2020年 9月 |
9月10日(木)平日フライト 今日は強風だなと思っていたら14時過ぎに金谷さんからお呼びがかかった。 まあ神の倉の空気だけでも吸いに行こうと出かける。 朝方神の倉から三好さん、美香ちゃん、大川さんは一本飛んだそうだ。 つばさスクールの西さんが神の倉テイクオフから初フライト! 神の倉に新人さんが増えてくるのは何としてもうれしい。 岩村校長も一生懸命なので頼もしい限りだ。 神の倉メンバーも下げ止まりし、増加に転じてくれると嬉しい。 15時過ぎ金谷さんも来たが風が5mばかり吹いているので テイクオフには上がらず彼はグラハンの練習。 金谷さん日曜日はゴールデンバレーの手伝いがあるので平日しか飛べない。 パラグライダーが面白くなり、一本でもたくさん飛びたいのだが・・・ 1分でもパラグライダーに触って居たい気分なのだろう。 強風の中しっかりコントロールしていて、背中から自信のオーラが立ち上っている。 15時半、風速も治まりそうなので全員で神の倉TOへ。 16時、3~4m/secのなか西斜面から三好さんが一番手でテイクオフ。 続いて美香ちゃんもテイクオフし二人とも高くはないがトップアウト。 16時過ぎ私も南西風3mばかりでテイクオフ。 大川さんと金谷さんがスタンバっているのでテイクオフ前は使わず南屏風へ。 シンク音はしないで稜線上を進むので、途中リフトを期待し一路南屏風へ。 テイクオフレベルよりは下がっているがぎりぎり稜線上を進む。 魔のトライアングルは近いがバリオは優しく鳴いている。 低い高度だが、この調子だとローターを喰らう事はないだろう。 三好さんと美香ちゃんは付いて来ていたようだが低いので引き返して行った。 南屏風に到着し一往復したが何とかレベルを保っている。 3往復した時、三好さんと大川さんがこちらにランデブー飛行してきた。 二人とも初めての南屏風なのだ。 リフトも弱いし、ここで3機のソアリングは無理なので低いがテイクオフに戻ろう。 魔のトライアングルでグラッと来たが何事もなく飛行。 稜線よりは下がってテイクオフ前に帰着、金谷さんはテイクオフしていた。 最後の頼みはTO右尾根のリッジ風か・・・ TO前を舐めて探ってみるも上がらない。 2往復半でトップアウト。金谷さんはどこでも同高度を飛んでいる。 アーベントタイムに突入しているようだ。 トップアウトしたのでトップランが可能かTO上空を飛んでみる。 出来そうだがまだ少ししか飛んでいないしなあ・・ もうちょっと遊ぼうと金谷さんとTO周りをウロウロするがプラス50m止まり。 二人とも南屏風を離れたので、もう一度行ってみよう。 TO南のコルでも揺れないし、じわっと下がり始めたので南屏風行きはやめる。 TOにマイナス30mで戻ると金谷さんはトップアウト、三好さんは南屏風から戻っていた。 沖に出してもシンク音はずっと聞こえない。 三好さんもLD上空で下がらずプカプカ浮いている。 金谷さんも沖に出してきたので、彼より後にランディングしたいものだ。 皆頑張るので、なんとなく同時侵入の雰囲気になった。 ビッグイヤーで降ろそうかと思ったが低すぎてターンは切れない。 川土手に下すことを宣言し、土手ラン敢行。 3人とも微妙な間隔で降りることが出来た。 晴れていて強風の後の神の倉マジック・・・アーベントタイムだったかな・・ 24分間のアーベントフライト動画 |
9月13(日)荒谷山林道掃除 先日の台風で倒木が荒谷山林道にあるので8時から林道掃除。 9時半ごろ終了し下山。 9時集合で遅れてきた人達と交代で掃除道具を渡す。 プレジャーのメンバーは昼前に一本飛んだ。 15時ごろ神の倉に上がったが風が強くて断念。 少し前にテイクオフしたベテランたちは一時間以上飛んでいた。 |
9月14日(月)九州からのビジターさん 昨夜、田原さんと田原さんから九州のベテランさんが二人来るので 対応できませんかと電話あり。 二日続きの太陽光は一寸しんどいかなと思ったが・・・ (夏場は体力使わなくても一日太陽に照らされると翌日ぐったりする) 昨日飛べてないので、まあいいかなと車の回収とダミーを引き受ける。 昨夜ビジターの元山さんから電話をもらったので、11時半にゴルバレで待ち合わせ 昼飯にハンバーガーを食べるるように勧めた。 嫁さんに話したら、元フライヤーの松代玲子さん(いっちゃんのお母さん)を 誘って自分たちもハンバーガーを食べに行くという。 11時半にゴルバレに行くと元山さんと亀山さんは来ていた。 挨拶済ませてハンバーガーの注文を勧める。 ファーストサーマルタイムなので早々にゴルバレを出る。 出るとき店長に「ハンバーガー美味しかったです」と亀山さんが言ってくれた。 神の倉の東屋に到着するとつばさスクールの練習生二人がいて タンデムでの講習をしていた。 本日の風予報は北東気味。 セオリー通り午前中の日射のブローを信じて荒谷山へ上がる。 途中サブランに寄って説明。 荒谷テイクオフに上がると正面の吹き流しは東で風は弱い。 晴れ予報なのだが雲量は50%くらいか・・ 雲底は、白木山の山頂から見て1500mくらいかな? 積雲はあちこちに在って発達中もある。 元山さんに荒谷山ファストサーマルについて質問された。 元山さんは北側の尾根当たりはどうかと聞かれた。 流石ベテランさんなので読みは当たっていると思う。 ビジターさんは遠くから来ているので一発で上げたいと思うだろう。 ジモピーとしていい加減なことは言えないし、ダミーを勤めて 何とかトップアウトを見せたいとも思う。 TO東屋の吹き流しが弱いブローで南を向いた。 南小山を試してみよう! 13時8分一番手でテイクオフ。 南小山を目指しているがシンク音が続く。 南小山にきて何とかバリオが囁き始めた。 1~3m/Secのリフトで5分間粘って海抜950m。 ふー、やれやれ何とかダミーの役目は果たせた。 ビジターさん風向きが定まらないのかまだ出てこない。 後は気軽に思うところで飛んでみよう。 雲底のよさそうな雲を探して動いてみる。 TO上空へ行き雲底を目指す。 元山さんはいつの間にか雲底に付けていた。 そこそこ大きな雲の下でウロウロしたが、雲底には届かず 海抜1236mどまりだった。 その後二人とも見失ったので早目に降ろそうと雲から離れて 大きく一周しただけで400m高度を失う。 神の倉山系に渡ってみようと谷渡り。 海抜519m(神の倉山は海抜561m)で麓上空にたどり着く。 何とかトップアウトしたいものと山肌に爪を立てるように 寄って行ってリフトを探すのだがトップアウト出来ない。 15分間頑張ってみたが力尽きLDへ。 ランディングするとすぐに嫁さんから荒谷山TOに居ると電話あり。 次のテイクオフは神の倉だろうと思うのでビジターさんの車を 降ろすように伝える。 松代玲子さんが運転して降ろしてくれた。 私がランディングして小一時間経って、ビジターさん二人ともランディングした。 東屋で、つばさスクールの練習生ジョーダンさんと話をした。 倉橋島に住んでいてイノシシを捕って、尻尾を役場に持参すると9千円だそうだ。 10センチばかりの尻尾にも10匹はダニが付いていると言っていた。 どうして生活しているのと聞くと、広島市内のコンピュータ関係の会社で 倉橋島でリモートで仕事だそうだ。 来日して6年だそうだが日本語バリバリだった。 私がテイクオフするころ久しぶりに石田さんが来ていて 神の倉から飛んだがぶっ飛んだようだ。 四人揃ったのでどちらに上がろうか相談して石田さんの ”三時のあなた”でしょうで神の倉TOへ。 荒谷テイクオフに嫁さんたちも付いて来ると言う。 二人とも15年前は飛んでいたので、まだ飛んでみたい気持ちは残っているのかな。 先程神の倉ではトップアウトできなかったので気持ちは萎えているのだが ここはジモピーとしてはぶっ飛び覚悟でダミーを勤めなくては・・・ 15時53分神の倉北斜面からテイクオフ。 微かに揺れている山肌に目いっぱい寄せて0.5~1m/Secのリフトにしがみつく。 一寸でも沖に出るとリフトから外れる。 5分間山肌に爪を立てていると何とかトップアウト出来た。 稜線上を8分間ばかりウロウロして海抜730m。 後からテイクオフした3人は山複で粘っていたが、残念ながら トップアウトへの梯子が見当たらなかったようだ。 海抜730mからは1~2m/Secのリフトで旋回を繰り返し上げて行く。 上空にはサーマル雲があり、真上には薄い出来かけの雲がある。 サーマル天を求めて追いかけたが雲は消えてしまった。 海抜1360mで雲底高度には届かないが、3人ともに下しているようなので・・・ 3Km先の北の鉄塔を捕ってランディングしよう。 行きは対地速度25Km/hで沈下は1m/Sec前後。 北の鉄塔は海抜990mで引き返す。 帰りは対地速度40Km/h近くで沈下はマイナス1m/Sec前後。 伐採地まで帰ると1m/Sec前後のリフトに遭遇。 フライヤーの性でつい廻してしまった。 それ以上廻してないのに直進で100m上がり海抜920m。 皆さん降りているのでランディングしなければ・・・ ビッグイヤーをかけて高度を下げランディング。 16時過ぎてから上げて行けたのは良かった。 43分のフライトで最高高度海抜1360mだった。 1本目動画 2本目動画 フライトログのページ |
9月18(金)75年前の叔父さんの被爆死を登録した お盆に長男の嫁のご両親(福井県)が来広。 広島平和記念資料館を案内して、地下室になっている国立広島原爆死没者追悼平和祈念館を見学。 2002年に開設され、円形の大きな部屋には360度の壁に全滅した 当時の市内の全景が描かれている。 ピカドンで亡くなったとされる死者数の14万枚のタイル描かれている。 タイルなので未来永劫残るであろう祈念館だ。 祈念館にパソコンがあり原爆死没者の名前を打ち込むと写真や被爆の状況が出てくる。 叔父さんの名前を打ち込んだが出てこない。 登録をしてないようである。 後日電話で確認したところ登録制度になっているようだ。 ひょっとして広島市平和記念資料館に登録してないのかと広島市にも電話した。 登録されて入りかどうかは書面で問い合わせしてくださいとのことで書類を送ってもらった。 叔父さんの死亡年月日は分かっているが誕生日がわからない。 叔父さんの次男(私の従兄弟)は88歳で動きが取れないので 向原の役所に戸籍謄本を取りに行く。 結果は広島市平和記念資料館の過去帳には登録されていた。 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館の方は写真や被爆状況を送り登録された。 広島市と国立の記念館は連動していないので残った我々が手続しないと・・・ 叔父さんは市内にたまたま8月6日に用事があり、向原を一番列車に乗り 大手町の建物内で被爆した。 その日のうちに貨物列車に乗れて向原に生還した。 建物倒壊での怪我は釘が肩に刺さったくらいだったそうだ。 しかし、その後寝込んでしまい頭髪も抜け落ち8月29日に亡くなったそうだ。 被爆死した人の遺影と被爆状況の資料は後世の人々に 被爆の実相の一端を伝えることが出来ると信じたい。 広島市平和祈念館のリニューアルしたことだし、国立の方は まだ見てない人もいるのでは? お客様が来られた時はぜひとも両方に案内し立ち寄ってもらいたいと思う。 |
9月23日(日)どこでも上がった日 地森さんが荒谷山の吹き流しの付け替えすると言うので一緒に上がる。 風が良ければ飛ぶかもしれないと言うので一応グライダーを積み込む。 今まで一度も地森さんと飛んだ事がないので楽しみ。 雲の流れは北西風だが弱く、弱いブローが入ってくる。 地森さんパラを広げ南斜面からテイクオフし、2回ほど廻してトップラン。 メインランディングに届かないという判断でトップランしたそうだ。 一緒に飛んでみたかったなあ。 今日はボランティアグループが枯れ木の伐採など森林の手入れで テイクオフ周りを整備されるので14時まで車の進入禁止の連絡。 14時過ぎにテイクオフに上がったのが、30名以上?の人たちが そろいのヘルメットで凛々しく立ち働いておられた。 すり抜けながらテイクオフ場に。 すでに数人は高く上がっていた。 14時35分、北西風でちょっと跳ね上げられながら北斜面からテイクオフ。 リフトを感じながらのテイクオフだったので、左にずらしてリフトをもらう。 テイクオフ前は上がるだろうと右ターンしてボールのサーマルを利用。 70m高度を稼いで鉄塔下左尾根を越える。 テイクオフ前のボールを下がらず渡れるのは珍しい。 神の倉山頂プラス30mなので、稜線上を探ってみる。 良さそうな積雲があちこちで浮いている。 ハイバンクで廻すようなサーマルはないが稜線上を飛んでいれば 勝手に上がってくれる。 伐採地まで行くとシンク音が鳴り出したので戻る。 ヘヤピンカーブに戻ると海抜641mまで下がったが、 2m/Secで上がり始め本日初旋回。 私の後に出た人も全員上がっている。 穏やかに上がってくれるので今日は極楽フライトになるかな・・ 1.5m/Secで穏やかに上がり続け海抜980mまで上がったが、 裏の有留地区まで流れたので神の倉稜線へ戻り海抜870m。 神の倉山頂でリフトを拾い海抜960mまで戻す。 EN-Bローエンドの機体を乗り続けているので、時々シンクと強風に会い 神の倉稜線を越えられないか!ぎりぎりの事があった。 やはり大きなトラウマになっていて稜線越えは余裕を持つことにしている。 地森さんから広大生があまり後ろに行くようなら気を付けてくれと頼まれていた。 廻していてフォローだと45Km/h出ているので広大生奥田に注意喚起だけはした。 ベテラン達と海抜1000m近くに上がっていて嬉しがっていたのに 冷水を浴びせられ気分が壊れたかな? 稜線より沖に出し暫く海抜950m~980mで遊ぶ。 テイクオフ沖で海抜1020m。 雲底の黒い雲が神の倉稜線に張り出してきたので、サーマルを 追いかける事はしないで稜線を行ったり来たりする。 伐採地で海抜736mまで下がったがリフトがあるので廻してしまう。 テイクオフ上空で海抜852mまで回復。 伐採地の往復でその後はじわじわ下がって来た。 中腹まで下がってくると荒れているところもありビッグイヤーをかけた。 その後下がり続けて海抜400m。 ランディング場近くの高源寺上空でバリオが囁くものだから フライヤーの悲しい性で条件反射的につい廻してしまう。 高度200m稼いで終わり、シンク音に見舞われランディング。 ところがランディング上空180mで戻ったがなかなか下がらなくて 周りをぐるぐる廻った。 いつもの神の倉は一発サーマルを外すとぶっ飛んでしまうことが多いが 今日は廻さなくても上がり続けたり、あちこちでリフトを拾う事が出来た。 吸い上げにしては雲底から距離はあるし、サーマル?シアー?気温減率? 中腹で荒れていた事を除けば極楽フライトだった。 海抜1020m、1時間8分のフライトだった。 YOUTUBE動画(4倍速部分は篠笛入り) フライトログのページ |