2017年 5月   
  5月2日(火)平日フライト
NP・P証の人やプレジャークラブスタッフ対象に平日飛びを設定。
竹井さん、吉岡さん、田原さん、甲斐さん、宍戸さん、柳田さん、
本田さん、メグちゃん集合。
10時集合で9時半頃神の倉MLに到着。
何故か荒木さんが居た。
先日グライダーをきっちり畳んでいなかったので畳みなおしに来たようだ。
立ち上げの稽古をしたら?と提案。
10時過ぎ6名で荒谷TOに上がる。
宍戸さんが一番手で出る。
出て直ぐ浮かされたが直進し、沖のほうで廻して高度を保ってMLに。
甲斐さん、田原さんテイクオフし、海抜1000mで動き回っていた。
本田さんは残念ながらサブラン土手に。
竹井さん、吉岡さん、メグちゃん、荒木さんがTOに上がってきた。
柳田さんテイクオフしじわじわ上げていった。
今日はバリオ無しで飛んでいるのに立派!!
メグちゃん試乗機でテイクオフし、南小山で粘っていたが敢え無くサブラン土手へ。
私も準備していたのだが、上空は雲がかかって日差しなくなりテイクオフ中止。
MLに行った宍戸さんがサブランに行き二人をピックアップして上がってきた。

日差しが戻ったので12時8分テイクオフ。
正面に向けてテイクオフするもリフトの兆しがない。
右尾根に寄せて行き、マキゴンポイントでようやくリフトに遭遇。
廻しながら斜面を上がって行き、強いところでは廻さず少しブレーキングしながら
山斜面を駆け上って行く。
テイクオフ上空から右ボール奥でしっかりしたサーマルゲット。
海抜1000m越えたところで、ゆずりは街道側で柳田さんが遊んでいる。
そちらに近づけて暫く一緒に飛んでみた。
海抜1170mで上がりが悪くなったので志和口方面に行こう。
途中直線飛行でも上がりだし海抜1300m。
ゆずりは街道を渡って山に付けたところで海抜1070m。
サーマルに遭遇し、二回ばかり廻したが直線フライトで海抜1370m。
この高さならお約束の地(高圧電線十字路)に充分な高度で届くだろう。
高度を下げながらお約束の地に届いたら海抜916m。
高圧電線上空500mなので十分な高度。
正に十字路真上で3m/Secの良いリフトに遭遇。
ちょっとドキドキしながら一回転だけする。
海抜1145mなので230m高度を稼いだ。
これで白木山山頂(889m)を目指せるだろう。
途中リフトがあったので2回転し稜線上を走るだけで海抜1400m。
白木山を過ぎてサーマルヒットし海抜1577m。
海風が入ってきても充分鬼が城(776m)は越えられるだろう。
対地速度は25Km、海風か?
鬼が城を越えると35Km、最大は48Km。
鬼が城の山蔭でローター食らったら大変なので少し右にずらす。
大田川を渡るあたりから穏やかに沈下して行く。
玖村駅か安芸矢口駅か迷ったが、グライドパスで測ってみると
安芸矢口駅はちょっと無理そうだ。
高度550mで風向き確認の為360度旋回。
どちら方向も30Km前後でわかり難い。
高瀬大橋に向かうと20Km以下となったので矢張り海風。
高度が充分高いので大回りして、大田川上空で高度処理。
玖村駅の隣の細い河川敷にランディング。

1時間5分で最高高度海抜1577m、19Kmのクロカンであった。

  動画YOUTUBE

  フライトデータ

 5月15日(月)広島蝋燭薪能
昭和50年に始まった喜多流に拠る薪能は第40回を数えることになった。
護国神社境内で特設能舞台を組み立て、篝火と蝋燭の仄かな灯りの中演能された。
全国には「薪能」や「蝋燭能」はあるが「蝋燭薪能」は広島だけである。
護国神社には常設の能舞台がないので、毎回特設能舞台を解体しなければならない。
雨が降ればアステールプラザの能舞台を使用することになり、蝋燭能となる。

今年の演能
能  「三輪」・・シテ 粟谷明生
狂言 「清水」・・ 野村萬斎
能  「金輪」・・シテ 大村定

今年は一週間前から晴れ予報であったので気は楽であった。
5月11日には護国神社で演能と決めた。
当日は能で使用する作り物を11時過ぎ、法正寺に取りに行く。
お昼に能楽師の佐藤陽師にお渡し組み立てをお願いする。
場外に600個の灯を皆さんで並べる。
プラスチックコップに半分の水をいれ丸い蝋燭を浮かべ、
コップの周りに能面の写真を印刷した紙を巻く。
日没になると600個に点火すると、能面が浮かび上がって幻想的である。
この能面の写真の提供を受けたのは、日立市在住の貝保氏なのだ。
ネットにある写真を使用しようと思ったが、貝保氏のHPから連絡をつけ
写真の提供を受け使用させてもらった。
今年は是非広島蝋燭薪能に来たいと仰っていたが都合付かずのまま・・
広島明生会社中の新人久保田さんと石原さんと一緒に、大手門や裏門
そして受付の両サイドに薪能の提灯を建てる。
「三輪」で使用する杉球が用意されてないことに気がつき、上記のお二人と
東照宮境内にある杉の枝を取りに行く。ヤレヤレ・・・
5時から開場なので4時に集まってもらい役割分担をする。
お年寄りの会員には入場券のもぎり、女性と巫女さんには当日券の販売と
東日本大震災復興支援の献灯(500円)受付。
若い会員にはお客様へのご案内など立ち仕事をお願いする。

   

   

演能の間の休憩時間には、お客様が場外に出てこられ、仄かに浮かび上がる
能面の灯を写真に撮られていた。
終了後にはお客様全員の目に留まるはずだ・・・

我が師匠の粟谷明生師にお願いして「三輪」の撮影の許可を貰った。
広島蝋燭薪能の動画をNHKの「アイラブビデオ」に投稿する。
採用されると良いのだが・・・
 5月16日(火)宮崎鏡山・蒲江遠征フライト
平日飛びの仲間で宮崎県の鏡山と蒲江に飛びに行った。
ボンゴ号で田原さん、斎藤さんと私の3人そして本田号に川原さんの2人。
行きも帰りも二人に運転して貰ったので、ずっと寝て楽をさせてもらった。
6時出発でずっと高速道路を走り、11時頃東九州自動車道北浦ICで降りる。
ランディング場の砂浜に車を置きに行く。
美祢市の河田さんは一時間以上前に到着していた。
河田さんは二日前から伐株山に来て飛んでいた。
熊野江海岸の砂浜は全長1500mばかりある。
届きさえすれば何のプレッシャーもない。
ボンゴ号に6名乗車しいざ鏡山テイクオフへ。
海岸に届かなかった場合どこに降りるか探してみる。
田んぼは水が張られ田植えが済んでいる。
緊急ランは狭いが川土手か休耕田だと皆で確認。

鏡山テイクオフは右サイドの弱い風が入っている。
一段下のトイレがある急斜面に吹流しを立ててスタンバイ。
弱い風の中、河田さんが一番手を務める。
リフトの兆候は見当たらずぶっ飛びとなったが、高度300m残して海岸に到着。
田原さんは正面風でテイクオフ。
レベルを保ちながらテイクオフ前を探ったが上がりきらないので、海岸へ。
斎藤さんテイクオフし、順調に下がりながらも指示通りのコースを走っているが
P証なので誰も何も言ってくれないので背中に不安が見える。
思考をフル回転させながら飛び、100mの高度を残して海岸にランディング。
本田さんテイクオフで左に走る癖が出て、ちょっと心配したが何とかすり抜けた。
途中海岸へ辿り着けないと自己判断し、左にこぼれて無事土手ランディング。
川原さんテイクオフし、きっちりのコース取りで、150m残して海岸へ。
最後に不良おやじテイクオフ、何事もなく200m残して海岸へ。
高度は充分だし、さほどのシンクも感じないので海上へ出る。
海岸から250m沖合いをぐるっと廻ってランディング。
田原さんと本田さんは車の回収、川原さんと斎藤さんはフライトの為
4人でテイクオフにあがる。
私と河田さんは海岸でお留守番。
川原さんと斎藤さんは無事フライトして海岸へ。

16時過ぎ、今夜の宿の近くのテイクオフ場「たかひら展望公園」に上がる。
今夜の宿マリンカルチャーセンターが真下に見える。
風は1m以下の微風が正面から入っている。
未だ宿に入るのは早いので、一本飛ぼうと川原さんからテイクオフ。
ランディングは見えないのだが、右に回り込めば長い海岸がある。
次に河田さんテイクオフし、これもぶっ飛び。
本田さんテイクオフするも足が縺れてちょっとスタチン。
どっちみち、ぶっ飛び条件なので車で降りて、今夜の宿マリンカルチャーセンターに移動。

マリンカルチャーセンターの夕食は5月限定の「カボスひらめ」がメインディッシュ。
刺身は薄作りの3倍はありそうで歯ごたえはしっかりしている。
量も一匹丸ごと出してくれたかというほど有った。
ここの料理は猟師町だけあって魚料理は量・質共に満足させる。
 5月17日(水)鏡山フライト
鏡山は海風エリアだが今日は帰らないといけないので早めに鏡山へ。
テイクオフは正面1~2mの風が入っている。
上空の雲は北風のフォロー。
今日は私が一番手を勤めよう。
11時過ぎパラを立ち上げるも今一リフトが感じられない。
2~3回立ち上げてちょっと足が浮いたのでテイクオフ。
左のボールに行くもリフトなく、尾根を目指す。
なんとかリフトに遭遇し、少しグラグラしながら廻してとりあえずトップアウト。
裏風の影響でローターになるか心配だが、稜線上をテイクオフに戻る。
正面からのリッジ風は使えず、500mショートで丸野山の空き地に降ろす。
”なんちゃってトップラン”でした。
河田さんも田原さんもテイクオフしたが、同じコースで”なんちゃってトップラン”でした。
本田さんテイクオフし、正面でバンピーなリフトに30mばかり持ち上げられ
”なにがなんでもトップラン”を敢行。
何としてもトップランを鏡山に刻みたかったのだろう。
本田さん戻って来て直ぐにテイクオフして行き、海岸へぶっ飛んで行った。
少し強風の中続いて斎藤さん、アゲインストの風でスピードはないが
沈下は少ないようで何とか高度120m残して海岸へ。
川原さんテイクオフしトップアウト、8分ばかりとんで見事なトップラン。
念願のトップランはたしたので、再度テイクオフし海岸へ。

風もそこそこ入っているので蒲江も飛べるかと帰り道に「たかひら展望公園」を
覗いてみたが完全無風!
諦めて帰途へ。
夜9時ごろ帰宅。
7月のプレジャークラブの遠征の下調べに参考になった。

 今回のフライト動画

 5月21日(日)プレジャークラブ初飛び2名
プレジャークラブの練習開始は8時半からである。
今日は神の倉からの初飛びが2名居る。
記念すべき初飛びの雄姿を撮影する為カメラを持参。
神の倉テイクオフに上がると、3~4mの正面風なので初飛びには良い風である。
先週の初飛びから3本目の藤見さんからテイクオフ。
落ち着いてテイクオフし、ハーネスへも何とかスムースに座った模様。
出る前に180度旋回の練習すると言っていたけどその兆候見えず。
無線で「180度旋回の練習は?」と呼びかけると田原さん引き取って
180度旋回を指示。
橋の上で八の字旋回して高度処理を誘導するが、ランディング上空だと
後ろに行くのが怖くてズルズルと前に進みパークゴルフ場へ。

次に塩出さんテイクオフし、南側で遊んでランディング上空に来た。
八の字旋回で高度処理でなく、駐車場上空にそれなりの高度で入り
真っ直ぐランディング場を目指そうというアプローチだ。
高度処理の修正が沢山出来るアプローチが良いのだが・・・
”昔取った杵柄”でちゃんとランディング。

初フライトの三好さん落ち着いて立ち上げベテラン並みの申し分ないテイクオフ。
思わずテイクオフに居る全員から拍手が沸き起こる。
田原さんの誘導に素早く反応出来ていて、初フライトとは思えない。
八の字旋回も指示通りで来ている。
八の字旋回で後ろ向きに飛ぶのは怖いものだがちゃんと出来ている。
指示通りにランディング!初フライトおめでとう!!又も全員拍手。

初フライトの大川さん、落ち着いて立ち上げスムースなテイクオフ。
これも全員から拍手を貰う。
ターンの指示を出すのだが曲がらない。
男は恐る恐るブレークコードを引くのでグライダーの反応が鈍い。
田原さんの"もっと引け!”の声のテンションが上がる。
無事ランディング。無線具合が悪かったのかな?
初フライト、おめでとう!

NP生の兼田さん試乗機のラッシュでテイクオフ。
ランディングの駐車場あたりで降りないように頑張っている。
ランディングはターゲットを踏んだ。
ひーさんテイクオフし南側で探ったが何もなし。
低いところで粘っていたがいつの間にかレベルまで戻していた。
ひーさん、後輩達に面目躍如でモジョでもラッシュに負けていなかった。
少しサーマルタイムになったのか山本さん沖でレベルで頑張っている。
川口さんテイクオフし、右尾根で雑巾がけして居るのだがなかなかトップアウトできない。
柳田さんテイクオフしていった。
藤見さん4本目テイクオフし、いきなり15mばかり持ち上げられる。
沖でも藤見さんは上がっている。
ランディングアプローチは少し遅れ気味だったが指示通りでランディング。
三好さん2本目のテイクオフ。
一本目と同じく全てに言う事なし。
田原さんの誘導の声は落ち着いた声だ。
三好さんがいかに無線誘導に素早い反応しているか!!
直ぐに無線誘導は無用になることでしょう!
大川さん2本目テイクオフ。
一本目と同じ様であったが、大分馴れた様であった。
今日は練習生にとって実り多きフライト日和だった。

 新人2名の初飛び

皆さんサーマルの影響を貰っているようなので12時33分私もテイクオフ。
テイクオフ正面は込み合うだろうから南屏風に向ける。
尾根上10mばかりを進む。
南屏風に辿り着く前の”バミューダトライアングル”のローター域は
西風っぽいので高度は低いがなんとか乗り切れるだろう。
少しグラグラと来て次に10mばかり持ち上げられた。
10分ばかり南屏風で遊び、少しリフトが有ったのテイクオフ方向に戻る。
テイクオフ方向に行くのだが稜線からは下がっている
10分ばかり粘り、お寺付近でも5分ばかり粘ったががあえなくランディング。
30分のフライト。

2本目、14時50分テイクオフ。
テイクオフ前でリフトを感じ廻しぼちぼち上がって行く。
バリオメータのスイッチを入れ忘れた。
グラグラしながら上がるも、サーマルコア分かりにくい。
何とかトップアウトを果たし、穏やかになったのでバリオメータを取り出しスイッチオン。
そこそこの高度なので南屏風に行ってみよう。
南屏風には到着したが南風成分はないのでステイ出来ない。
早々に南屏風を離れる。
南屏風の裏側(北側)なのだが西南西風なのでこちらでリッジが使える。
ピッピとバリオが鳴くと、取りあえず廻すのがフライヤーの性!
稜線レベルまで復活したのでテイクオフ下に移動。
テイクオフの右尾根の若葉が裏返っているのその斜面を使おう。
右尾根の雑巾掛けをし、ピカピカに磨こうか・・
右尾根はリフトが弱いので、テイクオフ左の梢が揺らいでいるので移動。
吹上げるリッジを捉え一気にトップアウト。
神の倉山頂辺りで廻して海抜830mまで上がったので少し動き廻って見よう。
南屏風を目指したが下がる一方なのでテイクオフ上空に戻る。
テイクオフ右鞍部に戻りテイクオフレベル+30mでリフトを捕まえ
きっちり捕らえ神の倉山頂付近まで流されながら海抜970m。
海抜970mまで上がったので、少し動き廻って見よう。
もう一度南屏風の上空に来たがすぐにテイクオフに戻る。
ぼちぼちリフトも種切れになるかも知れないので
久しぶりにトップランディングチャレンジしようか・・
テイクオフ前を往復すると宍戸さんがスタンバイしている。
トップランしようとリフトの状況を探るも、リフトが強く吹き上げられる。
4往復目は低すぎのアプローチ。
宍戸さんに「ごめん!」と声をかけテイクオフするように促す。
宍戸さんテイクオフしてくれたので、広げている人はもう誰もいない。
よっし!今度は本気でトップランチャレンジ。
丁度良い高さで西斜面の正面端から突入、ブレーキングしながら
右奥でターンしてトップラン!
トップランして車で下山するのが私のパラ美学。
久しぶりの美学達成なので大満足!
海抜970m、一時間ばかりのフライトだった。

 本日のトップランフライト動画

 今日のフライトデータ
 今回のフライトデータは5秒単位
 5月27日(土)
「土曜立上げ教室」と称してプレジャークラブの練習生達を
誘ったが練習生達はゼロだった。
P証・NP証8名が10時に集合した。
ところが結構な風で飛んでも楽しくないので皆さんMLに
グライダーを広げて久しぶりの立ち上げで汗を流す。
一日中北風が強く、ベテラン勢も昼頃来たけど飛ばず。
16時過ぎ風が収まる雰囲気なので取りあえず神の倉TOに上がる。
17時ごろから西風っぽくなり、アーベントタイムに突入。
皆さん気持ちよくプカプカと・・・
私も17時半にテイクオフして30分ほど癒しフライト。
  5月28日(日)新人さんフライト
今日はプレジャークラブ8時半集合、新人さんが初飛びとなるので
テイクオフで記念動画を撮る為神の倉に上がる。
テイクオフの風は1~2mで基本北斜面から入ってくる。
9時41分、練習生のダミーとしてNP生ひーさんが西斜面テイクオフ。
当然なのもないが出来るだけ広く飛び回ってくれた。
ランディングして飛んだ感想を練習生達に無線で伝えてくれている。
練習生一番手は先週初飛びだった三好さん、北斜面からテイクオフ。
荒牧牧場のフライトと立ち上げの稽古をしっかりとやっているようで
見ていてテイクオフに何の不安もない。
飛び出しが無理と思えばちゃんと自分の判断で止めるが凄い。
ライダーの感性とパラの感性はどこか似通っているものがあるのだろう。
ぶっ飛びでなく何と無く浮かんでいる。
先週初飛びだった大川さんがテイクオフ。
先週、初飛びで無線の聞こえ具合が悪かったのだが今日は
しっかり聞こえて指示通り操作している。
次に本日初飛びの金谷さんテイクオフ。
同時入校の仲間が先週飛んでいるので気合をこめてテイクオフ。
立ち上げも一発で決め、ライザーにテンションを掛け不安のないテイクオフ。
田原さんの指示通り素早く反応している。
やっぱりライダーはなかなかやるもんだ。
藤見さんテイクオフしたが、ハーネスに座るのが気になるのか
左ターンの指示に反応が遅れる。
後は指示通りランディング。
次に練習生の平松さん。
出てすぐローリングそして翼端折。
ランディングアプローチは場周ランディングの心算が
風上側の高度が低い為旋回しながらのランディング。
平松さんは研究熱心なので、教本を読んで先に先にと進もうとする。
(昔の私と同じことをしているので共感するやら可笑しいやら・・)
何かやろうとするのなら、フライトプランを伝えなければいけません。
田原さんのランディングアプローチのイメージとは違うことを
いきなりされるとびっくりするし、指示が遅れることもある。
田原さんは八の字旋回でアプローチを指示しようと思っていたのだが・・
練習生が何の課題も持たず飛んでいたのでは、反省点も生まれない。
教本で自分なりの課題を見つけ、それを伝えて飛びましょう。

中野さんが久しぶりに湖雪ちゃんとタンデム飛行。
廻すほどのリフトはなかったので、湖雪ちゃんは酔わなかったようだ。
サーマルタイムなったらA級生は危ないのでフライト中止になる。
初飛び二本目の金谷さん、A級生の先頭を切って10時59分テイクオフ。
クロスで立ち、上げちょっとした傾きの修正をブレークコードでやった。
流石ライダー、全く落ち着いているなあと感心!!
時々リフトで持ち上げられるも慌てていない。
直線飛行し沖に出たがあまり下がらない。
360度旋回や90度180度旋回しても充分に高度を残している。
旋回指示にも迅速に反応し、フライトを楽しんでいるようだ。
落ち着いてファイナルターン指示に従い無事ランディング。
見ていた仲間からも拍手が起きる。
大川さん、テイクオフ。
沖に出して少しアップダウンに見舞われ、軽いピッチングを越してたが
落ち着いているか?固まっているのか?(笑)
橋の上空で八の字旋回しながらも浮いている。
今日は無線もしっかり聞こえて指示通り操作して無事ランディング。
三好さんテイクオフ。
沖で「駐車場に来ましょう」と言えば自分で修正しながらフライト。
田原さんからもう少し右とか左とか指示されない。
ちゃんと自分の行く方向を見据えて飛んでいる。
フライト感性は素晴らしい。
ランディングアプローチも素早い反応でターゲット2mくらいショート。
藤見さん北斜面からテイクオフ。
良い風が入っていたので立ち止まっていてもパラは待っていてくれた。
ランディングも指示通りだった。
平松さんテイクオフ。
沖に出して少し上がっていてなかなか降りないようだ。
ランディングアプローチは田原さんの指示で八の字旋回。
少し空気の雰囲気が変わってきたようだ。

 新人さんフライト動画 YOUTUBE

新人の皆さんの感想

本日初飛びの金谷さん
『 5月28日に初飛びしました金谷です。
先ずは プレジャークラブの皆さん本当にありがとうございました。
当日は天候も良く風も穏やかで初飛びには申し分のないとのことでした 。
が、自分自身上手くできるかとても心配で 空を飛ぶ期待よりも
恐怖心、不安の方が大きくなっていました。
テイクオフに行って先輩達がセッティングしてくれながら
アドバイスをしてくれました。(その間ずっと不安)

誰かがいつも言ってくれました自分に自信を持って恐がらずに!と
絶対に飛ぶぞ!と決心をして風を待ち思い切って崖から身を乗り出しました。
生まれて初めての体験です。オーッ!車も川もみんな小さく見える~ 、
飛んだ瞬間 恐怖心があっという間に消えて安心感に変わり
幸福感、満足感、まさにプレジャーを味わいました。
しばらくして田原さんの声が心地よくすんなりと耳に入ってきました、
右ターン、左ターン、とてもわかりやすい誘導で指示のないときは
少しだけ眼下の景色を楽しむことができました。
自分はランディングが苦手なので高度処理の誘導が始まってからは
かなり緊張していましたが なんとか無事ランディングが出来てほっとしました。
(田原さん プレジャーの皆さんもほっとしたことだと思います。)

風を読む事の難しさが少しだけ分かったような気がします。
自然相手のスポーツなのでしっかりと緊張感を持ってこらから練習に励みたいと思います。

小さい頃からの自分の夢に皆んなが手を貸してくれたことに感謝します。
未知の世界への第一歩が始まったかと思うとワクワクが止まりません。
プレジャークラブの名を汚さない様な立派なフライヤーになります。
ありがとうございました。
金谷徹男 』


三好さんの感想
『 初日に3本飛んだので 28日は4本目スタートとなりました。
風向きが安定せず 北からのテイクオフだったので 狭さと短さに緊張し
なかなか うまく立ち上がらす ちょっと焦ってしまいました
とても きれいなテイクオフとは言えなかったのですが
自分の課題が見えた二日目となりました。
反省も多く また 感動も多く 毎回新鮮な喜びを感じています。
三好真由美 』

大川さんの感想
『一日目のフライトは、緊張と無線の位置が悪く田原さんの声が聞き取りづらかったことで、
下を見る余裕も全くありませんでした。
二日目の28日は、ヘッドセットをつけて田原さんの声もよく聞こえたので、
少しだけ余裕でき少しだけ景色を楽しむことができました。
パラグライダーを始めてほんとよかったなと思いました。
大川裕三 』

藤見さんの感想

『 今回は神ノ倉三日目です。初めての北斜面テイクオフで初飛びの時と同じくらい緊張、
吉岡さんの「行け!」の言葉で飛び出した。
しかし、浮いてしまえば後は、無線誘導にお願いするばかり。
川を越え国道を越え線路を越え、これまで目にすることのなかったジオラマが眼下に広がる。
ここは別世界。と思う間も無くランディングに。
地面が近づくにつれて再び緊張が走る。
無線の田原さんの言葉に集中する。
今回はケツランもなく無事着陸しホッとした。どお飛んだのか覚えてないが、
もう次が飛びたくなる。
稲垣さんのビデオを繰り返し見た成果が少し出せた一日でした。ありがとうございました! 』

 神の倉、皆さんサーマル特異日となる
柳田さん11時43分テイクオフ。
本日のファーストサーマルを捉えて上げて行った。(フライトデータあり)
鍛治ちゃんちゃん、ひーさんテイクオフして沖のほうで粘っている。
NP生のひーさん、海抜1000m越えたと無線が入る。
勇さんも高く上げ、あっちこっち走り回っていた。
NP生の兼田さんも海抜1200mを飛んだ。

田原さん12時37分テイクオフ。(フライトデータあり)
テイクオフ南斜面で海抜1370m上げ、対面の山大寺裏山(403m)で
一気に海抜2050m迄上げ、白木山へ一直線。
白木山山頂ではサーマルに翻弄され海抜1780mにあがる。
玖村駅までクロカン、所要時間1時間13分。

河野さん12時57分テイクオフ、海抜1700m1時間40分のフライト。(データあり)
不良おやじ12時55分テイクオフ。(フライトデータあり)

中野さん13時4分テイクオフ。(フライトデータあり)
中野さんのYOUTUBE動画 

中野さんの感想
『目標の1つだった雲上フライトはすっごく気持ちよかったです!
何か書きたいんですが文字じゃ書ききれないですw
それと 思った以上に荒れてました。
フットバーのせいだと思うんですけど
ランディング直後に足がつりそうになり
翌日には足腰筋肉痛
かなり喜びながらビビッてたんだなぁって感じです
中野 』

不良おやじの本日のフライト
12時55分微風の中テイクオフ。
テイクオフ左の鞍部でサーマルヒットし海抜850mまで上げたが
沖に出したらサーマルを外した。
南屏風に行き2~3m/secのサーマルをヒットし
海抜1920mまで上がる。
中野さんが無線で「2500m越えて雲の上に出ました」と
喜びの報告!おめでとう!!
少し動き回ってみようとまず安陀山を目指す。
行った先でサーマルヒットするようなら広島を目指そうか・・・
時速40Kmを越えて飛んでいるので戻る高度を考えないと・・・
安陀山先は深いボールになっているので高度を失わず越えられないだろうなあ。
広島アルミ工場を越えたところで海抜1500mになったので
もう戻ろう!とターン。
小越のため池の上空まで戻る(海抜720m)とリフトに遭遇。
一回転して南屏風を目指す。
殆ど下がらず南屏風へ。
廻しながら風速を見ると北風で対地速度50Kmを越える。
海抜1500mまで復活。
戻ってくるには風上がよかろう、北の鉄塔を目指す。
神の倉の迫で海抜970mなのでテイクオフへ戻ろう。
レベル以下でテイクオフ前まで戻ったがリフトなし。
あれ、テイクオフ前にスタチンの機体が見える。
回収手伝いたいがトップランするリフトがない。
ランディングしかないとMLへ。
お寺の北側で(海抜477m)で1m/sec前後のリフトに遭遇。
何とか大事に廻していると、2~3m/secのサーマルに育ってきた。
サーマルを外したり入ったりで海抜1740m迄上がり
少し荒れ気味なので、北へ逃げる。
神の倉の迫まで来た時竹井さんが「ランディングの風が7mを
越え始めました」と無線で知らせてくれた。
ドンドン強くなってくるとヤバイので、リフトがないかもしれない
荒谷山系に逃げてみよう。
県道を渡る時もリフトに翻弄され海抜1900m!
何とか早めに降ろそうとビッグイヤー投入。
それでも上がる所があったり、揺れる所があったりで翻弄される。
赤柴山上空を廻りMLに向かう。
ビッグイヤーで指が痛いし、肩も痛だるいしで
ゆずり葉街道を越えたところでビッグイヤー解除。
神の倉対面の403mの山頂で海抜1100m。
神の倉TOを目指し、あわよくばトップランして車で下山か・・・
ランディング場は南風が強くなっていて、垂直降下気味でランディング。
本日は最高高度1900m、2時間20分のフライトだった。

 本日のフライト動画

 フライトデータのページ