2007年 10 月 |
10月4日(木曜日)高照寺で50mからの復活 嫁さんが岩国の友人に会いに行くと言うので、車で送ってそのまま高照寺へ飛びに行く事にした。 予報は南がらみで、2〜3m/Secである。11時30分岩国に嫁さん降ろして高照寺に急ぐ。 田原さんが居ないと山に上がれないのでрオたら、間違って本日仕事中の田原さんに電話してしまった。申し訳ない。 入山手続きしていると、ランディング場に行くと田原さんが居た。 4機ばかりランディング上空を飛んでいて、しばらくして上げ直し始め、トップアウトして行った。 田原さんに、2名だけの乗客でテイクオフ場に上げてもらった。 高層雲も50%であるが、積雲は祖生盆地から湧き上がっているようだ。 早速12時30分にテイクオフ。リッジでレベルキープはずっと出来る。 少し沖からは時々サーマルが上がってくるので、+200mにはすぐに上がる。雲底は900m位で、すぐに頭打ちとなる。 30分間飛んで全体的に日が陰り、飛んでいた人が全員低く下がってしまったので、私はトップランした。 低い所で粘っていたNさんがサーマルヒットし、鉄塔(アンテナ)上空まで上げて行った。 Nさんは今年2月にパラを始めて、先月にはXC証ゲットした高照寺きっての期待の星である。 Nさんは朝一番でテイクオフしていて、何が何でもランディングする気はなさそうである。すごい粘りを発揮している。 20分程様子を見ていたら薄日も差して来たので、もう一度テイクオフした。 サーマルはあちこちから上がってくるので、海抜900m位迄上げては下がり、又上げてを一時間ばかり楽しむ。 遂に沖しか日が差さなくなり少しづつ高度が下がり始めた。沖で遊んでいたほかの人も居なくなり、私一人になった。 まあ最後まで粘ったのでこれでよいかとランディング場に向かう。ランディング場附近は日が差している。 田原さんが無線で何か話しかけてきた。良く聞き取れなかったので「何か言われましたか?」と聞き返す。 「車はテイクオフに出発しますので、頑張って上げ直してください!」と言われてしまった。 もう一本は飛びたいと思っていたのだが、車において行かれたら次に上がるのは一時間後くらいだなぁーと思い、 本気でランディング場附近を探るも、持ち上げてくれるサーマルはない。 吹流しは垂れ下がっているが、時々は南東向いたり、南西向いたりしている。 やっぱりダメか!とランディングアプローチに入ろうと駐車場近くで少し手ごたえのあるリフトに当たる。 ピッツピッツとバリオが鳴き始めた。低い高度なので、サーマルも一直線に立ち昇ってはいないだろうと、慎重に廻す。 +2〜3m/Secの良いリフトであるのだが、半周分しか引っかかっていない。 少しハイバンクで廻してみる。一度サーマル外したが、ぐるっと大きく廻してサーマルにもどれた。 海抜900mの雲底近くまで一気に上がってこれた。ボルタックとなりのアンテナ近くだ。 北側の607mの山頂をはずれれば、高度制限外れるのだが・・・。 雲の吸い上げが強くなってきて、3〜4m/Secで上がりはじめた。 このまま直進すればぎりぎり607m山に行って、高度制限外れるかと思ったがスポッと雲に入ってしまった。 雲の端までは100mもなかったので、かまわず直進し、雲を抜けるとドシンクであった。 後からGPSデーターを見ると高度制限空域内であり、ルール違反でした。(1000m越えてしまいました) 地上50mから雲までのサーマルヒットは私の初記録になったので、大変うれしい。 高照寺は良いサーマルが発生する素晴らしいエリアだ。 高照寺フライトでは、私は9割位の確率で1〜2時間は飛ばせて貰っている。 時に練習生にとってもこんなに良いエリアはないと思う。 その後一時間ばかり飛んで喉が渇いてきたので、スパイラルで高度を下げたら、久しぶりにやったので ブラックアウトしそうだったので3周でやめ、ビッグイヤーで高度を下げる。 ランディングアプローチでグランドサーマルも少しはあって、なかなか下がらなかった。 先程車で上がってテイクオフした人達は沖でテイクオフレベル位で上がりもせず、 下がりもせずで小一時間ばかり遊んでいた。 嫁さん迎えに行くので4時には失礼する。 岩国はどしゃ降りになっていた。高照寺はどうなっただろう・・・。 GPSデータ |
10月13日(土曜日)大佐山遠征 今年5月連休にプレジャークラブのおやじ連中と大佐に一泊泊まりで飛びに行った。 宿泊は大佐山山頂のレストハウスであった。 朝早く起きてコシアブラやタラの芽を沢山取って帰った。 レストハウスの料理にも山菜のテンプラが出たのがうれしい。 何よりも夜の宴会でおやじギャグが飛び交うのが何とも楽しい。 たあいの無いおやじギャグなのだが、若い頃に戻ったように腹の底から笑い転げるのが何とも楽しい。 50代以上のおやじ連中でないとギャグはすべりまくってしまう。 5月に今度はきのこ狩りに来るからと、女将に約束したのを果たす為に来た。 天気予報は両日とも曇りがちであるが、まあ半分は夜の宴会ときのこ狩りが楽しみである。 朝7時半に我が家の近くの空地に車を止めて、竹井さん、増山さん、石井さん、小田さんと「SORA」の おやじ三羽烏のうち西沢さん川口さんの2名と私、そして別便で行く榎本さんと宮廻さん(?)の9名である。 半額になる通勤割引を使用するので、7:30集合となった。 庄原で一度降りてETCカードを変えて再入路。 大佐SAから出ると10分くらいで大佐エリアに到着。ショップに行って入山届けを書く。 ジェラードさんが居たのでよろしくと挨拶。大阪ナンバーの車も来ていた。 さすが営業エリアなので、お客さんの対応もテキパキしているし、テイクオフ場と ランディング場にはイントラさんを配置している。安心して飛ばせてもらう事ができる。 早速テイクオフに上がる。メインテイクオフは吹流しは無風で反対側の北テイクオフは1〜2mのアゲインスト。 練習生達はメインテイクオフで風待ちをしていた。とりあえず一本飛びたいので北テイクオフから出る。 2〜3回テイクオフ前をウロウロして山腹を廻って正面に廻り込んでみたがリフトなし。 大急ぎでメインテイクオフの左尾根の中腹に取り付いた。リッジリフトでねばって5m上げては5m下がるという状態。 15分間ばかり粘って30分間位のフライトだった。安井さんもランディングに来て、「よく粘っていたね」と声をかけてくれた。 誰も見てないと思っていたら思わぬ人が見ているものだ。 本日は全部で5本飛んだ。トップアウトもリッジで2本したが、短時間のフライトであった。 夜は大佐山山頂のレストハウスで宿泊。いい香りの檜風呂に入る。7:00からの宴会。 食事の量もしっかりあり、おやじギャグが飛び交い楽しい時間が4時間あっという間であった。 |
10月14日(日曜日)大佐山遠征 朝6時には石井さんが起きだし、きのこを探しに行ったらしい。 私は7:30に起き出し外に出たら石井さんが帰って来た。 地味な色のきのこを2種類手に持っていた。誰もきのこには詳しくなく食べられるかどうか分からない。 まだ寝ている連中に、朝の味噌汁に入れて食べさせようと冗談を言い合う。 白っぽいのは群生していたと言うので、森に案内してもらった。 5mばかり筋を作って生えていた。しっかり傘を開いた状態であった。 色の黒い方は裸地に生えていてなにやら怪しい。なめこやシメジがあれば私にも分かるのだが・・・・。 残念ながら今年のきのこ狩りは空振りだった。 朝方は北風が残っていたが、10時頃になるとメインテイクオフ正面から1m位の風が入りだした。 空は昨日に続き曇り空だ。ちょっと薄日が差し始めたら大佐の手練達5〜6機がテイクオフして行った。 右尾根で粘っているが中腹以上には上がらずで苦しんでいる。西空を見ると少し雲間が見える。 10分位待てば日差しが出るだろう。グライダーを拡げウエイティング。 日が差して来たのでテイクオフ。出てすぐに右ターンし右のボールを探ろうとしたらすぐに1〜2mリフトに当たった。 斜面にべったり張り付きながら少しづつ上がりはじめ、稜線までは上がるも、北西風の影響かサーマル突き抜けていない。 右ボールを突っ切って皆さんが粘っている右の尾根に移動。 一機ブルーの機体(ジェラードさん?)がトップアウトしている。 尾根に辿り着くと、ちょっと分かりにくいがサーマルは上がっているので、外し気味ながら廻す。 トップアウトを果たす。青い機体はテイクオフ上空を通って大きく探っている様子。 トップアウト果たしたが、山頂上空は複雑に風がぶっつかり合っていて、何だか気持ち悪い。 ジモピーは沖で粘っているので、私も上空から沖に出す。ところがずっとシンク音で、沖では粘りきれず、 温水プールの建物の上空で少し粘るも、あえなく30分でランディング。 2本目はばんちょさん(奥さん)が薄日が差しているときテイクオフし、一機のみでトップアウト果たした。 (うらばんちょは旦那だそうです。私は番長を裏で操っているのが奥さんで、うらばんちょだと思っていた) もう一度日が差さないかと待っていたが、その気配無いのでテイクオフ。 立ち上げて走ったが、ちょっと足が離れたがすぐに着地。 少し走ったがとてもテイクオフは無理と思ってストップしたが、転んで引きずられ膝をすりむく。 吹流し手前2mで止まった。キャノピーを絞っていたら西沢さんと川口さんが助けに来てくれた。 キャノピーを持ってくれ上がりもう一度呼吸を整えてテイクオフ。 すでにサーマルは無くなり、下腹でしがみつくもサーマルは上がってこず。低い位置でばんちょと手を振って挨拶。 ばんちょよりは長く空中に居たいと粘る。 ばんちょのランディングを見て、私もランディング。 昨日と今日7本飛んで、5本はターゲットを踏む事が出来たので、まあ納得であった。 |
10月21日(日曜日)海抜1330m・1時間20分・トップラン 川地スペインフライトツアーで昨年一緒に行ってたタムちゃんが出張帰りに神の倉に飛びに来た。 今年の平和に参加してクラブ複合体運営(営業運営でない)のエリアの雰囲気が気に入ったようである。 昨日は風が強く飛べなかったので、平和資料館に案内した。 夜は藁科邸に皆が集まって「伊勢海老祭り」をした。 キムリンのお父さんが徳島の漁協に努めているので、浜値で買って送ってくれるのだ。 カンカンを除いてキムリンと子供二人とも風邪を引いてしまい、かわいそうに参加不能になってしまった。 宇品まで伊勢海老を引き取りに行く。 一人一匹の伊勢えびの刺身伊勢えびの味噌汁、藁ちゃんのにぎり寿司、めぐちゃんのポテトとパンプキンサラダ。 デザートにハスキーのチーズケーキなど、豪華晩餐会だった。 藁科さんのにぎる寿司はふんわりとしていて、口の中に入れるとパラリとほどける。玄人はだしのにぎりだ。 めぐちゃんのパンプキンサラダには牛肉が入っており初めて食べる味で美味しかった。 ハスキーのチーズケーキはしっとりして、味は濃厚で「材料費かかっているんじゃろー」と聞いたら 普通の作り方と言っていた。腕が良いという事か・・・・。 他に炭火焼牛肉もあり、本当に豪勢な晩餐会になった。 たむちゃんもパラ仲間がイベントでもない時に食材を持ち込んでワイワイ楽しそうに集まっている事をうらやんでいた。 朝霧では皆さん遠くから集まって来るので、イベントでないかぎり皆が集まって食事する事など考えられないと言っていた。 今日はお天気も良し、風予報は北西だ。河原さんと10時半約束だったが、ちょっと遅れて11時になってしまった。 既にハングが一台パラが2台の10名以上荒谷山へ上がっていた。入山届けを書いてもらい、すぐに荒谷山へ上がる。 テイクオフ場に到着すると、福伝さんが一番でテイクオフして、一番上げを果たしていた。 ハングが3機パラが5機ばかりテイクオフして、南小山の沖のほうで強いサーマルに乗って上げて行った。 私たちの最終便だった河原さんは少し遅れてテイクオフ。目の前のサーマルを捉えてしぶとく上げて行った。 たむちゃんもテイクオフし、トップアウトは果たしたが、強いサーマルには乗り損ねたのか、左尾根でねちねち粘っている。 風が左サイドに変わってしまい、上がる気配がない。 5分近くスタンバイしていた差江さんんが、辛抱たまらずテイクオフ。ずぶずぶと左谷間に滑って行く。 10機近くは+500m位を飛んでいる。私だけぶっ飛ぶのもいやだなぁーと機体を拡げる。 石田さんが一人車をかっ飛ばして上がってきた。 地上の藁を焼く煙はメインランディングまでは南風に代わっている。 時々真上に上がっている。しかし、テイクオフは北がらみ。 海風が押してはいるが、ここ井原市まで来たが、向原までは「行くほどのパワーが無い状態なのか? テイクオフに南が入ってくれればばっちりなのだが・・・・ 風が正面に変わったので、すかさずテイクオフ。差江さんが谷間でリフトに持ち上げられているのが見える。 左にコースを取ってみるもリフトなし。60mくらい下がって正面尾根に戻るとリフトがあった。 これでぶっ飛んだら本日最初のぶっ飛び者になるので神経研ぎ澄ましてサーマル探る。 おーおー!あった。丁寧に廻すも強いリフト帯がよく分からない。 強いリフトがあったので、機体を山へ向けたままブレーキを引き込み斜面を駆け上がる。 山に近寄り過ぎたので一回転して山肌から離れもう一度山に向け斜面を駆け上がる。 (後日GPSデータを見ると、2回山に向け斜面を駆け上がった高度が80mあった。結構有効な方法だと思っている) トップアウトしたので、たむちゃんと絡みながら上げる。沖に出しながら上がって行った。 シアーで上がっているのだがはっきりしたシアーラインが出来ているわけでもないのでガンガンに上がるわけでもない。 先にあがっている人たちもウロウロしていた。とりあえず一気に海抜1330mに上がった。 私ところが一番上になったので他の機体も寄って来た。私は群れて飛ぶのが好きでないので南に向けて走る。 もっと向こうにしっかりしたシアーラインがないかなぁーとか、あの雲のすいあげはないかなぁとか思ったのだが何もなかった。 しかしぼんやりとしてシアーなのか、あまり下がらず飛んでいた。 薄い雲が出来かかっているのだがすぐに消えてしまう。どんどこ発達する積雲がない。 サーマル成分弱いのか?秋なので湿度が少なく雲になる水分が足りないのか? 兎に角上空でのフライト目標が定まらない。 なかなか海抜1500mを越えるほどのサーマルに出会えないのでクロカンに出る気がしない。 もっともたむちゃんを広島空港に送ることになっているので、出来てもアウトアンドリターーンなのだが・・・。 荒谷山附近をウロウロと飛んでいたら足刈さん河原さん田原さん高杉さんが神の倉を飛んでいるだけになった。 足刈さんは鷹巣山を越え豊栄のパチンコ屋へ降ろしたようだ。 携帯電話が鳴った。たむちゃんからかな?荒谷山は誰も飛んでなく寂しくなった。 トップランして車を降ろそうと、ビッグイヤーかけて高度を下げる。 グラグラし始めた。ビッグイヤーかけてぶっ潰れたら、回復が遅れたりストールにはいったらどうしようと、すぐにもどす。 ピッツピピッピと上がり始める。そのままリフト帯を突っ切ってシンク帯を探しゆっくりと廻す。 荒谷山テイクオフ場では、ハンドクランチのグライダーを飛ばしている。 最近荒谷山に来始めた連中なので私がトップランするのはわからないだろうなぁー。 近づいて何度もテイクオフ場を指差したら分かったようでグライダーを着陸させ脇によけてくれた。 吹流しの向きは無風だが時々フォローだったり南サイドだったりしている。 南斜面から+10mで通ってみて北側からアプローチし、ふんわりトップランであった。 気になっていた携帯電話は時安さんからだった。 ハンドクランチの3名はパラグライダーのトップランを目撃したのは初めての様で少しパラに興味を示した。 バリオメーターやGPSにも興味を示してきた。 1時間20分のフライトであった。 空もすっきりと晴れて遠くまで見通せあまり高く上がらなかったが気持ちのいいフライトであった。 トップランして車を降ろすのも気分が良い。 車を降ろして、メインランディングの東屋でまったりしていると、田原さん高杉さんそして石田さん最後に河原さんが ランディングしてきた。本日の最長時間フライトは河原さんか? 神の倉はフォロー気味なのか?テイクオフしても皆ぶっ飛んできた。 夕方たむちゃんを広島空港に送っていく。 神の倉の皆さんが親切にしてくれたので、楽しいフライトになった様子だった。皆さんに宜しく宜しくの事でした。 |
10月27日(土曜日)川地塾・大佐山 川地塾が大佐である。指江さんと二人で行く事にして7:30に神の倉エリアで待ち合わせした。 ちょっと風邪気味なのでずっと指江さんに運転してもらった。 10:30頃大佐町に到着。強風のため一日中座学となった。 昼食と夕食は「レストラン大和」でフライヤー向け価格で、安くて美味しい食事をさせてもらった。 夜宿舎ええ明日のタスクを検討し、GPSに取り込んでいた。 不良学生の私は熱っぽいので、毛布を被って丸まって寝ていた。 |
10月28日(日曜日)川地塾・ 朝食は佐々木さんや徳ちゃん達が支度をしてくれ、ハムエッグや、スクランブルエッグ、 野菜サラダなど、手間をかけて作ってくれた。 朝一の接地逆転層の霧も晴れ、晴天になった。何時頃からサーマル活発になるかな? 第二便の車ででテイクオフに上がる。皆さんぼちぼちテイクオフして行く。 トップアウトして行く人も居るがせいぜい+2〜300mの様である。塾生達はフルパイロンに燃えている。 私はサーマルのある所で上げて、サーマルを乗り継いで自由に飛びたい方なので、パイロンを廻った事がない。 今日はお付き合いでプレパイロン位は廻ってみようか?とプレパイロンのみ教えてもらった。 10:30テイクオフして、正面沖でちょっと粘って右尾根に付けたがリフト無く、思い切ってショップ裏の伐採して、 はげている斜面で粘っていると弱いサーマルをヒットし、じわじわと上げトップアウト。 海抜1150mまで上げたので、砂防ダム上空に行き、帰って来たが、低い位置であった。 上げ返せずランディングに向かい、道路上でちょっと粘ったが、サーマルに出会えず。 一応、メインランディングのターゲットを狙って、2重丸の中には入れた。30分フライトであった。 2本目は12時30分テイクオフ。右尾根に付けてすぐにリフトに当たり、海抜1200mまで上がる。 沖に出して川地さんや原田さんとからみながら廻す。 川地さんは私の事をどう思っているのかな?と思っていたので、思い切り近寄って廻す。 私を避けないで、一緒に廻してくれたので、危ないおやじとは思っていない様なので、ちょっとうれしくなった。 718mの山を二人は取りに行ったが、私は途中で止めて、平野部に出て町民センターを巡ってバングランディングに向かう。 最後のあがきで、斜面に付けた。上げ切れなかったが7分間ばかり±0m/Secで粘る事が出来た。 イメージを働かせてあの地形と日当たりならば、サーマル発生するだろうと確信を持って 粘り抜く事も大事な事だろうと思った。川地塾は4時過ぎに解散。 帰路も指江さんにずっと運転してもらった。指江さんに良い話を聞かせてもらった。 先月指江さんは100Kmマラソンを始めてのチャレンジで完走したそうだ。 四万十川100Kmマラソンで参加料15000円支払っての自己チャレンジだったそうである。 制約時間は14時間だそうだ。 100Kmマラソンチャレンジの前に、指江さんは川地塾で習ったイメージトレーニングを徹底してやったそうだ。 100Kmを1/10にして、10Kmを1時間10分から20分で走る方法をイメージしたそうだ。 大会実行委員会から道順を10Km単位でメモ帳に書き込み、そして頭に叩き込んで、 100Kmをバーチャルの中で走り込んだそうだ。 実際に走ってみると、イメージトレーニング通りに走れたそうだ。 70Kmを越えた頃は、歩く事もイメージトレーニングに入れていたので、あせる事も無く、13時間台でゴールしたそうだ。 初挑戦で100Km完走出来たのは、川地塾でイメージトレーニングの大切さを学んだお陰だと言っていた。 おやじ連中は自分が生きて来た人生に自信があるのもだから、なかなか他の人のいう事を素直に聞こうとしない生物である。 私もご多分に漏れず、ああ言われれば、こう考え、ハイハイと言いながら、 腹の中では、別のことを考えている典型的なおやじである。 特にイメージトレーニングなどと言われると、とても納得し難いものがある。 ところが指江さんはイメージトレーニングで、100Kmマラソンを完走したという。 指江さん曰く!!「川地さんは数少ないパラフライヤー向けでなく、他のアスリート向けに イメージトレーニングの講習会開けば良いのに・・・」 もう一度川地塾のイメージトレーニングの項目のノートを拡げて見よう!!! |