2019年 8月   
 8月4日(日)金魚鉢の底
先月は雨等でフライトチャンスが少なかった。
先月末に遅い梅雨明け宣言が出てようやく晴れの日曜日となった。
風予報は東がらみので強くはない。
暑い日が続いているし、テレビでは危険な暑さで熱中症で
死亡者が出ていると連日伝えている。
2リッターのスポーツドリンクを飲もうと決めていたのだ持参するのを忘れて
白木のユアーズによって冷えていたのを買った。
10時過ぎにランディング場に到着。
プレジャークラブの連中がポツポツ飛んで降りてきた。
美香ちゃんと大川さんは神の倉鉄塔下で粘っていた。
高木夫婦も飛んだ。
テイクオフは西斜面にも入って来ている様だがサーマルの卦は無さそう。
第二陣の金谷号にて神の倉に上がる。
テイクオフから見渡すと、余程湿度が高いのか谷は水槽の様に見える。
積雲は幾分活発で、変化しながら鷹ノ巣側(東側)から流れてくる。
プレジャークラブ面々テイクオフしたが、風弱い中フロントで出た柳田さんが
右尾根前で弱いサーマルを引っ掛け海抜800m辺りまで上げて行った。
私は12時50分テイクオフし、ヘアピンカーブ尾根を探ってみたが
ステイしきれず敢え無くランディング場へ。

兼田さんが遅れて来て、2度もぶっ飛んだ金谷さんがイライラしている(笑)
金谷号と服部号の回収と上記二人をフライトさせるべく、車の回収要員として
服部さんとA級生の中村さんを拉致して稲垣号で神の倉へ。
風待ちのテイクオフでA級生の中村さんに立上げして前に向いての
パラコントロールのレクチャーをする。
テイクオフは南風に変わっていて時々ブローも入っている気がする。
兼田さんテイクオフし右尾根で粘っている。
金谷さんに南側を探ってみたらとテイクオフさせる。
山に寄せきれずどんどん下がって行ってしまった。
兼田さんはしっかり粘っているので、3人で車を降ろす。
兼田さんはランディング場付近でサーマルを引っ掛け、トップアウトし
かっこいいところを見せたようだ。
荒谷山に上がったベテラン達はサーマルに恵まれず全員ぶっ飛んだらしい。

ランディング場では金谷さんは三連荘でぶっ飛びなので憮然たる面持ち。
自分だけがダメ男と落ち込んでいるようなので、背中を叩いてリベンジフライトを促す。
金谷号に私と兼田さんの3人で、そして服部号で大川さん・美香ちゃん・加藤さんの4人が
神の倉に上がって来た。
広大の練習生がテイクオフして行ったが、結構下がらないでランディング場へ。
広大のシゲル君がテイクオフし直ぐにちょっとトップアウトして遊んでいる。
広大の面倒を見ていた足刈さんもテイクオフしてシゲル君とバトルを展開するも
何だかシゲル君の古い機体の方が浮きが良いようだ。

二人が目の前でバトルを展開しているので、南西風に変わっているので
テイクオフし左ターンして私は南屏風を目指す。
皆実のコル手前でリッジを試みるもステイのみ。
コル(鞍部)を渡ってすぐに1m/Secのリフトが有ったので色々やってみて
35mばかり高度を稼ぎ、稜線上60mなので南屏風へ。
西成分もあるので稜線上は左程下がらず、いつもの南屏風手前の魔の三角地帯
(パラぶっ潰れ地帯)は荒れもなく下がりもせず、何事もなく通過。
南風が強いと稜線上10mばかりだとフロントタックを起こす危険地帯なのだ。
南屏風稜線上では60mをキープ出来気分よくリッジソアリング。
金谷さんがテイクオフし、テイクオフ周りで遊んでいたが南屏風を目指して来た。
何故か魔の三角地帯手前で帰って行った。
後から聞いたら初めてのチャレンジだったので、南屏風に届かなかったら
ランディング場に戻れるかどうか心配だったので帰ったそうだ。
少しづつ自分の足を伸ばしていく事は、危険予知において素晴らしいことと思う。
30分ばかり飛んでリッジのパワーが無くなってきた。
足刈さんも広大シゲル君もテイクオフの中腹あたりまで下がっている。
本日最後のランディングを達成しようと下がらないところを探る。
何とか20秒ばかりの最後のランディングだった。
金谷さんは南屏風を目指す事が出来たので納得していた。
それにしても飛んだのは私と金谷さんの二人だけだったので、神の倉に
上がって来た5人は金谷さんに「加油!!」と応援で上がって来たのだった。
金谷さん!良い仲間を持つ事が出来幸せ者です!

南屏風動画
https://www.youtube.com/watch?v=9_Zr8VDCA7s
 8月5日(月)スーちゃんからビックリメール
スーちゃんは大学を卒業し、半年間は就職先を決めかねていた。
スカイプであれこれ相談に乗っていた。
良い条件での銀行の話やら日本語学校塾の話も合ったのだが・・
スーちゃんは真面目が服を着ているような娘なので民間企業は止めろと言った。
スーちゃんには先生が天職だと思うと伝えた(お母さんも高校の先生)
卒業後半年たって出身大学の助手の口が開いたのでもぐりこめた。
スリランカのケラニア大学の先生をし、国内の日本語教師会の会長も勤め上げた。
日本大使館にもイベントの度に御呼ばれする事となった。
昨年9月には、文科省主催の世界中から集まる日本語教師研修会に選ばれて
半年間ほど埼玉大学で勉強。

そして今年、宇都宮大学からスーちゃんに採用通知が来ました。
「上記の者は、2018年度宇都宮大学推薦による国費外国人留学生に採用されました」
採用期間:2019年10月1日~2021年3月31日まで
    2019年7月1日 宇都宮大学長 石田 朋靖

スーちゃんからビックリメールがきた。
『お父さん、お母さんこんばんは。お久しぶりです。お元気ですか。
おととい日本からとても嬉しいお知らせがありました。
修士課程のために宇都宮大学に選ばれました。
今年の9月24日か25日に日本へ行きます。これから長い間日本にいます。
お父さんとお母さんにまた会いたい。
広島に戻ってきます。
嬉しい😃😃😃
また会えるのを楽しみにしています。
スーちゃん 』
大学卒業時にスーちゃんの人生の方向付けをしてしまったのが正しかったかどうか
ずっと心配していたのだが、今はホッと胸をなでおろしている。
スーちゃんも今年29歳でスリランカでは晩婚になるのだが、まじめ人間で
未だ彼氏が居る様子はない。
2021年3月31日まで日本だと、おめでとうと結婚は更に遠のくね!とメールした。

スーちゃんから
『お父さん、ありがとうございます。
博士課程まで国費で応募できます。修士課程が終わったら博士まで続けたいです。
夢ですが、できれば日本の大学教授になりたいです。
国費留学に選ばれたと言うことを聞いて、私のゴールがますます上がりました。
結婚はどうしようかなぁ。。。スリランカのお母さんも困っています。
新聞報告も出すと言っていました。😵😵
私は日本に行くだけで十分ですよー。
でも、来年は何とかして結婚させるとお母さんが言っています。
どうなるかなぁ。。。楽しみ。。。。
お父さんとお母さんに会えるのは何よりです。いっぱい将来のことお話ししましょう。
大大大好き❤❤❤💕😘
スーちゃん 』

スーちゃんは地道に努力する娘なので博士課程も突破するのではないかと思う。
日本での大学の先生も夢でないかもしれない。
スリランカでは星占いを基本として結婚相手を探すのに新聞広告を出すことは
当たり前のように行われている。
スリランカのお母さんはスーちゃんが31歳にもなったら貰い手が無くなると
凄く焦っている様子が手に取るように分かる。
(私らが若い頃は娘が26歳過ぎると親は焦りまくったものだ)
自分も高校の教師だが娘は大学の先生で何倍もの給料を貰う自慢の娘だが
結婚出来なくなるのではと母親として苦悩されているのだろう。
パッちゃんの様に日本で結婚相手が見つかるかも・・・
今年もホストシスターズ達と会う楽しみが増えた。
我が家のホストシスターズの性格は真反対だが、どちらも優秀な子たちで
ホストファーザーとしては鼻が高い。
二人とも「おとうさん1おとうさん!」と慕ってくれるのが何とも嬉しい。
ホストファミリーをやって本当に良かった。
我が人生の喜びを与えてもらっている。

スーちゃんのHP
http://furyouoyaji.boy.jp/sugandi_8.htm

 8月9日(金)孫来広
長男一家は早めにお盆の休暇をとって、昨日四国の金毘羅宮に行ったらしい。
今日16時広島駅に到着。
来年ひなこはピカピカの一年生なのでランドセルをおねだりされた。
駅前のエールエール館に見に行き、ブランド名と色を確認し写真を撮った。
親は横浜国立大学教育学部附属横浜小学校に入れたい希望がある。
ところが上記小学校のランドセルは黒一色に決められている。
第三次選考まであり今年の11月末に結果が分かるそうだ。
ひなこのお気に入りのポロランドセルはシックなネイビーブルーで赤いストライプが入っている。
黒一色のランドセルになったら泣くのかな?
どちらにしても12月にならないと買える訳ではないが金額の予約は入った!
6年間使い続けるのではあるが、良い値段なのでビックリ。
毎年広島に来たらお好み焼きに連れて行くことにしている。
長男が嫁候補として連れて来た時も、先ずはお好み焼きだった。
孫二人もすっかりお好み焼きは好物になっている。

  
 8月10日(土)孫たちと映画へ
長男夫婦はゴルフに行く。
朝、我が家の裏の畑でトウモロコシやナスの収穫をさせる。
スーパーでは見る事のない野菜の姿を観察させたい。

  

   

孫二人を連れて要望の「リュウソウジャー」をイオンのバルト11へ見に行く。
テレビでも見ているので配役もお馴染みなので、2歳半の樹は身動ぎもせず見入っている。
6歳のひなこも見入っている。
男の子が戦闘シーンが好きなのは分かるが、この映画はストーリーも自分には
分かりにくく、子供が夢中になるのが良くわからない。
音響もガンガンと頭が痛くなる。
フードコートでラーメンやうどんを食べる。
おもちゃの「Toys "R" Us」へ見に行く。
「リュウソウジャーの剣」が欲しいらしいのだが、親からは振り回して危ないので
ソフトビニールならOKと言われていた。
メカニックな電池式のリュウソウジャーの剣は売っていて、しばらく遊んでいた。
しかしソフトビニールの「リュウソウジャーの剣」は無い。
恐竜ブロックはサンプルで置いてあり子供たちが5~6人集っている。
二人とも、あれが欲しい・これが欲しいと言わないので敢えておもちゃは買わなかった。
孫の家には沢山おもちゃを持っているので、すぐに飽きる子になって欲しくない。
本屋にも寄ったのだが、ジジ・ババに直ぐおねだりする子でないので何となく寂しいが一安心。
物が溢れる時代に、何も買わないで帰宅した孫たちの成長が楽しみ。

   

  
   夜はリュウソウジャーの踊り
 8月11日(日)孫たちと田舎へ
孫たちに田舎を実感させるのもお盆の体験では貴重なので
長男一家と次男とで、�豊栄町の女房の実家に行く。
11時頃到着すると孟宗竹を半分に切って、そうめん流しの装置を作ってくれていた。
冷たい井戸水で流すそうめんを見てひなこは大興奮。
流れてくる食べ物を掬い取って食べると言う、非日常体験は心に残ったと思う。
100年以上の田舎の家は8部屋もあるので、二人で走り回って運動会している。
静かな田舎で子供の歓声が響いているのも良いものだ。
ゆったりと大人たちの時間も過ぎて行く。

 

 8月12日(月)孫たちとファミリープールへ
今日は長男の嫁は仕事があるので飛行機で帰って行く。
空港へ送ると言ったのだが、孫たちをプールを連れて行って欲しいとの事。
プールで座る所を確保するため9時には出発。
途中浮き輪を買うためDIYによる。
流石シーズン終わりなので、展示してある浮き輪は半額だったので買う。
リムジンバスに乗るためバスセンターに行ったが、お母さんはファミリープールまで送ってくれた。
私と長男が子供たちと流水プールに入る。
深さは110cmなので孫たちは底に届かない。
ひなこは水泳教室に行っているので顔を水に浸けるのは平気だ。
浮き輪から手を放して水底を蹴って浮き輪に捉まる事を楽しんでいる。
樹は浮き輪にしがみ付いているがいるが、恐怖感は無いようである。
ひなこも樹も私が浮き輪に触ることを嫌がる。
自力で流水のアドベンチャーを楽しんでいるようだ。
推進100cmの通常プールでは、ひなこは足が届くので浮き輪なしで
潜って水底を蹴飛ばして浮き輪を掴む動作を繰り返している。
樹は流れがないので足で動かして浮き輪に捉まってクルクル廻っている。
幼児の半年は大変な時間の経過で、出来る事が凄い速さで膨らんで来ていて驚く。
ジジーの半年は1mmも動いてないように見える。
ところが目に見えない速さで棺桶が飛んで来ているのだろうなあ・・・
孫たちが高校生になる迄は生きていて、人生論を戦わせてみたいものだ。

写真無し カメラ持参失念
 8月13日(火)孫たちと国営備北丘陵国立公園
も語たちがカブトムシを見たいと言ったらしく、長男夫婦はネットで
国営備北丘陵公園を調べたようだ。
我が家の裏手にある広島市森林公園なら近いのだが・・・
8時過ぎに出発し、一時間半かけて到着。
孫たちは昨夜の花火遊びで疲れたのかぐっすり寝込んでいる。
料金は大人450円、シニア210円、幼児無料で合計870円。
公園内の移動は車出ないと出来ない程で、目指すカブトムシ館は7Km先だった。
正に森林の中を移動で、国営備北丘陵公園の大きさにビックリ!
網掛のでかいハウスにカブトムシが放し飼いにしてある。
触るのは自由で、ひなこは真っ先にカブトムシの角を摘まんで持ち上げた。
樹もお姉ちゃんに倣って摘まみ上げていた。
男の子がカブトムシをオスばっかり30匹ほど切り株の上に集めて
喧嘩させて楽しんでいる。
確かに強いオスは角で別の雄を遠くへ跳ね飛ばしている。
一人の男の子はかわいそうに思ったのか密集したカブトムシを
切り株から降ろしてやっている。
ひなこもオスを集めに行った男の子いない間にカブトムシを
降ろしてやっている。
30匹ほどが重なり合っているのが可哀そうと思ったのであろう。
女の子らしい感性と男の子に負けず優しさを貫いたことが頼もしい。
200匹ばかりのカブトムシを触り放題に放し飼いにしているのが素晴らしい。
30分以上居て、車で園内を移動。

  

園内の道の駅に迷い込んだ。
2回のクーラーのきいた大きな部屋に分厚い段ボールで組み上げた
迷路が設置してあった。
幼児用のようで、30分以上何度も何度も飽きずに遊んでいる。
中央入り口に戻ってレストランで昼食。
大きなビニールプールが設置してあり10歳以下の子供たちが遊んでいる。
樹にとっては胸の深さなのだが大きい子に混じって歩き回っている。
ひなこは顔を浸けてバタ足をやっている。
2時間弱水遊びして最後には貸し出し中の大きな水鉄砲をゲット。
樹はこれは俺のものだと大きな弧を睨んでいる。
ジジとバーバは太陽に照らされ熱中症の危険があるので冷房の効いた休憩室へ。
帰りは疲れ気味だが孫を載せているので気を張って運転!
全員寝ているのだ!!
超大型の台風が近づいて来ている。

  

 8月14日(水)孫たちを空港へ
台風直撃は明日になりそうなので、飛行機は飛んでいる。
12時前の飛行機だが、何かあると困るので9時すぎに家を出る。
小谷PAでゆっくり朝食。
来年はひなこ一人飛行機で来なさいとけし掛けるも乗ってこなかった。
飛行機ならばCAさんが面倒見て呉れるので一人旅させたいのだが・・・

 来て嬉し 帰って嬉し 孫二人
 8月25日(日)久々TO雑巾がけ
10時半過ぎ神の倉LDに到着。
プレジャーの小田さん、柳田さん、藤見さんが2本目テイクオフに上がっていた。
藤見さんのランディングが走り抜けるという感覚がなく、けつランになるので
なぜそうなるのか話し合い。
広大シゲル君も乗せて神の倉へ。
藤見さん、広大シゲル君敢え無くぶっ飛んでしまった。
南西の風3m/secのなか、13時5分テイクオフ。
リッジでちょこっとトップアウトしたが廻すほどのリフトはない。
柳田さんがテイクオフしTOが開いたのでトップラン窺がったが高すぎ。
その後はひたすら右尾根のみを雑巾がけ。
20回以上磨いたがトップアウトはたせなはった。
30分のフライトに終わる。

  フライト動画

 フライトログページ