2023年 3月   
3月8日(水)福田老人大学 篠笛参加
福田公民館 老人大学特別記念講演会
第一日目
第一部・・・「寅さん福田の里にふらり」
第二部・・・「詩吟・詩舞の競演」
第三部・・・「篠笛演奏」
第四部・・・特別出演「シャンソンライブ」

酔い笹のメンバーで第三部・・・「篠笛演奏」に出演
中谷太夫による演技も大好評だった。

YOUTUBE動画

3月11日(土)カタクリの里スタック
11時52分荒谷山テイクオフ。
ありゃあ、バリオが無音!
ハーネスのポケットに入れっぱなしのバリオのスイッチを忘れた。
南小山に来たが瑞兆なし。
マキゴンポイントあたりで尻センサーにリフトを感じ右回ターン。
南小山に戻りつつリフトを感じつつ右廻し一回。
テイクオフ右のボールを駆け上ってくるリフトを感じつつ右廻し。
駆け上ってくるリフトに乗り、ブレークコードを引き増して最小沈下速度で
テイクオフに向かって直線飛行。
テイクオフがサーマルのトリガーになっているのかよく上がる。
TOにはスタンバイのフライヤーが居るので、上空で廻しながら”デロデロ”光線発射。
何とか海鋒965mに上がったがその後800m~900mを上がったり下がったり。
取り敢えず高度も安定したのでバリオをポケットから取り出しスイッチオン。
白い機体の田原さんが上がって来た。
海抜1377mで田原さんはクロカンに走り始めたようだ。
1500m以上は欲しい所だが途中でサーマルが拾えるかも?と私も舵を切る。
南西風に乗って対地速度45Km/h。
高獄山への中間地点で海抜1200m。
これ以上下がると荒谷山に戻れなくなるので切り返して戻ってみる。
対地速度20Km/hを下回り出した。
お助けの地、高獄山に向け直す(海抜1130m)
対地速度40~50Km/hでぶっ飛んで行く。
途中で東向きに舵を切っても35Km/h前後。
高獄山(436m)に海抜686mで到着し60mばかり高度を稼いだが
力尽きカタクリの里にランディング。
47分のフライトだった。
平川さんがピックアップに来てくれた。
有難うございました。

詳しくはYOUTUBE動画で・・

フライトデータのページ

 3月14日(火)平日フライト
3月は飛べてなかったし、本日は良い天気に恵まれたので平日フライト。
11時51分荒谷山をテイクオフ。
出てすぐ無音に気が付く。
又もバリオのスイッチを入れ忘れた。
ハーネスのポケットに入れっぱなしで音だけしか聞いていない。
フライトが落ち着くまでポケットに入れっぱなしでもよかろう。
昔、川地塾で「一年に数度はバリオなしで飛んでみましょう。
尻センサーの感度上げるに役に立ちますよ」と教わった。
そんなわけでバリオが無音なのは気にならない。
リフトが右か左か?強さは?など尻センサーを敏感に働かせ
無音なるが故にイメージも描きやすくなる。
確かに役に立つ練習方法ではある。
南小山でリフトを感じたので廻して30mトップアウトしたが外した。
ズルズルとマキゴンポイントまで下がり海抜500m(TOは563m)。
このままではぶっ飛びになりそうなので稜線上空を南小山へ戻る。
何とか尻センサーがリフトを感じたので、逃してならじとハイバンクで廻す。
テイクオフ前右ボール奥まで上がって何とかTO周りで上がり続け海抜800m。
フライト落ち着いたのでハーネスポケットからバリオのスイッチおん。
その後海抜1200mを上がったり下がったり。
やることもないので吉田町江の川に1200mまで近寄ってみた。
荒谷山に戻れなくなると大変なので大急ぎで帰る。
兵萬さんと田原さんがトップランを果たした。
自分もと何度もチャレンジしたが吹き上げられ出来なかった。
1時間47分のフライトだった。

詳しくはYOUTUBE動画で・・

 フライトデータのページ


本日午後の部・・・神の倉TO
3時のあなたを狙って神の倉に移動。
15時11分テイクオフ。
テイクオフを待っている人が多いのですぐに南小山を目指す。
南西風なので悲しくてもリッジはあると思ったが稜線レベルキープ程度。
南西風なので魔の三角地帯のローターは少ないだろうとそのまま進む。
何とかローターも食らわず南屏風に到達。
ところが南西風なのでリッジは弱く稜線高度ちょびちょび・・
粘っても無駄と14分で南屏風離脱。
ランディングはターゲット黒丸を踏みつけた。
終わり良ければ総て良し!

詳しくはYOUTUBE動画で・・
 3月19日(日)矢口クロカン
神の倉桜まつりがあるので毎年フライヤーも山掃除を手伝っている。
9時集合して地元の人や「井原わくわくプロジェクト」達と神の倉に上がる。
登山道はオーナーの岡田さんの従妹の新谷さんが日頃掃除をしておられて
綺麗なものだった。
藤棚や頂上近くの公園の掃除をする。
公園には落ち葉の集積所を作っておられたがほとんど一杯なので
西斜面は落ち葉が吹き上げられるので東斜面に捨てる。
たった30分ほど箒を使ったのでが、あくる日から胸筋と肩が痛い。
作業しているときは何でもないのだが翌日以降身に堪える。

お昼までに掃除が終わったので荒谷山に上がる。
ブローが入って来る度に”田舎の香水の香り”(田んぼを荒起こした土の匂い)が・・・
フライヤーにとっては何とも香しい匂いなのだ。
今日はサーマルが活発に立ち上っている!!

12時47分テイクオフ。
今日は西さんが一番手テイクオフして上げて行ったので本日のヒーロー。
小林さん、川原さん、花野さんがテイクオフして行き私も追いかける。
ちょっと苦手な右回しだったが、北尾根で粘って上げる。
周りに誰も居なくなったので得意の左回しで5m/Secの上昇率で上げる。
一気に上がってきたので花野さんに追いつく。
花野さんが無線で「早っ!!」と驚いていた。
花野さんと高く上がっていた西さんが無線で白木山の話をしているようだ。
私にも呼びかけ花野さん走り始めたので、私もクロカン宣言し追随。
リフトは続いていて直進しながらも上がり海抜1816m。
ブルーサーマルの中良く上がったが、今日の雲底高度はいくらだったのだろう。
先行した花野さんの機体は足が速く見えなくなった。
志和口駅西の山(629m)でリフトを感じたので最小沈下速度のブレーキングし
見まがえながら強い所で一周しただけで160mゲイン。
北東風と思いいつものコースより西側を飛んでいて高圧電線と並行して飛んでいる。
海抜1330mで高度は充分なのでとにかくお約束の地に急ごう。
対地速度は35~40Km/hで走っているのでやはり北東風かな?
お約束地手前の谷の河津川上空海抜1080mでリフトに遭遇。
いつもより北側からの侵入で、低くなると逃げる道筋悩ましい。
バリオが囁き始めブレークコードをフリーにしておくと
「こちらにおいで」とサーマルが引き寄せてくれる。
何とかリフトに乗って回し、230mゲインし海抜1310mで
高圧電線上空750mで飛び越えていく。
ぶっ潰れて落下するとテレビ取材のヘリコプターが飛び回ることになるので
毎度祈るような気持ちでお約束の地を飛び越えて行く。
そう、このお約束の地は良く上がるのだ!
悲しくても高圧電線上空300mは欲しいとこだ・・・
高圧電線十字路は630m上空を飛び越えて行く。
花野さんと西さんが白木山に行くことを話している。
私も無線で白木山に行くことを発進するのだが伝わらないようだ・・・
北東風と思って、白木山へいつもの稜線上空より北側を走ってみる。
ちょっとリフトあったので廻してみて海抜1177m。
白木山は889mなので何とかリフトを探して上げ直さないと
芸備線筋に落ちこぼれて行くしかない。
白木山手前1、8Kmでサーマルヒットし海抜1700m。
これで白木山は充分に越えられるので山頂に向かう。
直進するも上がり続け海抜1768m。
遅れてテイクオフしたメグちゃんが追い付いて来ていて三人で交信している。
対地速度35Km/h前後で飛んでいるので海風の影響はない。
海抜1500mで鬼が城稜線を越える頃、どこに降ろすか交信をして来るが
伝わらないので腕を真っ直ぐ伸ばして太田川河川敷の意思を示す。
海抜1150mで三篠川を横切るころ、西さんが花野さんに
玖村駅に降ろすことを交信している。
私は更新できないが腕をまっすぐ前を示しもっと先に行く意思を示す。
ゆるぎなく直進をしているので意思は伝わったことだろう。
我々の交信が聞こえたのだろう、中野さんが荒谷山で海抜2300mと言っている。
西さんが私を探しているようで、花野さんが説明して視認したようだ。
河川敷は続くので高速道路を越えて行こう。
私が先導する形?で前に進んで行く。
メグちゃんの無線が聞こえ変わらず後を追いかけてきているようだ。
美香ちゃん家上空海抜910m。

ゴープロのデータ壊れていて、此処からYOUTUBE動画切れた。
山陽自動車道を越えるべく対地速度30Km弱で直進。
高速道路を(JR矢口駅)海抜760mで越える。
西さん同道なので広めの河川敷で降ろそうと海抜600mでビッグイヤー投入。
下では少年野球のチームが2試合しているようだ。
ビッグイヤーかけたまま180度旋回。
ビッグイヤー解除して海抜240mあたりで対地速度10Km/h前後におちた。
この高度からは海風の影響大であった。
少年野球をやっている近くにふんわりランディング。
少年たちが並んで拍手をくれたので、私も両手を振る。
パラを畳んでいると監督さんが来て「試合に集中しろと
叱ったのですよ」と笑顔で報告。
上空で高度処理をしたので試合を中止してみんなで上を見上げていたようだ。
監督さんが「どこから飛んだの?」との質問に神の倉から23Km飛んで来た事と
年齢は79歳だと告げると目を丸くしていた。
おそらく試合終了後少年たちに伝えてくれるだろう。
少年たちのヒーローになれるかな・・・将来フライヤーになってくれると嬉しいが・・・

そんなわけで本日のフライト23,5Kmで1時間6分。
最高高度海抜1816m。
複数で飛んだクロカンは初めてだった。
フライト後の”ああだった、こうだった”の会話が楽しい!!

詳しくはYOUTUBE動画で・・

 フライトデータのページ


 3月21日(月)王子が岳遠征
天気予報は東風なので王子が岳のフライトは絶望的。
一か月以上前から若い人が計画していたので止まらない。
小田号にて穐山さんと3人で我が家に来てもらい出発。
小谷PAに集合して行き先を北房エリアに決定。
tokiさんがジモピーにあれこれ電話して北房に向けて出発。
昔と同じ電気屋さんでフライト届を記入し上を見上げるとジモピーたちは
団体でクロカンに走ったようだ。
ランディング場に確認に行くとF原さんが「不良おやじ」を見ていますよと・・・
北海道でも見てますよと言われうれしかったが、此処にもいらっしゃった!
テイクオフに上がると南西風が強くぶっ飛びに終わる。
取り敢えず全員1~2本飛んで終了。
泊りは王子が岳の安宿を手配してくれていた。
一泊2食付きで7千円でコロナワクチン値引きが千円、岡山県のクーポン券が2千円。
4千円の負担なので申し訳ない気持ち。
食後の薬を飲むとき間違って酒が残っていたコップに水を注ぎ飲んでしまった。
心臓はドンドン、頭はガンガン、手のひらと足の裏はジンジンで即ダウン。
私の体にはアルコール分解酵素が無いので、体はフォルマリン漬けになった気分。
皆さんは19時から23時ごろまで食堂で大盛り上がりであったそうだ。
遠征の半分はワイワイみんなで騒ぐことに意義があるというものだ。

翌日は雨降りとなり旅館解散となった。
帰途WBCを車中で切れ切れ見ながら帰って来たが途中で優勝確定。
3人で大声をあげハイタッチで喜び合う。
全員無事帰宅のライン報告。

 3月26日(日)スーちゃんのご両親来広
スーちゃんは我が家に高校生留学生として2008年逗留。
スリランカの出身大学の教員として勤め、2度日本の大学に短期留学。
博士課程を文科省招聘で3年間の予定である。
通訳などのバイトで爪に火を灯すようにお金をためて
念願であった両親を2か月間呼び寄せる事が出来た。

2015年にはスリランカを訪問し大歓迎を受けた。
スーちゃんが我が家に寄った時はラインでスリランカの両親と話をしていた。
昨日広島空港に22時到着なので迎えに行った。
両親ともすっかり顔なじみなので、アジアでは一般的でないハグでご挨拶。
遅いのでシャワーを浴びて早速寝てもらった。
皆さん浴槽に入る習慣はない。

スーちゃんに日本で何を食べてもらったらよいか聞いていた。
お父さんは肉も魚も一切食べないそうだ。
卵は食べる事が出来るらしいので卵焼きと黙ってかまぼこを出した。
魚アレルギーは出ないかと心配したが単に食わず嫌いだった。
しかし、お父さんは気の抜けたサイダーを食してるように見えた。
きっとカレーのスパイスが無いとご飯でないと感じている様子。
朝食後、スーちゃんは是非連れて行きたかった平和記念館に行く。
10時頃行ったのだがすでに行列が記念館の長さ一杯に並んでいた。
ほとんどがインバウンドの外国人でコロナ解禁で此処まで
回復して居るのかとびっくり。
ウクライナ戦争で兵うぇの関心も高くなって来たのかとうれしい。
今日は日曜日なので多いのかと思い別の日に来ることにして
原爆ドームと国立広島原爆死没者追悼平和記念館を見学してもらう。      
国立広島原爆死没者追悼平和記念館には私が登録した
おじさんの写真や経歴が検索できる。
スーちゃんたちに見てもらう。
博は世界の子供たちが人類初の原爆被害の都市として学ぶらしい。
私の身内が原爆で亡くなったことを知って深刻な顔をしてくれた。
昼食はてんぷらは大丈夫だというので原爆ドーム近くで天ぷら蕎麦を食す。
これは気に入ってもらったようで完食!
午後は宮島に行く。
スリランカは島国なのに船に乗ったことがないそうで寒いのにデッキに出た。
お母さんは厚着をしショールを顔にぐるぐる巻きで重装備。
世界にも有名な朱色の大鳥居wp盛んに写真を撮っている。
鹿に興味津々!
野生の鹿は捉えて食べるものなのに、鹿どもは平気で人間に
餌をねだって近寄ってくる。
海外の人には驚くべき鹿と人間の関係である。
昔アグネスチャンが神社の鳩を見て「おいしそう!」と
テレビで言っていたのを思い出した。
アジアではニワトリなどの生きた(新鮮な)食材を市場で売っている。
厳島神社でお参りの決まり事”二礼二拍手一礼”を教える。
境内の重要文化財の能舞台で地謡参加していたことを説明。
大聖院や五重塔など案内する。
桜は咲いていたが大群落でなかったのでいささかがっかり。

夕食は家で嫁さんがしっかり煮込んでいたカレーを出す。
スリランカのお父さんのカレーは肉片をこっそり抜いて置いた。
別にアレルギーや宗教上の信念で肉魚を食べないわけでなく
単に子供のころからずっと食べてないだけなのだが・・・・
気が付かず食べてくれたが私の鉱物のキムちを見つけ
カレーが真っ赤になるほど混ぜ込みおいしいと言っていた。
スリランカのお母さんは何でも食べる事が出来るが
我が家のカレーはおいしくなさそうであった。

神の倉桜まつりが19日行われランディングの土手には
600本のソーラライトが立てある。
宮島の桜がいまいちだったので神の倉の土手に連れて行く。
桜のトンネルにソ~ラライトが土手の両側に500m続いている。
光が弱いので桜は良く見えないが、500mのソーラライトは見事だった。
スーちゃんは明日桜を見にもう一度来たいと懇願し、再訪することにした。
スーパー銭湯「深川の湯」に連れて行く。
栃木で温泉に行って大変感激したそうなので集団の裸は大丈夫のようだ。
お父さんは私についてl来てサウナに入って水風呂にはいり、じゃぐじ風呂には
30分ずっと入りっぱなしだった。
気に入ってくれたそうだ。スーちゃんがいないと意思疎通はボディーランゲッジのみ。
テレビでスリランカに行った時の屋良パラグライダーのYOUTUBE動画を見てもらう。

 
 原爆ドームにて

 3月27日(月)しまなみ海道
お父さんの食事の範囲は狭いので朝はパン食とした。
桜並木見物のためもう一度神の倉へ。
天気も良く満開の桜に巣ちゃん一家は大感激。
スーちゃんが一番大はしゃぎで写真を撮りまくっていた。
スリランカの友達にSNSで見せるためだろう。

以前スーちゃんが来た時しまなみ海道に行き自転車で島内を走り
海に架かる多々羅大橋を渡った。
すごい感激だったようで両親にも是非経験させたいというので決行。
お母さんは自転車に乗る事が出来ないのでサイクリングは諦め
多々羅大橋を徒歩で渡ることにした。
道の駅今治市多々羅しまなみ公園に車を置き多々羅大橋に上がる。
多々羅大橋は1480mの斜張橋で本当に美しい橋である。
途中の橋脚に拍子木がおいてある。
拍子木を打つと音が反響し「鳴き龍」となる。
結構な歩きとなったが貴重な経験で喜んでもらったようだ。
昼飯は天ぷらうどんを注文したのだがお父さんは食べなかった。
生けすがあり魚が泳いでいたのを見たのが原因か?
生き物を殺さない(食べない)という小乗仏教の影響なのか?
輪廻転生の思いはスーちゃんにもパッちゃん大いに影響がある。

夕食は種類が豊富なイオン1階の食堂街に行く。
ぐるっと廻ってみたがやはり食べれるものがない。
パンがメインのレストランがあったので入ってみる。
プレートで色々料理があるので食べれるものだけ食べてもらおう。
パンが様々あって食べ放題でおいしかった。

 3月28日(火)平和記念館
今日はスーちゃんが広島でお世話になったAFSスタッフのお姉さんと
会うことにしているので両親も楽しみにしている。
お姉さんは2度ばかりスリランカに来てくれたそうだ。
スーちゃんはどうしても両親に平和記念館を見てもらいたい。
スーちゃん一家を平和記念館に送って行き、後はスーちゃんの案内に任せる。
平日だというのに何と26日と同じだけ行列が出来ている。
館内は混雑していて行列で進むので、お陰で一つ一つ見学出来たそうだ。
世界の観光客が広島に来てくれることには大いなる意味があると思う。

昼ご飯は相生橋近くのお好み焼きを検索して地図をコピーして渡しておいた。
お客さんはそんなに多くなく、店主も優しい人で沢山話をしたようだ。
お父さんもお好み焼きは野菜とそばだけど大変気に入ったそうだ。
お好み焼きのソースが気に入ったに相違ないし、自分たちだけで
見知らぬお店に入り注文するというアドベンチャーも良かったのだろう。
お姉さんは幼児二人を連れて来ていて、その幼児二人とも両親に懐いて
抱っこし放題だったようだ。
幼児の柔らかい体の感触に感激し、スーちゃんに「日本人でも誰でもよいので
早く結婚して孫を抱かせてほしい!」と懇願したらしい。
夕食はインドカレーを食べに行く。
注文の時辛さを選べるので辛さを中間にしていた。
ナンとカレーなのでスリランカ料理に近いと思っていたのだが
辛さは強かったようだし味も今一のようだった。
日本に来られたので刺身やしゃぶしゃぶや焼肉等々、おいしいと言ってくれるだろう
日本食をあれこれ考えていたのだが・・・
人間は、食べ物に関しては超保守主義者なんだろうとつくづく考えさせられた。
子供のころから食べ続けた食物の嗜好はおいそれと変わるものでないと思い知らされた。

夜10時の夜行バスで大阪に向かって出発して行った。
大佐か・奈良・京都見物をすると言っていた。
スーちゃんの一大親孝行イベントである。
親の本音は旅行でもなく博士でもなく孫を抱かせてくれるのが
一番の親行と思っているに違いない。
2か月も日本にいるので一杯思い出を持って帰ってほしい。
出来れば一品でも日本食が好きになってもらいたいものだ。

 3月29日(水)春の荒れ荒れサーマル 戸坂河川敷
神の倉10時半集合で10名のメンバーが集まった。
土手の桜並木は満開で「わくわくプロジェクト」のメンバーが土手に立てた
600本のガーデンソーラが一本も無くなってないことにホッとする。
まだまだ日本人の公徳心は健在のようだ。

11時過ぎに荒谷山に上がる。
弱い北東風のようだが風向きはコロコロ変わるし、
テイクオフ場ではダストデビルが舞う。
4~5人先にテイクオフして行ったが全員トップアウト。
田原さんたちは1500mを飛んでいる。
12時10分荒谷山からテイクオフ。
テイクオフ前の斜面をぐるり探して見るがトップアウトならず。
南小山で粘ってTO南のボール上空でサーマルヒット。
海抜1200mを越える辺りから5m/Secを超えるリフト。
一度はピッチング食らってオーバーシュートして目の前にキャノピーが来そうになり
ラインテンションが緩む前に抑えることは出来た。
パラ人生2度目の大ピッチングであった。
いきなり突き上げられたりラインテンション緩んだり大忙しの春のサーマルだ。
海抜1600mで高度は稼げたので荒れた空域からは逃げ出そうと
志和口駅裏の日浦方向へ舵を切る。
直進しながらも上昇し、時に5m/Secの上昇率。
ゆずりは農道・栄堂川上空を横切る時は海抜1883m、
この高度では北東風が強くフォローの対地速度が55Km。
荒谷山で高く上げてクロカン宣言していた田原さんは白木山に到達した頃かな?
機影は見えないが追いかけてみよう。
その後下がり続け志和口駅裏の日浦で海抜1350まで下がっていたが
サーマルに遭遇し、一瞬潰れたが又も5m/Secでグイグイ上がる。
4周廻して海抜1924mに上昇!一周140mのゲイン!
高度も十分だし上がりすぎるのも気持ち悪いので此処は離脱。
高度が十分なので西川ゴム周辺にこぼれる必要がない。
お約束の地(高圧電線十字路)を目指しいつもより北側を走る。
直進しながらも上がったり下がったりしながらも
高圧電線越えるころも海抜1941m。
大急ぎでお約束の地を飛び越えよう。
高圧電線十字路の上空を1300mアップで飛び越える。
いつもは高圧電線十字路あたりが良く上がるのでお約束の地なのだが
今日はずっと下がり続け300m以上高度を失う。
白木山を目指して直進。
北東風と考え白木山系稜線の北寄りを進む。
果たして先日上がったあたりでサーマルに遭遇。
2度旋回して300mゲインの海抜1860m。
白木山山頂を上空を行くと登山客が数名いた。
1000m上空を飛んでいるので気が付いてはくれないだろう。
5m/Secも上昇率もあるが構わず直進を続ける。
直進しながらも上昇を続け、白木山と鬼が城の中間地点で海抜2193m。
鬼が城稜線上空で海抜1983m、海風が入って来ないうちに
田原さんの後を追い市街地に入ろう
山を越え平地に出て、下深川駅上空で海抜1300m。
高瀬堰上空で海抜973m。
田原さんは横河駅裏の河川敷に降ろしたそうだ。
山陽自動車道(安芸矢口駅)上空海抜777m。
先日降ろした少年野球グランド辺りで海抜400m。
とても横河駅には無理。
この先の河川敷はゴルフ場で降ろせない。
ゴルフ場を越えればメグちゃんのマンションの裏が土手になっているので
降ろせるかもしれないが未だ観察したことがない。
海風入って来て、大芝水門を越えられないと川ポチャの運命が待っている。
そんなわけで此処でリフトを感じたので少し廻してみたが
ステイは出来るが上がらないのでランディングしよう。
先日の少年野球のグランドより少し市内寄りにターゲットを決め
八の字旋回で高度処理。
地上近くは未だ海風入ってないと草の少ない上流に向かってランディング。
若干微フォローだったが安全にランディング。

今日の最高高度海抜2193m、1時間10分のフライト時間。
23,5Kmのクロカン。
春のサーマルは荒れ荒れで息をのむ場面のあった。
参集した皆さんも良く上がったようだ。

  詳しくはYOUTUBE動画で・・

 フライトデータのページ