2022年 2月   
 2月11日(金)祭日飛び
祭日ではあったけど平日飛びで呼びかけたら10名近く集合。
11時ごろ荒谷山に上がる。
上がったころは青空も見えていたので私はパラを拡げてラインチェック。
誰も本気でパラを拡げていない。
「後2年で50本飛べるかどうか分からんので本数稼ぐ!」
「年寄りをダミーに使う卑怯者!」と冗談をを言いながらパラを拡げる。
上空は雲が張ってしまった。
20分ばかり待てば晴れ間が出そうなのでテイクオフを待つ。
柳田さんが出ても良いですかと言う事でパラを畳む。
柳田さんがテイクオフ準備をしたがラインが絡んでいるようで
隅田さんが先にテイクオフ。
テイクオフ正面や南小山を攻めてトップアウトして行った。
一番手でテイクオフしトップアウトすると言う「本日のヒーロー」は隅田さんと決定。
桝本さんも続けてテイクオフし同じ様に上げて行った。
小林さんもトップアウトした。
皆さん南小山付近で上げているので、南風を待って立ち上げた。
左翼端が下がっているのを感じ左に寄りながら斜面も走る。
斜面でテイクオフするかどうか躊躇したが、パラには若干リフトを感じているので
思い切って走り抜ける。梢すれすれでテイクオフ。
斜面でバックすればパラを降ろせたのだが、あほなおやじは走り抜けた。
南小山に行くと果たして良いリフト感じ左旋回。
あれ!!バリオが鳴いて呉れない!
音だけバリオとしてだけしか使ってないのでポケットに入っている。
直ぐにはスイッチを入れることが出来ないので
尻センサーのみで廻し続ける。
北西方向の吉田町上空では雲の下が白くなるほど雨が降っている。
今見ている雲の進路は此方ではなさそうだが、その後方は全面雲が控えている。
私の上空を飛んだ上野さんが上げているのでバリオ代わりに使おうかな?と
思ったが付いて行くのはやめてメインランディングを目指す。
MLで畳んでいると霧雨が振り、パラがしっとりしてしまった。
柳田さんと上野さんが翼端を折って降ろしているがなかなか下がらない様子。
上野さんはスパイラルで高度を100mまで下げ、シンク帯に捕まり大潰れして
怖かったと言っていた。
Aさんはびしょ濡れで降りて来た。

海抜838m、15分間のフライトだった。

雨が降り出したので解散。
昼過ぎ解散だったのでいつものように田原さんを誘って温泉へ。
13時半ごろだったのでいつも行く「向原農村交流館やすらぎ」
うどんを食べて温泉へ。
テージャスランチ近くの「たかみや湯の森」に行ったら閉館中。
足を延ばして「神楽門前湯治村」へ。
結構熱めの露天風呂に30分は入っていた為、のぼせてしまったので
冷水風呂に3分ばかりはいる。
すっきりして田原さんに運転してもらい帰路へ。
今日は紫外線に晒されなかったので体力温存なので明日も飛ぼう。

 2月12日(土)昨日より予報は良くなった
週間予報は土曜日は曇りだったが、今日は風向きは相変わらず北東だが
風速は1~2m/hで晴マーク。
昨日は半日の紫外線浴びだったので、体力落ちてないようで神の倉出勤。
荒谷山TOは風向きが安定せず弱めの風。
今日は何処が上がりますかね?と質問された。
日差しは有るので南斜面は温められているかも・・
北東風メインで弱い風で時々正面(南南東)からも入る。
弱い風なのでリーサイドっぽくても、南小山で上がるかな?
亡くなった岩村校長が残した荒谷山攻略法の正面ボールもチェックか!
質問を受けてサーマルはここにありますとは言い切れないので
自分は南小山を探りますとは答えたのだが・・・
12時ごろ桝本さんが、正面ぽい風で北斜面から一番手でテイクオフ。
正面ボールやや南小山を攻めて100mばかりトップアウト。
「本日のヒーロー」は桝本さんで決定。
私の1本目は南小屋やマキゴンポイントを通ったが何の瑞兆もなく
見事にぶっ飛んでサブランの土手にランディング。
田んぼランディングに降りた人を回収しようと兵萬号を移動。
田原さんが正面尾根の鼻先353mポイント上空で10分近く粘り粘っている。
もうすぐ降りてくるだろうからピックアップして上がろうと待っていた。
ちょっと目を離した3分ばかりでトップアウトの海抜800mばかり上がっていた。
彼の粘りには舌を巻くし、見ていたベテラン達も感心していた。
つくづく、パラはイメージとマインドのスポーツだと思う。
353m(地上150m)ポイントで何とか粘って居れる限りはステイする。
ステイできると言う事は+1m/Secの上昇成分はある。
育ってくるだろう次のサーマルをじっくり待とう。
10分もステイ出来ない(待てない)輩は他を探しに行って撃沈するのが落ち。
田原さんがどう心を働かしたかは知らないが、パラは馬力・体力で
飛ぶのでないことは明らかだ。
(当然サーマルをきっちりとらえて上げ切る技術が必要ではあるが・・)

2本目荒谷山に上がってみると田原機は三次方面へ向けて走っていて
機影は小さくなっていた。
(実際はテージャスランチ手前でタコったらしい)
2本目テイクオフしようとしたら機体が傾いたので足を踏ん張ろうとしたら
傾斜の凸凹で踏ん張り切れずこけた。
パラは斜めに降ろしたのだが少し茨に架かって兼田さんと智子さんに
手伝ってもらった。
スタチンは自分でも90%は避けられると思う。
技量に応じて、絶対間違いない風でテイクオフすれば避けられるのに
ついつい慣れてしまったり、人が上がっているの見て焦ったり・・・
2回失敗したり、5分以上待たしたりするようなら後ろと交代!!
こうすれば自分のマインドも落ち着きを増して失敗しないと思う。
心・技・体の内、体力は60代の半分近く落ちたかな?と思う。
瞬間の反応は0,5秒遅れるようになった。
体力に連れ技術も落ちてきている気がする。
心はパラに対して何時までも少年の感性を持ち続けたい。
パラ人生も後2年くらいかなあ(80歳)と自分に
言い聞かせているのだけれども・・・

14時2分、弱く南正面っぽく入ってきていたが出来るだけ
右にずらしながらテイクオフ。
真正面は緩斜面なので15m先の灌木に架かる可能性がある。
出てすぐにリフトを感じ廻す。
上がったり下がったりで3分経った頃シンクの後5m/Secの強い
サーマルにぶち当たる。
本流は北風っぽいので荒谷山のローターが怖くなり沖に出す。
先程のサーマルは荒谷山を突き抜けていたのかも知れない。
実際トップアウト100mであったので裏風を突き破っていたのかな・・・
南小山を過ぎマキゴンポイント辺りでシンクに嵌り対地速度50Km/hの
スピードになったと言う事はやはりローターを喰らったのか?。
井原市駅裏まで来ると1~2m/Secのサーマル。
探りながら少し沖に出すと3~4m/Secのサーマル。
ワンサーマルにしがみ付いて上がっている感じではなく井原市駅裏一体で
上がる感じか、海風のシアーでベルトで上がっていたのかな?
海抜1375mまで上がりネックウォーマーをしてなかったので結構寒い。
田原さんは三次を目指したようなので自分は白木山を狙おうかな・・・
2、4Km走って河原地区の山側の491mポイントまで来たが
2m/Sec前後のシンクでずっと下がりっぱなし。
瑞兆はないものと諦めて反転し戻る。
いつも上空を飛ばせてもらっている養泉寺の裏山まで来ると
リフト発見し海抜747mから海抜995mまで戻す。
フライト時間を稼ごうかと大きく廻してMLへ。
直線飛行をしっかり取ったのに3mばかりショートだった。
だんだん精度が鈍くなっているなあ・・・
最高高度海抜1375m、40分間のフライトだった。

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  2月27日(日)ちょっと強風
天気予報はパラには強風で瀬戸内の波高も1,5m予報。
神の倉出撃は諦めていたのだが昼になっても家は左程吹いてない。
天気も良いので昼食を済ませて神の倉に出かける。
神の倉にはベテラン達や練習生たちも30名近くいた。
皆さん既に一本は飛んでいた。
飛びたい桝本さんと車回収の女子3名と一緒に神の倉に上がる。
神の倉TOに上がると日高さんが高く飛んでいた。
転勤で今日が神の倉最後になるHさんが風が落ち着くのを待っている。
NP生が北斜面から出て直進しながら上がって行く。
Hさんテイクオフし同じように直進しながら上げて行った。
田原さん、Hさんに良い思い出を作ってあげようと無線入れている。
Hさんも落ち着いて高度を上げている。

15時20分北斜面から私もテイクオフ。
出てすぐには下がらずプラス20m位で北進。
テイクオフ北側の第一尾根(私の命名)を越えたあたりで一桁台の対地速度。
バリオの音が聞こえない。スイッチ入れ忘れたようだ。
ハーネスポケットからバリオを出してスイッチオン。
直進しながら一応トップアウトし山頂よりプラス40m。
先に出た皆さん結構上がっているのに自分は上がりが悪い。
伐採地の第三尾根(私の命名)に行ってもリフト感じないので左ターン。
リフトを感じたのでサブロクを描いてみる。
リフトの強そうな所にずらして行く。
北西風が強そうでサブロクでなく八の字で探る。
フォローで対地速度50Km近いしアゲンストだと10Km台。
海抜900mばかり上がっったので、Hさんの近くに行ってゴープロに
収めようかと行きかけたが下がる一方。
これだと大分下から見上げる方向になるので諦め引き返す。
TO近くまで帰ると2~3m/Secのサーマルヒットする。
北西風が強いため廻すたびに後ろに流される。
海抜1081m上がり有留の道路上空まで来ていたので引き返す。
海抜933mでTOに戻るともう一度サーマルヒット。
2~3m/Secのサーマルで、又流されながら上げて行く。
フォローで50Km近く、アゲインストで10Km台なので
逡巡しながらもバリオが囁くので廻してしまう。
海抜1495mまで上がり、TOと鷹ノ巣山の中間地点。
福富ダムならフォローで行けるし、福富町竹仁ならこぼれてもOKだ。
豊栄方面には何年も行っていないので行きたいなあと
田原さんに無線を入れるも無反応。
夕方若い娘二人のアッシー君を勤めなければならないので、私のピックアップは
おぼつかないので返事のしようがなかったのだろう。
ピックアップの根回しは誰にもしてなかったので帰還することに・・・
TOまでは3Kmあり、アゲインスト10Km台なのでハーフアクセル投入。
3m/Secの沈下率が続き、神の倉稜線に戻るのは無理と考え
海抜1100mで向原方面へ北進することを決意。
Tから3Km以上離れてないとアウトランを取られるので頑張ろう。
北進行は編流気味になるので対地速度は20Km台だが
3m/Sec前後のの沈下率が続く。
神の倉稜線高度より下がるとローターの危険。
出来るだけ神の倉山系から離れ森林の上を飛ぼう。
途中リフトが有ったのでフライヤーの悲しい性で廻してみるも、上がりはしない。
対地高度200mを切ったので何処に降ろそうか物色。
バレーウィンドの強風変化に気を付け人家から離れ、電柱の有無の確認し
鹿よけフェンスを確認し、出来るだけ大きい田んぼを探す。
最後は垂直降下気味でふんわりランディング。
小田さんが車を降ろす無線を入れていたのでパラを畳んで電話する。
途中のGSまで帰っていたのだが引き返してくれて、ピックアップしてもらった。
小田さん、有難うございました。

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