2022年 4月   
 4月3日(日)久々のクロカン己斐橋に行きちょっとバック
今日はハング・パラ広島市連盟の総会だ。
総会後荒谷山登山道の掃除で特に落石をかたずける。
秋から冬にかけて雲海の見学に遠方からのお客さん来るので
井原ワクワクプロジェクトが期間限定のトイレを設置した。
荒谷山が有名になるのは嬉しい事だが、無法者も若干居るには居る。

風予報は北東風なので荒谷山TOに上がる。
今日は緒方さんの初飛びデイだそうだ。
お昼過ぎなのでサーマルの具合がどうなっているのか心配なので
私が一番手ダミーを努める。
良いサーマルがあれば上げてやろうと思ったが何事もなくぶっ飛び。
次に緒方さん、ほとんど無風のフロントライズアップでテイクオフし
そこそこリフトをもらってゆっくり降りて来た。
田原さんの指示にも反応し危なげなくランディング。
その後神の倉からも飛んだので、初飛びが2箇所とは初の出来事だ。
藁科さんが3番手でテイクオフし高く上げて行った。
最初のサーマルヒットしトップアウトしたので本日のヒーローは藁科さんだ。
その後藁科さんは3時間半飛び続け、最高高度海抜2420m。
鷹ノ巣山・カタクリの里・赤柴山・志和口駅のポイントを巡っていた。
藁科さんのフライトデータ(少しバグが残っていますが・・)
藁科さんも私も南屏風近くで海抜2400mに上げている。
新しいサーマルポイントの発見になるかな?
フライトログのページ参照

          本日の風
       

その後荒谷山の風向きが定まらず、皆さん神の倉に移動したので追いかける。
神の倉上空では皆さん高く上げて居る。
15時38分神の倉西斜面からテイクオフ。
直ぐに右ターンして鉄塔下を探りに行く。
あっちゃ~、又もバリオのスイッチ入れ忘れ。
フライトが安定して手袋越しで入れにくかったがスイッチオン。
10分ばかり神の倉鉄塔上で粘って海抜1000m。
先程いきなり半分潰されビックリ。春のサーマルだなあ~
皆さん周辺で頑張っているのでちょっと離れて向原方面を目指したが
全くバリオは囁かず、何の瑞兆も見られず元の鉄塔へ。
3~4m/Secのサーマルヒット。
よし来たと廻していると、海抜900mで又もいきなり半分潰されたので
少し沖を廻ってリフトの弱めな所を行く。
藁科さんが遙か高く飛んでいるのが見える。
位置は定かでないがおこぼれを貰おうとその方向に向かって進む。
テイクオフ右の鞍部上空海抜1060mでサーマルヒット。
2~4m/Secの良いサーマルヒット。
ただし、北風フォローで50Km、アゲインストで10Km台。
何とか流されてサーマル外さないようにしないと・・・
4~5m/Secの強めのサーマルなのでフォローで40Km
アゲインストで20Kmの間で旋回できている。
おっと!外した!お釣りが怖いのでそこを離れる。
600m逃げて南屏風辺りで5~6m/Secのリフトに当たる。
上昇の高音連続音になるのだが、自分の耳の聞こえない。
上昇の具合が耳で確認できないので(どんなスピードで上昇しているのか?)
何だか怖くなりサーマルコアを外す。
海抜2467m。
まあサーマル天だったろうと納得して、県道を越え対面の山に行く
志和口駅裏で海抜1900m。
高度は有るのでクロカンに走れるかどうかちょっと上三田駅方面に向ける。
対地速度は40Kmを越えている。
自分のバズーZ6ではMLに戻るのはしんどいと判断し、海抜1900mで
クロカンに出かける事を無線連絡。
少し行くとリフトが有ったので一廻しして100mゲイン。
フォローで4~50Km出ている。
上三田駅裏山の高圧電線上空で海抜1750m。
いつもは此処でお助けサーマルがある筈なのだが今日は無い!!
白木山系を早く抜け出そうとアクセル投入。
白木山山頂(888m)付近でもお助けサーマルがあるのでアクセル解除。
山頂付近で海抜1165m。お助けサーマルの瑞兆は無し!!
藁科さんに白木山海抜1170mで通過の無線を入れる。
再びアクセル投入。
鬼が城を越えられないときは狩留家駅付近に降ろすか・・・
白木山を500m過ぎた頃、ようやくバリオが囁き始めた。
此処で上げないと鬼が城は越えられないと丁寧に廻す。
5m/Sec前後のサーマルに遭遇しハイバンクで廻す。
上昇音は耳には聞こえないが、尻センサーはガンガン響く。
一気に895m上がり海抜2017m。
藁科さんに「鬼が城で2000m、太田川を下って行きます」と無線連絡。
気を付けてと返事貰う・・・と言う事は藁科さん未だ高く飛んでいるのだ。
よし!この高度なら太田川河口まで飛ぶことが出来るぞ!
アクセル投入してフォロー40Km、すぐに50Kmまでスピードアップ。
玖村駅上空で海抜1600m  対地速度50Km
安芸矢口駅上空海抜1485m  対地速度50Km
大芝水門上空海抜1100m  対地速度50Km
山陽本線横川駅上空1000m  対地速度45Km
広島城が下に見えたので「広島城上空1000m」とフェイクを発信してしまった。
藁科さん反復してくれたので未だ高く飛んでいるのだ!
太田川放水路上空に移動する。
己斐橋まで行きそれ以上行っても河川敷は無さそうだ。
河口は昔の広島空港で海際は空き地が見える。
確かヘリポートがある筈なのだがのヘリポートマークが見えない。
海抜800mでUターンする。
西広島駅(己斐駅)上空で旋回しながら高度処理と
風速の確認をする。
風向きが海風に変わりフォローで35Km、アゲインストで25Kmであったが・・・
海抜660m辺りでフォロー40Km,アゲインストで10Km台。
海風強そうなので長い河川敷に降ろそう。
線路と山手橋の間の河川敷に降ろそう。
我が母校中広中学校が見えるので近寄って行く。
グランドでははるかなる後輩たちが運動をしている。
海抜415mの海風(南風)が40Kmを越えている。
海抜355mで線路の上でターン。
前進速度は10Km台であるがなかなか下がらない(沈下率は1m/Sec)
アクセル投入するほどでもない。
太田川放水路水面上空で高度処理。
6回ターンを繰り返して高度50mからファイナル直線飛行。
離れてはいたが犬と散歩の人が居たので声をかける。
ふんわりとランディングしたら、対岸で遊んでいた若者6名が拍手してくれた。
ありがとうと手を振る。
パラをかたずけているとジョギングの人二人が声をかけて来た。
ひとしきりパラの魅力を力を込めて話をする。
1時間22分、最高高度海抜2467m、クロカン直線距離28Km
河川敷があれば河口まで飛んで行けただろう。
西広島駅まで行ったので実際には30Km飛んだことにはなる。
これで広島市街地に向けては思い残すはない。

 YOUTUBE動画

 フライトログのページ


         
                      神の倉~己斐橋 28Kmクロカン

ランディングして小田さんに電話して、神の倉TOにある車を降ろしてもらうようにお願いする。
パラを担いで横川駅に歩く。大きな荷物なので交番の前で何か言われるかと思った。
田原さんや中野さんが電話をくれていたのだが気が付かなかった。
土曜日に親戚の法事があり、音声がオフになったままであったのだ。
横川駅から電車に乗って田原さんからの電話に気付く。
電話すると深川まで帰っているので新白島駅で降りろとの事。
井原駅まで切符を買ったが、一駅分しか乗らなかったので
改札口で返金お願いしたら変な顔をされた。
新白島駅は田原さんの家から歩いて5分の所なのだ。
家まで帰ってもう一度神の倉に行くことにさせてしまった。
帰宅は20時過ぎになっていたと思う。
申し訳ない!有難うございました。

 4月5日(火)終活を開始
ご近所が空き家になり庭木が伸び放題でカーブミラーを塞いでしまったり
庭木の枝が越境したり枯れ葉を落としたり・・・
空き家になるとご近所迷惑になる事を最近目撃する事となった。
我が家の庭木のうち松の木2本とヒイラギモクセイの生垣は
毎年自分が剪定をしている。
松の木(5m)に登って芽摘みしたり古葉をむしったり結構大変だ。
生垣は道路側から剪定する時脚立を掛けての作業となる。
ボチボチ高所作業は辞めないと危ない事となるだろう。
我が家も建築後50年となる。
庭木たちも私と一緒に50年を過ごしたこととなる。
庭師にお金を払って伐採をしても良いが、50年一緒に過ごし家族の目を楽しませてくれた
庭木たちは我が手で終焉を迎えさせてやろうと思う。
平地にある松の木は半分の高さにカット(樹形は不細工になった)
庭師用の3本脚の脚立に足場板をかけて作業をした。
門担ぎの松は形も良いし低いので残すことにした。
6mばかりの犬槇(いぬまき)は根元から伐採。
脚立と枝に乗り、まず枝を30Cm残し切り払い、樹頂から下へと切り下げて行く。
YOUTUBEで見た吊るし切りの方法が切った木が地面に落ちないのが良い。
太い幹は30Cmの長さで切って行く。
サンゴジュは3年前に切ったのだが強い木でその後根元から何本も枝が出ていた。
枝も切り、地面に近い根元(50Cmの太さ)からカット。
2mに伸びていたさつきは花芽を付けていたのだがゴメンねの思いでカット。
柿木(6~7m)は今年が表年で実も沢山付けるだろから
今年の秋にカットしようか・・・
道路にはみ出していた枝は全部カット。
チェンソーを水平に使うと肘や手首そして腰と背中を痛めてしまう。
医者でもらう湿布薬を体中に張る事になる。
2~3日は体が痛いし、紫外線にやられてぐったりする。
でも50年連れ添った庭木たちの痛みをいくらかでも分担しよう。
来週は生垣の伐採をしよう。
これ以上成長させると根っこが石垣を崩しそうである。

 4月12日(火)終活生垣の伐採
先日からチェンソーで簡単に切れる生垣のヒイラギモクセイは伐採した。
年輪が50年のヒイラギモクセイは根元が20Cm以上はある。
アルミのフェンス越しに枝を伸ばしている。
フェンスに近い親指程度の枝はチェンソーで切ると跳ねて
アルミフェンスに当たって傷つけてしまう。
それ以上に跳ねたチェンソーの歯が腕に当たると大怪我となる。
刃物の傷なら縫合すれば良いが、チェンソーの傷は手当のしようがない。
アルミフェンス越しの枝は手鋸やハサミでの切断しか方法がない。
手鋸やハサミで作業すると2~3日は腕が上がらなくなり
指の折り曲げが困難になる。
そんな訳なので一人応援をしてもらった。
最後に幹の伐採は全て自分の手でやった。
生垣周辺のさつき・ミカン等含め総本数30本になった。
50年間役に立ってくれた生垣達への感謝と命を絶つ謝罪と共に・・・
お陰で生垣の伐採は完了したが道路からは丸見えの状態。
もう育つ木は辞めて、年中緑を保つ草花を探そう。
取り敢えず簀子でも貼ろうかな・・・

16日(土)に従兄弟が軽トラックで伐採した木を田舎に運んでくれる予定。

  
    伐採した枝や幹が庭に一杯となった(軽トラ4回分かな)


  
     生垣を全て伐採した                     大きなサンゴジュだった


  
    狭い敷地にしっかり根を張っている           道路から見るとスケスケとなった


  
    松の木も半分に切断                花房の長い藤の花は残してやろう

  4月18日(月)厳島神社 御神能
コロナ禍で3年ぶりに御神能が再開された。
広島明生会社中は15年以上前から御神能に参加させて頂いている。
国の重要文化財の能舞台で地謡を勤めさせてもらうのだが
海風寒風の中1時間半板の間に正座は難行苦行でもある。
私は半月板の切除手術してからは膝軟骨を痛めて、飛んだり跳ねたりが
出来なくなる事を恐れて舞台に上がることはやめた。
私の優先順位は謡曲よりもパラグライダーの方が上なのだ(笑)
そんな訳で、ここ数年は撮影班に徹している。
お能五番のうち三番ほどに広島明生社中が参加させてもらっている。
地謡を中心に撮影。

以下、YOUTUBE動画

御神能 「巴」

御神能 「経政」

御神能 「猩々」