2011年頑張ってまだまだ書くぞ!リタイヤメント生活も7年目だ!ついに初孫1歳!

春だ!クロカンシーズンだなぁ~

2015年 5月   
  5月4日(月)パッちゃん日本の実家へ
昨夜、パッちゃんは九州旅行の帰りに我が家に帰ってきた。
パッちゃんは我が家を日本の実家と言っている
連休後半は我が家で過ごす心算なのだ。
今日は天気が思わしくないので「ガラスの里」へ連れて行く。
昼からはしっかり晴れて、気持ちの良い風も吹いている。
綺麗なガラス製品が展示されていた。
パッちゃんは吹きガラス体験コーナーが気に入ったようで
ベンチに腰掛け熱心に見入っていた。
ステンドグラス、ビーズ、サンドブラス、万華鏡、トンボ玉などの
製作体験コーナーも大勢の人がやっていた。
昔は観光バスも沢山来ていたようなのだが・・・

パッちゃん里帰りNO1 (ガラスの里)
 5月5日(火)パッちゃんタンデムフライト
広島に来る前からパッちゃんはパラグライダーをしたいと言っていた。
その時点で児島さんにお願いして6日に予約を入れていた。
パッちゃんは他の男性とは嫌だ、お父さんが良いと言ってくれる。
嬉しい事を言ってくれるのだが、私はタンデム証を持っていない。
タンデム証を取る為には、パッセンジャーを乗せて練習しないといけない。
その練習フライトでパッちゃんを乗せたという事にしよう!
神の倉では観光タンデムで商売している人はいない。
もし何かあればその人が責任問われるので、迷惑掛ける事になる。
それ位なら私がやって、何かあったらタイのご両親にお詫びしようと思った。
タンデム飛行の為、田原さん、小田さん、中野さんにサポートをお願いした。
神の倉TOにあがったが、午前中は北や西からブロー気味に
風は入ってくるのだが長続きしない。
タンデムでスタ沈は許されないので慎重になる。
12時ごろ荒谷山からは数人テイクオフし、サーマルヒットしてグイグイ上がっている。
私のタンデム飛行は中止して、サポートの3人には飛んでもらうことにした。
良いサーマルが有った様で、田原さんや藁科さんや花野さんは
白木山アウト&リターン果たした。

パッちゃん里帰りNO2(パラグライダーと遊ぶ)

昼食は中野一家とパッちゃんと嫁さんと6名で、うどんを食べに行ったのだが
お店が休みで、お好み焼き屋さんに行って鉄板で食べた。
パッちゃんは子供が大好きなので、中野家の湖雪ちゃんと直ぐに仲良しになった。
湖雪ちゃんもなついて手を繋いだり、一緒に遊んだりしてよくお話している。

昼からも神の倉に、小田さんと中野さんにサポートをお願いして神の倉TOに上がる。
西から入ってくるブローも2~3分は続くようである。
良い風で一発でテイクオフ出来た。
テイクオフして直ぐに穏やかに上がり始めた。
サーマルを追いかければもっと上がれる筈なのだが、
上空の景色は怖いだけで見るべこものが無いはずだ。
トップアウトして海抜700mくらいでサーマルを外して高度を下げる。
パッちゃん真上を向いている。
キャノピーを見ているのかと思ったのだがどうも様子が変である。
「おとうさん!我慢出来ない!」と切羽詰った声を出す。
吐きそうなのだ!!
下はお寺や人家があるので「もうちょっと我慢して!!」と言って沖に出す。
「もうだめ!!」と言う。まだグランドゴルフ場の上なのだ。
「もうちょっと・・・」と言いかけたがゲロゲロ・・・
吐しゃ物は風に流され川や土手上空に降っていった。ヤレヤレ!
ちゃんと横を向いて吐いてくれたのでどこも汚れる事はなかった。
広島に行ったらパラグライダーをやりたいと思っていたので大満足の様子。
その後、パッちゃんは湖雪ちゃんとずっと遊んでいた。

パッちゃん里帰りNO3 (お父さんとタンデムフライト)

 

 

嫁さんはパッちゃんの女学院時代のお友達の”きょうこちゃん”が
今夜来てくれるので支度のため先に帰った。
”きょうこちゃん”は野球を見たらしく、その帰りに広島駅で待ち合わせピックアップ。
”きょうこちゃん”は大学進学するとき我が家を訪ねてくれた。
今でも「お父さん、お母さん」と呼びかけてくれる。
”きょうこちゃん”とパッちゃんは懐かしさでいっぱいいっぱいお話していた。
明日は勤務先の岡山に帰るので、実家の中山に10時過ぎて送って行く。

パッちゃん里帰りNO4 (お友達のきょうこちゃん)
 5月6日(水)パッちゃんタンデムフライトNO2
今日は児島さんにタンデムをお願いしていた。
ところが午後からは風が強い予報が出ている。
午前中、早めに一本飛びたいものだ。
中野家の湖雪ちゃんはパッちゃんのことを大層気に入ったようで
パッちゃんに会いに行くのだと神の倉に来ていた。
準備などあれこれやっているうちに、神の倉テイクオフは12時になってしまった。
田原さんと中野さんがテイクオフのサポートに来てくれた。
風は6mばかり吹いていて、私がダミーを務めようと思ったのだが
児島さんはさっさと準備し、パッちゃんを連れてテイクオフして行った。
風が強いのでサーマル成分は吹き飛ばされ、トップアウトが出来ないが
テイクオフレベルでステイは出来ている。
パラ酔いを警戒してか、15分ばかり飛んでランディングして行った。
強風の中ランディングして、引きずられるかと思ったが普通にグライダーを下ろした。

パッちゃん里帰りNO5(児島さんとタンデムフライト午前の部)

2015年5月6日(水)パッちゃんタンデムフライト午前の部終わって

児島さん、田原さん、中野一家の8人で遅い昼食を食べにリンダルハウスに行く。
昼からはパッちゃんの立ち上げ稽古を児島さんが面倒見てくれた。
夕方、風が収まったのでもう一本飛びに神の倉TOに上がる。
タンデム機が出たら私もテイクオフし、ゴープロで二人を撮ろうと準備する。
二人がテイクオフしたので直ぐに私も出た。
いきなり左旋回に入り、梢を摺りながらのテイクオフとなった。
見上げると左のスタビラインが絡んでいる。
左に体重をいれ、ブレークコードも少し引き直線飛行を心がける。
片翼潰してポンピングして見たが、絡みは解けない。
タンデム機の撮影どころではなくなった。
ひきすぎてストールに入らぬように気をつけてランディング。
キャノピーが地面に触れると、ラインは解けたようだった。
児島さん、田原さん一日中パッちゃんのサポートありがとうございました。
パッちゃんは今日は2本も飛んで大喜びで、フェースブックで
パラグライダーフライトの事を世界に発信しまくっていた。
 5月7日(木)実家でまったり
今日は別に用が無いので放っておいたらいつまでも寝ている。
実家に帰ってきた気分で、寝貯めを楽しんでいるのだろう。
10時過ぎには起こす。
10年前の女子高生に戻ったように「おとうちゃん、おかあちゃん」と甘えを楽しんでいる。
お母さんと一緒にお風呂に入って背中を流し合っていた。
IHIに入社して一年経てば、結構ハードに仕事をこなさないといけないが
先輩の指導の下、パッちゃんもそれなりに頑張っているようだ。
16歳のパッちゃんと26歳のパッちゃんが同居しているのは、ホストファーザーとしては
可愛くもあり眩しくもあり、楽しいゴールデンウイークを楽しませてもらった。
東京へは寝れるのがいいのだと、深夜バスで帰っていった。

2015年5月6日(水)パッちゃんタンデムフライト午後の部

中野家の湖雪ちゃんが大好きなパッちゃんの絵を描いて送ってくれたようだ。
パッちゃんから「本当に本当に涙が出そうぐらい嬉しかったです。」と
メールで絵を送ってくれた。
湖雪ちゃんもパッちゃんのことを大好きになったのだろう。

    

 5月10日(日)久しぶりにパラフライト
午前中はプラジャークラブの朝練に付き合って、練習生のランディングアプローチを
ビデオに収録。
自分で何度も見て、どのタイミングで何をすべきだったかを考えて貰いたい。
午前中の練習が終わったので、NP生になった中野さんを誘って荒谷山に上がる。
ベテラン達はテイクオフして行き、サーマルを捕らえ上げて行ったが長続きしなかったようだ。
Fさん、尾根のローター域に低い高度で入ってしまい、緊パラを投げるはめに・・・
結構高い杉の木にツリーランした模様。
荒谷テイクオフ場は私だけで、下山用の車も無い。
最後のテイクオフになった。
テイクオフして、パラが左へ旋回したがる。
アレ!5月6日のラインの絡みが直っていなかった??
サブランを目指すが、途中でピッピとサーマル成分がある。
廻したいところだが、荒れていたら大変だ。
早めにサブラン上空に来たら、無線で「充分MLに届くよ」と呼びかけてくれる。
ラインが絡んでいるのは知らないでのことなのだが・・・
結構北風も強いしサーマル成分も混じっているようなのでMLを目指す。
サブランの土手ランだと、人家もあるし最終微調整が難しいだろう。
500円玉を握って(途中の土手ラン可能性含め)MLを目指す。
体重移動だけでは真っ直ぐ飛ばないので、右ブレークも少し引く。
何とかMLには届いたが高度が低い。
左旋回でアゲインストに向くことも考えたが、地面に叩き付けられる可能性もある。
フォローランディングになるのだが、走るスピードは超えている。
足を延ばして、ケツラン寸前にブレーキング。
ケツランしてスックと立てた。最小限の衝撃でのケツランではあったが・・・
全く最悪の見本を披露してしまった。
ラインをチェックしたのだが、絡みを解く事が無かった。
強風の中ちょっと立ち上げてみたが絡んでいるように見えない。
もう一度しっかりチェックして見ようと思う。

中野さんは11時半頃テイクオフし、14時前にランディングして来た。
ベテラン達はとっくに降りてしまっていたので、誰も中野さんが
飛んでいるのを忘れていたようだ。
最高高度は1550mだと言っていたが、GPSデータをパソコンに抜いておかなかったので
GPSはフル状態で一年に一度もない様な貴重なデータを取り損ねたようだ。
本日の勝者はNP生の中野さんであった。
 5月11日(月)広島蝋燭薪能
毎年5月の第二月曜日に護国神社で「広島蝋燭薪能」が開催される。
今年は雨での順延は止めにして、雨ならば会場をアステールプラザに
変更して演能することにした。
野外能舞台を設置して演能される「広島蝋燭薪能」は、小雨や一時雨であろうと
能衣装を守る為、即演能は中止となる。
今年は12日は週間予報でも確実に雨予報!
11日は予報する会社によって違う。
野外の舞台設置開始ぎりぎりの4日前になっても予報はまちまち・・・
演能途中での中止は、返金も会場変更も出来ないので
エイヤ!!でアステールプラザに変更を決定。
中国新聞や護国神社のHPや広島喜多会で販売した人達に電話連絡やらで大変。
アステールプラザで開演となれば、会場設定は広島喜多会が主に働かないと・・
10日は広島喜雲会が能舞台を使用しているので舞台はそのままでOK。
当日13時に皆さん集まって、プロの先生方の控え室やら楽屋の整理、
受け付けの準備などいつもやっているのでスムーズに進行。
「広島蝋燭薪能」なのだが薪を燃やす事は出来ないので、ローソクのみにする。
18時開演。鏡の間でお調べが始まって1Fの扉は封鎖。
遅れてきた人は2Fにご案内、又は1Fのモニターテレビで観覧。
護国神社の巫女さんたちも神社の勤務を終えスーツ姿でご来場。おお!
開演してからは神社の人達が主に受付など会場整理に携わってもらった。

能       「花月」  シテ 長島茂
狂言      「魚説法」    野村萬斎
能       「船弁慶」 シテ 粟谷能夫

人気者の野村萬斎が出演されるので観客の期待も大きい。
「船弁慶」にもアイ狂言で野村萬斎さんが出演され、迫力の船頭を演じられた。
蝋燭薪能は野外特設舞台で弥が上にも幽玄の雰囲気を盛り上げてくれるが、
屋内の能舞台も舞台そのものに集中出来てよかったように思う。

  


護国神社の薪能は、戦後30周年・昭和天皇在位50年を記念して開始された。
広島城跡で演能されることもあり、広島藩主が後援した喜多流で行われる事になった。
昭和50年からの開催で、今年で38回となる。(過去雨で3回中止)
初回から故粟谷菊生師(人間国宝)が係わっておられた。
現在はご長男の粟谷明生師が中心となられ、喜多流だけで演能されている。

私の謡曲との出会いは四十数年前、国鉄職員でもあった香林寛三先生に習った。
当時の香林寛三先生のお弟子さんは仏壇通りの会、建築関係の会、公民館の会、
国鉄の会など50名は超えていたと思う。
平成元年、15名ばかりになってしまった。
毎年、初謡を宮島のホテルに泊まってやって親睦を重ねていた。
その後、香林寛三先生は喉頭がんを患われ亡くなられてしまった。
香林寛三先生の先生である粟谷菊生師が「暫く面倒を見ましょう」と
平成5年10月26日から初稽古で、お弟子の端に加えて頂いた。
我々は又弟子なので、いつもやさしく面白く教えていただいた。
聞くところによると、東京の稽古場では厳しく指導されているようなのだ。
発表会などでは袴のつけ方がわからない人には、先生自ら紐を結んだりで
やさしく接して頂いたのは広島の生徒だけだろう。
人間国宝に着物の着付けをさせるなんて、何とも恐れ多い事だった!!
発表会の後の宴会では、必ず各社中に一言は評価を下さった。
メモを取っているわけでもない、数十曲の発表に対してである!
平成17年4月14日からは、ご長男の能楽師粟谷明生師にバトンタッチされ
「広島明生会」の発足となった。
「広島明生会」の男子部だけは3~40歳台が少し参加されて平均年齢を下げている。
現在11名なのでもう少し会員を増やしたい所ではあるのだが・・・
 5月17日(日)荒谷山いっき上がり
午前中はプレジャークラブ練習生達のテイクオフとランディングの撮影。
自分のフライトが映像で客観視出来る事は、どんな指導より
受け入れやすいのではないかと思っている。

11時過ぎには荒谷TOへ第一陣の手練者が上がって行った。
高層雲が張り、テイクオフの風向きも定まらず一時間以上テイクオフしていない。
12時過ぎ稲垣号で田原さん、原田さん、鍛冶ちゃんの4人で急ぎ荒谷TOに上がる。
あがる途中足刈さんが飛んで行ったが一直線でサブランだった模様。
TOに着いた時には2機飛んでいたが粘りきれず、サブランに降ろしてしまった。
次に小出さんテイクオフし、マキゴンポイントあたりでサーマルゲット!
途切れる事も無くずっと上げ続け1000m超えして行った。
30分後に原田さんテイクオフし、同じような所で上げ始めた。
利弘さんもテイクオフし2機仲良く上げていった。

南風に変わってブローが入ってきた13時18分、私もテイクオフ。
テイクオフして直ぐにリフトを貰って3回廻して70mほどトップアウトし
6回目で荒谷山上空220mへ。
2~3m/Secで気持ち良く上がって行く。
後半は4~5m/Secで上がっていた。
14回転して赤柴山上空に来て、海抜2030mまであがった。
一度もサーマルを外すことなく10分間上がり続けた。
という事は1回転100m平均上がり続けたということだ!
海抜2030mに来るまで上がり続け、まだリフトは感じているのだが・・・
テイクオフするのに時間があり、汗をかいていたのだがいきなり寒くなってきた。
いちどもシンク音は聞かずに上がってきたので、海抜2000mはとっくに
突破しているのではないかと感じていた。
フロントバッグが嫌なので、バリオは音だけ、GPSは速度と方位しか表示させていない。
このまま際限なくあがり続けるのではと何だか不安になり、リフトから外れる為
西に向け走る。
今は田んぼに水も入り田植えが終わっているので、クロカンに出る心算は無い。
今日は上昇も下降も何だかいつもと違う気がする。
いつもならリフトを探しまくってちょっとでも上がろうとするのだが
不思議な事に今日は早く降ろそうとしか思わなかった。
MLに降ろすことだけ考えて、南に走り高度の下がるのを待つ。
海抜2030m、32分間のフライト時間であった。
私から5分後に出た田原さんはサーマルに出会わず、荒れた中をサブランへ。
土手ラン高度5mでバコンと潰れ危なかったらしい。
足刈さんはテイクオフして直ぐに60%潰れ、右に左に潰れまくったそうだ。
今日はトップアウト出来たのは4名だけで、後の人は荒れた中飛んで楽しくなかったようだ。

本日のフライトログ