2007年 12 月 |
12月2日(日曜日) 午前中は晴れ、昼から曇りの予報だったが、11時過ぎ東屋に到着した頃は高層雲が張り出していた。 早く上がりましょうと呼びかけ山本号で荒谷山に上がる。高層雲が張っていてとてもサーマルがありそうに無い。 12時頃少し影が少し濃くなってきた様だ。2〜3回立ち上げてみるも、リフトパワーが感じられない。 河原さんが山本さんに電話してきたので、「ぶっ飛んだら拾って!」と保険をかけてテイクオフ。 細いサーマルはあるようなのだが、廻しきれない。中腹まで下がって少しパワーのあるリフトに出会った。 しかし廻してドンドン上がるという訳にはいかない。 中央のボールでリフトがあったので、廻さずに山に向けてホバーリング気味にブレークコードを引き込み サーマルに乗ったまま、斜面をかけ上る感じで何とかテイクオフ正面に復活。 そこいら当たりのサーマルを拾って一応トップアウト。 しかし+150m以上には上がらない。その内皆さんテイクオフしてトップアウトを果たす。 今日は吉田さんがトップを取って、しかも最長フライトをしていた。 河原さんは荒谷山にトップランして、車を降ろしたようだ。私もチャレンジしたのだが、失敗。 今日はメグちゃん(河原妻)と北海道のお母さんが一緒で、一日中河原さんのフライトに付き合っていた。 午後は神の倉で、15分ばかり飛んで、リフトなくなったのでトップラン。 石田さんが奥さんとマリちゃん同行で来た様だ。 何かおもちゃを買いに行くので一本だけ飛ばして!という事だったらしく、一度テイクオフして 15分ばかり飛んでトップランした。次のサーマルを待っていたら奥さんから怒りの電話が・・・。 河原さんは一人だけ南屏風に取り付き一時間以上飛んでいた。 最近は高度が稼げず誰もクロカンに行ったという話を聞かないなぁー。 年内には一本だけでもクロカンに出たいものだが・・・。 |
12月2日(日曜日) ボランティアのパッちゃん パッちゃんが久しぶりにスカイプでコールしてきた。 「おとうちゃん!おとうちゃん!」と息せき切っている。 ビッグニュースを伝えたがっている。 パッちゃんは11月は学校が休みで一ヶ月間バンコクでお友達と部屋をシェアーして塾に通っていた。 最近は、一生懸命勉強をしているようだ。 志望大学は2転3転してご両親を悩ませているらしい。 パッちゃんは家族にとって希望の星なので頑張ってもらわないと・・・。 ご両親も頑張っているのだから! 息せき切って報告して来た事は、日本人に対してボランティア通訳した事だった。 11月末にバンコクで身体障害者のバトミントン世界大会があった。 パッちゃんの友人のお姉ちゃんが大会運営のスタッフをしており、 日本チームへの通訳を探していて、パッちゃんに白羽の矢が立ったらしい。 三日間付きっ切りで大会日程を日本選手団と一緒に過ごした。 18才の女の子が日本語が上手なので日本チームの皆さんびっくりしたらしい。 日本での留学生生活など話したらしい。 日本チームのアイドルとなり、夜の食事も一緒にしたりで、大変なもてようであったようだ。 「ニッポン チャチャチャ!」と応援するので、タイ人から変な目で見られたよと言っていた。 でも、日本や日本人大好きのパッちゃんのスカイプの声ははずんでいた。 最終日には日本のユニホームや寄せ書きをもらって、ますます日本大好きになったようであった。 AFSの留学生になって、沢山のボランティアの人々に支えられて頑張って日本生活を続けたパッちゃんが 身体障害者の日本選手団にボランティアのお返しが出来たという事が、私には嬉しいことであった。 パッちゃんの能力アップ(もう漢字が読める)と、ボランティアの精神の向上が、何とも心強く嬉しい。 |
12月8日(土曜日) 今日はクリスマスイベントに使うお菓子を広島駅近くのナイスムラカミに引き取りに行った。 毎年7000ケ(200円×700ケ=14万円)ものお菓子をプレゼントにするのが、行事となっている。 主な目的の一つは地元の皆さんへの感謝という事もあるので、地元へのアナウンスも今一つ 工夫したらどうかなと思ったりする。 藁科さんと田中さんと3人でコジ邸にとりあえずお菓子を下ろした。今日は天気予報も良くない。 とりあえず1本ぶっとんで早めに帰る。 広大ハングの新人3名が神の倉初飛び成功させたようだ。 |
12月9日(日曜日) 今日は一応晴れで北西3〜4mの予報である。10時30分頃東屋に到着すると車が30台近く来ている。 ハングの人達の車も10台近く居るようだ。久々に賑わっているのがうれしい。 プレジャークラブの増山さん、石井さん、榎本さんと珍しくメンデルがすでに荒谷山に上がっている。 稲垣号で5名で荒谷山に上がる。ハングとパラ2台分と広大パラとSORAのおやじ連中は神の倉に上がっているようだ。 本流は北西なのだが、荒谷山テイクオフは時々南西から強いブローが入ったり、 本流通りフォローが入ったり、四方八方に吹流しが向く。あげくにはダストデビルも発生した。 誰も機体を拡げないのでやっぱり私が拡げてしまった。 是枝さん、原田さん、平本さんが上がってきた。 平本さんに向かって「毒見役が来てくれた!」と皆ではやす。 彼はテイクオフできる風であれば、果敢にフライトする。 私は、息継ぎの風がひどく向きもコロコロ変わるので、やっぱりキャノピーをしぼってテントに置く。 是枝さん、原田さん、藁科さんは神の倉に移動した。平本さんと中村さんがキャノピーを拡げてウエイティング。 ちょっと正面っぽく入ってきたのですかさず平本さんテイクオフ。 南小山などで本流の影響でいつ潰れるかという状態。 翼端はヒラヒラするし、キャノピーからテンション抜けているのが見える。 グライダーのスピードが止まって、いつフラットスピンに入るかという状態をなだめつ、すかしつつフライトしている。 マキゴンポイントまで下がって行き、強いサーマルヒットし一気に上昇、トップアウトし、雲底近くまで上がって行った。 恐いもの見たさで荒谷山テイクオフに残って居た全員で神の倉に移動。 神の倉ではすでに数機のハングと是枝さん、原田さん、藁科さん達が+500m位を飛んでいる。 積雲はあちこちで出来ていて、向原上空ではクラウドストリートが出来ている。 福伝さんたち数名がテイクオフして行ったが、今度は上がりきらない。 河原さんがキャノピー拡げてスタンバイしているが、テイクオフしずらい。 福伝さんが50m沖で少し上げ始めたので、河原さんテイクオフ。 私も続いてテイクオフ。テイクオフ前の右尾根で2m/Secのサーマルヒットしクルクル廻しテイクオフ前を離脱。 雪雲的な雲の吸い上げで、クルクル廻しながら海抜1200mまで上げたが、 ちょっと後ろへ下がりすぎ、神の倉へ帰れるか心配になった。 神の倉に戻りかけたが、雲の下であったので高度は下がらず、神の倉に帰るのはやめてクルクル廻す。 上を見ると、薄い雲が出来始めている。 この雲を追いかけてみようと、この雲のサーマルコアーであると思われるリフトを追いかける。 神の倉を離れてしまうが、高度を上げれば久しぶりに豊栄を目指そう!! 薄い雲はドンドン発達して、しっかりした積雲に育っていて、リフトも強くなって3m/Sec以上で上がる。 強いリフトを見て田中さん、是枝さんが寄ってきた。 一気に雲底に付け、クロカンの振りを付けようと雲中へ入り、鷹巣山方向へ走る。 先程田中さんも雲底に付けていたので、廻さずすぐに鷹巣山方面に向け雲から抜け出る。 田中さんは荒谷山方面に向けていた。是枝さんは私のすぐ後ろを飛んできた。 是枝さんが「大土山にクラウドストリートが出来ているのでそちらをめざしましょう!」」と私に無線で呼びかけてきた。 「先導してください!」と返答した。海抜1780mまでは上がっている。 しかし大土山までは雲が一つも無いので鷹巣山を目指す。 本流は西風のようで、時々50km/hのスピードが出ているが、ずっとシンク音が続いている。 鷹巣山山頂を目指すには高度がないので、福富町へこぼれる事を意識しつつ、山を越えた。 しばらく行くと西風のローター域に入り、ちょっとグラグラする。 海抜950mまで下がり、リーサイドでサーマルヒット。 200m近く高度は稼いだものの、海抜1100mに上がると本流の風の影響を受けているのか追いきれない。 仕方ないので離脱し、板鍋山の中腹にでも取り付けばと、走るもシンク音ばかり。 板鍋山裾野でちょっと粘るも、低い斜面なのでリッジで上がるわけも無く、力尽き農道にランディング。 一時間のフライトで11kmのクロカンであった。 まあ久々のクロカンであったので満足だ。是枝さんも豊栄のパチンコ近くに降ろしたようだ。 私達より先に豊栄に来ていた原田さんは豊栄で上げ直し板鍋山に取り付き、上げて大和町下徳良25Km飛んだようだ。 途中電池切れとなりデーターを追加記入してもらったので、両名のGPSログをアップします。 ランディングして是枝さんが乃美の交差点で待っているので、パラを担いで歩き始める。 最近歩いていないので、丁度良い運動になるだろう。2Km歩いて是枝さんと出会う。 夕方嫁さんと神の倉で出会う約束をしていたのでрオて早めに来てくれる様に頼む。 まだ3時頃なので、サーマルタイム最中と思われるので、フライヤー仲間には連絡出来ない。 しかし石井さんがピックアップに行きましょうと電話をしてくれた。 まだ飛べる時間なのに、申し訳ない!大感謝である!!。 GPSログ 4時半ごろ、嫁さんがインド人若夫婦のスビマンとモミタを連れてきた。 実は今夜、備北丘陵公園で25万個のイルミネーションを見物に連れて行こうと計画した。 スビマン夫婦は若いので色々日本でやってみたい事はあるのだが、日本語が出来ないので、 なかなか日本人の友人が出来ないようである。 嫁さんに日本語の家庭教師を頼んできたので、付き合いが始まった。 夫婦ともなかなか楽しい人で、頭もよく若いので沢山日本でやってみたい事はあるようなので、 私もお手伝いする事にした。付き合ってなかなか気持ちのいい夫婦である。 彼らがインドに帰るまでは付き合って行こうと思っている。 |
12月16日(日曜日) 今日の予報は曇りであったが、我が家の周辺は晴れ間が出来たので神の倉に行く。 雲は張っているのだが少し晴れ間もある。 山本さん、田原さんと3名で荒谷山に上がってみる。 12時過ぎ、ちょこっと晴れ間が出来たので私からテイクオフ。 南小山で少し上がり始め、テイクオフに流れて、テイクオフ前で+2mで 穏やかに上がり始め1000mの雲底に・・・ すぐに雲が張ってしまったが、雲底にいれば下がっていかない。 だんだん雲の色が薄くなってきて下がり始めてきた。 山本さんはコジツーポイントで弱いサーマルで上げて雲底に・・・ 是枝さん達4〜5名がテイクオフに上がってきた。 動き回ってみたが余りあがるところが無いのでトップラン。 30分のフライトであったが曇り空のなかだったのでまあまあか・・・ |
12月22日(土曜日) クリスマスフライトの日であったが、雨が降ったので行かず・・・ 雨の中を参集してくれた人が居たので、お菓子を半分は配ったとの事だった。 |
12月23日(日曜日) クリスマスフライトは雨天順延だったので、今日来る人達も居るだろうと神の倉に行く。 10時過ぎに着いたが誰もいない。 ハングハウスの駐車場を見ると6台ばかり車がある。 ランディング場の駐車場で一眠り。 10時半頃からスタッフや子供連れのお客さんが来始めた。 「サンタさん飛びますか?」とお父さんが聞いてきた。 かわいらしい子供達の顔を見ていると、子供達の夢を壊してもいけないと思い、 サンタフライトを呼びかける。 今朝まで雨が降っていたので、フライトは中止のようだった。 パラ持参で無い人が多く、広大西村と徳ちゃんと私の3名だけだが神の倉に上がる事に。 児島さん、芦刈さん、利弘さんがテイクオフの手伝いに一緒に上がってくれた。 1m弱の風であったが3名とも順番にテイクオフし、なんとかパラシュート付き お菓子を巻く事が出来た。 やっぱりサンタフライトは華があるよね!と喜んでくれた。 よかった!! |