2022年 1月   
 1月1日(土)樹の神経衰弱ゲーム
昨夜は孫たちも0時過ぎに寝たのでなかなか起きてこない。
9時過ぎにお正月料理。
孫二人とも、恒例のお雑煮のハマグリは食べるがお餅は嫌いだと言う。
買い求めた彩の綺麗なおせち料理には見向きもしない。
納豆を出してと言う。
一年中できるキュウリなど食物に季節感は無くなってきている。
日本が貧乏だったころ、お正月やお盆・祭り・遠足・運動会など子供にとって
生活の中でのイベントだけは御馳走が食べられる楽しみがあった。
現在は特別なことがなくても御馳走は食べることが出来る。
現代の子供たちにとっては、「明日は遠足で御馳走(卵焼きなど)が食べられる」
などと言った食べ物に対してのワクワク感は絶無になったのだろうか。
好きな食べ物への期待感はあるだろうが、季節との関係は無くなった。
食べ物に対してワクワク感や幸せ感を抱くことは薄くなったのは歳なのか。
バーバは色々用意していたが納豆要望ではガッカリ。

昼からは地元の馬木神社にお参り。
昔は小さな神社でも屋台が出ていたがお参りする人が
少なくなったせいか・・・
小さな神社では神主さんも不在にもなっているし。
どんどん身の回りの季節行事が無くなっている気がする。

昼からは孫たちとカードゲーム。
神経衰弱は樹(5歳)が5回の内3回もトップを取った。
ジージもバーバも本気で勝負したのだが2~3組しか取れない。
どんな覚え方をしているのか分からないが将来が楽しみである。
(20歳過ぎればただの人と言う声もあるが・・・)(笑)
ウノもゲーム規則はよく覚えている。
最後2枚になる時1枚はドロー2か4を持っていたり、同じ数字を持っていて
ウノを宣言しないで上がるテクニックを自分で見つけたようである。
将来が楽しみ(笑)
 1月2日(日)護国神社初参り
10時過ぎ護国神社にお参り。
例年よりは半分以下かな?と思った。
広島もコロナ禍が納まりかけたように見えたがオミクロン株で
人出の急カーブ復活とはいかないようである。
孫たちは沢山お年玉をもらっているが、ジージが使うお小遣いは千円と決める。
二人とも言いつけを守って屋台をぐるぐる回っている。
70年前の祭りに小遣い親から30円もらった。
何を買おうかと屋台を何度も巡る。
結局量の多いイモ飴と美味しい醤油味のするめの小さい串刺し一本買う。
お金持ちの子供は火薬付きの鉄砲を買っていたがうらやましい気は起きなかった。
30円で1時間ばかり時間を使った事を鮮明に思い出した。
孫二人も千円の言いつけを守った。
樹は裸電球型にラムネを入れた飲み物で、電球の底に3色のLEDイルミネーションが
貼り付けてありラムネの泡が光って美しい飲み物に見える。(500円也)
二人とも吸盤付きの弾のピストル。(400円也)
ひなこはパイナップル飴(300円也)
200円でくじを引いていたようだ。
祭りの屋台の定番はたこ焼きなど食べ物が多いが新機軸の物も必要のようだ。
現代の子供の定番は何なんだろう。
そして何を考えて買っているのだろうか。

家では神経衰弱とウノをせがまれる。
ひなこは「ちびまる子ちゃん」の読破にチャレンジ中。(7巻読破)
樹はテレビのYOUTUBEで「日本昔話」
ひなこと一緒に見ているのは「名探偵コナン」
 1月3日(月)ボーリング
今日はバーバの提案でボーリングに行くことにした。
午前中なら少しは空いているかなと11時頃出かける。
ヒロデンボウルの駐車場は半分以上空いている。
待ち時間なくガターガードセットの子供用レーンと通常レーンを借りれた。
ボーリング最盛期の頃は3時間待ちはざらだったのだが・・・
雨後の竹の子のごとくボーリング場が出来ると潮が引くようにブームは去って
ボーリング場は2/3は姿を消したように見える。
天邪鬼の人間は直ぐにゲームが出来るようになると熱を冷ましてしまうものらしい。
孫たちは横浜でもボーリングはしたことがあるようだ。
樹は床にボールを置いて転がしていたが、勢いは弱く殆どガターガードに
沿ってぎりぎり転がって行くだけなので滑り台の道具を使う。
ひなこは自分で投げることに固執。
孫二人はそれでもストライク1回とスペアー1回で成功。
私は150が精一杯であった。

孫たちはラーメンを食べたいと言ったが、ラーメン屋さんは
3日ではまだ開店してないだろうとサイゼりアに入る。
孫たちはラーメンはなくカルボナーラスパゲッティを頼んでいた。
400円なのだがインスタントでなくそこそこの味でちゃんと作っていた。
よくこんな金額で経営が成り立つものだと感心する。
テーブルも八割方埋まっていたので薄利多売なのだろう。
コロナ禍で人数制限されると大変だろうと同情する。

夕方長男は孫たちを連れて散歩に出かけた。
 1月4日(火)ゆめタウンお年玉買い物
今日から長男はリモートワークで初出勤だ。
仕事の邪魔にならないように出かける。
バーバがけん玉を買おうと言うので廿日市に行く。
けん玉専門店は未だ開店していないだった。
ゆめタウンのでかいのがあったので寄ってみる。
キッズコーナーが広い3階全部なのですごい!
「あおき」と言うおもちゃ売り場は大きくて孫たちは飛び込んで行った。
何を欲しがるのだろうと店の外で待つ。
樹が大きな箱を抱えて来た。
ジージに言えば買ってもらえると思っているのだろう。
「ジージが半分出してやるのであと半分は樹のお年玉を出しなさい」という。
すると早速大きな箱のおもちゃは返しに行った。
ひなこにも同じ事を伝える。
すると二人とも悩みに悩んで店内をウロウロ。
結局孫たちが結論を出したのは2時間後であった。
よし!私の戦略は大当たり!
本当に欲しくて安いものを真剣に選んだようだ。
ひなこは2800円のすごろくの人生ゲームみたいなもの、
樹は1000円の立体的な弾転がしゲーム。
家に帰って支払い清算する約束で帰宅してしっかり半額支払ってくれた。
2時間かけてそれなりの教育になったかな?

ゆめタウンで昼食。
孫たちはマックでキッズ仕様でおもちゃも付いていた。
帰りの車の中で樹はマックを全て吐き出す。
朝方出かけた時はひなこも少し吐いた。
二人とも車酔いには弱いようだ。
帰宅は16時過ぎ。

長男は営業職なのだが、リモートワークで仕事になるのか聞いた。
もう1年半以上お客も慣れてお互いリモート打ち合わせで十分だと言っていた。
営業はフェイスツーフェイスが基本と思っていたのだが・・・
お客の方も来社されて時間を取られるよりいいらしい。
昔ファックスが出来た時、見積書をファックスで送っただけでは失礼と
更にその見積書を持参していたことを思い出した。
見積書を持参することは相手の時間を取ってしまう事に気が付く。
昔は客筋に行って「ちょっとお茶飲みましょう」と喫茶店に誘うのが
礼儀と心得ていたのであるが・・・
スペックがしっかり記入された見積書をAIが判断して発注。
どこにに人間が介在できる意義が出てくるのだろ?
社会生活の質がどこまで変わってくるのだろうかと恐ろしくもある。
孫たちはどんな生活を送るのだろうと可哀そうにもなる。
豊かで楽しい人生を送ることが出来るよう願うばかりである。

 1月5日(火)安佐動物園
長男は10時からリモート会議があると言うので孫たちを
9時半には安佐動物公園に連れ出す。
孫たちは動物園と聞いて大喜びである。
ジージとバーバは寒いのが心配なのでホッカイロを体に張りまくり。
流石5日ともなると動物園の駐車場には10台ばかりしかいない。
孫たちは無料で年寄りは170円二人で340円と
駐車料450円で申し訳ない気分。
ひなこは高学年用の質問表を取って書き込みをし始めた。
二人とも長く居たのはサル山とライオンとヒョウと爬虫類館。
公園では走り回ってもっと遊ぶとなかなか離れようとしない。
お昼はやはりカルボナーラスパゲッティを注文。
二人ともスリ氷を食べたいと言うのだがお腹の心配をして
ウンとは言わなかったらひなこは二人で分けるからと言う。
更にひなこは樹も半分出しなさいと約束させていた。

お土産館ではないかを買うと物色始める買うと言う。
樹は財布は持ってきてなかったのだが、此処はジージが
代わりに払ってあげるが家に帰ったらお金を返すと約束。
樹は1000円のライオンがロボットに変身する人形。
ひなこはチョコレート菓子。それを横浜のお母さんのお土産にすると言う。
帰宅したら樹はちゃんと1000円返してくれた。
聞き分けが良く過ぎてちょっと心配。

夕方は長男が孫二人を連れて散歩に出かけた。
リモートワークが始まって社員の呼びかけで部署ごとで
一日の万歩計の数を競うようにしたのだと言っていた。
リモートで通勤の運動量もなくなり社員の健康状態も懸念されている。
部署ごとで競う形になっているので目標は5000歩らしいのだが。
なかなか達成は難しいらしい。
しかし、毎日往復3時間の通勤時間の削除はありがたいと言っていた。
会社も事務所を半分返したし通勤手当の削減にもなり
両社ともウィンウィンだと言っていた。

 1月6日(水)孫たち帰って行く
長男がリモートワークなので孫の学校休みいっぱい
広島に来てくれた。
5歳と7歳の孫たちはどこまでジージの事を理解し覚えてくれただろう。
もう少し生きて人生について話し合えることが出来れば嬉しいのだが・・・
毎年精一杯孫たちと対峙してみよう。

13時ごろ広島駅でハグしてお別れする。
腕の中に入れると愛おしさがふつふつと・・・

 1月8日(土)初飛び2本ぶっ飛び
田原さんから電話をもらって神の倉初出動。
南西予報だったので神の倉TOへ。
パラグライダー人生は一応80歳と決めている。
トップアウトし30分以上のフライトが後何本飛べるのだろうか?
週一日出かけたとして月に2本ぐらい成功させる事が出来るかな?
と言う事は後50本ぐらいしか飛べない事になるなあ。
一本一本大事に飛びたいとも思うが、「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」で
フライト回数も稼ぎたいとも思う。
本日は2本のぶっ飛びであった。

 1月10日(月)久しぶりの雲底タッチとトップラン
土曜日に10日も飛びに来ると聞いたので神の倉に出勤。
連荘で日に照らされるのは体に堪える様になっている。
土曜日よりは月曜日の方が良いと思っていたのでヨッコラショと体を動かす。
11時すぎ荒谷山へ田原号で隅田さん・上野さん・黒飛さんの5人で上がる。
今後のフライト本数を考えると一番手フライトを心掛けよう。
そんな訳で11時53分私が最初にテイクオフ。
南風1m程度の風で正面右方向に出たが、無さそうなので南小山を探る。
南小山でリフトは有るにはあるが弱いのでテイクオフ周りを探る。
ウロウロして100m上げ、正面ボール奥で2~3m/Secのサーマルヒット。
更に170m上げて海抜825m。
隅田さんは直ぐ後を追いテイクオフしたがサーマルに恵まれずぶっ飛びとなった。
風は東っぽいので荒谷山山頂に移動してみる。
大分前から荒谷山山頂上空には割と発達した雲で、根が生えたように動かない。
果たして山頂付近で2~3、5m/Secの連続したサーマルゲット。
強い時は5m/Sec以上あり、海抜1400の雲底に到着。
無線で雲底高度を伝えるが、後続機は未だテイクオフしていないのかな?
久しぶりの雲底高度なのでちょっと動いてみよう。
井原駅裏を回り込んでLD上空から神の倉山系へ。
神の倉TO裏海抜743mで下げ止まる。
神の倉山頂の東裏で2~4m/Secのサーマルゲットし海抜1088m。
隅田さんがサブランディングの田んぼに一人佇み、唇を噛んでいるようだ。
無線で自分の車で上がっていいですか?と無線を飛ばしている。
「自分も降ろそうか?」と無線を入れたが田原さんに一人で上がっておいでと
許可をもらったので、脱兎のごとく荒谷山へ走っているのが目に浮かぶ。
自分も一人だけサブランに降りてしまって、過去何度唇を嚙んだ事だろう(笑)
向原方面から雲が流れてくるのでその下に行って見ると少し吸い上げがある。
荒谷山方面を見ると3~4機トップアウトしている。
皆さんが居る荒谷山へ谷渡りをしようと、神の倉の林道登り口
上空海抜1189mから舵を切る。
谷渡りで下がりに下がって南小山上空の海抜631mでやっとサーマルヒット。
松田さんと絡みながら何とかサーマルにしがみつく。
他機と絡んで廻すのは不得意なので、海抜873mでコジツーポイントにずらして行く。
3m/Sec前後のサーマルで強め順調に上がって行く。
海抜1100mからは雲の吸い上げで、雲底のセレクトで上げて行く。
海抜1360m越えたあたりで雲中に入りそうなのでリフトの少ない所を探る。
松田さんと黒飛さんともう一機、雲底すれすれを飛んでいる。
海抜1500mぐらいだろう。
荒谷山の雲は雲底面積も3倍くらいになっている。
雲中はやばいので、雲底を北方面に逃げて行く。
雲底タッチしようかなと雲底色がねずみ色の所へ左ターン。
3~4m/Secのリフトでバリオが喚く。
雲中に入りかけたので慌ててビッグイヤー、海抜1566m。
Aラインを引く時、ゴープロカメラを叩いて画面が横向きになる。
今日はそこそこリフトがありそうなので広島方面でも走ってみようかな?と思った。
南へ走ってゆずりは街道を横切ったが寒くて仕方ない。
足先手先が痛くなってきた。
クロカンは諦めて降りる算段しようと南屏風に向ける。
大寺地区付近に来て海抜1088m。
荒谷山に戻ってトップランして田原号を降ろそうと決める。
荒谷山TO手前400mで海抜680m。
田原さんの無線がテージャスランチ上空だと告げている。
丁度良い!田原号で三次方面でも追いかけて行こう。
ところがテイクオフ場に近づくと吹き上げられる。
相当離れて高度を下げて近づくも吹き上げられる。
見物者が二人いて心配したが私が近づくと端に寄ってくれる。
トップランをしようとしているのが分かってくれたようだ。
4回目のトライで何とかトップラン。
二人ずれの夫婦者が思わず拍手をくれた。
田原さんに追いかける無線を入れたが反応なし。
パラを片付け終わるころ電話があり迎えに行くことを告げる。

13時15分トップランディイング。
1時間22分、最高高度海抜1566mちょこっと雲中。

人のテイクオフを見て考えるのでなく、一番最初にテイクオフしトップアウトすると言う
私の規定「本日のヒーロー」は私自身に今日は与えよう!
まずまずのフライトだったが寒すぎた。
帰宅して夕食後、寒さにやられたのだろう。
グダグダに疲れて横になったら寝入ってしまった。
昔一日中スキーをやった時の疲れと同じだ。
1時間程、寒さ(-10度?)にさらされただけなのに・・・歳かな・・

フライトログのページ

YOUTUBE動画

黒飛さん初雲底フライトと1時間以上のフライトおめでとうございます。
1時間以上・海抜1500m越えのビッグフライトの感想は
『吸い上げ雲(雲)初体験雲の怖さも初体験ウキウキハラハラ良い経験でした。
次目標2000m』
だそうです。
黒飛さんのGPSデータも上記のフライトログのページ

上野さんも1時間半の雲底フライトをこなしていた。
上野さんのGPSデータも上記のフライトログのページ
douga
上野さんのYOUTUBE動画は下記
 令和4年 初荒谷山 20220110 - YouTube
 テイクオフは一番手不良おやじ、二番手隅田さん、三番手黒飛さん

田原さんのテージャスランチへのミニクロカンayvri動画。
 https://youtu.be/kk9TK-02728

グーグルアースで見るより動画で見ることが出来るので
今後自分もフライトログはこれにしよう。

 今年からフライトログページのグーグルアースの欄を
ayvri3Dマップ動画に変更します。


変更されたページ

フライトログのページ
GPSデータを動画として見れ、グーグルアースのようにマウスで視点も変えれます

因みに1月10日の不良おやじのayvri3D動画
  不良おやじのayvri

 1月22日(土)何度もサーマル雲に遭遇 2時間10分フライト
日曜日は天気悪そうなので今日フライトにした。
川原さん、柳田さん、兼田さん、斉藤さん、上野さん、隅田さん、小林さん、
ギリギリ到着の日高さんの9人で荒谷山TOに上がる。
テイクオフには2cmばかり雪が残っていたので皆で全面除雪作業。
「本日のヒーロー」を狙って今日も一番手でテイクオフ。
北東風1~2mの風で1本目の立ち上げでラインチェックし
2本目の立ち上げでリフトの予感でテイクオフ。
北の第三尾根(勝手に命名で3本の尾根の一番手前)に向かって若干バリオが
囁いているので山から離れないように、ローターに気を付けながら進む。
第二尾根でリフトを感じ廻すも小さく外すので、第三尾根の沖に出してみると
果たして第三尾根上空でサーマルゲットし、廻しながら上げて行く。
2m/Sec前後のリフトで180mトップアウトし、テイクオフ上空に行きデロデロ光線を送る。
もう一度第三尾根上空から荒谷山に移動し287mトップアウト(海抜854m)
ウロウロしたのち、テイクオフと第三尾根の間のボール奥上空で強めのサーマルゲット。
バリオの高い連続音だと耳に聞こえなくなる(加齢の所為)5m/Secだった。
一気に海抜1096mまで上がり上空には薄いサーマル雲があったが消えてしまった。
先程あったあたりを周回してみる。
柳田さんは高く上げてきて神の倉山系に谷渡りしている。
日高さん、小林さん、川原さんも確認したが皆さん高く上げていたと思う。
その後後からTOに上がって来たベテラン達も上げていたと思う。
荒谷山上空周辺で、サーマル雲が出来たり消滅したりを繰り返す。
観察してみると長くて5分間短いと3分間ばかりで消えて行く。
恐らくバブルサーマルが小さくバブルの尻尾が短いので直ぐに
サーマル雲は消滅するのだろう。。
本日見た出来初めのサーマル雲の7~8個は直ぐに消えて行った。
海抜1000mから1200mの間をウロウロする。
小一時間飛んだし寒いのでもういいかなとMLに向かう。
大寺地区のライスセンター近くの山際、海抜543mでバリオが囁き始める。
寒いのに反射的に廻し始める、フライヤーの悲しい性である。
上野さんと一緒に廻し始める。
2~3m/Secの良いサーマルに育ち海抜1053mに上がる。
此処まで上がったのなら荒谷山TOに戻ってトップラン果たそうと舵を切る。
海抜724mでTO上空に戻ったが未だ準備をしているフライヤーが居る。
上空でステイしてトップランチャンスを伺おうと、南小山を探る。
サーマルキャッチし廻してみると南風の様なので、
廻しながらTO上空に流していく。
TO上空では収束した3~4m/Secの良いサーマルに乗り
海抜1307mまで一気に上がって行った。
雲底にはまだ100m以上ありそうだったのでサーマルを使いきれなかった。
バリオの連続音がすると高音になり自分の耳は聞き取れなくなる。
こんな事でも否応なしに歳を感じさせられるな~
向原に向けて荒谷山山系の上空には小さなサーマル雲がある。
どこまで育っていくのかな?見に行って見よう。
乗り継いでミニクロカン出来るかな?
寒いのに助兵衛根性を出して向原方面に舵を切る。
途中に発達中の近接した二つのサーマル雲があるので下に付ける。
外したり捉えたりで海抜951mから1196mに250mばかり上昇。
二つの雲は一つになり消えつつあり薄くなってきた。
もう少し足を延ばそうと高獄山を目指すも沈下ばかりで
荒谷山トップランの目的が果たせなくなりそうなのでUターン。
ハーフアクセルでCライザー操作してみたらスムースに効いた。
産廃場の火事の煙は若干薄くなってきたようだ(夕方テレビで様子を放映していた)
帰る途中、先程の場所に出来初めのサーマル雲があるので付けてみる。
サーマルがどの経路で上がってくるか分からないが、ウロウロ探して
海抜876mから1285mへ400mばかり上昇。
十分高度は稼いだので荒谷山を大回りして荒谷山TO正面沖に付ける。
そこでまたしてもサーマルヒットし海抜739mから965mに230m上昇。
テイクオフのフライヤーが居るのでステイしてトップランチャンスを待つ。
いくらでもリフトは有りそうなのでビッグイヤー投入して高度を下げる。
海抜600m辺りでトップランアプローチをかけるもTOに近づくと吹き上げられる。
4度目ぐらいでトップラン果たす。

本日のフライトは何度も出来かけや発達中の小さなサーマル雲を
何度も利用し、サーマル雲の誕生と消滅を見る事出来た。
2時間10分のフライトで最高高度海抜1307mであった。
一番手でテイクオフし最初にトップアウトすると言う、私が勝手に命名した
「本日のヒーロー」に成れたことが嬉しい。


  本日のYOUTUBE動画

田原さんに教えてもらったAyvri
 本日の不良おやじAyvri動画
   グーグルアースと同じようにマウスで操作して見れます
   クロカンで何処を通ったとか、上げた地上のポイントが何処か分かりやすい

 フライトログのページ

 1月30日(日)強風フライトちょっとバック
米が無くなったので益本さんに玄米30Kg注文した。 
本日の予報は昼過ぎから晴マークが出ていた。
飛べそうなら飛ぶかな位で11時過ぎ神の倉に出かける。
暫くゴルバレに寄ってなかったので昼飯にハンバーガーを食べる。
午前中は初飛びも成功させ練習生も飛んだようだ。
何人かは飛んで一気に上がることはないが沖に出したところで降りてこない。
テイクオフは少し風が強くなったようでウェイティングの様子。
15時から進級の試験があるそうなので、受験生は東屋でウェイティング。
東屋でうだうだしていてお天道様が顔を出したので、小田さん、柳田さん
黒飛さんと稲垣号にて神の倉に上がる。
ラインチェックしていてゴープロのプラスチックセのット部品が壊れた。
今回は撮影を断念。

14時10分北斜面からテイクオフ。
バリオのスイッチを入れるのを忘れていたので、手袋を外しスイッチオン。
北の尾根を越えるのに対地速度は一桁台で、バックもしているようでちょっと緊張。
テイクオフする時は左程感じなかったが北風強そうだ。
北尾根超したので少し山に寄せてみる。
山頂鉄塔下では対地速度5Km/h前後で殆ど止まっているし
ピッチングした時は一瞬バックしている。
ライザーからの信号は左程荒れてはいない。
尾根筋を越えると尾根リッジのリフトは有る。
尾根の波乗りをやっている感じで、ターンしてフォローを背負うと50Km/h。
カシミールでデータを見返しているのだが、フォロー背負っても高度は下がっていない。
サーマル成分は十分に混じっていたのだろう。
トップアウト70m前後で山頂と伐採地の間を行ったり来たりを繰り返す。
最終的に川原さんと柳田さんの3人のバトルとなった。
三人共、自分が先に降りようとは思っていないようである。
h-さんが山チンしたようで緯度経度を訪ねている。
上空から探そうとテイクオフから伐採地の間を行ったり来たりで
目を凝らすのだが分からない。
川原さんも柳田さんも探してくれている。
広く探そうと伐採地をぐるりと回ったら、いきなりバリオの音がピーと連続音。
強いサーマルなのでサーマルにステイしないと危ないのでバンクをかけて廻す。
強い所は5m/Secであったが、落ち着いたところでサーマルを抜け出す。
抜け出したら急速降下のマイナス4m/Sec。
山頂付近の沖で4~5m/Secのサーマルにぶち当たり一気に200m上昇。
廻している場合でないとサーマルずらして沖に出す。
するともう一度サーマルにぶち当たる。
カシミールで見ると先程当たったサーマルの風上であった。
300m近くのトップアウトであったが廻さず平地上空に出すと下がり始めた。
ひょいと山側を見ると10m四方の裸地にパラグライダーが細長く伸びたまま
人間の地上にいるのが見える。
本人も無線でやり取りしているので重大な事にはなっていないようである。
場所の確定をしたいものと、もう一度山に寄って行く。
地上班に「指さした先に居ます」と告げるも、皆さん無反応!
地上から見て指さした方向が判る筈もない。
「柳田さんが真上に居ます」とh-さんが告げている。
これで場所の確定できたと思い安心したら、自分の地上高度が80m。
田んぼランしかないかなとフォロー35Kmで何とか間に合って
LDに戻りワンターンで降りる。

今日は米の注文がメインであったが昼からお天道様が顔を出したので飛ぶ。
いつの間にやら一時間は飛んでいた。

   本日の不良おやじAyvri動画

上記のAyvri動画を見るとフォローで流されるスピードが目視できるので
どんな飛びであったか分かりやすい。

    フライトログのページ

              本日30日の神の倉風速データ