2018年 12月 |
12月9日(日)神の倉冬雲フライト 先週2日のフライトはちょこっとトップアウトして20分のフライトだった。 小春日和の穏やかなサーマルを期待しているのだが出会えない。 今日は一面雲が張っていてでかいサーマルは望めないなあ。 気温減率は良いと誰かが言っていた。 自分のパラグライダー装備一式で23Kgある。 持ち上げて担ぐのが大変で毎回肩を痛める。 なんとか5Kgは軽くしたいものと検討している。 金谷さんがスップエアのエアーバッグのリバーシブルハーネスを持っている。 これだとパラザック不要だし、ハーネスも軽い。 不要不急な物は出来るだけ少なくしたいものだが・・ 今日は金谷さんは休みなのでパラを借りる事にした。 特にハーネスへの尻の入り方が気になる。 早朝練習で皆さんと神の倉に上がる。 西斜面からテイクオフしたが、すぐには尻が入らなかったが ちょっと尻を動かしたら入ったがすぐに右ターンは出来なかった。 グライダーの揺れは敏感に尻に伝わる気がする。 キャノピーを付け替えるのが面倒なので「ジョモ」で飛んだ。 コース取りが悪かったのか古い「ジョモ」の所為か 皆さんより早く下がってしまった。 二本目は自分のパラ装備で飛ぶことにした。 神の倉TOに上がると日高さんと利弘さんがトップアウトして飛んでいる。 2m/Sec前後の北西風で北斜面から、結構寒い中12時37分テイクオフ。 神の倉山頂左尾根を越えるのに、高度が下がらず行ける。 左尾根手前ではむしろ上がりながら尾根を越える事が出来た。 殆ど稜線レベルで神の倉山頂に・・ 神の倉のボールではじわじわと上げてくれるサーマルがあり240mゲイン。 ひーさんも神の倉バトルに参加してきた。 テイクオフ上空へ行ったり鉄塔沖で遊んだが140m高度失う。 神の倉山頂近くの上空へ寄せて行くと1~2m/Secで穏やかに上がる。 上がりながら廻し北北西の風に流されテイクオフ上空、海抜885m。 リフトは続いているので、吸い上げを期待して黒い雲の下を目指してみる。 500mばかり流されたので、テイクオフ上空に戻ろう! 日高さんが私の薄い手袋を見て厚手の手袋を貸してくれていたのだが 何故か右手の指先が冷たくて痛い。 グーパーをして何とか指先に血液を送ろうと試行。 戻るとリフトに遭遇、1m/Secで穏やかに上がるのでもう一度廻し続ける。 テイクオフから風下に1Kmばかり流され、海抜1190mまで上がる。 流されているのでテイクオフ上空を目指す。 右手指先は棒の感じで感覚が無くなってきた。 凍傷や壊死の恐れを抱いたので、早く下ろそうと荒谷山方向に向け 途中の谷渡りで高度を失うことを狙って直線飛行。 井原駅上空で海抜770mになったので、お寺上空で更に高度を落とそうとしたら 1~2m/Secのサーマルに遭遇。 バリオが囁くと条件反射のごとく廻してしまう、悲しいフライヤーの性である。 一応どこまで上がるのか確認してやろうと廻し続ける。 雪が目の玉をつつく・・雪雲だと吸い上げが怖い! 神の倉山系で飛んでいた日高さんが私のサーマルを目指してやって来た。 海抜1090mまで上がったが、壊死の恐怖が湧いてきた。 2009年8月包丁で指を切ってぐるぐる巻きにしていたら指が壊死した。 今度は本気で降ろそうとビッグイヤーを掛ける。 Aラインに指を掛けようとしても感覚がないのでラインを掴む。 マイナス3m/Secで下がっているのだが時々手を放して休む。 神の倉山系で飛んでいた人たちが下がり始めている。 もうビッグイヤーは限界なので神の倉山系に移動する。 2m/Secで順調に下がってくれる。 斉藤さんと同時侵入になりそうなので、頑張ってもう一度ビッグイヤー掛ける。 ショートで左端に下ろしたので同時侵入は避けた。 本日は1時間のフライト、神の倉山系で海抜1190mと井原駅上空で海抜1090m。 雲底高度は1400m位だったか・・・ 黒い雲の下200mばかりを飛んだが吸い上げには遭遇しなかった。 日高さんも吸い上げに会わなかったと言っていた。 |
12月12日(土)荒谷山冬雲フライト 明日は昼から雨模様なので神の倉ベテラン衆が集まるだろうと本日飛ぶ事にした。 11時前に到着すると、プレジャークラブの山本さんとハングの近藤さんが来ていた。 山本さんは立上げ稽古をしていた。 日高さん、花野さん、甲斐さんが来て5人になったので荒谷山に上がる。 風は北東で1m/Sec前後、雲量は7割位ありテイクオフ上空は雲で覆われている。 喜んでテイクオフする条件ではないので皆で様子見。 ハングの近藤号で花野さん、藁科さん、中野さん、鍛冶ちゃんが上がってきた。 上空の雲が薄れてきたので日高さん13時半ごろテイクオフ。 サーマルヒットし上げて行った。 続いてプレジャークラブの山本さんテイクオフし日高さんに追いついて行った。 テイクオフに入る風が弱くウェイティングだったが、甲斐さんテイクオフし上げて行った。 次に自分の番が来たが、1m/Sec程度のフォローに変わった。 恐らく正面前で良いサーマルが上がっているのだろう。 イライラしながらしばらく待って、13時47分テイクオフ。 南小山を目指したがシンク音のみなので直ぐに左ターン。 60m高度を失ったが正面ボール奥でサーマルヒット。 一周廻してみてテイクオフに近寄った方がリフトが強そうなので、リフトを貰いつつ 少しブレーキングしながら斜面をまっすぐ水平距離130m駆け上がっていく。 リフトが強くなったのでターンをかける。 ガキーンと片翼のみ突き上げるようなリフトなのでテイクオフ上空に 斜面をまっすぐ水平距離270m逃げる。 上昇は止まったのでもう一度リフトの場所に戻って上げる。 やっぱりよく上がるが片翼ばかり上がる場面が多い。 トンビが2羽一緒に飛んでくれる。 海抜1073mまで上がったが、もう少しゆったり飛びたいので県道上空まで出る。 後から出た中野さん、花野さん、足刈さんも上げてきている。 シンク帯にハマったようなので(海抜745m)もう一度戻る。 戻ったら強めなので、もう一度沖に出し井原駅方面へ行く。 柔らかめのリフトがあったので廻し続ける。 マキゴンポイントで4,5m/Secのリフトに遭遇。 ちょっとスルーして弱くなったところで廻す。 探りながら廻して、林道入り口当たりで海抜1225mまで上げる。 上記の3人が神の倉テイクオフ裏の上空で遊んでいる。 神の倉テイクオフを目指して谷渡り。 テイクオフプラス100m(海抜600m)でたどり着いた。 テイクオフがサーマルポイントになっていたようで、2~3m/Secで気持ちよく上がってくれた。 海抜1250mまで上がる。 200mばかり上空の雲底で中野さん遊んでいる。 もう寒くもなっているし、あわよくばトップランして車を下ろそうかと思い 神の倉山頂を巡って荒谷山へ向けるも北風強く届きそうにない。 お寺上空を巡ってランディング。 今日は翻弄される事も多かったが気温減率も良く、フライト時間1時間6分で 海抜1250mまで上がったフライトであった。 日高さんは最初にテイクオフし2時間以上飛んで、海抜1450mに上がった。 飛んだ皆さんの最後にランディング。 しかも荒谷山にトップランして自分の車を下ろした。 今日のヒーローは文句なく日高さんだ。 本日のフライトデータ。 本日のYOUTUBE 動画 |
12月23日(日)サンタフライト 昨年、自分の心技体の衰えを感じサンタフライトは今年から辞めようと思った。 昨年のサンタフライトページ。 昨年、中野方式(小田方式)のお菓子落下装置が目に焼き付いた。 サンタフライトを敗退で辞める事にはどうも納得がいかない。 サンタフライトを有終の美で終わりたい気持ちが沸々と・・・ お菓子落下装置を中野さんから借りて自分で制作することにした。 この装置の良い所はランディングアプローチ最終直線飛行(高度30mばかり)で 紐を引くと装置の口が一気に開いてお菓子が落とせる。 一個一個お菓子を落とすとなるとそこそこの高度で落とすので、 パラシュート付きのお菓子は風に流される。 風の影響を少なくするために年々パラシュートの穴が大きくなっていった。 パラシュートでふわふわ落ちてくる方が子供たちは嬉しいだろうと思うのが。 それでもグランド内に落ちてくるお菓子は7割ぐらいか・・ そんな訳でダイソーで、洗濯ネット・大小のカラビナ・洗濯はさみ・リング 太めの紐などを買い込み、落下装置を2セットを作成。 朝9時集合でスタッフの皆さんは黄色いジャンパー着て準備に懸かる。 今年は橋が壊れているので駐車場係が沢山要る様だ。 毎年のように日高さんは私物のでかい音響装置を持ち込んで呉れる。 本日のMCは三好さんが務めてくれるようだ。 サンタさんはまだ6名しかいないというので小田さんにも声を掛ける。 9時半ごろ神の倉テイクオフに上がる。 記念写真(地森さんパフォーマンス) 10時ごろまで雲海が・・・ 11時フライト開始の予定だったが、霧雨が降り出したので10時半からテイクオフ開始。 お菓子落下装置をハーネスに取り付けお菓子を入れて紐を引っ張ってみる。 上手く作動したので、児島さんに装着しませんかと呼び掛ける。 児島さんもグランド内に落下するお菓子が100%でないことを知っている。 ポッドハーネスなので取り付くかどうか心配したがギリギリ取り付いた。 背中に落下装置を取り付けた不良おやじ 少し弱めの風の中皆さん一発でテイクオフして行く。 私も7番手でテイクオフ。 ツリーランセットやフライトスーツやパラザックを持たないと6Kgばかり軽くなる。 テイクオフする時ゴープロのスイッチを入れるのを忘れていたので 慌ててスイッチオン。 最後の2機もテイクオフして来たが私の機体は良く浮いている様だ。 同時侵入はまずいので3回ばかりサブロク旋回を入れる。 ランディングアプローチの最終直線飛行は高めに入る。 お菓子のパラシュートの穴が大きくなっているので高度30mばかりだと直ぐに落ちてしまうだろう。 今回はエリア内に落下した模様。 これで私のサンタフライトは後輩たちにバトンタッチする気持ちになった。 ベテランの児島さんも落下装置を使って呉れて、来年の為に サンタ道具の中に収めてくれた。 来年に向けて3セットばかりは作成し後輩たちに託することにしよう。 長年表舞台に立たせてくれたスタッフの皆さんに感謝します。 サンタフライト動画 三好さんのMCは素晴らしかった。 保育士の経験が有るのかと思うほど子供への呼びかけが優しい。 マイクでの話掛けが途切れる事がない。 何故そんなに流暢なのかを聞いたら、選挙カーのうぐいす嬢の経験が有るそうだ。 神の倉のフライヤー全てが感心していた。 サンタフライトのMCは毎年三好さんで決定だ。 今年も沢山の子供たちが… 皆で記念写真 長年有難うございました |