2008年リタイヤメント生活に4年目だ!
春だ!クロカンシーズンだなぁ〜

2009年 4月   
4月5日(日曜日)総会
今日は神の倉エリアの総会である。
10時から始まり一年間の会計報告と予算案を承認。
このところ毎年10名近く会員数が減り続け100名を切った。
何とか会員数を増やさないとエリア存続も厳しくなる。
いろいろ方策を打っていこうと話し合う。
総会後神の倉登山道路の掃除を行う。
来週は桜祭りで沢山のお客さんが来る予定である。
道路は割りときれいであったので、広場の落ち葉や伐採した木の片付けをする。
広場の桜は二分咲き位だが、30台ばかりのお客さんが有り、バーべキューなどもしていた。

12時過ぎ神の倉テイクオフに上がってみたが、東がらみの北風で時折、6m/Sec位吹く。
サーマルも時折混じり田舎の香水もするのだが、いかんせん息継ぎが激しい。
勇さん、是枝さん、テイクオフし、粟屋さんはメインランディング近くから少し上げねばっている。
山本さんがイプシロン6の試乗機を貸してくれた。
折角なのでサーマル条件待たずテイクオフする。
神の倉尾根筋からの被りの風を受けるので、テンションが何度もぬけかける。
中腹以下まで下がるとリフトは感じるのだが、廻すと流される。
今日はターゲット大会もかねていたのだが地上も思うより強風で皆さんショートしまくり出会った。
私も大はずしであった。
イプシロン6の感想を聞かれたが観察する余裕が無かった。
 5時過ぎ、大方さんが試乗機イプシロン6を立ち上げていたので、私も貸してもらう。
 私の乗っているイプシロン4の頭上安定性が、他社機に比べ一番気に入っているところなのである。
 イプシロン3,4,5、は頭上安定性が抜群と思っていたのに、6になって他社機と同じになっているように思う。
 イプシロンは私の感性にぴったりであったので、生涯イプシロン乗りで居ようと思っていたのだが残念!
 イプシロン4も私同様、くたぶれてきているので、早めに自分の感性に合う次期グライダーを
 見つけなくてはならない。ヤレヤレ・・・・・
 パラグライダーメーカーも、過去に作った機体で絶対に自信のある名機はあると思う。
 一機種だけでも同じ物を作り続けてくれないかなと思う。
 DHV1−2の安全性能で新機体が出るたびに、スペックを上げ続けなくてもいいと思うのだが・・・

3時ごろ神の倉テイクオフに上がる。
一本目のフライトより、もっと息継ぎが激しくなっている。
新品のイプシロン6で山沈するわけにいかないのでフライト断念。
先程メインランディングで見物していたら児島さんと増山さんがヘヤピンカーブ迄行き着き
沖のほうでトップアウトしていたが、テイクオフに上がってみると2機とも見えなかった。
石井さんが「増山さんは広島方面に飛んでいったので、電話をかけているのだが出ないので
未だ飛んでいるようだ」と言っていた。
3時半ごろようやく増山さんから電話あって高陽町の矢口に降ろしたそうである。
河原夫婦にお願いして増山さんの車を陸送する事になった。

夜、増山さんにフライトデータを送ってもらう。
白木街道の南側をフライトし続け、狩留家で海抜250mまで下がったが
サーマルヒットし海抜1800mまで上げ直したは流石!!!
私の自宅近くの広島東IC上空から山越えして矢口に下ろしていた。
たぶん初めてのコース取りではなかったと思う。
全員ぶっ飛び状況であったのに一人だけクロカンとはすばらしい!


以下増山さんのフライトログ

 ラッキーが続きまして、結果、クロカン練習の最後に予想外のフライトとなりました。
 データ、添付いたします。

【フライトサマリー】
 ・フライトプラン: 北風サーマルを拾って、南風が押してくるところまで南下する。
           5KmこえればOK。 但し、上昇風は必ずトップまで上げること。
           自己回収が可能な芸備線駅付近を着陸候補地とし、
           その上空で、高度があれば、更に、次へ進むこととする。
 @神の倉から高度獲得
   児島さんの後を追って、北斜面でリッジ、山頂を越えるあたりから回し始めるも
   暫くはあまり上がらず、 徐々に、南へ流されて、やや強めの上昇風帯に入り、
   牛岩手前まで流されながら1600まで上がった。 +2〜3程度まで。
 A芸備線沿い、中三田・狩留家方面へ
   南へのXCを宣言、呉・野呂山方面を一瞬思ったが、あんまりなので、
   自己回収が可能な芸備線沿いに決定、少し、西進するもスピードあがらず、
   アクセルをかなり踏み込む。 大力鉄鋼・上三田手前までは沈下きつい。
   ちょっと荒れ気味、1100ぐらいまで下がる。
   少し、プラスがあり、回すが あまり上がらず、更に南へ流される。
   やや荒れた感じの中、1200ぐらいまで上がったところで 大潰れ。
   大分前まで機体が走る。 ぐっとやせ我慢し、押さえ続けたら、
   なんとか一回で回復・・・・、でも、かなり気落ち。。。。。 
   諦めて、離脱し、中三田方面へ向かう。
   芸備線東側の山に沿って、中三田まで、ちょっと荒れ気味の中、どんどん沈む。 
   中三田小裏を通過して560まで下がるが、ラッキーにもプラスあり、
   南へ流されながら回して、940程度まで回復、狩留家へ向かう。
   が、また、どんどん下がって250。
   狩留家駅西側川土手辺りに下ろす気になり、高度調整のつもりで、
   うろうろしていたら、南側で上昇風帯あり、ぼこぼこする中、回し始める。
   意外に強いところあり、回し続けていたら、かなり安定したサーマル(?)で、
   福田あたりまで流されながら、1800まで上がる。
 B福田・高陽町越え・安芸矢口方面へ
   さらに南へ行ってしまうと降ろせる場所がシビアそう。
   以前、どなたかが、 白木山経由だったけど、高陽町上空は沈下がそんなになかった・・・、
   と言っておられたように思い、西へ向かう。 アクセルはほどほど。
   暫くは沈下もきつかったが、山越え辺りから、沈下ゼロないしはちょっとプラスで一安心。
   結局、山陽自動車道に沿って、安芸矢口上空着で まだ900、かつ、あちこちにプラスあり。
   一瞬、戸坂まで?、あるいは、アストラムライン沿い西進、と色気が出たが、
   帰りの列車に乗りやすい、降ろすところも とっても広い、川土手を越えてちょっと歩けば駅、
   なので、 安芸矢口駅裏川土手に降ろすことに決定。 マイナスを探して回す。 
   700までは北風少々、それ以下は南の吹き抜け風あり、
   思いの土手階段よりかなり手前(北側)に着陸。
 C途中、何度も電話をかけていただいた石井さんに、まず、状況報告。 
   合わせて、勝手ながら、河原ご夫婦の帰りに、車を安芸矢口まで
   陸送いただくことをお願いし、了承いただけた。
   多謝!!  本日の一番のラッキー!!!
 Dゆるゆると機体を畳んで、土手を越え、線路の下をくぐって、矢口駅へ向かう。
   途中の自販機前で、小休止。 その後、駅の待合所で一休み。
   17時ごろ、河原さんご夫妻到着。 改めて、勝手な陸送のお願いをしたこと、お詫びし、
   快諾いただき、届けていただいたことへのお礼を言う。。。
   
   フライト時間: 1:57’
   フライト距離(TO−LD): 22Km
   獲得高度: 1150 + 450 + 1560

  増山さんのフライトデータ  09_4_5_masuyama.zip

  


来週は神の倉の桜祭りとクロカンリーグ(草大会)がある。
週間予報は今一だけど、良くなりますように・・・
エリア記録が出て皆さんの励みになると嬉しいが・・・

4月5日(日曜日)  パッちゃんの試験結果
パッちゃんからメールが届いた。
(ローマ字しか打てないようなので私が直しました)

「 げんきでいらっしゃいますか?うちはとてもげんきですよ。
きのう大学のスコアがでました。日本語がいちばんよかったです。
82.5点とったよ。うれしいです。
ほうりつ勉強するなら一番の大学にかんたんに入れます。
でも、日本語勉強するなら二番の大学に入れます。
いま、タイのおとうさんと話しています。
ほうりつなら一番の大学に入れるよ〜て。
でも、うちは日本語ぺらぺらになりたいし、日本人みたいにかんじもできるし
しんぶんも読みたいし・・・・
だから日本語勉強したいです。
でも、10〜20日までにきめないといけないです。
日本語のおかげでいい大学に入れるかもしれませんよ。
おとうさん、おかあさんありがとうございました。ほんとうに!

・・・・・中略・・・・・・・・・・・・

おげんきでね。タイはほんとうにあついです。もうなつですからね・・・
4月はいちばんあついです。
またれんらくします。あいしてる。

いながきパチコより 」

全国共通試験で平均点82,5点取った様だ。
以前にタイで一番の大学は法学部なら80点以上、日本語学科なら90点以上と言っていた。
(例えば東大の法学部が英語学科より簡単ということなんだろうか?)
一番の大学の日本語学科の定員は25人と言っていた。
タイの大学入試システムは良く判らんが、すごい事のようだ。
パッちゃんはそんなにも優秀だったのか?
二十歳にもなったし、大人扱いしてやらんといけないなあ〜
もっともパッちゃんはずっと幼児のように私達に甘えていたい様な気がするのだが・・・
4月11日(土曜日)神の倉クロカンチャレンジ大会
今日は神の倉クロカンチャレンジ大会(草大会)である。
河原さんの発案でコテコテのコンペでなく、西日本の人達が同じ日に集まってクロカンで飛びましょう!
入賞商品も無く栄誉だけ!。そんな気楽な草大会と言う事でした。
それにしても、大会の要綱を決めたりなど下準備や様々な人々への根回しなど、初回の生みの苦しみを
河原さん一人で背負ってもらって本当に大変だったと思います。
裏方でパーティの段取りで頑張ってくれた女性陣や、各グループの回収隊の皆さんも
自分は飛ばずに協力本当にありがとうございました。
「来年も是非!」と言う皆さんの声も大きいようだし、クロカン飛行では良い思いをして頂いた方も多かったので
もっと簡素化しても来年も来て頂けるとは思うけど・・・。
回収隊の皆さんもパーティでは楽しんでもらった様だし・・・・。
私もうどんくらいは作りますので、出来ればパーティもやりたいですよね〜。

   

   

私も選手の端にエントリーしてもらって参加しました。
11時過ぎには、ジモピーのダミーと指江選手がテイクオフし上げ始めた。
私も11時35分にテイクオフ。テイクオフ前でリフトに当たり、廻すのだがしっかり捉えきれず、
海抜1000mまでで、なかなか皆さんの高度に行き着けない。
ようやくテイクオフ上空で海抜1000mを越え、海抜2000mに到達。
なんとか皆さんと同レベルまでは上がったが、どうしても200m位下に居るようだ。
5〜6機が北西に向け走り始めた。何とか同レベルで走りたいと思うのだが・・・・
今は2〜3機残っているだけだ。赤い機体はメグちゃんの様だ。
何とか海抜2200mになったので、メグちゃんに声をかけ北西に走り始めた。
北西方向は自分としては初めてのコース取りだ。
千代田、大朝方面は回収するにも山を迂回して道路を走らねばならず、飛行距離の割には回収時間がかかる。
今日は回収隊も居てくれるので勇気を出して走れる。
北東(三次)方面だとJRもあり、自己回収が可能なのでいつも皆さんで走っているコースなのだが・・・・。

吉田町上空を過ぎ、右下方向に土師ダムを見ながら千代田ICを目指す。
吉田町の山を越える時リフトを感じたので廻してみるも、高度を稼げない。
メグちゃんはだいぶ低くなって山の裾野で粘っている。
リフト感じないし、皆さんが頑張っている千代田町に移動するも、行き着けず。
メグちゃんが上げ直した場所にも行けず、あえなくランディング。
農道にふんわりランディングであった。
指江さんが上空から私を確認して「稲垣さん、無事ランディング」と報告してくれた。
メグちゃんと上空から福田さんは上げ直し、中国山脈へと移動していった。
一人取り残され、唇を噛みながらキャノピーをたたむ。12Kmで1時間半のフライトであった。

先程千代田ICが見えていたが、4Kmくらい歩かないといけない。最近運動不足だし歩くとするか!!
一応徳ちゃんにランディングした事だけは連絡する。
20分ばかり歩くと千代田温泉の看板が見えた。
以前温泉情報をインターネットで集めた時確か日本一安い温泉宿として紹介されていたはずだ。
25Kgのパラは肩に食い込み、汗が出てベトベトだ。
一番にランディングしたので、ピックアップまでは充分時間あるだろうから一っ風呂浴びる事にした。
入浴料金は一時間程度で250円。3時間で450円。一日で600円である。
メニューも沢山あり、素うどんが240円であった。安いっ!!
自家用車も10台ばかり駐車しており、近場のお年寄りが沢山来ている。
三つある浴槽は小規模で、10名くらいは入れるが、3名のお客さんがあった。
鉄分の多い赤茶けたお湯に、30分ばかり入っていたのでのぼせ気味になり、水をかぶって出た。
身体を拭いていると、パラグライダーの大きな荷物を不振気な目で見ているものだから、
「空を飛ぶパラグライダーです」と説明。
同じ年頃だと思い、19年生れですと言うと、その人は20年生れと言った。
何故そんなもの(パラ)を始めたのかと、いささか呆れ顔で聞かれてしまった。
飛び道具に60万円もかかるというのも引っかかったらしい。
広間では年寄りの夫婦連れが3組、酒を飲んだり談笑したりと、まったりしていた。
宿泊施設も二階にあるようだ。

岡本さんがピックアップに廻ってくれた。
徳ちゃんに連絡すると一応予備車として、162号線を日本海に向って走って下さいという事で走り続ける。
瑞穂を過ぎた頃全員ピックアップ完了という事なのでUターン。
夜はハングのスカイラブでパーティ。
ジンギスカンや、地元から猪のもも肉の差し入れがあったりで大いに盛り上がる。
私もうどんを打って冷凍しておいたのを茹で、「ぶっ掛けうどん」を振舞う。
皆さんはビール飲みながら今日のフライトを肴に大いに盛り上がった模様。
来年も催行されるといいですね!!

   
4月12日(日曜日)荒れ荒れフライト
今日は昼から曇りの予報で南風が強くなりそう。
みんなで荒谷山に上がったが、強めの風で少し西も混じっている気がする。
11時過ぎにジモピー中村さんがダミーでテイクオフするも、リフトに恵まれず。
私は夕方に謡曲の幹事会があるので、3時には神の倉を離れないと・・・・。
昼からは良くない予報なので、待っていても仕方ないので、ダミーを兼ねてテイクオフ。
テイクオフ西側をちょっと探るもふっとテンション抜けかける。
やっぱり山際はヤバイので正面に出してみる。
マキゴンポイント上空でいきなり来るリフトはあるのだがすぐにテンション抜ける。
ヤバイ!!と思っているといきなりフロントタックと右の潰れが起こった。(同時に起きたのは初めてだ)
体は傾いたが旋回に入る事もなく復元。(さすがイプシロン4)
キャイン!キャイン!で逃げ廻るのも悔しいので、気持ちを立て直す。
強いリフトでハイバンクで廻したい誘惑にかられるが、ハイバンクでぶっ潰れると
いかなイプシロン4でも助けてくれそうにないので、自重する。
トップアウトは果たしたので、あわよくば神の倉に移動しようとするも、南風が吹きぬけており、
メインランディングに辿り着くのがやっとであった。
4月末まではターゲット大会でもあるので、狙ったが2mショートであった。
みっともなくダミーにもならないフライトで、皆さんフライト諦めて下山となってしまった。申し訳ない!!
石田さんが神の倉に上がってみましょうと言うので、上がってみたが、
7〜8m/Secでとてもテイクオフどころではなかった。
早めに帰宅した。
今日は飛べなかったが、昨日のクロカン成功で参加して下さった皆さんは満足してもらったと思う。
来年も是非やりましょう。

   

私のショートフライトログは・・・・../inagakiiai/
原さんの掲示板発表・・・・・・http://www.oujigatake.com/imgboard/imgboard.cgi
原さんの動画・・・・・・・・・・・http://www.youtube.com/watch?v=Tf3Dp2nA07I
高倉山掲示板・・・・・・・・・http://8431.teacup.com/takakurapg/bbs

そのうちフライトログ貰えた人のを貼り付けます。
私の下手なのをアップしたので、良いのも悪いのも下さいね。
4月18日(土曜日)宮島の桃花祭「御神能」
今日は天気予報抜群であったのだが、毎年参加させてもらっている宮島の桃花祭の「御神能」である。
地謡で参加させてもらって13年目である。
我がグループの広島明生会の若手グループが頑張って今年は「して」と「して連」も務め、お能一番演じる事になった。
1〜1,5時間も、お能を演じる事は大変な事だ!体力も記憶力も演技力も充実していないと演じきれない。
今回の演目は「敦盛」である。「して」を務める我がグループの若手ホープ久保田耕一君は一年前から稽古を始めた。
毎月、東京の粟屋明生先生の所に通い稽古を積んできた。
年寄り組の我々も、毎年の地謡よりも頑張って稽古を積んだ。
前日の4月17日にはアステールプラザの能舞台を借りて最終稽古をした。
お陰で我々としては近年まれに見る最高の出来栄えとなった。明生先生も満足の様子。
粟屋明生先生も力を入れて下さり、あい狂言(してが着替えなどしている間に狂言師が演ずるのだが、別にお笑いではない)には
茂山千五郎先生を出演依頼してくださった。
我々素人のお能に対して、囃子方(大鼓、小鼓、笛、太鼓)、わき方、あい狂言、地謡、後見(演者の着物を整えたり、
小道具を出したり、演者が倒れても後見がすぐに変わりお能は続行される)など全てプロがついてくれるのである。
打ち上げに 「ふじたや」さんのあなごめしを食べに行く。(2300円)

 草刈男達   

 敦盛の霊 地謡の前列が私たち


4月18日(土曜日)皆さんのログ
先週に引き続き、クロカン日和になったようだ。
マキちゃん、めぐちゃん、児島さん、指江さん、原田さん、のフライトデータ

指江さんのログ
2009年4月18日(土) 神の倉 荒谷TO

お題目:ブルーサーマル攻略大作戦、チームフライトで三次越えをねらえ!!

HogMapデータ FileNo. 4782(2本目)4783(1本目)

[天候]
・朝から快晴
・南風ベース昼過ぎには南風が入ってくる予報
・先週と同様の乾いた空気、

[目標、課題]
三次方面へのクロカン、3ステップの目標設定としました。
 最低レベル  どんつきで上空高く(1000m)ステイする状況
 次のレベル  三次を超えて、庄原を目指す
 最終目標   先週のコジ2さんの場所まで(西城町?)

[テイクオフタイミング]
こんなに良さそうな日なのに集まりが悪い。何人か集まった所でテイクオフに上がる。
風もいい感じに入っているので 11時13分にテイクオフする。
1100mで(しょぼい)打ち止め感があり、また人も少ないため1時間程度のフライトで一度降りる。
再びテイクオフに上がり、このときは既に、枯枝さんをはじめ原田さん等がテイクオフ済みでした。

準備をしてテイクオフをしたら立ち上げ後、キャノピーの走りを抑えきれず、斜面に転がり落ちてしまった。(へたれです)
再度、立ち上げて出るも、今度は左側のブレークのラインが絡まっていて、空中でキャノピーを潰して直す。(よかった!!)

「枯枝さん:1400mでクロカンでます、他に行く人いないのかなあ?」なんて内容の無線が入っていました。

そうこうするうちに、活性が上がり、1700mまで上がって「いよいよかなあ」と思った瞬間、
コジ2さんのU4は既に北上開始していた。さすがです!!!!
すかさず自分も無線を入れてコジ2さんを追ってお出かけ開始。
すると、このすぐ後に多くのパラが北上開始しはじめ、コジ2機のはるか後ろを私の機体を先頭に
多くの機体が北上開始しました。
「今日はいいじゃん!!」

 しばらくすると前方でコジ2さんサーマルヒットし上げていく。
後方を飛ぶめぐちゃんから「コジ2、かっこいい!!」の無線が入る!
私も同じサーマルに入り上げなおす。
この時、「あまり上げる必要はなく、軽い上昇風を使いながら北にゆっくり流していき、
吉田町の西側の壁(通称:石田さんポイント)になるべく高い高度で到達する」といった感覚で回す。

下で、原田さんがまわしだす。「すかさず原田さんの上にかぶせにいくと、実は真下にいためぐちゃんが
一気に上げてしまい、ぶち抜かれてしまった。」
パラは真下は見えにくいなあ・・・と感じました。

マキゴンはめぐちゃんの近くをいい高度で上げているを確認し、東側にスライドしながら高度を確保していると、
すでに吉田の町を超えて、石田さんポイントもすぎつつあることを確認する。
このころにはコジ2さんは見えなくなってしまいました。
無線で、枯枝さんの荒巻付近での無念のLDの情報が入る「やっぱりこのブルーデーに単独行はきついかあ・・」と思い、
今日は複数機で動くことを自分に念押ししました。

原田さんから「荒巻、サーマルヒット、+3m」とのお助け無線が入る。
周辺を飛んでいた機体が一気に原田さんのサーマルに大集合し、私自身も原田さんの少し上に入ることができて
荒巻上空でのガーグルが形成された。
いい感じじゃん、原田さん、めぐちゃん、さしえの3名が(私の中の)チームフライトメンバーになっていった。

サーマルでまわしながら、次の展開の作戦会議が開かれる。
原田さん、さしえ、めぐ、地上の河原さんが無線で話しながら「どうする??」
たしか、ここでは、私は「ステイ、つまりかなり高度を稼ぐまで待ってから移動したい」との主張をした記憶があるが、
他の3人の同意がえられず、「結局、だれかがリスクを負っていくしかないんきゃない?」との河原さんのコメントで
原田さんが「いくぜ!」と決意する。

原田さん一人で行かせる訳にもいかず、(はずす可能性が増えるため)
私も、「なら、生贄としてさしえも行きます!」とついていく。
「あのはげ地に突っ込むよ!(ゴルフ場建設跡地の禿げた場所)」との原田さんの決意の無線の後、北上始める。
少しあとを私ももついていく!!

はげ地手前で、しっかりしたサーマルをヒット!!数回まわしたところで、めぐちゃんに
「めぐちゃん、ヒットしたよ、おいで!」といった内容の無線を入れたら、既にこっちに向かってきていた。
ただ、あまり上がらず、へろへろしながら、はげ地まで来たところでサーマルヒット!!!。
3機でガーグルを組んでセンタリング!!
このセンタリングはなんだか夢ごこちの楽しいセンタリングでした。
この時、初めて時計を見て3時を過ぎている・・・
自分の中では、3時過ぎに「どんつき」周辺でブレーク(2000mクラスのゲイン)するといった話をきいたこともあり、
ここで「このサーマル、ブレークしているかも?、しっかり上げきりましょう!」といった無線を入れる。
が、1400m程度で頭うちになる。

もうこうなったら、原田さん、めぐちゃん、河原さんの3人は止められない・・・・

「1400mあれば、どんつきの奥に突っ込んでも大丈夫!!」と2機先行しだす。
自分としては、LDが厳しくなるので少し躊躇したが、まあ、時間的にもブレークのタイムだし、
また2機でサーチするよよりも、自分も含めた3機でのサーチの方が効率的なはず。
との判断で、覚悟をきめて後についていく。(ここが本日の私のフライトのキーポイントだった)

予想通り上昇を感じるあたりまで来たところ、増山さんが低高度で粘っていたものの、
残念ながらLDしてしまうのを確認する。
増山さんのLDの情報を無線で伝えたが、増山さんと河原さんの無線を聞いていてなんだか、
サーマルをはずしてしまう。(勝負どころなのに・・・・)

 また、この高度ですと、三次側にこぼれると、高圧線が気になるのと、あまり下ろしやすそうなところがないなあ・・・と
考えていると、めぐちゃん先にヒットして高く上げている。
原田さんが私の少し先の上でまわしだした確認して、下に入ったところで良質の上がりを確認。
このサーマルで、2100mまで上げて、先行するめぐちゃんを追う。
高速道路沿いにとび、眼下には三次の町や、自動車テストコースをはるか下に見下ろす。

やったあ!、三次クリア!!!!

 めぐちゃんが、馬洗川を渡った先の山(テイクオフ?みたいな所があった)でまわしだすのを確認し、上に入って回す。
明らかに良いので、原田さんに「こっちおいでよ!!」と無線を入れる。
めぐちゃんはバリオの調子が悪いらしく、このあたりでLD探しまーーす。との内容無線が入る。

 1800m前後まで上がった処で、次の展開を考える。平地の北側or南側を通るか・・・・・・・。
北側がおそらく正解なのだろうが、南風がしっかり入ってしまった場合、山に入り込んでしまう・・・
しかも斜面に下ろすリスク。反対に南側コースは確か、コジ2さんのログでかすかな記憶があった。
また三良坂町側の川からの風と、三次から庄原を抜ける西風とのコンバージャンスも期待できるし、南風が強くなった場合、
平地にこぼれてLDも安全ということで、高速道路の少し南側を進むことを決断する。
が、しかーし、全くサーマルがなく、備北丘陵公園のコンビニ脇のあぜ道にLDしてしまいました。

 予想大外れ!!!!

後で確認すると、原田さんの北側コースが正解でした。
また、七塚原のSAで、先週コジさんサーマルヒットして高く上げていたのに、そこをサーチしなかったのがミスでした。
最終目標の西城のLDポイントが見えていて、行く気満々でしたが、手前におりてしまい、少し残念でした。
 ただ、次の目標として、宿題になったのでよかったかな。

回収
 河原さんに連絡しすぐに回収していただけました。感謝です。

[よかった点]
 @チームフライトクロカンは実質初めてでしたがとても安全で、楽しく、距離も出やすく、相当気分的に余裕で飛んでました。
 いつもは高度ロスしてドラマがあったりするのですが、今回は、低くなることも無くLD時もまだまだ気力ありました。
 原田さん、めぐちゃん、地上サポート河原さん、本当にありがとう!!
 Aクロカンにでてからのサーマルソアリングは、自分としては相当乗っていたと思います。
 B原田さんが突っ込みのキャラ、私が抑えキャラ、めぐちゃんが時と場合によりけりのキャラ、
  この3人の組み合わせが今回はとても良い方向に働いたのかもね???

[フィードバック]
 @テイクオフが下手すぎ・・・・・(反省)
 Aはやり、ファイナルグライドになってしまった庄原手前での選択ミス
 B中盤戦(荒巻牧場以降)では、自分はリスクを取らずついていくだけになっている面があった。
  (自分の機体が一番性能悪いといった思い込みがあり、・・・自己弁護です・・・・)
  原田さんありがとう&すまんです。
 Cどんつき奥に進む際に、かなり躊躇してしまったこと。
 Dこの日のベストは、おそらく3人の後ろをごゆるりと飛んでいたマキゴンでした。
  この3人三次に入ってから突っ込みすぎでした。マキゴン、おみごとです。


原田さんのログ

4月18日(土) 
神の倉にて庄原市川西町まで50.1kmのXCに出る事ができた。
そう・・・今年は3月は天気、先週のXCチャレンジは仕事。っていうことで今シーズンまだ3回目のXC。
2月終わりに荒谷〜芦田湖キャンプ場まで43.7km
3月初めに芦田川TO〜笠岡LDまでのぶっ飛び14kmのみ。
なかなかチャンスがない。
ということで、まともにソアリングするのは、1ヶ月半ぶりか?
状況は、雲なしのブルーサーマルで風向きは南サーマルTOPは1600mだが1200m付近で風向きが変わる。
エリア離脱時は、みんなだいたい1600m
三次手前で南風が押してきたときに指江さんが 2000m越え。
当日、全然グライダーに乗れてなく、サーマルに振り回されている。
グライダー操作に意識が集中してしまって、状況観察力がおろそかになってしまっている。
もっとサーマルと走る先の状況に合わせたセンタリングをしないとイカン!
しかし当日のフライトにおける、唯一にして最大の成果は吉田〜三次手前までの区間におけるチームフライトが機能した事です。
あのゲキ渋区間を一人で突っ込んでいたらきっとドン突きあたりで降ってしまっていただろう。
一緒にフライトしていた、めぐさんと指江さんには感謝したい。
次回への課題として、状況観察力の事とチームフライトをエリアを離れる時から機能させるため、
声掛けを積極的に行っていこうと思う。
4月18日(土曜日)のフライトログ追加
マキちゃんと児島さんのデータが手に入ったのでフライトデータを追加しました。
マキちゃんは自己新で神の倉の女性記録の更新であった。
マキちゃん・・・3時間37分で54Kmのフライト
原田さん・・・・・4時間22分で50Kmのフライト
指江さん・・・・・2時間47分で40Kmのフライト
児島さん・・・・・2時間10分で37Kmのフライト
めぐちゃん・・・・3時間13分で36Kmのフライト


神の倉クロカンチャレンジがジモピーに対して一段とモチベーション上げたように思う。
ビジターさんも喜んでくれたようだし、神の倉クロカンチャレンジ開催を来年も頑張りましょう。
4月29日(水曜日)
天気はよいが、北東風でテイクオフに成功した3名はクロカンに出かけた。
是枝さん、原田さん、高杉さん達は福山方面にクロカン。
高杉さんは芦田川エリアにランディング。
3名のクロカンデータ