばんはお父さんお母さんお元気ですか？ うちは3月の21日に新宿から夜行バスで広島に行きます。 広島に着くのは22日です。広島にいるのは22−24日です。2泊3日間です。 23日は多分女学院の友達に会おうと思っているんです。連絡が取れるならね。 ではどうぞよろしくお願いします。 24日の夕方は大阪に行きます。そして京都に行きます。28日には埼玉に帰ります。 お父さんとお母さんにまた会えるのは楽しみです。』 ２月２８日 『こんばんは、3月の22日の午前中に着くですが、心配しないでね。 一生懸命お母さんの家までバスで行きます。^_^』 女学院の友達と会って、楽しいおしゃべりが出来るといいのだが・・ パス停に迎えに行くとメールしたら、市内バスで来ると言う。 通いなれた女学院のバスに乗って我が家に来ると言う気持ちが 手に取るように判る。 我が家に「ただいまあ！」と言って帰って来たいのだろうと・・・・ ３月２２日が楽しみなことだ！

３月３日（日曜日）クロカン日和・玖村駅１９Km・海抜１５７０ｍ 昨日は雨が降り、北海道・東北地方は吹雪で人が亡くなったほどであった。 今日の神の倉は晴れて風も収まる予報だ。 １０時半過ぎに行くと、プレジャークラブの面々は朝錬で 神の倉から１本飛んで荒谷山に上がっていた。 今日はハングのビジターフライヤーが１０名ばかり来ていて 地元フライヤーも含め１４機組み立てるので神の倉を離れたようだ。 １１時ごろ６名パラフライヤーが集まったので稲垣号で荒谷山に上がる。 既に立川さんがテイクオフしていた。 テイクオフに入ってくる風はころころ向きを変える。 正面ボール奥では３羽のトンビが調子良く揚げている。 瀬戸さんと中野さんがテイクオフし、正面ボール中間あたりで上がっている。 その後、お寺上空当りでもしっかり揚げ、久しぶりの高度を楽しんでいる。 上空は北風なのだが、今朝は気温の低く日当たりも良いので しっかりサーマルブローが入ってくる。 テイクオフ上はサーマルが集まってくるようで、入ってくる風は ３６０度ころころ変わり、無風になったりする。 チャンスにテイクオフできれば、沖にはサーマルが幾筋も登っているのだろう。 一緒にテイクオフに上がった人はまだテイクオフする様子がない。 いつもの事ながらグダグダ待ってるのが嫌いな私はテイクオフ。 テイクオフして先ほど二人が揚げていた沖を目指す。 途中２〜３度ぐっと持ち上げられるのだが、直ぐ終わるので廻す気にならない。 マキゴンポイント当りでもういいかなと廻し続ける。 海抜１１００ｍ間で上がったので、先ほどの２人が遊んでいたお寺上空を目指す。 お寺を過ぎてもサーマルにあたらない。 海抜５５０ｍに下がってしまい、ぼちぼちメインランディングに行こうかなと 思っていると穏やかなサーマルヒット。 先ほど雲底近くまで揚げていた田原さんと花野さんが動き始めた。 花野さんがクロカンに出かけることを無線で地森さんに宣言している。 海抜１１００ｍ迄復活したのでもう少し先まで行ってみよう。 私も白木山を目指すことを宣言。 大方さんがやはり雲底近くまで上がっている。 とりあえずお約束の地、西川ゴム裏の高圧電線鉄塔を目指す。 いつものコースより県道よりなのだが、このコースが最短と思い・・・ うーん！どんどん下がるなあ。 旭山で北風交じりのリッジサーマル期待で突っ込んでいく。 もうメインランディングには帰れない。 志和口駅上空、海抜４５０ｍまで下がり、何処に下ろそうか空き地を探す。 来た！！サーマルにしがみ付く。 海抜８３０ｍ間で復活したので、お約束の地を目指す。 上三田駅の奥の須沢でよいサーマルヒットし海抜１０８０ｍ間で回復。 一気に高圧電線越えしようと向かうが下がる一方。 海抜７９０ｍ迄下がり、まだ下がり続けるようだ。 どうもお約束の地のサーマルの裏側に入ったのかもしれない。 高圧電線からの高度はプラス２００ｍなのだが、もう少し欲しいところだ。 バックしてもう少し県道よりに出してみる。 ５ｍ/Secの強めのサーマルに遭遇。 潰れてヒラヒラ落ちていくと高圧電線に引っかかることになるので慎重に廻す。 海抜１１４０ｍまで上がったし、高圧電線越えるには十分な高度だ。 まだ廻せば上がり続けるのだが、緊張の糸もこれまでとサーマルから 離脱したとたんバサっと三分の二ばかり潰れた。 サーマルは使い切らないと危ないことは判っていたのだが・・・ 直ぐ建て直し、サーマルに戻って一周してみて離脱。 白木山山系の尾根上を進み、途中サーマルを拾いながら進む。 先行して行った田原さんは白木山では稜線より低かったがぐいぐい 揚げなおしていった。 花野さんはコース取りが良かったのか、少し県道よりの高い所を悠々と飛んでいる。 大方さんは何とか追いついてきて、白木山付近で力尽き狩留家に下ろした。 私も田原さんが揚げたあたりで海抜１４９０ｍ迄揚げる。 これなら溶融で鬼が城を越えれると進むと、白木山当りで もう一度海抜１５７０ｍ迄揚げる。 しかし鬼が城を越えるときはフォローを背負い時速４０Km前後で、 マイナス４ｍ/Secでがんがん下がって行く。 このまま行くとローター域にはまり込むかな？と心配しつつ 右コースを取り廻り込みのサーマルの影響を期待しながら進む。 海抜７８０ｍ当りで少しリフトは有ったが、上がっていったら 叩かれるだけだと思い河川敷に向かう。 田原さんは既に玖村駅の河川敷に下ろしている。 花野さんは阿武山につけて高度を稼ごうと粘っている。 ここまで来ると海風が入ってきて、いつもは南風に変わっている筈だが 対地速度は５０Kmを示しており北風のほうが強い。 早めに安全におろそうと、玖村駅をめざし田原さんのそばに下ろす。 花野さんはだいぶ南下していたが、グランドサーマルでは雲底とは行かない。 １３時３４分だったので無線で「矢口駅が１４時１４分なので降ろしたら？」と呼びかける。 同じ列車で花野さん、田原さん、大方さんが仲良く帰ることが出来た。 今日は北東風メインだったようで、いつもよりは県道寄りで上がった気がする。 １時間３０分、距離１９Kｍのクロカンであった。 本日３名のカシミールのフライトデータ ../inagakiiai/index.htm

３月１２日（火曜日） ハワイ旅行記をやっと書き終えた。 ハワイ旅行記のページ

３月１２日（火曜日） ２月３日Tさん中央公園フライトの動画。 ２時間フライトの動画をカットして４０分に縮めてみた。 http://www.youtube.com/watch?v=-P0JCUnsDGw&feature=youtu.be 余程条件がよく鬼が城まではいつものように、そして阿武山・武田山・春日野団地でも 上げ直し、三滝付近でも少し持ち直し中央公園に達した。 中央公園はTさんの散歩コースでイベントが無い日は何時も ガラガラの状態なんだそうだ。

３月２２日（金曜日）パッちゃん我が家へ 今日はパッちゃんが我が家を訪ねてきてくれる。 広島駅に出迎えなくて良いといっていたので我が家で待つ。 東京から長距離夜行バスで来るので、広島には早朝に着くはずなのだが・・ １１時ごろになって、玄関を勢いよく開けて「ただいまあ！！」と ハイテンションな叫び声が聞こえた。 ビデオカメラで撮影しながら「お帰り〜」と出迎える。 勢い良くハグしてくれる。 女学院に通うのに毎日通っていたバス停なのに、乗り過ごして 一駅歩いて戻ってきたようだ。 同じ留学生仲間のアメリカ人のコーディーと一緒に来ていて 駅前の「天竜旅館」に案内したそうだ。 ネットで調べて素泊まり３３００円らしい。 夜行バスも４９００円の料金を探したと言っていた。 明日は女学院のお友達と会うのでお土産も用意している。 「８年ぶりに会うので、女学院時代の写真を持っていったら・・・」と 私の外付けハードディスクに取り込んでいる膨大な量のパッちゃんの写真から お友達の写真を見つけて、プリントアウトする。 タイに帰るときパッちゃんの写真をCDに焼き付けて渡してやったのに タイでなくしてしまったらしい。 「お父さん！もう一度データを頂戴」と言うのでDVD２枚に焼き付ける。 プリント中だったので、懐かしい写真だけプリントアウトしていたら ２５０枚になってしまった。 お隣の斉藤さんにお土産を持ってご挨拶に行く。 ８年前のホームステイ時代にはいろいろお世話になった。 斉藤さんからお小遣いを貰ってしまったパッちゃんでした。 夜は美味しいお肉ですき焼きを食べる。 白菜の漬物がちょうど美味しくなっている。 パッちゃんは我が家に来て白菜の漬物が大好きになった。 しかも匂いの強烈な古漬けが・・・ お弁当に入れていったらクラスから総すかんであったらしい。 漬物には色々思い出がある。（ホアンも大好きになったものだ） 　　　 嫁さんが風呂に入ると「お風呂！お風呂！」と急いでお風呂に入った。 日本に居るとき、一緒に入って背中を流し合っていた。 女学院のお友達が我が家に遊びに来たとき「深川の湯」に連れて行った。 裸の付き合いが実感できているものだから嬉しいのだろう。 夜はホームステイ中には一緒に寝ていたので、２４歳になってはいるのだが どうしても一緒に寝るのだと川の字に布団を引いた。 何時までもかわいいパッちゃんではあるのだが・・・・

３月２３日（土曜日）クロカン回収 今日、パッちゃんは女学院のお友達と会うことにしている。 天気もそこそこのようなので飛びに行くことにした。 予報は西風がらみなので神の倉に上がる。 ところが結構真南の風で、テイクオフはだましの風で西っぽいのも入る。 今日、嫁さんは日本語教室とスペイン語教室がある。 パッちゃんが夕方早く帰るかも知れないのでいつでも帰れるようにしたい。 皆さん出ないので、私から一瞬芸でテイクオフし南屏風を目指す。 南屏風に到着する前に結構強いサーマルゲット。 時々テンションが抜けるので気持ち悪い。 でもぐいぐい上がって海抜１２００ｍ。 私が上がっているのを見ても、誰もテイクオフしてこない。 テイクオフの風はクルクル向きを変えているに違いが無い。 ２〜３０分してパラとハングが数機テイクオフしてきた。 高度を上げきれないので荒れ気味な空域から脱出できないのか・・・ いい加減”喉が渇いた”ので降りることにした。 小一時間のフライトだった。 神の倉上空はぼちぼち上がり始めたようだ。 もう一度テイクオフに上がる。 上がってみると、勇さん、日高さん、めぐちゃん、花野さん、大方さん、足刈さんと ハングが３機、海抜１５００ｍくらいのところを飛んでいる。 テイクオフの風向きが安定せずしばらくウエイティング。 下がっていた日高さんと鍛治ちゃんが低いグランドからトップアウトしてきた。 テイクオフの風は北から西に変わりかけたのでテイクオフ。 テイクオフ左の鞍部に行ったが何も無くぶっ飛んでしまった。 私より後に出た人は西正面でトップアウトしていた。 めぐちゃん、花野さん、大方さんはクロカンに出かけた。 彼らのピックアップをしてやろうとボンゴを走らせていると 降りたコールが入り始める。 大方さんは吉田口駅手前、花野さんは甲立駅手前、めぐちゃんは 三次ドン付き少し行ったところまで飛んだ。 夜８時ごろ嫁さんの車でパッちゃんも帰ってきた。 女学院のお友達と沢山おしゃべりして、お食事して、女学院にも行って先生に会って 本通に行ってプリクラを撮ったと言っていた。 　　 一緒に来た留学生のコーディーを夕方平和公園と広島城に連れて行ったらしい。 お好み焼きも食べたと言っていた。

３月２４日（日曜日）パッちゃんと宮島へ パッちゃんは東京土産を持って嫁さんと朝出かける前に、松代家に寄る。 いっちゃんやなおちゃんが可愛かったし玲子さんにも良くしてもらっていた。 　　 夜行バスで一緒に来たコーディーは一人で市内をうろうろしているらしい。 今日は宮島を案内することにした。 パッちゃんは我が家に来た次の日に私達と宮島に行った。 その後数回は宮島には行っている。 しかし、コーディーは初めてなので行くことにした。 行楽シーズン突入で宮島はたくさんの人だった。 パッちゃんは子供と動物が大好きなので、鹿には大満足で前に進まない。 大鳥居はまだ塩水に浸かっているので帰りがけに行くことに・・・ 拝殿の渡り廊下も人で一杯で、神殿の雰囲気を味わうどころではないのでパス。 　　　 大聖院に行く。 庭や植樹がすばらしい。 一体一体の姿が違う五百羅漢や子供の地蔵が可愛らしい。 外国人に見せても判りやすい。 パッちゃんは来たことは無いようで写真をとりまくっていた。 昼食は大聖院正門前の「千代乃庵」で穴子丼を食べる。 二人ともおいしい！おいしい！を連発していた。 土産物屋に入ったきり３０分ばかり出てこなかった。 やはり宮島は世界に通用するネームバリューがあるのかな？ コーディーはアメリカの家族や友達にたくさんお土産を買っていた。 私達にも鳥居がついたストラップをプレゼントしてくれた。 潮が引いたので大鳥居にいく。 面白い写真を撮るためにあれこれする。 岩国の錦帯橋にも足を伸ばす。 パッちゃんは三分咲きだが、桜が嬉しいようだ。 　　　 　　　 広島に帰って、「とんかつ浜勝」で食事。 浜勝の社長の素手でトイレ掃除をする話を聞かせる。 「公共トイレでなくて良いので家のトイレを素手で持ってブラシで磨いて見なさい！」 「一生懸命磨くと自分の心がピカピカになるよ！」と話したのだが 半信半疑で聞いていたので無理かな？？ 食後、我が家に帰りパッちゃんの荷物のパッキング。 コーディーを我が家の風呂に入らせる。 広島駅に送ってやり、深夜バスで彼らは大阪に向かった。 バス代は３８００円、大阪の宿は３５００円だと言っていた。 大阪・奈良に２日、京都２日の予定だそうだ。 パッちゃんは｢お父さん！部屋は別だからね！！心配しないで！」と強調していた。

３月２５日（月曜日）テレビ取材で岡山へ 先月からテレビ取材のオファーが入っていた。 パラネタでなく、恥ずかしいネタなのであまり乗り気ではなかったのだが・・・ 顔を曝さない！等と条件つけていたらあれよあれよと言う間に決まってしまった。 オンエアーまでは内容を公表しないでくださいと釘を刺された。 取材者は漫才師ハイハイの上田浩二郎さんだそうだ。 広島に取材する時間が無くなり、岡山で取材させてくださいと言うことになった。 嫁さんの話も聞きたいのでご一緒に来てくださいと乗車券を送ってきた。 新幹線に乗っていると山本さんから電話あり。 トンネルがあるので直ぐに切れる。 岡山駅で山本さんに電話すると、「加藤豪さんが明日神の倉から飛びたい」という事らしい。 「取材は１４時には終わっているので、加藤豪さんから私に電話してもらってください」と頼む。 県庁近くの「コラレ」というステーキ屋さんで待ち合わせ。 １２時にはスタッフ４〜５人とハイハイの上田さんが入ってきた。 一時間ばかりあれこれ取材して、ステーキが出てきた。（複線があるのだが・・） 黒毛和牛の佐賀牛ブランドとかで、厚さが２ｃｍのさしの入った高級肉のようだ。 テーブルの鉄板で焼いてくれ、上田さんとおしゃべりしながら頂く。 最近のお笑い番組は殆ど見ない無いので上田さんも知らない。 昨日ＹＯＵ　ＴＵＢＥでハイハイの漫才を見た。 なんともテンポが速すぎて、笑うどころではない。 上田さんは息子と１歳しか違わない。 そんな気安さから現代の漫才の質問などした。 一ヶ月に一本は新ネタを自分で作らないといけないそうだ。 テレビでは２分間演じてくれというのもあるそうだ。（殆ど１０分間以内） 昨日は北海道に居て、今日は岡山で、夜には東京で仕事だそうだ。 飛行機で移動すれば、２時間あれば日本中何処でも行けるので 自分が何処に居るのかわからなくなるそうだ。 今日のようにステーキ屋さんで昼食するなんて夢のようですと言っていた。 落語は子供の時から好きで、更に古典落語のほうが好きだ。 同じネタを何度聞いてもそれなりの味わいがある。 古典落語などは百年単位で多くの師匠によって磨き、 高めてきたもので味わいは深い。 現代のお笑いのように、無理やり口をこじ開けるような笑いは嫌いだ。 ところが現代の漫才は一ヶ月単位で作られ、捨てられていく。 お笑い芸人も多くの場合使い捨てなのであろう。 フライパンで炙られ、炒られるような芸人達はネタを深めたり 芸を磨いたりする暇もないのではなかろうか？ テレビに出演しているからと言ってとても優雅ではないようだ。 １３時半に彼らと別れて、近くにある岡山城に登ってみる。 １４時になったら、加藤豪さんから電話があった。 荒谷山から岡山の新見を狙っているので、「明日神の倉の 受付をしていただけますか？」というお願いだった。 ちょうど明日は「平日友の会」で飛ぼうということになっていたので 「１０時半には神の倉に行きますのでどうぞ」と答える。 遠慮がちに「早めにテイクオフしたいので９時半で お願いできませんか？」と加藤豪さん。 そんなに早くからサーマルが立ち登っているのかな？と思いつつ 「では９時半に神の倉で・・」と電話を切る。 岡山城を見学して、近くの１００年続いている備前焼専門店をのぞく。 釉薬で描かない備前焼の模様は一切偶然だけに頼っているのか？ それなりの意図を持って模様を考えているのか？など店主に聞いてみた。 窯のどこに置くか、重ね具合、火襷、土の配合などの配慮はするが 焼いてみないと判らない。 灰の釉薬を塗ったりする等の意図的に作る現代作家も居るそうだが・・ 著名な作家は気に入らないものは壊してしまう。 タクシー代を１万円貰ったので、嫁さんは記念に徳利を買う。 台所において一輪挿しにするそうだ。 家に帰って平日友の会会員に９時半集合を伝える。

３月２６日（火曜日）加藤豪さん　荒谷山→新見データ 皆さん、加藤豪さんのデータを早く見たいでしょうから・・・ 送ってもらったので、早速データを公表します。 ところがＫｍｌデータをカシミールで見ようと思ったら見えませんでした。 困って田原さんにデータを送って相談したら次のコメントが来ました。 ＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠ 『稲垣さんの読み込み方法は間違ってはいませんが、 もらったkmlは、GoogleEarth固有のデータ（Distance)が含まれていて、 カシミールでは開けませんでした。 ＧＰＳトレーナ機器から出力された生データのようですね。 また、日時や時刻データのリンクが一般ＧＰＳデータになってなく、また ４１箇所の標高データがエラーとなっていたので、全てを修正しました。 （試行錯誤でちょっと時間がかかりました） 変換したクリーンデータ（日時・時刻付）を添付します。 （GoogleEarthでもカシミールでも開けます） なお、カシミールの「ＧＰＳデータの追加読み込み」では、データ量が 多いので、遅いＰＣだとちょっと時間（１分以上）がかかるかも。 /tahara　』 ＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠ 田原さんありがとうございました。 田原さんから修正してもらったデータです。 グーグルアースで見る場合は前回のお気に入りにはいっているデータを 削除して見てください。 そうしないと古いデータと重なって見えて、エラーが修正していないように見えます。 加藤豪さんのフライトデータ（グーグルアース） 2013-03-26_kato_go_niimi.kml カシミールのデータ(私の大田川河川敷のデータも入っています） kato_gou_13_3_26.GDB 加藤豪さんからフライト写真を送ってくれました(３月２８日）。 ここをクリックするとYAHOOボックスに行きます。 加藤豪さんのテイクオフ動画。（３月２９日） ここをクリックするとYOU TUBEに行きます。

３月２６日（火曜日）加藤豪さん　荒谷山→新見 　　　　　　　　　　　　私・玖村駅１９Km・海抜１７００ｍ・１時間 ８時５０分加藤豪さんから電話あり。 すでに神の倉に到着したという事だった。 準備して直ぐに出発し、９時半到着。 既に竹井さん、小田さん、大方さん、利弘さんも集合していた。 ア、ロールアウトのメンバーは加藤豪さん、加藤のお父さん、岩崎さん、かおりさん。 田原さんから１０分ばかり遅れると電話あり。 かおりさんから「少しでも早く上がって準備したいのですが・・」と遠慮がちに頼まれる。 彼らの車に乗せてもらい、私が道案内で荒谷山へ上がる。 上がる途中色々話をする。 今日のフライトデータを送ってくださいと頼んでおいた。 加藤豪さんは穏やかな人柄のようで、若いのに哲人を思わせる風情がある。 荒谷山テイクオフに上がると早速準備を始めた。 準備が終わった頃、田原さん含めた全員上がってきた。 上空は高層雲が張っていて日差しが弱いが、あちこちで小さな積雲が出来ては消える。 風向きは左サイドだったのが少し正面ぽくなって来た。 １０時半ごろ加藤豪さん、続いて岩崎さんテイクオフ。 正面中腹で下げ止まり、弱いサーマルをヒットするとじわじわと上げ始めた。 更にずらして強いサーマルゲットし、あっという間に海抜１４００ｍまで上がった。 そして、二人並んでクロカンに出かけた。 何か参考にさせてもらおうと思っていたのだが、感心するばかりで 完璧すぎて彼らのフライトを盗みようが無い。 サポート隊の加藤のお父さんとかおりさんは下山して行き、入山料を箱に入れ ありがとうメッセージをかおりさんが残した。 ホワイトボードと間違えてマジックで書き込んでしまったらしく、 済みませんでしたと電話がかかってきた。 １２時のサイレンを聞いて私達もテイクオフを開始。 田原さんからテイクオフしてが下がる一方。 何とか正面尾根の最後ごろサーマルゲットした。 小田さんもかぶせて二人とも海抜１４００ｍ位は上がったようだ。 私も直ぐにテイクオフしたいのだが、風向きが定まらない。 正面ぽくは言ってきたので即テイクオフ。 すぐにサーマルヒット出来、海抜１４００ｍまで上がる。 田原さんは既に白木山方面に出発している。 廻せばまだ上がりそうだったが、置いて行かれそうだったので私もスタート。 お助けポイントの上三田の鉄塔を目指す。 アクセルはノーマルで機速は３５〜４０Ｋｍ/hで北風が押してくれているようだ。 志和口駅の裏山（５５３ｍ）でサーマルヒットして３５０ｍ高度を稼ぐ。 田原さんは西川ゴム裏のいつものポイントで海抜１６００ｍは揚げた模様。 私は鉄塔よりはプラス６００ｍ（海抜１２００ｍ）はあるので、高圧電線十字路をスルー。 白木山山頂を目指していると、田原さんは鬼が城付近で廻して どうも私を待ってくれているようだ。 いつもは私が先にテイクオフしさっさと前に行くのだが、 今日は水先案内が居るので気分は楽だ。 白木山手前で５ｍ/Secのリフトにぶつかった。 このサーマルを外すとおつりが怖いので、そろそろと注意しながら逃げ出す。 もう一度サーマルに当たってしまい、海抜１７００ｍ上がってしまった。 田原さんは大田川を越えて阿武山を目指している。 私は鬼が城を越え少し廻して２００ｍ稼いで大田川を渡る。 阿武山に付けると田原さんは権現山の稜線一杯に粘っていたが揚げなおした。 私はさっさと玖村駅を目指す。 １時間のフライト、海抜１７００ｍ到達、距離は１９Ｋｍ。 田原さんも５分位して降りてきた。 芸備線列車で神の倉に帰る。 大方さんが井原市駅に迎えに来てくれた。 ４時５０分頃、加藤豪さんから無事に新見に下ろしたと電話を貰った。 岩崎さんは新見手前１０Ｋｍ位まで飛んだらしい。 昨日から新見に行きますと宣言して、難なく其の通りにする！ どんな下調べをして、確信持ってクロカンが出来るのだろう！ 夜２３時に、加藤豪さんからメールで本日のお礼とフライトデータが送られてきた。 翌朝には加藤のお父さんからもお礼のメールが入っていた。 そのメールの中に「日本でクロスカントリーフライトの最長記録が出るのは 神の倉ですね。」とあった。 ぜひ神の倉で日本記録を出してくださいとお願いはしたのですが・・・ 日本記録は神の倉メンバーの手練者が出して欲しいものである。

３月３０日（土曜日）玖村駅クロカン１９Km・海抜１５５０ｍ 加藤豪さんに触発されて、早めのサーマル利用を考える。 ６時間も飛ぶのならテイクオフを早目と考えるはずだ。 ２６日は豪さんと会った９時半には荒谷山の上空には それなりのサーマル雲が出来ては消えていた。 今の時期何時ごろからサーマルが立ち上っているのだろうか。 いつもよりは早めのテイクオフをしてみようと、９時半集合を 平日組に呼びかける。 来れたのは田原さん、大方さんだけだった。 １０時には荒谷山テイクオフに到着。 風向きは２６日と違ってなかなか正面から入ってこない。 今日は、早目からサーマルが上がっているかどうかを確認する為なので テイクオフが出来れば即テイクオフするつもりだ。 田原さんからテイクオフしたが、良いサーマルに恵まれず 三篠園辺りで粘っていたがサブランに向かう。 高杉さんと立川さんが上がってきた。 我々のネームプレートを見て上がってきたのだろう。 私も１０時３４分テイクオフし、正面直ぐで粘るも上げきれない。 北尾根リッジが無いものかと移動。 どんどん下がり、三篠園の山手でやっとサーマルヒット。 サーマルのコアが掴みきれず、綺麗な円では廻しきれない。 それでもしがみ付いて、一気に海抜１２００ｍまで上がる。 日浦５５３ｍの山に付けると２〜３m/Secで上がり始め 海抜１４００ｍ迄上がったので、高圧電線の十字路近くへ・・・ 西川ゴム裏山のお約束の地で上げるのだが、高圧電線の十字路上空が よく上がるので、ドキドキしながら廻しながら越えていく。 白木山山頂手前の６００ｍの山頂付近で、荒れ気味で上がっていく。 早々に離れて白木山山頂に付ける。山頂には登山客が５〜６名居る。 誰か気が付かないかな？と戻ってあげたら海抜１５５０ｍまで上がった。 鬼が城に差し掛かると、どうも海風が押しているようだ。 今日は田原さんが先行してくれていないので、阿武山で粘ることはよそう。 大田川を渡っていると、とても阿武山山頂には届きそうに無い。 ＪＲ玖村駅を目指す。一応風向きの確認の為３６０度ターンしてみる。 河川敷でバトミントンしている親子が見えたので手を振る。 ふんわりランディング。 １時間３４分のフライトで、早めのサーマルゲットが良かった。 １２時４８分の列車に乗り込むと、田原さんがランディングするのが見えた。 この列車は狩留家止まりで、田原さんが３０分後の列車に乗れば 一緒に帰ることが出来るので電話しておく。 狩留家駅で一緒になり帰る事が出来た。 クロカンデータはこちら ＹＯＵ　ＴＵＢＥ　動画はこちら