2017年 1月   
  1月1日(日)正月
年末は門担ぎの松の剪定(古葉むしり)で忙しかった。
本当は11月にすべき作業なのだが、右肩の五十肩が痛くて
右腕が上がりにくく、ぶら下がる行動は無理である。
松の木に上る作業はとても出来そうにない。
あまりに玄関の松が不細工なので一週間かけて
年末ぎりぎり何とか完了させた。

今年の正月は孫たちは長男の嫁さんの実家で過ごす。
寂しい正月となるので次男が帰ってくれた。
家族で三人打ちのマージャンで明け暮れた。
 1月3日(水)特別土曜立上げ教室開催
今年は正月休みが今日限りのところも多い。
お天気も良いので特別土曜立上げ教室開催。
集合したのは立ち上げ練習生はゼロで飛びたい人6名。
10時過ぎに荒谷山に上がる。
本流は北西風なのだが正面からもしっかり入るも風向きは安定せず。
ひーさんが一番手を勤め、正面から入って来た風でテイクオフ。
ちょっとサーマル探したが良いのが見つからず沖に出したら
強いサーマルヒットし海抜1000mを超えて行った。
しっかり体重を入れバンクをかけて廻せとエールを送る。
ひーさんはバリオの上昇音が連続して聞いたのは初めてだったらしい。
神の倉山系に谷渡りしてMLでグランドサーマルをヒットし50mばかり上げ直した。
兼田さんがテイクオフしたがったがもう少し様子を見るので”待て”をかける。
河野さんは早稲田実業高校に行っている甥っこを連れてきた。
甥っこに叔父さんの雄姿を見せるべく二番手でテイクオフ。
正面からブローは入っていたが本流の北西風とぶつかっていて
右に左に翼端を潰されながら沖に出して行った。
沖でしっかり上げて海抜1000mを超えて30分以上のフライト。

その後のテイクオフの風はダストデビルなどもあり風向き不安定。
パラを畳んで神の倉に移動を決定。
仕切りなおしで神の倉に上がる。
ベテラン達が風待ちをしていたが少し改善して来たので
テイクオフしていき上げていった。
私の嫌いな息継ぎの風が未だ残っていて5m近い突風が入ってくるので
テイクオフは自重させる。
田原さんがテイクオフしようとして差し歯を落としてしまった。
皆で30分以上探したがどうしてもどうしても見当たらない。
あきらめてテイクオフすることに。
残念ながらベテラン達も下がってきているので条件は悪い。
全員ぶっ飛びに終わった。
 1月6日(金)スーちゃんから本が
スリランカのスーちゃんから約束通り本が送られてきた。
シンハラ語に翻訳された本なので内容はさっぱり分からないが
75ページほどのそこそこの本に仕上がっていた。
スリランカの子ども達が日本に親近感を抱いてくれると嬉しいのだが・・
 1月21日(土)スーちゃんからのお願い
2週間前にスーちゃんから写真の本を手に入れて欲しいとメールがきた。

『お父さん、お母さん こんばんは。本当は今日Skypeしたかったが、夕方親戚が
家に集まって急にみんなの夕食をお母さんと一緒につくりました。
そうですかお父さん、裏表紙の写真はそんなにきれいだったんですか。嬉しいです。
でもそれはもう二年前に撮ったものです。今は変わっているかもしれませんね。。(笑) 
お父さん、お母さん文法の本のことですが、私は日本でN2 をやった時使った
文法の教科書はとても分かりやすくて使いやすかったのです。
それのN3 の本を元にシンハラ語ですべての文法を説明するつもりです。
日本語の例文もシンハラ語で説明します。
今まで日本語の文法をシンハラ語で説明した本はスリランカで出版していません。
ですので、スリランカの本を参考になれません。
お願いですが、お父さんメールに添付してある写真の本を買ってくださいませんか。
よろしくお願いします。いつもお願いばかりで本当に申し訳ありませんが、どうそよろしくお願いします。

スーちゃん  』

  
  送られてきた写真


そんな訳でネットのアマッゾンで探したら中古本でCD付きで半値近くで売っていた。
「Office T²Y」という会社が出品社であった。
注文したら中古本とは思えないほど綺麗な状態の本が送られてきた。
一冊の中古の本を注文しただけなのに、担当者のコメントが添えられていた。
気持ちを込めて送ってくれた「Office T²Y」の担当者にお礼のメールを
送りたかったのだが送り先が分からない。

    
 私へのコメント(紋切り型でないのがうれしい)   封筒の裏に印刷されていた運送者へのコメント

1月22日(日)嬌ちゃんから年賀メール
嬌ちゃんとは半年以上ご無沙汰だねと嫁さんと話をしていたら、
”呼ぶより誹れ”で早速嬌ちゃんから年末年賀メールがきた。

『お父さん、お母さん
ご無沙汰しております。嬌ちゃんです!
お父さんお母さんはお元気ですか?年末はとてもお忙しいでしょう。
お兄さんたちとひなちゃんも帰ってきましたか?
私は大阪の仕事を辞めて実家に帰ってきました。
次の仕事はまだ決まってないですが、来年2月に日本に戻って探す予定です。
決まったら報告します!
今年1年間もとても早いですね!冬至の後はどんどん寒くなって、お父さんもお母さんも
お元気で良いお年を迎えてくださいね!
来年時間があったらまた広島に帰って会いに行きたいです!また連絡します!
嬌ちゃん』

嬌ちゃんは一人娘なので両親は中国に戻るように説得したのではないか?
日本でいやな思いはしなかったか?などメールを送った。
いろいろ心配していたが返事が来た。

『お父さん
こんばんは!
あけましておめでとうございます!
返信無しですみませんでした。
メールは無事に届きました。
国内の両親もぜひよろしくを伝えてほしいと言いました。
今は三人で杭州と紹興に旅行に来てます。
冬は寒くて観光客あんまりいませんが、
もうすぐ春節なので連休前に戻りたいです。
三人の自撮り写真をお送りします。
お父さんとお母さんもぜひ遊びに来てくださいね!
嬌ちゃん』

 
 嬌ちゃん家族の写真


テレビの番組で「世界ナゼそこに?日本人」が面白いので録画して見ている。
世界の果てに日本女性が行き着いている事にビックリする。
男より女の方が生活力の旺盛さが実証される番組だ。
女を取り上げた方がテレビ的にも見栄えがする事は分かっているが・・
嬌ちゃんも知人のいない日本で広島大学を(2部から1部へそして院へ)卒業し
日本で就職した
退職をしたが、2月に日本に戻って就職をしようとしている。
我が家と係わった外国人女性はパッちゃん、スーちゃん、嬌ちゃん、
メキシコ人の広大留学生のアンヘルス(今はドイツで教授の嫁さんに)。
みんな大活躍をしている。
男がつまらなくなったのか?生き難くなったのか?
社会的に男の子を男として育てる方策を考えなくてはいけないのでは・・・
卑近な話だが、自宅のトイレにお金はかかるが歯を食いしばっても
小便器を設置して欲しいものだ。
若い男が便器に座り、チンコを抑えて小便をしている図は頂けないなあ・・・

 1月29日(日)嫁さんの日本語教室の生徒さん
嫁さんは水曜日と土曜日に日本語教室の先生をボランティアで務めている。
市内に住む外国人に日本語を教える教室を留学生会館で開いている。
日本の企業に就職したり、留学生であったり、日本人と結婚した人達が
日本語の勉強に来ている。
彼らは日常生活で日本人と沢山話をする機会がないらしい。
仕事や買い物で必要最小限の会話が殆どのようである。
もっと会話のチャンスを作ってあげようと水曜日の生徒さんを招待した。
今日は雨模様なのでパラグライダーに行けないので付き合うことにした。
昼前、嫁さんは留学生会館に生徒さんを迎えに行った。
昼頃、台湾出身の山田琳清さんと子どもの泰誠(11歳)くんと朋法くん(6歳)の家族と
中国の長春出身の池田栄恵さん、そしてベトナム人のホアさんが来た。
皆で昼食を作っている。子ども達はゲームに夢中だ。
山田琳清さんといろいろ話をするのだが、発音の中国訛りが抜けないので
聞き取りにくいが会話は成立する。
時々発音など修正する。
山田琳清さんは台湾料理のビーフン、ホア君はベトナムの焼春巻きを作ってくれた。
嫁さんは巻き寿司といなり寿司とパンプキンサラダを作っていた。
よく売れたのはビーフンと焼春巻きと巻き厨子だった。
黄な粉餅と醤油焼餅は皆さん食べた。
餅は中国にも台湾にもベトナムにもあると言っていた。
話が箸に及んでベトナムも箸を使うし、タイも麺類は当然箸だということに・・・

  

食事が済んで私の出番になって、パソコンをテレビに繋いでHPの紹介。
16年前に嫁さんがテレビ出演した動画を見せたら、生徒の皆さん
「先生若い!!」と大受け。
ついでに私のパラグライダーのテレビ出演の動画を見てもらう。
自分達も飛びたいと大盛り上がり。
見に来たいのならばチャンスがあれば先生と一緒においでとやんわりとジャブ。
グーグルアースで皆さんの実家を探し出しポイントを打つ。
この事は我が家に来た外国人に聞きながら実家にポイントを打つと
大変感慨深いようである。

子どもを中心にしながら実は生徒さんの日本語研修の為にカルタ取りを開始。
カルタの読み手は子どもの泰誠(11歳)くんと朋法くん(6歳)である。
6年間日本に住んでいるので子ども達は日本人だ。
びっくりしたのは朋法くん(6歳)が初めてみるカルタを早口で読んだ事だ。
6歳でこんなに読めるとは、きっと賢い子なのだろう。
皆、カルタ取りにもキャーキャー言いながら楽しく過ごした。
18時近くなったので急いで帰ることに・・
ホアくんは山口県の下松から参加してくれていた。
皆さん何度もありがとうを言って帰っていった。
良い半日を過ごす事が出来た。

  

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