2004年今年もよろしく!

2005年 2 月   
2月1日(火曜日)
古い友人の菊波君が逝ってしまった。
菊波君への弔辞へ

2月5日(土曜日)今年初のミニクロカン
高照寺に行こうかと昨夜河原さんと話をしたのだが、
今朝どうも条件が悪そうなので、やはり神の倉に行く事にする。
朝方、大方さんと田中さんが一緒に我が家に寄る。
二人共海外生活の経験あるので、嫁さんと色々聞かせてもらう。
1時間以上も話し込んでしまって11時前に出発。
阿部さん、木原さん、高石さん、大方さん、河原さん、田中さんと私の7名で神の倉に上がる。
西斜面の雪かきを30分ばかりやる。

5m前後の風が入ってくる。木原さんのテイクオフを見るので他の人にダミーを御願いする。
河原さん先頭で北斜面からテイクオフ。
北斜面は雪かきしなかったので、走る事が出来ない。
風も強かったので、一歩も走る事無く浮いてしまい垂直上昇し、一気に+20mとなった。
バンピー状態で、しかも翼端少しクラバットしている。
慎重に飛ばす事が優先し、なかなか直す作業をしない。鉄塔前行き、ようやく直す。
阿部さんもテイクオフしたが、鉄塔前面ではレベル以下で苦しんでいる。
ヘヤピンカーブに行くとようやく上がり始め、+300mまで上がる。
河原さんも+400mまで上がった模様。
彼等二人を見てランディングに居る山本さんと話をし、木原さんのテイクオフは中止とする。
高石さん、大方さん、田中さんは西斜面からテイクオフ。結構ゆらされながら垂直上昇。
そして鉄塔前に移動した。

山本さんと学生達がテイクオフに上がって来た。
私も西斜面でウエイティングしていたが、北っぽいので北斜面からテイクオフ。
雪があるので、一歩も走らずテイクオフ。テイクオフ前を2〜3回ウロウロしたが
リフト無いので、鉄塔前に行き、トップアウト果たす。
ヘヤピンカーブの所で、リフトを見失い下がって行く。
テイクオフに戻ろうとするが、どんどん沈下し、地上150mの鉄塔左端の尾根の下の方まで下がる。
河原さんと高石さんが少し沖で探っている。
私は尾根にしがみつく。一筋のみリフトが這い上がっている道がある。
何とか爪を立て粘ってトップアウト果たす。山本さんや学生も私の上に居て廻している。
+5.4mのリフトに会い、一気に雲底へ。少し流され有留に上空居る。
学生もランディング上空で雲底に付けて、見えなくなった。
私は北西に流されながら回し続け、雲中で遂に+1100mまで上がる。
「豊栄方面に走りま〜す!」と無線を飛ばし、クロカンに走る。
山を+300mで超えたが、その後はシンク音ばかりで、福富町久芳の志和原のバス停近く
の農道に降ろす。9.8Kmで40分間ばかりのフライトであった。
今年初めてのクロカンだったので、とりあえず満足。
河原さんがピックアップに来てくれた。感謝!感謝!
ランディングに帰ってみると、皆さん終了モードで、1時間ばかり話をして解散。

今年初のミニクロカン
2月6日(日曜日)芦田川のミニクロカン
天気予報は曇りで、北北東3〜4mである。
神の倉は良く無いと河原さんと話をして芦田川へ行く事にする。
昨夜募集したところ、いつものメンバーの大方さん、高石さん、向井さん、河原さんが
朝我が家に8:30集合とした。
福山へ行く途中で、山本さん、石田さん、阿部さんに連絡したら、単独で芦田川に駆けつけるとの事。
10時頃芦田川に到着し、そのままテイクオフに上がる。
ジモピーが10名ばかり準備をしていた。ジモピー1名だけが、+100mばかりトップアウトし、遊んでいた。
少し風がなくなり、又北東気味で2〜3mの風が入り始めた。ジモピー達がテイクオフして行く。
大方さん、高石さん、向井さんテイクオフしたが、粘りきれずランディング。
河原さんだけが+600mまで上げ正面平野部を2.7kmばかり沖に出すも、サーマルポイント捜せず。
結局川土手まで戻っては上げなおした。
山際だけでなく少し沖にもリフト帯ある様だが、平野の中央部にもサーマルポイントを
神の倉勢で見つけたいと密かに狙っていたのだが失敗。
午前中は河原さん一人が、50分間の単独飛行で注目を集めた。
風が悪いので、歯軋りをしながら全員上を見上げるばかり・・・。

風も良くなりそうにないので、皆さんを回収しに河川敷ランディング場に車を降ろす。
皆さん石田さんの車で上がりかけていたが、引き返してもらい、
向井号は下に置いて、ぎゅうぎゅう詰めで上がる。
今度は私が飛ばせてもらおうと、キャノピー拡げるも、1m前後の風しか入って来ない。
ウエイティングに2名程キャノピーかついでいる。
「順番変わりましょうか?」と尋ねると、若い人はうなずいた。
無風の立上げも自信はある積りなのだが、テイクオフしてもリフトが無いし、ちょっと迷ったがキャノピーを
たたむのも癪なのでテイクオフする事に!!
リバースでがぁ〜んとキャノピー引っ張りながら急斜面を3〜4歩下がる。
すぐに上に来たので、くるりと前を向くはずだったのに、足がもつれて尻餅を衝いてしまった。
キャノピーは生きていて、前に走ろうとして、少し持ち上げられた。横向きのまま立ち上がった。
キャノピー止め様にもこのままでは急斜面を転がる以外に無さそうだ。
横向きのまま”エイヤッツ!!とばかり飛び出す。
急斜面なのでキャノピー走り始めるか!と期待したのだが滑空には入らず。
機速がないので、そのままストールして3mばかり下へ落下。
フリーフォールではないので衝撃は少なかったが、横向きに飛び出したので完全には両足で
ランディング出来なかった。
ブッシュとエアーバックと幸運の女神様のお蔭でかすり傷ひとつ無かった。
矢野さん、森久保さんはじめ皆さんにはスタチン回収でご迷惑をおかけしました。
神の倉の石田さん、高石さん、向井さんありがとうございました。
足元の悪い急斜面では、2〜3歩駆け上る程度の風で、テイクオフする事にしよう!
振り返る時に足がもつれる様では、パラはもう止めなさいという事かと、少し落ち込む。
一年に一度もスタチン有るようなら、パラ人生も終わりかな?とふと考えてしまった。
年を考えないと人様から笑われてしまうだろうなぁ〜・・・・。しかし今日の芦田川は67歳の人が
飛んでいたので、還暦くらいでピーピー言っていたのでは、先輩に申しわけない気もする。

ラインチェックを済ませリハビリフライト!!
「今日の回収はもうないよ〜」と矢野さんに釘を刺される。「自己回収しまぁ〜す!」とテイクオフ。
リッジ風も弱いのでテイクオフ前に廻りこみ、+20mばかりでウロウロする。
女性のテイクオフ準備が済んだ様なので、テイクオフ前を離れ右の鉄塔に廻り込んでみるも、
右にもない。ズルズルと下がってしまった。
全員下がって川の上空のリフトをもらって粘っている。
石田さんともう1機が200mの高度から一気に上げて行った。
大方さん、高石さんともう一機が高度200mで頑張っている。
私は更に50m位下をウロウロ。
リフト帯は微妙に有るのだが本流が分からない。
高石さんが鉄塔下へリフトを取りながら、少しづつ移動し始める。
一人だけしか粘るスペースが無い様に見えたので、
私は思い切ってテイクオフ右の尾根の下の方に取り付く。
+1m位で上がる。尾根の風下5m位のところが一番リフトを感じる。
目一杯ホバーリング気味にして、上昇成分を使い切る。
テイクオフレベレまで上がると、+2〜3mの上昇率に変わり、サブロクを描きながら
コアー外さないように上昇を続ける。
石田さんと高石さんと大佐の原さんは+1300mに上がっている。
私も+250mまで上がったので、GPSのスイッチを入れる。
+700m位で矢野さんが近づいて来て手を振っている。
今朝ジモピーから「上げたらヘリポート近くの吊橋まで9Kmクロカンが楽しめる」という事を聞いていた。
クロカンに行く事を無線で伝えて走りはじめる。
山陽自動車道上空で薄いサーマル雲を発見し、ピッツピッツとバリオが鳴り始めたので、
廻し続けたら200m高度を稼ぐ。
この高さならば、福山市街地上空通ってもいつでも河川敷に戻れると思い、福山市街地上を目指す。
きっちり福山城と福山駅上空を通過。さほどのシンクにも会わず順調に移動。
今うわさの”福山競馬場”が見える。今は馬も人も見えないので、コースを変え競馬場上空を通過。
他の3機は私よりはるかに高く、沼隈町常石まで行けるのではないかと思う。
芦田川河口の埋立地まで足が伸ばせそうだったが、降りても場所を説明出来ないので吊橋を目指す。
地上200mでは海風に変わり、リフトもありピッツピッツと上がろうとする。
少し乱れているし、回収に来てくれているので、早く降ろそうと川の上で翼端折る。
吊橋(斜張橋)の近くに来ると、どシンクで一気に下がる。
橋のたもとにふんわりランディング。
+900mで40分間9kmのミニクロカン達成。
距離は少ないが初めての土地を飛ばせてもらうのも感激的である。
原さんの仲間と徳ちゃんが迎えに来てくれた。私は原さんの車に乗せてもらった。



  ファイナルグライドの私(イプ3)  石田さんが撮ってくれたのだが、俯角がくやしい

芦田川のミニクロカン

車の回収にテイクオフに上がったら、山本さんと河原さんがテイクオフしていた。
正面でサーマルの残り火で地上200mをステイしている。河原さん一瞬のサーマルを引っ掛け
トップアウト果たす。しかしすぐに無くなってランディング。大方さんもう一本飛ぼうとキャノピー拡げたが
フォローに変わったので片付ける。
ランディング場に降りる。ジモピーからお祝いの言葉をもらった。神の倉勢3名も行けたので良かった。
「地元勢も一名は行けたので、ヤレヤレ!!」と矢野さんが笑いながら言っていた。
スタ沈回収のジュース代とお金を出したのだが、受け取ってもらえないので、年会費という事で
2000円だけは受け取ってもらえた。皆さん本当にありがとうございました。
神の倉が曇り、北東強風気味の時は芦田川に来ますので宜しく御願いします。
2度とご迷惑をかけない事を心に決めつつ・・・。

  今日はクロカンに行けて良かった!  こんな風に!  皆に喜んでもらってよかった!
河原さんの芦田川フライトログ

2/6
2/5は高照寺に行こうと計画してたけど、北西の風向きが悪く断念。
結局神の倉は結構飛べたので(稲垣さんはクロカン)良かった。

2/6
前日に天気予報を見ると神の倉は北東強く、晴れ。
神の倉では飛べないけど、芦田川なら晴れが勝つか、北東が勝つか微妙なところ。
朝早く行けば確実に飛べるだろうと、参加者を募った。
参加者は大方さん、稲垣さん、高石さん、向井さん、河原。
8時半に稲垣さんちに集合し、10時に芦田川TOに到着。もう少し強いと良いなって感じの2m程度の北東。
矢野さん達がちょうど到着して、地元の方が2人ほど飛び出し、ステイは堅い。
石田さん、山本さん、阿部ちゃん、徳ちゃんに芦田川よさそうよーとメールしておいた。
1本目
ビジター特権を発動し、お先に〜とお大尽TO。いきなりブレイクコードが絡んでいた。(動画参照)
TOの事前チェックが悪いのだけど、だけど、だけど、、、、、
HDKさんの言われたとおり、UPってラインが絡まりやすい。
ラインの絡みはすぐ治り、北東に移動あっさりサーマルにあたり、ぐいぐいと850m。
一緒に上げていた地元の大野さん?は西に移動していったが、降っていった。
後ろに流せばクロカンだけど、あんまりあっさりしすぎて面白くない。
今日の条件はまだまだ続くだろうと思ったので、もう少し遊んでから出発してやろうと考えてたのが失敗。
このあと条件は続かず、TOも無風で誰も出てこれなくなった。
正面に広い平野があるのだから、グランドもガンガン出てるに違いないと、沖に出てみる。
国道手前でシンク激しく、沖に移動できず、川の近くに戻り上げ直し+850を2回ほど。
朝のトップはこの高さだったようだ。
グランドサーマルが売り切れたのでLD。一人勝ちで上機嫌。うふふー。

2本目
晴れが続くとやはり南風が勝ち始める。みんなぶっとびだ。
上機嫌なので、ぶっ飛び覚悟でフォローめだけど出てみる。
LDまでずーっとシンクだった。3分でランディング。
すると、石田さんが三次から1時間10分カットンで、山本さん、阿部ちゃんもやってきた。
自慢話をみんなに聞かせてあげた。わはは。

3本目
グランドを狙って、何人かぽろぽろとTOするが降っていく。
そのうち、一人がLD付近で上げ始めた。なんだか良いタイミングで並んでいた。
早速グランドへつっこめー・・あれ?山の付近でも上がり始めた。
風まかせさんが下でのたうち回っている。
一斉にみんなTOし、トップアウト。でも続かず。
トップはとったからいいかーとぼーっと飛んでると、
沖でガンガンの今日一のサーマルが出てたのに気付かなかった。
元々グランド狙いだったのを忘れてたぁ。
みんなLD上空にガーグル作り上げ始めた。乗り遅れた俺は急いで下につけたけど、乗り切れずLD。
あの高さで風下には流しにくいなあ。反対側の河川敷に降りるつもりで流せばよかったかな?
空中にはガンガン上げるグライダーが・・・くぅ。
おごれる者は久しからず・・・・自慢話の倍返しになることを覚悟した。
今頃徳ちゃんが来てたが、いきなりクロカン組の回収に立候補していた。

4本目
悔しいのでもう一本。
車回収に上がる人は居ても、飛ぶ人は山本さんと俺だけ。
みんなに、まだ飛ぶのー?と冷やかされながら、フォローの切れ間を狙ってTO。
先に出た山本さんが渋いグランド拾って、シグマ6のデモをしている。
突っ込もうとするとちょうど川のうえでサーマル発見。渋ーく回してると綺麗に育ってトップアウト。
すると満面の笑みのクロカン3人(高石さん、稲垣さん、石田さん)が手を振ってる。なんか悔しいぞ。
平野が広いと言っても日射は落ちているので、条件は続かず。LD。

尻すぼみだったので、なんか悔しい一日でした。


ついでなので、今日のまとめ
神の倉、大佐、王子、地元とたくさん集まってにぎやか。
<条件>
TOのタイミングがシビアだったけど、神の倉ほどではない。
タイミング良く出れれば、良いサーマルで標高1600m。
駅家の平野を2往復する人、芦田川沿いにクロカン行った人は高さをもてあましていたようだった。
土地勘さえあればアブト観音、沼隈、内海も行けたんじゃないかな?
<俺的には>
僕は4本も飛びました。多分誰よりも多いと思う。誰よりもサーマルに飢えている。
グランドサーマル捕まえるのは、神の倉とは違うし、高照寺似のサーマルの
タイミングの切り替わりの読みがとても面白かった。
勉強になりました。でも、クロカン行きたかったなあ。ブツブツ。
<芦田川って>
晴れると南風が押してくるので早めに行く方が良いように思います。
今日のように神の倉6m晴れって時は8時半に着けば2時間は飛べそう。
サーマルが北風に押されて土手?で剥離してるのかな?
山から離れたところで強いサーマルが出てた。グランドも強いのが出てると思うので、
グランド乗り継いで平野横断をチャレンジしてみたい。
南風の切り替わりに上手くコンバージェンスに乗れないかな?とも思ったけど、難しそう。
石田さんの芦田川フライトログ

日曜日は、芦田川へ行こうと言うことで9時過ぎに電話を入れると 第一陣は、もう少しで着くようだったので、
気はあせるが 中々家事手伝いから開放してもらえず。
結局家を出たのは10時9分 。
最近、娘が母親の言葉を覚え、「パパ危ない、ゆっくり。」とよくしゃべるようになったことを
思い出しつつも、ガンガン飛ばして行った。
府中に入り、市街地に入らず芦田川を堤防沿いに下ったが、結局ランディングに着いたのは11時20分。
上空を見上げると誰も飛んでいなかったので、少し胸をなでおろす。
ランディングにいた向井さんに状況を聞くと、何と山では無く反対側の町を指差す。
んんんんんん、よく見ると見覚えのある趣味の悪い色の機体が(うそうそ冗談です)m( _ _ )m
町の上空+800mあたりをこちらに向かって飛んでいる。
聞けば、一人上げで、どこか町の端まで行って帰って気といる途中だとか・・・。
しかも条件が変わって今は誰も出ようとしないとか・・・・・。
こんな時のフライヤーの心境は、大きく分けて3タイプあります。
1番、「あのフライヤーは良かったな〜」と一緒に喜ぶ。
2番、「くそー、出遅れてしまった〜」と悔しがる。
3番、「待っていなさい、すぐにそのさらに上へあがりますから」と思うタイプ。
さて皆さんは、どのタイプですか? 因みに私は1番のタイプです。(うそうそ2番です。)
もうあせっても仕方ないので、セブンイレブンに寄ってテイクオフにあテイクオフに着くと、
先週にひき続き神の倉、大佐、他沢山のフライヤーたちが来ているが条件が悪く、みなさんまったり。
空白の1時間 (全然記憶がありません・・・・・?)2時を回ったあたりで、ジモPがテイクオフ。
沖でグランドサーマルゲット、「さすが。」 これを見て皆どんどん出て行く。
私は、出てすぐリフトがあったので、しばらくリッジをとっていたのだが
じわじわ下がり始めたので、先ほどのジモPの下へフルアクセル。
思ったより手前で、サーマルヒットv(^^)後は、センタリングでそのまま+1200mまで一直線。
下を見ると、先ほどまでリッジで一緒にまわしていた不良おやじさんがかなり低いところでもがいていらっしゃる。
この時点で、撃沈確実と確信し、あたりを見ると、いつの間にか私が1番高くなっていた。
「何とも景色が良いではないか〜」笠岡の広い埋立地がすぐそこに見える。
雲低につき海抜1557mまだ少しではあるがリフトがあるので、笠岡方面へ機体を向けると、
GPSが40km前後をさすのでそのまま走る。
ここで矢野さんから、XCへ行かれるなら一報くださいの無線が入った。
私が、無線を入れて切ると、どうやらダブって交信していたようで他の人の声が聞こえてきた。
よく聞いていると、何と撃沈したはずの不良おやじさんが競馬場へXCに
出かけると言っておられるようだ。
「おいおい、いつの間に・・・?」他所のエリアなので私もそっち移動することにした。
町のど真ん中を飛ぶのは、初めての体験だが何とも気持ちがいい。
しかもすぐ近くに大きな河川敷があるので全然プレシャーがないのも嬉しい。
せっかくなので写真を取り捲った。
しばらくすると、私より50m以上上空を高石さんらしき機体がとんでいるので無線を
入れるとやはり高石さんだ。
「ちぇー私より上げていたのね〜」 しかも、進めば進むほど差がついてしまった。
そしてもう1機、私より50m位下を飛んでいる機体があった。
この機体を不良親父さんだと思い込んで写真を取り巻くっていたのだが、実はジモPの方だったようだが、
画像をみるかぎりでは、不良おやじさんに間違いなさそうなので
恐らく、とちゅうで交差されたのかもしれませんね。
競馬場へ向かうといってもほとんど真下で、まだ+1000m位あるので、
反対の山へ つけたが、全然上がらなかった。
後でそっちへ回った高石さんに聞いたら もう少しさきには、かなり強いサーマルがあったようだった。
ランディング体制に入るとまたまたリフトがあったので、またまたセンタリングしたのですが
下に見える人が、もしピックアップに来ていただいた人だったらまずいので止めました。
下は流石に海風が強く私の機体は殆ど前へ進みませんでした。
約1時間のフライトでしたが、今年初のXCが出来とても楽しい1日でした。
2月11〜13日(双海遠征)
愛媛県の双海エリアに行ってきました。
今回はフライト中にバリオもGPSも電池切れで30分くらいで
降りてきました。
根性も切れてしまって不完全燃焼のフライトでした。
一緒に行った皆さんは良い飛びでしたのでフライトログは
皆さんに任せます。
河原さんの双海町フライトログ
冬のうちに高石さんに四国ツアーに再び連れてってもらえることになってたので、
先週の芦田川の帰りにこの3連休は四国行きが決定した。
メンバーは稲垣号(高石さん、大方さん、稲垣さん、中村さん、河原)、
石田号(石田さんご夫婦とマリアちゃん)、田中号(田中さんご夫婦と凡蔵)
北風がメインになりそうなので双海、神南山が中心になりそうだ。
ちなみに、前回おじゃました感想をまとめると、、、、
<双海>
高度差800m、ランディングまでの距離は3.6kmの海に近いエリア。
王子ヶ岳のような海リッジエリアではない。
良好な風向きは北西〜北東。(たぶん)
空域はとても広く、尾根もたくさんある。
となりに切り立った明神山があり、そこに渡るのが楽しみの一つ。
渡れば3km程度のリッジで動ける。
沖に強いサーマルトリガーがあるので、上げ直しも比較的容易。
つまり、リッジもサーマルもありで、いろんな飛び方が出来るし、動き回れる。
サーマルは海に近いせいか柔らか。
前回のコンディションが良かったのでひいき目に見ているところもあるかも。
究極のエリアとも言われる鏡山に似た感じがするが、個人的には双海の方が面白いと思う。
ただし、鏡山はF1でタスク上しか飛んでないので、こちらも偏見があるかもしれない。
でも、そのときの鏡山はかなり良いコンディションだったことも付け加えておく。
更に1泊2000円程度で綺麗な町営施設に泊まれるのも魅力を加えている。
LDが道の駅+人工海浜なので、小さな子供も飽きることなく遊んでもらえると思う。
<神南山>
高度差500-600m。山岳エリア。
TOはたくさん用意されていて、南、北、西方向に対応。
前回おじゃましたときは、これまた条件が抜群だったので、割り引いてもらった方がいいかもしれない。
南TOのアンテナ塔付近から出るサーマルは、とぎれることなくバズーカのように出続ける。
尾根沿いを飛べば落ちることなく動き回ることは簡単。
北TOのすぐ西側には高圧電線が走っていて、プレッシャー。
この高圧電線と絡んで飛んだことはないが、経験者曰く、すぐ慣れる!とのこと。
ランディングは広い河川敷でアウトランの心配は無用。
こちらは、荒谷みたいなはっきりしたサーマルが楽しめる。

では、日記をスタート。

20050211(金)建国記念日
早朝から出発予定なので、前日は予報に首っ引き。
目的地の双海は北西強風であまり良くない様子。
早朝は芦田川に適度な風が入るようなので、稲垣号の5名は7時半に
稲垣さんちに集合することにした。
なのに、集合してみれば神の倉コジ2システムを見ても、雲を見てもとても風が弱い。
福山在住の矢野さん、風まかせさん、徳ちゃんに聞いてみても、晴れてて風が弱いらしい。
風が弱いならば双海もいいかも?と楽天的に出発することになった。
朝8時半に仕事あがりの中村さんは高速艇で追いかけてくる予定だったが、
出発が遅れたので一緒に出発することができた。
阿賀港から堀江港まで1時間50分、天気はとても良く、風もやや強いが問題ないように思う。
時安さんにメールを送ると、世羅は雪が本降りらしく、神の倉に行く気にならないとのこと。
こんなに天気がいいのに不思議だ。
一路双海を目指し、着は1時半位。地元はみんな他のエリアに行ってしまっているが、
高石さんが連絡を取ってくれて飛べることになった。
道にはほとんど雪がなかったけど、山頂付近はわき水が凍っていたり高さ5センチの
霜柱などさすが標高800m、とても冷たい。

TOには正面から風が入っているが、本流の雲は西っぽいサイド。
周りの杉の木に整流されて入ってきているみたい。
まあ、大丈夫だろう、この風なら西向きのボールで4時間コースかな?なんていいながら、
風が弱くなったタイミングでTO。
・・グラグラ・・しまった飛ぶんじゃなかった。
このエリアは南北に尾根が何本も走っていて西風になるとウェーブのように風がかぶってくるのだ。
あまりの寒さにバリオの電池が切れちゃうし・・・一目散にLDへ。
飛ばない方がいいよーと無線を飛ばして片づけてると中村さんも飛んできた。あらら。
同じように苦戦しながらランディング。賢明な他の皆様は飛ばず。
田中さんと石田さんも到着し、全員が揃った。
石田さん号と稲垣さん号は由緒正しいなんとか温泉に寄り、一六タルトなうどん屋で夕食。
帰ってからは田中さんを交えて宴会。
楽しい夜は更けていく。。パラやってると「やっちまっただ」って時があるよねーとか・・・
星がとても綺麗な夜でした・・ね?田中さん。



20050212(土)
おとといの予報では晴れだったはずなのに、前日になると曇り予報へ。
早朝は晴れてたのに、9時頃にはびっしりと雲が張ってきた。あたた。
10時半にジモPも集合し、TOへ移動。
昨日も相当寒くぶっ飛んだだけで指先が冷たくなったが、今日は更に風も強くて寒すぎる。
更に風も強くて、山も鳴っているが、神の倉で山鳴りするほどでは無かったように思う。
周りの杉の木が神の倉よりずっと高いので、木が揺れやすいからかな?
いずれにせよここのLDまでの距離を考えるととても出る気にならない。
ジモPに先に飛んでいただこうと待っていると、少し弱くなったあたりで黄色アルゴン、
黄色バンディット(地元イントラ高木さん)がTO。
普通に動けるし、リッジで浮くようなので、みんな続々と準備を始めた。
話を聞くと、地元フライヤーでミニコンペをやっている模様。
みなさん目的をもって飛ぶ意識をお持ちだった。
そうだなあ、今日の目的は何にしよう?飛びながら考えることにした。

僕は神の倉一番機をつとめ、TO前で吹き上げられてあっという間にトップアウト。
この日は山頂付近でリッジ、時々サーマル、たまに吸い上げ、雲底は1200mという感じ。
コンペなので、地元は山頂リッジをぶっ飛ばしてタスクをガンガンクリアしている。
F1でお会いした稲見さんもブーメランでガンガンだ。
沖のパイロンを取りに行ったグライダーを見ても下がってないので、
今日は出来るだけ沖に出して飛ぶことにしてみた。
沖でサーマル引っかけて回すと山頂から+400程度の雲底で、
あっというまに雲に入りかけること3度。
稲垣さんはバリオの電池切れで降りることにしたらしく、低いところを沖に出て行った。
稲垣さーんこっちにサーマルありますよーと無線飛ばすと、
西尾根からグライダーがワラワラと突っ込んできた。ふふふ。
結構な沖で雲につけたので更に沖を目指し、山頂レベルで海岸にたどり着きご満悦。
何度か沖に出したので、前後方向はレースタスクよりは広く回ったと思う。
で、次は横方向だなと見回すとほとんどのグライダーはゴールを目指してかっとんで行ってしまった。
仕方ないので西方向のパイロンのを思い出すと、結構遠くだったような気がした。(間違ってるぞ)
西方面に流していくと+200のままで下がらず、今の内に足を伸ばそうと考えてると、
西に私がパイロンよーと言わんばかりの尖った山(黒山と言うらしい)を発見。
きっとあれに違いない。(行き過ぎてるぞ)
条件がどんどん良くなっていて、どこでも上がる感じになってる。
今日の条件ならどこでも上げ直せるさー。
吹き抜けかな?途中から徐々に下がり始めたが、構わず黒山ゲット。
みんな黒山をとってるのだから大丈夫に違いない、思いこみは恐ろしい。
すげー!切り立ってるなー。西側なんて崖だよなあ等と言いながら、振り向くとLDって結構遠い。
ん?どんどん下がりはじめ、前にもあまり出ないぞ。
おまけにこの辺には道も空き地も全然無くて、初鷹ノ巣越え以来でタラーっと汗が流れる。
「やっちまっただ」ランディングを一応確保出来るように海方面に逃げる。
丘の上の空き地とかローター域の林道とかろくなところはないので、確保とは言えないかも。
山から離れるとシンクがおとなしくなり、更に北に移動するにつれ尾根から
サーマルらしいものを感じるようになる。が、上がりよりも流される距離が気になり、乗り捨てる。
無線では明神山につけてるみなさーんとか、幸せな話が聞こえるがグライダーが見えない。
緊急ランまでどうにかこうにか届いたときは、嬉しかったー。これでLDで怪我することはないぞ。
すると、やっと神様から許しが出たらしく、250mでサーマルゲット。
100m程稼いだのでMLには届くぞーと更にほっと一息。
でも、まだ上がるようなのでぐるぐるぐるぐるぐるぐる15分間回し続けて、トップアウト。
うっひょー。双海最高。
でも、すでに寒空で相当飛んだせいか、すぐに体が冷えてしまって震えてコントロールもままならない。
沖の資材置き場で上げてるグライダーを発見したので、沖に出す。
でも位置が違ったのか、サーマルがとぎれたのか低くなってしまった。
明神山の裏にグライダーがたくさんいるのを発見し、明神渡りをしよう高木さんに
誘導をお願いしたが、低すぎるらしい。
町で上げ直しの一縷の望みもむなしく終了、石田さんに上からセンタリングされて、
写真までとられてしまった。
久しぶりにターゲットを踏むことが出来た。本当に久しぶり。

石田さんと高石さんは明神山をゲットし、高石さんは更にTOをゲットすべく上げ直してる。
上手いなあ。
稲垣さんと中村さんに車を回収していただいていたので、早速リフライトへ。
曇っているが、吸い上げそうな雲は跡形も無くなった。遠く海上には新たな雲があるように見える。
しかし、良い条件は終わり皆さんぶっ飛んでいった。
なのに最後に出た石田さんが出る頃に海上の雪雲がちょうどやってきて吸い上げで遊べてる。
吹き上げ強く、トップランは諦めてもらい、車を下ろすことに。
テイクオフディレクターの方には帰り道の案内ありがとうございました。
また、その方の年齢が70才!ということで、大方さんがあと8年は飛べると闘志を燃やしていた。
そういえば、その方のお話によると、正面の杉の木が伸びてきて「ついたて」と呼ばれているとのこと。
トップランするときに低めのアプローチで逃げ場がなくなった時に、
最悪杉の木に掛かる可能性があるかもしれませんね。
高木さんを初め、コスモスの皆さんありがとうございました。
結果的には何もなかったのですが、逃げ場がない飛び方をして大変申し訳ありませんでした。
稲見さんはF1紀ノ川で一緒に飛べるかな?楽しみです。
野口さんはF1高照寺で3位の方だったのですね?
あのときは愛媛勢が上位に食い込んでいたことは印象に残っていたのですが、
お名前までは確認してませんでした。
双海のエリアの方はどちらも上手な方が多いなという印象でした。
これもミニコンペで日頃から鍛えてるのと、エリアのスケールの大きさのおかげでしょうか?
神の倉でもミニコンペを計画してますので、追いつけ追い越せで頑張ります。
そういえば、コンペはバンディット高木さんがブーメランを押さえてぶっちぎりで優勝。
ログを見せて頂いたら、正確なコース取りで無駄がないと思いました。
次回はいろいろ教えて頂ければ幸いです。

この日は近くの海鮮料理屋さんで夕食。そして宴会。
今日は因縁の明神山をクリアしたので嬉しそう。うらやましいなあ。
明神山からは松山市内が眼下に、LDは山の向こうに消え、相当移動できたらしい。
僕は無線で聞くまで明神山のことはすっかり忘れてました。がっくり。
高石さんは、いつも以上にのびのび飛ばれるので、さすがだなあと再確認しました。



20050213(日)
双海は朝から北西強い。
早い内の神南山なら北風も弱いかもと移動。3連休はZEROご一行がいらっしゃるらしい。
山に上がれば、地元ESDとZEROが揃っており、風待ち中。逆転層が強くみんあぶっ飛んでしまう。
うのっちの師匠の片岡さんと、西尾さんにご挨拶。お二人ともとても良い方でした。
しばらくすると、雪雲がやってきて10mを越える風。
それが過ぎると、晴れて4m程度。でもTO-100mの逆転層は取れない。不思議。
どうしようもなさそうなのでぶっ飛び。
LDで上を見上げると奇跡的に積雲が!
うそーーーーーーーーーーーと山に上がると晴れてるけどド強風に。
これで今日は終了。
お昼は前回も行ったそば吉、石田さんの奥様リクエストのトイザらスに寄る予定が、見失ってしまった。
ゴメンナサイ。
フェリーの中では田中さんご夫婦と話が弾む。いろんな事を教えてもらった。
高速よりもとんとんか安いので、やっぱフェリーが楽だしいいですね。

  双海テイクオフ  双海テイクオフ  双海テイクオフ

石田さんの双海町フライトログ

連休中は、家族ともどもお世話になりました。
当初は、初日芦田川の予定だったので、ゆっくりしていたのですが
急きょ双海海岸行きが決まり、私たちは少し出遅れてしまいました。
フェリーが2時間待ちだったので、前回同様島なみ街道経由で行くことにしました。
四国に渡って最初に驚いたのは、ハイウエーから遠くに見える雪をかぶった
石鎚山(1982m)だった。
何とも言えない雄大なその姿は、ほんとうに綺麗でした。
もうひとつびっくりしたのは、ハイウエーを走っていた私たちの目の前
(上空+50m位上)に、突然ものすごい数の鳥のガーグルが迫って来たこと。
まるで大きな影が上空を動いているようで、ただただ圧倒されるばかりでした。
後で聞いたのですが、この時期四国ではよく見かける光景だそうです。
鳥の名前は忘れてしまいました。m( _ _ )m
そんなこともあり、退屈するまもなく3時過ぎにランディングには着いたのだ。
 
2日目、やはり強風で少し諦めていたのですが、フライと可能と言うことで
高木さんをはじめ、どんどんとジモPの方があつまってこられた。
高低差700mで、前方に広がる瀬戸内海。
実に景色が良い。
風は、かなり強く感じましたがジモPの方が颯爽と出て行かれ、しばらく様子を見ていたが、
上級者の方たちは、どんどん出て行かれた。何でもクラブコンペをされているようであった。
ここの方は、皆さんハイレベルな方ばかりで、強風をものともされずタスクをこなしていかれていた。
私たちのメンバーも、中村さん、河原さんと出て行かれ、皆さん+100〜200mあたりを
あちらこちらと、遊ばれていた。
私もいざテイクオフ、出てあっという間に上昇、皆さんと同じ位置まで数分で上がった。
見渡すと、不良親父さんが西でぐんぐん上げてらっしゃるので、私もそちらへ移動。
センタリング5〜6回であっと言う間に雲低、後ろへ流されるのが怖いので、
早めに戻ろうとGPSを見たら、何と3km。 アクセルを踏もうと思ったが、徐々にスピードだ増し、
12km位まで回復、やはり風は強いようだ。調子に乗って回しているとやばいそう・・・。
沖を見ると今度は河原さんが、ぐんぐん上げている。だいぶ前だったので、フルアクセルで移動。
ロスのないセンタリングでどんどん小さく回していく。まるで小脇さんのセンタリングのようだ。
しばらくすると、田中さんも入ってきて3人で回す。突然、河原さんが翼端を折ったかと思ったら、
あっと言う間に雲の中に入ってしまった。河原さんは右に、田中さんは左に翼端を折って先回。
後ろにいた私もライザーに手をやったが、あまり上がらず二人が見えたので、そのまま真っ直ぐ移動。
しかし、あれだけ前へ出たようでも、回しているとすぐにテイクオフの上へ戻ってしまう。
やはり風はだいぶ強いようだ。
今日は、前回行きかけてあまりに下がってしまい、怖くなって止めた東側の山へ何としても
行こうと思っていたので、もう一度上げなおしてフルアクセルでスタート。
下がる下がる、やはり今回もどんどん下がっていく。アクセルってこれ以上引けないのかと何度も
ライザーを見た。バルカンは、アクセルは重いが私の足でも踏み切れるようだ。
地元の高木さんからショトカットしても絶対にだめと
言われていたので、ボーダーラインの中学校より前をと何度も言い聞かせていたのだが、いつの間にか
内側へ向いてしまう。最低でも海側の山の上は超えていけるだろうと思っていたが、
結局もっと下がり、やっとの思いで回り込んだ。
あそこへ行けば、今日は必ず上がると言うジモPの言葉を信じて恐る恐る奥へ進む。
途中で、ランディングが何度も見えなくなり、さらに不安になりながらも、
リフト帯のあるところへしがみついていると、ここで今日一番最初にテイクオフしたジモPの方が、
私のはるか上を通過し山へつけ奥へ奥へと進まれている。
そして、恐る恐る回している私に「バルカンの人、こっちに来ても大丈夫ですよ〜。」と、まさに
神の声。前を見渡すと、何とか下ろせそうな場所が1箇所あったので思い切ってそのジモPを
追うようにさらに奥へと思い切って進んでいった。
すると奥へ進めば進むほどどんどん上がっていくではないか、♪
しかもはっきりと分かる強いサーマルもある。どういう訳か今日はあちらこちらで煙が見え、
これまた分かりやすい。それにしてもこちら側でのフライトは、冒険的で面白い♪
何度も完全にランディングが見えなくなってしまう。(さっきまでは怖かったけど・・・・。)
しばらくすると何人かのジモPの方が、やはりかなり低いところからジワジワ上がってこられた。
高石さんもやってきた。やはりかなり低い。「今日は大丈夫ですかね〜?」などと
不安そうな無線を入れておられたが、流石は元ジモP。どんどん奥へ進めながら上げていかれた。
ずーーっと飛んでいられそうだったのだが、考えてみたら風邪も引いていたし寒くなったので降りることにし
ランディングへ向かう。
ランディング手前では、かなり下のほうをはいずるようにどこかで見た趣味の良い色の機体がもがいている。
ここで写真を一枚「パシッ・・・。」 m( _ _ )m
ランディング手前でまたしてもサーマルヒット。回してしまう・・・・。
不思議とセンタリングしていると寒くない????(^^;
最後は、海へ出てスパイラルで下げランディングv(^^)
「いや〜楽しかた〜、♪」
ご心配いただいた高石さん、皆さん、有難うございました。 <( _ _ )>

石田さん写真集

  上空より 双海テイクオフ   ランディングアプローチ全景  ランディングアプローチ全景  

  遠く松山市街地  海上よりランディング場砂浜を望む
PS 双海写真集

  双海ランディング 「ごんぞう」もお供してきた  神南山ランディング

  神南山テイクオフ 黒服は、うのっちの師匠片岡さん  飛べないねぇ〜
2月19日(土曜日)
強風
2月20日(日曜日)
強風
2月26日(土曜日)
強風
2月27日(日曜日)
昨日から風邪を引いてしまった。熱は無いのだが喉が痛い。
医者から薬を貰っているので、今日はおとなしくしていようと思っている。
リアルタイムの神の倉情報を見ると2m前後の北風である。
自宅はお日様も顔を出している。朝から2〜3人から「どうですか〜?」とр燗っている。
12時になって急に南風に変わった。
熱も無い様だし見物の積りで、それでもグライダーは積んで出発してしまった。
12時半頃到着すると、すでに5〜6機が上げ始めている。
三篠園近くに高石さんが降ったので回収に行く。
メインランで井口夫妻と中村さんを乗せて荒谷へGO!

途中緊急ランで藁科さんをピックアップ。
荒谷山テイクオフはプレジャー他6名ばかり居た。
リンダルカップ杯の競技がオープンされている様だ。
私はエントリーしていないので、焦る事はない。
風は1m前後で正面やフォローは右サイドとくるくる変わっている。
大方さんが沖でヒットしてレベルまで持ち直している。
私もテイクオフし、すぐに弱いサーマルにしがみ付く。
テイクオフ上+50mまでは行けたが、泡沫状のサーマルみたいではずしてしまった。
沖に出してもサーマル有るのだが、捕らえきれない。
緊急ラン上空(地上200m位)でマキちゃんサーマルゲットしたので私も下に急ぐ。
しかし、今一力強いリフトが見当たらない。
高石さんは移動せず、マキちゃんが近づいた所でサーマルヒットし、二人で上げて行った。
私は幼稚園上空で粘ってみたが力尽きランディング。
マキちゃんはその後2時間は飛んだ模様。
リンダルカップ杯は児島さんが優勝した。
阿部さんの車で神の倉テイクオフに。学生達が先にテイクオフしたが、結構浮いている。
西北西2m位で入っている。テイクオフしてすぐトップアウト。
テイクオフ上空を2〜3度ウロウロして鉄塔へ。
しっかり上げ切るだけのサーマルは育って無い様だが、40分ばかり遊ぶ。
ようやく花粉と共に春のサーマルも育ち始めた様だ。
今年になって初めて皆が楽しめた状況になって来た。

児島さんがブラジルで3月に開催されるパラの世界戦に参加する。
私を含めて神の倉のフライヤーは、コンペ志向の人が少ないので
児島さんの凄さが分かっていないのだろうと思う。
皆で集まって壮行会をやればと思っていたのだが、どうもチャンスが無いかもしれない。
心からのエールを送ります。
どうぞ怪我の無いように!!
ジャングルに不時着して、追いはぎに捉まらない様に!!
蛇や猛獣に噛まれないように!
どうぞ無事に帰って下さい!!
無理しないで、でも良い成績が残せますように!
河原さんのフライトログ
20050226
土曜日は市内にも雪がぱらつき、風も強かったので、飛べず。

20050227
日曜は天気は晴れたり曇ったり、部屋でぐだぐだしていると出発が遅れてしまった。
稲垣さんは風邪をひいてるので、山に着いたら状況を報告するように指示あり。はいはい。
神の倉に近づくと晴れてきたので、無線でを入れる。
地森さん「みーんなトップアウト」「石井さんナーイス」
児島さん「リンダルカップやりまーす」
おいおい、間に合うか?
俺「待ってー リンダルカップエントリーしまーす」
LDに着くとみんな荒谷に上がってしまっていた。
再びLDのパソコンでアメダス見れば九州方面からどんどん晴れ間が
広がってきているので、条件は好転しそうだ。
すぐに鍛冶さんが来たので一緒に上がろうとすると、TOから指令あり。
忘れ物のグライダーとか、GPSとかを持ってきてー。
はいはい。だからまだゲートオープンしないでね・・。
そういや稲垣さんへも連絡しなきゃ、条件いいですよー。
走りながら朝食のおにぎり一個をやっと食べれた。忙しい。

TOに着くと一番手の足苅さんがTOしていく。こりゃーいきなり負けたかも?
・・・・ぶっ飛んで行った。どんぐもりだしね。
で、タスクは?TO→北鉄塔→ML ふむふむ。
安心していると、セカイノコジマさんがTOしていった。
渋いが東であてて+300位まで上がっていった。
さすがに北鉄塔に行けそうにないのでスタートできずにいるらしい・・・
そのうち渋々になってTOレベルまで落ちてきた。みんなの降りろコール空しく、また東側で上げていった。
できれば降りてもらって、条件が良くなった隙にゴールしたかったんだけどな。

仕方ないので追いかける形で、藁科さんと一緒にTO。TOするやいなやいきなり沈む。
藁科さんは本流の西風を信じて南西尾根を、僕はリーサイド気味の東側を攻めてみる。
西側には中村さん、広大てぃんが追いかけてTO。こっちにも誰か来てくれないかな?
お互いにTO-100mをうろうろして、10分後には東側が上がり始め、西側はみんな撃沈していった。
その時すかさず鍛冶さんがTOして、一緒に回す。
サーマルが強くなってきたのを見て阿部ちゃん、指江さん、リフライトの足苅さんがTOしてきた。
まだ、+300程度で頭打ち、下からは4機が上げてくる。
追いつかれるのはいやだなと思ってると、+450まで上げて4機と差をつけることができた。
200m程度の差しかないけど、足苅さんと同じ土俵で戦えば負けそうなので、スタートを切った。
児島さんは目測150m程度余してゴールしかけてるけど、僕は更に100mは上げてるし、
条件は好転してるのでどっかで上がるだろう。
それより、今持ってる+200程の高度のイニシアチブを生かせるのは今しかないだろう。
行った先で上がらなければ強制クロカンを覚悟。
当初から1位は児島さんが決定的な感じだったのでレースはどうでも良いかなとも思ってたけど、
後続にどうやったら勝てるか考えてたら楽しくなってきたのであった。
レースは勝ち負けが目で見えるのでスピードランより楽しいな。

で、スタートしてしばらくは案の定シンク。後ろを振り返ると後続機がもう僕より高い位置にいる。
すぐに追いかけられることがなかったので、焦ることなく北の鉄塔に着。
MLにはぎりぎりの届かない高さ。たぶん。
するとアンテナ塔の上で弱いサーマルを見つけて100m程高度を稼ぎながらー、
荒谷TOをじーっと観察、誰もスタートを切ってない。
風も本流の西がだんだん北がらみになってきたころ上がりが悪くなり、
阿部ちゃんと指江さんがいよいよスタートを切ってきた。
足苅さんは白いのでどこにいるのか見えない。
ならばとMLへ一直線。高さも十分余してゴール。2位。
その後、降りてきた阿部ちゃんと指江さんは北のアンテナがとれてかった。
足苅さんは雲に入って雲の上からタスクを取りにきたらしい。
見えてないのでのんびりしすぎてたら危なかった。3位。
その後、鍛冶さんも上げまくって帰ってきて4位。