2007年 6 月 |
6月2日(土曜日) 朝から曇り空なのであまり神の倉に行く気はなかった。しかし、退屈なのでやっぱり神の倉へ。 昼ごろ到着したら、守山さんが一人立ち上げ稽古をしていた。 メインランディングを半分程草刈したが、振動で手がしびれてしまった。 せっかく来たのだからぶっ飛び一本しましょうか!と二人で神の倉へ上がる。リッジもサーマルも無く、ぶっ飛び。 ランディングすると斉藤さんが来ていたのでもう一度テイクオフに上がる。二人のぶっ飛びを見て私は車を降ろす。 最近は週末となると天気が良くないなぁ〜・・・。 |
6月3日(日曜日) 今日は草刈りがある日なのだが、昨日済ませたので安心して少し遅れて行った。 高見さん達が草刈機を車で引っぱってメインランディングに帰って来た。 昨日の残りの半分を井口さんと二人で済ませた。 今からは草が伸びるのも早いので、一ヶ月毎に草刈をしないといけない。 他のメンバーは緊急ランの草刈を済ませ、荒谷山周辺も頑張ったらしい。 草刈終了後小出さんと西沢さんが早々と神の倉に上がった。 彼らの飛びを見て上がろうと考えていたのは皆さん共通の思いだった様だ。 小一時間してもテイクオフしてこない。待ち切れなくて「上がりましょう!」と声をかけたらようやく10名ばかり腰を上げた。 今夜はインド人のシワクマル一家と「とうかさん」に行くので早めに帰って!と嫁さんから釘をさされている。 とりあえず一本は飛んで帰ろうと思っていた。 神の倉に上がるとフォローないし無風時々南風でコロコロ風向きが変わる。 30分ばかり様子を見ていると、時々廻り込んで西正面の吹流しが揺れる程度。 「とうかさん」に行かないといけんので竹井さんに順番譲ってもらって重なっていたキャノピーを入れ替える。 無風に近いので増山さんにキャノピーを持ってもらって立ち上げたが、いまいちテンションが不足なので 振り返るをやめる。もう一度キャノピー拡げちょっと斜めに走ってテイクオフ。 先程ちょっと薄日が差したのでリフト成分あるかな?と淡い期待。右尾根中腹でステイがやっとのリフトあり。 テイクオフは南南東風なのに、ここは弱い北風でリフトが南に流されているようだ。 ランディングの吹流しを見ると、グランドゴルフ場は南風、東屋は北風である。ちょっといやなパターンである。 少し粘ってみるのだが埒が明かないので、北風リッジを求めてヘヤピンカーブに行こうかと北に進む。 鉄塔下の左尾根付近でいきなりフロントが潰れる。 尾根のローター域でもなかったので、南風と北風のぶつかり合っていたところだったのだえろうか? かまわず進んで行ってヘヤピンカーブの遥か下(中腹以下)に行ったが、北風のリフトはぜんぜんなし。 ホアホアとサーマルの残りかすみたいのがあるのみなので、引き返す。 竹井さんと同時進入になって、竹井さんが進路を私に譲ってくれて、ターゲットには大ショート。 私も対地速度10mからはえらく早く高度が下がった。吹流しは南と北と反対方向のままである。 竹井さんが無線で注意を喚起していたようだ。 6時頃松代家のいっちゃんを迎えに行き、シワクマル一家(奥さんママタさん、息子ダーッシャ君)の6名でとうかさんに行く。 日本のお祭りは初めての様だった。とうかさんは”稲荷”なので、神社かと思っていたら、円隆寺なので、お寺であった。 円隆寺でうちわの宝くじを買ったら、ダーッシャが6等、いっちゃんが7等、嫁さんが8等であった。 ドリームジャンボを買っても当たらないとの御神托であろう!!” ダッシャは夜店は初めてのようであった。金魚すくいに興味を示しやってみたが紙が破れて一匹も掬えず。 でも3匹サービスしてもらって大喜び。 ダーッシャは夜店は初めてで、はじめて見るものばかりなので「あれ買って!これ買って!」と言うかと思ったが、 しつけが良くおねだりはしなかった。 夕食はインド料理店へ行った。 私達はナンとカレー、シワクマル一家はチキンフライとセット品を頼んだ。 カレーの辛さはいっちゃんはソフト、嫁さんはノーマル私はホットを頼む。 ホットはけっこう辛かったが、まずまずであった。カレーの親類も沢山有るのだが、私はラム入りのホウレンソウカレー。 いっちゃんはカレーは嫌いだと言っていたのだが、「いやなら食べなくていい!!」と厳しく接する。 半べそ気味であったが、結局ナンは半分、カレーは全部食べた。 完食したので、ほめたのだが、小三に対してはほめすぎてしまったかな?(ナンは一枚でも大人はお腹一杯である) 先日シワクマル家にカレーをご馳走になりに行った。ママタさんが半日以上もかけて作ったカレーは絶品であった。 スパイスも10種類以上入れてあり味はまろやかで、こくがあり、口の中でホワーと拡がる美味しさがある。 インド料理やインド文化はよく知らないが何か奥深いものを感じる。 インドでゼロを発見したが、これは数学上の発見というより、哲学の延長の気がする。 いまやインドはIT旋風真っ只中というもの、むべなるかなである。 インド第三の都市で、インドのシリコンバレーと呼ばれるバンガロールからシワクマルさんは来ている。 インドの設計会社から派遣され、マツダの中で働いている。 ドイツのフォードにも派遣された事もあるのだが、日本人の仕事ぶりには感心し、尊敬もしている。 「カイゼン」など仕事の進め方は欧米にはないそうで、(ボスの命令通りに働けば良い)是非インドにも根付かせたいようだ。 今年末が派遣の期限の様で、来年インドに帰っていたら、是非来て下さいと誘われている。 私もインドには是非一度は行ってみたいと思っていた。 インドに行った日本人は大嫌いになるか、はまってしまうか両極端であると聞いた事がある。 生と死、貧と富、美と醜、など両極端のものが、混然・混沌と隣り合っている。 死んで火葬して灰を聖なるガンジス川に流してもらえるのはお金持ち。 貧乏人は火葬とはもってのほかなのである。 (ネパールの火葬) でも、聖なるガンジス川に抱かれたいので、死体を川に放り込む。 川岸に近寄った死体を川の流れに押し戻す光景は、観光客でも目にするそうだ。 (私の友人の故人となってしまった菊波君がインド旅行した時目にしたそうだ) 朝になると行き倒れ死体が道路に一人や二人はあるそうである。 先日シワクマルさんが、犬が子供を半分食べていたとインドのニュースを教えてくれた。 キリスト教の施しはアメリカでは一夜の宿であったり食料であったりするが、 インドでマザーテレサの行った施しは死の床である。 こんな両極端が生々しく混然一体となったインド世界を見てみたいと、若い時から思っていた。 インドは自分の死生観に大きく影響を与えてくれるだろう。 観光客で美しいところばかりを見るのではなく、現地の人に寄り添って見てみたいものである。 シワクマルさんがインドに帰ったら是非訪ねてみようと思う。 |
6月4日(月曜日) しばらく良い飛びをしていない。 今日は中村さんと二人で高照寺へ出かける。まだ裏風な様なので、下道をゆっくり走る。 12時頃到着した時はランディングもフォロー気味だったが、30分ばかりで、 南西に変わってきたので、テイクオフに上げてもらう。 積雲もポコポコ出ていてて良さそう。 8年ぶりだというY野さんが田原にタンデムをしてもらう。Y野さんは「恐い!恐い!」と言いながらテイクオフ。 強いサーマルを引っ掛けてドンドン上がって煙突附近に行き、海抜1600mの雲底に付けたそうだ。 ジモピーに続いて中村さんテイクオフ。順調に上げて行く。私もテイクオフ。 海抜700mでウロウロしていたら一発良いサーマルをもらって雲低に行きそうだったので、高度制限で雲から離れる。 その後は日が陰ってリフト見当たらないので、トップラン敢行。テイクオフには誰も居ない。 吹流しは正面から入っている。リッジもらいながらテイクオフ上段に降りてやろうとアプローチしていたら、リッジのパワー不足。 すぐに中段めざしてターンを掛ければよかったのだが 何とかなるだろうとコースを変えなかったら、1mばかりショートしてブッシュ沈。 キャノピー自己回収で1時間ばかりかかってしまった。 皆さんがテイクオフに上がって来る前に回収はしたので、皆さんの手間は取らずに済んだ。 条件が良いとの情報が伝わったのか?5〜6名のジモピーが上がって来た。 テイクオフは6〜8mの風が入っている。皆さんどんどんテイクオフして上げて行く。 後ろへ流されてはいない様だ。私は藪沈だったので、恥ずかしくて最後にテイクオフ。 海抜700〜900m位で2時間ばかり遊ばせてもらった。 |
6月14日(水曜日) 北海道に行ってきます。 16・17日は川地塾のツアーでニセコで飛びます。 それ以降は2週間ばかり北海道を廻ります。 車で本州を10日くらい掛けてふらふらと帰ってきます。 ボンゴに布団を積んでの貧乏旅行です。 ほとんど無計画・無期限の旅行です。 どんな事になるやらです。 嫁さんが途中で嫌になって、飛行機で帰ってしまわないように だまし、だまし行ってきます。 |
現在北海道旅行記をまとめているところです。 |