2011年頑張ってまだまだ書くぞ!リタイヤメント生活に5年目だ!
春だ!クロカンシーズンだなぁ〜

2011年 9月   
9月15日(木曜日)
ハングのT田さんからお誘いを受け神の倉に飛びに行く事に・・・
フランスから帰って、週末は天気が悪かったり、風邪をひいたり、
時差ぼけが取れず体調を崩してしまっていた。
何となく飛ぶのがどっちでもいいような気分になっていたのだった。
週末は台風の影響で天気が悪い。
ハングはT田夫妻とコリンとビジターさんが来ていた。パラは私だけ。
2本ぶっ飛びであった。
9月16日(金曜日)
今日は、パラの中村さん、山本さん、木原さんが集合。
ハングは昨日のメンバーと学生が来ていた。
ハングがジャストタイミングでテイクオフししっかり上げていた。
山本さんも追いかけてテイクオフししっかり上げていた。
木原さんは15時にテイクオフし「3時のあなた」に遭遇し
1時間ばかり、一人だけで大空を独占していた。
私は2本ぶっ飛びだった。
昨日と本日のフライトで身体の方はシャキーンとしてきた。
やっぱり週に一度はアドレナリンの刺激中毒になっているのだろう。
ようやく元に戻ったのかなあと思っている。
9月23日(金曜日)神の倉マジック
午前中はお墓に行って、墓石の文字の墨を入れに言った。
建立して30年近くたって居るので、文字の墨(黒いペンキ)も半分消えていた。
黒い油性ペンキを買って近くにあるお墓に行った。
墓所では石材店の若い衆が墓石を積み上げていた。
「文字の墨のペンキは水性?油性?」と聞いたら油性だと教えてくれた。
選択に間違いはなかった。
2時間近く掛け、掘り込まれた文字から、はみ出さないようにペンキを塗った。
最後ごろは集中力も切れだいぶはみ出してしまった。
嫁さんの除光液ではみ出したペンキをふき取る。
”墨痕鮮やか”に墓石が蘇った。

12時ごろ神の倉の東屋に到着。
車が15台くらい並んでいて、皆さん神の倉テイクオフに上がっていた。
松代さんが来ていて立ち上げの稽古をしていた。
テイクオフに上がろうと誘ったのだが「風も強いし久しぶりなので飛ばない」といった。
そういえば未だ誰もテイクオフしてこない。
中村さんと鍛冶ちゃんの3人で神の倉テイクオフに上がる。

ハングはコリンたち3機とパラが10名以上いた。
皆さんと会うのは一ヶ月以上だったので声をかけてもらった。
「フランスアルプスで飛んだので神の倉はバカバカしくなったんでしょう!」
などと花野さんに言われてしまった。
しつこい時差ぼけと、風邪と、天候不順で皆さんとは2ヶ月ぶりの再会であった。
テイクオフは北風で6mを越える突風が入って来る。
一瞬芸で斉藤さん、大方さんがテイクオフしたがぶっ飛んでしまった。
15時ごろ西風が入ったので、ハングのコリンが準備し私も準備した。
西風は一瞬ですぐに北風に変ってしまったが、コリンは北斜面からテイクオフ。
テイクオフしてすぐにグラグラと揺らされていた。
私は西風に変ったので準備したのだが、コリンの飛びを見てテイクオフを中止。
桜の下で寝ていたら、中村さん花野さん甲斐さん達は下山してしまったようだ。
16時まで待ったが、突風が納まらないのでキャノピーを畳んで降りる事にした。
晴天で一日中強風で、夕方風が落ちるとアーベント状態になる神の倉マジックを
信じてウエイティングしているのだが・・・
山本さんがテイクオフの準備をしたのでテイクオフを見て下山する事にしよう。
テイクオフ体制だったのだが、強風が納まらない。
学生のハングと交代。彼も先頭を切ってのテイクオフになるので慎重だ。
突風の強さが5mを切って来た様に思う。
このまま納まれば神の倉マジックになるかも・・・
大分風も納まってきたのだが、ハングの学生があまりに慎重なので
山本さんが交代を告げテイクオフした。
テイクオフして廻さないでもぐんぐん上がって行く。
ハングがテイクオフして、私もすぐにテイクオフした。
アーベントもはじまっているようで、気持ちよく上がっていく。
神の倉山頂に寄せて行くと一段とリフトが有りすぐにトップアウトを果たした。
基本的には未だ風は強いので、ランディングの後に流されると困るので
ヘアピンカーブあたりで遊ぶ事にした。
旋回して上げるには風は強すぎる。
最後までウエイティングしていた斉藤さん、大方さん、木原さん、
遅れてきた足刈さんたちがテイクオフして神の倉マジックを楽しんだ。
40分ばかりのフライトであったが待った甲斐があったので良かった。
9月24日(土曜日)海抜2000m・1時間15分・ミニクロカン11,5Km
今朝は雲ひとつない日本晴れである。
朝パソコンを突付いてたので少し遅くなった。

既に田原さんがや甲斐さん達がテイクオフしていた。
大急ぎで、5名で荒谷山テイクオフに上がる。
テイクオフに到着すると甲斐さんがグイグイ上がっていった。
5名で荒谷山テイクオフに上がる。
高杉さんや是枝さんもテイクオフしじわじわ上げていった。
田原さんも三篠園裏の尾根を諦め二人に合流してあげていった。
高杉さん、是枝さん、田原さんは海抜2000m位上げて白木山方面に走っていった。

12時過ぎテイクオフの風は一定しない。
テイクオフは小さなダストデビル(つむじ風)が発生。
テイクオフがサーマルトリガーになっているのだろうなあ・・・
少し南風になったのでテイクオフ!!
ブーブーとシンク音ばかりだ。
何事もなくセブンイレブンまで下がって、井原小学校から上がってくる?サーマル成分で
粘って廻してみたが上げる事叶わずサブランに降りた。
児島さんに拾って貰ってもう一度荒谷テイクオフに。

久しぶりに飛ぶ河原さんが待って待ってテイクオフしていった。
三篠園裏の尾根を攻めに行き、粘って高く上げて行った。
鍛冶ちゃんのあとに私も13時46分テイクオフ。
テイクオフ前で30mばかり下がったが何とかリフトにしがみ付き
廻しながら右ボール奥上空に戻る。
+2m/Sec位で順調に上がり始める。
サーマルコアを捕らえ続けるのがへたくそなので常にサーマルサーチで
フライト軌跡は連続したきれいな円になりきれない。
河原さんは沖のほうで高く上がっている。
私も沖に出そうかとチラッと思ったが、群れるのはあまり好きではない。
何とかマイサーマルで上げ切ってしまいたいものだ。
海抜1000mを越え始めると+4m/Secでいい調子で上がり始めた。
海抜1930mまで上がったら白木山や広島市内がしっかり見通せる。
さすが秋晴れで空気はクリアだ。
本流は北風がらみなのだがテイクオフ上空はあまり吹いてないようだ。
先ほど3名は白木山方面に行った。
車で来る時は三田方面は田んぼの刈り取りは殆どなかった。
向原方面は1割くらいは田んぼの刈り取りが終わっている。
秋初めてのクロカンに出かけてみようか!
無線でクロカンに出かけることを告げてゴー!
2Kmも進まないうちに−3m/Secでどんどん下がる一方だ。
対地スピードは35Km/h出ているので北風が強い訳でもなさそうだ。
戸島や吉田口駅あたりの刈取りの済んだ田んぼを確認しながら進んで行く。
海抜800mまで下がって少し頑張って170mばかり上げなおしたが力つきた。
可愛川をわたって斜面につけようと思ったが高度は低すぎ。
川手地区の刈取りの済んだ田んぼの降ろす。
ヒキガエルの子供が沢山ピョコピョコ跳ね回っている。
キャノピーのインテークを大急ぎで閉じる。
1時間15分で11,5Kmのミニクロカンであったが、久しぶりに
海抜2000mの景色が見る事が出来たので良しとしよう。


カシミールデータ(ZIP圧縮)
inagaki_2011_9_24.zip
めぐちゃんに電話して迎えに来てもらった。
幸多は高杉さんの子供たちと遊んでいたのに無理やり離されたので
抗議の大泣きをしながら迎えに来てくれた訳だった。
”いながきジージ”が幾ら謝っても許してくれない。
実はめぐちゃんから、タンデムのパッセンジャーのお願いをされていた。
夕方私が居ないとタンデムフライトが出来ない。
結果はタンデムパラグライダーが遅くなったので明日のフライトとなった。

是枝さんは我家に帰るつもりが(こころ団地)我家上空で海抜1600mまで上がって
佐伯町まで足を伸ばした模様。(写真集)
高杉さんは白木山のアウトアンドリターンを果たした。
田原さんは広島から電車で帰ってきた。

河原一家と南原郷入り口の幡崎神社秋祭りの神楽を見に行くことにした。
幸多は神楽が大好きで神楽のDVDを見せると踊りだす。
可部のデオデオ敷地内で夕食とスーパー銭湯に行く。
間違って神楽の音がする若宮神社に行ったが、「紅葉狩り」をみて
幡崎神社に行く。
こちらは敷地も広く沢山の見物客が来ていた。
折りたたみイスを2ケ持って来た内私に一つ貸してくれた。
幸多を膝に抱き上げると嫌がりもせず、「紅葉狩り」の演技中
私の膝に抱かれていた。
幸多は足で拍子をとり私のすねを蹴っていた。
2歳の頃初めて神楽を見たときから好きになったらしい。
和太鼓や笛のリズムは日本人のDNAに刷り込まれている物らしい。
無条件に身体や心が動き出すものだ。
民族毎に民族楽器や特有のリズムがあり、子供は無条件に反応するのだろう。
整った舞台で洗練された神楽より、地区の神社でやる神楽が迫力があって良い!
汗が飛んできそうな至近距離で見るのも楽しいし、見物客の反応も良い。
演者や演奏者も目一杯の演技で、来年も来て見たいと思った。
0時まであったのに幸多は興奮して眠る事はなかった。

神楽の演目はお能(謡曲)からとったものも多い。
「紅葉狩り」「土ぐも」「大江山」「黒塚」「羅生門」「山姥」など同じ名前の演目や
違う名前だが同じ内容のものも多く半分くらいは有るようだ。

謡曲の演目

岩見神楽の演目


10月10日はアステールプラザで毎年恒例の「市民能楽の集い」があります。
私は喜多流で「市民能楽の集い」のお世話もしております。
天気が悪く暇なら見に来てやってください。

「市民能楽の集い」のYOUTUBE
9月25日(日曜日)タンデム飛行のパッセンジャー
11時ごろ到着すると皆さんで、ハングとパラの「平和カップ」の
横断幕を貼っていたのでちょこっとお手伝い。
10月8〜10日・・・・・ハングの大会
10月15、16日・・・・パラの大会

今日はお約束のタンデムフライトである。
地森さんから借りて荒谷山に上がる。
今日も是枝さん、高杉さん、甲斐さんが早くも上げて行った。
その後テイクオフに入る風は弱く一定しない。
めぐちゃんはタンデム飛行は久しぶりなので緊張している。
タンデムの練習なので、私は単に錘に徹しようと思っている。
「素人に言うように全て指示して!」と私が言うので緊張しまくっている。
弱風なのでフロントの立ち上げしかない。
私もパッセンジャーは10年以上前のことである。
少し風が入ってきたので立ち上げ、テイクオフしようとしたが
左に引っ張られ真っ直ぐ進めないので私からストップした。
先に走ったのでテンションは感じたが、傾きまではパッセンジャーは感じられない。
もう一度仕切り直しで、正面からの風で立ち上げ。
正面は少し緩斜面なので走る距離はある。
河原君が正面にいて「左に走って!」と指示呉れた。
トコトコ走っていると足が地面から離れた。
まっしぐらにメインランディングを目指したが廻すほどのサーマルはなく
お寺の小山を越せないと判断し土手脇の資材置き場の空き地に向う。
手前に電線が走っているのでギリギリ越えないとオーバーランしそうである。
ピンポイント気味に降ろしたが、微フォローでスピードがありちょっと走る気がしない。
走るとタンデムなので私が転び、めぐちゃんんも転ぶだろう。
私が先に着地するので、走らずに靴を滑らしブレーキかける。
丁度良いスピードになったのでトコトコ走ってセイフティーランディングとなった。
昔タンデム機を一人で立ち上げして遊んだ事は有るが飛んだことはない。
結構ブレークコードは重そうである。

夕方神の倉からぶっ飛んで本日は終了。
一応ターゲットは踏んだ。
是枝妻がめぐちゃんのパッセンジャーを勤めふんわりランディングした。
テイクオフ場はそこそこの風だったのでクロスのテイクオフだったようだ。