2008年リタイヤメント生活に4年目だ!
春だ!クロカンシーズンだなぁ〜

2008年 7 月   
7月7日(月曜日)
夕方北海道ホームレスの旅から帰ってきました。
日記はもう少しかかるかな?
7月10日(木曜日)
西区の新生整骨院で腰痛などの治療してもらっている。
パラグライダーの話をしたら以前からやってみたかったと言うので
高照寺に案内する事にした。
土日が休みでなく木曜日が休みなのである。
H田さんは車がないので市内でピックアップした。
パラグライダーの”永遠のB級生”津島さんの家による。
「マリモッコリマスコットぶるぶるキーホルダー(ピンク)」を北海道で買ってきたので届けた。
高照寺のラプラプの田原さんにタンデムフライトをお願いしたのである。
テイクオフ場に上がって下の景色を見る。
空を飛ぶと言うぼんやりとした憧れと、眼下に拡がる現実の景色の乖離がショックを受けたようだ。
「ちょっとこの斜面を走ってみて」と言って走ってもらったが、三歩くらいのものだった。
飛びたいと言った事を後悔しているのかな?と思ったりした。
ヤエちゃんがさっさとハーネスを装着し、田原さんもくだくだ説明せず、さっとテイクオフ。
テイクオフ前を飛んできたので、ビデオを廻しているのだがぜんぜん気がついてくれない。
JPでリフトを捕まえ、トップアウトして行った。
ビデオカメラを首にかけ、私もテイクオフ。
私がビデオを撮っているのが分からないようでなかなか一緒に飛べない。
H田さんはだんだん余裕も出来て、海や雲底も米軍基地もしっかり見たようだ。
H田さんも大満足のようだった。
あまりに大満足だったので入校する気が失せてしまったかな?
私も二本飛び、一本目は一時間二本目は一時間半飛べた。
夏でもグランドサーマルがドンドン湧き上がる高照寺はすばらしいエリアである。
以前神の倉のプレジャークラブで飛んでいた平本さんに合った。
彼は日曜日が休みでないので、高照寺エリアに来たのである。
トップランディングをはさんで2時間半飛んでやっと降りてきた。
久しぶりの出会いだったので30分ほど話し込んだ。
もう一本飛ぶという。広島から通うのでガンガン飛んでいるらしい。
神の倉でも飛んで、プレジャークラブの先輩たちに腕前を披露してもらいたいものだな〜
7月12日(土曜日)海抜1800m・1時間半
きょうは一ヶ月ぶりの神の倉だ。
一本目は荒谷山へ上がるもぶっ飛んでしまった。
サブランで増山さんにピックアップしてもらって神の倉に上がる。

神の倉の上空300m位に5機ばかり居たが、テイクオフでグライダー拡げていると全員垂れてきてしまった。
広大のあわちゃんがテイクオフしようとしたが風が弱くて中止。
テイクオフに入る風が弱い。時々ブローが入ってくる。
恐らく沖ではサーマルが上がっているのか?
あわちゃんを先に出そうと思ったが、じっと待っているだけで汗が噴出して来る。
「先に出るよ!!」と声をかけテイクオフ。山際を探ってみるも、レベルキープがせい一杯だ。
10分ばかり粘っていたが埒が明かないので沖に出してみる。
100mばかり下がってしまった。ようやくシンクが止まった。

黄色の機体(時安さん?)が廻しているので上に被せてみる。
+1〜2m/Secのサーマルに出会う。風は南西から吹いているようだ。
サーマルをはずなさないように慎重に廻す。ようやくトップアウトを果たし海抜700mまで上げる。
南風に乗ってサーマルの風下へ入ってしまったようで、100m高度失う。
先程のサーマルは西成分の風の影響うけているのではなかろうかと
山に寄せてみると果たして2〜3m/Secの良いサーマルに遭遇。

一気に海抜1400mに到達。上空に薄い雲が出来かけている。
雲に気をとられていたらいきなりシンク音がした。
出来始めのサーマル雲を目指し移動したら、200mほど上がって海抜1570mまで上がったが
薄いサーマル雲も散ってしまった。フラフラと南の屏風を目指す。上空はサーマル雲はない!
南屏風附近もサーマルなし。海抜600m位で南屏風に取り付くと、+1〜2m/Secのサーマルヒット。
丁寧に廻しテイクオフ前でしっかり上がり始める。
海抜1150mまで上がって、ちょっと外したがすぐに戻って海抜1350mに上がった。
サーマルにはじかれ、右翼を潰される。体勢を整えもう一度サーマルに突入。
2〜3m/Secで順調に上がってくれる。

テイクオフでは暑くて汗がダラダラだった。
海抜1000mを越えると涼しくて気持ちいい。海抜1500mを越えると寒い。
地上で汗ダラダラだったのでフライトスーツなどは着ていない。薄い長袖シャツだけである。
2ヶ月前にこぶしで地面を突いた小指が痛くなった。トグルをにぎっていられないので左側だけ手首に通す。
雲底が近づいてきた。しかし寒くて胴震いしてきた。
雲底にタッチしたかったのだが、もう一方で「寒いのでもういいか!」と考えてしまったら、
雲底まであと50mでリフトをはずした。海抜1800mだった。
もっと上を!!と思って五感を総動員していると何とかサーマルにしがみつく事が出来る。
が・・・「もういいや!」と思ったととたんサーマルを外してしまう。
パラは本当にメンタルスポーツだ。自分の心の変化が如実にフライトに出てしまう。
もうサーマルを追いかける気力もうせたので、荒谷山を目指す。
今は誰も飛んでいない。一人上げは何とも気分のいいものだ!
荒谷山から南屏風を廻ってランディング。1時間30分のフライトであった。
今日は満足したので2度程神の倉への運転手を努める。
夏の日差しで紫外線にやられて、疲れ果て13日〔日)は曇り予報だったので
フライトはお休みした。

本日のフライトログ
7月26日(土曜日)海抜1450m・トップラン
先週は大気不安定の予報が出ていたので、3日間共神の倉へは行かず。
今日は午後から曇りの予報であったが、10時半頃東屋に到着。
増山さんと小田さんが神の倉に上がるところだったので、乗せてもらい上がる。
南南西の予報であったので、荒谷山の方が良いと思ったのだが、増山さんは試乗機なので、
安全マージンを取って神の倉という事らしい。
神の倉からぶっ飛び一本。

2本目は稲垣号で中村さん、斉藤さん、西沢さん、川口さん、粟屋さんの6名で荒谷山へ上がる。
テイクオフ場ではハングが5機ばかり組み立てていた。
西沢さん、粟谷さん、中村さんテイクオフし、正面ボール奥で上げていった。
そのうち西沢さんと粟屋さんが脱落し中村さんだけが海抜800mで涼んでいる。
ハングもテイクオフして行ったが、いきなり上がる事もなく広く走ってサーマルサーチしている。
私もテイクオフしたが、一回も廻す事も無くサブランへぶっ飛んでしまった。
土手の側にボールが2本建ってしまったので、高度処理は川の上か田んぼの上でしなければならない。
グランドサーマルも出ているので、ランディングアプローチは注意をしないと、オーバーランしそうで危ない。

ランディングしてすぐに荒谷山に上がる。中村さんはまだ1人高い所で涼んでいる。
「尾道の方の島まで良く見えます」と中村さんが無線で伝えてくる。
今日は午後になってから雲量も少なくなり、南風の割には湿度が少ないように思う。
ハングもテイクオフし、じわじわ上げている。
広大の西村と川口さん(ぐっちょん)が東で上がって来た。彼らもテイクオフし、正面右で上げて行った。
私も13時半テイクオフした。
中腹まで下がってしまったが、何とかサーマルに出会う。なかなか一気に上げられない。
サーマルが小さいのか、私が下手なのか捉えきれない。
1〜2度翼端を潰される。ようやく海抜600mでサーマルを捉え上がり始めた。
どんどん成長するサーマルの様で上昇率も上がってくる。
海抜1100mまで上がったところでいきなりフロントを潰される。
歯を食いしばってもう一度サーマルサーチし、3〜4m/Secで何とか海抜1450mまであがった。
1.5Km北へ流されていたので荒谷山上空に戻る。
斉藤さんと広大西村も私と並走しているが、誰もサーマルに当たらず。
高度も下がって、ついに荒谷山右ボール奥につけた。
斉藤さんはトップランを窺っていたが、サーマルヒットし、200mばかり上げた。
その隙に私はトップランンした。
バイク野郎2名がテント内で休んでいたので少し話をする。
「パラの価格?」「バイクより安いよ!」・・・「風を切って涼しいですか?」
「100mで0.6℃下がるから2000mだと12度涼しく、寒いくらいだよ」・・・・

フライト時間は40分であたが海抜1450mで一応涼しい思いも出来たし、トップランして車で下山という
私のパラ美学で終結したので、今日のフライトは満足であった。
下山途中サブランで中村さんをピックアップ。
ランディングの東屋でまったりしていると川口さん(ぐっちょん)と広大西村がメインランディングに降り
車の回収に荒谷山へ上がって行った。
しばらくして斉藤さんから「トップランしたので中村さんの車を降ろします」と言ってきた。
ホッホ〜!!斉藤さんもパラ美学にはまったかな?(車は中村さんのではなかった!)

まだ15時半ころだったので増山さん、斉藤さん、西沢さん、川口さん、
広大西村とあわちゃんを連れて神の倉に上がる。16時頃広大ハングの女の子がテイクオフ。
穏やかなサーマルが沖にあるらしく真っ直ぐ沖に行って帰るだけで50mばかりトップアウトしている。
広大あわちゃんがテイクオフ。テイクオフ前でサーマルが上がっているのに
コアを探る事も無くウロウロしていたが、サーマルから離れていった。
斉藤さんを除いて全員テイクオフし、上げ始めた。
私もテイクオフしテイクオフ前をウロウロし、右尾根でサーマルを引っ掛け鉄塔に流されながら
海抜790mまで上げた所でキャノピー全損し、全てのラインがゆるんだ。
キャノピーは被ってなかったので、スパイラルダイブにはならなかったが、
半分潰れたままで20秒で100mばかり降下した。
今日は5〜6回潰れた!キャノピーもだいぶ古くなったのでライン長が変化して潰れやすくなったのか?
私の反応速度が鈍くなったのか?・・・気力が湧かずランディングへ。
一度トップランを狙ったがブローが強く出来なかった。ランディングはしっかりターゲットを踏んだ。

キャノオピーをたたんでいると、あわちゃんが自分のフライトについて批評を求めてきた。
おお!!なかなか研究熱心だ。
サーマルへどうアプローチするかの考え方を少しサジェッション。
あわちゃんの場合サーマルに入ってもコアーがどちらにあるか感じようとしていない事と、
サーマルに切り込むテクニックを磨く事を話した。
パラグライダーは80%位イメージのスポーツなので、常に見えないサーマルを
イメージする事が一番大事なように思う。
(ウイングオーバーの練習は地森さんに見てもらえといっておいた)
西沢さんが無線で「稲垣さんの車を降ろします」と伝えてきた。
西沢さんも「パラ美学」に侵されたらしいい!!
日焼け止めクリームを付けないで一日中紫外線を浴びたので疲れ果ててしまった。
27日(日)のフライトは休みとした。

本日のフライトログ

是枝さんのところに女の子誕生らしい!!おめでとうございます。
粟屋さんのところも赤ちゃんが出来て、来年3月が予定日らしい。
このところ神の倉は毎年のように赤ちゃん誕生で嬉しい限りだ。
皆さんの赤ちゃん見るたび、早くじぃ〜じに成りたいと心から思う。
愚息たちの花嫁さんが先なのであるが、いきなり孫を想像してしまうのである。
私のDNA(本能)の欲求なのか、最近特に孫を見たいと思うのである。
胸がキューッンとするほどに、そう想うのである。(DNAが叫んでいる?・・・・・)
私のお迎えも近いのかな?