2016年 9月   
  9月2日(金)NHK広島放送局 アイラブビデオ
中野の湖雪ちゃんがパパと初タンデムを7月24日成功させた。
中野パパの熱い思いがやっと成し遂げられた訳である。
ビデオをNHK広島放送局の「アイラブビデオ」に送ったら
採用され8月5日に放送された。
本日の昼過ぎ、NHK広島放送局の「アイラブビデオ」から留守電に
「8月の月間賞に選ばれ本日発表します」とあった。
パラ仲間にメールで知らせるも、おそらく見れないだろう。
うれしかったので動画をアップ

 「パパと飛んだよ!」

湖雪ちゃんのお母さんからお祝いメールが届きました。

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こんばんは!
アイラブビデオの月間賞おめでとうございます💕
パパはまだ帰っていないので、おじいちゃんと3人でワクワクしながら発表を待っていました。
前回もテレビで見ているのに、発表されてテレビに映ると湖雪もテンションが上がって、
わー!と声をあげて喜んでいました☺️

私達家族をビデオに撮って下さってありがとうございました。
これからも素敵なビデオを撮り続けてくださいね!

それでは、メールで失礼致します。

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 9月6日(火)平日フライト
このところ台風や曇り空などで良い飛びが全く出来てない。
今日は台風一過ですっきり晴れたというわけでないが、
プレジャークラブの平日フライト日だ。
集合時間よりは遅れて10時過ぎに神の倉LDへ。
今日の練習生5名はは全員NP生なので誘導が必要でもないが
吉岡さん、竹井さん、田原さんが参集してくれている。
自分でも飛びたいだろうに、ご苦労様です。
NP生たちは頑張って早くパイロット証を取得して、
3人に楽をさせてあげてください。

NP生は二本目神の倉へ、田原さんと竹井さんと甲斐さんと
斉藤さんと私で荒谷山TOへ上がる。
斉藤さんは車の回収で上がってくれた。
荒谷山TOは正面や北も南もそよそよ位で風が入ってくる。
今日はムシムシと湿度も高く、雲底高度も1000m切っている。
12時前、田原さんにダミーで先陣を切ってもらう。
正面や南小山を探るも良いリフトなし。
マキゴンポイントで何とかステイ出来、ジリジリと高度を稼ぎテイクオフまで戻り
北の尾根に取り付くもジワジワ下がって行く。
ぶっ飛んでサブランしか行けないのならば神の倉に行く事にした。
サブランにおろしていたならピックアップしようと思ったが、サブランを通る時は
テイクオフ高度でまだまだ頑張っていた。

神の倉TOに上がると吉岡さんが待っていてくれた。
田原さんはまだ荒谷山TO付近で頑張っている。
風向きは微フォロー乃至無風!
雲量は6~7割で雲底高度も低くオーバーキャスト気味である。
LDあたりは晴れている。
雲の形も刻々と変わっていてサーマル&雲の吸い上げが期待出来そう。
きっとTO沖でサーマルが発生しているだろうと勝手な想像。
テイクオフチャンスもあろうかとキャノピーを拡げラインチェック。
西正面の吹流しがユラユラし始めたので、斉藤さんに
キャノピーを奉げ持ってもらい13時ごろテイクオフ。
出て直ぐ左(南)の鞍部辺りを探ると、バリオは無音でプラマイゼロか・・・
微かにバリオが鳴き始めた。
出来るだけフラットに廻しリフトのコアを探る。
甲斐さんもテイクオフしてきて一緒に2周ほど廻した。
リフトは山斜面を登っているようなので、廻しながら寄せていくと
リフトはだんだんに強くなった。
神の倉TOに居た吉岡さん、竹井さん、斉藤さんで3台の車を降ろしてくれた。
穏やかなリフトが続いて、雲底200mばかりで雲の吸い上げ効果が出て来た様だ。
初期の積乱雲に発達した雲が神の倉上空に出来ているようだ。
真下から雲底を見るので雲の高さが分かりかねるが、
そこそこ雲底の色は濃いねずみ色。
いきなりの吸い上げは怖いので沖に出すとシンク音のみ。
もう少しは雲の吸い上げ利用しようとテイクオフ上空へ戻る。
トンビが一羽飛んできた。
彼はサーマルを捉えたのかと追いかけてみるもリフト感じない。
もう一度神の倉TO上空へ・・・
暗い雲底にもう少し寄って見てバリオが喚くようなら早々に逃げ出そう。
ふとGPSを見ると英語でコメントが出ている。
老眼では判読不明。(英語なので更に不明!)
もし雲中になったら逃げ出す方角が確認できない。
雲底50mばかり残して雲底を直進。
雲を離れるとシンク音。
フライトデータは取れないし、皆さんはお食事タイムのようなので早く降ろそう。
ビッグイヤーを掛けてひたすら降ろす。
西対面の山に付けるとサーマル雲が二つ出来かかっており
ビッグイヤーしていても上昇音がする。
上げる気はないので直進してスルー。
ひたすら降下してランディング。
一時間弱で雲底高度のフライトだった。
先ほど竹井さんが無線で何か言っていたのだが、ビッグイヤーで
両手がふさがっているので聞き返さなかった。
私が上げ始めたので、山本さん、本田さん、柳田さん、宍戸さんたちは
田原さんに下山運転お願いして昼食抜きで神の倉へ上がったのだった。
TOに上がってすぐに彼らはテイクオフしたのだが”時既に遅し”でぶっ飛んだ。

雲底フライト動画

 9月9日(金)アイラブビデオ 月間賞のトロフィー
1週間前にNHK広島放送局から「8月の月間賞に選ばれ本日発表します」と
連絡を受けた際「トロフィフィーを送ります」とも言っていた。
本日トロフィーが送られてきた。
高さが40mでそこそこ立派である。
我が人生、人様からお褒めを頂く事も少ないので大事にとっておきましょう。

  

 


 9月11日(日)思わぬ好条件に・海抜1600m・2時間38分
週間予報だと曇のち雨だったのに、広島東洋カープの優勝を祝ってか
昨日の天気予報より更に良くなった。
プレジャークラブの練習生のペーパーテスト日なので人手が足りないか?と
朝8時半めざして神の倉MLDへ。
朝一は神の倉TOから練習生達が一本飛んだ。
微フォロー乃至無風だったのでテイクオフが相当時間が経った。
11時過ぎたので田原さん、花野さん、小出さん、甲斐さんと5人で
ボンゴで荒谷山TOに上がる。
荒谷山TOは正面と左右45度で微風の風が入っている。
暖かい風が一瞬入ってきたので、甲斐さんテイクオフ。
続いて花野さんテイクオフ。
二人とも右小山付近で上げて行き海抜1000mへ・・・
次の風が入ってこないで無風に近い。
田原さん微風の一瞬芸でテイクオフし、海抜1000mに上げて行った。
小出さん微風では自信ないのでと、私と交代してキャノピーをくれた。

私も微風で11時43分テイクオフ。
右小山に行って何とか下がらなくはなったが、0,5~1m/Secのリフト。
南小山で5分ばかり粘って40mばかりトップアウトしたので
テイクオフ前の上空へ戻ってみる。
サーマルはだんだん収束して来て、2m/Sec前後で上がり始めた。
田原さんと花野さんは先ほど向原方面に向かっていた。
荒谷山上空で海抜1470m迄あがったので、追いかけてみようと
向原方面に舵を取る。
少し行って上空に雲があるので廻して少し60m高度を稼ぎ向原方面へ。
海抜1200mまで下がったので、稜線より沖に出し雲の下へ移動。
果たしてサーマル雲の下なので穏やかに上がり始め海抜1130mから
2m/Secで海抜1560mまで上がり、ちょっと雲中に・・。
クロカンに行こうかなと、もう一度向原方面に向かう。
高獄山裏まで来たのだが、これより先には雲が見当たらないし
稲刈りの済んだ田んぼは15%位か・・・
高度も海抜1330mまで下がっているので帰ろう。
先ほど上がった雲の下に海抜1000mで戻った。
リフトを感じて廻すと1~2m/Secで上がる。
上を見ると薄い煙ほどのサーマル雲が出来始めている。

 

海抜1315mまで復活したので、とりあえずは荒谷TO上空には帰れるだろう。
荒谷山付近まで帰ると海抜925m、そしてリフト発見。
雲底がねずみ色で大き目の雲の下に廻しながら近づいていく。
2~3m/Secの安定したリフトを貰いながら雲底近くまで海抜1560m。
雲底はそこそこ大きく、1m/Secの上昇率なので離れず遊んでみる。
海抜1595mで雲底にタッチして外に出る。
クロカンは諦めたので周辺を廻ってみようと志和口方面に向ける。
ゆずり葉街道の古屋地区すぎてもリフトに遭遇しないので
ランディング場上空に戻ると海抜900m。
マキゴンポイントあたりでプレジャークラブの中野さんが頑張っている。
もう一頑張りして、中野さんとバトルして見ようと近づいて行く。
昔の緊急ランあたりで海抜387mまで下がった。
お互いに上がったり下がったりして、何とかバトルを継続。
サーマルヒットして海抜656mまで上げ、マキゴンポイント北あたりで
海抜1000mまで上がった。
その頃は足刈さんも加わり三つ巴で上げて行く。
テイクオフ前で4m/Sec以上のサーマルゲットし海抜1450m。
志和口方面に向け移動したが日浦地区手前の稜線で海抜920mに下がったが
サーマルヒットして海抜1445mまで復活。
県道上空では足刈さんが頑張っている。
県道の谷渡りで南屏風近くまで行き海抜870m下がったが
3m/Secのリフトを発見、クルクル廻し続けてねずみ色の雲底まで
一気に上って海抜1580m。
丁度神の倉山の真上に居る。
稲の借り入れが終わっていれば鷹ノ巣山を越えて行ける高度なのだが・・・
もう少しウロウロして見ようと、北の鉄塔を目指す。
海抜100mになったので、北の鉄塔手前であったが引き返す。
四十肩(70歳台だが医者がそう言ってくれた)の痛みが耐え切れなくなった。
早く降ろそうとビッグイヤーをかける。
肩がジンジンするほどに痛く痺れるほどだ。
痛みに耐えかね海抜480mでビッグイヤー解除。
まだリフトは残っていて1m/Secで上がる。
リフトのないところを探し降ろしていく。無事ランディング。

中野さんも長時間フライト達成で、しかも本日一番の獲得高度だと思う。
ランディング上空で海抜1686mまであがっていた。
中野さんも私が降ろすのを見てスパイラルで降りてきたようだ。
中野さんのフライトデータは、私のフライトログページにあり。

本日はリフトがあちこちであり、雲の吸い上げも穏やかに有った。
海抜1600m近くまで3回上がりきり、フライト時間は2時間38分であった。
皆さんもあれこれ良い飛びであった様だ。
田原さんは三次手前の志和地駅近くにクロカンした。


         本日のフライト



フライトログデータ

YOUTUBE動画

   9月22日(木)市民能楽のつどいのご案内
毎年体育の日(祝日)に広島市内で活動する能楽4流の市民が
日頃の研鑽の成果を発表します。
能楽4流は私が所属する喜多流そして観世流、金剛流、宝生流である。
今年は10月10日(月)の10時開演。
今年は喜多流の我が社中(広島明生会)のお孫さんが4名も出演する事になった。
5歳の女の子から6歳の男の子たちで、仕舞が2名、独吟が2名です。
一生懸命勤めますので是非応援に来てやってください。
16時前後の発表です。
昼前には大島 衣恵師指導に拠る小学生の「猩々」が発表されます。

              

 9月26日(月)粟谷明生師の能楽体験講座
嫁さんに能楽体験講座の話をすると、「頭に本を載せて歩いても体は上下運動をせず
本も落ちてこない”すり足”を経験してみたい」という事なので申し込んだ。
レックスビル5Fで19時に開催。
庶民の楽しんだ「散楽」から平安時代に笑いの芸能「猿楽」となり現在の「狂言」なりました。
鎌倉時代後半に観阿弥世阿弥が演劇として発展させた「猿楽の能」と言われ
現在の「能」に発展しました。
この様に能楽全般の話で初めて聞く内容も多かった。
そして実際に声を出して「高砂」の一節を皆で謡います。
そして嫁さん待望のすり足!
次いで扇の使い方と仕舞の稽古。
そして能衣装の試着。
90分があっという間に過ぎてしまった。
先生にお願いして嫁さんの立ち振る舞いを動画に取らせて頂いた。
体験講座の”盗聴生”の私にも大いに勉強になった。

嫁さんの感想

『能楽体験教室      
長年主人のやっているお謡を間近に見聞きしながら、ほかの人よりは日本の伝統芸能として
普通に受け入れてきました。
いざ「謡」とは? 「仕舞」とは?と自分に問うと何も知らない自分が少し恥ずかしくなり、
今回体験教室のお話がありましたので、良い機会と思い参加致しました。
すり足・御謡・扇・装束と全て始めての体験でした。   
とりわけ「すり足」は現在私の習っている「リズム体操」にすぐに取り入れられる所作なので、
一生懸命トライ致しましたが・・・・
見ている時は何とか出来るかな?と思いましたがなかなか思うように足裁きが出来ませんでした。
「リズム体操」も踵から足をついていく所作なのですが、これがなかなか出来ず、
ついつま先から足が出て行くので、未だ苦労をしております。
先生のを拝見すると、無駄が無く、とてもきれいだと思いました。
教えて頂いたように、うまく自然に出来るように毎日練習をしてみたいと思っております。
お謡も、発声練習をしないと、私は声がすぐ裏返ってうまく声が出ません。
O上様やN口様のように、素晴らしい声が出たらどんなにいいだろうなーと思います。
扇も持ち方は舞踊のよりずっと難しいですね。
つい力が入りすぎて、指が痛くなってしまいましたが、体の一部のようになれば、
きっとすーと扇裁きが親指と扇の骨が一直線になるように出来るのでしょうね。
私のお稽古でも扇を良く使いますが、未だに扇を回したりするとき、落としてしまっています。
装束の着せて頂き、思ったよりずいぶん重いと感じました。
でも全て普段では体験出来ない事でしたので、あっという間の一時間半でした。
有難うございました。 』