2004年今年はクロカン仲間が増えるぞ〜

2004年 5 月   
石田さんのフライトログ

今年の連休は、例年の行事となった鏡山F・1へ行ってきましたが、
結局、九州では1日も飛ぶことが出来ませんでした。
変わりに阿蘇、別府へ行き、かみさんはとても喜んでいました。
これで当分は、神の倉へ自由に行かせてもらえるか・・・?   

話は変わりますが、HPでご紹介いただいておりました、
4月29日のログをお送りいたしますので 笑ってやって下さいませ。

当日はお昼から強風になるとの予報だったので早めにトップアウトし +1000m以上あげていれば
一気に三次あたりまで行けるかなどと 都合の良いことばかり考えていましたが・・・
現実は私にとって とても厳しいものとなってしまいました、
と言うかもっと 色んなシナリオを想定すべきですネ・・・・(^^;
お昼まえにTOしたのですが、中々上がりきれず+100〜200あた 行ったり来たりしていたのですが、
その内どんどん風が強くなり 機体は暴れまくり、潰れまくり大忙し・・・・・・
「ひえ〜 」 私一人荒谷の後ろ側にいたので皆さんは気が付かれなかったと 思いますが、
それでも上げようとバカみたいに格闘していたら 完璧に帰れなくなり、
コードもなくアウトランを避けるための XCさえ出来そうになく、
もう一度上げるしかないと3差路の タスクポイントまで行き、と言うか流されハゲているところへ
付けたが危なくてセンタリングどころではなく、この道へ 降ろすしか、選択肢はなかった(T T)
ローターを気にしていたが、不安は的中しそれでなくても ピンポイントで
降ろさなくてはいけないところなのに 木のほうへまっしぐら(T T)
私は運良く地面へ降りたがキャノピーは木にバッサリ・・・・
でもこれが良かったのでしょう、木に引っかかったキャノピーは 風でバタバタと強くなびいていました。
「綺麗だ」なんて思うわけなく 「助かった〜 神様有難うございます。」

取りあえず無線を入れるのだが誰も返事をしてくれない・・・?
無線が届かないのか・・? 助けていただいた木を切って(御免なさい)キャノピーを回収し
GPSを確認したら荒谷から2.7km・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
見なかったことにし一人テクテクと荒谷をめざして歩き出した。
しばらくすると河原さんから携帯がなったがすぐに切れてしまう。
私も何度も電話をするのだがやはり通じない。 無線を入れても通じない。
このあたりから少しずつ無線が聞こえてくるのだが私の声は 届かないようだ。
GPSは時折捕捉出来なくなるが、次に表示された距離が少し 少なくなっていると嬉しくなる、
がまだ1.6kmある(T T)
因みに私のザックは30kg近くあり、しかも私は運動不足で すぐに息切れがしてしまう。
少し休んではまた歩くの繰り返しである。 初めて気が付いたが小さな沢が3ケ所あった。
何とも心地よい せせらぎの音を聞いていると突然小脇さんから携帯が入った。
場所を説明すると誰かを迎えに行かせるとのこと。 GPSを見るとあと900m・・・・・・・・・・。
しばらくして渡辺さんが迎えにきてくれ私は車中の人となる。

夕方、反省をこめてぶっ飛び私の長い一日が終わりました。
反省、 結果オーライでしたが、こんな事をしていたら何時かは 皆に迷惑を掛けてしまうかもしれません。
もっと状況判断が出来、無理なフライトをしないよう気を付けます。
5月1日(土曜日)
10時過ぎ神の倉に到着し、すぐに荒谷山に上がる。少し早かったのか、東北東メインで
時々正面から入って来る。
正面から入る時に皆さんボツボツテイクオフした。
私も11時前にテイクオフした。右小山で何んとかサーマル引っ掛けトップアウト。
+900mで安定したのでGPSスイッチを入れる。
河原さんから「クロカン出発しますか?」と呼びかけられたので、いまいち風が強めだったのと
サーマルが長続きしてなかったので、すぐ行く気になれなかった。
お寺の山で遊んで、もう一度テイクオフに帰ろうとしたが、シンク音ばかり。仕方なくUターンして
ランディングに。40分ばかりのフライトであった。

二本目は神の倉に移動。すぐに福伝さんともう一機が高く上げていた。
神の倉テイクオフに到着すると、6〜7機+1000mばかかり上げていた。
すぐにテイクオフしようと思ったが、フォローが吹いたり、弱いがくるくる風向きが変わる。
佐古さんテイクオフし、苦労してトップアウトした。
前が空いたので私もテイクオフ。レベルで行ったり来たりだ。
サーマル外側の大シンクでいきなり半分つぶれ大シンク。
テイクオフした藤原さんが、いきなり全損近く潰され、前の前の
斜面を滑り落ちるような飛行となった。
半分つぶれた私の下をすり抜けるような飛行だった。
しかし、私は右尾根に届くと強いサーマルに持ち上げられ、一気に+300m迄上がった。
後から出た河原さん達と同一サーマルで上げていたのだが、右廻しなので、首が痛くなる。
左旋回の人が少ないので、やはりマイサーマルを捜した方が楽なので、南に移動。
下がりはしないが、上がりもしない。

河原さん達は+1300m位まで上げて行った。そのうち、荒谷山など対面に動いていた。
しかし垂れて来た。
私は南屏風付近でウロウロしていたが、一発良いサーマルをもらって延々と廻す。
遂に北東に流しながら、+1300m迄上がって行った。
鷹ノ巣山をチラチラ見ながら上げたのだが、本気で鷹ノ巣を目指すと−2m/Secで下がり始めた。
久芳にこぼれる事は出来るのだが、一面たんぼが光っているので、自重する。
私一人では、ピックアップお願いするのも気が引ける。大急ぎで神の倉にテイクオフ上に戻る。

もう2〜3機しか飛んでないようで、地森さんが無線で「南の風が強くなった」と知らせている。
ランディング場の下の段では、グランドゴルフをやっているので、上の段で降ろす様に小脇さんも
呼びかけている。翼端を折って高度を下げ、ランディング。
何故か最終のフレアーの後ブレークコードが手から離れて、頭の上にキャノピーがかぶって来た。
強風の中、もたもたしていると小脇さんが駆けつけてくれた。
何故走り抜けなかったのか、大反省。体の反応の鈍くなったか?
頭脳の反応も鈍くなったのか・・・・哀しい。
+1300m、一時間半のフライトであった。
福伝さんは+1500m、3時間のフライトで本日のトップ。

5月2日
中学校の還暦記念の同期会の為パラには行かず。
今回は女性の役員さん達が頑張ってくれた。
85名の参加者があり感謝!!
会長挨拶の中で、「私の希望としては、役に立つ年寄りになりたい!
年寄り同士群れる事は絶対にしたくない!
幼稚園生も含めた世代を越えたかかわりの中で生きて行きたい!」
と強調するはずだったのに他の事を喋っていたら言い忘れてしまった。
まだらボケが始まったのか?哀しい・・・
定年を迎え、これからいかに生きてゆくか人生の大きな変換点に
立っているので大いに語り合いましょうと締めくくったのだが・・・・
セッティングした2次会にも65名の参加者があり夜9時まで
皆さん延々7時間喋り捲っていた。別室でカラオケもやっていたなあ〜
5月3日
雨の為飛べず。
5月4日
松代さんは、中国の長春に出向中だ。
松代母子と嫁さんの5人で、三瓶の志学温泉に行く。
10年ぶりに鉄分含んだ赤い湯に入って来た。入浴料100円。
いっちゃんに「男湯に入るか?女湯に入るか?」と迫ったところ
私と入ってくれた。
女の子にしてもいいようなかわいい幼児だったのに、
来年1年生なので心も顔も、すっかり少年になっていた。
昨年生まれた直也ちゃんをまだ、ばあちゃんに見せてないというので
邑智町の松代実家に寄る。ばあちゃんは大喜びであった。
2時間ばかりしっかり孫を抱いてもらった。
ばあちゃんの嬉しそうな顔を見ていると私達の心も和む。

若いお父さんお母さんに言いたい!!
子供が小学校に上がるまでは精一杯、じいちゃんばあちゃんに孫を
抱かせてあげて下さい。
これが最大最高の親孝行なんです!。
たった5〜6年の間だけでも、本当によろしくね!!!
早く孫を抱きたい私の本音かな?

帰りに三次のワイナリーに寄った。
いっちゃんをジャングルジム遊具であそばせた。
初めは高い所を恐がっていたが、褒めたりすかしたりで喜んで遊び始めた。
滑車のついたロープにぶらさっがって滑って行って大喜びだ。
池の飛び石も上手に渡った。
”男だ!!”と褒めたり励ましたりすれば男の子はどんどんジャンプアップする。

ほんとの孫が欲しい!そして”じじ”の教育をしてみたい!
若い衆に告ぐ!(息子にも!)
早よう結婚せぇ〜!早よう孫を抱かせろ!
5月5日(木曜日 子供の日)
2〜4日まで飛べない日が続いたので、今日は気合を入れて10時頃出発する。
11時頃大佐から来たビジター2名を乗せ、向井号の第一陣が荒谷山に上がった。
天気予報は西北西1〜2mであったが、正面または南から入っている様に見える。
河原さんが「待ってくれ〜ぃ!!」とр入れて来ているので、皆さんに30分待ってもらって
到着次第稲垣号で出発。
荒谷山TOに到着すると、第一陣はまったりと休息している。
「今日は西北西の予報で、雲も西から流れている。皆んな何を待っているのか!!
正面又は南からのブローでテイクオフして沖のサーマル捕まえないと!!。
本流が南に変わると思っているのなら神の倉へ行け!!」とB級生をしかりつける。
人が上がるのを待っているだけでは、何の練習にもならない!
読みが違ってもよいので、自分の判断でテイクオフする練習をしたいものです。
浮きの良い福伝さんをけしかけ、テイクオフさせる。正面で少しあずっていたが、南小山で
しっかりしたサーマルを引っ掛け、ずっと廻し続け、一気に+500m上げて行った。

次に中村さん達がスタンバイするも、フォロー気味だ。30分ばかりウエイティングの後、私が
テイクオフ。正面で小さなサーマル引っ掛けるも、半分くらいしか利用出来ない。
すぐに河原さんテイクオフして、北面で回し始めた。しかし一気に上がるという訳にはいかない。
狭い空域なので、私も行くわけにはいかない。テイクオフ前にB級生に大きな事を言ったので、
何んとしてもトップアウトしないとうそつきになる。
南小山と緊急ランの中間位で何とかサーマルヒット。何度か外しながらも、ようやくトップアウト。
本日はリーサイドで西風も強くなかったので、+300mも上がると次から次へと
上がってくるサーマルを使う事が出来た。当然テイクオフ沖の上空であった。

+1100mでGPSのスイッチを入れる。
30分程してシンクの中、遂にテイクオフレベルまで落ちたが、児島さんテイクオフして来て、
下の方でじわっと上げて来た。
私も上に居たので強いコアに入りかけるのだが、右旋回なのでどうもはずし気味だ。
児島さんは私の外側を廻しているのだが、確実に上げている。
途中まで付いて行き、少し離れた所でマイサーマルで左旋回とする。一気に+1300mまで上げる。
遂に雲の吸い上げの影響を受けはじめる。河原さん「雲中に入ります!」と無線を入れている。
児島さん、小脇さん、芦刈さん達も同レベルに居るので、私は廻さずに雲の端に飛び続ける。

そのうち神の倉に移動。トップラン果たそうとテイクオフを伺っていると、右尾根で何度か強い
リフトを感じる。もう一度上がる事を決意し、きりきりと廻し、+1000mまで持ち直す。
先程河原さんが、「クロカン出ますか?」と聞いてきたが、「寒くなって来ているのでやめます」と
答えていた。
9割は田んぼに水が入っているし、フォローで流すにしても、今日は少し弱いような気がする。
神の倉で上がってしまたので、荒谷山へ渡って車の回収をしようと、荒谷TOに向う。
荒谷TO付近は何処に行っても上がる。
石田さんが、「車2台あるので、トップランして下さい」と無線で言って来ている。
ビッグイヤーで降ろそうとするのだが上がる。
寒いのだがもう一度上がる所まで上がってやれ!と+1200mまで上がってしまった。
シンク帯に入ったので、ビッグイヤーかけると、一気に下がった。
テイクオフの吹き流しは北から入ったり、南東から入ったりしている。
右奥ボールを一周し、駐車場から入ってトップラン。
2時間半のフライト。+6m −6m。

児島さんは福山の芦田川まで行ったそうだ。
いつもながら凄いなぁ〜
河原さんのフライトログ
5/5

10時過ぎにLD着。稲垣さんがずっと待ってくれていた。いつもすみません。
今日は大佐からドラゴン2のお二人(高橋さん?)がビジターがいらしてた。
LDは北風だが、とりあえず荒谷に上がることになった。
上がると同時に強いフォローが入り始めて、神の倉へ移動するかどうか相談。
しばらくするとフォローが止まったが・・・・怪しい。
風向きはいろんな方向に変わるので、基本はフォローと考えた方が良さそうだ。
そんな中、福傳さんがTO。グングン一人で上げ始めた。+500は超えたみたいだ。
急いで準備して見上げると、福傳さんはメインラン方面に流していってしまった。
今日はコンタクト+サングラスを試そうと考えていたが、
サングラスを車に忘れてしまい、ぶっ飛んで取りに行くことになった。
東側からTO(ビジターの方は風待ちしてたと思ってたのですが、順番を抜かしたようですね。ごめんなさい。)
出るとすぐに尾根先端でリフトを感じて回す。あっという間に上がった。
稲垣さんも続いてTOし、尾根の下がった位置から上げてきた。
その後、中村さんTO。その後数人TOしたようだが、あがらなかったらしい。
リーサイドの時はくじ引きのみたい(上がるか下がるか)になる時が多いみたい。
この3人で雲底に付けたので、無線飛ばしてトップの特権で雲中飛行を楽しませていただく。
しっかりと雲中飛行したのは初めてだが、センタリング中に揺らされると上がどちらか
分からなくなって怖くなった。GPSを持っているので多少安心できるが、
地面が全く見えないとバンクの角度が一旦分からなくなると不安になる。

雲から出て稲垣さんにクロカンの可否を訪ねると、行きたくないとの返答。
田んぼがなあ・・・鷹巣山の向こうは湖みたいになってるもんなあ、、、
稲垣さんに着いていこうっと。
そういえば、「雲に近いところは雲を見て飛べ!」と神の倉の偉人が言ってたなあ・・
と吸い上げで遊ぶことにした。

<今日の状況>
雲底:+1100程度で黒くは無い。厚みは500程度かな?(よく分かりません)
風向き:雲は西から流れているので、本流は弱い西。
でもTOの状況を考えると北が混じっているような気もする。
雲に近いと風が変わるので自信ない。よく分からないけど雲の流れる方向を信じてみる。
周囲:南方面は雲がほとんど無くて晴れているので、シンク帯ぽい。
北は・・TO付近と似ていてよく分からない。
東方面は雲が切れていたし、神の倉ではその後も上がりが悪かったように思う。
地面:田んぼに水がたくさん入ってる。大きな土手のある北か南以外はこわいなあ。

垂れてきた頃に早速雲の下を渡り歩くもリフトなし、どんどん雲の風上側(西)に移動。
雲の風上にはリフトがあるがそれでも弱い。
しかし、雲から離れた人はさがっているようなので、ここで耐えることにした。
すると、小脇さん、足苅さんがTO付近で上げ始めた!サンキューとかぶせて、再度雲中へ。
児島さんがこの辺でクロカンでまーすと言っていたらしい。着いて行けば良かったかなあ?

中村さんは尾根先端のすごく低ーいところから、上げ直してきた。
最近の中村さん、特にこの前の湧永庭園ゴール、5/1、本日と三連チャンですごい粘りを見せてくれる。
また、この頃TOした崇ちゃんも同じように尾根の先端低いところから上げ直してきた。
彼女も最近ノリノリだ。クロカン練習というのは今までにないテンションを与えてくれるのかもしれない。

13時頃には皆さん神の倉に渡って行ったが、上がりが今ひとつの模様。
仕方ないので一人荒谷でうろうろして、?度目の上げ直し。足苅さんも荒谷に戻ってきた。
再度上げきったところで、自分的にタスクを設定、、うーん。クロカンはGW初日にいろいろあったし、
川の水も多いのでハマったら死んじゃうだろうなあ・・・・・
一番リスクの低い谷渡りを体力続く限りってことに決定。8〜10回谷渡りを目標にする。
荒谷西で発生した雲が神の倉付近で弱まっているように見えたので、リフトの強い荒谷で
上げ→神の倉はさっさと通りすぎるだけってのを繰り返す。

その間に稲垣さん、石田さんも寒くなって荒谷にトップランし、神の倉に車移動しまた飛んでる。
神の倉も条件が良くなったようで、福傳さん、うのっち、徳ちゃん・・皆さんガンガンのコンディションに。
ビジターのドラゴン2も雲中飛行をしている。いやー実にいい日だ。

最後の頃は雲が切れて青空が多く見えてきた。
後から考えればLDでは南風が強いと言っているので、雲が出来る条件は風に押されて北に
移動してしまったのかもしれない。(その辺の状況は忘れてしまいました。)
神の倉は垂れてTO付近にグライダーが集まってきたし、荒谷は+500にステイがせいぜいで
雲底もややさがってきた気がする。
覚悟を決めて最後7回目の谷渡りはギリギリ神の倉に届いたが、
うのっちがステイしていた南尾根には届かず。
しかし、石田さんはその後に神の倉TOから南尾根に渡っていた。さすがあ。

結局4時間10分+7回谷渡りで自己最高でした。
最近は距離ばかりを狙って長時間飛んでなかったので、大満足。
5/1の福傳さん(3時間)がすごかったので、負けないよう頑張って飛んだのが良かったみたい。
目標が無ければ途中で降りていたと思います。
児島さんは福山芦田川まで飛んでいってしまった。すごーい。
小脇さんは消息不明かと思ってたら、どこかに降りていつのまにか帰ってきてました。
未だにどこに降りたか不明です。

その後アーベント。例によってヒョウマンさんが3回ターンを切ってちょい飛びトップラン(フライトスーツ着用)。
車を下ろしても、見上げるとまだ飛んでるぅぅぅ・・・・あーーーーーーー山から消えたー山沈かーどよめくLD。
しかし、またトップランだった(フライトスーツ着用)

PS
@河原+1471m(自己新)
雲中で最後まで上げきれば初の+1500を超えたのに・・・
でも次の日は冷えすぎて風邪ひいたらしく、体調不良でした。(馬鹿)
Aうのっち+980m
いくら上がった? +1000m位 
へー正確には? +980m・・・っていうじゃなーい?
+980mはプラスセンじゃありませんからーーーっっ 残念!!
4桁に届きそうになったら上からストール入れてでも落ちてきてやる斬り!!!
(↑意味わかんなくても気にしないでください)
うのっちも今回の+980が自己新らしいです。
5月8日(土曜日)
晴れで予報は北西の風だった。
メインランディングで、荒谷山風情報をコンピューターで見ると、南から入っている。
望遠鏡で見ると、5分毎に変わるようだ。
ブローが入っているのは確かな様なので、2台で荒谷山へ10名ばかり上がる。
11時過ぎキャノピー拡げて南風で立ち上げて見たのだが、どうも安定せず、右を向いたり
左を向いたりする。テイクオフはしばらく待とうとキャノピーたたむ。
皆さんがっかりした様子。何んでもかんでもウインドダミーは出来ません!!

30分程して小脇さんがやおらテイクオフ。右奥ボールに流すも、なかなか上がらない。
+20mばかりで、行ったり来たり。
是枝さん、宇野さん、テイクオフするも同じ様で、上がり切らない。
リッジは垂れてきて、南小山でサーマルヒットし、じわじわ上げ始めた。
その後5〜6機テイクオフし、半数は上げて行った。
私もテイクオフ。南小山に行く前にサーマルヒットし、トップアウト。
テイクオフ沖からは次々とサーマル上がって来るが、小さくて強烈。
結構バサバサ来ながらでも上がる。外すと悲惨。

+900mまで上がったので、GPS入れる。テイクオフから1Km流されたので、フルアクセルで
テイクオフに帰る。ずっとシンク音の鳴りっぱなし。テイクオフ沖でまた強いサーマルヒット。
+1000mまで一気に上がる。それを2〜3度繰り返していると、小脇さんと是枝さんと
私の3人になり、小脇さんは吉田方面にそのまま流して行った。
是枝さんと10分ばかり一緒に飛んでいたが彼は南方面へアゲインストを飛んで行った。
日浦地区を結構低く取り付いていたが、+500mまで上げなおしていた。
わたしはいいかげん寒くなってしまい、誰も居なくなってしまたので、
荒谷山テイクオフにトップラン。
一時間半の起伏の激しいフライトだった。

車を回収して神の倉に上がる。
到着してすぐテイクオフ。せいぜい+50m位のリッジソアリング。
テイクオフ前も5〜6機と混み合ってきたので、南の屏風を目指す。
南西風なので屏風のローターを大きくは喰らわないと判断し、稜線高度ぎりぎりで進む。
ローターの影響はあるものの、潰れもせず、沈下もせず何とか南屏風にたどり着く。
児島さんがリッジを取っているのだが、+20m位だ。
後ろから河原さんと原田さんが来ている。
5〜6回往復したが、狭い空域で+20mでは、面白くないので、早々にテイクオフへ戻る。
途中で低い高度ではローターの影響は大きい。

やっと−100m位でテイクオフ下の右尾根に取り付く。
せっせと右尾根を磨いてなんとかトップアウト。
10機以上いるので混み合いはいやなので、隙あらばトップアウトを狙う。
リッジ風強くて、2度ばかりスルーする。
小脇さんトップランしたので、少し弱くなったと思い、今度は駐車場からアプローチ。
右後ろのポール上でブレークコード引きこみホバーリング。
徐々に降ろしてふんわりトップラン。後ろを振り向きキャノピー降ろす。
キャノピー降ろして気を抜いてしまい1m程引きずられた。
キャノピー絞るまで注意散漫になってはいかんなぁ〜!!。
1時間弱のフライトであった。
鍛冶ちゃんは正面桜の前からジャストの高度で、偏流で西斜面に流し込んでピッタリトップラン。
その後、勇さんが5〜6回トップランを挑戦するも、その毎に吹き上げられて、小脇さんから
やじが飛んでいた。その後リフトが納まって勇さんもふんわりトップラン。
5月9日(日曜日)
雨の予報だったのでパラを持たずに田舎に行く。
小国の「たわけ仙人村」に寄って見たが留守だった。
シェパード犬の「テツ」が元気に吼えて迎えてくれた。
シャッターを付けた建物は木工工場とは思えないしゃれた外壁になっていた。
「テツ」の小屋もログハウスで建設中であったが、セカンドハウスと
見間違えるほどりっぱなものであった。
キットのログハウスでなく井上さんが自分で作っている様だ。
どんどんプロになっているみたいだ。

時安さんから電話があり、近くなので訪問する事にした。
甲山に買い物に出かけるところを引き返してくれたようだった。
いつかは自宅にクロカンすると強く希望していた。
鍛冶ちゃんが近くに飛んできたので、自分もきっと!!と思っているようだった。
小一時間話して帰った。


5月15・16日(土・日曜日)
15日
朝方は、晴れていたが昼から雨。
河原さん、宇野さん、徳永さんの4名で北夢にうどんを食べに行く。
皆でぶっ掛けうどんを頼む。
北夢のぶっ掛けは最高だ!!
うのっちは、ねぎも天かすも、何も入れない物を頼んでいた。
余程の通か???

16日
雨の為飛べず。

5月22日(土曜日)
今週の土日神の倉は数年に一度位の皆さんハッピー週末になりました。
皆さん良かったので書ききれない!!

晴れの予報なのに、8:00頃は100%薄い雲がびっしり張っている。
早く行ってもしょうがないと河原さんと電話で話をする。
11時前に神の倉到着。
第一陣は荒谷テイクオフに上がっている様だ。友井さんが4ケ月ぶりに来ていた。
本流は西がらみなのだが、テイクオフは3方向でクルクル変わる。
サーマルブローが入って来た時がチャンスだ。
12時過ぎ福伝さんがテイクオフし、渋い中南小山と緊急ランディングの中間位で上げ始め
遂にトップアウトし、+600m位上がって行った。
テイクオフは風の方向が定まらないし、上空に雲が張って来てテイクオフのチャンスがすぐ来ない。
崇ちゃんもテイクオフして上げ始めた。
小脇さんと河原さんがテイクオフ正面でバトルを演じたが、上がりきらず南小山沖で
小脇さん上がり始めた。私も追いかけてテイクオフし、何とかリフトに乗っかる。
沖からパワーのあるサーマルが上がって来るので、一気に+1000m上がった。
皆さん殆ど上がって、思い思いの方向に動き廻っている。
宇野さんが神の倉に移動しているので、私も行ってみるもリフトは無かった。
仕方なく誰も居ない神の倉テイクオフにトップラン。40分のフライト。

トップランして一人休んでいると、学生達と福伝さんが上がって来た。
北風の中荒谷山から次々とテイクオフし、トップアウトし、+1000m上げて6機ばかり
谷渡りしてきて高度を落とさず悠々と神の倉上空遊んでいる。
しかし、神の倉上空を雲が覆って日は翳っている。
北斜面から3mの風は入って来るのだが、どうも浮く気がしない。
そのうち上空の雲がとれて、西斜面から弱いブローが入って来始めた。

学生達がテイクオフし、友井さんもテイクオフ。
友井さん西斜面をクロスで立上げ、振り向きざま走ったがフライダーを抑えなかったので、
グライダーが先走りして、テンションないままテイクオフしてしまい、スタチンツリーラン。
学生達が手伝ってくれて、体もキャノピーも無事回収。

学生2〜3人先に出し、私もテイクオフ。右尾根上空でリフトあったので、後ろへ流しながらサブロクを
描いて、+200m上がった。少し沖に出し、力強い大きなサーマルヒットし、廻し続け+1000m。
もう一度沖に出し、サーマルを見つけ、回し続けたら雲底へ届いた。崇ちゃんも雲底に居る。

雲の吸い上げで+3m/Secがしっかり上がり始めた。
そのまま雲の中にスポンと入り込む。
雲底は崇ちゃんだけだったので、恐らく入って来ないはずだ。果たして崇ちゃんから「稲垣さん何処?」
と無線入る。雲の中でも+3m/Secの上昇は止まらない。安定しているので、回し続けたら、更に
200m程上がった。+2000mまで上がり、上昇は止まった様だ。無線で「+2000mです!」と伝える。
雲の中に5分間も居ると、どこまで流されるのか?と不安になる。
コンパスで北向きなのを確認して、雲から出ようとフルアクセルを踏み込む。
3分もしないうちに雲から出た。北の鉄塔上であった。その後+1600mで何処に行っても殆ど沈まない。
車の回収でもしようかと荒谷山に移動する。+1400mで荒谷山に到着した。
手袋が皮手袋だけなので、寒さで手が痛くなり、握力が出て来ない。
こむら返りで指が曲がらない感じなので、手首にブレークコードのトグルを通す。
地森さんやカンカンがランディング場の風速が5m/Secになっているので、
注意するように無線を入れている。
北風強風だと荒谷山トップランはかぶりを受けて危ないので、中止してメインランディングへ。
1時間強のフライトであった。
私にとって+2000mは近年なかったし、雲中で+200mは初めての経験であった。
本日は崇ちゃん3時間近くのフライトだったし、石田さんは大和町30Kmクロカンに行った様だ。
友井さんもリハビリフライトで、1時間飛んだし、皆さんそれぞれ大いに楽しんだフライトだった。

5月23日(日曜日)
今日も晴れの予報なのだが、朝起きてみるとうす曇りだ。
9時半頃には日も差してきたので、神の倉へ急ぐ。
10:30頃荒谷山テイクオフに20名ばかり集うも、しっかりしたサーマルブローが入って来ないので
皆さんまったりしている。

私も最近は一番手を努めなくなり、河原さんが一番手を引き受ける事に。
東北東の風2m位で入ってくるが、リフト成分無さそう。
テイクオフして周辺巡ったが、サーマル見当たらず。
とうとう緊急ランディング手前のマキゴンポイントまで下がり、弱いリフトを見つけ大事に廻し始めた。
4〜5回リフトを見つけては廻し、30分ばかり粘ってようやくトップアウト。
それからは順調に上げ始め、一気に+1200mゲイン。あとは一人淋しく高高度に居た。

時々大きい雲が上空に来たりで、どんどんテイクオフと言うわけにはいかない。
11:30頃私もテイクオフし、左の尾根すじに廻り込んでみた。
東北東風はリッジで受けているところがなくちょろちょろサーマルが斜面を
駆け上ってくるのだが、ステイしてあげる程にない。
仕方なくテイクオフ前に戻り、−50mのコブのリフト拾えるかとおもったが、甘かった。
学生が2機レベルキープでテイクオフ前で頑張っている。
すごすごと最初河原さんが上げた右尾根を探りに行くも、シンク音ばかり。
緊急ランディング近くのマキゴンポイントで強めの小さいサーマルあったので、しがみつく。
ハイバンク急ターンでしがみつきに行くものだから、すぐ外してしまう。

もう一度探ってみると、右尾根より東側の谷筋から上がっていた。東北東風なので、当然か!!
弱めであったが、機体を山に向けてブレーキングしながら、斜面を駆け上って、南小山まで復活。
今は東北東風なので、テイクオフ側に寄ると、ローターを喰らうだろう。
南小山付近で、ステイしていると、強いサーマルを引っ掛け、テイクオフレベルまで上がる。
テイクオフに近づくとやはりグラグラする。
もう一度ボール中央に戻ってサーマルを引っ掛けるも、テイクオフに近づくとぐらぐらする。
コジツーポイント(荒谷山山頂の西尾根筋の先端)で紫色キャノピーの学生がステイしている。
テイクオフレベルでそこに突っ込んで行くと、果たしてリフトがあった。
コネコネ頑張っていると、一発サーマル引っ掛け、+300mまで上がる。

長島さんが「フライヤー」で書いていたリーサイドのサーマルの魅力を実感する。
今日はGPS持って来たのに取り付けするのを忘れた。
昨日といい、今日といい、GPSを付けないと高く上がる。
完全防寒スタイルで飛ぶと、汗ダクダクでぶっ飛ぶ事も多い。
昨日の反省も忘れフライトスーツの下は下着と長袖シャツだけだで、ホームセンターで買った
500円の皮手袋一枚だし・・・・。+1500mまで上がったが、今日も寒さが身にしみた。
上がりきったら河原さんと中村さんが居た。しばらく一緒に飛んでいたが、河原さんは北の鉄塔へ。
中村さんは南に足を伸ばしている。私は北に走るもそのうち大シンク帯に入り、
一気に1000mばかり高度を失った。
寒かったので、もういいや!と成り行きにまかせる。寒くて指がこむら返りを起こして痛い。
トグルが握れないので、手首に通す。+100mまで降下すると、ようやく指も痛くなくなった。

トップランしようと、ビッグイヤーで高度を下げる。東北東風が入っているので、
アプローチは気をつけなければローター喰らうだろうなぁ〜・・・。
3機ばかりテイクオフするのを待ってトップランアプローチ。
いつもの高度でいつものブレーキングで入って行ったら2m位のところでふっとテンション抜けかける。
ブレーク少し戻して安定。南斜面絨毯にトップラン。やれやれ・・・・。

まだ荒谷テイクオフには6名ばかり残っていた。
友井さん、3度ばかり立ち上げるも上手くいかず、次の人に順番譲る。
ウインドテックのコンペ機にコンペライン、コンペハーネスだ!。この人は私がテイクオフする時から
居たので、どうも神の倉フライヤーを全員観察したのではないか?
グライダーは正面に向けていたが、南からブローが入って来た時立ち上げて、グライダーが
南にくるっと向きを変えても、あわてず、さわがず、そっとなでる程度で、ふあっとテイクオフして行った。
正面南側の谷筋でサーマルヒットさせ、ピクリとも揺らさず、ゆったり廻しながら上げて行った。
その時飛んで最高高度に居た4機ばかりの高度+2000mまで、昇り詰めていった。
上手い人が神の倉デビューしたものだ。
Kさんの情報によると、熊大を今年卒業して、広島に就職したバリバリのコペティターらしい。

こうなると、神の倉の超ベテラン達はうかうかしてられないだろうなぁ〜・・・・。
超ベテランの皆さんは緊張した飛びで私達に素晴らしいフライトを見せてくれるだろう。
次回の日選広島予選会は面白くなるかもしれないぞ!

2時半頃河原さんが上がって来たが、風向きが安定しない。神の倉は2機テイクオフして上げ出した。
神の倉に移動しようとキャノピー拡げていた人はサブランにぶっ飛んでいく事に。
当然私がぶっ飛び一番手。
神の倉でも1本ぶっ飛んでしまった。
神の倉ぶっ飛び組5名集めて再度神の倉へ上がる。

4時過ぎ、リッジが取れる程度になったので、テイクオフ。
右尾根も南の鞍部もそこそこサーマルが上がっている。
私は右尾根上空で、サーマル引っ掛け、+100m上がり、そのまま鉄塔下へ付ける。
西南西の風だったので、そこそこリフト有り。
鍛冶ちゃんと崇ちゃんと私の3人で+3m/Secのリフトに乗り結構団子になって上がって行った。
崇ちゃんとは翼端10mばかり近づいたが、キャインとも言わず、安心して廻し続けてくれた。
遂に3機で神の倉上空のトップをとり、鍛冶ちゃんは更に上げて行った。
私は南の方へ流して行ったが、更なるサーマル発見せず。しかし、−0.5mで左程下がらず
+1500mで河原さんが、荒谷山へ谷渡りしている。私も少し高度低いが付いて行く。
又、手の指がこむら返りして痛くなりトグルを手首に通す。
福場さんから「荒谷山にトップランして車の回収してくれ〜!!」と
無線が入っている。河原さんが受け答えしている。
「稲垣さんどうします〜?」と聞いてきたので、「神の倉に自分の車を回収に行きま〜す」と答える。
「もう一度神の倉〜???」と聞いてきた。荒谷山へ来た時は200mしか高度ロスしていなかったし
現在+400mあるので、何とかなるだろう!!
北西の風なので、完全にフォローを背負っていける。フルアクセルで神の倉テイクオフへ。
+100mで帰って来れた。2機程テイクオフするのを待って、トップランアプローチ。

まだリッジは強そうなので、北斜面から侵入し、ポールの上を偏流で通り過ぎ、少し南へ入って
まだ高度あるので、もう一度北へ振って、ふんわりトップラン。
リッジ風あるので、キャノピー落とすのが大変。
6時頃になって兵萬さんトップラン。鍛冶ちゃんもトップラン。車の回収にもう一人欲しい!!。
崇ちゃんが残っている。兵萬さんが崇ちゃんに声をかける。
崇ちゃんもずっと見ていてチャレンジする積りだったのか、トップランアプローチし始める。
すぐ前に鍛冶ちゃんが北斜面から進入し、吹き上げられ、前に廻って桜の木上空で西斜面へ偏流で
入って来てトップランしている。
崇ちゃんも北斜面から丁度良い高さで進入してきたが、吹き上げられ、一度少し東へ振って
進入して初トップラン成功させた。
おめでとう!!
トップランして車の回収する喜びを実感している様だ。

東屋に到着すると、小脇さんが、岡山県井原市のエリアにクロカンしたようだ。(77Km)
原田さんから石田さんに携帯で「黄色のブーメランでヘルメット黒は?」と聞いてきて
「小脇さんで〜す!!」と答え、井原のエリアは大いに盛り上がった様だ。
小脇さんはエリアに到着し、そのまま小1時間皆さんと飛んでいたらしい。
本当にすごいな〜!!。

昨日も今日もフライトしていて、+1500m以上に居ると殆ど沈下しないで、動けたので、
素晴らしいクロカン日和だったのだろう〜。

水田に水が入り、刈り取りまではクロカンに出まいと心に決めている。
しかし、私の心も少し動かされるのだが・・・・
ランディング場所を気にしながら飛ぶのも楽しくないし、知らない土地で水田荒らしなどしたら
言い訳も立たず最悪になる。
農家の人にとって、苦労して植えた苗を、遊びで飛んで来た奴に荒らされるなんて
腹立たしい事この上ないと思う!!!
そんな事を避けようと無理なフライトになるのは、私の飛びでは目に見えている。
”10月から4月までのクロカンしたランディング場所は、川土手、休耕田、農道、空地などが
9割なのだがなぁ〜”と心の隅で思っている自分を押さえつけている。
後の1割が問題だ!!
稲刈り済んだら、いつかは福山の芦田川河川敷に飛んで行きたいなぁ〜・・・。

この土日は近年まれに見る好条件だったので、皆さんは
自己記録を様々塗り替えたのではないでしょうか?
+1500m越えた人は延べ30名はいたのでは?
今回は、良い飛びをした人の事を書ききれません!
皆さんの喜びのフライトログを貼り付けたいと思いますので
ぜひ私にメールください。


石田さんのフライトログ

5月22日・23日の神の倉は素晴らしい週末の2日間となりましたね。
特に、私にとって22日は最高の1日でした。  
ここ2週間飛んでいなかったので今日は何としても飛びたかった私は、
朝1番にまずウェザーニュースを確認した。
昼過ぎから強風になるようなので、速めに出かけることにした。

9時50分にLDに着いた。 こんな時間に来るのは本当に久しぶりだ。
それでも学生たちは、もう神の倉TOにあがっているようで、名札が7つ掛かっていた。
しばらくすると学生たちが次々とテイクオフし降りてきた。
社会人は私一人であったが、程なく中村さんがきたので、取りあえず1本 飛びたくて
仕方なかった私は、中村さん・学生たちと荒谷へ上がり1本ぶっ飛び落ち着く。
これで、午後から強風になっても一安心、そう思い再び荒谷へ上がったが、
今日は、ウェザーニュースが良い方へ外れてくれた。と言うか最近あまり・・・・・。  

そして2本目 多分2〜3人目に出たと思うのですが、最初の人があげていたポイントへ行くと、
弱いサーマルをヒットし+500mあたりまで上がる。
次々と皆テイクオフしているのが見える。 実に穏やかなコンディションだ。
安定していて何処へいってもすぐ上がるので 今日は苦手の左旋回を徹底的に練習することにした。
+1000mあたりで上がらなくなったためか、同一コードに何人かの機体が見えるようになってきた。

田んぼに水が入っているし、とてもXCへ行く気にはなれないので、 タスクを取る練習をしようと
荒谷・三差路・ヘアピン・神の倉・お寺へ回って 再び荒谷へ帰ると+1200mをオーバーした。
ちょっと向原方面へ足を伸ばすと 風が変わったのかGPSのスピードが25kmを
示しているので帰ることにする。
ここで、鷹の巣を取って帰ろうと思いつきチャレンジ、しかし思いのほかシンクが強く 一度引き返し、
上げなおして再びチャレンジ、鷹の巣手前で何故かサーマルをヒット。
おかげで頂上の+100mあたりにつけることが出来、ここで再度上げなおして 帰ろうと回していると、
本日最高の+1500m(荒谷)をオーバーした。

板鍋山がはっきり見える。でも先ほどからバッテリ残量不足を示している。
しかももう3時間近く飛んでいる。 んんんんんんんんんんんんん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
気が付くと機体は板鍋山を目指している(^^ゞ
しばらくするとやはりGPSの表示が消えてしまった。(^^;
それでなくてもこの日は風が弱いせいかスピードがはっきりしないのに(T T)
もしシンクが強くなれば手前のグランドへ降ろそうと思っていたが、
板鍋へ+800m(荒谷)でたどり着いたので、少し期待が大きくなってきた。
がっ・・・・・。あまり上がらない、と言うか結局+500m位になってしまった。
「おいおいこれじゃ-前回と一緒かよ。」 
高圧線も気になるがランディングはもっと気になるので 前回より可也高いうちに
前回の着地地点を目指すことにした。
しかしどんどん下がる(T T)
前回怪しいサーマルのあった工場の上まで来ると、やっと+0.2m/sのサーマルヒット。
丁寧に丁寧にそろりそろり、しかし必死で回した。

ここで突然嵩ちゃんの無線が聞こえてきた。
「稲垣さ〜ん、雲に入るんですか〜。」 神の倉での会話がはっきり入ってくる。
そう言えば途中、何時も聞こえてくるダンプの無線の会話で結構大きな事故があって
救急車がけが人を乗せていると言う話も聞こえていた。 
全然関係ないか。 「+1800mで雲に入りま〜す。」と不良親父殿の声が聞こえてきた。
「おいおい」 しかし半ば諦めかけていた私のほうもじわじわと上がり始めた(^^V
上げていると、何と可也近くに飛行場が見えてきた。
広島飛行場は相当高いところにあるように見えた。
ここでデジカメを出して1枚、しかし液晶ファインダーでは確認できなかった。

段々視界が広がり先ほどもまでの諦めムードは何処へやら、
自分でもあきれるほど段々と希望が湧いてくる。
ひょっとしたら福山へ行けるか?   しかし上昇するにつれ少しずつ不安になって来た。
白竜湖の横を可也離れて飛んでいるのだから官制空域からは12km以上は 離れているはずなので、
それは心配ないのだが、このゴルフ場の景色は 以前飛行機の窓から見た景色よりどう見ても高い(^^;
ここでゴルフ場を2枚撮影(そんな余裕は無いのだが)
そう言えば、以前白木山へ行く途中ゴーーーーー。
と言う音が聞こえ出し (そんな気がしただけ) 振り向いたらジャンボ機の背中が見えたことがあった。
思わずアクセルを 目いっぱい踏んだ自分が滑稽に思えたことがあったが、(^^ゞ (本当は可也ビビッタのだが)
やはり不安が募ってくる。
しかもランディングしている機体が見える。
「ハッハッハングが広島空港へランディングしている( ̄口 ̄;) 」 と言うのは冗談ですが、
飛行機がランディングしているのは見えました。

「+1000mをオーバーしたら移動しますから〜」と 分けのわからない独り言を言いながら回していたが、
まだ上昇している。
+1100m位上げて「100mまけて下さいね〜」などと言いながら しぶしぶ移動。
ここでもう一度GPSのスイッチを押してみると、やはり画面現れた。
しかしここからは、とうとう一度も上昇することも無くシンク音だけが 悲しく鳴り響く・・・・・・・・・・・。
しかもその音とともに私には次の不安が訪れてきた。

そうです。ランディングです。見渡す限り田んぼには水が入っています。
次の瞬間、煙が見えました。 XCで煙ほど助かるものはありません。
しかもその先に神の倉のメインランと同じくらいの広さの休耕田がありました。
無事、ランディングしGPSを見ると荒谷から31.7km バリオを見ると4時間8分のフライト時間。
このフライト時間は私の最長飛行時間だ(^^V  

  石田さんのGPSデータ

   広島空港   白龍湖カントリゴルフ場   


崇ちゃんのフライトログ

土曜日過去2番目の時間(3時間手前)フライトできて高さも初めて荒谷TO+1700mを経験。

上空も北の風 福傳さんは雲の南、私は雲の北にいて2人の間で雲の真下あたりから
下から稲垣さんが勢い良く上がってきてスポッと雲に入って行った。
東西に出てくれたらいいんだけど南北やと機体が居るのになぁ〜と思いつつ
「稲垣さんドコ?」返事無し。(--;) 
「私は北に行きます。」って無線しても返事なし。
その後「+2000です〜」と返事あり。
私はそんな事よりドコ方面に出るんか返事下さいよ〜!と思ってました。

【日曜日に出会った悪魔と天使】
朝の荒谷山。人を押しのけて出てもロクな事はない。(武井さんごめんなさい)
危うくローターに潜む悪魔に引きずり込まれそうになり山チンを覚悟しました。
最後の最後で手を緩めた悪魔からやっとの思いで逃れ 
フワ〜ときたのもあり緊急LDの電線ギリギリ越えられセーフ。
あんな、勝負をかけるようなフライト(旨く捕まえれば上がる。×なら大シンクの連続で山チン覚悟)
は私には向いてないみたい。(;_;)

その後の神の倉。
今回のフライトで何よりも嬉しかったのは、TOのタイミングがバッチリ当たった事。
(1回目は準備が遅すぎて見送り。2回目のに旨くタイミングが合った)

超旨い人が書いています。 【1分以内に出れるように準備をしなさい】
前にカラミが言っていました。【TOに着いて5分以内に出た】
そんな条件の神の倉TOでした。
私は・・・1度目は相変わらずモタモタしてしまい時間が掛かりすぎて
用意が出来た時には天使が去っていました。

2度目の天使に誘われて 〔今だ!〕って思いTO。
フランダースの犬の最終回の場面のように 
私と茜ちゃん2号を両脇からそっと抱えてくれ上空まで導いてくれました。
最後はさよならも言わずに 少しずつ薄くなり消えてしまいました。

上空で待っていてくれた福傳さんとシバラク一緒に景色を堪能。
雲を斜め下横から見るなんて初めてでした。

福傳さんと分かれた後、じんわり、じんわり +0.5ぐらい?の弱〜い上がりで自己新を更新。
 神の倉TO+2300m以上の上がり。v(^^)v

その後 サーマルに出会う事なく L/Dを確かめるような滑空のみでしたが
神の倉の裏→北の鉄塔→表の道→TO→神の倉山頂→LDと 気分良く優雅な滑空が出来ました。

    −−−−−神の倉 ○時のあなた−−−−−
4時前くらい、最初中村さんが弱いのを旨く捕らえて上げ始め、エクセル2の広大青木君、
・・・他が上げて行き普通だったら これで今日も終わりか!?という状況ですが・・・ 
○時のあなたがあった!(^^)/
福傳さんがタイミング合わせるかのように出て上げはじめ、続いて出た広大ヨーコも上げて行った。
その後出た人は皆スーパーアーベントに出会いました。

夕方 荒谷山では 青木康太君と福傳さんが初トップランしてました。

神の倉では私の前に鍛治ちゃんが凄く綺麗に トップランしたのを見ていて
ダレも飛ぶ人いないし、空は私だけだし、トップランてみよ〜〜と思い・・・

TOにはトップランの常連の稲垣さんと豹マンさんが 手で誘導してくれていたので不安は無かったけど
最後に吹き上げれられてオーバーコントロールの危険なトップランをしてしまいました。

    −−−−−井原エリアでは−−−−−
ヘディガーさんは、土曜日 石田さんが大和町までクロカンに行ったのが悔しかったみたいで
12時過ぎに 荒谷山から出て上げて行きそのままクロカンへGO〜
井原エリアまでクロカンに出かけて 空中で慎ちゃんや他のメンバーと手振り挨拶したそうです。

ヘディガーさんが着くちょっと前(30分くらい前?)+900を超えるビックフライトの時間があったそうです。
井原に着くのがちょっと 遅かった。。。自己最高距離まで後ちょっと届かず。(^^ゞ

慎ちゃんがインターの入り口まで送ってくれて ラブリー美穂さんが迎えに行ったそうです。
神の倉LDでは 【井原って井原駅ですか?】【井原って井原会館?】と分かりきってる冗談がとぶ。
(^^;)ん〜〜〜井原会館だったらアウトランでトイレ掃除だよ。
もしも、そんな近すぎる所に下りていたんなら3時間弱 ヘディガーは見えない4次元を飛んでいた事になる。
ヘディガーならありうるかも・・・

帰ってきた ヘディガー&ラブリーを迎えリンダルで遅くまで盛り上がる。
2日間 とても良い条件の週末でした。

〔2004/5/26   たかこ〕

  河原さんのフライトログ

5/22
今日は大島で大会があるので、遊びに行こうかなと悩む。
工藤さん、山本さん、足苅さん、徳ちゃん、ハングの方々はあっちに行ってるらしいし。
天気予報は自信ありげな晴れマーク+雲底高度2390mとかだったが、
天気はしっかり曇っていて全然晴れそうにない。
選手エントリーしてない以上、神の倉の方が飛べるだろうと判断。
稲垣さんと相談して10時くらいに来る予定だったが、いつもと違う道を試したところ
更に時間がかかって11時すぎて到着し、山へ上がる。

1本目<痛恨のぶっ飛び>
福傳さんが早速TOして一人上げ。毎度の光景だ。いい加減NPとってください。
雲が徐々にとれかけているが、山頂に雲がかかっていることが多くタイミングが難しい。
風は基本的に西がらみだが、風が変わってTOしにくい状況。
後からセットアップしたところ、東方向のTOが空いていたのでササッと広げて出てみた。
するとTO上で渋ーくステイできるが、ヨワヨワで上がらない。
追いかけて出てきた広大ひろちゃんや小脇さんは一緒に回していたが下がっていった。ふふふ。
が、僕も一人乗りサーマルさえも無くなり、仕方なく小脇さんを追いかけて行く。
TO南の尾根上でステイできそうなサーマルを見つけて回したときに、
小脇さんが尾根先端で更に良いのを見つけた模様。
うっしっしと下を探ってみても何もなし。
後ろからTOしてきた稲垣さんとうのっちが、さっきステイしたポイントで上げ始めた。
うげげ、もうそこには戻れない高さなのよ。
泣きながら尾根を探っても何も無し。最後に復活か?と思わせぶりなグランドサーマルと格闘中・・・
下には増山さんが車でお迎えに来てくれている・・・フラフラーと誘われるようにランディング。

広大ひろちゃんがサブランに降りたはずなのに・・と見回していると、ビニールハウスの裏から現れた!?
怪我は無いようだが、支柱やビニールに被害があったようだ。
早速オーナーに報告&謝罪したところ、寛容に対応していただけるとのことだった。よかったよかった。
当時はサーマルが出ていたため、風向きがころころ変わる状態でやや難しい状況だった。
本人曰く、最後に吹き上げられて、どうすればよいか分からないままにロングしたとのこと。
サーマル条件のランディングは一番気を遣うところなので、吹き流しを数本見て、
風の変わり具合を常にチェックしましょう。
他にも8の字を上手くかけてないとか、伸びたとき、沈んだときの対処のイメージが
出来てないようだとか、いろいろ課題はありそうだった。
どうすればいい?って聞かれたが、究極的には条件によって臨機応変に対応できるように
なるしか無いと思うのですが、答えになってないし・・・・
広大の中でも自主的に議論をお願いしたいなあ。
誰かアドバイス出来る方がいらしたら少しお願いできませんか?

2本目<やっぱり負け組・・のぶっとび>
で、再度荒谷へ。
すぐ前に出た石井さんが緊急ラン付近で上げ始めてるっぽい・・
他のグライダー全然見えないので、アレを逃したら次はないーーーーーと微フォローでTO。
案の定めちゃくちゃ沈みながら、石井さんの下に付けステイし始めたところ、石井さんはさいならーとMLへ。
僕はげげげ・・・緊急ラン。
西風が綺麗に入っているので荒れてないが、狭いのでこわいーんといいながら、
ど真ん中に降りることが出来た。  ふう。
今日は緊急ランに降りた人でちょっとしたドラマがあったらしい。(崇ちゃん&大方さん)
悔しさにまみれながら、畳んで上を見上げると、崇ちゃんが神の倉からTOして
+1800を突破したらしい無線が飛んできた。やるなー。
MLから増山さんに迎えにきてもらって、再再度リベンジの神の倉。

3本目<やっとリベンジ +1300 1時間>
TO前では、中川さんがのたうち回りながら下がっていき、ステイしているのは広大ティンと福傳さん。
遙か上では米粒サイズの誰かが飛んでいる・・高すぎてよく見えない。
僕も追いかけてTO南でトップアウトしたが、ここからが上がらない。
風が西から北に変わっていたのを見ていたティン&福傳さん。
早速北尾根に移動してグングン上げ始めた。気が付くと中川さんも下から上げてる!すごーい。
遅ればせながら追いかけておこぼれ頂戴し、遙か上空の誰かを追いかける。
+1000位でやっと確認できた。絶好調崇ちゃん達だった。
結局、雲底の+1800には届かず。上げ始めるのが遅かったようだ。残念。
周りをみるとこの高さ(+1000以上)で見たこと無い機体がたくさん飛んでた。うーん、誰がだれやら。
遠くに足を伸ばさないで一カ所だけで飛んでるとGPSログがゴチャゴチャしてるだけになる。
じゃあそれならば、、と北の鉄塔をとってくることにした。
北の鉄塔付近で振り返ると、増山さんが着いてきてた。
TO付近に戻って北尾根で再度上げ直すかなー?と思ってるとコンバージェンスっぽく荒れてる。
しかもLDは北風強風らしい。
トップラン狙うが観光客がぼーっと上を見てよけてくれそうにないし、
結構荒れていて怖いのでそそくさとMLへランディング。
福傳さんが最近恒例の+1500以上上げてーのアウトランをやってた。
毎度の光景だ。NPとりたくないからわざとやってるとしか思えない。

今日のまとめ<ネコシャクで天井知らず スーパーデイ>
広大ぐっちょんは+1500まで上げて自己新(僕も+1500はまだないのにー)
石田さんは2時間半飛んでからクロカンで大和町31km
崇ちゃんは+1800自己新+3時間
稲垣さんも雲に入って+2000
石井さん一人で荒谷で粘りまくり最後まで降りてこない
他の方もいろいろあったように思うんだけど、思い出せないくらいそれはそれは大盤振る舞いの一日。
みんなが良かったという意味では僕が神の倉に来てから(2002.5〜)一番ではなかったかなあと思います。

石田さんを豊栄まで迎えに行って終了。
夜は小脇邸に泊。一本目がぶっとんだ原因を教えてもらった。
小脇さんのはバブルだったのだろうとのこと。小脇さんの下に入る必要はなかった。
上がるところで待っとけば良かったのに、とのこと。悔しいぞー。


5/23
天気予報は引き続き寒気が入ってきて、雷に注意とか。昼に一時曇の予報だ。

1本目<一人旅でも寂しくなんかないやい +1879 2時間半>
10時過ぎにTOに上がるとトンビが上げきらないまでも、それなりにソアリングしてる。
昨日の1本目は納得いってなかったし、渋いときに粘る練習したいなと、一番手を志願。
物好きだねーという視線を一身に集めて東側からTO。TO周りと小山を探るが全然なし、
結局昨日外したポイントまで降りてきて弱いサーマルゲット。
今日もやっぱりここなんかい?風は昨日と逆で東がらみなので、不思議な気がする。
外すと相当沈むので、弱いコアを外さないようバンクをかけて回し、
TOレベルまで上げてサーマル見失い、同じ場所に戻り・・を4回程繰り返す。
ようやくTOに戻れる高度を稼ぎ、TO北東方面を探ってみるが何にもない。
後ろの期待に耐えきれず押し出されたカンカン、大方さんが上げ直しポイントを目指すが
フォローですごいシンクに会い、あっというまに緊急ランにささっていた。
40分程上がったり下がったりを繰り返していると、やっと本命にあたり、一気に+1200。
粘る練習が十分できたので相当満足できたし、天井が少しずつ上がっていくのを
感じることができたので良い勉強になった。
福傳さん、中村さん、稲垣さんが上げてきて一緒に探りながら天井が上がっていく。
とうとう自己記録の+1500弱を大幅に超えて+1800へ。

この時点で十分満足。そして、冬装備なのにものすごく寒い。
小脇さんが下から上げてきたが、+1600でクロカンスタート。
稲垣さんと僕が一緒にスタート切るだろうと待っていたらしいが、二人とも知らん顔。
だって田んぼが怖いんだもん。
その頃、稲垣さんは荒谷の西でものすごいシンクに当たって撃沈しそうな勢い。
じゃーどこ行こっかな?だけどクロカンは怖いので、大土山でもっと上がったら考えようと北へ移動。
途中にサーマルにあたり回していると西にどんどん流されていき、北の鉄塔付近まで来てしまった。
うーん、神の倉北の鉄塔で+1500かあ・・鷹巣山まで余裕で行けたら行こう!とクロカンスタート。
お、右手に見えるのは広島空港!山の上にまな板が置いてあるようだ。しかし、嬉しいのはここまで。
鷹巣山頂までの道1/3でウルトラシンクにつかまり、
鷹巣山の向こうもこのシンクが続けば山沈だなあ・・と、帰ることにした。
帰りはアゲインスト+シンクで更につらい道のり。裏山に行くかも・・・
泣きそうになってヘロヘロと帰ってきたのでした。
山際で西風リッジで上げ直そうとしても、なんだか荒れてるし・・とサブランへ。
鍛冶さんが荒谷から一回も回さずにサブランまで来たよーとのこと。リフトとシンクがはっきりした日だった。
そしてその後暢子ちゃんがグライダーだけ田んぼ沈。
ひろちゃんとは逆で、最終ターンが振りすぎだったかな?)
<鳥人間小脇さんのクロカン講座>
西風で神の倉〜鷹巣山はドシンクのことが多いが、シンクをフォローで突っ切れば山頂に付ければ上がる。
信じて根性でなんとかなる!
とのことではあったが、鷹巣は逃げ道が無いので冬場に西方面の地理を覚えてから、
普通人間のオイラはチャレンジすべきだろう。

2本目<満足したのでまあいいやの ぶっとび>
石田さんが草刈り前の一本をしようと曇ってる中TO。
なぜか渋い中上げてる。追いかけると何も無かった。
ブレークより体重移動を先行させるターンで渋く上げる技を身につけた!とは、石田さん談。

3本目<もう疲れた・・しかしサーマルがあれば目の色が変わる +1200 1時間>
最近は3本も飛ぶ根性がなくなりつつあるが、更に稲垣さんが上がろうと誘ってくださった。
で、上がると良い西風が入ってる!コータ君+中村さんがグングン上げてる!
うっしゃーーーーーーーーーーー!と準備してると風がとまりフォローor微風に。(´・ω・`)ショボーン
LDの竹井さんから西斜面に良い風が入ってるよーとの無線。本当?!
フォローの原因は前のサーマルらしい。そのおかげで風が入らないってことかな?
でも西TOも北TOも出にくい。
そんな中、福傳さんが一番手スタート!TOしてすぐにドカンと上げ始めた。
こうなると話は違うぜ!と北斜面からTOして西斜面に回り込むとあっという間にトップアウト。
福傳さんを追いかけるがどんどん置いていかれる。もう少しフラットに回そうかなあ。。
バンクをかけないと回してる気にならないので、、、と一番好きなバンク角を維持。
これが最近上がりが悪い原因なんだろうな。
グライダーにも慣れてきたので、動きをもう少し見ながら強いところを探せるようになっておきたい。
その後はわっしょいわっしょいとお祭りが続いて昨日以上のネコシャク。
今日も良かった人が多すぎて思い出せない。いくらなんでも多すぎる。
僕は谷渡り3回。コータ君が荒谷トップラン。福傳さんがそれ見てトップラン。
4回目を渡ろうとしたところで、コータ君からトップランせーや!と指示があったので、
御意のままに!とチャレンジ。
サブロクで高度処理して、4度程吹き上げられ、最後にズブッて失敗。
フォローでおしりスリスリしながらシュッって音がした!あー危なかった。
更にメインランに届くかなあ?とチャレンジ。あんまり余裕なし。あー危なかった。

皆さんのコメント<脚色大いにあり>
広大無印のドリが3時間「いやー、試乗機だからじゃないっす。腕っすね。」テトラお買い上げですか?
崇ちゃんが+2300だっけ?+トップラン「うふふ、誘導員がよかったから・・、今度は吸い上げじゃないわよ!」
誘導員はヒョウマンさんと稲垣さんのトップラン大好きコンビ。
うのっちが初+1000「k原さんがストールで+1000を阻止するって言ったはずだよねー。
ついつい上がっちゃったよ。あ、その時下にいた?」うるせー!
広大コータ君が荒谷初トップラン「うれしいっす(低い声)」今日はぶっ飛びサイクルかと思ったけど、
最後に良い飛びできたね。おめっとー。
福傳兄貴が荒谷初トップラン「木をちょっと折っちゃった。」大丈夫っすかーーーーーー!?
ついでに、小脇さんが岡山の井原まで飛んでいったらしい。
井原市駅との噂もあったが違うらしい。「自己新じゃないから奢らんでもええんじゃ、わはは」
途中で引き返してたりしてないでしょうね?やりかねん!

今日のまとめ<ウルトラデイ>
スーパーデイの昨日より、更に良かった。
大島に行かなくて正解。神の倉最高です。
寒気が入った時のイメージができたかも?

追記
中川さん「コータ君にぶっ飛び組から抜けられてショックじゃー、リベンジ!」
ぶっ飛び4本・・今日の人柱と呼ばせてください。

学生からログもらった。嬉しい!!
4年前は長男が広大に居たので、彼らは息子の延長の様に思っている。
息子達には厳しく当たってきたので、どうも他人様の息子にも
ついそんな気持ちで見てしまう。
口やかましく厳しいのでなく、自分で這い上がって来い!!と言う姿勢で
息子達には対峙してきたものだから・・・・
長男が学生時代に車が欲しいと言ってきたので「自分で買うのなら宜しい!!
保険代もよう払わんような奴に車に乗る資格は無い!!!」と買い与えるのは断った。
学生は親のすねをかじっている間は半人前と思っているので、このHPで学生の名前を書くとき
いつも呼び捨てで書いてきた。
社会的には半人前だとゆう事の自覚を促す為にも、あえて呼び捨てにしている。
学生諸君には気に入らないかも知れないが、カンベンして欲しい。
息子達にも、若い人達にも大いなる愛情は抱いているつもりですから・・・・

広大学生川口(ぐっちょん)からのフライトログ

先週のフライトログ書いてみました。
紫のアプコのフェスタっていう機体に乗っています。
神ノ倉からTOしてすぐはなかなかサーマルをとらえることができず駄目かと思っていたら、
南でヒットして回し続けていたら+150ぐらいまで上がり、
稲垣さんのいる北側で回したらどんどん上がっていきました。
あれほど高く上がったのは初めてだったので、下とか見たらちょっと怖かったです。
その後北の鉄塔まで行って折り返してランディングしました。
バリオの液晶が壊れていたので正確には分からないけど先輩に聞いたら+1500らしく、
本当に飛ぶのっていいなーって思いました!
5月29日(土曜日)
雨予報。神の倉には行かず。
5月30日(日曜日)
雨。
今日はアステールプラザで謡曲の発表会。
喜多流の人間国宝の粟屋菊生先生の「広島菊生会」である。
先生も今年83歳になられても、まだまだ頑張っておられる。
古くからのお弟子さんは引退されたか亡くなってこられているので、
男性グループは二つになってしまい、15名ばかりになってしまった。
女性陣も平均年齢はだいぶ上がっているのだが30名近くご活躍だ。
長男の粟屋明生先生が若手の指導に当たっておられる。
私達のグループは「羽衣」の連吟だった。
天女が漁師に羽衣を返してもらい、天に帰る話なのでパラグライダーやっている
私がシテ(天女)を努めさせてもらった。
地謡もきっちりあって良かったので、仲間内で喜び合う。
菊生先生も一ヶ所注意をされて、「満点といったらまずいでしょう!!」と
今までに無い褒め方をされたので、皆大喜びであった。
過去の褒め方は、「はい!良かったですよ!でもここを気をつけた方が
いいですね!」と言った具合。
褒める事と注意の順番が違うだけなのだが・・・・・・

夜は全日空ホテルで打ち上げ会であった。
菊生先生は全部の席を廻られ、後評をされる。
謡い終わってすぐ言われた事と同じ事を言われた。
番組は30番近くあるのに全ての番組を演じた人達に言って廻られるのである。
私達のグループは午前10時過ぎに演じたので10時間は経過しているのに・・・
83歳になられても尚衰えぬ記憶力と、お弟子さんの扱いには驚くばかりである。

長男の明生先生も廻ってこられて、「先日パラグライダーが電線にかかっていましたね」と
私がパラグライダーやっている事を覚えておられた。
4年前に「粟屋能の会」のHPを立ち上げられた時、リンクを張ったことの
連絡を入れ、ついでに私のHPも知らせたのだが・・・
これをしっかり覚えておられるのである。
一年に一度皆とごあいさつをするだけなのだが・・・・
親子共々すごいな〜と感心するばかりである。

6月5日(土曜日 晴れ
先週は飛べなかったので期待を持って神の倉へ。
朝6時過ぎ、河原さんから大佐へ行ってみようと話をしたが人数集まらず神の倉へ。
10時に到着。岡本号で荒谷山へ上がる。
期待大であったので、様子見とする。
プレジャークラブがテイクオフし、沖でステイ出来ている。私もテイクオフし、左ボールを探る。
先程ボール奥まで葉っぱが揺れていたので、ボール奥まで突っ込んで行く。
せいぜい+20m位なので粘るのを止め、トップランした。
山本さんテイクオフし、正面尾根の最後で粘って上げ始めた。小脇さんテイクオフし、左尾根を攻めて
トップアウト。二人が合流し、+300m上げている。もう一度テイクオフし、粘りきれないので
児島さんが行った左の尾根を廻り込むもリフト無し。サブランへぶっ飛んでしまった。
14:003本目。10機ばかり上空に居る。正面2m位で風が入っている。すぐにトップアウト。
+10m位でコジツーポイントの上空で4m/Secのサーマルヒット。
素直なサーマルであったので、+1100mまでいちどもはずす事なく上がった。
少し弱くなったので、少し探ってもう一度サーマル本流に乗り、+1850mまで上がりきったので
GPSのスイッチを入れる。先程2本ぶっ飛びだったので、フライトスーツで汗をかいてしまったので
今回はフライトスーツを着なかった。+1000mを越えると寒くなって来た。
何んとか我慢して飛び続ける。神の倉へ谷渡りし、サーマルヒットし、一気に1000m上がり、+1800mに上がる。
せっかく高度を稼いだし、どうしようかと考える。鷹ノ巣も眼下に見えるし、クロカンの誘惑に駆られる。
出来るだけ動いてみようと北の鉄塔に向けるも、ずっとシンク音ばかり。しかたなく荒谷山テイクオフへ
一直線で帰り、+700mになってしまった。
北の鉄塔に行き、ずっとズブリながら、もう一度
荒谷山に帰り、南の方面に行き、1時間30分過ぎて、寒さとトイレが我慢出来なくなり
ビッグイヤーで高度を下げる。右ボールでは、サーマルが上がって来てはなかなか高度が下げられない。
トップランしようと近づくも右ボール奥も吹き上げられる。
しかしテイクオフは風向きはコロコロ変わっている。どちらからアプローチするか悩ましい。
東北東が多いので、沖からテイクオフに近づく。吹き上げられるので、−5m位からアプローチ。
少し低すぎて正面傾面を駆け上りながらトップラン。1時間40分のフライト。
グライダーをはずしてトイレに走る。ひと心地ついて寒さで疲れてしまい1時間ばかりテントで
寝てしまった。16時30分もう一度テイクオフし、40分フライトし、サブランへ。
今日も20名ばかり+1000mは越えた良いフライトデーだった。
大佐へ行かなくても充分楽しめた。小脇さんと児島さんは白木山へアウトアンドリターンを
果たしたらしい。
GPSはトップランして電源切るのを忘れたので、3時間フライトログになってしまった。