2019年 9月   
 9月5日(木)三次鵜飼 篠笛演奏
篠笛同好会「酔い笹(よいさっさ)」の皆さんに、三次の鵜飼舟観覧船で
食事をし、一杯飲みながら篠笛を吹きませんか?と提案。
実は5年前に謡曲仲間と鵜飼観覧船を借り切って、一杯飲みながら
謡曲や能管披露したことがある。
昔、お大尽がやっていた舟遊びはこんなのだったのか!とちょっぴり味わった。
最も芸者衆を乗せての風流とは程遠いものだったが・・・
今回は篠笛同好会の嫋やかな昔のお嬢様面々である。

13時30分出発。
いつも行く甲田町の梨農家でお中元の梨を買う。
大玉の豊水と20世紀を詰め合わせてもらう。
家庭用に皆さんも買っていた。
45年前同好会面々が若かった頃、NHK新里見八犬伝の人形劇で大ブレークした
辻村寿三郎人形館を見物しに行く。
縮緬布で作った人形の顔は独特なイメージを我々に与えた。
テレビの白黒画面を思い出しつつ、当時の思い出に浸った。
石畳の道を歩き、風季舎のかりんとう饅頭を買いに行く。
メンバーのNさんが一押しの饅頭だったが本当においしかった。
19時乗船で十分時間は有るので三次ワイナリーに行き喉を潤す。
女性の団体だと立ち寄る先で何かしら買うようだ。(女性は買い物が好きなのか・・)

  

19時前、鵜飼乗船場に到着。
お弁当の予約を入れていたのだが、鮎の塩焼きも付いているそうだ。
事務所の隣の小屋で鮎を焼いていて、アツアツのを貰える。
今夜は6艘程出るそうだが、他のお客さんはまだ見えていない。
船溜まりの階段に腰かけ篠笛の練習をする。
19時過ぎ頃ぼつぼつお客さんがバスで到着。
お客さんの一人が、鵜飼舟のウェルカムBGMと間違えて「ご苦労さん」と声を掛けてくれた。
鵜飼い観覧船は椅子テーブル付きで座布団は浮き代わりになっていた。
篠笛の吹奏するので、乗船して直ぐにお弁当を広げる。
ビールで乾杯し鮎の塩焼きをガブリ。
舟の船頭さんは面白い人で、鵜飼いの話や自分のことなどお客さんを
飽きさせないほどの話術の人だった。
「おもしろて やがてかなしき うかいふね」(どこかで聞いたような・・・)
世の男どもの哀れな姿見るようだと大笑い。
篠笛の吹奏はビールの所為か息が上がって上手に行かなかったが・・・
僚船2艘からやんやの拍手を貰った。
帰りの車の中では、篠笛の仲間たちから良い経験をさせてもらったと喜んでくれた。

   

   

 YOUTUBE動画

 9月8日(日)南屏風往復
天気予報はお天気の方向にずれてくれた。
プレジャークラブの面々は新人さんと体験者(4名)のため
荒牧牧場へお手伝いに行った。
久しぶりに来ていた画家の木原さんが朝練でTOに上がっていた。
無風に近くテイクオフがままならなかったようだ。
先週児島さんが神の倉TOの風力風向計を直してくれたのだが
次の日は雷の所為か又無反応になってしまった。
木原さんの2本目もぶっ飛びだったので、サーマルタイムはまだだろうと
田原さんとやすらぎ館へうどんを食べに行く。
1時間ばかり話をし、荒牧牧場へ行ったプレジャークラブの面々に
電話すると今出発したばかりと言う。
皆が帰ってきたら神の倉に上がろうか・・
やすらぎ館の展示スペースを1ヶ月3000円で貸出し、出雲の木工所が
欅のテーブルなど展示していた。
木目の良い欅のテーブルセット(18万5千円)は欲しいなあと
田原さんと話し合ったが、残念ながら家に据えるスペースがない。

東屋で待っていると暫くして、荒牧牧場に行っていた6名が帰って来た。
兵萬号にて神の倉に上がる。
向原以北には5千メーターを超える積乱雲があちこちある。
雲底が広いので吸い上げられたら脱出が困難そうだ。
吸い上げられそうならさっさと雲底から逃げないと・・・
プレジャークラブの面々に今日の雲の観察をしたか質問。
飛びたい一心で恐ろしい積乱雲の観察などやっていない!!
駐車場に到着した時から雲の観察をし、TOに上がってからは
5分おきには雲の変化を観察するように言ってはいるのだが・・
怖い雲も美味しい雲もちゃんと観察しないとね。

「3時のあなた」(古いなあ)前に日高さんテイクオフし暫く粘って南屏風へ。
プレジャークラブの大川さん・金谷さん・三好さんもテイクオフ。
三好さんは3ヶ月ぶりのフライトだったので心配したがスムースにテイクオフ。
14時55分、私も西斜面からテイクオフ。
直ぐに右ターンして神の倉山頂を目指すと、4機ばかり飛んでいる。
向原方面は黒い雲底が見え、その上空は積乱雲が発達していそうだ。
ヘアピンカーブの伐採地上空はまだ雲はなく安全だ。
暫く神の倉稜線上で遊んでいたが、廻すほどのサーマルに出会わずTOに移動。
TO周りに弱いサーマルがあったが捉えきれず。
日高さん・児島さんが南屏風を目指しているので追いかける。
南屏風手前の魔のトライアングルは稜線より100mは高いので荒れてはいない。
児島さんと一緒に暫く廻すも上がり切れない。
その内4機細長い機体が南屏風を責めるのだがステイがやっと。
南屏風で粘って飛んでは居れるのだが、5機は多すぎるしつまらないのでTOに戻る。
南風が強そうでTO南のリッジ風だけがある。
神の倉山頂へ行くもレベルキープは出来る。
相変わらず黒い雲底は居座っている。
吸い上げに会ったら脱出困難なのでTO~南屏風で飛ぼうか・・・
40分ばかり行ったり来たりを繰り返す。
リフトも弱くなって来たので沖に出す。
ランディングのターゲット周りを同心円状に地森さんが草を刈ってくれていた。
ターゲットを狙いやすいのでチャレンジ。
南風が少し強めだったので1mショートだったが、ふんわりとランディング。
1時間10分のフライトだった。

 フライトログページ

 YOUTUBE動画(途中40分間は16倍速)