2016年 3月   
  3月12日(土)半年振りのリハビリフライト
今月に入って少しづつウォーキング。
柔道整骨院に行って、アキレス腱と膝のケアを開始。
ストレッチを自分でやるよりは少し強めにやってくれる。
後は電気関係のケアであるが40分程やってくれて
保険が利くので280円である。
今日の予報は良かったのだが、「土曜立上げ教室」の
参加者は居ないのでリハビリフライトにしよう。
10時に集合をかける。中野一家も来た。
パッちゃんに電話して湖雪ちゃんに電話を変わると
20分以上話をしていた。
パッちゃんは子供が大好きなので幾らでも話は尽きない。

10時半頃、田原さん・山本(雅)さん・川原さん・中野さんと私の5人で荒谷山へ上がる。
11時田原さん一番手でテイクオフして一気に海抜1680mまで上がり
向原方面に走り始めた。
半年振りなので、チェックには念を入れる。
冬用の手袋がない!仕方ないので皮手袋をする。
2番手は私で11時17分テイクオフ。
正面ぽく風は入って来ていたので真っ直ぐ出てボール奥でサーマルヒット。
4~5m/Secであがって行き、海抜1200mで荒谷山山頂に廻しながら移動。
上空には吸い上げの雲があり、雲の端の方を移動して居るだけで海抜1600m。
皮手袋なので、指先がジンジンして痛くなってきた。
田原さんを追いかけようかとどちらに走ったか無線で確認。
平畝山上空との事なので雲の端を進む。
下から上がって来たサーマルで薄いサーマル雲が出来始めている。
更にあがって海抜1660m。
平畝山に渡るには先方の雲が低く、このまま進むと大きな雲に突入となる。
先方の雲底を進もうと、高度を下げる為ビッグイヤーをかける。
ラインを指先にかけるのだが、冷えていて全く感覚がない!
クロカンに出かけるのは危険と思い、田原さんに「指先が利かないので、
メインランディングに戻ります」と無線を入れる。
暖かい空域に下りようとビッグイヤーをかけ続ける。
ランディングは手術した右足をかばって、左足で降りる。
指先が痛くていけないので、手袋を外し10分ばかり摩る。
半年振りのフライトで雲底に付け、左足ソフトランディングであったので満足としよう。

私の後に飛んだ中野さんは海抜2000mまで上がり
ラインに霜が着き白くなったそうだ。
川原さんも海抜1700mに到達。
二人とも寒かったとの感想。
中野一家と川原さんとでラーメンを食べに行く。
食べ終わった頃、待っていた田原さんから電話が入る。
降りた所は庄原IC近くだった。
川原さんと一緒に迎えに行く。
田原さんは2時間20分、直線距離43Kmのフライトだった。
テイクオフ上空での9m/Secの上昇率は凄い。
寒くて死にそうだったと言っていた。

YOUTUBEにアップ


田原さんのフライトログ
 3月17日(金)広テレ取材
広島テレビの「テレビ派」から白木街道周辺の取材で、広島市ハング・パラグライディング連盟に
取材申し込みがありプレジャークラブが対応する事にした。
竹井理事と吉岡さんから応援要請があり私も出かける。
天気予報は午後から6m/Secの風なので心配。
午前中はプレジャークラブNP生の山本さん・本田さん・宍戸さん神の倉から一本フライト。
私と田原さんは荒谷からフライトするもブッ飛びだった。
皆で昼飯をラーメン屋で済ませランディング場へ。
広テレのディレクター・カメラマン・音声そして女性が来ていた。
早速竹井さんがいろいろ説明。
宍戸さんが立ち上げをやって見せる。
強風の為立ち上げは無理なので、トーイングに切り替え。
竹井さんと田原さんが手助けして、1mばかり浮かせる。
もう大興奮!4本ばかりトーイング。
テレビクルーは風が収まるまで、もう一箇所の撮影場所に行く。

パラがランディングするところを撮影したいというのでNP生たちが上がる。
神の倉テイクオフは6m/Sec吹いていてとても無理と無線。
それならばテイクオフを撮影しましょうと田原さん、利弘さんと私が神の倉に
テレビクルーを案内して上がる。
EN-Cの機体を操っている田原さんと利弘さんから出てもらう。
田原さんが一番手でテイクオフし、いきなり10mばかり垂直上昇。
二番手は利弘さん、三番手で私がテイクオフ。
その後少し風が収まって、宍戸さん・本田さん・山本さんテイクオフ。
テレビクルーは下山して行ったので、ランディングが撮影できると良いかな?と
宍戸さんを励まし、リッジ&アーベントで40分ばかり粘る。
ランディング場に帰ったカメラマンは光度不足なので撮影は無理との事。
ビックイヤーでさっさと降ろす。
宍戸さんは自己最高滞空時間だったので感激だった。

3月21日の「テレビ派」を録画して置いて見た。
夕日に向かって飛び立つ私の雄姿が放映されていた。
良い記念になった。

広テレビ取材の取材ビデオ(広テレのディレクターさんにはOK貰いました)
YOUTUBE動画


不良おやじのフライト動画
 3月19日(土)初孫ひなこに会いに・・
ひなこは2歳7ヶ月になり、すごくおしゃべりになった。
月に2~3度スカイプで話をする。
バーバとはおしゃべりは長く続くのだが、ジージとは二言三言である。
横浜まで行ってじっくりとひなこと向き合おう。
7時半ANAで羽田空港9時到着、リムジンバスでYCATへ。
横浜駅に長男一家が迎えに来てくれた。
その足でひなこが通う音楽教室に行く。
ひなこを2歳から音楽教室に入れたそうで、毎週土曜日お父さんが連れて行く。
先生は50歳前後の女性で、優しく上手に子供を飽きさせず指導している様子。
リズムで歌ったり、太鼓を叩いたり、タンバリンを叩いたり、踊ったりして
先ずはリズムを体で楽しむ様にしている。
ピアノも少し触らせて音を楽しませている。
まだまだドレミも覚束ないのだが、楽しみにして毎週通っているそうだ。
30分のマンツーマンの音楽教室も終り、10分ばかり歩いて自宅に帰る。

 

昼食はスパゲッティーで、ひなこは子供用フォークをクルクル廻して上手に食べる。
最近の子供用エプロンは樹脂製で大きなポケットが付いており、
食べ物をこぼしても全て受け止めるようになっている。
全く優れもののエプロンで、親の食事時のイライラは大いに解消されたと思う。
食べ終わってお皿が空になると「ピッカリーン」と見せてくれた。
保育園でも完食の喜びを表す事を教えているようだ。

食後、「あいうえお」の50音のジグソウパズルをやる。
一枚ずつジージに見せてくれ、バーバに手伝ってもらいピースをはめていく。
一枚はめる度に大騒ぎ。
飽きもせず最後ピースをはめ込んで大満足の様子。

  

3時過ぎにパッちゃんがM君と一緒に尋ねて来てくれた。
子供大好きのパッちゃんは直ぐにひなこと打ち解ける。
M君が座っているソファーの隣にひなこは自ら座った。
ジージには自ら近寄らないひなこなのにM君には近寄って行った。
子供をあやす術は分からないM君なのだが、きっと子供好きなのであろう。
子供は本能的にその事を感じ取れる能力を持っているのだろう。
M君そのうちひなこを抱き上げ自分の膝の上に乗せた。
あれこれあやす言葉を言わないのに、ひなこは静かに納まっている。
ジージではとてもこうは行かない。
だが一年前のひなこにすれば一大躍進である!
早く人見知りを克服して欲しいものだ。(知らない人だとひなこの声が聞こえなくなる)

 

夕食は4人で中華街に出かけた。
今日はパッちゃんがレストランを予約して私達を招待してくれた。
一人前の社会人になったので私達にご馳走してくれたのだった。
子供が社会人になり、初めてのプレゼントを受ける事はうれしい事でもあり
ちょっと寂しい事でもある。(親の手を離れたのだなあ~・・・と)

 3月20日(日)三浦半島へ
ひなこはイチゴが大好きなようだ。
イチゴ関連の物はなんでも大好き!
イチゴ味のお菓子や、イチゴがプリントされた物共、
果てはイチゴ色も好きなのだ。
今日は三浦半島にイチゴ狩りに行くことにした。
9時頃出発し高速道路を走るも、三浦市が近くなるにつれ渋滞が始まる。
下道に降り走るも海岸通は渋滞!
何とかネットで調べていたイチゴ薗に到着。
駐車場もいっぱいで「本日終了」の看板も・・・
もう少し走って協同組合でやっているイチゴ薗に到着。
ここは十数軒が共同でやっているので受け入れ人数は大丈夫だった。
1500円/人で30分食べ放題であった。3歳までは無料。
腹いっぱい食べてやろうと頑張ったが、15分かけて20個ばかり食べたが
もう腹いっぱい。
過去食べ放題のリンゴ園や梨薗に行った事があるがそんなに食べられない。
ひなこは自分のペースで15分間食べ続けていた。

  

昼食は三浦漁港の市場の建物2階の三崎食堂に行く。
道路から見ると食堂があるようには見えない、4階建てのビルの2Fである。
12時前であったのだが食堂はいっぱいで、廊下のいすに座って待つ。
2Fは1Fの市場で行われる競りが見学できるように床が抜いてあり
手すりが付いている。
20分してようやく中に入れてもらった。
此処はマグロの水揚げ基地なので、食堂もマグロ尽くしのメニューだ。
4人で様々マグロ定食を注文。
キンメ鯛もいれてさしみ定食、マグロ三昧定食、マグロカマ定食
魚の天ぷら定食を注文し皆でシェアーして食べる。
食べ終わって廊下に出ると、30人以上椅子に座って待っていた。
早めに来て良かった!ここは隠れた人気食堂のようだ。

  

帰途に着いたが、カーナビには高速道路も下道も混雑のマークが付いている。
下道を走り、横須賀温泉「湯楽の里」に寄って温泉と早めの夕食をする。
露天風呂は一杯で込み合っていた。
流石、首都圏の人口を抱えているリゾート地は大賑わいであった。
首都圏の人々は休日を難行苦行で楽しんでいるものだ。
リタイヤ組の自分にとっては、とても休日に遊びに行こうとは思えない。
しかし、これだけの人々が押しかけてくれれば、どんな商売も
成り立つのだろうと羨ましくも有る。
夜8時ごろ帰宅。

食事もお風呂も済ませているので、ジージとバーバの相手をしてくれる。
バーバは直ぐにひなこと同年齢になって入り込める。
ひなことの会話はいくらでも続ける事ができる。
ジージはなかなそうは行かないので、ウサギのウンチの様に
ポロポロと途切れ途切れの会話となる。
保育園でもやっている「でんぐりがえり」を見せてと言えばやってくれたり・・・
今年の正月に比べれば、ジージに対する態度も大いに変わった。
英語の絵本があったのでバーバは読み聞かせ、ひなこに発音させる。
ひなこは初めての外国語経験であったのだろう。
嫌がりもせずずっと続けていた。
子供の興味を引き出すのも、バーバは上手である。

  

 3月21日(月)
遅めの朝食を済ませる。
ひなこは服を引き出しから出してきて、自分で着ようとする。
時間がかかっても見守ってやれば着てしまい、皆から感心され
褒められる事が嬉しそうだ。

 

11時頃、ジージとバーバとひなこの3人で公園に散歩に出かける。
公園に滑り台があり直ぐに上り始める。
滑り台に登る方法は、普通の階段とロープを四角に編んだ階段と
板に握りコブを取り付けた(フリークライミング練習用)ものがあった。
ひなこはいきなりロープの階段(5段)で上り始めた。
ひなこにとっては初めてのロープ階段なので慎重に登る。
登る事にも馴れ10回ばかり滑り台を楽しむ。
途中で小学3年生くらいの男の子が一緒に滑ったが
滑り台をやめないで一緒に滑った。
今年広島に来た時は同年代の子供達でも一緒に遊べなかったのに・・・
今年の正月から、たった3ヶ月の間で長足の進歩をしていた。
次はロープで編んだ富士山型をした網に登ろうとする。
そこで遊んでいた小学5年生くらいの女の子2人がサポートしてくれた。
手を貸すのでなく、網目から落ちかけたら抱きかかえようとする子と
頂上で待ちうけようとする子であった。
ひなこは一度も手助け無く登りそして自分で降りていた。
結構おてんばな所があるひなこだった。
本当に本当に、今年の正月からは想像すら出来ない事であった。
50m位登って、丘の上にある公園の芝生でどんぐりなど拾ってお土産にする。

  

  

  

イオンモールの洋食屋さんで3人だけでスパゲッティの昼食。
3時間のお出かけであったが、途中「お父さんもお母さん」も言わなかった。
保育園で鍛えられたのだろうが、バーバの力も大いにある。
孫だけとの時間は愛しく胸がキュンキュンである。

羽田に送ってくれ夕食を一緒に食べる。
お別れのハグをしようとバーバーとしっかりハグ。
「ジージは?」としゃがんで両手を広げるとちゃんとハグしてくれた。
初めてひなこからのハグであった。
     

 3月26日(土)
今日の天気予報は風も弱く、晴れ模様だ。
土曜日立ち上げ稽古のお誘いには田原さん、小田さん、宍戸さんの
3名のみであった。
10時集合をかけていたので我々のみ集合。
10時半頃岡本さんとマツダに来ている韓国人の池(ジ)さんが来たので
6人でボンゴにて荒谷山へ上がる。
宍戸さんのランディングを見る為、小田さんがテイクオフして行った。
池(ジ)さんと遅れてきた花野さんがテイクオフし二人とも上げて行った。
宍戸さんもテイクオフし海抜800mばかり上げた。
「初めて土師ダムをじっくり見ました」とランディング後嬉しそうに報告してくれた。
次に私がテイクオフして直ぐに海抜1000mばかり上げた。
流石春のサーマルで力強いが、荒れていてグラグラとする。
田原さんもテイクオフしたようだがまだ上がって来ていない。
私はリハビリフライト3本目なので、クロカンに行く気分は醸成されていない。
とりあえず白木方面に機体を向けたがシンク音のみ。
リフトは所々に有るようだが、クロカン気分で無いので下がる一方。
田原さんは上げ切って白木方面に走って行った。
小田さんと宍戸さんと3人でラーメンを食べに行く。
食べ終わった頃田原さんから自宅に帰りましたと連絡あり。
いつもの中央公園に降り、歩いて自宅に帰って手ぶらで神の倉に帰ってくるそうだ。
2本目は神の倉に移動し30分ばかりかかって海抜1000m。
アーベントタイムとなり、更に北風と海風とぶつかりシアーを形成していたようだった。
花野さんと池(ジ)さんは一緒に飛んで、大田川放水路の中広町河川敷に降ろしたそうだ。
コース取りも2度とない様なコースを飛んだそうだ。

アーベントタイムのフライトログ
3月27日(日)神の倉掃除とミニミニクロカン
4月に行われる「神の倉サクラまつり」の為、山道の掃除の要請があった。
今日の天気予報は昼頃から強風で雨であった。
9時に30名ばかりが集まって神の倉に上がる。
既に殆どの山道は綺麗に掃除されていた。
テイクオフへの道がまだのようなので掃除にかかる。
公園広場はまだの所があったのでそちらに移動して掃除する。
今年掃除はお陰で早めに終わった。

東屋に降りてうだうだ話をして、風の収まるのを待つ。
相変わらず風は7m/Secを越えている。
その後最高風速が6m/Secを切ったので神の倉に上がる。
南西風が弱まった時を狙って川口君テイクオフし20mばかり持ち上げられる。
私も続いてテイクオフ。
サーマルは有るのだが強風で吹き千切れ、海抜700mまでは上がったが
上空へと続かなく、雲底への道は閉ざされる。
テイクオフ前で皆さんの邪魔を続けていては申し訳ないので
南の屏風を目指す。
南風が強いので魔の難破空域で叩き落される事は気をつけないと・・・
何とか海抜580m(稜線上180m)で越えたのでグラグラしない。
あれ!南風強いのにリッジ風が利用できない。
強風なら、稜線上の前に行っても利用出来そうにないし
後ろに行ったらローターで叩かられるかも・・・
稜線上空を3度ばかりターンしたが、稜線以下に下がってしまいMLを目指す。
最大マイナス4m/SEcで下がり、速度は時速47Kmなのだが・・・
このままではMLに届かないかな?とアウトランを何処にしようか・・
と・・・少しリフトを感じバリオのお助け音がピッピと鳴った。
此処で廻して高度を稼げればMLに充分届くだろう。
2~3度廻すうちにリフトはまとまり、南屏風裏の小山(312m)で
しっかりしたリーサイドサーマルを捉えることが出来た。
南屏風のローターでいつ叩かれるかとヒヤヒヤしながら廻し続ける。
南風よりサーマルの強さが勝っており、海抜800mまであがり
神の倉南の稜線上330mにトップアウト。
裏側の粟森谷地区にずらして奇抜960mまで上がった。
調子に乗って神の倉山系から離れすぎると、私の機体では
帰れなく恐れがあるので神の倉TOに戻る。
まだ誰もテイクオフしていないので、川口君とTOまわりで粘ってみる。
TO右尾根から上がってくるサーマルを引っ掛け、神の倉山頂付近で
川口君に呼びかけ同一サーマルで廻す訓練をする。
私がサーマルの強い方にスライドさせるので、同一円心上をきれいに
二人で廻すというわけにはいかなかった。
安定したサーマルに乗れたので、くるくる廻して海抜1000mを越えた。
川口君にカタクリの里に向かう事を伝える。
北の鉄塔あたりで廻していると川口君は稜線近くまで高度を落としている。
川口君はサーマルを見つけてハイバンクで小さく廻している。
私のサーマルは3方向から寄せて来ているのか?結構グラグラする。
海抜970mまで上げ直したので、丸山を越え平畝山を目指す。
向原駅裏の平畝山裾野でサーマルゲット。
平畝山山頂で廻しながら海抜1160m。
川口君はてっきりカタクリの里で降ろしたのかと思っていたら
下のほうをしっかり付いて来たようだ。
向原の町は降ろす所が無さそうなので北へ走る。
後はシンク音ばかりでサーマルの当たりがない。
川口君は堪りかね平地に出たが矢張り無さそうで、下迫辺りの田んぼに降ろした。
私は吉田分かれの水色のアーチ橋の袂の降ろした。
直線距離12Kmで1時間のミニミニクロカンであった。

川口君が自分の判断でしっかりクロカン練習達成したのがうれしい。

ミニクロカン動画

ミニクロカンフライトログ