2022年 8月   
 8月5日(金)ご近所にインドカレー屋さんオープン
以前時々行っていた「みんなの巣」のレストランが閉店。
1年以上たってインド料理のお店が出来たが2021年は
蔓延防止のため休業が続いていた。
ようやく今年の7月から再オープンになった、
新規オープンになったとたん休業を迫られ大変であっただろうと思う。
県道から大分奥まった「ネストロジスティクス」前のお店なので
思い立ってひょいと立ち寄る店ではない。
インド人の職人も二人いて「油を控えめにして野菜中心のインド家庭料理」を
うたい文句にしていて優しい味のお店でした。
ナンは土窯で焼くもので、味わいあるナンでした。
地の利も薄いがスタッフ4人で頑張っているので応援してやりたいです。

お店の名前は「チュリヤシャンティ」
https://shanti-hiroshima.com/


 8月7日(日)強風気味の神の倉
今年の暑さはやり切れないので、平日フライトは辞めて日曜だけにしている。
一日中外にいると、暑さもだが紫外線でやられて2~3日ぐったりする。
このところ1500mの涼しさを味わっていない。
良い飛びをしたいものだが・・・
今日も天気予報は南西の風で6m/Secの風が吹きそうである。
我が家の畑で手間いらずの「アイコ」トマトが沢山取れたので
クーラーボックスに氷をいれて神の倉に持参。
皆さん喜んで食べてくれた。
プレジャークラブの練習生は早くから来ていて何本か飛んだようだ。
西号で神の倉に上げてもらう。

神の倉テイクオフは南西風で時々ブローが入ってきて、練習生がテイクオフして行くが
持ち上げられる程度で高くは上がらい。
私も11時40分西斜面からテイクオフ。
テイクオフ前を何度も往復したが上がり切らない。
テイクオフを待っている西さんが居るのでテイクオフ左の南側に移動。
鞍部を過ぎたところで1m/Secのリフトで何とか粘って70mトップアウト。
高くは上がりそうにないので南屏風でリッジソアリングを目指そう。
魔の三角地帯は100mトップアウトで何もプレッシャーなく通過。
南屏風で、南西に向けると10Km/h以下フォローで40Km/hを越える。
14分間ばかり往復したがじりじり下がる一方。
12時ジャスト南屏風西先端あたりで2m/Sec強のサーマル貰って
2回廻し100mばかりゲインしたが外してしまった。
強風でサーマルコアが千切れるのかな?下手な所為か・・・
20分飛んで、南屏風稜線から150mトップアウトなので魔の三角地帯は
高度充分で安全に抜けられるのでテイクオフに戻ってみよう。
フォローの風に乗ると対地速度45Km前後なので南西風は強そうだ。
テイクオフ前に同高度で戻りウロウロしたが上がらないのでもう一度南屏風に戻る。
最初来たと同程度の高度なので難なく南屏風に到着。
5分ばかり飛んでいると穏やかなサーマルブローが入ってきた。
ブレークコードを少し引き込み最小沈下速度でフライトを試みる。
140mゲインし海抜590m。
南屏風の南側の平地からサーマルが上がって居るのだろうと
沖に出して見たが期待ほどのリフトはない。
何か無いかなあと廻しながら探ってテイクオフに戻ってみる。
数機がテイクオフスタンバイしている。
あまり上がりそうにないし、皆さんのテイクオフの邪魔しないように離れる。
3度目の南屏風に向かう。
南屏風稜線上空50m(海抜460m)に到着。
舛本さんが南屏風を目指して来ている。
100m上空から見ていると舛本さんの対地高度が良く判らない。
南屏風稜線より北側を飛んで来ているのでローター域に掛からなければと
少し心配したが稜線からの高度はあったようだ。
サーマル交じりのリッジソアリングが出来るので独り舞台で
思う存分飛んで貰おうと、私は南見屏風を離れテイクオフに向かう。
「南屏風中腹まで下がるようであればランディングに戻ってください」と言い残す。
対地速度50Kmでテイクオフ方向に流れているのだが
リフトは続いているのでテイクオフ南の鞍部の南側で廻して海抜693m。
何度かトップランチャレンジしてみたがリフトが強く最終アプローチで吹き上げられる。
夕方、サーマルが切れかかった頃トップランするのが正しい。
リフトの納まるはまだまだ先なのでランディングへ。
1時間20分のテイクオフと南屏風の往復のフライトであった。

舛本さんは12時26分テイクオフし南屏風を独壇場で飛び回り
テイクオフの往復や海抜800m~1000mで志和口駅辺りまで行く。
15時29分ランディングだったので3時間を超えるフライトだった。
条件はあったので、もう少し頑張って飛べば日高さんの南屏風の記録4時間を
越えることが出来たかも・・・
ベテラン達も15時前後神の倉上空海抜1300mを飛んでいた。


舛本さんの感想
『テイクオフして間もなくトップアウトでき、稲垣さんを追いかけ南屏風を目指しました。
運よく稜線上空で高度を下げることなく、南屏風のリッジを経験することが出来ました。
最初のうちは、風向きや強さ、地形の起伏を睨みながら、リフトのあるポイントを確認しながら遊ぶ。
1時間を過ぎるあたりから、「試しにどのくらい長時間飛んでいられるか挑戦してみよう」思い立ち、
下がらないことを一番の目標にしました。
結果として7~800mを維持するのが精いっぱいでしたので、リッジ帯からなかなか離れることができず、
飛行エリアを広げられなかったことが少々残念でした。
反省点は、稜線より東側(裏)で下がった時に、山際に近づきすぎているところです。
その時間帯は完全な南風で西成分が無かったので事なきを得ました。
グライダーの怪しい挙動には注意していて、すぐに逃げられるように準備はしていたものの、
ローターに叩かれていても不思議ではないコース取りで、この点は大きな反省点です。
山肌からの高度がないので、つぶされていたら即山沈でした。
何度か上げ直しができている点は満足していますが、リッジでなく、
グランドサーマルを捕まえて上げ直しができるようになりたいものです。
まあ、日曜日のコンディションなら、今の私の力ではこの程度かと思っております。
しかし3時間も飛ぶと心身ともにヘロヘロになりました。
自分の体力のなさを痛感しております(笑)おかげでランディングも疲れでモタモタしてしまい、
もう少しスマートに降ろさないといけないですよね。
嬉しさ半面、課題も見えたフライトでした。』

 舛本さんと私のフライトデータページ

 8月21日(日)プレジャークラブと高知遠征
プレジャークラブ有志が仁淀川川下りと高岡フライトを計画しているので
「私も混ぜて下さい」と言う事で参加。
兼田さんは我が家に車を置き、春さん号に乗せてもらい小谷PAに7時集合。
四国乗り放題の高速割引の検討もあったが194号で四国山脈越が
ガソリン代・高速代を総合検討して割安と決定。
194号線を走ると四国山地の谷の深さに圧倒される。
昼過ぎに仁淀川の「川辺の駅・あいの里」で軽く昼食。
裏手の仁淀川河川敷「柳瀬河原」でカヌーやサップ・ゴムボートなど用意。
熟練者は電池ブロアーで簡単にゴムボートを膨らませる。
以前錦川の川下りで使用した組み立て式のカヌーを田原さんが用意してくれた。
皆さんの大目的は今日の川下りと大歩危小歩危のラフティングだ。
皆さんライフジャケットに紫外線防止の防止・シャツなど万全の様子。
私は釣り用のライフジャケットを用意し後は半ズボン・半袖シャツ・帽子。
出発点に車を回収する為、到着点の仁淀川橋の川波公園に車を置きに行った。
彼らが帰って来たのでさあ出発。
カヌーは私の一艇だけでパドルに少し力を籠めると一番早く進む。
緩やかな水流なので全行程の9割は漕ぎ続けていないといけない。
深い淵等の水深4~5mでも川底が綺麗に見える。
日本一の水質で透明度抜群である。
しかし、身を切るような冷たさでなく水没しても気持ちよさそうな水温だ。
川下りの途中はアユ釣りの人が沢山竿を伸ばしている。
出来るだけ離れて通過したがどうにもならぬ時は声をかけた。
アユが散ってしまったかな?申し訳ない。
隅田さんが携帯ポットを落とし深い淵のテトラポットの間に見失った。
拾ってあげようと近づいたら流れが強くテトラポットに乗り上げた。
動きが取れなくなり転覆したら大変とライフジャケットのジッパーを締め直す。
パドルを使って何とか離脱。
水没して何かに引っかかると人力位では簡単に離脱できないだろうなあ~
川の水流の圧力に初めて恐怖した。
16時過ぎ、13Kmばかり3時間書けて仁淀川の川下り終了。
仁淀川の美しさ・時間も距離も本格的な川下りに大満足であった。

  

泊りは高知市内のドーミインホテル。
宿泊料金の県民割は広島県住人は8月1日から除外であったのだが、
津川さんが先月予約を入れてくれていたので県民割はセーフ。
「おもてなしクーポン」券も4千円ぶん貰った。
夜は居酒屋の大広間を貸し切り、17名がコロナ禍を吹き飛ばす程の大騒ぎであった。
一皿6千円もする仁淀川天然ウナギも出させたり豪華絢爛飲み会であった。

ホテルに戻って天然温泉に入ったが露出していた腕と足がチリチリと痛い。
色黒の私も焼ける余地が残っていて赤黒く際が出来ている。
ベッドに横になると、腹筋・背筋が痛い。
腕の付け根が痛く腕を上げるのもつらい。
先程ホテルの近くで買ったロキソニンテープを張りまくったが熱くて寝付かれない。
川下りは楽しくて、年甲斐もなく頑張りすぎこの後一週間以上つけを払った。

 

  

  8月22日(月)高岡エリア2時間フライト
今朝はゆっくりして9時半、高岡エリアに出発。
田原さんが以前川下りに来た時サブランやテイクオフを確認してくれていた。
土佐市のファミマによってテイクオフや山の稜線を確認。
仁淀川の河川敷は結構距離がありそうだ。
サブラン脇の高速道路下に駐車し、黒飛号でテイクオフに上がる。
清滝寺への道を通って狭い道の林道でテイクオフに上がる。
テイクオフは芝生が手入れされておりトップランも出来る程に広い。
風は正面やや左の5m/Sec近い風。
田原さんがダミーフライトでテイクオフ。
稜線高度ならいつまででも遊んで居れるリッジサーマルのようだ。
30分くらい飛んでトップランして見せてくれた。
それでは負けじと12時12分テイクオフ。
綿雲(積雲)は結構出来ていてこちらに流れてくる。
テイクオフ(海抜430m)前で50mゲインしたが、廻す程のサーマルはないので
稜線沿いに進み、清滝山まで行きUターン。
テイクオフ上空100mに戻って来た。
石戸ノ森山を3往復し上がらないので取り敢えずトップラン足跡を残そう。
黒飛さんと智子さんは清滝寺上空の雲底近くを飛んでいる。
田原さんの見守る中トップランアプローチ。
田原さんのようにテイクオフ場奥での高度処理は後ろに飛ばされそうで出来ない。
低い高度からリフトをもらいながらのいつものトップランアプローチを試みる。
ランディング直前のアゲインストと向き直りが遅く正面の風にあおられ
足がもつれて転ぶ「なんちゃってトップラン」になってしまった。
飛んでいる二人とも雲底近くをキープしているので
2分間のインターバルで再度テイクオフ。
バリオメーターがポケットからこぼれてぶら下がったのを見つけて田原さんから無線。
先程トップランしたのを見たのか、黒飛さんが様子見で高度を下げながら来た。
清滝山付近に行くとサーマルに遭遇。
リフトの強いところを探しながら廻し、コアをヒットし雲底近く海抜759m。
雲底は大きくねずみ色なので警戒し雲底の端に移動。
少し動こうと沖に出し高岡第二小学校上空で吸い上げ利用で海抜796m。
仁淀川河川敷を見に行こうと舵を切る。
松尾八幡宮上空に来て海抜596mなので山に引き返す。
清滝寺上空海抜472mで帰ることが出来た。
テイクオフ上空40mで戻るも上がりそうにない。
もう一度清滝山に戻るとねずみ色の雲底の吸い上げで廻さずに海抜730m。
黒飛さんも智子さんも高く飛び回っている。
せめてランディングだけは最後に降りてやろうと密かに決意。
積雲の中央が垂直に立ち上がっているものも見える。
うっかり雲中飛行をし強い吸い上げに捕まったら大変だ。
次々積雲はやってくるので沖に出したり動き回って積雲を乗り継ぐ。
1時間40分飛び稜線上空の積雲も薄くなってきた。
トップランしようかなとテイクオフ場へ。
田原さんが2度目のトップランを果たしたようだ。
トップランアプローチするのだがイメージ通りに下がらず持ち上げられる。
高度を下げるのに2度旋回したら下げ過ぎてしまった。
田原さんがトップランしてくれているので来るの下山はOKだ。
もう2時間近く飛ばせてもらったのでサブランに行こう。
ランディング場も結構リフトが残っていて中々下がって呉れなかった
広いランディングなのでプレッシャーなくランディング。
積雲使い放題の2時間フライトだった。

 フライトデータのページ

 YOUTUBEフライト動画

大歩危小歩危の一日コースラフティングの面々は最高に面白かったと
夜の宴会では大盛り上がりであった。
宴会の帰り道、カツオのたたきをクール宅急便で注文した。

ラフティングの写真
 

  

  8月23日(火)高岡エリアぶっ飛び
今日はジモピーさんと一緒に飛ばせてもらった。
流石ジモピーさんは渋い条件ながら粘り上げて雲底を飛ばれた。
神の倉勢はトップアウトならず15分程度のぶっ飛びであった。
昨日とは雲泥の条件であったが、お二人に色々お話しできたのが収穫だった。

ホエールウォッチィングに言った面々はクジラのイワシの食事風景や
イワシを追いかけるマグロの群れや海鳥の食事風景を同時に見たそうだ。
観光船の船長も滅多にない珍しい光景に大興奮で
時間オーバーで見学させてくれたらしい。

  


帰途は大川号に乗せてもらい、20時我が家に送ってもらった。
参加者全員、大いに盛り上がる高知遠征であった。