2022年 3月   
 3月11日(金)スーちゃん来広
スリランカ人のスーちゃん(ウダーニ・スガンディー・バーラスールヤ)が大学の春休みに入ったので
”広島の実家に帰ります”と連絡をもらっていた。
2020年に日本に来たのだがコロナ騒ぎで会うことが出来なかった。
コロナのまん延防止等重点措置も少し納まったので広島に来ることが出来た。
JAL便で広島空港に15時到着するので迎えに行く。
久しぶりに見るスーちゃんは高校生時代より大分スリムになり
細面にもなっていて、10Kgは体重を落としたと言っている。

スーちゃんは2年前に宇都宮大学大学院地域創生科学研究科修士課程で
日本語教育の研究を学びに来ている。
2年前から文科省の国費留学生で来ているのだが、更に博士課程で3年間の
在学が認められた。
日本の大学に文科省の国費留学生として来るにはスリランカの
日本大使館推薦で来る方法が一般的なのだが・・・
スーちゃんは自分の力で宇都宮大学にオファーし受け入れてもらい
文科省に国費留学生として認めてもらったようだ。
多分スリランカではスーちゃんが初めてかもしれないと言っていた。
スリランカでは一人でバスに乗れない高校生が自力で”道なき道”を
自力で切り開く女性に成長していた事に驚かされる。
ケラニア大学日本語学科を卒業して一般企業には就職せず、大学の日本語学科の
講師の席が空くのを待って非常勤講師だが職を得た。
今回日本に修士課程で来るまでに、日本語教育プログラムで宇都宮大学と
埼玉大学に文科省招聘の研修生として来ている。
既に14年間日本語教育に関わって呉れている。
大学を卒業し進路についてスカイプで相談されたことがあった。
「スーちゃんは真面目一本なので教育者が一番似合っているよ!」と
私の希望も含めて意見したのだったが・・・
私の意見も参考にしてくれたようで、スーちゃんの人生にとって
”吉と出るか凶と出るか”責任を感じている。
スリランカの両親はスーちゃんの婚期が遅れるのを心配している。
2歳下の妹が今年10月に結婚することにしたようだ。
スリランカでは当たり前なことなのだが新聞広告を見て相手を見つけたそうだ。
「スーちゃんも博士課程が終わったら一面広告を出さんとね」と冗談を言う。

夜は手巻き寿司。
スーちゃんは我が家に来た時から納豆と漬物と海苔は食べる事が出来なかった。
海苔はようやく食べる事が出来るようになっていた。
納豆と漬物は今でも駄目だと言う。
食べ物で慣れない匂いには拒絶反応が強いようだ。
我が家に居たホアンもパッちゃんも全部好きになって呉れたのに・・・

明日はリモートでの発表があるので緊張しているらしい。

午前中は近所にある墓所の近くのコナラの落ち葉が沢山吹き寄せられる。
玉砂利を敷いた所は葉っぱ一枚一枚取らないと掃除にならない。
地主さんにお願いして近くの小さな木(将来大木になる)を切らせてもらう事にした。
墓所の石垣に生えた5~6Cmの雑木も将来大木になると
石垣を壊すだろうからついでに伐採することにした。
自分一人でやるつもりだったが結局今田さんにお願いしてやってもらった。
自分の体力不足では、とても一人で出来る作業ではなかった。

 3月12日(土)スーちゃんズームで研究発表
スーちゃんは17時から海外日本語教育学会で下記課題によるズームで研究発表。
「スリランカの日本語教育における学習環境の広がりと今後の課題
 ー機械翻訳(MT)を使用した日本語教育の課題ー」

海外日本語教育学会のページ

海外日本語教育研究 第10号 ディスカッション

国内外から50名ばかりの参加者があり緊張したと言っていた。。
指導教官からも良かったとメールを貰ったそうだ。
我が家から世界に向けてズームで発信しているなんて
凄い世の中になったものだ。
午前中には3年間の国費留学としての博士課程を認められたと
メールで連絡を受け大喜びをしていた。

スーちゃんの発表前の準備に邪魔にならぬように昨日切った木材を
毎年とんどをやる田んぼ近くまで運ぶ。
墓所近くの田んぼの中にもコナラの木が大きく育っている。
近くの家にも落ち葉が舞って来て掃除が大変らしい。
私の電動チェンソーをお貸ししましょうかと声をかける。
自然に大きくなった木の落ち葉が思いもかけず近所迷惑な事は
我が家にも柿の木があるので理解はしているつもりだったが・・・
他所の落ち葉が舞ってくるのは自分に降りかからないと
迷惑の度合いを感じることに格段に差があることに気付く。
早速柿木は若干道路にはみ出ているのも含め半分に切り落とした。
自分の体が動くうちに”終活”で庭木の伐採を計画しないといけないなあ~
まず生垣のヒイラギモクセイ伐採を一年かけてボチボチやってみよう。
手入れしなくなると大木にもなるし石垣も壊してしまいそうである。
伐採後はグランドカバープラントを何にしようか悩ましいところだ。

 3月13日(日)スーちゃんとしまなみ海道へ
今日はスーちゃんの予定はないので何処かに連れて行ってやろう。
そうだ中国人留学生の嬌ちゃんの両親が広島に来た時
しまなみ海道の生口橋をレンタサイクルで渡ったのが大好評であった。
ちょっと寒いがしまなみ海道に行きレンタサイクルで橋を渡ろう。
スーちゃんは足掛け5年は広島市・宇都宮市・さいたま市の見物は
あれこれしていると思うが海の上の橋を渡ると聞いて興味津々。
早く出発しようと思っていたのだが出発は10時になった。
因島大橋を渡り大浜PAに車を置き、大橋の展望台で橋の全体を見て
歩いて因島大橋を中間地点まで歩いてみる。

 

カーナビにしたがって運転していたのだが生口島のICを見過ごし大三島ICで降りる。
昼食は大山祇神社近くの食堂を探そう。
道の駅・しまなみ街道御島があったので寄ってみる。
ミカンが10種類ばかり売っていた。
5~6個入った袋が150円~250円で打っている。安い!!
よく見ると時期も過ぎているので少し素ぼれている物や器量の悪い物だ。
中身は充分美味しそうなので、あれこれ6種類ほど買った。
結果は全て甘く美味しく食べることが出来た。
この時期に買いに行くのも有りかな?
”立ち食いうどん所”で350円のわかめうどんを食べる。
道の駅今治市多々良しまなみ公園のレンタサイクルで自転車を借りる。
スーちゃんはスポーツタイプで10段変速だ。
私と嫁さんは3段変速の一般車。
自転車道路が整備されているのだが、それでも多々羅大橋の
袂に登って行くのが息が切れる。
流石若いスーちゃんは我々を待ちつつ先行する。
久しぶりに自転車に乗ったのだが、いささかバランスが取れなくてふらついた。
いきなり年齢を突きつけられた。
パラグライダーや車の運転では感じなかったことだ。
多々羅大橋の袂で歩いていた地元のおじいさんに3人で写真を取ってもらう。
海の上に架かっている大橋に感激する事しきりのスーちゃんであった。
つり橋の橋脚で手を叩くとビーンと響く。
”鳴き龍”と案内してあり、拍子木も備えてあるのでより響く。
9割方のサイクリストは気が付かずスルーしていく。
多々羅大橋の全長は1480mなのだが渡り終えて少し疲れたので
橋の袂の東屋で休憩。
スーちゃんはスポーツ車にもっと乗りたそうなので「下に降りて
少し走ってきなさい」と促すと嬉しそうに下って行った。
レモン畑の中のサイクルロードぐ美しかったと言っていた。
レンタサイクルに戻ってももっと乗りたそうなのでその辺を走ってきて
30分したら戻ってきなさいと解放する。
自分が載っている12,000円の自転車は変速ギアーも付いていないし
こんなにも軽い自転車があるのだと感激している。

帰宅してからスリランカの家族やフェースブック知人に
多々羅大橋の事を自慢していたようだ。

  

 3月14日(月)東京から粟谷師稽古
スーちゃんがホームステイしていた時、AFSのLPの沖田さんに
お世話になった。
スーちゃんは国に帰っても連絡は取り合っていて、沖田さんにはスリランカに
訪問してもらい家族にも会ってもらった。
沖田さんはAFS活動を休止、現在は結婚もされ子供も二人いるそうだ。
久しぶりの再開で、積もる話で帰宅して来たのは夕方遅く。

夜はコロナ禍で休止となっていた、東京在住の粟谷明生師が来広され
謡曲の稽古が再開された。
公演活動もお稽古もコロナ禍の為、殆ど休演休止なので相当大変な様子。
 3月15日(火)
広島大学留学生にスリランカ人がいて、ケラニア大学の後輩だそうだ。
広島大学であまり日本人の友達が居ないようなのでスーちゃんが
宮島を案内するのだと朝出かけて行った。
宮島ではケーブルカーに乗り水族館にも行ったそうだ。
一日宮島で過ごしたようだ。

スーちゃんが来広してお天気も良く気温も上がって来たので
畑作業が詰まって来た。
電動耕運機で家庭菜園を耕す。
男爵とキタアカリのジャガイモ種イモを植え付けする。
3年からモグラが居付いてしまい、畑にトンネルを掘るので困っている。
作物を食べる訳ではないが、穴を掘るので根から水分が吸えなくなる。
 3月16日(水)
昨日に引き続いて、スリランカ留学生と二人市内観光をすると言って
朝出かけて行った。
メープルバスで動き回る予定だったがコロナ禍の所為か休止だったそうだ。
路面電車と徒歩で縮景園や平和公園と平和資料館と本通り散策した。
資料館は何度か行っているが今回初めて音声ガイドを使ったそうだ。
心に突き刺さる案内だったようで、私たちに沢山説明してくれた。
以前展示を見て単に溶けた瓦や焼けた三輪車・服だけでは伝わって来なかったが・・・
その持ち主の住所・年齢・名前が明らかになると惻惻と伝わってくるものがある。

人参と大根の種蒔きをする。
両方とも過去作ってみて左程の失敗はない。
殺虫剤など使う必要はないし、収穫時期も長いので作り甲斐がある。

 3月17日(木)
昨年以来の篠笛教室の再開。
フリーランスの鼓谷先生は公演や教室の道を断たれ
コロナ禍で大変な目に合っているようだ。
コロナ禍で教室が休みなのを良い事に練習をサボっていたので
私の笛はボロボロだった。

昼からは嫁さんが公民館で開いている”アイラブ書道教室”に
スーちゃんを連れて行き書道(筆)の体験をさせた。
初めて筆を握った様で難しいと言っていた。
子供たちは日本語ペラペラの外国人が珍しく、近寄ってきて
色々話をしかけてきてスーちゃんは人気だったらしい。
 3月18日(金)
今日は留学生会館の日本語教室でお世話になった佐藤先生に
留学生会館で会いに行った。
AFS留学の高校時代にお世話になってからの再会なので十数年ぶり。
開口一番「綺麗になったね」と嬉しいお言葉(笑)
スーちゃん宇都宮大学の修士課程の2年間必死に頑張って10Kgダイエット。
母国語以外で教える日本語教育は共通の話題なのでいろいろ勉強になったようだ。

春先目前に迫り、畑の準備や植え付けの準備。
種蒔きや苗の植え付け時期を調べる。
取り敢えず時期なのでキュウリの種を苗ポットに撒く。
上手く出来なければ苗を買うしかないのだが・・・
今年は一か月近く時期をずらして種蒔きをしよう。
一斉に実が成り出しても処分に困る。
うどん粉病に強いと言う450円の種を買ってみた。
 3月19日(土)備北公園に行く
スーちゃん人に会う予定がキャンセルになった。
さて何処に行こうかなあ~。
温泉は恥ずかしいので駄目。
高校時代と日本語研修で宇都宮大学に来た時近場は案内した。
2007年12月インド人のスビマン夫婦を備北丘陵公園
イルミネーションを見に連れて行ったことがある。
孫たちを2度連れて行った事がある。
広大な敷地に季節の花や自然林の中でのアスレチック。
イルミネーションや花火等のビッグイベントや様々な催しをやっている。
流石、国立なのでお金をかけているのに利用料金は安い。
因みに入園料は中学生まで無料、大人450円、シルバー210円
駐車料320円。

北入り口から入ってすぐの所にレンタサイクルがある。
昼から雨予報が出ていたが、風を切って見て回るのも気持ちいいだろうと
しまなみ街道に続き自転車を借りる。
3段変速しかなかったが、料金は3時間で400円。
花々にはちょっと早いかもと思いつつ、レンタサイクルのお兄さんに
見どころを聞くと水仙が見どころと教えてくれた。
走り始めてすぐの所に水仙エリアはあった。
黄色い水仙が斜面いっぱいに咲いている。
作業員の人が声をかけてくれ、3人の写真を撮ってくれた。
斜面を登った平地には紅白の梅と水仙畑が広がっていた。
驚いたのは未だ目を出してはいなかったが、700品種の水仙が
一鉢一鉢番号と説明の花の写真があったのには驚いた。
700品種もある事も驚きだが全ての品種を植え付けているのにも驚いた。
流石、国立はやる事がでかい!

  



途中施設を見ながら50分ばかりで一周した。
「もう一周しておいで」とスーちゃんに言い、私たちは休息室へ。
30分位で帰って来たので自転車を返却して正面入り口の第一駐車場へ。
雨が降り出したのでインフォメーションで傘を借りる。
インフォメーションに”桜むしパン”体験のポスターが目に入った。
面白そうなので行って見ると、移築農家でむしパン料理体験。
おばあちゃんが優しく教えてくれるので、スーちゃんに全て任せる。
作って15分で蒸しあがり、塩漬け桜の花びらを乗せた熱々の
あんこ入りパンを皆で食べる。
5個で500円なので、子供たちの体験には打って付だろう。

 

家並が続いているのでもう少し足を延ばす。
「古代たたら工房」の建物があり見学を誘われた。
中にスイス人の若者ジョハンさんが居て、流ちょうな日本語でたたら製鉄と
刀剣づくりを専門用語を駆使して説明してくれた。
日本語が流暢なので日本に来て何年?と聞くと5年だそうだ。
刀鍛冶に弟子入りして専門用語の中で良く辛抱して
特殊な修行しているものと感心する。
スイスで日本刀を見ていっぺんに魅入られ、日本に来ることを決意したそうだ。
備北丘陵公園の説明院は今日が初めてでしかも私たちが
一番最初のお客さんだった。
今日は昼から雨予報で寒くお客さんは少なかった。
記念すべき第一号のお客さんだったので喜んでしっかり説明してくれた。
4人で記念写真も撮る。
日本人でも刀匠の修行をしようかと考える人は居ないと思うのだが
即断即決するほどの魅力は何か聞いたのだが表現が難しかったようだ。
外国人の日本刀コレクターは多いようだ。
古刀なら値も付くだろうが新刀のコレクターも居るのであろうか?
彼も何振りか作成したようだが奥が深すぎると言っていた。
日本の伝統技法をよく理解し始めている稀な外国人だ。
頑張れジョハン!!
遅い昼食を食べて帰路へ。

ジョハンロイトヴィラーの紹介記事
 紹介記事その一
 紹介記事その二

   ジョハンの園内ポスター
 

 

 3月20日(日)ekieに行って見る
高校生の時私たちがインド旅行を決めていたので
一週間パラ仲間だった松代家に預かってもらった。
松代玲子さんが尋ねて来てくれあれこれ話が弾んだようだ。
昼からは広島駅のekieに行きショッピングなど楽しんだようだ。

私は神の倉山掃除とアキュラシー大会で神の倉エリアに出かける。

 3月21日(月)ゴルバレにハンバーガー食べに
最近行く機会がなかったのでゴールデンバレーにハンバーガーを食べに行く。
スーちゃんは時々マックのバーガーは食べると言っていた。
味を比べてもらうのも一興と思う。
昨日はお客さんがいっぱいで、1時間お待たせしたお客さんが居たので
心が居たいと金谷オーナーが話していた。
店内に案内して注文を聞いて待たせることになったので対策を
講じないといけないと頭を痛めていた。
そりゃー注文して1時間待たされたら、怒って帰りたいが注文しているので
キャンセルするのも難しいし・・・
そんなことを聞いていたので開店時間11時を目指して出かける。
11時過ぎに着いたらもう2組のカップルが居た。
スーちゃんはマックのバーガーとは比べようもなくゴルバレが
美味しいと言ってくれた。
家に帰って店長のまゆちゃんの話になり、スーちゃんは年下と見えていたが
年齢を聞いて母親に近かったのでショックを受けたようだ。
日本人は若く見えるのと今日はマスク美人だったのだと慰めたのだが・・・
久しぶりに食べたゴルバレバーガーはパンの味は以前より更に美味しく
タルタル?ソースは玉ねぎにもパンにも相性も良く美味しく感じた。
スーちゃんの感想も同じようであった。

   

金谷オーナーは以前から隣の店を手に入れるのだと言っていた。
ついに競売になったので落札してしまった。
新しい店を作るのだと今日から工事足場の職人たちが作業を始めていた。
次から次へと夢を実現している金谷オーナーには、本当にやってしまうので
感心するやらビックリさせられる。
どんなお店が出来るのか楽しみな事である。
ささやかながらもパラ仲間は応援してあげましょう。

15時頃、パラ仲間の河原一家が尋ねて来てくれた。
息子の幸多が赤ちゃんの時、スーちゃんは河原家を訪ねたことがあり
学院中学1年生になった彼を見るのが楽しみの様子。
幸多君を見るなり昔の面影があるよ!と言っていた。
めぐちゃんのお母さんも北海道から来ていて皆で記念写真を撮る。

夕方、瀬戸内高校の恩師の斉藤先生に会うので
時間ギリギリなので車で広島駅まで送る。
 3月22日(火)スーちゃん宇都宮に帰る
午前中色々話をしていた。
その中で日本語教育の話になり、20年前に嫁さんが日本語教師の
ボランティアをやりたくてEIIと言う日本語教師の養成塾に入塾した。
その頃は海外に行って嫁さんがボランティアで日本語を教え、
私は子供たちに柔道でも教えたいなあと思っていた。
60万円だったので自分も入りたかったが諦める。
数年してEIIは倒産してしまい裁判沙汰にもなった。
「日本語の分からない人に日本語で教える」といううたい文句にしびれた。
私なんぞは10年近くも英語を習ったが全く会話できなかった。
その時にもらった教科書は(石井保則著)ハードカバーの立派な本で
上下2巻もある。
スーちゃん是非見せてと言うので嫁さん探し出してくる。
スーちゃんはネットで調べるとアマゾンで一冊7万5千円で売っていた。
国会図書館のページには一巻14万5千円と出ていた。
スーちゃん目をキラキラさせて読んでいる。
博士課程で研究論文発表するのに参考文献として大いに役立ちそうだ。
アマゾンでも未だに売っていると言う事は中身はまともなのだろう。
リュックが重くなると言いながら嬉しそうに詰め込んでいた。

 

15時40分のJAL便で帰って行った。
12日間の長い滞在だったが、スーちゃんの話題も豊富で
日本語の使い方も心得ているので退屈することはなかった。
沢山の日本人に助けられそして自身の努力の末、国費留学で修士課程そして
博士課程の勉学を勝ち取ったのだった。
3年間無事に勉学を終え博士論文が無事にパスすることを願っている。
きっと真面目なスーちゃんならやり遂げてくれるだろう。
 3月20日(日)神の倉アキュラシー大会で2位に
4月3日は神の倉のさくら祭りだ。
地元の方と共同で林道の掃除をする。
5~60名ほどでやったので11時ごろには終了。
先週の予定が今日に延期となったアキュラシー大会だ。
一本目は3人目で北斜面から12時8分過ぎにテイクオフ。
何だか北東風が強そうである。
アキュラシー大会なので遊んでいる暇はないのでさっさとランディング場を目指す。
地上150mで風下に向けパークゴルフ場に進むと対地速度50Km近く。
風上に向けると10Km以下となった。
結果はゴルフ場の境で計測不能。
7mSecの風が吹いていたようだった。
次に飛んできた服部さんも強風に捕まりゴルフ場に・・・
どうも7.8m/Secの最高強風に捕まったようだった。

  

リフライトの為神の倉に上がる。
13時56分西斜面からテイクオフ。
皆さんリフライトをする様子がないので私が最後のテイクオフ。
南風に変わってきていて落ち着いてランディングで来た。
パッドを踏むような状況ではなかったが、風向きがコロコロ変わったせいか
ベテラン達の成績は振るわず私が2位の栄誉を頂いた。
表彰式の時「80歳まであと2年ありますのでもうしばらく
飛ばせてください」とあいさつした。
パラグライダーより運転免許証を取り上げられないように頑張らないと・・・
今年初め認知症試験はクリアした。
4月1日に実地試験がある。
事故を起こす前に免許返還しないといけないが何時にしようか悩む。

アキュラシー大会表彰式の写真集。
  3月25日(金)ちょっと強風平日フライト
土日の休みが取れない人やリタイヤ組で平日フライトをしている。
目いっぱいお付き合いしても週に2回のフライトが限度。
体力を使う訳でないのに、一日中紫外線に当てられると
あくる日はぐったりとなる。
しばらくぶりに平日フライト呼びかける。
フライト中毒患者が9名10時半集合。
昼ごろから強くなる予報なのでさっさと神の倉に上がる。
テイクオフに上がると予報は南西風なのだが裏風になっている。
予報を信じ裏風(東風)が収まるのを待つ。

  

11時40分テイクオフ。
南西風が強めの筈なので南屏風で遊ぼう。
テイクオフ前で20mばかり高度を稼いで南へ舵を切る。
テイクオフ高度まで下がったが南鞍部でプラス20m。
よし来たと一周回したら高度ロス。
稜線上からはプラス50m。
南屏風目指して進むも、果たして魔の三角地帯手前で
高度24m失いつつ進む。
いつもぐらぐら来る魔の三角地帯ではプラス80mの高度で
通過することが出来たので何事もなくドキドキもなかった。
南屏風稜線上空110mで行ったり来たりを繰り返す。
5往復していたらサーマルブローをゲット。
旋回してプラス240m上げて廻して南屏風北東に来てシンクに捕まる。
37m高度ロスしたので元来たコースに戻ってみる。
サーマルブローの本流は此方にあったようで、流されながら
廻して海抜790m(稜線からプラス300m)。
サーマル千切れて居るのかリフトロスした。
リフト探してウロウロしたがフォローで対地速度最大55Km。
もう一度南屏風のコースをたどりアゲインストで対地速度20Km台。
海抜533mで南屏風に帰っていたが海抜423mまで下がる。
南屏風稜線上20mで14分ばかりリッジソアリング。
サーマルブローヒットし海抜630mまで上がった。
最後まで粘っていた柳田さんもランディングしたようなので
テイクオフに戻ってトップランチャレンジしようか・・・
戻る途中リフトが有ったので歳ほどのサーマルが土地らに流れていたのだ。
リフトの残りを頂いて海抜700m。
テイクオフに戻る途中は対地速度45Kmで南西風強め。
テイクオフ右尾根にプラス7mで戻って来た。
テイクオフに右尾根から編流で近づくも10mほど吹き上げられる。
もう少し高度を下げてからチャレンジしようと沖に出す。
ターンして右尾根に付けるもリフトがもらえずシンク音のみ。
何とかリフトを探そうとしたが見当たらず敢え無くランディング。

小一時間の南屏風リッジソアリング。最高高度は790m。

 フライトログページ

 YOUTUBE動画

 3月27日(日)結構強風フライト
金曜日に飛んだので朝起きるときは若干体がしんどい。
天気予報は南西風で強い予報。
瀬戸内海の波の高さは山口県で1m。
今日は飛びに行かないつもりだったが家の周りの風は無風。
神の倉の風を見ると2m以下。
10時ごろになると体もシャキンとなり、フライヤーも来ているだろうし
飛んでアドレナリンを浴びるのも良いかと神の倉に出かける。
到着するとプレジャーの練習生たちがテイクオフしていた。
久しぶりなので皆さんのランディングをゴープロで撮ってみる。
ズーム装置が付いていないので近くしか撮れない。
ついに檜山さんが良いサーマルヒットして上げて行って30分ばかり飛んでいた。
撒けてはならじと隅田さんテイクオフし上手く上げて行き海抜1130m。
中々降りてこず平地上空をしっかり飛び小一時間フライト。
智子さんはランディン上空(地上200m?)まで来てビニールハウスの
サーマルを捉えて海抜1100mまで駆け上る。
私も一本飛びたいので、桝本さん・川原さん・隅田さんを伴って
神の倉テイクオフに上がる。
ベテラン勢5名はレベル高度程度でサーマルに恵まれなかったようだ。
テイクオフにはひよりちゃんが風待ちをしていた。
ひよりちゃんと隅田さんがテイクオフして行ったがサーマルの瑞兆無し。

13時55分西斜面からテイクオフ。
微かに田舎の香水が匂ってくる気がする。(田圃の荒起こしの匂い)
出てすぐ右尾根を攻めてみる。
果たして1~2m/Secのリフトに当たる。
右尾根周辺で115mゲイン。
神の倉鉄塔上空の少し沖気味(裏山友の会はゴメン)で上がったり下がったりで
テイクオフ上空に海抜940mで戻る。
マイナス2~3mのドシンクに嵌り70mダウン。
ドシンクを避けてテイクオフ右ボール奥上空に移動。
ところがいきなりプラス5m/Secのリフトに突き上げられた。
サーマル外すと大潰れに会うかも・・・と、ハイバンクで廻す。
一気に400m上がって海抜1270m。
5m/Secのリフトではバリオの音が連続音のピーと鳴り
加齢の為、高音が聞こえ辛く一瞬音が無くなった。
サーマルから外れ、乱気流で叩き落されるかと身構えた。
しかしサーマルコアの中ではあった。
雲底にはまだ500mはあると思うので雲の吸い上げではなさそうだが
限りなく上がりそうで怖いのでサーマル離脱。
離脱するとずっとシンク帯。
南西風が強そうなので南西の小山(海抜312m)側に行って様子を見る。
海抜1130mで対面の山に移動しようかと、ランディング東屋・三篠川を越えたが
シンク音の嵐で県道にてUターン。
高源寺上空に海抜800mで戻ったらサーマルゲット。
廻しながら稜線上空に寄せて行くと、2~5m/Secのサーマルで
荒れ荒れ状態で上がって行って海抜1485m。
もう嫌だと逃げ出すと3~5m/Sec近くのシンクの嵐。
平地の上空に行って高度を下げて行く。
ランディング近くのビニールハウス上空で海抜1127mから2~3mのリフトで
いきなり60m上がって海抜1185m。
もうリフトはいらないと稜線側に逃げると2~3m/Secのシンクで海抜852m。
神の倉山頂沖で持ち上げられ海抜897m。
意図しないのに、エレベーターのごとく上がったり下がったり。
私の後に出た川原さん粘っていたがランディングしたようだ。
もう降ろそうとビッグイヤー投入。
所々リフトもありビッグイヤーでもバリオが囁く。
南屏風近くまで行ってターンしビッグイヤー解除。
南西風フォローで進むと対地速度最大50Km.
バレーウィンドがきつい様だ。
ランディングアプローチの高度処理はは風上で行わないと・・
アゲインストは10Km台。
ゴルフ場上空160mでファイナルターンし東屋近くへ。
田んぼ上空100mで180度ターン2回で地上30mから直線飛行。
ターゲットど真ん中のランディングだった。
翌日花粉症発症し一日中目が痒かった。0

 

本日の最高高度海抜1485m、小一時間のフライト。
終わり良ければ全て良し!のターゲットドンピシャだった。
いささか喉の乾くフライトではあったかな・・・

  フライトログページ

 YOUTUBE動画