2020年 8月   
 8月8日(土)長男一家来広
孫のひなこはピッカピッカの一年生で学校を楽しみにしていたのに
コロナ禍のせいで入学式に出席しただけで休校になってしまった。
弟の樹も保育園も閉園で孫二人が自宅待機。
母親は看護師の為毎日忙しくしている。
父親(長男)はテレワークで在宅ではあるが子供たちの面倒を見切れない。
母親の実家(福井)に長男と孫二人がコロナ疎開となった。
一か月半もお世話になったので、福井のおじいちゃん・おばあちゃんには
大変なことであったろうと思う。
長男はコロナ禍も下火になるであろう8月の盆休みに、福井のご両親に
お礼の気持ちを込め宮島にご招待していた。
7月になってもコロナ禍は収まらず、東京では第二波かと騒いでいる。
長男の嫁さんは看護師で家族の健康状態はちゃんと把握しているし、
ソーシャルディスタンスを保って宮島口に集合となった。

宮島口のアナゴめしの有名店「うえの」で昼食。
SNSやツイッターやインスタグラムで更に有名になり、30分待ちの状態。
隣の食堂でもアナゴ飯をやっているのだが誰も行かない。
インターネット社会の恐ろしさを目の前で見せつけられた思いがした。
隣の食堂の味が「うえの」食堂の味と格段に劣って居る訳でもないのに
インターネットで騒がれれば一人勝ちとなる。
権力者が巧妙に情報操作をやれば、現代の若者は一斉に向いてしまう危険性を
孕んでいるかもしれない。


長男一家と次男は宮島水族館へ行く。
福井のご両親と私ら夫婦は大聖寺へ行く。
今夜のホテル「シーサイドホテル」にチェックイン。
長男一家も16時ごろチェックインして、ホテルのプライベートビーチ?の
砂浜で孫たちを海水浴をさせている。
ひなこはスイミングスクールに行っているので海でも顔を浸けて泳いだ。
ホテルの客は3割くらいなのか、我々9名だけで広間にて夕食。
稼ぎ時なのに可哀そうな事であった。

  
  樹は男の子ですぐに触りに行く    ひなこは鹿とディスタンス

 
  皆で集合写真

  
  ひなこは恥ずかしい          樹はひょうきん族

  
  ホテルの前の砂浜         ひなこは顔を浸けて泳げる
 8月9日(日)弥山登山
皆で弥山の登ろうと言う事でケーブルカーに乗ることに。
岩惣前から無料バスに乗る。
バスもケーブルカーも満員であった。
山頂駅からの登山道は暫くの間下りが続く。
ひなこはどんどん走って行き、樹もお姉ちゃんに遅れじと走る。
昨日の水族館ですっかり懐かれた次男は、しっかり面倒を見てくれる。
消えずの火の「霊火堂」では樹が幼児の地蔵にサングラスをかけて遊んでいる。
福井のおじいちゃんは体力の限界でここから引き返す。
弥山山頂では、ひなこは3mはある巨石に上がりたいというので
長男と次男で引き揚げていた。
当然樹も登ると言って引き揚げてもらった。
福井のおばあちゃんは下で見ていてハラハラドキドキ。
高いのが好きなのは私の隔世遺伝なのか?
下山して遅い昼食を食べる。
食堂ではマスクすることは出来ないのでコロナ対策はスルー。
我が家は狭いので福井のご両親は市内のホテルにチェックイン。
孫たちの食べ物のこともあるのでイオンの1Fの食堂街で夕食。
夜孫たちは次男に遊んでもらっている。

   
 弥山山頂の巨石群            次男が引き上げる     高いのが好きなのは隔世遺伝?

 8月10日(月)平和記念館・子供科学館
福井のご両親は平和記念資料館を見てみたいとのご要望。
留学生が来ていたころはよく案内したが、リニューアルしてからまだ行ってない。
長男一家と次男は子供文化科学館我々老人組は平和記念資料館へ。

平和記念資料館の学徒動員の達の焼け焦げや黒く変色した血糊のついた衣服が
これでもかというほど展示してある。
各々の衣服にはこれを着てた生徒の名前や住所が説明されている。
この衣服は着ていた本人や提出した家族の悲しみ・苦しみ・恨みがなどが語られてくる。
昔から展示してある三輪車と子供用の鉄カブトにはいつも胸が締め付けられる。
ピカドン(原爆)でなくなった子供(幼児)をとりあえず自宅の庭に乗っていた三輪車と
子供用の鉄カブトをかぶせて仮の埋葬した。
数か月後本埋葬しようと掘り起こすと、鉄カブトの中に小さなしゃれこうべが収まっていた。
親御さんや年寄りの気持ちを考えるといつも涙を禁じ得ない。
平和記念資料館を出て地下室になっている国立広島原爆死没者追悼平和祈念館を見学。
円形の大きな部屋には360度の壁に全滅した当時の市内の全景が描かれている。
ピカドンで亡くなったとされる死者数の14万枚のタイル描かれている。
タイルなので未来永劫残るであろう祈念館だ。

  

福井の両親には、お好み焼きを食べてもらわないと話題に欠ける。
東区役所裏のお好み焼き屋さんに9人で押し掛ける。
量は多かったようだが美味しく食べてもらったようだ
駅南口のコインロッカーに荷物を預けてあるので駅正面にお送りして別れる。

夜、電動マッサージ機に座っていると孫二人が私に襲い掛かってくる。
懲らしめの為逆さにしてくすぐってやり「降参か!」と言うと「申しません!」と言う。
離してやると再び二人が交代で襲い掛かってくる。
無茶苦茶されるのがうれしいようである。
20分もするとこちらのほうが「降参だ!」である。
 8月11日(火)動物園引き返す・長男夫婦ゴルフ
例年のごとく、長男夫婦はゴルフに出かけた。
次男と孫二人を連れ安佐動物公園に出かける。
孫たちは次男にすっかりなついてしまった。
孫二人の動きについていけないので大いに楽ではある。
安佐動物公園に到着すると雨がポツポツと降ってきたので引き返す。
ソレイユに行って昼食を済ませ帰宅。
カード遊びなど次男が相手してくれ家で遊んでくれる。
コロナ騒ぎで東京方面から来たと言う事で白い眼を向けられかねない。
わが団地も限界集落で老人がほとんど。
出来るだけご近所との接触を避けるため家で遊ばせているのだが
ご近所も日中は暑くて出られないので、もう2週間は出会うことなくご挨拶していない。

夜は手巻き寿司にする。
孫たちは赤身の刺身が大好きで二人で大半をペロリ・・・
福井の両親が毎週作った野菜を送ってくるので、孫たちは
いつも新鮮な野菜をたっぷり食べているようだ。
我が家で出来たキュウリをひなこはバリバリ食べる。
樹はオクラにマヨネーズをつけモリモリ食べる。
二人とも納豆が大好きな事にも驚かされる。

日本昔はなし」のDVDがあったので孫たちに見せる。
テーマ音楽も懐かしく、絵は拙いものだけれども孫たちは見入っている。
45年前に始まったもので長男や次男もこれを見て大きくなった。
今見ても懐かしく見れるし、孫たちもくぎ付けで見ている。
まことに名作というほかない。
 8月12日(水)動物園
昨日は動物園に行けなかったので本日長男一家と次男と
ジジ・ババの7人で出かける。
コロナ禍で正面玄関前の駐車場は6割程度。
3密を心配するような状況ではない。
コロナ禍で日本経済も痛めつけられている。
年率換算で4~6月が27.8パーセント減ったと言う事だ。
どのような状況になれば通常の日常生活に戻れるのであろうか?
新型コロナウィルスを完全に撲滅は出来ないだろう。
結局のところ新型コロナのワクチンや治療薬が出来れば、インフルエンザと
同程度の扱いになるのだろう。
インフルエンザの死亡者3300人でインフルエンザ超過死亡者推定で1万人。
現在、新型コロナの感染者59,900人、回復者数45,266人、死亡者1,157人。
毎日テレビで大騒ぎするものだから、コロナ自警団やらコロナ非国民呼ばわりやら・・・
若い人には戦前社会で何が起きていたか考察して頂きたいものだと思う。
ワクチンや治療薬が出来て、波が引くように早く世の中が収まってほしいものだ。

安佐動物園は昨日と同じような人数のお客さんのようだ。
孫たちはサル山に興味があるかな?と思っていたのだが見向きもしない。
自由に歩き回っているキリンやシマウマは少し興味あるようだ。
檻に閉じ込められ動かないライオンやトラは興味なさそう。
池の鯉に餌をやるの事に大はしゃぎしていた。
数十匹の鯉が口をパクパクさせながら寄ってくるのがうれしいようだ。
園内にある遊具のほうが余程面白いらしい。

  

  
  遊具のほうが楽しそうだ         やっぱり樹はひょうきん族

看護師のお母さん(長男の嫁)は長くは休めないので、
長男が広島空港に送っていく。

昔パラグライダーの仲間夫婦の松代家の玲子さんが
ダンナが釣ってきたタイとハゲを持ってきてくれた。
刺身にして孫たちにも食べさせたが、魚好きの孫たちもよく食べた。

松代一家との付き合いも古い。(2000年7月の出来事)
インド旅行するときスーちゃんを1週間預かってもらった。
 8月13日(木)ゆっくり休息
連日の行事だったので今日はひと休みの日にしよう。
長男はテレワークの残りがあるようでパソコンに向かっている。
次男が孫たちとカード遊びをしてくれている。
アイスクリームを作るというのでバーバは買い物に。
昼からひなこと次男はアイスクリームに挑戦。
材料も良かったせいか口溶けの良い美味しいアイスクリームが出来た。
皆が褒めるものだからひなこは得意満面。

  
  電動泡だて器でホイップ         出来たのでそっと冷蔵庫へ

  
  お姉ちゃん美味しいぞ!         もっとくれ!

夜食に長男がたこ焼きを作ってくれた。
横浜でも作るようで孫たちは心待ちのたこ焼きであった。
大き目のタコも入っているし焼き具合もなかなかのものであった。
 8月14日(金)備北丘陵公園
昨年備北丘陵公園へ行って遊んだのは大型ビニールプールと
段ボール迷路とカブトムシ館であった。
今年は3密を避けるためプールもない。
安佐動物公園で孫たちが喜んだのは遊具であった。
今年の備北丘陵公園では林間アスレチックの遊具が20以上あるようなので
そこで遊ばせよう。
林間なので3密はしっかり避けられるだろう。
外部の遊びなので年寄りは早々に引き上げレストハウスで休む。
備北丘陵公園は広大な敷地に様々子供を元気に遊ばせる施設がある。
来年も孫たちを連れて行ってやろう。

帰り路は神の倉を通るのだが夕方で誰も飛んでいないようだった。
孫たちがようやくジージと飛びたいと言ってくれだしたので
皆さんのテイクオフなど見せたかったのだが・・・
だけどもう孫たちを飛ばす気力は失せてしまったなあ・・・
後期高齢者なのでもう危ないだろうし・・・
どうしても飛びたいならば岩村さんにでも頼もうかな・・
 8月15日(土)孫お別れ
今年も「来てうれし 帰ってうれし 孫二人」であった。
孫たちも赤ん坊でなく7歳と5歳なので活発に動き回る。
何度も体をぶつけて来るので受け止めるのも大変。
体の触れ合いも命の触れ合いとして感じられるのでうれしいのだが・・・
孫たちは疲れを知らない。
どうしても降参!降参!となってしまう。
次に来る時のコロナ禍はどうなっているのだろう・・・

孫二人の動画
 孫 来広NO1

 孫 来広NO2
 8月16日(日)お盆最後のフライト
お盆はずっと孫が来ていてくれたのでパラグライダーはお休みだった。
早速神の倉に出かけたが、熱いせいかお仲間はあまり多くはなかった。
1本目はぶっ飛び。
2本目、15時54分北斜面からテイクオフ。
鉄塔下を探るも良いリフトに遭遇せず。
何もないテイクオフ前をスルーして南屏風を目指す。
南屏風手前の魔の三角地帯手前でリフトに遭遇。
1m/sec前後の弱いリフトで不得意な右回しであったが、海抜488mで慎重に
廻していると海抜520mで1,5m/sec以上のリフトに育ってきた。
海抜700mで3m/sec以上になり雲の下に行こうと裏山側にずらしながら
廻して海抜1000mになったので神の倉山系に戻る事にした。
EN-Bの機体に乗りつけて居るので裏山トラウマは拭われない。
斜めに戻りながらも上がり海抜1150m。
ヘヤピンカーブの上空を通り伐採地先まで行き、海抜650mまで下がったので
ターンしてランディング上に向かう。
鉄塔下で100mばかり高度上昇したが誰もいないのでランディング。

 本日の動画
 8月19日(水)平日飛び
平日しか飛べない人もいるので今日は4人で平日飛び。
つばさスクールの岩村校長がミストシャワーを設置してくれた。
見るからに涼しげで霧を浴びれば気化熱でさらに涼しい。
岩村校長は、平日に登山道の倒木の片付けや草刈りや今回の
ミストシャワーや日よけ設置など神の倉の為に働いてくれている。
ありがとうございます。

12時19分神の倉西斜面からテイクオフ。
風はあるのだが、立ち上げて前を向いたがリフトが感じられない。
暫く立ち上げたままにしていたが、まあいいかとテイクオフ。
案の定テイクオフ南側を探ったが、テイクオフから200m下がった。
もうダメかな?と思っていたがテイクオフ右尾根のふもとあたりでリフト発見。
何とかしがみついて神の倉稜線にとりつく。
暫く稜線をウロウロしていたが、鉄塔下左尾根で1,5m/secリフトに遭遇。
海抜800mまで上がったが、南風強くフォローで50Kmアゲインストで10Km。
南屏風で遊んでいればいつでもランディング上に戻れる。
南屏風で海抜490mまで下がったが、南屏風で捕まえたサーマルを追いかけ
神の倉山頂で海抜1130m。
高度処理も含めてもう一度南屏風へ。
アゲインスト15Km前後でずっと下がり続け、南屏風で海抜920m。
ランディングまでの距離と高度は十分なので県道37号に行き
ゴールデンバレーのお店の上に寄り道して帰ろう。
130mの高度を残してランディング上へ。
1時間30分のフライトであった。

 音楽入り音量注意
 本日のフライト動画
 8月23日(日)本日はぶっ飛び
毎日暑い日が続き、秋風が立つ頃行けばいいのに、本日も飛びに来てしまった。
つばさスクールの生徒さんとタンデムの母と娘のお客さんが来ていた。
本日は残念ながら2本のぶっ飛びであった。
昼食は田原さんと船重さんとでゴルバレに行く。
パンカレーを注文。以前よりパンとカレーの相性が良くなっていておいしかった。
昼前に出会ったタンデムのお客さんの母娘が入店してきた。
少し話をしていたので此方においでと手招きをする。
娘さんのほうはハンバーガーが大好きで、神の倉に行くとき
ゴルバレに目をつけていたらしい。
娘さんのほうは以前神の倉でタンデムしたらしい。
どうもつばさスクールに入校を決めたようだ。
田原さんがランディング場で”後期高齢者も飛んでいる”と説明して
母娘にえらく受けた言っていた。
私も神の倉の低いながらも広告塔を担っていたか!と嬉しい。
新しくパラの仲間が増えそうなのが本日の収穫。

 8月27日(木)平日飛び ターゲットど真ん中
ゴルバレのオーナーの金谷さんは、日曜日はゴルバレのお手伝い。
一週間休みなしで働いていてパラをやっている暇がない。
お盆休みは意地になって毎日飛びに行っていたらしい。
店長の三好さんも土日は休みでないので飛ぶことが出来ない。
ゴルバレは水木を休みとしているので、金谷さんが休みが取れそうな
水木があれば、リタイヤ組で平日飛びを組み立てる。
今日は昨日急遽決めたようなのだが付き合うことにした。
天気予報は南西風が強めに出ているので飛べないかもしれない。
飛ぶチャンスの薄いゴルバレメンバーはイライラが募っているのだろう。
お昼前に神の倉の東屋に行ったが風は5mを超えている。
気持ちの収まらない金谷さんは強風の中、一時間ばかり立ち上げ。
明日からのハンバーガーの仕込みを済まそうというのでゴルバレに帰る。
お昼は売り物でないレトルトカレーをごちそうになり優しい味だと思ったが、
ゴルバレカレーの方はやはり主張があると思った。
仕込みが終わり大急ぎで神の倉の東屋に行ったが、やはり風は5mを超えている。
風が強かったら温泉に行こうとタオルは用意していた。
荒巻牧場から10Kmの所の「たかみや湯の森」に行く。
露天風呂につかりながら雲の流れを眺めるのもなかなか乙なものだ。
強風なので雲は10分も経つとがらりと状況が変わっている。
夕方風が弱まれば飛ぼうと話していたので45分で風呂から上がる。

神の倉の東屋に帰ると地森さんが居た。
単管を組んで、ハーネス調整のやぐらを作ってくれていた。
東屋の裏にはツリーランの訓練の為の大木を建ててくれた。
地森さんはあれこれ言わないが黙って皆さんの役立つことをしている。
感謝しても感謝しきれないほどにお世話になっている。
高倉健の「男は黙って・・・」である!かっこいい!


少し話をしていると若干風も弱くなったかもしれないので神の倉に上がってみる。
神の倉の風力計は雷でやられたのか働いていない。
とにかく神の倉の空気を吸わないと収まらないだろう。
神の倉TOは2~4m/secの南風がだましで正面から入っている。
私がダミーか最後にすると言ったら最後にしてくれとのこと。
三好さんが最初にテイクオフ。
テイクオフ沖で下がらない状態がアーベントになったのか続いている。
風は強めなので時々止まっている。
金谷さん立ち上げようとしたらトグルがほどけてしまった。
そのままテイクオフし片方だけ引いてしまったらくるりと廻って山が近づいて居たかも・・
Cライザーの操作でフライトは出来るので慌てないことが肝要。
トグルを取り付けて立ち上げ。
少し強風の中立ち上げて制止させ少し後ろに下がってテイクオフして行った。
強風立ち上げの練習が見事に結実したテイクオフであった。

18時半テイクオフ。
南風なので右尾根あたりで吹き上げリフトがあるかなと思ったが
粘れるようなリフトはなし。
沖もじわじわ下がる一方。
南風強そうなのでランディング場南側で高度処理。
ターンしたら40Km以上の対地速度でランディング場北側へ。
橋の上で高度60m残して右ターン。
田んぼの上で高度46m残して右ターン。
八の字ターンして橋の上で高度27m残して180度左ターン。
農道上で高度16m残してターゲットへ直進。
タ-ゲットはどんぴしゃり、ど真ん中を両足で踏んづけてぶっ飛びの気分を晴らす。
私がランディングして地森さんは帰って行った。
風が強かったので皆を見守ってくれたのだろう。

私はターゲットど真ん中、二人は近くに温泉があったことに感激。

 本日のフライト動画

  
 車の回収で神の倉TOから(19時半)  ランディング場

薄暮に月が出ている写真を見て20年以上前の写真を思い出した。
パラグライダー仲間の津島設計室の津島室長がポエム付きの
私のパラグライダー写真をインターネットにUPしてくれた。
津島氏は高校時代に同人誌など刊行する文学青年でした。
ジオシティーが消滅したので写真を見ることが出来ない。
何とかならないかメールでお願いしたところ探し出してもらった。
津島氏は私の初代のパソコン師匠で、20年前には手取り足取り教えてもらった。

津島氏から下記メールをもらった。
「インターネットアーカイブにありました
ネットで探せば大体わかる つーのが私の座右の銘ですが
体現できました
自分自身なつかしく見ることができ きっかけくださったことに感謝です
URL貼ります 踏んでください(これも懐かしい言葉ですね)
しっかし 推敲したーい

http://web.archive.org/web/20010807083410fw_/http://www.geocities.co.jp/Athlete-Sparta/5579/framepage3.htm

 8月30日(日)発達する積雲
気象庁の天気予報はこのところ下記のようである。
「所により夜のはじめ頃までに雨で雷を伴い激しく降る」
夕立が激しいと言う事か・・・
昼間に積乱雲が発達すると言う事なんだ。
風予報は東がらみなのだが弱かったのでプレジャークラブの皆さん
神の倉から朝練でランディングしていた。
風向きは変わりそうにないので、中野号で小田さんと私
そして車回収で大川さんと美香ちゃんが付き合ってくれた。
どういうテイクオフするか監視に上がったのだ。

12時14分テイクオフ。
東北東風でテイクオフ北側の斜面を目指す。
テイクオフ北側の斜面を舐めて飛んでみたが下がりはしないが
ここぞというリフト帯が見当たらない。
高度を下げて行く訳でないので、リフトの育つのを待つしかないだろう。
一か所はリフトがあるのだがトップアウトにはならない。
北側斜面の左尾根を攻めていると一瞬つぶれた。
左尾根をしつこく攻めていると良いリフトが続く。
パラを稜線に向けたまま、尾根筋をそのまま駆け上ってみる。
12分間荒谷山稜線上をコネコネしていてやっとテイクオフ上空海抜830m。
此処まで来れば発達中の積雲のもとへ行き、2~3m/secのサーマルでのり
穏やかに上がっていく。
荒びるサーマルでないのがうれしい。
上空に出来かけの薄いサーマル雲を追いかける。
サーマル天まで行っても大丈夫だろうと思うのだが、
5分もすれば雲底は広がりねずみ色になる。
雲底の端の下を選んで廻し続ける。
東の空の全ての積雲も上空に突き抜けて行き、積乱雲になっている。
こんな積乱雲に飲み込まれたら抗う事も出来ず1万mに放り上げられるのだろう。
ジェット機の巡航高度でマイナス50度で薄い空気。
此処まで上がれば冬眠状態で安らかに天国に召されるでしょうね(笑)
有留上空の積乱雲は雄大雲に変化している。
薄い積雲の雲底にタッチしたい誘惑にかられる。
コジツーポイント上空で海抜1490mまで上がったが
まだ雲底には100m以上ありそうだ。
積雲の発達が早いので雲底の端から離脱。
大きな雲底なので大きく回り古屋地区に行く。
もう少し飛んでいたいなあと、荒谷山テイクオフに戻ると海抜1000m。
雲の端だが雲底はねずみ色で、1~2m/secでゆったりと上がって行き海抜1325m。
鷹ノ巣山の雄大積雲はかなとこ雲になり始めたか?
東の雲がこちらに向かっているようなのでアクセル投入で古屋地区へ。
中村さんが東の雲の注意勧告無線。
それではと、ビッグイヤーをかけっぱなし海抜1200mから
マイナス2~3m/secで降ろして行く。
ランディング上空20mでビッグイヤー解除し直線飛行ランディング。
50分間のフライト。
積乱雲があちこちで発達している状況は初めての事であった。
しかし、使ったサーマルは穏やかであった。

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