2019年 2月   
 2月16日(土)QRコード
昨年、ホームページアドレスを変更したので知り合いに連絡した。
昔のパラ仲間で設計士で私の2代目のパソコン師匠の津島さんから
新しいHPアドレスのQRコードを作って送っていただいた。
ようやくQRコードを書き込んだパラの名刺を作成した。
パラの仲間はレアなスポーツ仲間なのである意味結束も堅い。
現在は4代目のパソコン師匠なのだが、パラ仲間は怒りもせずに
何度も同じことを教えてくれる。
これが子供やら会社関係だと「ヘルプを見なさい!」と来る。
ヘルプにカタカナが混じっていると、ヘルプのヘルプが必要になる。
何時まで経ってもエンドレスヘルプなのだ・・・

パラグライダーはある意味命を懸けたスポーツなので仲間意識は強まる。
私にとってパラグライダーは豊かな人生を送らせてくれたと思っている。
今でも付き合っている友人は、パラグライダーと謡と同期生なのだ。
不思議と仕事仲間とは今は付き合いがない。

下記が私のHPアドレスと嫁さんが書いている{なるほど世界の料理}のQRコード

不良おやじのパラグライダー人生         「なるほど世界の料理」
                 


 2月17日(日)
プレジャークラブの代表、竹井さんが大病を患って一時生死の境を彷徨ったらしい。
3週間もICUに入っていて大変なことだった。
現在は一般病棟に移ってリハビリに取り組んでいる様だ。
病院はインフルエンザ収束宣言が出るまで、家族以外の見舞いを禁止していて
見舞いに行ったが受付で刎ねられ会えずじまいであった。
年上や年下よりは、同年齢の人の大病は我が身に堪える。
次は自分の番なのかと思ってしまう。

10時過ぎに神の倉に顔を出す。
プレジャークラブの面々は既に上がっていて、風を見てボチボチぶっ飛んで来た。
神の倉15本目の服部さんは真っ白い新機体でテイクオフして来た。
中間高度でピッチングを3回ばかりしていた。
後から聞いたら勝手にピッチングしたらしい。
早めにピッチングの練習した方が良いだろう。
ランディングは高めに入って来て、吉岡さんの指示で八の字旋回して
真ん中あたりに下ろす事が出来た。
初心者は八の字と言ってもS字になってしまい前に進んでしまう。
初めての八の字旋回が見事に出来たは素晴らしい。
2陣で上がって行ったが風向きや強さがバラバラのようで待機する心算らしい。
寒いので田原さんと向原農村交流館「やすらぎ」へうどんを食べに行く
田原さんは「鍋焼きうどん」、私は「夜叉うどん」
下記の件で話が盛り上がり1時間以上話し込む。

やすらぎ館から帰ると風も4m/Sec位に落ちて来た。
大川さん、ひーさん、塩ちゃん、美香ちゃん、甲斐さんの5人が上がって行った。
服部さんが私と田原さんを神の倉に上げてくれた。
神の倉に上がるとまだ4mを超える息継ぎの風が入って来るので少しウェイティング。
少し納まってきたので足刈さんが構えたので後に続こうと後ろに立つ。
結局私に譲るというので広げて構える。
どうもライザーが捻じれている様だ。
後ろに下げてラインチェックし正常に戻す。
足刈さん出そうにないので私がテイクオフすることに・・
「老い先短い年寄りをダミーに使う!!」と文句言いながら立ち上げたら
振り向く前に持ち上げられ失敗。
もう一度チャレンジで跳ね上げられながら北斜面からテイクオフ。
リフトがあるのでテイクオフ前で3回ほどターンを切って30m高度を稼ぐ。
北斜面からテイクオフしたが西成分もあると読んでそのまま神の倉山頂を目指す。
北斜面前の尾根のローターにも気がかりなく神の倉山頂高度で移動。
神の倉稜線を移動していても弱いながらも上昇音は続く。
一日晴れていて強風だったのが夕方風も収まるとアーベントになるという
神の倉マジックの始まりか・・・
神の倉山頂付近で3往復して、ヘヤピンカーブの伐採地を探る。
果たして2~3m/Secのリフトを貰い八の字旋回で上げ、海抜1095mまで上げる。
西成分強そうなのでくるくる廻して裏山に流されるのは嫌だ。
左程のシンクは感じないので神の倉稜線上を走って北の鉄塔を目指そう。
稜線上を一目散に走っているのだがシンク音はあまりしない。
北の鉄塔上空に海抜920mで届いた。
これなら余裕で神の倉に戻れるだろう。
神の倉吹き抜けに戻る前に海抜895mまで下がったが海抜1056mまで戻す。
神の倉山頂まで戻ってウロウロしたが海抜640mまで下がる。
沖の方で2機が上げているようなのでおこぼれをいただきに行く。
海抜820mまで戻したが、あとはリフト切れなのか下がる一方だった。
飛んでいた仲間たちも少しづつ降って行った。
ランディングは高めに入って浮力の剥離をしながら降下したら2mショートだった。

今日のフライトは1時間6分、最高高度1095mだった。
久しぶりのアーベントタイムだったのでプレジャークラブの皆さんも長く飛べたようだ。

GPSデータページ

フライト動画(途中で電池切れ)

  2月17日(日)あきたかたモノ作り広場
うどんを食べ終わったころ以前の館長で遠い親戚の稲垣さんが声を掛けて来た。
「あきたかたモノ作り広場」(最新技術に触れてみよう)の催しを始めているとの事。
3Dプリンタやレーザーカッターでいろいろ作ったり、ロボットなどプログラミング。
特に子供たちに簡単なものでも経験させて、大いに興味を沸かせてもらいたい。
プログラミングは2020年から子供たちの必須科目となる様だ。
田原さんは上記の事柄はすべてやっているので大いに話が盛り上がる。
稲垣さんの娘夫婦もパソコン3台持ち込んで、お手伝いに来ていた。
稲垣さんはリモコン操作の草刈り機を試作していた。
家庭用の除雪車を改造。
ゴムのキャタピラでバッテリーで走り草刈り機を装備。
45度の傾斜も登って行ける。
人が作業しにくい場所で働かせようとしているらしい。
ランディング場の土手の斜面の草刈りは腰が痛くなるので良いかも・・・
毎月第一と第三日曜日の10時~16時まで「やすらぎ館」で開催されているので
興味のある方や子供さん教育の為にも是非参加してください。


向原農村交流館やすらぎ

   開催時間10時~16時になっていますが、不定期なので下記Facebookで確認してください。
   https://www.facebook.com/akitakata.mono/
   又は稲垣さんに問い合わせ下さい。(チラシ最下部に印刷)

   


 2月22日(金)地名に潜む災害危険地域
NHKで土砂災害の番組で先人が名付けた地名と災害危険地域の関係をやってました。
神の倉は「神」も「倉」も危険地域の名前だそうです。
ネットで調べると・・・
https://edmm.jp/24491/
https://www.gov-online.go.jp/cam/bousai2017/city/name.html
https://blog.goo.ne.jp/skrnhnsk/e/ee40f271301dba900b9172a247b4225c

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「カミ」「カメ」「カマ」「カモ」などの読みを持つ「上」「紙」「神」「亀」「釜」「鎌」「鴨」「加茂」などは
古語の「噛む」「削れて土地が無くなる」の意味を持ち、浸食・崩壊地域、洪水や津波など
自然災害が起きた場所を示している場合があります。
「栗」の「クリ」は刳る(えぐる、穴を開ける)の意味を持ち、同様に「クル」「クレ」「クロ」「クラ」の読みを持つ
「久留」「来」「呉」「暮」「黒」「倉」などの地名は土地の浸食や崩壊地を示している。
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全く「神の倉」は二重の意味で浸食・崩落地域を示していたのだ。
先人たちは大災害に教訓を込めて地名を付けていたのだ。
昨年の土砂災害で神の倉地区だけは夕立程度でも避難勧告が出ていたのだった。


 2月24日(日)ブルーサーマル
今朝は雲一つない快晴で、予報では風も弱そうだ。
久しぶりにクロカンに行けるかな・・と期待は膨らむのだが・・・
10時半過ぎに神の倉に到着。
ベテランたちはまったりとしている。
ファーストサーマルはボチボチ上がって来るはずだが・・
田原さんと甲斐さんと3人で稲垣号にて荒谷山に上がる。
11時すぎには荒谷山テイクオフの風は弱いながら正面から
南斜面に変わりつつある。

本日1本目のフライト
11時半甲斐さんがテイクオフし南小山で一気に持ち上げられて行った。
ベテラン達もドヤドヤとテイクオフに来て、11時46分私もテイクオフ。
南小山上空でガツン・ガツンな感じで上がり始める。
テイクオフ上空へスライドしながら上げたら海抜800mでサーマル外した。
もう一度南小山を探る。
サーマルは残っていたがコアを探り切れないでウロウロする。
左ボールを探ると2~3m/Secで上がって行き海抜1200mまで上がる。
ちょっとサーマル外したが風下に追いかけたら、海抜1279mまで上がる。
荒谷山から1500mばかり離れたので先ずは戻ろう。
少し遅れてテイクオフした田原さんも荒谷山付近で高く上げている。
神の倉に谷渡りしようかと思ったが沈下が激しく取りやめて荒谷山へ。
海抜800mでテイクオフ前に戻り海抜1068m戻したが外してしまった。
右ボールの南小山を巡りコジツーポイントも探ったが何もなく海抜719mまで下がる。
田原さんも同じ高度を上がったり下がったりしている。
荒谷山山頂に来てガツンガツンとピッチング起こしたりキャノピーがアコーディオンに
なったりしてリフトに翻弄されながら、海抜1073mまで上がっていく。
ちょっと喉の乾くフライトなので荒谷山上空に戻り、海抜862m。
2~4m/Secのリフトに出会い喘ぎながら上げて行く。
海抜1282mまで上がって、ちょっと向原方面に走ろうかと思ったが
1500mは欲しいところだとあきらめる。
神の倉へ谷渡りをしようとアクセル投入。
まだベテランたちはテイクオフしていない。
海抜590mで神の倉稜線に取り付く。
神の倉山頂付近で廻したが上げきれずテイクオフ上空へ。
神の倉テイクオフに家族連れが居るので、上空で廻して挨拶する。
ランディングは少し高めに入って、ターゲットから2mばかりオーバー。
海抜1282m、1時間12分のフライトであった。

GPSデータページ

一本目動画

本日2本目のフライト
2本目は勇さん号にて藁科さん、広大シゲル君、田原さんの5人で神の倉に上がる。
田原さんは飛ばずに車を降ろすとの事。
神の倉に上がると中野さん、ひーさん、塩ちゃんが飛んでいた。
南風が強めに吹いていて、ちょっと息継ぎの風で嬉しくはない。
14時52分、「3時のあなた」を信じてテイクオフ。
右に振って、右尾根のリッジ風を期待したのだが外れた。
左鞍部を目指して行くと、鞍部から駆け上って来る?らしいリフトに遭遇。
鞍部まで行かないでコネコネして70m高度を稼ぐ。
上りが悪いのでお気を探るも高度を落としてしまった。
鞍部上空を探ってみると突き上げるようなリフトはあるのだが
荒れた感じでリフトも続かない。
稜線近くまで下がるとローター喰らいそうなのでテイクオフに戻る。
テイクオフ上空から神の倉山頂方面に流しながらリフトは続いた。
神の倉山頂付近で廻すとアゲインストで8Km、フォローは51Kmだ。
後で神の倉の風を調べてみると風速6m/Secだった。
神の倉山頂前で2旋回して海抜725m。
リフトは千切れて行ったのか?ヘヤピンカーブまで流されるままにした。
結構揺れるので、有留方面は落ち着いていないものかと
神の倉山頂稜線を横切る。
ぐるっと周ってヘヤピンカーブに戻り、伐採地のボールを巡り海抜928m。
神の倉テイクオフに向けると途端に対地速度10Kmを切る。
ピッチング起こすほど持ち上がったり下がったり気の抜けないフライトが続く。
穏やかにならないかともう一度神の倉山系の裏側に廻り込んでみる。
シンクばかりなので鞍部上空を通って前に出る。
海抜600mばかりなので海抜400mの南屏風を目指す。
左程のシンクを喰らわないで南屏風に到着。
南屏風の180m上空で遊んでいられる。
200m上空に裏番長がやって来た。
その高度は安定している様で結構沖のほうまで行って楽しんでいる。
10分ばかり飛んでいたが裏番長はテイクオフへ戻って行った。
私も高く上がる訳でもないのでテイクオフに戻ろう。
テイクオフに戻った裏番長は藁科さんと廻してあげている。
私も鞍部の手前からリフトを貰い流されながら廻して神の倉山頂で海抜880m。
藁科さんと裏番長は荒谷方面に渡っている。
谷渡りをしようとしたがシンク音ばかりなのでランディング場に向かう。
途中対地速度10Km前後なのでアクセル投入。
ランディングアプローチでは対地速度10Km切るし、グランドサーマルもあって
90mの高度を6回も振って降りるようだった。
稲垣号は福傳さんに降ろしてもらったようだ。
有難うございました。

最高高度海抜912m、1時間の荒れ荒れのフライトだった。
翌日肩は痛いし、細かくブレークコードを操作した所為で腕がパンパンになっていた。

GPSデータページ

二本目動画

  二本目のGPSデータグラフ(細かくアップダウンしている)