2004年クロカンシーズン突入だ!

2005年 4 月   
4月2日(土曜日)
今日はうす曇りで風が強くなりそうだ。
10時半頃神の倉に到着。学生達や近藤のおばちゃん、時安さん、田中さん
増山さんが神の倉からぶっ飛んで来た。
荒谷山も右サイド(南西)から入っているようなので、荒谷山に誘う。
Aさんが「乗せてもらえますか?」と言って来た。
風が5m前後吹いているし、サブランもだいぶ耕されて来ているので、OKとは言えず
「学生達と神の倉に行って下さい」と伝えた。  申し訳ない!!
彼のプライドを傷つけたかもしれない。
近藤のおばちゃんには、はっきりと「神の倉!!」と決め付けたのだが・・・。

荒谷山テイクオフは西南西のようで、5m前後の風は吹いているのだが、
ボール奥は全然若木が揺れていない。
駐車場裏の小山のみが松の木まで揺れている。しばらくウエイティング。
12時頃には、南西っぽく3mの風になってきた。
辛抱たまらず、時安さんが一番手でテイクオフ。
右ボール奥を狙いかけたが、全然リフト無いので、ずぐに右小山に付ける。
±0で粘っていたが、結局何もなく三篠園サブランへ。

これで誰もテイクオフする気を失う。30分以上待って私がじれてテイクオフ。
前の小山前で少し粘るも、遂に正面尾根の先端まで下がり、地上100mでリフトに当る。
一生懸命さばり付こうとするのだが、地上100mのレベルキープが精一杯だ。
石田さんと田中さんもテイクオフして来て、3名でのたうち回る。
強めのサーマルヒットし、テイクオフレベルの−100mまで3名共に復活。
テイクオフレベルに何んとか到達しようとするのだが最後のリフトに乗り切れない。
しかしついに石田さん、田中さんは一瞬のサーマルに乗ってトップアウトし
2名共すぐにトップランした。
2名共機影が見えなくなったので、トップランしたのが分かったので、私も何とかしてトップラン果たしたいと
斜面を磨くのだが、ついに力尽き沖へ出す。
三篠園のうしろの山すそ(地上30m)で木の葉が揺れていたので、10分ばかり粘ってみる。
いつか強いサーマルが来て一気にトップアウト出来ないかと甘い空想を働かせる。
やはり無理な事は無理でランディング。
                          
荒谷山テイクオフは強風になったようで、皆さん下山してきた。
東屋でうだうだ話し話をしていたが、一人去り、二人去りでほとんど居なくなった。
夕方4時頃急に風が落ちたので、山本さん、田中さん、利弘さん、私とで、神の倉に上がる。
だいぶ南に振っているが、飛べそうなのでやはり私からテイクオフ。
+50〜100mばかりのリッジで遊ぶ。
田中さんもテイクオフし、30分ばかりしてトップランした。私もやることが無いのでトップラン。
山本さんテイクオフして行った。田中さんが車を降ろすというので、私はもう一度テイクオフ。
20分ばかり飛んでいると、ハングがテイクオフの準備を始めたので、
ランディング場で絡んでもつまらないのでランディング。

お昼に石田さんと田中さんにトップランされ、私だけズルズルと下がって行くのを見て、
荒谷山テイクオフでは「不良おやじは歯軋りしているだろう!!」と
皆んなで言い合っていたそうだ。
私にもどんな風に話していたのか、手に取る様に分かりますよ。
でも今日は、夕方1本トップランしたので良しとするか!!。

4月9日(土曜日)にはTSSのディレクターが下見に来るので、
川地塾には参加で出来ないかも・・・
終わり次第、混ぜてください。 
  
                  
4月9日(土曜日)テレビ取材と川地塾
今日は川地塾第一日目である。
心配された曇りの予報は見事にはずれて、晴れ間が覗き始めた。
AM9時から開催された。神の倉、高照寺、大佐の総勢19名が参集。

私はテレビ新広島のディレクターA氏との打ち合わせで抜ける。
4月16日の撮影の下見と打ち合わせだ。竹井さんにタンデムをお願いした。
空中飛行を体験してもらえば、どんな取り上げ方をするか少し役に立つのか?と思った次第。
10時半頃神の倉に上がる。
ディレクターのA氏は若いので、さほどの緊張感はなく、むしろウキウキの様子だ。
ランディング場では北の風だったが、今は南南西になっている。
1mではタンデムのテイクオフはちょっときつい条件。
少し風の入ってきたところで、竹井さんのタンデム機テイクオフ。
残念ながら未だサーマルは出ておらず、ぶっ飛んでしまった。
無風に近く、ランディングに一瞬の迷いが出て結局アウトランしたらしい。
私も20分ばかり後に出て、少しリッジサーマルがあって、+50m位でステイ出来た。
A 氏も下で待っているので、ランディングした。

川地塾は荒谷山へ上がっているので、A氏を連れて私達も荒谷テイクオフへ上がる。
すでに3機ばかりテイクオフしていた。
時々強いブローが入って、右左と翼端ペロペロさせながら、ガツンと上がって行くも、
すぐにはずしてしまう様だ。
サーマルは細く、思い切って流され、バブル状態になっているのか?
小一時間A氏に説明したり、謡の撮影の打ち合わせをしたりして、テイクオフで分かれる。
さあ!!川地塾復活だ。
皆さんテイクオフのスタンバイで拡げているので、奥の方でラインチェック。
強いがブローが入ってくるので、なかなか出れないでいる。
一瞬芸で出ようかな?とテントの脇をすり抜けキャノピーを南斜面まで持ってきて、
風を入れてキャノピー真っ直ぐにしようとした。
強いブローが入ってきて、ブレークコードを引いて押さえたのだが、テントの水平のポールに引っかかった。
ブレークコードを引きグライダーを降ろす。風の納まった一瞬をついてテイクオフ。
西の成分強かったので、ボール奥の若木は揺れていない。
駐車場付近はゆれていたので、突っ込んでみるも何もなくて、高度を失いながら南小山へ。
先程はここで上げていたので、必死で探すも、ステイ出来る程度のものしかない。

10分くらいしてやっとサーマルが来た。
海抜900mまで一気に上がる。塾生達も上げている。
最後にはずしてしまい、一気にシンクに捕まる。
もう一度ボールで粘る。いきなり前潰れを起こした。
上を見ると、右三分の一位のインテークが10cm位破れているのが見える。
川地塾開校していて、潰れて回復する時、さらにパリーッと破れてしまって、クルクル廻りながら
落ちました!!!では洒落にならないなぁ〜・・・と考える。
川地塾長にも塾生にも迷惑かかるなぁ〜・・・と自粛モードに切り替わる。
キャノピーがパリ〜!!と鳴ったら直ちにレスキューパラを投げようと、10年のパラグライダー人生で
初めてレスキューパラのトグルの位置の確認を本気でやった。
回転始めたら手を伸ばしたくらいでなく、身をよじってレスキューパラのトグルを取りに行く必要有りと感じた。
ランディングに向かおうかな?と思っていると、ピッツピッツと+2m位で持ち上げてくれる。
パラフライヤーの悲しい性で、すぐに体重を入れ、旋回をしている不良おやじでありました。
静かにそっと廻しておれば何とかなるかなぁ〜・・・・と廻し続け、又海抜900mまで上がって行った。
もう一度はずして、もう一回だけとサーマルに乗って、またも海抜900mへ。
少し南西風強くなってきたようなので、ランディング決意。

メインランディングを目指すも、アゲインストが強く高度を失うばかり。
前を走っていた工藤さんと高照寺のEさんがくるりと180度回転し、
クラブハウス前のサブラン目指し始めた。
私も少し頑張ってメインを目指したが、ほとんど進んでいない。諦めてサブランへ。
キャノピーを見ると果たして15cm程エアーインテークの縫い目に沿って破れていた。
今夜は白状して川地塾長からお叱りを受けないといかんだろうなぁ〜・・・・。
フライトテクニック以前の問題です!と言われる事間違いない!!!破門にならなければよいのだが・・・・。
夕方塾生の皆さんを「ふかわの湯」に案内し、一時間風呂に入り、そこで食事をする。
8時過ぎから宿泊所の「老人集会所」で夜の懇談会。やはりパラパラの話で盛り上がる。
川地さんのコンピューターに参加した人のGPSログをダウンロード。
一人一人の解析をしてもらった。「See You」というソフトで、飛行軌跡重複の軽いソフトらしい。
飛んでいるグライダーを三次元で観察出来る優れものだ。キャノピーのバンク角度まで見ることが出来る。
川地さんと河原さんが同じサーマルに絡んでとんだ軌跡があるので、重ねてみて解析してもらう。
サーマルのコアーはずさずにどこまで上げきるか?川地さんと河原さんが最後80mの差がついたのは
何故か?サーマルはずしてシンクにはまるか?シンク帯でない方向に移動出来るか?
さまざまな解析が出来ておもしろい。
使用に熟知しないとむつかしいが大変参考になるソフトだ。あっという間に夜11時を過ぎてしまった。
4月10日(日曜日)川地塾
今日は雨予報だったが、午前中は雨降らず。しかし強風のため、フライトはやめて、
川地さんの立ち上げの講習を受ける。
基本に忠実にセッティングをし、頭上にしっかり安定させ、前を振り向く大切さを一時間以上指導される。
そしてハーネスのセッティング。
私のは寝すぎだったので、10cmくらい絞って起こされた。
これだと、テイクオフしてスムースに尻が入る感じがする。
昼からは「老人集会所」で座学。サーマルの廻し方と各自のGPSログの解析。
私は「淡白ですね!!」と言われてしまった。
最後に座学で習った事で、自分の課題を決め、その日にチェックし、ノートに記入し、フィードバック。
そして次の日も課題を記入し、フィードバックする事の重要性を強調される。
座学の内容を細かく発表すると営業妨害になるやも知れませんので・・・・
塾生達も「眼から鱗」と言っておりますので次のチャンスには
皆さんぜひ受講されたらいかがでしょうか?
4月16日(土曜日)
是枝さんおめでとう!念願の福山クロカン達成!
とりあえず是枝さんのログをアップします。

是枝さんログ
(`_´ )ゞ(`_´ )ゞ(`_´ )ゞイヤァ
一年前の再来のようなフライト内容でした。
MAX上昇時は海抜3200mオーバー(^_^)v
しかも時間は15:30。←春はすごいことがあるものです。
地図もなく、下見もなく、GPSは地図無し。逆転層を抜けたら地面が輝き
遠くの景色や山は見えず・・・
自分のカンと方向感覚をたよりに、方角のみ(東方へ)を決めてのフライトでした。

 14:30を過ぎ、ダラダラモードを一掃すべく、荒谷山からテイクオフ。
直後から、コアを外すと揉みくちゃみされそうな←された(-_-;) +6m超のサーマルにて
数機が一気に+1500mをオーバー(◎_◎)
→神の倉→鷹ノ巣付近までは北北西〜北西風。雲渡り。北東へと進路修正しながら・・・
速度は出ず。
 板鍋山上空にて雲低から雲中(端っこ)へ。+2600mオーバー( ̄ー+ ̄)ふっ
シタカラ クモガ ワイテキマ〜ス\(◎o◎)/!
 世羅付近から西風となり、一気に速度UP!50Km/hを超え、MAX64km/h。

イケイケドンドン状態。
しかし貧乏性のサガか・・・しょぼいリフトもしがみつき。上らなくても下がらねば。

ここはドコ???と思いつつ、勝手な思い込みにて次(のポイント)を目指せの繰り返し。
なんじゃこりゃと思いつつ適当に写真を撮ってみる。
 南方は尾道らしいことが判明!川が見えた。藤井川か?←ジモピーのみぞ知る。
いやいやデカイ川。(*^^)v(*^^)v(*^^)v芦田川?!!
南東方向に見える町もでかい。
ココハドコデスカ?オオ〜タブンフクヤマデショウ。←再び外人調
 川を超え、ゴルフ場上空を通過。しかし時間は17:00が迫りくる。
井原か!?←ムリムリ。出来すぎでしょう。
しかし強い西風に押され、芦田川エリアのLD方向に向いたら速度激減。
なぜか、どうしても芦田川LDに降りたくなり、逆風に逆らい編流にて、TOを見ながらのLD。
 約2時間30分。荒谷TOから63kmのひとり旅が終了(*^^)v
自己最高獲得高度のおまけ付き。次は富士山を越えたくなった。
フライトルートロスは多いものの、まあ良い。これも勉強。
 朝のミーティング?にて「不良おやじ」達と、福山行きを語ったことが
実現できたのがなによりもうれしい。

是枝さんGPSログへ

4月16日(土曜日)TSS「サタデースポーツ」撮影

今日はTSS「サタデースポーツ」(土曜日PM6:30 〜 7:00)のパラ取材撮影である。

実は4月14日に喜多流の粟谷明生先生の稽古風景を取材してもらった。
粟谷家は浅野家のおかかえの能楽師であった。
人間国宝の粟谷菊生先生には、昨年まで教えていただいていたが、お歳で東京から来られるのも大変なので、
ご長男の明生先生が今年から教えて頂く様になった。
いきなりこのフレーズを謡えと言われたので、あせって声が上ずってしまった。
TSSのディレクターにこの場面は放映しないでくれとプレッシャーかけたのだが、どうなる事やら・・・・。

今日の神の倉は日選の広島県予選会もある。
朝9時に取材スタッフが来るというので、私も早く行く事に。
「何も撮影するものないですよ」と伝えたのだが「準備したり、稲垣さんが皆さんと話をしている
場面を取ります」と言うので、急遽河原さんにお願いして、早めに来れる人に連絡してもらった。
皆さんと雑談しているのを撮影していた。

荒谷山は南から入っている様なので、上がってみる。
撮影されるので良い飛びをと思うのだが・・・。
南から1〜2mで時々3m位のブローが入って来る。パワーもあまり無い様だ。
ちょっと立ち上げて、ブローが入ってきたので1m位浮いて5秒ばかりホバーリング。
一定したブローが入って来ないしちょっと西成分有る様なので、ボールでは上がらない気がする。
撮影なので高く上げてもよい絵にならないのは分かっている。

時安さんがヘルメットにCCカメラを取り付けして、飛びながら私を撮影することになった
私が先にテイクオフして、+100m位で時安さんを待つ。
時安さん、良いリフトに恵まれずレベルキープを飛んでいる。これでは全然撮れないので、翼端折って
同高度まで下げて一緒に廻そうとするのだが、半径は小さいのでなかなか撮影にならない。
そのうち時安さんぐんぐん上がり始めた。
私もしばらくサーマル探して+300mばかり上がって、同じサーマルで廻す。
翼端近づけようとするのだが、なかなかうまくいかない。
二人ともいくらでもステイ出来る条件であったが、無線で「撮影スタッフは30分くらいで、
メインランディングに行きますので、降りて来てくださ〜い!」と言って来た。
30分ばかり二人で遊んで、メインランディングへ。ランディング近くでグランドサーマルに会ったものだから、
同時進入になってはと思い、少し粘って時安さんに先に下りてもらった。
1時間弱のフライト。

風も南西に変わり始めたので、11時過ぎ神の倉に上がる。
広島予選会の選手達は荒谷山なので、神の倉は少し淋しい。登山客のギャラリーは20名近く居る。
テレビカメラが来ているものだから、しっかり見物するようだ。
今度は私がヘルメットをかむり、私自身の表情を撮る様だ。
両正面から良い風が入ってくるので、すぐにテイクオフ。
5分ばかり飛んで、すぐにトップラン。
ふんわりしたトップランだったので、撮影してくれていれば良いのだが・・・・。

今度はCCカメラを前に向けてテイクオフ。山本さんがディレクター氏を仕事から離れての
プライベートタイムに飛んだと言うことにして、タンデムをやってくれた。
テイクオフ前では、2〜3回すれ違ったので、手を振ったが、カメラは動かなかった様に思う。
良いサーマルがあったのだが、山本タンデム号とは、時間がずれてしまい、
+300mは上がったのだが上空でのからみは無かった。
そのうち南風が強くなり、30分でランディング。

この日のサーマル条件は良かったらしく、皆さん+1000m〜+2000mで良い思いをした人が続出した模様。
石井さんは+2000mで事故新記録で、5Kmのクロカン練習しか出来ないのがもったいない。
是枝さんは海抜3200mを越え、64Kmの福山芦田川クロカンを果たす。おめでとうございます!!!

撮影は夜も続く・・・・・・・
私の61歳の誕生会という設定で(実際にこの日が誕生日でした)広大のメキシコ、スペイン、ブラジルの
留学生とホアンの友人麗奈と由也が駆けつけてくれた。
撮影は乾杯と雑談の場面ですぐ終了。
スタッフが片付けをしている時にプレゼントしてくれた。
スペインのエンリケとブラジルのアンドレからも西条のお酒をもらったが、私は一滴も飲めない。
メキシコ人のアンヘレス(この娘が日本のおとうさん、おかあさんと言って慕ってくれ、今年になって3度も
我が家に泊まりに来てくれた)はメキシコのパイナップルケーキを作ってくれたが、名前は理解出来なかった。

麗奈と由也からは、紺色の半そでポロシャツと長袖のシャツをセットでプレゼントされた。
どうしてもこのシャツを着てテレビ出演してくれと言う。
彼らも結構無理をして買ってくれたのだろう事を思うと、むげには断れないなぁ〜と思った。
一大決心をして「よっしゃ!着て出てやろう!!」と約束してしまった。
これならとズボンはカーキ色のを買って着て!!とか
アンヘレスからもらったメキシコのバンダナを頭に巻いてくれとか、要求がエスカレートしてくる。
シャツはボタンを留めないで羽織ったままで、襟を立ててくれとも言う。
それならパラ靴を履いて、神の倉からの帰りですというシチュエーションでテレビ出演してやるぞ!!!
テレビ局の人があわてふためくかな??
生出演で喋る事はまともな事を喋るので、勘弁してもらおう。
どんなことになるやらわかりませんが、皆さん見て笑ってやって下さい。
放映・・・・4月23日(土) PM 6:30 〜 7:00 
      TSSテレビ  31CH 「サタスポ」です。

4月24日(日曜日)ご丁寧なリンク要請

下記のようなメールを頂いた。
最近は迷惑メールが多いのでもう少しで削除するところだった。

@@@@@@@@@@@@@@@@

「不良おやじのパラグライダー人生」ホームページさま

突然のメールで大変失礼致します。
私どものホームページから、貴方のホームページにリンクさせていただきたいというお願いでございます。
(当ホームページ内の「ミドルエイジタウン」で、アクティブミドルとしてのご紹介です。)

当ホームページは、ミドルエイジ、団塊世代をはじめとする45歳以上のを対象としたものです。
第二の人生で《新しいことを試みる》。スローライフな心のゆとりと、ミドルエイジ
の新たな自分探しへの旅立ちを応援するための情報を発信して参りたいと考えており
ますので、ご理解のほどご了承お願いいたします。。

貴方のホームペジに訪れることで、生き方を模索しているミドルエイジの方々が
何かを見いだすきっかけとなることに期待しています。

もしよろしければご覧のうえご判断ください。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@


HPを見るとまじめに、豊かな人生を頑張っている中高年の人の
HPが多く案内されている。
このHPを開設することで御社にとって何のメリットがあるのですか?と
失礼な疑問をぶつけたら、下記のような返事がありました。


@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


“記事を書くにあたって中高年の応援広場が御社にとってのメリットをお教え下さい。”

弊社についてですが、業務はテレビ番組や企業の映像制作に関わっています。
(主な業務は撮影ですが、企画なども・・・)
ホームページについては、本業との掛け持ちで行っている状態です。

サイトを立ち上げたきっかけは、映像を通じて社会に関わる者として
中高年社会を見渡したときの驚きからでした。
これからの大定年時代、それを迎えようとする世代の多くの方々が、第二の人生に対
しては無防備な状況だということ。
定年後の長い人生で生きがいを探すことの難しさ
や、自分の存在価値がわからなくなってしまう傾向があるということ。
そして孤立感という意見が多かったことなど、定年後の生き方に悩んでいらっしゃる方々の多さに
びっくりいたしました。

中高年の方々が、それまでの社会から離れた存在となったときに、自分の居所探しの
きっかけの場になれるような情報提供ができれば・・・と考えスタートしました。

将来の目標としては、弊社の本業である映像制作とホームページを連動し、
当サイトにご参加いただいている皆さまのようなアクティブな生き方を、
悩める(?!)中高年層に発信できればと企画(まだまだですが・・・)を練っています。
当ホームページが、中高年の皆さまの交流の場になれば・・・こんな嬉しいことはないのですが。


“登録した人だけに宣伝メールを送っても
効率の悪いことだなぁと感じていますが・・・
面白い宣伝効果を狙ってのことでしょうか?”


収益についてですが、現在は本業の合間を縫ってのホームページ運営のため、スタッ
フはほとんどボランティア!?です。ただし、ホームページ部門として最低の維持費
を捻出すべく「アフィリエイト」を導入いたしました。
(ホームページを開設されている方はご存知と思われますが、インターネットショッ
ピングで特定の商品をご紹介して対価を得るというシステムです。)

特に宣伝はしていないのですが、人生を楽しんでいる皆さまからの口コミで広がって
くれればなんて思っています。(けっこう地道ですが・・・)

実情はこのようなことで、
稲垣さまのご期待にそえるような(?!)お答えではなかったのでは?

また疑問やご不満などございましたらいつでもご連絡ください。


23日にテレビ出演されたとのことですが、いかがでしたか?
どのような内容でしたか、とても興味があります。
稲垣ホームページを拝見していると、私ども若輩者のホームページスタッフまで
元気になってしまいます。

益々のご活躍お祈りいたします。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

上記のようなご丁寧な返信を頂きました。
真摯な返信で、私のほうが汗顔の至りでした。
心を込めてリンクを張らして頂きます。
「ミドルエイジタウン」の皆様にもエールを送ります。
新入りですがよろしくです。

 http://www13.ocn.ne.jp/~m-hiroba/



4月24日(日曜日)
石田さんが早々にログをくれましたので、貼り付けます。
しかし、凄いところに降ろしたものだ・・・・

石田さんのフライトログ

ところで、土曜&日曜日は絶好のXC日和でしたね〜。
特に是枝さんのXCは素晴らしかったですね。
是枝さんビッグフライトおめでとうございます。
私の場合、返す返すも土曜日最初のフライトでのぶっ飛びが、残念でした。
2本目、鷹巣山手前で良い積雲につけることが出来たのですが、雲が切れ下を見たら
広島空港がすぐそこに見えたときはびっくりしました。
あわてて進路変更しさっきまで着けていた 雲の陰が全体に広がっていて
上昇が出来ず大和に降りてしまいました。
日曜日は、良いタイミングで出ることが出来、一発でバイオレンスサーマルゲット、
いつの間にか、さきに上げられていた人を追い越し+1000mオーバー。
芦刈さんと私2人でスクラッチング、+1200mあたりで芦刈さんが先にスタート。
向原方面に向かっている。すぐに付いて行ったのだが、どんどん下がっていくので、
私は吉田へ進路を変えた。
吉田町上空でサーマルゲット、荒牧牧場手前でもう一度上げ練習バーンを通過。
10機くらいの機体が北側斜面に見えた。何度かサーマルを乗り継ぎ、
私の町三次の 上空にたどり着いた。
前回もそうだったが今回も町を越えていると風が変わり、 どんどんスピードが落ちてきた
このまま行けば私の家までは十分届きそうだったが、 どうしても、ここで終わらせたくなかったので、
一旦風下に流しサーマルの出そうな所を探した。
何とか良いサーマルに出会い君田方面へ進路を取った。
しかしまたしても風が変わり ここで突き刺さりに行けばよかったのだが、
無理してがんばりどんどん深い山の中へ進んでいった。
上がるには上がるのだが、すぐに下がってしまう。
ここまでくると三瓶山もよく見え、ほんの少し先に 赤名の町が見える。
でも絶対にいけそうに無いので、途中で見た山の中の最後の家のところまで
なんとか戻り、狭い畑に降ろすことにした。と言うかもうそこへ降ろす以外山沈しかない。
しかも隣に高圧線が通っている。スピードも7kmを示していて殆ど谷の中のその家の前の畑にどんどん下がり、
ランディング体制にはいったらいきなり45km、やはり谷の中は 本当に危ないっすね。
何とかまわりこんでランディングしたと思ったが、隣の1.5mしたの畑に 落ちてしまった。
幸いに大した怪我もなく家の人が三次駅まで送って下さりました。
駅に着くとすぐに広島行きの電車がきたので、割と早く帰ってくることが出来ました。
駅まで、迎えに来て下さった不良おやじさん有難うございました。
2度とこんな無茶なフライトはしたくないです。


    三次上空(石田さん撮影)

    


フライトログ
4月23日(土曜日)《 テレビ出演 》

4月23日 PM6:30から、TSSテレビの「サタスポ」に生出演である。
飛びに行って救急車などになると、ドタキャンで大変な事になるので、パラは自重しようかと
思ったが、やはり神の倉に行ってしまった。
本日のフライトは、海抜1700mで一時間半のフライトであった。
生出演で本日のフライト報告出来る事がうれしい。

PM2:30頃には神の倉を出て家に帰る。
麗奈と由也が61歳のプレゼントでくれたポロシャツとブルーのチェックの綿シャツを着る。
彼らの約束通り襟を立てシャツは羽織ったままにする。ズボンはカーキ色のを買った。
靴はパラ靴とした。頭はメキシコのアンヘレスからプレゼントされたメキシコのバンダナの格好とする。
パラ仲間はさほど驚かないと思うが、親戚は61歳のおやじの姿とは思えないので、ひんしゅくものかな?
若い衆がプレゼントしてくれ、是非着て出演してくれと言ったので、私も気合を入れて着用。

TSSの駐車場があまりスペースが大きくなかったので、3:30には出かける。
会社に寄ってFAXのチェックをして、出汐町のTSSへ。
4:40には着いてしまい駐車場も丁度一台空いていたのですぐに止める事が出来た。
5:30の約束だったので、シートを倒して一眠りした。
春には日差しが強くなると日にあたっているだけで結構疲れるものである。
浅い眠りであったが、ひょっと目が覚めるとディレクターの朝倉さんが
玄関口に出ていて、私を探している様子だった。
5:20なので大急ぎで起き出し、朝倉さんを追いかける。

コーヒーをよばれながら、本日の流れを聞く。
フリップに「稲垣さんにとってパラグライダーとは」を一言で書いて下さいという。
こういう聞かれ方が一番答えが難しい。
私がパラを始めたのは50歳からである。
子供達も20歳を過ぎたので、私に何かあっても、何とか生き方を見つけるだろうと思った。
自分で何かのめり込むものをやりたいと強く思った。
自分の体がそこそこ元気な時にスキルアップ出来るものを・・・・
田舎へ行くときいつも見ていたパラグライダーを始めた。
最初に飛んだ5秒間が、パラにどっぷり浸かる事になってしまった。

この11年間パラをやって何が変わったか?大きく変わったと思う。
自分の人生が豊かになったと心底思う。
パラの魅力もさることながら、私にとって沢山の友人が出来たという事だと思う。
昔、私は1歳下でも何を話してよいか(話題が)わからなかったので、3分も話が続かなかった。
パラを始めて20歳、30歳、40歳も歳の差のある若い人たちとおしゃべりが楽しめるようになった。
そんな中でコンピューターの事を手取り足取り教えてもらい、
同年代の人よりは、CADなど触れるようになった。
5年前からは自分のHPを持つことになった。
インターネットという無限の世界を教えてくれたのも若い人達のお陰です。
パソコンについては、うんと未熟なのですが、仕事しか知らなかった自分の世界を
うんと拡げてくれたと思っている。

HPも書き始めて5年になるので、印刷したら厚さが10cm以上になるのでは?
良い自分史が出来たと思っている。
このHPのお陰でTSSからテレビ出演のオファーがあった訳ですから・・・。
そして、語るまでもないパラの魅力。
飛べども、飛べどもその度に新しい感動と新しい発見のある三次元の世界・・・・・。
パラとは私にとって豊かな人生をもたらしたものだと心底思っています。
この事を番組の最後に喋りたかったのだが、カメラの向こうで
朝倉ディレクターが手で何か合図を送っている。
あぁ〜時間がないのだなぁ〜
ちょこっとしゃべって締めくくりが出来ないので、ビデオを見ると、目が踊っていた。

ディレクターの朝倉さん(27歳)とは一ヶ月弱のお付き合いであったが、
彼の仕事ぶりや、真摯な態度には、ひそかに舌を巻いた。
会社や家での取材では、彼一人カメラをかついで、私の都合に合わせてやって来てくれた。
撮影での打ち合わせでも、質問事項は言ってくるが、「このように答えて下さいね」とは一切無かった。
放送日3日前になって、県道から見た山の絵が欲しいと神の倉に撮影に行っていた。
私のHPを見つけ、私にオファーし、事前打ち合わせをし、スタッフを連れ、
16日には朝9時から夜8時まで私の撮影をした。
本番2日前には、ビデオの編集に徹夜したらしい。
当日は私にテレビ出演の流れを説明し、本番の時は「5・4・3・2・1」キューを出して、
すべてを仕切っていた。若いのに大したものだ。

6:00から石井アナウンサーと寺廻さん達と顔合わせをし、パラの話をする。
石井アナウンサーがかわいらしい女性で、私の話を一生懸命聞いてくれるので、
思わず話し込んでしまい、あわてて本番10分前に、スタジオに入った。

私の出方や、どこを見て話をするのかの指導を受ける。
先程石井アナウンサーと話しをしていれ、気持ちよく話を引き出してくれるので、
上がるようなことは無いと思うが、時間内で喋るのが問題だな?と思う。

テレビ出演が決まって、皆んなからドーラン化粧してとか、自分が自分でなくなる様な事を
聞かされたが、メイクさんは一度も私には近づかなかった。
石井アナウンサーの化粧を直したり、寺廻さんの汗を拭いたりしていたが・・・・。
私の顔に何かを塗ったら、際限なく塗りこめる事になるので、一目見て近寄らなかったのかな?
あとでビデオを見たら、えらくアップで撮ってあったので、愕然とする。
男なので、日ごろ自分の顔を鏡で見る事もない。(整髪は頭しか見てない)。
シミもシワもしっかりあり、61歳なんだなぁ〜とつくづく思う。
本番の方は石井アナウンサーに話しをしている感じなので、別にあがりもせず、
普段通りにしゃべれた様に思う。
最後は時間切れで尻切れトンボになってしまったが・・・・。

本番が終わり、「お疲れさま〜!!」という事で、スタジオを出たところで、石井アナウンサーが
「ちょっと待ってください!」とデジカメを取りにスタッフルームに行った。
もう一度スタジオに帰ってカメラに納まった。
お世話になった朝倉ディレクターとの3ショットも撮ってもらった。

  朝倉ディレクターと石井アナウンサーとの3ショット

  石井アナウンサーとスタジオにて

今日のビデオをダビングして持ってかえって下さいとの事なので、ロビーで話をする。
石井アナウンサー、寺廻さん、朝倉ディレクターと、プロデューサー、チーフディレクターの5人を前に
延々1持間15分に渡って私の独壇場で喋ってしまった。
パラの話や、子育て論、留学生の話、エベレストトレッキングの話など喋り始めてしまった。
それでも皆さんニコニコと話を聞いて下さった。
実はビデオテープが出来上がるまでと思っていたのに、一向に「出来ました」と
朝倉ディレクターが言ってくれない。
プロデューサー氏が「タクシー呼んでいる?」と朝倉さんに聞いているので、ハッと思い当たった。
「ビデオテープは?」と朝倉さんに聞くと、紙袋に入れてありますとの事。
ありゃ〜!!そうとも知らず不良おやじの勝手なお喋りを延々聞かせてしまった。
私は気が付きもせず、口害を撒き散らしてしまった。
皆さん本当にごめんなさい!!一時間以上残業させてしまいました!
石井アナウンサーがTSSのHPのアナウンサールームで日記を書いてくれるかも?
不良おやじとのツーショットを上げてくれるとうれしいのだが・・・・。

今回のテレビ出演で、見たよ!!コールやE−mailを沢山頂きました。
テレビを見た61歳と63歳の方からもメールを頂いた。
私の人生にとって本当に素晴らしい1ページになりました。
色々協力して頂いた人、応援してくれた人見守ってくれた人すべてに感謝します。
ありがとうございました。


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