2015年 8月   
  8月2日(日)久しぶりの神の倉フライト
プレジャクラブの練習生は8時半集合で神の倉TOに上がって行く。
ランディングの様子を動画で撮影してDVDをプレゼントしている。
ターゲット10m以内に降ろすのは大変である。
その都度風の強さ、風向、グランドサーマルの有無等々、毎回条件は違う。
ターゲットに向けて直線フライトに入るまでのアプローチが重要だと
練習生には口を酸っぱくして言っているのだが・・・
低い高度でパラを振り回しては危ないだけだと・・・
ランディングアプローチを考えて飛んでいるか、テイクオフは一瞬なので
自分の体制が分かり難い。
DVDで己の姿を見ると、言い訳できない。
上手な人との違いは何処なのか等、チェック項目はたくさん有ると思うのだが
最近は記念品を貰っている様でDVDでの研究をしていない!と苦言を呈した。

11時過ぎる頃になると、ブローも入りはじめ、ぶっ飛びはなくなり
練習生も2~3名はサーマルで廻す稽古もできた。
12時過ぎて練習生のフライトが終わったので、私もフライとする事にした。
今日はベテラン勢も10名ばかり参集している。
13時テイクオフし、テイクオフ場と南屏風の間を往復するも
なかなか上がりきらない。
中腹まで下がったが、右尾根でしっかり磨いて最後はホバーリングで
テイクオフまで回復した。
4度目の南屏風で良いサーマルをゲット。
2~3m/secで14回廻し続けると、海抜1195mまで上がったので
少しは涼しさを感じたがサーマルの売り切れで、海抜730mまで下がってしまった。
もう一度南屏風に戻ってみると、まだサーマルは残っていた。
14回ばかり廻して海抜1087mに上げ直した。
夏場のフライトにしてはそこそこリフトも有り、1時間35分遊ぶ事が出来た。

本日のフライトログ

 


 

 8月16日(日)ちょこっと吸い上げ
プレジャークラブの朝練で7時半に神の倉に集合。
雲海が神の倉テイクオフを覆っている。
練習生達はいそいそとテイクオフに上がって行った。
雲海は晴れそうにないし、テイクオフは無風乃至東ぽいので
テイクオフは難しいようだ。
先々週川土手の草刈を小田さんと石井さんとでやったがもう伸び始めている。
道路側の斜面の草刈を始める。
遅れてきた中野さんがランディング場全てを乗用草刈マシンで刈ってくれた。
いつも中野さんは嫁さんと湖雪ちゃんを連れてくる。
最近は中野さんの嫁は、田原さんから貰ったパラや
地森さんから貰ったミニパラで遊んでいる。
湖雪ちゃんは自転車でランディング場を走り回ったりして遊んでいる。
そして、可愛くて誰とでもお話が出来るのでフライヤーに遊んでもらっている。
まだ雲海が残っている中を川口さんがぶっ飛んで来た。
斜面の草刈は腰に響くので彼と草刈を交代する。
その後、荒牧組新人さんの兼田さん・穐田さん・中村さんが
斜面の草刈を終了させてくれた。
毎月第一日曜日の7時前から、地元の人達は土手の草刈を行っている。
流石草刈には慣れているので、根元近くまで綺麗に刈っているので
一ヶ月は充分に持ち応える。
我々のは下手糞なので2週間もすれば、草はまばらに伸びきっている。

今日の天気予報は曇りであったが、お昼頃の雲量は3割くらいになった。
11時過ぎ飛んだNP生の中野さんのフライト報告で練習生のフライトは終了。
荒牧組3名の立ち上げを川口さんが見ていてくれている。
昼飯はリンダルの先にある「長州」というラーメン屋に行く。
年老いたお袋さんと店主の二人だけで頑張っている。
建物は安普請だがクーラーはそこそこ効いていて居心地は悪くない。
店主の一所懸命さがすがすがしい。
ラーメンと丼物があり値段も安いほうだ。
13名ばかりで押しかけたので貸しきり状態に・・・

ランディング場に帰ってみると、児島さん、中村さん、石田さん、
勇さん、福伝さんが荒谷テイクオフに上がっていた。
一本飛ぼうと、田原さん、川原さんを誘って荒谷山へ・・・
練習生の柳田さん、斉藤さん、岩佐さんが見物と車回収と言うことで
一緒に上がる。
テイクオフの用意をしていると石田さんがトップランして来た。
車回収の人数はいると言う事で、石田さんは再度テイクオフ。
田原さんがテイクオフし、テイクオフ前で遊んでいたが上げ切らず
北の尾根に移動しトップアウトしている。
遥か上を児島さんが悠々と飛んでいる。
空には積雲もチラホラと湧いている。

15時にテイクオフ。
テイクオフ前で粘ったが上がらない。
後から出た川原さんは北尾根に行ってリフトを貰っているようだ。
私も北尾根に移動し、斜面ぎりぎりで八の字旋回で磨く。
何とかトップアウトし右ボール奥に移動。
ここでも八の字旋回でリフトを利用。
斜面にも近く東風が強い所為で、360度旋回して上げる気にならない。
荒谷山山頂付近で廻して見たが、上がる気配が無い。
テイクオフ場前に、+100mで移動すると2~3m/Secのリフトに遭遇。
何とかサーマルにしがみ付き廻す。
上空には積雲が発達してねずみ色の雲底が見える。
傍にはサーマル雲も発達中だ。
海抜1000mを超えると雲底まで200m位までになり、強くは無いが
雲の吸い上げの影響を受けているようだ。
東風も強いようでサーマル旋回で、アゲインストで17Km/h
フォローで40Km/hなのである。
今の空域には児島さんと二人で飛んでいる。
吸い上げは強くは無いのだが、いつもの穏やかな吸い上げとは
何と無く違う気がするのでランディング場へ向かう。
神の倉TOの対面の山(328m)上空、海抜720mで到達。
矢張り東風が強いようで、リフトも有りバリオはピッピと鳴る。
降ろそうと思っているのにバリオが鳴ってくれてもあまりうれしくは無い。
ビッグイヤーをかけて降ろそうとするのだがなかなか下がらない。
ビッグイヤーのまま廻すのだが、東風が強くアゲインストで17Km/h、
フォローで51Km/hになったのにはびっくり。
どうもいやな雰囲気だ!
高度は海抜450m有るのだが、ランディング場に行く事にする。
今度は2~3m/Secで下がりながら、20Km/hで前に進む。
線路と県道上空でマイナス5m/Secでいきなり高度30mばかり失う。
川を渡ってランディングアプローチを取るのだが、シンク帯の為
充分なテンション感じられず恐々でランディング。

海抜1065m、40分ばかりのフライトであったが
何と無く怪しいサーマルフライトであった。
東風が強く、神の倉山の大かぶりのローター域だったのであろうか??

本日のフライトログ

 8月22日(土)ちょこっと雲中
昨日は曇り予報だったのに、今朝は良く晴れている。
田原さんを誘って神の倉へ。
11時頃到着すると、足刈さんと利弘さんしかいない。
空にはポコポコと積雲が湧いている。
他の人を待ってられないので、4人で神の倉TOに上がる。
田原さん、私、足刈さんの順で飛んだが見事ぶっ飛び。
ハングの車が上がるというので同乗させてもらい、藁科さん、児島さん、
日高さん、田原さん、鍛治ちゃん、そしてハング二人とパラの学生であがる。
直ぐに皆さんテイクオフし神の倉ヘヤピンカーブ辺りで遊んでいる。
パラの学生一年生の野村(ゴメン!学生は呼び捨て)と暫く話をする。
パラの学生が少ない為ハングと行動を共にしているので
なかなか練習が思うに任せないようだ・・・かわいそう!

北斜面から北風3m/Secの中テイクオフ。
神の倉ヘヤピンカーブまで行きリッジを貰って粘ってみる。
神の倉山頂前辺りで、1~2m/Secの穏やかなサーマルヒット。
丁寧に探っていると海抜1000m超えた。
上空には美味しそうな積雲のお尻が見える。
積雲のお尻を追いかけて海抜1200mまであがると、近くに出来かけの
薄いサーマル雲が見えたのでそちらにずらしてみる。
すると2~3m/Secで順調に上がり雲底に来た。
今日はフライトスーツを着てないので流石に寒い。
ちょこっと雲中飛行して直ぐに脱出。(海抜1720m)
とりあえずトップを取ったのでもういいかと北に向け降ろしにかかる。
スピードは10Kmちょっとしか出てない。
高度は充分なのでそのまま北に向け飛び続ける。
ヘヤピンカーブで海抜1000mまで降りたのだが、ピッピと
バリオメーターが誘うのでもう一度廻して、海抜1380mまで復活。
田原さんだけがまだ粘って飛んでいる。
最終ランディングの栄誉は譲る事にして降ろした。

1時間10分、海抜1720m、久しぶりのちょこっと雲中飛行であった。

フライトログページ

YOU TUBE動画


 





 8月23日(日)初フライト2名
今日はプレジャークラブの新人さん二人の神の倉デビューだ。
白築さんは単独初フライトである。
兼田さんは高高度フライト前のタンデム飛行だ。
今日は彼らの初飛行動画を撮ってあげようと神の倉へ。
プレジャークラブの朝練は7時半始まりなのだ。
今朝は少し遅れて行ったが既に全員あがっていた。
吉岡さんは喜寿を迎えているのだが、朝早くから暑い日中まで
練習生のサポートに徹しておられる。
大変なのは事務局として、練習生への毎日の連絡
そして体験講習者への丁寧な連絡・・・
プレジャークラブは営業スクールではないので全くボランティアなのだ。
フライヤー人口が減少する中、吉岡さんは神の倉メンバーを何とか
100名に復活させたいと誓いを立てられたようだ。
余人には分からない日夜の苦労をされている。
継続は力なりでプレジャークラブはこの2~3年で
10名を超えるメンバーを迎える事に成功した。
私は今日一日カメラマンだ。
白築さんは単独飛行2本成功させた。
ランディングとテイクオフを撮影する事ができた。
初飛行の感想は不安と緊張で何かに捉まりたかったそうだ。
ブレークコードは細すぎるしなあ・・
タンデムの兼田さんは感激で、目をキラキラさせていた。

笠岡エリアから橘髙さん達が飛びに来てくれた。
海抜1300mに到達した花野さんをん除いては
その他のベテラン達は全員上がりきらなかったようだ。

練習生達が車の回収に上がってきたので、私も一本飛ぶことに。
北風強めなのだが、テイクオフして行った練習生達や広大生たちは
ぶっ飛びにならず少しは飛んでいられた。
16時20分テイクオフ。
北斜面の谷筋の底の木の葉が裏返っている。
おそらく右に寄せて行って、目の前のボール奥でも上がるだろう。
バリオは鳴き続けているので、ボール奥を行く。
ボールを半分ほど行ってもう少し高度を稼ぐ為北斜面に戻る。
プラス50m位で前の尾根を越えていく。
このコースは、尾根を越える前にローターの餌食となって
過去数人が叩き落されている。
ヘアピンカーブの伐採跡のリッジ風をもらって少しだけ遊ぶ。
下がって鉄塔下のボールにいたら、前縁のみを6割ほど潰された。
あまり粘っていても楽しくない。
ランディング使用としたら同高度にハングがいたので
ビッグイヤーで先に下ろす。

YOU TUBE動画

フライトログページ