2006年 10 月 |
10月6日(金曜日)スペイン人イボン 7月にスペインに行った時、北部バスク地方の都市、ビトリアで3日間泊めていただいた サルバの息子イボンが日本にやって来た。 実はスペインに滞在中、訪問しようとしていたサンタンデールのデビッドからメールが入ってきた。 車の事故をして車がボロボロで修理している写真付であった。 奥さんもむち打ち症で入院しているようなので、サンタンデールへの訪問は急遽取りやめ。 広島大学に留学しているスペイン人のヨネちゃんにメールを入れる。(マドリッドから広島大学へ) 「私の両親に電話を入れておいたので是非寄ってください」とメールの返事をもらった。 訪問したビトリアの御両親は装飾品のお店をやっていて、別荘を南部にも北部にも3軒持っていて、 パパはホンダのスポーツカー,ママはトヨタ車、息子のイボンはBMWに乗っていた。 家族用の車はでかいランドローバーで、パパはママを乗せて、ハーレーで走るのも好きな様である。 野山を走り回る四輪のバイクも持っていて、ちょっと乗せてもらった。 家もママ(ベゴニア)が丹精込めた部屋で、部屋は夢一杯に飾りつけてあった。(装飾品の商売だもんなぁ〜) お金持ちなのだが、気さくな夫婦で心からの接待を受けた。 丁度バケーションの2日前に行ったもので、仕事の区切りを付けるのに忙しかったようだが、 イボンも協力して歓待してくれた。 イボンは航空学校を出て、FEDIXに勤める25才の青年である。 パイロットの免許を持っているといっていたので、軽飛行機かと思っていたら、ボーイングも操縦出来ると言っていた。 貨物だけかと聞いたら乗客もOKのライセンスだと言っていた。 しかしFEDIXではパイロットの仕事はさせてもらってないようである。ドバイに行って職を探そうかとも言っていた。 そのイボンが広大のお姉さんを訪ねて東広島に来ている。 スペイン・サルバ一家の動画 今日は本浦町の「庭園レストラン半兵衛」に連れて行く。 スペインでお世話になった時、嫁さんが天プラや、トンカツ、海老の刺身を作って振舞ったのである。 その時お庭に花や木の葉で飾り付けをして、お皿に盛ったのである。 そして「日本は目でもお料理を食べる!」と説明しておいた。 今日は会席料理を食べさせ、本式の目で食べる料理を見せようという魂胆である。 料理を注文して待っている間庭園を歩かせてもらった。 ライトアップに浮かんだ日本庭園もなかなか風情があった。 イボンも大変喜んで写真を撮っていたが、フラッシュの光が当たる所しか撮れないようなので、目に焼きつけろという。 テーブルに戻ると、前菜が並んでいた。刺身など生ものはダメといっていたので、私のは ステーキ御膳を注文しておいた。結局これが最後には役に立ったのだが・・・。 盛り付けの美しさには驚いて、一品づつ写真を撮っていた。一応全てチャレンジして食べてみるのだが、刺身は一口のみ。 海藻類は海の雑草しか思えなかった様だ。デビラは食い物とは思えず、食感で言えば、ゴミとしか思えない様であった。 イボンの名誉の為に言い添えるが全ての食品に一口づつチャレンジしてくれたが、食文化の違いは1〜2回の経験では いかんともし難いようである。最終的には私のステーキを食べて落ち着いたのであるが・・・。 |
10月7日(土曜日)平和カップ 今日から平和カップ大会であるが、曇りで北風強風である。 夕方ちょっと顔を出して、神の倉からテイクオフしてヘアピンカーブまで行くと アーベントタイムと重なって何とかステイ出来た。一時間ばかり飛んで最後にランディング。 夕方ハングハウスで大佐の池上さん、長畑さん、松田さん達と会食。 ハングハウスにバリ島で買った激辛ラーメンを10ケばかり差し入れ。 一つ作ってもらったが高見さんはじめハングの人は一個しか食べられず、 後は私が引き受けて汁まで全部飲み干したので飽きれていた。 バリラーメン残っていると思うので、激辛ですが我はと思う人はチャレンジしてみて下さい。 10時過ぎまでワイワイやって私は帰宅。 |
10月8日(日曜日) 10月9日の市民能楽祭の準備に昼からアステールプラザに行かなければならない。 平和カップも気になるので神の倉へ直行する。ハングの選手たちのみが居た。 強風の為メインポールの吹流しが巻きついていたり、テイクオフの吹流しポールが1本 倒れていたりしていたので、児島さんに連絡して道具を持って来てもらうよう連絡したりした。 12時過ぎたのだが誰もテイクオフしないが、時間なので神の倉を後にする。 アステールプラザの能楽台の掃除や準備を手伝って夕方法正寺に集まり最終調整。 昨年新人さんが4名も増えた。この新人さん達に役を振り分け、ベテラン組は地謡をいう事にした。 新人さんにとっては役を一人で謡わなければならないので、相当に緊張されている。 新人さん達は全員お寺の住職なので声を出すのは慣れているはずなのだが、 内容が違うのでまるっきり緊張は別物の様だ。 |
10月9日(月曜日)市民能楽の集い 市民能楽祭の出番はトップバッターなので、朝7時に法正寺に集合。 今日は嫁さんにビデオカメラを頼んだ。朝の練習風景を撮ってもらって、、いざアステールプラザへ出陣。 謡曲は観世、喜多、宝生、金剛、金春の五流派あるが、今春を除く4流派のお弟子さんの発表会である。 「市民能楽のつどい」は今年で27回目を迎える。 お昼近くにプロの狂言がある。 毎年10月の体育の日に催していて、無料ですので、一度は見てもらえばうれしいです。 仲間の新人が、シテやワキをつとめるので、新人さんは大変緊張しておられる。 一番目の出番なので、朝8時にはアステールプラザに入り舞台裏で紋付、袴を着る。 一番手の出演ではあったが、新人さん達は落ち着いて謡う事が出来た。 一生懸命練習されていたので、無本で謡っていて、客席に何人位座っていたが、観察出来たようである。 終了して番組のめくりや、裏方の仕事があるのだが、私は失礼して神の倉へ行かせてもらう。 11時過ぎに到着。ダミーを勤めさせてもらいたいので、荒谷山へ上げてもらう。 風は本流北東であるが、コロコロ変わっている。当然フォローも吹いてくる。 一度正面から入って来たが、3分も続かなかった。 南からも入ってきたり、無風になったり本当にコロコロ変わる。 神の倉に会場を変更した方が良いのではないかと思い、神の倉から出て上げれば、 皆さん移動してくるだろうと思い、テイクオフする事に。 左サイドの風でたち上げ、テイクオフする。地を蹴ってテイクオフしたとたん、テンションが緩み、1.5mで着地。 傾斜地なのでもう一度地を蹴ってテイクオフ。斜面の潅木をハーネスでスリスリしながら、ぎりぎりテイクオフ。 3度目のスタチンを覚悟したが、ヤレヤレと思ったが、何だか上から押さえられている感じで、ドンドン沈下。 テイクオフ前の嶺の梢を1mちょいで飛び越えた。イタチの最後っぺで1羽ばたきして梢を越えようかと一瞬思った。 2度目の山チンを覚悟した瞬間であった。 その後も山の吹き降ろしに捕まっているようで、地上100mまで、滑り台に乗って降りた様であった。 テイクオフやランディングで見ていた人は山チン回収を覚悟した様であった。 何ともはやのダミーフライトであった。 兵萬さんにピックアップしてもらって神の倉テイクオフに移動。 神の倉で上げて汚名挽回と思ったが、こちらも北東かぶりでテイクオフしずらい。結局2時頃までウエイティング。 東かぶりはなくなってきたので、ボツボツダミーがテイクオフしだす。 私もテイクオフして、ヘヤピンカーブまでたどり着き、ステイ出来る状態に。 移動してきていた選手たちもテイクオフして来たので、私はランディング場へ。河原さんが結構上げている。 神の倉の方が良かった(といっても超しぶいが)とちょっとだけ証明されて一安心。 平和カップの表彰式は見ずにアステールプラザの後片付けに広島市内へ。 |
10月10日(火曜日)イボンと岩国・宮島へ 今日、明日とイボンを観光案内したいと思う。 広大のヨネちゃん(お姉さん)には平和資料館には連れて行ってもらっていた。 ヨネちゃんがまず平和資料館に弟を連れて行ってくれた事に感心する。 今日は宮島と錦帯橋を案内する事にした。 東広島の留学生のマンション「サンスクエアー」にイボンを迎えに行く。 ヨネちゃんは三原の大学の研究室に行っている。 イボンを乗せて先に岩国に行き、錦帯橋を見せる。 橋に感心するよりは、錦川の水のきれいなのと、庭園、公園の美しさに喜んでいた。 昼になったので、お好み焼きを食べさせる。聞くと5度目だと言った。 お好み焼きはエリックの家族にも好評であったので、外国人に口には合うようである。 宮島では海中にある鳥居や厳島神社が珍しいようだった。朱色があざやかで、五重塔の遠影も良かった。 鹿が慣れていてくっついてくるのは喜んでいた。 紅葉には早かったが、ロープウエイに乗って、消えずの火のあるお寺まで山を登った。 みせん山頂まで行きたかったが、5時半がロープウエイの最終便だったので、引き返す。 夜はスーパー銭湯「深川の湯」に連れて行く。カツどんを食べさせる。好評!! 皆が裸で風呂に入るという日本文化(風習)に抵抗を示すと思ったが、ものめずらしさもあって喜んでいた。 サウナに誘ったが5分間も辛抱出来なかった。サウナを出て行ったので、 追いかけ、水風呂に入って「入れ!!」というも、足首を浸けただけで逃げ出す。 電気風呂(低周波)には、びっくりして飛び出すかと思ったが、珍しいようで少し我慢していた。 浮き風呂がいたく気に入ったようで何度も入っていた。 今日はどんな感想もったか、聞き忘れたが、変わった経験をした事だろう。 |
10月11日(水曜日)イボン秋芳洞へ 今日は秋芳洞に連れて行く。 スペインで鍾乳洞に行ったことがあるかと聞いたら、マジョルカ島に船で行くのがあると言う。 北部に大昔の人が描いた絵のある洞窟があると言う。アルタミラの洞窟らしい。 秋芳洞は子供達を連れて行った、20年ぶり位か? ウイークデーなので観光客は閑散としている。洞窟内もゆっくり見ることが出来た。 見終わって嫁さんにイボンの感想を聞いてもらうと規模の大きさにびっくりした様である。 スペインには無いと言っていた。秋芳洞が気に入ったのか、おみやげを買った。 風鎮(掛け軸の錘)を2セット買って4名にあげると言っていた。何に使うものだと説明する積りだろう?? オニックスのカップと化石を買った。 スペイン語なのでお土産屋のおばちゃんも話が出来ず(英語でちょっとは説明出来るようだが・・・) 嫁さんへの感謝も込めて小石をサービスしてくれた。 昼飯を別の店で食べるとそこのオーナーのおばちゃんがスペイン人はめずらしいと思ったのか、 ペンダントにイボンの名前を彫ってプレゼントしてくれた。 イボンも日本人のやさしさに触れてうれしそうであった。 秋芳洞の入場券を買うとき、サファリパークの入場券とセットで買うと 500円ばかり安くなるので、サファリパークにも行く事に。 私はサファリパークへ行くのは初めてなのでちょっと興味ある。 車に乗って放し飼いの動物たちの居るエリアを走るのである。 草食動物のエリアには沢山の種類が居たが、肉食動物のエリアは単種類のエリアである。 やはりライオン、トラ、熊のエリアは迫力であった。 小動物のエリアは手で触れる様にしてあり、子供ならずとも興味深深の体験であった。 イボンもサファリパークは初めての様であった。 熊が車の近くに寄って来た時は緊張していた。私にも緊張感があった。 車の前で熊が動かないでこちらを見ているので、園の監視員のジープが来てパチンコで追い払ってくれた。 夕方はPAでトンカツ定食を食べさせる。やっぱり日本食は無理強いしないほうが良いと思った。 留学生は日本食に慣れてもらわないと困るが・・・。 イボンも初めての経験が多かったので大変喜んでくれた。 動画・・・イボンとの休日 |
10月27日(金曜日)岐阜県付知パラ大会 岐阜県中津川市の付知で今年最後のF−1大会がある。 神の倉から河原さん、阿部さん、中村さんが選手として出場する。 ダミーとして飛ばせてもらおうと藁科さん、徳ちゃん、と私もくっついて行くことに。 中村さんと私は一日早く行く事に。 大佐の池上さん長畑さん、加藤さん(?)と朝7時30分福石PAで待ち合わせる。 深夜割引を利用する為中村さんと私は3時40分に山陽自動車道に乗る。 深夜割引は3割引きなので、3500円ばかり安くなる計算である。大佐組と合流して一路中津川付知へ。 11時半頃到着し、道の駅でざるそばを食べる。大ざる800円であまり美味くなかった。 そばは当たり外れが大きい。12時過ぎに付知エリアのランディングに到着。 大会の準備中であったが、誰ひとり居ない。一時過ぎフィールドキッズの鈴木さんが昼食終わって来られた。 大会準備は殆ど終わっている頃でフリーフライトでテイクオフに上げてもらった。 高度差は600mばかりで北向きと南向きがある。 今日の予報は北西であった。15分ばかり上のほうの北向きテイクオフに担ぎ上げ。 いろいろ説明を受けている時、強風が吹き始め木の葉が散り、リッジソアリングをし始めた。 寒冷前線のシッポで10m/Sec弱の強風が30分続いている。無理してもつまらんので下山を決意。 パラを持って降りるのも明日大変なので5名分のパラをテイクオフにシートをかけて置いて下山する事に。 計器類だけはもし雨に濡れると大変なので持って帰る事に。 夜には河原さんに「強風で全員裏山友の会に入会となり、明日回収という事で パラは置いて帰るので明日はよろしく!」と偽情報をрキる。半分は本気にした模様。 鈴木さんが夕食に招待をしてくれて、クラブハウスにしているでかいログハウスに伺う。 50名から70名位は泊まれる程の3階建ての立派なログハウスであった。 現在付知で大フィーバーの鶏ちゃんをご馳走になった。 鶏肉を美味しい出汁に浸けたものと、野菜を鉄板焼きにして食べるのであるが、大変に美味しかった。 鈴木さんは大変気さくで楽しい人であった。 泊まりはランディング場から15Km位の、花の湖オートキャンプ場のログハウスであった。 |
10月28日(土曜日)F−1大会初日 F−1大会初日。 私達3名はダミーであったので、現地スタッフと一緒に上げてもらう。 北向きのテイクオフから出ることに。ジモピーが最初にテイクオフ。すぐ左の尾根に廻りこみレベルで粘っている。 次にファルフォークの岡さんテイクオフ。次に石垣島の大城さんテイクオフ。ジモピーと岡さん上げ始めた。 スーパーダミーが出ているのでこれ幸いと私もテイクオフ。 テイクオフして尾根を左に廻りこみ、ブリーフィングをしている選手たちの居る南向きテイクオフ前を通り過ぎ 山奥へ行くと良いリフトがあった。そのままくるくる廻して海抜1500まで上がる。 既に岡さんは東西に延びる尾根沿いを東に進んでいる。 山深い所に入っていくので、ちょっと心配であったが、岡さんが途中でサーマルヒットし 尾根から300m位上げているので、思い切って付いて行く。 岡さんはついに雨乞棚山(1391)上空に達した。 私は南北の尾根上を3回ばかり往復した。+2mのリフトからいきなり+6mのサーマルに持ち上げられ 一気に30m位持ち上げられた。次に何か来ると身構えていたらいきなり前縁がすべて潰れV字になりかけた。 すぐにブレークコードをはたいて直したが、とても廻す暇は無かった。 選手たちとは全然違う空域を飛んでいるのだが、ダミーにはならないがゲートオープンになっているので丁度良い。 藁科さんも追いかけてきて、岡さんと一緒に遊んでいる。 2時間飛んだので、西の端まで行っていると、「そちらは危ないです」と無線もらった。 どんどん下がって行ったので、粘らずランディング場へ。 街で目を付けていた信州そば専門店へ行き、大ざるそばを注文。大ざるが550円はうれしい金額で専門店で美味しかった。 レディースクラフトの大会があって、100店以上のお店を出している。 鈴木さんが是非見てくださいと言っていたので、一人で見に行った。 すべて女性作家の様々な手工芸品を出店していた。愛知県から来ていた美人作家の焼き物を買った。 結構見ごたえのある作品群であった。 夜は公民館で付知のメンバーの手作りの料理でもてなしてもらった。蜂の子の入った料理も振舞われ、なかなか特色のある 心のこもったウエルカムパーティであった。 スペインに一緒に行った田村さんが、朝霧の仲間達と来ていた。 (田村さんは年間F−2クラスで3位であった) |
10月29日(日曜日)F−1大会最終日 F−1最終日である。 今日は何とか南向きテイクオフから出れそうである。 ちょっとかぶり気味であるが、前からブローも入ってくるが長続きしない。 ジモピー達や岡さん達スーパーダミーもテイクオフしたようである。 藁科さんもテイクオフしたので、私も続いてテイクオフ。 岡さんと藁科さんともう一機は既に後ろの南北の尾根につけている。 他の皆さんは右の西斜面で粘っている。(本当はこちらを探らないといけない) 私もテイクオフして南北の尾根に取り付けたかったが一度たどり着いただけで あとはボールと南テイクオフ対面の尾根で一時間ばかり粘っただけだった。 一度だけ5〜6名の選手を集めただけで、新しいサーマル発見には役立たず。後はずるずると降下してしまった。 3時には終了なのでリフライトは無し。表彰式には時間有るので昨日行った付知温泉に行く。 ここの湯は美人の湯系でアルカリ性なので肌がぬるぬるして気持ちいい。 4時過ぎに表彰式。 我が神の倉勢では、年間成績でF−1クラス4位の河原さん、付知F−2クラス2位の阿部さんが表彰された。 河原さんの年間で5戦ばかりの成績としてはたいしたものである。 夜6時頃付知を出発し、帰宅は0時過ぎであった。 付知エリアは鈴木さん達を中心にアットホームな人達であった。 周辺のエリアからも応援に駆けつけた人達も居た様である。 付知エリアの未来が明るい事を念じつつ、皆さん有難うございました。 動画・・・付知フライト |