2008年リタイヤメント生活に4年目だ!
春だ!クロカンシーズンだなぁ〜

2009年 10月   
10月4日(日曜日)指が曲がり辛い
朝起きて、拳を握ると三分の一しか握る事が出来ない。
手を添えて指を曲げると曲がるのでは有るが、拳を握ろうとすると三分のニしかできない。
病院に行って指を曲げるリハビリしている時は少しは良いのだが、家に帰ってた30分後には
指が曲がり辛いのだ・・・・
薄皮をはぐ様に治るとは思いたいのだが・・・
本当に治るのかだんだん心配になってくる。

トグルも握れないし30分も飛んでいると腕がジンジンして苦る。
今朝から日本晴れで雲ひとつない!
月初めの第一日曜日はエリアの掃除日である。
ぐずぐずしていたが思い切って神の倉に出勤。
西沢さんや小出さんが土手の野芝を剥いでいるところであった。
スコップや水タンクを私の車に積み込んで神の倉テイクオフに上がる。
テイクオフのシートが剥がれた所に芝を植えるのだ。
6月に植えた芝は一つも枯れず少しずつランナーも伸びている。
今回剥いだ野芝には土も沢山ついていたので細かく(20cm)切って市松模様に張った。
時期的には冬も近いのでランナーは伸びないだろうが、枯れる事はないだろう。
テイクオフが芝に覆われるのは何年先になるだろうか?

12時のサイレンが鳴って作業終了。
荒谷山に移動するので皆さん下山。
稲垣号は武田さんにおろしてもらった。
とりあえず一本飛んでおこうと神の倉からテイクオフ。
何事もなくぶっ飛び。

山本号で荒谷山に上がる。
本流は西風であるが少しずつ南風も入ってきた。
田んぼも2割くらいは刈り取りが進んでいる。
是枝さんが「今日はサーマルトップ2000mです。大土山につけて
どちらに走るか決めます!」とクロカンに行こうとやる気満々。
私もつられて密かに決意!
ところがハーネスを見ると無線のカール線がぶら下がっている。
無線のバッテリーを充電したのに、稲垣号に置いたままで持って来てない!
クロカンは諦めた。私がテイクオフの準備をしないので「どうしたの?」と皆さん問い詰める。
「忘れ物をしたので・・・・」と答えるのだが皆さん信用しない。
ヘルメットや無線のカール線が見えるので、皆さん何を忘れたのか不思議がっている。
仕方ないので「ファイティングスピリットを置き忘れた」と答える。

弱いブローの南風で是枝さん一番でテイクオフ。
出てすぐ正面探りながら北に流し、北尾根でじわじわ上げ始めた。
+200mばかりで荒谷テイクオフ上空に戻ってきて少しずつ上げ始め、最後には海抜2000m越えていた。
自分の感性でサーマルを判断し、テイクオフして一番上げを果たした人が当日の栄誉を得るべきである。
人の飛びを見て一番いいときにテイクオフして、高く上げた人が当日の英雄ではないと思う。
是枝さんは”さすが!!”と言うほかない!
川口さん(ぐっちょん)が2番手でテイクオフ。南小山を探っていたが上がりきれず。
少し下がってマキゴンポイントあたりで粘って粘ってあげていった。
その後指江さん、児島さん、山本さん、吉田さん、竹井さん、徳ちゃん、石田さんたちや
ハングも人達も粘って上げきり、最後には海抜1000〜2000mで長く遊んでいた。
私だけ早々とぶっ飛んでしまった。
やはりパラは、メンタル面が大きくフライトに影響を与えるものだと痛感させられる。
神の倉からもう一本ぶっ飛んだ。

4時すぎ三和分かれの梨の直売場に行ってみる。
知り合いに送ろうと思うのだが、どんな種類がいいのか聞いてみたいと思ったのだ。
並んでいたのは二十世紀梨であった。
おやじさんから説明を受ける。
二十世紀梨は今日で終わりで来週から新星・新高?と言っていた。
二十世紀梨は私が子供の頃からある。
その後品種改良も進み沢山の種類が生まれた。
糖度の高いもの、香りのよいもの、歯ざわりがやさしいもの等・・
過去梨も数種類食べたが、私は二十世紀梨が一番美味しい気がする。
歯ざわりもいいし、果汁もたっぷりである。
ここのおやじも二十世紀梨が一番好きだと言っていた。

時期的に二十世紀梨は過熟なので、日持ちしないので送るのは無理と言っていた。
来週か再来週に次の種類を買う事にした。
我家用に2個買おうとしたら、過熟で少し色が変わったのを6個も無料でくれた。
お金払うよ!!と言っても「どうせ処分するのだからいらん!」と言ってくれた。
現地調査するといいことも有るものだ。
おやじさん有難う。
10月7日(火曜日)スーちゃんからのメール
スーちゃんからローマ字のメールが来ました。
(私が日本語に換えた。)

お父さん お母さん こんにちは
指のけがが良くなっているのを聞いてとてもうれしくなりましたよ。
早く元気になるようにいのっています。
おとうさん!スーちゃんは日本語の先生になりましたよ。うれしいでしょ!
私より5年、年が上のおにいちゃんが15人いますよ。いいでしょ!
皆がかっこいいいいよ
皆が日本に行くつもりで、日本語をべんきょうしています。
私はまえ、日本語を勉強していた所で、いまは先生になって教えています。
とてもたのしいいい!教える事もなんか、おもしろいね。
その中で1級のべんきょうもしていますよ。
でもすごくむつかしくて、たいへんです。

お母さんげんきでしょう。
スーちゃんは今日19さいになりました。
いまはスリランカでわたしは社会人だからもっとうれしい。
大きくなったとおもいますよ。
大きくなってもっといい人になりたいな・・・とおもっています

(スリランカでは18歳から成人!選挙権や酒タバコOK)

二人もおげんきでね
あいしていますよ

スーちゃん 

日本語能力試験2級を取得した、日本帰りのスーちゃんは
スリランカでは立派な先生なのだ。
スーちゃんは12月にどこの大学に行けるか決まる。3ヶ月間あいた時間が出来た。
(社会主義制度なので試験結果で大学が決まる。3年間は大学受験できるらしい)
3ヶ月間のあいた時間で、スリランカの社会は高校生のスーちゃんから学び取ろうとしている。
発展途上国の若者や社会は知識に貪欲である。(追いつけ!追い越せ!)
スーちゃんの住んでいる町は、首都コロンボから車で3時間ばかりのクルナガラという町だ。
日本語学校(塾)には日本人の先生が1名と、スリランカの先生が数名いらっしゃる。
そこでスーちゃんは12月まで先生となって日本語や、見て来た日本の事を話してくれるに違いない。
私がスーちゃんに話したことを少しでも、スリランカの若者に伝えてくれれば嬉しいのだが・・・

10月8日(火曜日) パッちゃんの近況
昨夜パッちゃんと久しぶりにMNSで2時間ばかり話した。
1ヶ月ばかり大学は休みなので実家に帰ってきた。
家にパソコンがあるので話が出来るのである。
大学の寮に空きが出来たので申し込んだらOKが出て、来週引越しするようだ。
寮費はアパートより安く、食堂も安く、バス賃も入らないので助かると言っていた。
「でも、アパートに居る時も父親が送ってくれる生活費は、いつも余らしていたよ!
お父ちゃん!私レディーになったでしょ!!」と言っていた。
日本語クラスは38名居るけど皆賢くて、パッちゃんはクラスの中間だと言っていた。
タイの一番の大学の法学部より難しい、日本語学科の20番目くらいなら文句ないよ!

クラスで「タイ人が知らない日本人」の発表会をしたそうだ。
パッちゃんのグループは
@日本人は本を買うと内容が分からないようにカバーをしてもらう。
A日本のエスカレーターは関東は右側?を空け、関西では左側?を空ける。
 急ぐ人は空いている方を走る。
B銭湯と言うお風呂では沢山の人が裸ではいる。
 家でもお風呂は一緒に入る。
など等タイ人にとっては信じられないことの発表があって、みんな盛り上がったそうだ。
たぶん思い違いが沢山あっただろうと想像して、私も笑ってしまった。

来年の長い夏休み(4・5月)には広島においでと言っておいたのだが・・・
パッちゃんも非常に楽しみにしているのだがどうなるやら・・・・

弟のウーは小学校5年生になって日本語も勉強しているようだ。
日本語もだいぶ覚えて得意がっているよと言っていた。
タイの小学校では英語は勿論、第二外国語で日本語も教えているようだ。

アジアの国々では子供達にもっと勉強を!!と頑張っている様子をひしひしと感じる。
勉強していい大学に進んで、いい生活を目指すようにと親達は必死なのであろう。
受験地獄の弊害も出てくるであろうが、今は社会のボトムアップに躍起となっているところなのであろう。
日本が通ってきた道を、彼の国々も歩んでいくのだろうなあ〜
10月10日(土曜日)「平和カップ」
本日からハングだけでの「平和カップ」が行われている。
パラの大会は11月21〜23日だ。
天気がいいので10時ごろ神の倉に出かけた。
途中少し風が強いな!と思っていた。
神の倉に到着すると誰も飛んでいない!
黒雲の発生もあり強風なので本日の競技はキャンセルのようだ。
「高宮湯の森」の温泉に行く。
10月11日(日曜日)「平和カップ」
本日も天気がいい。
ダミーで一本飛ばさせてもらおうと11時ごろ到着。
すぐに増山号で荒谷山に上がる。
既に上がっていた小田さんがテイクオフしあげて行った。
足刈さんも構えている。ブローはなくなったようだ。
ゲートオープンは迫っている。
プッシュを感じてテイクオフしてくれた。
私もすぐにテイクオフした。残念ながら二人共ぶっ飛んでしまった。
小田さんは海抜1000m位を悠々と飛んでいる。
ゲートオープンになった様で次々ハングがテイクオフして行くも上がらない。
結局6機ばかりが海抜1000mを超えミニマムを取りゴールは1機だったようだ。
16時には自宅に帰った。
10月12日(月曜日)市民能楽のつどい
今年で「市民能楽のつどい」は第30回を迎える。
昨年までは狂言の茂山先生が来られていたが今年からは狂言無しで
文字通り能楽のみとなった。
お能が一番でもあれば良いのだが・・・・連吟仕舞のみとなった。
昨年は狂言の時間はほぼ満席となった。(入場無料もあいまって・・・)
但し、狂言が終わると殆ど空席となった。
今年は観客が居ないのではないかと心配したが、出演者の関係者を含めて
トータル4割位は席が埋まったのかな?と一応一安心だった。
謡曲の世界も若い人が入ってこないので年々高齢化が進んでいる。
私達のグループ「広島明生会」は30歳台が2名、40歳台1名、50歳台が3名、
60歳台が1名、70歳台が1名なので他のグループからは羨ましがられている。
我がグループは「雲雀山」を連吟で謡った。
今年は各流派のワークショップの人達の参加もあり、参加者の裾野が広がったのが心強い。
10月12日(月曜日)
ハングの大会は昨日一応成立したのでフリーフライトであったようだ。
是枝さんが西城方面に55Kmのクロカンを成功させたようだ。
川口さん(ぐっちょん)も三次の先に飛んだようだ。(33Km)
ログを貰ってそのうちアップします。

二人のフライトBPSデータ
10月12日(月曜日)
川口さん(ぐっちょん)のフライトログ

ハングの平和カップの週だったが、前日に競技は成立したためこの日はフリーフライトだったので飛ばさせてもらった。
前日までとは違い、昼前から南風が入ってくる予報だった。
1本目は11時くらいにテイクオフするも早すぎたみたいであえなく緊急ランへ。
緊急ランに降りたおかげで、すぐにハングの方に上げてもらい11時半ごろに2本目のテイクオフ。
今度は出てすぐTO南側でサーマルを拾い、先に上げていた是枝さんを追いかけるように雲底へ・・・ 
雲底高度は海抜1600〜1700m程度でほぼ予報通りであった。
しばらく荒谷上空にできた雲底で遊んでいたが、是枝さんと無線で交信し向原方面に移動した。
上空はほぼ無風で向原より先はまだサーマルが活性化しておらずブルーな状態だった。 
是枝さんから「まだ先に進めそうにないからここで待とう」と無線が入り、神の倉北の鉄塔あたりや向原の町の
上空でキープしていたが徐々に下がっていき、「ここで撃沈か!?」と焦り始めたころ、ようやく南風が入りだしてきた(^。^)フゥ〜。
荒槙〜三次にかけて雲ができ始めているのが確認でき、「今しかない!」と思い向原から先に進む。
海抜5、600まで高度が下がっていたが、いつも上がる吉田別れの小島付近でサーマルヒットし海抜1200mまで上げなおした。
頭上に雲はできているのだが、雲底まで上げきることができない...
それでも荒槙〜三次にかけてのクラウドストリートがはっきり確認できたので、上げきる前に荒槙方面へ・・
荒槙手前に着いた時には上空にできた雲は衰退してたが、低い高度で粘っているとサーマルヒット!
今度はしっかりしたサーマルで頭上にできた雲底に付けることができた(^_^)v 是枝さんから「ナ〜イス!」と無線が入り、合流。
その後、是枝さんは谷を渡り大土山側に向かい三次市街地ショートカットコースへ、
僕はそのまま荒槙側を北上しどんつき→三次を目指した。 
どちらもサーマルが活発になった時にはしっかりした積雲ができていたので、どちらのコースでもOKだったみたいでした。
北方向の過去最高は荒槙だったので、ここからは未体験ゾーンでした。
しっかりとした積雲たちも衰退期になり、どこを探してもシンクしかない(*_*)
荒槙で講習をしていた地森さんから「もうファイナルだな〜」と非情な無線が入ったが、
後輩も見てることだし意地を見せよう!と集中してサーマルをさぐった。
どんつき西側の鉄塔付近でなんとかキープできるサーマルを見つけしがみついていたら、 
徐々にサーマルが活発になっていき海抜1600mに復活!
ついに三次に入ることができ、三次市街地や赤い橋(巴橋?)を上から見て浸っていたが、この先はまったくのブルーでした・・・
馬洗川付近の煙がかなり高いところまで立ち上っているのが見えたが、
距離をロスするよりは先に行こうと思い、庄原へ向けてグライド。
これが今日最大の反省点でした。
ブルーの中に小さい積雲を見つけサーマルヒットするも、サーマルをはずし?
さらに無風状態で見つけ直すことができずにランディング。
フライト時間2時間で、クロカン距離は33km。
自己ベスト3に入るフライトだったが、その後三次〜庄原間のサーマルが活発になり
その間に距離を伸ばした是枝さんが55kmだったので、まだまだ反省点が多いフライトでした。 
帰りの車で、「庄原方面のサーマルが活発になるのを見越して、しばらく待って移動した」と言っていた是枝さんに脱帽デス..
回収に来て下さった是枝さんの奥さんありがとうございました!
10月17日(土曜日) AFS55周年記念パーティー
広島世界平和フォーラム&レセプションディナー
AFS日本協会創立55周年の記念事業として、広島市教育委員会と共催の「広島世界平和フォーラム(昼の部)」と、
「レセプションディナー(夜の部)」を開催されました。

第 1次・第2次世界大戦中、ボランティアで傷病兵の救護活動にあたった青年ボランティア達がいました。
彼らは他の国の人たちと一緒に働く中で、お互いの違い を認めあい、尊重しあうことがいかに大事であるかに気づき、
悲惨な戦争の結果である傷病兵の救護活動を通じ、「戦争を起こさない」という前向きな仕事に取 り組む決意をし、
若者の留学制度を開始することにしました。

今回、当時活動に参加した元救護ドライバー・ウォード氏と、高校時代に米国に留学した秋葉広島市長による基調講演
および対談者のAFSアルゼンチン事務局長ファン・メディチ氏と立教大学大学院教授の鳥飼玖美子氏と
ファシリテーターは桜美林大学馬越恵美子教授でした。
「平和フォーラム」という大きな表題であったが、結局一人一人の地道な取り組みの大切さを感じた。

18時からのレセプション(リーガロイヤルホテル)にはHFを勤めているのでご招待を受けたのであった。
市内で開催されていた核不拡散会議に出席されていた川口順子元外相の飛び入り参加もあった。
川口順子元外相はAFS4期生で秋葉広島市長はAFS6期生である。
世界のAFS生たちは各国で社会の指導的な立場で活躍しているようだ。
私の家に来た留学生達は、彼の国からも期待されているのだろう。
私が生きている内に確認したい所だがどうなるだろうなあ〜
頑張って長生きして、楽しみにしたいものだなあ〜

来年は広島支部で5名の高校留学生を受け入れるようです。
ホストファミリーが不足しています。
ぜひ皆さん手を上げてください。(英語が出来なくても大丈夫ですよ!)
リタイヤメント生活者にとっては最高の10ヶ月となるでしょう。
10月18日(日曜日)神の倉マジックアーベント
今日は午後3時ごろから風が落ちる予報である。
お天気はいいので11時ごろ神の倉に出かけてみる。
いろいろあって、13時ごろ神の倉に上がる。
西北西の風だが8m/Secの風が吹きパラには強すぎる。
15時前には5m/Sec位になりハングが2機テイクオフして行った。
じわじわ上げて行き海抜700mくらい?でずっと飛んでいる。
今日は皆さんのテイクオフを撮影しようとビデオカメラを持って来た。
足刈さんが15時にテイクオフして鉄塔下で揚げて行った。
正面の田んぼの煙は南風で真横になびいていたのが真上に上がり始めた。
15時半ごろから山本さん、是枝さん、斉藤さん、高杉さん、児島さん
達川さん、増山さん、徳ちゃん、石田さん、甲斐さん、藁科さん、次々テイクオフ。
16時ごろまで皆さんのテイクオフを撮影していたのだが、我慢しきれず
松代さんに撮影を任せて私もテイクオフ。
私の後に粟屋さん、豹萬さんたちがテイクオフした。
今日は久々の神の倉マジックとなった。
神の倉マジック・・・お天気が良くお昼が強風で、夕方風が落ちるとビッグアーベントになる。
テイクオフした人全員トップアウトし、海抜700〜1000mのアーベントを1時間半ほど楽しんだ。
17時30分になってもレベル以下には下がらない。
トップランして山本号を降ろそうかと思ったのだが、石田さんがトップランを狙っている。
徳ちゃんと豹萬さんもトップラン狙ってテイクオフあたりをフライトしている。
左手もじんじんしてきたし、ランディングしようとヘアピンカーブから沖に出すのだが
北風成分も混じってきて、少し上がり始める。
ビッグイヤーしたりちょっとハイバンクのターンをかけるもなかなか下がらない。
ランディング場に近づくと下がり始めた。ヤレヤレ!17時40分にランディング。
最後の人がランディングした18時には暗くなり始めていた。

パラをたたむ時、左手はじんじんしているが握りこぶしが出来る。
思わず知らず(命がけなので)トルグを握っているので、左手のリハビリになっているようだ。
当然手首とトグルは紐で結んではいる。
自分でリハビリすると、どうしても手加減してしまう。
フライトするのが一番のリハビリになる!
10月31日(土曜日)1時間半フライト
リハビリは毎日病院に行き、40度のお湯に手を浸けて指を折り曲げる。
やりすぎて指の腱が腫れ上がって、指が熱をもってぃる様な気がする。
今日もリハビリであったが、勝手に休む事にした。
パラグライダーのトグルを握っていると、自然に指のリハビリになる。
1時間も飛んでいると思わず知らず拳を握っているのである。

そんなわけで、病院に行く途中Uターンして神の倉に向う。
10時過ぎには神の倉ランディング場に到着。
今飛ぶことが楽しくてしょうがない甲斐さんと小田さんが来ていた。
明日は天気が悪いので早めに集合しても良いのになあ〜
11時に向井号にて増山さん、岡本さん、甲斐さんと私で荒谷山に上がる。
テイクオフの風は東であったが、キャノピーの用意をしていると南風に変わった。
少し温かい風も混じっている気がする。
小田さんにお毒見(ダミー)をお願いする。
小田さんテイクオフしたが右の南小山でもサーマルがヒットしない。
シンクばかりでドンドン下がるわけではないが、上がることなくサブランに・・・
私がプッシュしたので、責任とって次に私がテイクオフ。
南風が3〜4m吹いている。沖にはまだサーマルが上がっていないのか?
テイクオフしてすぐ右ターンして荒谷山のリッジをとりに行く。
林道より下がった高度ではリッジソアリングは無理で、谷底にはまってのたうち回る事になる。
林道に着けたので、リッジでスリスリしてあがる事ができた。
時々サーマルが吹き上がってくるので、廻してみるのだが通常の3倍くらい流される。
調子に乗って何回も廻していると「裏山友の会」入会になりそうだ。
ずっと八の字旋回でソアリングをする。
甲斐さんもテイクオフして沖に出して、平地のグランドサーマルで翻弄されている様子。
でも安全に広い刈取りの済んだ田んぼに降ろした模様。
車が3台ばかり上がってきて、次々とテイクオフしている。
井口さんがボールからリッジソアリングしてきて一緒に飛んだ。
2〜3機トップアウトして飛んでいる。
リッジソアリングが混んでくるかな?と思い、トップランしようかと思ってテイクオフを観察。
2〜3人はキャノピーを片付け始めた。
テイクオフは吹流しが水平にたなびいている。
風が強くなっているようなのでサブランを目指す。
グランドサーマルもありグラグラする。13時少し前にランディング。
ランディングすると大方さん、井口さん、メグちゃんが相次いでランディングしてきた。
1時間半飛べたので左手指のリハビリになった。
握りこぶしが出来た。(1時間もすると握れないようになるのだが・・・)
13時半からは荒谷山の風速は8m/Secになり14時半からは12m/Secになった。
早めに降りて良かった!!!引きずりの刑に合うところだった!!