2011年頑張ってまだまだ書くぞ!リタイヤメント生活に5年目だ!
春だ!クロカンシーズンだなぁ〜

2011年 10月   
10月1日(土曜日)
お天気は良くて、本流は北北西なのだが荒谷山テイクオフでは
正面東風が入っているので荒谷山にあがる。
テイクオフがサーマルポイントのようで、コロコロ吹流しが向きを変える。
2人テイクオフしたがメインランディングに行くだけだったので神の倉に移動。
神の倉からのテイクオフもぶっ飛びだけだった。
10月1日(日曜日)最初揚げ・最後ランディング
今日は第一日曜日でエリアの掃除日である。
8月はフランスに行っていたし、9月は風邪をひいていたので
2回も掃除日に行っていなかった。
朝7時には地元の人が集まって土手の草刈をやっている。
ランディング場の土手は我々が草刈をやる約束になっているようだ。
以前に理事から「地元の人達の時間に合わせて草刈するのも交流になるので
時間の都合のつく人は7時に集合しましょう」と聞いていた。
朝7時に行ってみると橋から川上の土手は地元の人が続々集合して草刈を開始。
パークゴルフ場の土手とグランドは関係者10数名が草刈をしていた。
我々の担当の土手は私だけだったので少し恥ずかしかった。
7時過ぎには藁科さんが来てくれ、2馬力で土手の草刈。
そのうち学生達が続々集まってきてくれ、残った土手の草刈をしてくれた。
来週は平和カップハングの大会があるので、
荒谷のテイクオフ周りの草刈に上がったようだ。
甲斐さんと斉藤さんは神の倉山頂からテイクオフの道路を掃除していた。

12時過ぎたのでフライト開始。
午前中は東交じりで弱い北風が吹いていた。
そのうち大きな雨雲らしきものがテイクオフ上空を覆った。
ポツッと雨粒が落ちたが雨降りとはならなかった。
だんだん強風になってきて、テイクオフ出来なくなってきた。
2人ばかりテイクオフしたがぶっ飛んでしまった。

自分はチャンスを待って14時半テイクオフし、神の倉鉄塔下に移動し
斜面の木の葉が揺れているので思い切って寄せてみる。
しっかりしたリフトが有り、すぐにトップアウト。
ヘアピンカーブ上空で上げ続け、海抜950mまで上がったので旋回して
サーマルを追い続けた。海抜1370mまで上がった。
風が強いので深追いはやめて神の倉山頂上空に戻る。
何処でも(県道上空でも)サーマルがある感じで神の倉では珍しい条件となった。
相変わらず北風本流は強いのだが、サーマルも強く後に飛ばされるほどでもない。
立川さんや斉藤さんと海抜1000mを飛び回った。
遅れてテイクオフしてきた田原さんや足刈さんにはあっという間に追い越されてしまった。
10名ばかりで思わぬサーマルプレゼントを楽しんだ。
16時ごろ竹井さんが翼端を折ってランディング場に行っている。
風が少し強くなってきたようだ。
最後の3機(私を含め)が同時ランディングで絡みそうになった。
二人の後ろに降ろそうと、ランディング場南奥で粘った。
パークゴルフの斜面ギリギリにランディング。
斜面にグライダーが落ち、自分も斜面を引きずられてしまった。
もう少し神の倉で飛んでいて、同時進入を避ければよかったのかな・・・

ともかく今日は一番(最初)揚げで、最後にランディングし、
1時間40分のフライトだったのでよしとしよう。

10月8日(土曜日)山口国体
20数年前の仕事仲間の福井県の後藤さんから電話を貰った。
後藤さんの長男(悠介君)がカヤック(シングル)の山口県の代表選手として出場するという。
玖珂IC近くの中山湖の競技場に応援に行くので、20年ぶりに会いませんか?と
電話を貰ったわけである。
それなら私も中山湖に応援に行くので、昼から私に付き合って高照寺に行こうと誘った。
私が50歳から何に狂ったかも分かってほしかった。
リタイアメント生活に突入しても、パラ人生を送っている姿を見せたかった。
彼も大病を患って生き死にの目に会っているので、残った人生をどうすごすかについては
考える事も多かっただろうし、私の生き方にも理解を示してくれた。
そんな訳で、田原イントラさんにタンデムフライトをお願いをしておいた。

午前中高照寺エリアは良い条件になったようで、中山湖上空まで何人か飛んで来て
空からエールを送ってくれたらしいが、水面ばかり見ていたので全然気がつかなかった。
15時にエリアに到着してタンデムをやってもらったが、残念ながらトップアウトは成らず。
でも初めての経験だったので後藤さんはとても喜んでくれた。よかった!!

フライト YOUTUBE  (http://www.youtube.com/watch?v=GcHOKYOIcwg)

ところで後藤さんの長男の成績。
今日の予選は27名中、5〜6番目の成績だった。(腰を痛めて調子が出なかったらしい)
9日(日曜日)に嬉しい電話を貰った。決勝の成績は頑張って優勝したという。
後藤さん夫婦も福井から車を飛ばして来た甲斐があったというものだ。
おめでとう御座いました!!

山口国体の公式動画です。後藤悠介君優勝!!!
http://www.choruru-ch.pref.yamaguchi.lg.jp/movie/?mid=304

 G君、力漕!! 腰の痛みに打ち勝って第一位となった!おめでとう!

10月9日(土曜日)「市民能楽のつどい」準備
明日、第32回「市民能楽のつどい」がアステールプラザで開催される。
喜多流、観世流、金剛流、宝生流の四流が仲良く発表会を開催する。
広島喜多会の役員を仰せつかっているので、今日は準備があるので
パラはお休みである。明日も当然神の倉はお休みである。
そんな日に限って良い天気が続いている!!
10月9日(日曜日)「市民能楽のつどい」
私のグループは「広島明生会」(喜多流職分の粟谷明生先生の広島グループ)で
男子部の三分の一はお坊さんなので日曜祭日は法事があって忙しい。
毎年、発表は朝一番にお願いしている。(観客は少ないのだが・・・)
今年は9名で「天鼓」の連吟であった。
今年は「広島明生会」の女子部は欠席となったので、男子部若手のK一君が
仕舞「経政」を舞ってくれた。

謡曲を始めてくれる若い人が少ないので、お能の世界も底辺が細ってきている。
発表者のお年寄りで膝にてを添えないと、立ち上がれない人もいて痛々しい。
若い人には魅力が乏しいので、謡曲を始める人が少ない。
そんな中で、福山市の喜多流大島家の3人姉妹の活躍には頭の下がる思いがある。
以前我家に居た高校生留学生のスーちゃん(スリランカ人)も、イベントで日本文化の(お能)紹介を
喜多流大島家の3人姉妹から受けた事がある。
昨年に引き続き「子ども能楽教室」の子供たち(27名)が仕舞と謡を披露してくれた。
扇をかざすだけで可愛いし、一生懸命声を張り上げてくれるのがほほえましい。
この子ども達の指導されているのが喜多流大島家の3人姉妹なのだ。
学校を巡ったりして能楽の底辺を広げる地道な活動をされている。(本当に頭の下がる!)

公民館や文化センターなどの謡曲教室(能楽ワークショップ)からの出演者も増えてきた。
大人たちへの拡がりも是非お願いしてもらいたいものだ。

YOUTUBE 
市民能楽のつどい
  「天鼓」http://www.youtube.com/watch?v=hKSMHuq5T6Q

  「経政」http://www.youtube.com/watch?v=xinhWop1bzc

  「西王母・・・子ども能楽教室」http://www.youtube.com/watch?v=aCuU1UfH8NY
10月15日(土曜日)平和カップパラグライダー大会初日
数日前から雨が降り続いていて、平和カップ大会が危ぶまれていた。
昨日の雨でテイクオフもランディング場もびしょぬれである。
何とか雨は上り晴れの天候にはなったのだが。
今年も、私は選手の輸送の車提供とダミーフライトをさせてもらっている。
雲量は多いのだが、南西の風なので全員神の倉に上がる。
テイクオフのシートは5年以上経過しているのでうっすらコケが生えている。
雨が降るとツルツル滑るのでキャノピーを立ち上げる時、足の踏ん張りが利かない。

南西2m/Secの風なのでオープンクラスの選手達はゲートオープンでテイクオフしていった。
テイクオフしてすぐに持ち上げられるのだが、ターゲット大会なのでそのまま
真っ直ぐランディング場を目指すのだが沖にもリフトが有りなかなか降りない。
テイクオフする時間差を取らないと同時ランディングの可能性があるので
スローペースでテイクオフは進んでいく。

少しずつ風は南に振って来て、少し強くなり吹流しは尾っぽを振り出した。
天気予報も15時ごろから6m/Secとなっていたので、続けて総合クラスもゲートオープン。
オープンクラスがしっかりダミーをしてくれたので、私のお呼びはなかった。
選手は3列でテイクオフしていく。
シートは一番滑るし、南被りローターのテイクオフなので南端の選手はちょっと可愛そう。
皆さん上手なのでどんどんテイクオフしていくも、トップアウトできる条件に成らない。
沖ではシンクな状況ではないが、何処にもサーマルが立ち上っている風はない。
残念ながら本日の大会は不成立!

初日テイクオフの状況。(YOUTUBE)
(画面の日時の調整を忘れた)

http://www.youtube.com/watch?v=V9aPC9MymFQ

http://www.youtube.com/watch?v=eBKlSaKUjAc

昨夜から河原家に泊まる予定だった庵一家が我家に泊まっている。
河原家の幸多が風邪をひいてしまい、マア君に移すとマズイので急遽我家に変更。
一人息子のマア君は人見知りのようでなかなか打ち解けてくれない。
嫁さんは子どものあしらいが上手いのだが、手なずけるのに手こずっている。
今夜はウエルカムパーティーがあるのでクラブハウスに皆さん集合している。
私は今日一日立ちっ放しだったので、腰が痛くて出席しなかった。
パーティーが始まる頃、少し雨が降ったのだが大丈夫だったのかな?
今夜は庵一家と、スペインで一緒に飛んだ田村さんが我家に泊まる。
幸多は何とか空咳の状態になったので、河原一家も我家に寄った。
幸多はパパとお風呂に入って、一人でふりチンで出て来た。
ママが座布団に寝かせて、保湿クリームを身体に塗ろうとしたら嫌がった。
幸多とママをカーテンで隠してやったらおとなしくなった。
知らないおばさんや年下のマア君の前で、転がらせてクリームを塗ってもらうのは
なんとしても我慢できなかったのだろう。
幸多の心は既に少年の心になって来ている。
幸多は神楽が大好きなので皆さんに披露させようとDVDをテレビに映した。
神楽を舞え!と囃し立てたら扇が要るという。
嫁さんが扇を持たせると幸多はクルクル10回も連続して廻る。
どうやって調整しているのか分からないが全然目を廻さないのである。
神楽大好き!少年になって子ども神楽でもやるのだろうかな?
10月16日(日曜日)平和カップパラグライダー大会
スタッフは8時集合だったので早目に家を出る。
選手は9時集合だったが風が強そうなので集合した選手から
どんどん神の倉テイクオフに送り込んで行く。
私の車は石井さんに運転を頼んだので、選手を上げるのが先決なので
私はランディング場に残る。
競技委員長の児島さんが「ダーミーをやってもらうかもしれないのであがりましょう」と
いうので最後の車でテイクオフに上がる。
テイクオフは南風で左サイド被りで風速も強い。
オープンクラスはすぐにキャンセルとなった。

大会の順位を確定させる為に総合クラス1本目はターゲット大会となった。
2本目は短いタスクを組んでの競技となった。
とても上がりそうにない条件なのだが、ダミーが選手を引っ張り出さないと・・・
足刈さんが一番手でダミーフライトを努めたがサーマルは見つからずランディング場へ・・
続いて私もテイクオフして南側を探ったが何もなくぶっ飛んでしまった。
誰もテイクオフしない。何も役に立たないダミーフライトだった!
そのうちボツボツ選手はテイクオフしたが、なかなかタスクが伸びない。
立川さんが来ていて、「夕方一本飛びましょう」と一緒にテイクオフに上がった。
未だテイクオフしていない選手が10名ばかりいた。
もう一本ダミーフライトをさせてもらったが、右尾根でちょっと粘ったがトップアウト叶わず!
どんどん風も強まってキャンセルした選手もいた。

大会結果は下記。
http://kannokura.dip.jp/peacecup2011/para/

表彰式YOUTUBE
http://www.youtube.com/watch?v=YGWE51BQoJY

河原一家と庵一家は「深川の湯」に行き食事もそこで済ませた。
庵一家が我家に到着する前に、マア君が「じ〜じ、ば〜ばの所にいきたい」と
言ってくれたそうだ。私らの事を好きになってくれたのか!とちょっと嬉しい。
我家に到着しても恥ずかしがって私らにあまり話しかけてはくれなかったが・・・
祥子さんは聞き上手なので、調子に乗って夜半過ぎの1時半まで喋りまくってしまった。
我家に来た留学生達の事や我家の元服式の事など話は尽きなかった。
夜半過ぎまで3時間以上、付き合わせてしまった!申し訳ない!
10月27日(木曜日)平日飛び
今日はビジターさんで平和カップにも参加してくれたH口さんが
平日フライトしたいというのでお付き合いする事に・・・
10時にランディング場で待ち合わせ行ってみると高照寺のN村さんも参加してこられた。
神の倉勢は足刈さん、大方さん、甲斐さんと私の4名である。
11時過ぎに荒谷山テイクオフに上がる。
晴天で雲ひとつなく、風向きはコロコロ変わって一定しない。
12時ごろ正面の南東からの風になったので甲斐さんテイクオフし、
正面尾根を探ったが何もなく、尾根先端でちょっとステイ気味のリフトはあったが
残念ながら上げなおす程はなかった。
H口さんはテイクオフし左の北尾根を攻める。
低くなったが、みささ園辺りの弱いサーマルを引っ掛け上げ始めた。
足刈さんも同じところに行き上げ始めた。
私も12時半ごろテイクオフし同じところを探ってみたが・・・ない!
みささ園上空170mまで下がってやっとリフト発見。
+1m位の弱いリフトにしがみつき大事に廻してみる。
H口さんと足刈さんは沖のほうで上げている。
私はテイクオフ北尾根をなぞるように上げていった。
荒谷山でトップアウトするとサーマルがまとまっているのか+2〜3m/Secで
上がり始め、海抜1240mまでは上がった。
先ほどから、200mくらい上にうすいサーマル雲があるのだが
消えるでもなく、発達するでもなく浮かんでいる。
何処かにあのサーマル雲に到達するハシゴがあるのかと探ってみる。
なんだかグラグラするし、リフトの強そうなところが見当たらない。
H口さんは三田方面を目指しているようだ。
足刈さんは先ほどまでH口さんと一緒だったが荒谷山に帰ってきた。
トップランしようかと、テイクオフに向う。
ところがずっとバリオはシンク音のなりっぱなしである。
テイクオフ前面の斜面にでも降ろそうかと、テイクオフ場に近づくも下がりすぎ!
トップラン諦め正面尾根を辿るも、下がる一方で梢を蹴飛ばしそうになった。
リフトの卦もなくサブランに一直線。
ランディングしようとアプローチするも対地高度60mで下がらない状態に。
8回ばかり廻したりして高度処理した。

2本目は神の倉に上がったが、風が良くないのでテイクオフしなかった。
H口さんは弱いリフトで30分ばかり粘っていた。

最高到達高度海抜1240mで、40分ばかりのフライトであった。