2008年リタイヤメント生活に4年目だ!
春だ!クロカンシーズンだなぁ〜

2008年 5 月   
4月30日(水曜日)
今日は名古屋から藤原夫妻がフライトに来るという。
たかちゃんからメールが入っていたので飛ぶことを約束していた。
風が強めで荒谷からは藤原夫婦は飛ばず。
私も飛ばないで飛んだ人のピックアップに専念。
夕方神の倉から藤原夫婦も私もぶっ飛び一本。
藤原夫婦は毎年ゴールデンウイークには神の倉に飛びに来る。
名古屋でも通常飛んでないようである。
一年に一度神の倉で飛ぶというのも、勘が戻るまで大変だろうなあと思う。
藤原君はさほどでもないが、たかちゃんは一年に一度の事なので何が何でも飛びたいようである。
本日ぶっ飛び一本。
5月2日(金曜日)海抜1050m・2本トップラン
昨日は風予報は強かったので私は行かなかったが、松代さんだけ500mあがったが
他の皆さんぶっ飛びのようだった。
12時ごろ神の倉に到着すると、友永さん、右近さん、松代さん、藤原夫婦が荒谷山に上がっていた。
川口さん(ぐっちょん)と西村とお昼に会う事にしていたので、2人とも12時には来た。
友永さんと、松代さんがサブランに降ろした模様。
3人でピックアップに向かう。右近さんとたかちゃんがテイクオフして上げ始めたようだ。
5人で急いで荒谷山に上がる。
上がってみると、たかちゃんはサブランに降ろしてしまった。
右近さんもしばらく粘っていたがサブランへ。
高層雲が張っていて薄日が差している程度である。
風向きは北東のようで廻り込んで左サイドで1〜2mで入ってくる。
テイクオフして正面尾根の低いところで川口さん(ぐっちょん)がサーマルヒット。
じわじわと上げ始め、遂にトップアウトを果たした。
自分も”ぐっちょんサーマル”の下にもぐりこみたいところでは有るが、
テイクオフ左の尾根を狙っていたので当初計画どうり舵を左に切る。
左ボールのリーサイドサーマルで高度落さず、左尾根を回り込む。
リフトを感じながら次の尾根に辿り着く。
尾根筋を伝って、結構強いサーマルが上がってくる。
何とかしがみ付いて、トップアウトを果たす。
テイクオフ右ボール上空で頭打ちになっていた川口さん(ぐっちょん)が
私のサーマルによってきて上がって行った。
私はちょっと外したようで、荒谷山上空を離れなれないで居る。
しかし、動き回ったぐっちょんはリフト帯からはずれサブランへ。
サーマル成分も弱くなったようなので、トップラン。
海抜1050mで30分ばかりのフライトであった。トップランだったので良し!としよう。

車をサブランに降ろして、全員神の倉に上がる。
神の倉は殆ど無風だ!
地森さんが家の写真撮影を頼まれたようで、荒谷からモーターパラでテイクオフ。
神の倉テイクオフに接近して南に飛んで行った。
全員ぶっ飛びで、私とたかちゃんと宮腰さんが残ってしまった。
たかちゃんが飛んだら車を降ろそうと思っていた。
たかちゃんテイクオフしたら、南風が入ってきてすぐにトップアウトし、100mばかり上げてしまった。
これなら飛んで、トップラン出来るだろうと、宮腰さんに手伝ってもらい、
キャノピー大急ぎで拡げてテイクオフ。
なんとしても30mばかりしか上がらない。
南風に変わったはずなので、南の屏風を目指す。
尾根の高さで南の屏風を目指す。もう少しの所で、いつものようにテンション抜けかける。
歯を食いしばって我慢して、南屏風に辿り着く。
屏風でリッジを取っていると、地森さんが様子を見に来た。
振り返るとたかちゃんがテイクオフレベルに落ちている。
トップランが出来なくなると、私の車の回収だけで又上がってこないといけなくなる。
是が非でもトップランしないと、私のパラの美学が崩れる。
テイクオフから−50mでもどる。右尾根に取り付き爪を立てるように壁を磨いてレベルに戻す。
すぐにテイクオフに突っ込んで行きトップラン。
テイクオフの南奥に突っ込んで行ったので一発でランディングしないといけない!
地面すれすれで失速に入れたので、キャノピーがくるっと廻ってしまった。
下で見ていた増山さんが心配し、電話を入れてくれた。申し訳ありません。
15分のショートフライト。
今日は2本ともトップランで車を降ろせたので良し!としよう。私のパラ美学達成。
5月3日(土曜日)ぶっ飛びのみ
10時半過ぎに神の倉到着。
友永さん、藤原夫婦の3人が荒谷に上がっている。
神の倉にはハングと西沢さん達が上がっている。
たかちゃんがテイクオフし、出てすぐサーマルに持ち上げられていたがそのまま突っ切って
メインランディングにぶっ飛んできた。
中村さん、時安さん、指江さん、石田さん、石井さん、斉藤さん、メンデル、たかちゃん
2台の車で荒谷山に上がる。
テイクオフの風向きは安定せずクルクル変わる。フォローも思い切り吹く。
小さなダストデビルも発生している。
石田さんテイクオフし、正面左でガツンとサーマールにぶち当たってグイグイ上がって
海抜1500m位にあがった。本流の北風が気持ち悪かったのか沖に出す。
中村さんと時安さんも同じ所でガツンと上がり海抜1500mへ・・・
小一時間飛んでいた。

テイクオフの風は安定せずなかなかテイクオフできない状態がつづく。
メンデルが一瞬芸でテイクオフ。北風吹き卸でシンクの嵐。
尾根先端でサーマルを拾っていたが、揺れた程度。
粘りすぎてサブランに行く事が出来ず、ハングサブラン附近に降ろしたようだ。
見えないので電話を入れる。畦の法面にぶち当たって腰が痛いといっている。
石田さんが車を降ろして様子を見に行く。
中村さんにも見てもらったが大変な事にはなっていない模様。
車に乗って帰ったそうだ。ヤレヤレ・・・

神の倉からボチボチ飛んでいるようなので移動する事に・・・
神の倉に上がると15名ばかり上がっていた。
5時半ごろまで待って皆さんぶっ飛ぶ。
今日は私は荒谷からぶっ飛び一本のみ。
5月6日(火曜日)ドン付き手前20Km・2時間・海抜1600m
連休後半は雨だったり強風であったので、今日の晴れ予報で20台以上の車が来ていた。
私が神の倉東屋に到着すると同時に中村さん、時安さん、石井さん、右近さんと一緒に荒谷山に上がる。
是枝さん、高杉さん、粟谷さん、西沢さんは先に上がっていた。
私が到着したと同時にメインランディングは北風から南風に変わったので皆さんそれっ!!という事だったらしい。
ハングの武田号に指江さんも乗っていた。

荒谷山テイクオフ一番手を努めたのは粟屋さんだった。
サーマル成分あるには有るのだがまとまり切ってないで、半分上がって半分下がっている。
正面尾根最後のコブでサーマルヒットしレベルまで上げ直したが、目を離したすきにサブランに降ろしていた。
2番手は西沢さんでマキゴンポイント上でサーマルヒットし一番上げとなっていた。
最近の西沢さんはテイクオフには絶対の自信を持っている様で、立ち上げの姿にはオーラが立ち昇っている。
高杉さん、是枝さん、中村さんたち手練者がテイクオフし、トップアウトしている。

私も11:40テイクオフ。
南小山でサーマルヒットし、テイクオフ上空で3〜4m/Secでぐいぐい上がり海抜1200m。
上がる途中時安さんと中村さんと絡みながら上がる。
サーマルは南風に流されているようで、廻しても微妙南風に置いておかれる。
もう少し高く追いかけられたはずだが、残念ながら見失ってしまった。
7機ばかりが散会して南に向かってグライドしているのだが誰もサーマルヒットしない。
マキゴンポイント上空近くまで行って辛抱たまらずUターン。
時安さんがトップラン狙っていたが、テイクオフでスルーしてしまった。2機ばかりは相当低くなっている。

トップランして次のサーマルを待とうとテイクオフに近づく。
是枝妻に声をかけ、風ちゃんをテント内に移動確保してもらったのでトップラン敢行。
子供達に影響ないようにと、出来れば低めにランディングしようと正面傾斜面に突っ込む。
南風のリフトを使えず、斜面に突き刺さってしまった。
南小山で時安さんリフトをつかんですぐにトップアウトしている。しまった!!
フライトしていた5機ばかり全員+500mくらい上がり始めた。
30分ばかりフライトして、トップランして15分テイクオフで様子見。

南小山上空に来て2機ばかり廻し始めたので再度テイクオフ。
マキゴンポイント近くまで下がってしまったが、なんとサーマルヒット。
次にいきなり+6m/Secのリフトにぶち当たった時はびっくりして喉がカラカラ。
海抜900mまで上がり、サーマルはずして下がり、もう一度海抜1050mまで上がり、
またシンクに会うというデコボコのフライトであった。
是枝さんが高く上がっていたのに、テイクオフ上空に帰ってきて高度を下げている。
私は荒谷山上空で良いサーマルヒットし、一気に海抜1600mに上がった。
粘ってもこれくらいが限度と思いXCに出発。
今日は南風なので、吉田町柿原(吉田町小脇ポイント)を目指す。いきなり50Km/hのスピードで走り始める。
一目散に小脇ポイントを目指しているのだが途中でサーマルの臭いすらない。
是枝さんの「1700mでXCに走ります」と無線が聞こえる。
ようやく古市まで来てシンク音が止まってので廻してみるが、上昇している感じがしない。
最後の望みをかけて南風を一番受けていると思われるボールに突っ込んでいく。
心の半分は川土手のどこに降ろそうかと目当てをしながら・・・。
何とかリッジを拾う事が出来た。八の字旋回で少しづつ高度を稼ぐ。
360度旋回入れるほどのパワーはまだ無い。是枝さんが近寄って来た。
2機で粘るにはちょっと狭い。どちらかがサーマル捉えて早く脱出しないと、二機とも降下してしまうかも・・・。
強めリフト感じたので少し流されながら川を渡って対岸の山に付ける。
是枝さんも低い位置で渡ってきたが、良いサーマルが無いようだ。
時安さんは大土山コースを走って来て、甲田町に下ろしているのが見える。
荒槙牧場近くの菊山で海抜900mから1100mまで上がる。
そのままドン付を目指してフルグライドで50Km/hは出ている。
途中リフト感じず、ドン付手前1kmの河川敷に降ろす。

是枝さんに電話入れるも出てこない・・・?てっきり上げきれず降ろしたと思っていたら
30分後に電話してきて、「ドン付よいr1Km先に降ろしました」という事であった。
今日は私が勝ったかと喜んでいたのだが、さすが手練者の是枝さん、いつの間にやら私より先に行っていた。
是枝妻がピックアップに寄ってくれた。有難うございました。
トップラン15分休憩含んで2時間のXC20Kmのフライトであった。

本日のフライトログ
天狗巣病
神の倉周辺の竹藪が茶褐色に変色している。
竹の寿命が来て花が咲いて枯れ始めたのかと思った。
しかし、いっせいに寿命がくるというのも可笑しいと調べたら、天狗巣病の様だ。
昨年神の倉山の桜の木も天狗巣病にやられて、相当枝を切っていた。
何故こんなにもいっせいに病気が発生したのだろうか?
木々たちの生態系や健康状態に何か重大な変化がおきているような気がする・・・
何だか、不気味な気がする・・・
天狗巣病のHP
5月17日(土曜日)30分・海抜1550m
本日の風予報は北西後南西で午後から強くなりそうである。
雲ひとつ無い快晴である。
2週間飛べなかったので、気合を入れて神の倉に出発。
到着すると是枝さんが、ランディングの土手の草刈をしていた。
「上がろうや〜」と声をかけたら「南に変わるはずなのでその頃上がります」とのこと。
中村さん、指江さん、田原さん、利弘さん、向井さん、広大西村、達と荒谷山に上がる。
風向きはころころかわる。時々フォローも入るので前で活発なサーマルがあるのだろう。
中村さん、田原さん、石田さん、藁科さん、三次さん、広大西村、達がテイクオフし正面沖で上げていく。
中層部は案外強風のようで吹き上げられたり、北向きで止まったりしている。
あまり気持ち良く無さそうなので、私はテイクオフを躊躇。
プレジャークラブのおやじ連中や木原さんや是枝さんも上がって来た。
是枝さんがテイクオフし、正面や北側の尾根を探るもトップアウトならず、サブランにランディング。
木原さんをメインランディングまで飛ばさせるべく山本さんがサブランに待機している。
木原さんのダミーと、ぶっ飛んでも是枝さんと上がってこれるのでテイクオフする。
ずっとシンク音ばかり。正面最後のコブで少しリフトあったが捉えきれずあえなくランディング。
山本さんが我々二人を荒谷テイクオフまで上げてくれた。木原さんのテイクオフは中止したようだ。
田原さんと石田さんは白木山方面に走ったもよう。
1時過ぎ是枝さんテイクオフし、レベル附近では苦労していたがトップアウトしてからは
順調に海抜1800mまで上げた。
サーマルに乗り切れないと一気に下がる人もある。
相変わらず風向きはころころ変わるし北風も強く、川のこいのぼりも水平になったりで、
なかなかテイクオフできなかったが、2時すぎ私もテイクオフ。
テイクオフしてすぐにリフトは感じるが、どうも気持ち悪い。
ガーンと上がったりいきなり下がったりテンション抜けたりで忙しい。
どこかに安定したリフト帯がないかと、頑張ってサーチするも、のどがカラカラになるばかりだ。
テイクオフしたのは私だけなのでみんな注視しているだろうな〜
キャイン!キャイン!で尻尾巻いて逃げ出すのもくやしい。
良いサーマルなさそうなので沖に出す。
正面ボール上空で安定した+3m/Secのリフト帯に遭遇。
海抜1500mまで一気に上がった。
白木山に行こうかと、ちらっと思ったが殆ど水田は田植えが終わっているので自重する。
神の倉に渡ってみると北風が強い。川のこいのぼりも水平に近く泳いでいる。
早く降ろしたいのだが、サーマル成分もあってバンピーな状態でなかなか降りない。
地上30mくらいでターゲットを狙う。殆ど垂直降下でターゲットを両足で踏む。
前回強風でターゲットを外しているので3本成功でのリーチではない。
今日は待って待ってのテイクオフで、フライト時間30分で海抜1550mであった。

石田さんは古市高校、田原さんはビッグアーチ近く。
石田さんは女子高生と記念写真を撮ってホクホク顔で神の倉に帰ってきた。
大方さんが飛ばないで、二人をピックアップに行ったようだ。
6時ごろは風も納まったので、せめて一本だけでも飛ぼうと
田原さんが神の倉に大方さんを送って行く。
木原さんも相伴させてもらって大方号にて神の倉に上がる。
二人でぶっ飛び一本。
5月18日(日曜日)
10時30分に神の倉に到着。
学生達は朝連で神の倉から一本。荒谷から二人、神の倉から5名ばかりぶっ飛んできた。
南風が強く、サーマル成分が混じった風なのでバンピーな感じで見ていて気持ちよくない。
ハングがランディング寸前乱れた気流でガクガクと揺れた。
機体を安定させる事に気を取られフレアーを掛け損なって、ノーズを立ててしまった。
動かないのでびっくりして駆け寄って見ると、ワイヤーで首を押さえられて動けなかっただけであった。
怪我がなくて安心したのと、首を押さえれている格好が可笑しかったので思わず大笑い!
ハングは乱流の影響を直接体で感じるが、パラはキャノピーがある程度吸収してくれる。
ひどければ翼の潰れになるのだが、パラのほうが穏やかな乗り物というべきか・・・

私が神の倉に上がらないので、何か病気ではないかと皆さん心配してくれていたらしい。
最近は私も大分枯れてきて、何が何でも飛ばないと気がすまないという気分からは脱したようである。
テイクオフ場にいても、皆さんどんどんテイクオフして行っても気にならなくなった。
まあ年相応の飛びに変わってきているという事か・・・
それに、最近何となく危険予知の感性が研ぎ澄まされてきたような気がする。
(もっとも、”危険”の度合いが問題ではあるが・・・)
この状態で落ちついてくればいいのだが・・・

そんな訳でテイクオフには上がらないで、徳ちゃん、指江さんと緊急ランの草刈をした。
終了後、1人で湧永庭園に行きかけたが年寄りコース「高宮湯の森」にハンドルを切る。