2011年頑張ってまだまだ書くぞ!リタイヤメント生活も6年目だ!

春だ!クロカンシーズンだなぁ〜

2012年 7月   
7月1日(日曜日)留学生と”ともだち”の和
留学生会館で催される「留学生と”ともだち”の和」に参加してみようと嫁さんから誘われた。
文字通り留学生と交流を持ちましょうという集りだ。
留学生も日本人たちも留学生会館で各国料理を作って皆さんで食べるのである。
食事が済んでみんなでゲームなどして交流を深めようという事なのだ。
代表者のS氏は「国際交流・協力の日」の副実行委員をされている。
(名刺をもらったら私の家から歩いて10分位の所だったので、7月2日には
自宅に押しかけ私が撮影したDVDを持参しいろいろ話をした)

嫁さんは昨夜からモンキーブレッドの生地を作り、午前中に焼き上げた。
にんじんケーキはすぐに出来るので、それも作って持参。
実は嫁さんは「なるほど世界の料理」の渉外係をおおせつかっている。
「なるほど世界の料理」は25年以上の歴史があり、100カ国以上の
世界の料理を皆さんで作って楽しんでいる。
毎月違った国の人を講師に頼むとなると嫁さんも外国人探しに苦労をしている。
今日は各国料理を楽しんで、ついでに講師になってくれる人をゲットしようというわけである。
入梅してパラが飛べないで、むしゃくしゃしている私も気分転換に同行し
ビデオ撮影をすることにした。
ラオスの揚げ春巻きや韓国のトッポギが私の口には合った。
嫁さんは3名ばかりの外国人に名刺を配りお願いをしていたようだ。
6月23日蛍狩りに連れて行ったゆうかちゃんはお母さん(中国人)と妹のモモちゃんと参加していた。
同じテーブルに嫁さんが参加している「みんなの日本語教室」に勉強に来ているウ君も来ていた。
ウ君(中国人)は広大医学部の研究室で遺伝子組み換えの研究をしている。
最近中国人の観光客も多いが、勉強にきている学生も多いようである。
 7月3日(火曜日)蝋燭薪能反省会
今年の蝋燭薪能は二日とも雨天のため中止された。
野外で演能する為少しの雨でも、高価な能衣装や小鼓・大鼓・太鼓・面(おもて)などの
ダメージが大きいため小雨でも能は中断される。
能衣装などは文化遺産でもあるし、一千万円もするものもある。
ところが、お能ではシテが舞台で倒れても中断はしない。
倒れたシテを収容して後見が後を引き継いでお能は続けられるのである。
大変矛盾したことなんだが、昔はお殿様が衣装を作ってくれたので中断しなかっただろう。
各藩で能楽師を抱えていたのである。(因みに広島藩は喜多流を抱えていた)

今年の蝋燭薪能の準備の会合は昨年来より十回ばかり持たれた。
慰労のため流川の「福一」で会合。
来年の蝋燭薪能に狂言師の野村萬斎が出演してくれることになった。
私たちの先生の粟谷明生先生の力添えがあったおかげである。
来年の蝋燭薪能はチケットの制限しないといけないかも・・と大盛り上がりであった。
神社側から今年の「泣き相撲」(5月5日)の行司をやってもらえないかと頼まれた。
一日に何百人も参加するので、行司さんの声が持たないらしい。
謡曲をやっているので”声は鍛えられているでしょう”ということなのだ。
「連休は私はパラが忙しいので・・・」とご辞退。
しばらくパラの質問が出て、「当日、広島城の天守閣から飛んでください!」と
思わぬリクエストをもらった(笑)
 7月1日(日曜日)梅雨の晴れ間
私のHPは無料のところなので10MBしかもらってないので、あちこちリンクの張りまくりだ。
最近は無制限で広告の出ないところもあるので引っ越そうかと思っている。
すべてのHPを一まとめにしようとしたらリンクの張り替えをしなくてはならない。
整理し始めたのだが、まるでジャングルに入り込んだ有様だ。
本文の中のリンクを探し出して、統一したHP内のリンクに変えないといけない。
この3〜4日ジャングルをさまよっている。

一週間前の予報ではあまり良くなかったが、だんだん晴れ予報に変わって行った。
ついに、この日曜日は15時ごろからばっちり晴れ予報となった。
11時ごろには、神の倉の東屋に続々と皆さん集まってきた。
すでに神の倉TOにはハングの人たちがたくさん上がっている。
しばらく飛んでいないので、とりあえず一本は飛ぼうと立川さんたちを誘って神の倉TOへ。
久保ちゃんはレスキューパラのセットが未だなので、私の車の上げ下ろしを買って出てくれた。
神の倉TOでは、ハングが十機ばかり組みあがっている。
ハングは新人さんも増えているようで、パラと一緒に飛ばすのは遠慮しているようだ。
特に今の時期は同じLDを使うのでなおさらのことだ。
サーマル条件は良くないのが、とりあえずパラから先に飛ぶことにした。
TOは北寄りの風1〜2mの風、雲量50%くらい。
残念ながら皆ぶっ飛びであった。

2本目も是枝号で神の倉に上がる。
13時ごろハングのベテラン大田さんテイクオフし、サブラン近く?を探っていたがLDに戻っていった。
手練者の是枝さんテイクオフし、鉄塔下手前の尾根で小さなサーマルを引っ掛けトップアウトしていった。
テイクオフ上空に来て”早くテイクオフしたら!”とばかり誘っている。
立川さんテイクオフし、鉄塔下のだいぶ低いところで粘っていたがじわじわ揚げだした。
2〜3機テイクオフしてから、13時22分私もテイクオフ。
まっしぐらに鉄塔下に行く。葉っぱが揺れている山肌にぴったり寄せる。
寄せすぎて荒れてはいるが何とかしがみ付き、何とか海抜930mまであがった。
神の倉山頂上空でサーマルはずしたようなので沖に出す。
サーマルが上って行った後の空域で高度が下がる一方。
うろうろ探してみるも何もなく、海抜367m(地上224m)間で下がってしまった。
人家が密集していて、屋根から立ち上るであろうサーマルの流れてくるあたりを探ってみる。
おお!!あったぞ!
3〜5m/Secの良いサーマルにしがみ付き海抜1550mまで一気に上がった。
高度差1360mを7分で上がっているいるので、秒速3.3mで上がったことになる。
ほとんど雲底で視界がぼんやりしだした。
先ほどこのサーマル上がってきたものが他に3名いたはず・・
3名共もう少し沖にいた筈だが、やはり見えないと不安なので雲から逃げる。
先ほど雲底に着いた時ビデオカメラをセットし忘れていたので、電源を入れヘルメットに装着。
後から再生してみると雲底がしっかり写っていた。
ねずみ色の雲の下を移動する。
結構寒くなってきた。地上では汗が噴出すフライトスーツを着込んでいて良かった。
志和口駅上空近くまで移動したら海抜1090m間で下がったが、
雲の吸い上げに出会って海抜1400mまで持ち直した。
神の倉山頂へ戻って行くと海抜770mまで下がった。
鉄塔下ボウル上空を探っていると2〜3m/Secのサーマルヒットし
雲底に近くなると雲の吸い上げで緩やかに上がり海抜1450mまで上がった。
北の鉄塔に雲があるのでとりあえず行ってみよう。
沖で足刈さんが並行して走っている。
下がる一方でサーマルに出会わない。
もう北の鉄塔を取るのが目的化してしまった。
海抜841mでターン。
メインランディングまでもどれるか心配なので、アクセルを踏み込む。
神の倉TOにトップランできるか窺う。(高度不足で無理!)
そのままメインランディングに降り立つ。
最高到達高度は海抜1550m、フライト時間1時間50分であった。
梅雨の中休みとしては上出来のフライトだった。

グーグルアースのデータ  inagaki_12_7_8..kml
 カシミールのデータ  12_7_8_inagaki.zip


YOUTUBE動画
雲底に着いたのでカメラを回す。

梅雨の晴れ間NO1

梅雨の晴れ間NO2

梅雨の晴れ間NO3

梅雨の晴れ間NO4

梅雨の晴れ間NO5


 
 7月12日(木曜日)
梅雨で暇なので過去の動画をアップした。
2008年11月小笠原父島に行った。
世界遺産登録前に行ったので規制は緩やかで半分くらいのお客さんだった。

こちらに動画アップ。
YOUTUBE 動画
 7月18日(水曜日)平日飛び
Sさんから「天気が良いので神の倉に行きませんか?」とお誘いの電話あり。
天気予報は今朝チェックしていて、マピオンは昼から7〜8m/Secの予報だった。
他の予報は4m/Sec位だったので行ってみることにした。
”平日友の会”に連絡入れると田原さんから応答あり。
11時半ごろ3名で荒谷山に上がる。
綿雲(積雲)が南東から流れてくる。
テイクオフ上空あたりで雲の流れが止まる。
上空では薄い雲も出来ては消えている。
おそらく良い条件になっているようなので、12時10分私からテイクオフ。
南小山に行ってやっとリフトに当たる。
右ボールに強いリフとがあるようだ。
田原さんもテイクオフしてきて、二人でリフトのコアを探りながら上がっていく。
荒谷山山頂の上空あたりが強いリフトがあって、海抜1000mを超えると気持ちよく上がっていく。
田原さんが雲底に付けている。
2〜3m/Secで調子よく上がっているし、何とか雲底に付けようとまわしていった。
田原さんは雲底を離れメインランディング方向に走り出した。
雲底までもう一歩なのであと2回ばかりまわして雲にタッチ!!
海抜1630mだ!
ギョ!!下を見ると土師ダムが60度くらいの所に見える。(いつもは45度以下なのに・・・)
GPSをみると5Km/hだ!!上空は風は強くなっていたのだ。
アクセルバーを目いっぱい踏み込む。
荒谷山に帰ろうとするのだが、10Km/h以下でバックしているのかもしれない。
南に向けていては埒があかない。少し東に向けてカタクリの里を目指そうか・・・
15〜20Km/hで進み始めたが、シンクにはまっている!ヤバイナー・・・
荒谷山系の稜線上空100mをきるようなら吉田町に下ろそうかな・・・
海抜900mで稜線を越えたので、何とかサブランに行けるかも・・
海抜850mでリフトを感じ始めたのでサブランにまっしぐら。
Sさんも田原さんもメインランディングを目指していたが、途中で諦めサブランへ。
私も高度が下がるにしたがって20Km/h以上のスピードが出始めた。
ところが海抜500m頃から0〜8Km/hにスピードが落ちた。
未だ高度はあるのでパニックには陥らずにすむ。
サブランへのアプローチは問題なくワンターンで12時40分にランディング。

マピオンの天気予報では昼から7〜8mだったのに気をつけないと・・・
マピオンの風予報は90%は当たっているように思う。

 

13時まで飛んでなくて良かった!


 

吉田町に下りるところだった。(帰ってこれてよかった)




海抜1630mの雲底に行って30分間の短いフライトであった。
強風の読みが甘く、危ないフライトであった。

本日のフライトログ


YOUTUBEフライト動画

不良おやじ12年7月18日NO1

不良おやじ12年7月18日NO2
 7月22日(日曜日)
梅雨明け宣言していきなりあつくなってきた。
天気予報では、昨日(21日)は微妙な予報だったので5〜6名しか集まらなかった。
私はぶっ飛びであったので書くこともない。
風待ちで熱中症になりかけた。
調子が悪くなる限界がはっきりしないので、いきなり呼吸が荒くなったりする。
前期高齢者年齢を過ぎた身を労らないと!とは思うが、いつもの調子で
行き着くところまでほったらかしである。(わが身のメンテナンス・・・)

22日の天気予報も微妙だった。(曇り空の予定)
7月20日にプレジャークラブの飲み会に誘われて参加。
新人さんや練習生が6名も居て楽しく話が出来た。
空を飛びたい!!と、夢を持って語る彼らの話を聞くのが最高に楽しい。
今日は荒牧牧場で練習するらしいので、ビデオカメラ持参して
彼らの練習風景を撮ってやろうと思う。
11時ごろ到着。残念ながら女性たちの練習生たちは居なかった。
練習生のおじさん達は、なかなかイントラの言うことを聞かないのが常である。
私にも覚えがあるのだが、50年以上生きてきた経験でパラグライダーも
操作してやろうと頑張るのが思うようには行かない。
イントラの声は聞こえているのだが、何とか自分の力で!!と思ってしまうのである。
わが身を持ち上げれるパワーを持つパラグライダーを、自分の力でねじ伏せようと
思うのが間違いで、反対に翻弄されるのが落ちである。
その有様をビデオにとって見せればおとなしくイントラのいうことを聞くはずである。

天気予報は曇りであったのに、良い積雲がポコポコ出来ているので
昼食もとらず、神の倉に急ぐ。神の倉駐車場には20台ばかり車が来ていた。
13時ごろ到着して、久保ちゃん号ですぐに神の倉に上がる。
西斜面や、北斜面からブロー交じりの風が入ってくる。
13時37分テイクオフ。
140m下がってしまったが、林道の上あたりで2〜3m/Secで上がり始めた。
北西に流されながら廻し続ける。
迫地区まで流され海抜900mまで上がったが、上空には薄いねずみ色の雲底が見える。
どの程度の高さの積乱雲に成長しているのかな?
雲底までは500mはあるだろうが遠くまできたし、このまま追いかけるのをやめて
神の倉テイクオフに戻ったがレベル以下になった。
テイクオフ南の鞍部で3〜4m/Secのリフトに遭遇。
テイクオフ上空200mまで上がって鉄塔上空に流し始める。
穏やかに2〜3m/Secで上がって行き、海抜1200mまで上がり
雲の吸い上げの影響もありそうなので雲の縁から空はなれる。
雲底までは2〜300mはありそうなので、吸い上げの影響は未だ弱そうだ。
もう一度神の倉テイクオフに戻る。
海抜650m位をキープしてしばらくうろうろする。
神の倉鉄塔付近で良いサーマルに恵まれ、2〜3m/Secで上がり続ける。
雲底の真下に行ったのでは脱出不能となりそうなので雲の縁をなぞってまわす。
海抜1350mまで上がったが、いささか吸い上げの影響が出てきたようだ。
雲間を狙って荒谷山に向け走ってみる。
荒谷山テイクオフを取ろうと思ったが、神の倉テイクオフに帰れなくなってもつまらないので
県道をわたってから引き返す。
海抜760mで神の倉山系に戻ると未だサーマル成分はあった。
もう一度上げなおしに挑戦。
あまり良いサーマルはなく、神の倉山頂辺りをウロウロ。
テイクオフに誰も居なくなればトップランしようかと思っていたが
テイクオフがまばらだが途切れない。
南の屏風で粘ってテイクオフのあくのを待とうと南屏風へ。
しばらく南屏風で粘ってみたが少しずつ高度を失っているようだ。
高度のあるうち神の倉テイクオフに戻ろうと、リフトを感じたので回しながら
神の倉テイクオフに戻っていく。
テイクオフ前ではビジターさんと山本さん(イントラ)のタンデムとバトルになってしまった。
テイクオフからマイナス50mで粘ってあげ直しトップランアプローチ。
今は誰も居ないのでチャレンジし放題なのだが、テイクオフは結構吹き上げられる。
3回目にやっとドンピシャの高さでアプローチ。
誰かの車を下ろして本日の私のパラ美学終了としようと思ったら、車が1台もない!!
プレジャークラブの練習生をタンデムすると言っていたので竹井さんに電話してみる。
小田さんたちがタンデムのために上がってきているそうだ。
パラ美学達成のため彼等を待って車を下ろそうか!
待っていると小島号で鍛治ちゃん、足刈さん、福伝さん、Sさんの5名が上がってきた。
プレジャークラブの小田さん、瀬戸さん、中村さん、山本さん、中野さんの5名も上がってきた。
中野さんと山本さんの二人とも小田さんがタンデムが出来たので、私は小島号をおろしてパラ美学終了。

本日は私が最高不倒距離で、2時間のフライトであった。
海抜1000mを超えたら、結構涼しいフライトであった。
最高高度を狙ったら、積乱雲に巻き込まれ高度5〜8000m上がったかな?(笑)
2度と飛べなくなるので、雲底からは300m以下を保って雲の縁を飛びました。
実際の雲頂はもっと低いように思うし、夕立を降らせるほどの入道雲ではなかった。

本日のフライトログ
7月27日(金曜日)九州フライト
田原さんに九州で飛びましょうと誘われた。
九州の昔の仲間が一年に2回ばかり集まって遠征するそうだ。
ほとんど60歳以上で飛びはどちらでも良い人たちだそうだ。
10年以上前にイントラを事故で失って古い連中が残って
細々クラブでやっているそうだ。
同年輩の人たちへのエールをこめて私もご一緒することにした。
広島からは田原さん、大方さん、花野さん、甲斐さんと私である。
花野さんは別行動で、私たち4名は美祢の河田さんに一晩厄介になった。
14時、田原家に集合して稲垣号で出発。
5時ごろ美祢のおふく温泉に入る。
河田家は浄土真宗のお寺だったのだが門徒さんも40軒になり立ち行かなくなって
古くなった本堂も取り壊して廃寺にしてしまった。
今は使わなくなった庫裏に泊めてもらった。
河田さんの奥さんに夕食の支度までしてもらった。
夜は庫裏のサッシュの戸を網戸なしで開け放して寝たのだが
蚊が一匹も入ってこなかったのが不思議で仕方ない。
7月28日(土曜日)九州切株山
奥さんには庫裏に泊まりこんで、朝食までお世話になってしまった。
河田さんの車はPAにおいて、5名で出発。
中津市の八面山で飛ぼうとランディング場に行ったら、テイクオフに上がる道路が
先日の大雨で上がれないと報告してきた。
宝泉寺温泉に泊まって居る花野さんに連絡して、切り株山に変更を伝える。
「さつまラーメン」にフライト登録して、ランディング場を確認して
切株山に上がると花野さんは既に飛んで居た。
西斜面でせいぜいプラス50mくらいであるがそこそこ吹いているので
いつまでもリッジで遊んでいられそうだ。
九州勢が2名テイクオフし大方さん、田原さんもテイクオフして行った。
私もテイクオフしリッジ風と時々混じるサーマルで延々飛んでおれそうだ。
甲斐さんがテイクオフでジモピーに囲まれラインチェクしているが
なかなか埒があかなさそうだ。
トップランしてどうなっているのか見に行く。
ラインがこんがらがって、なかなかほどけなさそうだ。
パラのラインを解くには、何も考えずにただただAラインだけを
正規になるように他のラインを潜らせればいいのだ!
下手に、BラインやCラインも同時に直そうとすると益々こんがらがる。
私が手伝ってAラインだけ直すと他のラインも自動的に直る。
3分間で終了。
甲斐さんテイクオフしリッジを楽しむ。
広島勢4名は3本ずつ飛んでトップラン。
田原さんは沖に出しスーパーの駐車場あたりでサーマルゲットし
海抜1300mまで一気に上げて行って雲底の涼しさを堪能していた。
私の3本目のテイクオフはちょっとヤバかった。
少し強めで立ち上げたらキャノピーが右に左に煽られ、何とか制御して静止させたら
浮き上がったのでテイクオフ。
すぐ右に振られて沈下し、ブッシュをスリスリしながら前に出す羽目に。
立ち上げが怪しいときは、おろして少しかぜの落ち着くのを待ったほうが良かった。
30分ばかり飛んで、はるか西の山にある風力発電の風車が活発に回り始めた。
もうトップランしようとアプローチかけたが吹き上げられる。
マイナス10mくらいで斜面に近づいて行き吹き上げられながらトップラン。
その後は切株山の上空にも黒い積乱雲がかかり夕立が降りそうになったので解散。

本日のフライト(YOUTUBE)
http://www.youtube.com/watch?v=onXNJg6EFRk

宿は安心院(あじむ)町の「亀の井ホテル」であった。
一泊二食で4500円はめっちゃ安い。
九州だから当然お風呂は温泉である。
バス・トイレは部屋についていない古いホテルだが・・・
チェーン店の展開していてパラフライヤーには安くて良いホテルかも・・
http://rurubu.travel/hotel-photo/?feat=sob_90

夜は部屋で宴会。
ほとんどが60歳代なので感性は合う。
昔のパラ事情の話に花が咲く。
7月29日(日曜日)九州塚原牧場
田原さんのたっての希望で別府の扇山で飛ぼうと言うことになった。
明礬温泉から山に入っていく。
警察の看板がかかっていて女性の一人は危ないと注意の看板が出ている。
一昨年女性が一人で秘湯「鍋山の湯」に行き殺された事件があった。
秘湯「鍋山の湯」に行く途中にランディング場がある。
犯人が捕まるまでの1年間はエリア閉鎖になったといっていた。
ランディング場からテイクオフのある扇山を見ると三分の一は雲に覆われている。
待っても解消されそうにないので、塚原牧場に行く。
遠くに別府湾も眺められ、牧草地が広がっているのでロケーションは抜群だった。
残念ながら良い風は入らず、スキーのゲレンデのような広い斜面を
スキーよろしくスラロームしながら斜面を下る。
ぶっ飛び一本で、ランディングしてすぐ雨が降り出し終了。

本日のフライト(YOUTUBE 注意!音楽入り)
http://www.youtube.com/watch?v=ABdZxb9tS2g

まだ時間が早いので、明礬温泉に戻って泥湯に入ろうと提案。
先ほど割引券(400円)をもらった「湯の里」に行ったら観光バスも
どんどん来ていて、どうやらお客さんは満杯の感じがする。
脱衣場で順番待ちなどになったらつまらない!
田原さんが以前に行ったことのある泥湯の元祖でプールより大きい
露天の湯船がある「別府温泉保養ランド」に行く。
入湯料が1050円は少し高いとは思ったが本物のにおいがしたので入ることに・・・
「白骨温泉」の白濁したお湯に入ったことはあったが、
田んぼ程の泥のお湯は初めてであった。
硫黄くさく粘土質なので、湯船(池)の底に指を突っ込んで握り締めると
白濁の粘土が手のひらいっぱいに取れる。
皆さん体に塗ったり顔に塗ったりしている。
建屋の風呂以外はすべて混浴である。
入り口で沢山の女性たちを見かけたが、真昼間なので混浴の風呂では
さすが2〜3人の婆さましか出て来ず、若い女性は見かけられなかった。
しっかり泥を塗って薬効を期待する。
最後にむし湯に入る。100度以上の蒸気が出ている感じで5分間も入っておれない。
外の水風呂に入っていると、3歳くらいの女の子を連れたお父さんが来た。
「子供には無理ですよ!」と注意する。
案の定、5秒で出てきた。
「子供を見ててあげるのでどうぞ」というと水風呂(水温30度くらい)に
子供を入れて「お願いします」とむし湯に入っていった。
「名前は?」「お母さんと来たの?」とか、泣いたら大変なので機嫌をとる。
お父さんは子供が心配だったのか、熱かったのか、5分間で出て来た。
湯上りの湯をかぶったら、皮膚に水分がべったりである。
石鹸で洗っても皮脂で水分ははじくものなのだが・・・
余程此処の泥は酸性成分がきついのかな?
風呂から上がって皮膚が乾いてくるとカサカサの感じがする。
「美人の湯」とは真反対の薬湯のようである。

下記のHPが良く温泉報告をしている。
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/mori-mr/repo4.htm

昨夜宴会で一緒だった皿倉山で飛んでいる会長の話で興味がわき
皿倉山に寄りたいと皆さんにお願いする。

下記HPの会長さんだった。(大会にも誘われた)
http://www.hobashira-cable.co.jp/paraglider.html

皿倉山のYOUTUBE
http://www.youtube.com/watch?v=xNFOgxbofys

http://www.youtube.com/watch?v=pRAWidfJvig

夕方6時になったが皿倉山山頂に上がってテイクオフ斜面を見学。
上ってくる途中ランディング場もチェック。
ランディングは基本はトップランの エリアだそうだ。
テイクオフ斜面は結構な斜面なので、トップランでこけない様にしないと・・・
山頂で玄界灘に沈む夕日を楽しむ。
23時過ぎに帰宅。