2021年 5月 |
5月3日(月)神の倉ちょっと強風 今年のゴールデンウィーク雨や強風で今日しか飛べない。 何処の風予報も15時から3m/Secのである 風速とは地上10mの10分間平均の早さなのである。 今までの経験からすると予報の倍の風速がTOで吹いている気がする。 なので、予報が2m/SecならOKで3m/Sec以上なら要注意と思っている。 「SUNNY SPOT」の予報は高度での風速や雲底高度など出ているので 便利だが、ちょっと不正確な気がする。 そんな訳で早目のテイクオフかなと10時半にはLDの東屋へ。 田原号にて、ひーさん・川原さん・智子さん・美香ちゃん・私の6名で神の倉へ。 「つばさ」の練習生は1本目を飛んで居るようだ。 TOはちょっと強めだが、風を見てNさんテイクオフ。 中腹辺りでリフトを捉え粘っていたが外したようだった。 それでもグランドサーマルをもらって平地上空でも粘っていた。 続いて田原さん・美香ちゃん・ひーさんテイクオフしたがトップアウト叶わず。 登山客が大勢いてテイクオフの度拍手をもらっていた。 次は自分の番と準備していたらちょっと風が納まったので練習生を 飛ばせたいと言うので、順番を譲る。 練習生のKさん・Kさんテイクオフして、Kさんはテイクオフ前で リッジソアリングでトップアウト。 12時27分神の倉西斜面からテイクオフ。 前回、自撮り棒を手にもって撮ろうとしたのだが、操作が不安定になるので辞めた。 自宅で椅子に座って色々試したら、自撮り棒を足に付ければ手は自由になるし、 足を色々動かせば自撮りは出来そうなのでこれに決定。 ところがテイクオフ前に自撮り棒はセットしたがスイッチを入れ忘れた。 テイクオフ前を一舐めしたがリフト見当たらず、南西風なのでテイクオフ右尾根でコネコネ。 5往復目でトップアウトしちょこっとトップランを思ったが強めなので断念。 その内「つばさ」の練習生が上がってきて準備を始めたので 右尾根コネコネ12往復目でテイクオフ前を離れる。 リーサイドサーマルがないものかと312m小山を目指す。 海抜411mに下がり、小山手前でリフト発見し、コアを探すのだが掴み切れない。 風は強めなので山肌を舐めて上がっているか?と山に近づけてみる。 リフトが有ったので、少しブレーキングしながらそのまま山に向ける。 外したようなので元の所に戻る。 南風は強くフォローで59Km/hあった。 慎重に廻さないと外しっぱなしになりそうだ。 日高さんが荒谷山から出て海抜1200m上げ志和口駅裏で海抜1600m。 神の倉TO南に渡って来たがシンクの嵐だったようだ。 テイクオフ沖で何とかトップアウト果たす。 テイクオフのメインポール上空に寄せて行き、神の倉山頂へ 廻しながらスライドしていく。 神の倉山頂付近はちょっと荒れ気味。 海抜712mに来たが、どんどん上がりそうにもないし楽しくないのでMLへ。 山を離れるとずっと2~3m/Secのシンク。 取り合えず高度処理はLDの風上で行おう。 順調に下がり続けるので地上130mで東屋上空へ。 誰も居ないので八の字旋回でランディングアプローチ。 5回ほど降ってランディング。 今日は強風のせいで、ヒヤリハットがあった。 喜寿も気を付けないとなあ。 本日のYOUTUBE動画 フライトログのページ |
5月23日(日)梅雨の晴れ間 今年の梅雨入りは一か月も早く飛ぶ機会も少なかった。 本日の天気予報は南西風で、風速は2m/Sec15時から3m/Secの予報。 ベテラン達は荒谷山に上がったが、南西風が吹くだろうと神の倉に上がる。 練習生たちも早くから神の倉から飛んで居る。 神の倉西斜面から12時44分テイクオフ。 20mばかり下がったが、前面を雑巾がけしていたらテイクオフ左で 80mばかり高度を稼ぐ。 テイクオフ南の鞍部に移動したら2m/Secのサーマルに遭遇し、 南屏風手前の486mの峰当たりで海抜1231mに上がった。 結構突き上げられる事もあり、荒れ気味で緊張する。 沖に出しランディング場上空まで行って、ぐるっと回って有留の粟森谷に来た。 結構動いたのに海抜1200mの高度を維持していた。 粟森谷で弱いが廻し続けて海抜1395m。 パラグライダーのラインに沢山の蜘蛛の糸が光っている。 久しぶりのサーマル条件を蜘蛛の子供たちは理解して糸を吐き出し 高く舞い上がって来たのだろう。 もう少し強いリフトがないかな?とぐるっと廻って神の倉山頂へ上空へ。 ヘアピンカーブまで来てリフトに遭遇し2m/Sec強のサーマルの乗ったのだが 歳の所為か久しぶりなのか”ホイ来た”とアグレッシブルに廻せなかった。 海抜1361mまで上がったがどうも1400mの天井に抑えられている感じ。 何処かに天井の穴がないものかと北の鉄塔方面に舵を切る。 一気に600m下がって海抜770mで慌てて神の倉山頂に戻る。 戻る途中、伐採地の吹き抜け上空でリフトに遭遇し、神の倉山頂辺りを ウロウロして海抜1200mに上がったが此処でも天井に抑えられている感じで 天井の穴が見つからない。 下がる一方だし海抜630mまで下がって来たし、南風が強くなってきたようなので 南の屏風で何とかならないかと探ってみるも下がる一方。 神の倉山頂辺りでちょっと粘ってみる。 最後にテイクオフ前で雑巾がけで少し粘るも、練習生たちが上がって来たので離れる。 練習生のO藤さんはずっと私より上を飛んで居て最高海抜1650mだったそうだ。 ランディングが同時進入になりそうだったので高源寺上空で粘って3分間時間を稼ぐ。 1時間36分、最高高度海抜1395mだった。 ベテランH野さんは海抜2300mだったようだ。 ランディングして高く飛んだ練習生O藤さんに「パラのラインにクモの糸が光っていましたか?」と 聞いてみるとしっかり見ていたそうだ。 練習生には初めての勲章の証だと説明。 自分が練習生のころの高く上がった時に感激した体験。 ①杉の木の梢を真上から見た。 ②山を真下に見たのでぺしゃんこに見えた。 ③初めて土師ダムを見た。 ④自分の感性でサーマルをクルクル廻して上がって行った。 ⑤パラのラインに光るクモの糸を見た。 ⑥雲のにおいがした(冷たく鼻孔を刺激したのだと思うのだが) ⑦一度だけだがトンビと一緒に廻して、トンビが私をチラチラ見ながら 目が合った。 カラスに追いかけられる弱虫なのに顔は猛禽類だった。 等々・・・・ 今の練習生たちも新たな感激を経験しているのだろうなあ。 今でも当時の感激は自分にとって色あせていない。 本日のフライトYOUTUBE フライトログのページ |
5月30日(日)ショートフライト 天気図は高気圧に挟まれ風も南西で穏やかかなと思い飛びに行く。 荒谷山TOの芝生が面積の半分がハゲハゲの状態。 荒谷山TOは山土なので殆ど栄養分がない。 化成肥料をナフコで2袋買って来て皆でばら撒く。 梅雨明けにはTOが緑の絨毯に変わっていると良いのだが・・・ 残った化成肥料は荒谷山TOの倉庫に入れて置いた。 荒谷山TOは風向きはコロコロ変わるし強弱もある。 ブローが入ってくるのに合わせP証の4人はテイクオフし2~300m上げている。 自分も12時32分テイクオフ。 テイクオフ正面で弱いリフトを感じターンしてプラス10mでTOに戻ってみたが リフト感じられないので沖に出す。 同じところでリフトを感じたのでもう一度TOに戻る。 テイクオフ上空25mで戻ってきて、そのまま左のボール奥に行って見た。 雲の流れは南西風なので荒谷山をトップアウトしようとすると ローターで叩かられるのは分かっているのに…馬鹿だなあ・・・ 戻る時もTO上空37m(海抜699m)を通って沖に出す。 荒谷山は海抜620mなのでローター危険空域だ。 南小山上空を通ってTOから500m来ても高度は下がらないがリフトを感じない。 もう一度TO前の正面ボール奥に来るとリフト発見。 2~3m/Secのリフトが続き、TO上空海抜850m。 此処まで来ればローターにたたかれることは無い。 前回自撮りをしようと自撮り棒を足にセットしたのだが電源が入ってなかった。 今回は電源の確認はしたが、足にパンツのゴム紐でセットしているので しっかり止まらずカメラの向きが定まらない。 家に帰って動画を確認したら、広角レンズでないので思ったような画像ではなかった。 この高度では南西風が強そうで、フォローで対地速度が45Km/h。 廻していてもガクガクするし、あまり気持ちが良くないので正面沖に出す。 上がり続けていたが、様子を見るため500m沖に出して旋回したら80m下がった。 神の倉に谷渡りを決意し、直進し井原駅裏辺りで150m上昇し海抜970mまでは 上がったが、廻さずに養泉寺上空を通って神の倉TOを目指す。 練習生がウェイティングしている神の倉TOで上げ直そうかと思ったが マイナス3m/Secのシンクに捕まり中腹にたどり着くのがやっと。 高度によって風向きが微妙に変わる。 ランディングの風が吹き流しで見え辛く、北風と判断し南側から進入。 ファイナルで吹き流しが若干東に振れていたので軌道修正したら少しショート。 お天道様や積雲の具合は良いなあと思ったがあまり楽しくない風だった。 海抜970mに上がったが、16分間のショートフライトだった。 本日のフライト動画YOUTUBE フライトログのページ |