2004年今年はクロカン仲間が増えるぞ〜

2004年 4 月   
4月3日(土曜日)
強風で雨がぱらつく。
カタクリ祭りをやっているので、うどんでも食べに行こうと誘ったが、
石井さんと大方さんだけ賛同。先週から見物客が沢山来ている。
きつねうどん食べていると、世話人さんが向原町の花の名所の開発状況を説明していた。
モクレンやしだれ桜、みつまた等の名所のプリントをもらう。
向原町内を一応くるっと廻る。
まだ風強そうなので、クロカンコース上の大土山の”論山堤”まで二人を案内した。

河原さんからпB『少し風が落ちた様なので、神の倉へ上がります!』
大急ぎでメインランディングに引き返しグライダー積んで3人で神の倉へ。
到着すると足刈さんがテイクオフし、+300mくらい上げて行った。
+600m位に工藤さんが有留上空で上げている。
河原さん、徳ちゃん、スタンバイしていたが、尾根の松がゴーゴーと鳴り始め、
6m前後の風が吹き始めた。
風も西から北に変わって来た。北の鉄塔目指していた工藤さんは、止まった。
高度を下げながら、バックし始めた。+100mで、さっさっと諦め後ろへ流して、保垣地区へ。
足刈さんは後ろへ流されなかったが、グランドサーマルで忙しかった様だ。
強風で飛べないので、徳ちゃん残して皆んなで工藤さんをピックアップに・・・・。
八幡谷のお寺近くに降ろしていた。
河原さんが面白がって「3Km以内でアウトランでしょう!!」とちゃちゃを入れる。
工藤さんは「ぎりぎり3Km越えてます。以前測定したことがある」と言い張っていた。
帰宅してカシミールで測定して見た。
工藤さんの名誉の為に発表します。3.05Kmでした。 さすが・・・・・。
メインランディングにもどり、足刈さん誘ったがパス!! 工藤さんも下車してしまった。

グライダーは神の倉に有るので、引き返す。
北北西風は変わらないが、ゴーゴーという山鳴りは止んだ。
今日も辛抱たまらず、やっぱ私が最初に飛び出してしまった。
出てからすぐに左尾根のリッジで吹き上げられ、3度テイクオフ前を行ったり来たり。
フロントが一瞬潰された。ちぎれ飛んで来るようなサーマルはあるのだが、荒れていて気持ち悪い。
鉄塔下を沖から廻り込む。山際に寄ればいくらでもリフトあるのだが・・・・・・
裏山へ持っていかれそうなので、稜線より50m以上離れて、リッジサーマルを使う。
上がり下がりも激しく沖で1回旋回に入れただけで、後ろへ100m位流される。
ヘヤピンカーブ沖300mでも落ちない。
一度地上200m位まで下がったが、強いサーマルで3回転してトップアウト。
大方さん、河原さん、石井さん、徳ちゃんも上がったり下がったりしている。
河原さんは+400m位で稜線より後ろに居る。サミット2の足を信頼しての事だろう。
イプ3ではサーマルを引っ掛け最後まで廻す気になれない。
大方さんが、私の50m位先で、一気に10m垂直上昇し、すぐに10m垂直降下した。
自分が飛んでいる時はさほど恐怖を感じないが、人のを見ると、やっぱ恐い。

1時間飛んで喉もカラカラだ。もういいか!とビッグイヤーを入れ、フルアクセル。
それでもピッツピッツと上昇音がする。
リフト帯抜けると、急にテンション抜け、少し前かぶりになる。
ビッグイヤーでフルアクセルしていて潰れたら、キャノピーくしゃくしゃになってしまったら、
回復は大変だろうなぁ〜と思うと恐ろしくなり、元に戻す。
すると、ピッツピッツと上昇音。
もういやだ〜!!カンベンしてくれ〜!!!!!
自分の意志でフライト出来ない程いやなものはない。
次にシンク帯に入り、荒れてないので、もう一度ビッグイヤーで一気に100m下げる。
徳ちゃんもビッグイヤーで先ほどから高度処理している。
小脇さんが、低い位置でネバネバしていたが、強いサーマルをヒットし、一気に上げて行った。
ランディングも少しグラグラした。全く楽しくない1時間10分であった。
大方さんも石井さんも、降ろして来た。
大方さんに「稲垣さん降ろしたので何かあるのかと思って降ろした」と言われてしまった。
大方さんのアップダウンを見て降ろしたのに・・・・。
徳ちゃんは片翼半分以上潰れ、一気にスパイラルに入り、ほっぺたがGでプルプルしたと言っていた。
旋回3〜4周で直ったらしいが・・・。
河原さんは頑張って上げなおし、向原町の5Kmオーバーに下ろしたと入る。
車の回収と合わせてピックアップに向う。
車の回収に神の倉に上がったら、嫁さんが、今が一番おいしい我が家の白菜漬けと手造りの塩辛を
持って来たとрり。児島さん、工藤さん、大方さんに試食してもらい、残りはハングハウスの宴会の
酒のつまみに廻った様だ。いつもクロカン回収に来てくれる向井さんに1瓶差し上げる。
皆さんには、好評の様だったので、目出度し、めでたし・・・・。

4月3日(土曜日)
河原さんのログ
LDに着いてみると、案の定、かなり南風が強い。
最近といっても数ヶ月になるが、パソコンがLDに整備されて、
天気情報が手に入りやすくなったのは本当に便利だ。
お天気レーダーを確認すると、西から一直線に雨雲が通っている。
ミニ前線みたいだ。本当はあまり期待していないが、前線が通過すれば回復するだろうと待機。
少し待っていると更に風が強くなってきて雨も降ってきたので、みんな退散してしまった。
稲垣さん、石井さん、大方さんは片栗祭りへ。
少しして工藤さんと徳ちゃんで追いかけてみるが既に帰っているようだ。
肉うどんにハーブを入れて食べてみたり、ハーブ入り塩を賞味していると、
雨が収まり、風が落ちてきているようだ。おまけに雲も薄くなってきた。
早速LDに戻り気象データを収集。。。
とりあえず上がってみよう。と、足苅さんを加えて神の倉へ。
西風でぼつぼつ上がりそうな感じ。
工藤さんが一番でTO、TO正面でトップアウトしたけどすぐ下がり、
北尾根付近で本格的なサーマルをゲットした。
しかし、この頃から西風が北風に変わりしかも山鳴りも加わり始める。
工藤さんは+600だが相当東側に下がっている。クロカンですか?と
無線をとばしてみると、ご機嫌に飛んでいるようだ。
足苅さんも続いてTOしてみたが、上げきれない様子。
一方工藤さんはTO近辺まで戻ってきたので、余裕をかまして北へ流し、
例の北尾根吹き抜けでつかまり、さよーならー。
一昨年の平和カップと同様、クロカン・・の一言を残してどっかへ行ってしまった。
地森さんも下からみて、福山ですかー?と聞いていた。そか、福山でしたか。
後から上がってきた稲垣さん、石井さん、大方さんと工藤さんの勇姿を見ようと回収に行くことに。
裏山の例の田んぼに下ろしていたが、3kmあるのー?と聞いてみると。ある!と断言された。
そっかー・・・・・。
足苅さんも翼端折ってLDに下ろしていたので、回収へ行ったが、もうこりごりっぽい。
工藤さんももういいってことなので、飛んでいないメンバーは再度山にあがる。

北西から晴れが急速に回復していて、南方向はどんぐもり、東方向も雲が多い。
風が弱まるのをみて、稲垣さんTO。いきなりフロントが少しつぶされる。追いかけて僕もTO。
北TOの吹き上げが強くてやはりフロントがつぶされかける。が耐えてくれた。さすがサミ2。
風は相変わらず強く、北西か西の感じ。後ろが怖いので流れないよう、あまり回さない。
TO前が渋いのでだんだん山に寄って行くと流れるサーマルを当てる。
稲垣さんや石井さんが一緒に飛んでいるので、上がり始めるとかぶせることができるので、すこぶる楽だ。
稲垣さんが沖に出してもあまり下がってないので、着いていくと北尾根の沖でヒット。
上がるけど、相当流れている。
+500はゲットしたので、北か南か?南はものすごく煙っていて大力付近もよく見えない程。
北は快晴なので、行きやすい。風向きからすると南でしょ?と出発すると速度が9km?南に変更。
(後でGPSログを見ると、瞬間的に遅かっただけでやはり北西が本流だったようだ。
いずれにせよ西を中心に南や北が入っていた。)
稲垣さんが相当沖を翼端折って下ろしているが、あまり下がってないので、沖をずーっと流す。
ほとんど下がらないようなので、5kmは楽勝っぽい。
山頂近くに寄るとサーマルがあるが、さっき同様めちゃくちゃ流れている。ひえー。
向原町上空を越えて平畝山へ谷渡り、更に大土山方面の尾根へ渡ろうとすると、
谷の真上でピタッと停まってしまった。さっきまで40km位でてたのにー。
このまま渡れたとしてもその次の山の尾根は広く、風下側は更に山が高い。
渡れなかったとすると、谷の中に落ちていくことになる。・・・・・安全に行くことにしよう。
くるっと振り向いて向原町坂地区へ。
北西の吹き抜け+平畝山のローター?でフォローで少し荒れててどシンク。とっとと降りよう。
やれやれ下がってきたぞと思っていると、なんかグライダーの動きが不穏。。。。。。
フォローで押されているというよりサーマルに吸い寄せられている感じ・・・・・・
おそるおそる山に寄せてみる・・・・・どっかーんと今日一番強いサーマル。
瞬間値は+7.5を見た。外すと怖いので、最後までつきあうことにした。
くるくるーーーーーーー9回転で+600。今度のはあんまり流れていない。
やはり相当強いサーマルらしい。
雲が近づいてきたので、こっそりおいとまさせていただきまーす。
豊栄方面を見るとどんよりとした雲が張っているし、途中は谷ばかり、ワングライドで行くには危険と判断。
足下に下ろすことにした。前から目をつけておいた土手にランディング。近くのおじさんが声をかけてくれた。
徳ちゃん、稲垣さん、小脇さん、石井さんに回収に来てもらって、今日は完了。あと1本だ!うふふ。
神の倉の車を回収し、終了。
稲垣さんから、イカの塩辛、漬け物の差し入れがあり、SkyLoveで宴会。
カンカンやいしもっち、聖美ちゃんも来て、結構もりあがったのでした。

次の日は総会。
山の掃除をして、夕方まで風待ちし、弱ったかな?と山に上がるが突如強風が吹いてきて終了。
4月4日(日曜日)
神の倉の総会のあと、荒谷山と神の倉に分かれて掃除及び倒木の後片付け。
今日も強風で山が鳴っているので、皆さんあせらず仕事が出来る。
掃除が終わって皆さん下山。当然誰も上がろうとはしない。
半分位の人は3時過ぎには帰って行った。パラ中毒患者はまだ日の高いうちは帰れず、東屋でパラ談義。
学生達は強風の中、立ち上げ稽古。見ていてちょっと恐いが、結構コントロールしている。
練習生の頃、太田川の河川敷で30mばかり引きずられて、プルプルしたのを思い出した。

6時前になってようやく風も落ちついてきたか?とパラ中毒末期患者の私と石田さんと河原さんと
運転手を努めてくれる利弘さんとで、神の倉へ上がる。
神の倉は吹き流しがポア〜ンとしっぽを振っている。
早速グライダー拡げ、北斜面でスタンバイ。
立ち上げてみるも、西っぽいのが入るので、キャノピー横を向いてイヤイヤしている。
そのうち冷たい風のビュービューの7〜8mの北風が吹いてきた。
キャノピーは押さえているのもやっとの感じで納まりそうにないので、撤収。
15分位前に到着していれば、当然の様にテイクオフしていた様に思う。
このビュービューの風に捕まったら山沈間違いなかったと思うとぞっとする。

ご先祖様に感謝!!

私のおやじの調査によると、ご先祖は紀州から浅野さんに付いて来た武士だったらしい。
国泰寺に本家筋の立派な墓がある。私の方は江戸後期にリストラで百姓になった模様。
神の倉公園入り口の三叉路の竹薮のところが屋敷跡だ。
そこの直系は海田で歯医者を営んでいる。

私が4歳の頃、本家が向原町坂にあった頃、1年程向原町に住んでいた。
おやじが無理して、子供自転車を買ってくれた。当然補助輪などと言う贅沢なものは付いていない。
チューブなしのタイヤで藁が入っている様な代物である。
子供自転車を持っていることと、4歳の子供が自転車を運転している事が珍しかった。
本家の爺さんと並んで自転車漕ぐと村の人が振り返ったそうだ。
爺さんもそれがうれしかったらしい。
オヤジやおふくろが何度もこの話を聞かせてくれたので、よほど印象深かったのだろう。

おふくろに『自転車で土手に行ってはいけません!』ときつく言われていたのに
自転車でふらふらと川土手を走っていた。
『行ったらいけません!!』というおふくろの注意を思い出したら
何故かハンドルが川の方に向いてしまった。
あれよあれよという間に土手を逆落としにまっすぐ走って下り、
川の真ん中まで転びもせず走ってしまった。
びしょびしょに濡れてしまい、自転車は自力では上げる事が出来ない。
体は痛くもかゆくもなかったのだが、ここはひとつ泣いて助けを呼ばないと、
おふくろに怒られると四歳児なりの知恵を働かした。
子供が自転車もろとも川にはまっていると聞いて、青い顔をして、おふくろが
駆けつけてくれた。泣きまね大成功!!
子供心に後ろめたさが強烈にあったのを、今でも鮮明に覚えている。

有留の納屋が倒れそうなので、解体に爺さんやおじさん達と行ったのを、思い出した。
スズメバチが大きな巣をかけていたので、火をたいてやっつけて、蜂の子を取って帰った。
食糧難の時代で、特にたんぱく質は貴重品だった。
スズメバチがぶ〜んぶ〜ん飛び回るので、大人達は板きれで、はたき倒していた。
私は手ぬぐいでほおかむりをしてもらい、”あっちに行ってろ!”と言われたのだが・・・・。
私も何匹か叩き落とし、結構質量感のある!バシッ!が記憶に残っている。
それにしてもよくまぁ刺されなかったものである。
今は本家も広島に出てしまったので、向原には誰も居ないが、
墓所だけあるので、毎年盆には墓参りしている。
そんなわけで、私と神の倉とは、切っても切れない縁で結ばれているのである。


小脇さんの島根県大和村のクロカンログをアップしました。
(高度のデータは記録されていません)

4月10日(土曜日)甲田町ミニクロカン
今日は高気圧どっぷりで上がる気がする。
今日はJリーグの広島予選会なので、ベテラン達はコンペ登録に忙しい。
パラグライダーは自己完結のスポーツと私は思っているので、コンペに参加した事がない。
それに、コンペだと夢中になり、つい無理をしそうなので、コンペは避けている。
自分なりに納得いくフライトが出来ればそれでよいと思っている。
そういう意味でクロカンは最高のフライトスタイルだと思っている。

そんな訳で今日も一番で11時過ぎに飛び出してしまった。
+300m〜+500mをウロウロするばかりで、なかなか突き抜けて上がっていかない。
1時間ばかり荒谷山をウロウロしていたら、でかくて強いサーマルに当たった。
少しはずし気味ながら、一気に+900mまで上がる。先程まで30機ばかり居たが、
今は5〜6機しか見えない。
河原さんとまきちゃんが近くに見える。
「クロカンに出ませんかぁ〜?」と声をかけ、向原方面に向けるとシンク音ばかり。
河原さんは、「コンペ棄権しま〜す」と無線を入れていた。
まきちゃんは私より100m弱上空だ。
先に走った小脇さんは吉田町の柿原で上げ返して+1000mは上がったもよう。
私は高度が低すぎて、とても到達しない様なので、弱いリフトの有った池の内で
廻すも、ステイがやっと。
河原さんは、向原町の手島に降って行っている。
相変わらずまきちゃんは100m位上に居る。
吉田町側に降ろすとピックアップが大変なので、芸備線側に稜線を越える。
甲田町の上山田に降ろす。(2時間で9Kmのフライト)

上を見上げると二人共見えない。
二人共降ろしたかな?と携帯入れるも、出て来ない。
2Kmばかり歩いてJR吉田口に到着。
汗びっしょりで休憩していると、小脇さんからпB荒槙牧場に降ろしたそうだ。
暫くして河原さんから入る。
三次市東酒屋町の牧草地あたりに(26Km)に降ろしたと言って来た。
まきちゃんは三次市内の四十貫町の畜産試験場近くに(31Km)に降ろしたそうだ。
二人共自己記録更新のビッグフライトだ!!。おめでとうございます!。

14:11のジーゼルカーに乗り井原市駅まで帰る。
夕方仕事が少しあるので、16時には帰る。
14時過ぎにテイクオフした石田さんと是枝さんは3時間フライトで西城町まで二人で飛んで行った。
石田さんは『三次市の我が家にランディングするのが夢だ!!』と言っていたのに、三次市を越えて
いきなり西城町(60Km)とはすごい!としか言いようがない。
本当におめでとう御座います。

               

超ベテラン達もうかうか出来ない状況になって来た。
そのうち若手達が追いつき、追い越す勢いになるだろう。
神の倉も2年前はクロカンに出かける人は5名も居なかったのだが、
今はクロカンに証を手にする人が10名ばかり増えてきた。
今後はいろんな記録が生まれて来るだろうなぁ〜。
クロカンリーグにも参加して、神の倉の名前も高めて欲しいものだ。
クロカンリーグ表に神の倉勢がずらりと名前が並ぶ事になるだろうなぁ〜。
今から楽しみだ!
5Kmの制限がとれるクロカン練習生も5名ばかり控えている。
クロカンコースでどこがサーマルポイントだったか、フライトログを半年分くらいづつ
重ねてみたいと思っています。
クロカンに出た人のログを送って下さい!!
皆んなで参考にして研究しましょう!
4月11日(日曜日)
今日は朝から雲ってしまった。
昨日は早く帰らなければならなかったので、皆さんのうれしい顔を見ることが出来なかった。
神の倉山頂では「桜まつり」が催されている。
パラ体験会が大々的に宣伝されていた様だ。
そうとは知らず昨日のリベンジとプレジャークラブのおやじ連中と荒谷山へ上がる。
南西の風3〜4mが入っている。しかし日差しがないので、リフトのパワーが無い様だ。
何度か立ち上げてみて、少し持ち上げられた時テイクオフし、右奥ボールを目指す。
しかし林道より下がってしまい、途中のリフトも上げ切れずとりあえず1本ぶっ飛んだ。
広島県予選の選手たちは曇っているし、私達のぶっ飛びを見て、
神の倉にうどんを食べに上がっていたらしい。

13時前に2本目テイクオフ。又先頭切ってしまった。
少し日差しもあるので、右奥ボールに突っ込んでリフトをもらう。
何とか+20m位になり、テイクオフ上まで戻ってきて強めのリフトで廻す。
しかし、小さすぎてすぐに外す。しかし次から次へとサーマルは有る。
しかしぶつぶつで小さい。
中村さんテイクオフして来て二人で探る。
30分ばかり上がったり下がったりしていたが、しっかりしたサーマルヒット。
一気に雲底近く(+900m)まで上がり、目の前を薄い霧がよぎる。
竹井さんがリンダルで見ていたらしく「機体がかすんで見えますね!」と無線を入れてきた。
しかしそれからがなかなか上がらない。
向原方面は全然日差しがないが、南西風なので流して行こうと、
「クロカンに出ます〜!」と無線入れる。

GPSのスイッチ押そうとしたが、今日は装着していなかった。
さほどシンク音は鳴らない。
高獄山上で少しサーマル有って、丁寧に廻しながら、芸備線を越え、大土山すそ野をグライド。
サーマルはないが、さほど沈下もしない。甲立の街に到達。
甲立の小脇邸の裏山につけるも、リフトなし。しかたなくふらふらと芸備線に従って山際を行く。
下甲立の郷原の川土手にランディング。16Kmで2時間のフライトであった。

キャノピーたたんでいると、石井さんからпBピックアップに来て上げるとの事。
30分位道路際に立っていると、ライトブルーの見覚えのある車が停車。
福伝さんが、周さんと乗っていた。
早速乗せてもらい、急いで石井さんにпB甲立の交差点まで来ていた様だった。
ありがとうございました。
東屋にもどってみると、選手権は薄曇りの中私がクロカンに出たので、
大急ぎで荒谷山に集結してゴール目指して走った模様。
私も、もう一度荒谷山へ上がる。強風気味だが、山本さん一人、
遅れてテイクオフしたと見え、パイロン廻っているみたいだ。
南側に晴れ間が出たので、私もテイクオフ。すぐに一発良いサーマルヒット。
+600m位でもう一度クロカン出発。山本号はすでに見えない。
途中サーマルらしきものには出会わなかったが、シンク音がしない。
しかし、上空はずっと雲が張っている。
高獄山上空で地森さんから「向原上空は誰?」と無線入る。
時間遅いし、志和地のどん付まで行った選手達がピックアップされて帰っているようなので、
早めに降ろそうと、芸備線上を北上。
JR吉田口と甲立駅の中間の土手に降ろす。(13Kmで40分間フライト)
山本さんが、無線をくれ、児島さん、河原さん、高杉さん達が回収に土手まで来てくれた。
今回は降りてすぐの回収となった。ありがとうございました。
今日はミニクロカン2本出来たので、良しとしよう!ましてや、選手達を神の倉から荒谷山へ
呼び戻し、大会の立派なダミーとなったのだから・・・・。


4月10日(土曜日)
石田さんのビッグフライト(西城町へ)
日選予選は、早々とふってしまいサブランで見ていたら 何人かの人は、そのままXCへ走ったようだった。
予想以上に南風が強く、確かにそのほうか楽しいかな〜とは思った。
私は、早くリフライトしたかったのだが、結局荒谷TOへ上がったのは 2時を回ってしまい、
しかも風はさらに強くなっていた。

この時点で、是枝選手と大会は棄権して二人でXCに行こうと 言う話になり、
準備をしていると三次から布野方面へ走ろうとか言う マキちゃんの無線が聞こえてきた。
何ともうらやましい話だね〜などと言いながら私たちもTO、 相変わらず荒谷テイクオフの
ボールあたりは荒れていて、 トップアウトにてこずってしまう。
以前の機体ならおそらくこの時点で 神経を使い果たしてしまっただろうが、この機体は本当に楽だ♪
この日 荒れていたのは恐らくここだけだったと思う。
バリオは+6msを 示していたが、ほかの場所ではとても考えにくい。
そのくらい この後安定していった。

一気に+1300mあたりまで上がり、いつものコースへ向け アクセルを踏む。
時折GPSは62kmのスピードを示す。
900mくらいコードを使い吉田町のいつものポイントで、 期待通りサーマルヒット。
その後荒巻手前でサーマルをひらい、 荒巻を通り過ぎる。
私はここから先、過去サーマルらしいサーマルに 出合ったことがなかったが、今日は違った。
R54線沿いのマンハッタン横の山で、荒谷から+1000mくらいまで 回復し、
念願の私の夢である三次の町がはっきりと見えてきた。
しかも今回は、その先にずーっと日差しが続いている。
まきちゃんは三次の町を過ぎたあたりでLDしたようで、 高杉選手がその上空+1400mにいるので
庄原方面へ走ると無線を入れている。
相変わらず是枝選手と私は、付かず離れずで一緒だ。
三次の町上空で是枝選手が、「石田さんの家、見えますか〜」と無線を入れる。
私は「小さすぎてよく見えない。」と言ったが、この後急に風が変わり、ここまで50〜57kmペースで
きていたのが、32〜3kmまで落ち、 さらにコードもどんどん落ちてきてしまった。
皮肉にも私の家は段々と見えてくる。(^^ 私の家の対岸の山(岩屋寺)あたりで何としても、
もっと先へ行きたいという< 気持ちに駆られ、山の中へ突っ込む。
もっと奥へ入れば良いサーマルに当たるかもしれないが、流石に降りれそうな ところもなく、
ふらふらと進んでいると、何とか小さなサーマルにあたり 必死でセンターリング(^^;  

それでも、のらりくらりと 備北丘陵公園4〜5km手前までたどり着いた。
先ほどまで聞こえていた無線の声が途絶え、ここで一応まきチャンへ連絡する。
「どこにおるーん」とマキちゃん。 丘陵公園3〜4km手前と言うと、見つけてくれたようで、
高杉選手を、備北丘陵公園で回収して帰る途中だったようだ。
小脇さんから「夢だった三次を通り過ぎてるじゃないの。」と嬉しい一報 。
しかしまきチャンは「じゃ、ガンバってね〜、私たちは帰るから〜。」 と冷たい(TT) 
そんな話をしていると、ここで是枝選手が本日最高の サーマルをゲット。
上がる上がるどんどん上がる。
何と海抜2500mオーバー。
私にとって過去、最高の獲得コードだ。「是枝選手ありがとうー。」
逆転層が綺麗に見えたので写真を取る。 下が殆ど見えなくなった。
色んな良いことばかり頭をよぎり、 このまま西城方面へ行っても道後山で行き止まりだし、
高速道路沿いに 東城方面へいけば大佐山まで行けるかも、今日は暗くなるな〜
と調子の良いことばかり、考えていたがその後、現実は予想以上に 厳しいものとなってしまった。
流石に東城方面へ行く勇気はなく西城方面へ向かったが、 途中サーマルらしいものに1度、
当たったきり、行けども行けども< シンク音ばかり(TT) 
それでも獲得コードが高かったため10km くらいいけたのだと思う。
殆どぎりぎりで西城の町へたどり着き 学校のグランドへ降りようと思ったら、
野球部員たちが私の方を 見ている(^^; 
仕方なくその先の田んぼへ降ろし私のXCは終わった。
是枝選手はさらに先の広い空き地へ降ろしたようだ。
5分もしないうちに井口さんの車が到着。

是枝選手とずっと2人だからここまで来ることが出来た。
2人のチームワークの賜物だ。(^^)v
考えてみたら、途中のサーマルもセンターリングをずらしながら 回していたのだが、
とてもうまくスクラッチング出来た。 私にとって、本当に最高の1日となった。

4月10日(土曜日)
河原さんのログ
4/10
地森さんからサインゲット。最後の一本だ。
日選広島県予選でもあるので、エントリー。日選用の地森さんサインももらう。
先発隊が上げているが、今ひとつしぶい。+500には遠い模様。
タスク:TO-三篠園(プレパイロン)-TO-小学校-TO-寺-どんつき に決定。
12時ゲートオープン
12:30スタート
GPSの使い方が分からないので、上手くタスクを入力できず児島さんに迷惑をかけてしまった。
すみません。12:10TOして、+200程度しか上がらない。
12時半に三篠園を取りに行った石田さんが撃沈している。
+300上がったので追いかけたが途中で引き返した。プレパイロンだとは知らなかった。
TOに引き返すと強いサーマルが出ていた。流されるままに上げていくと+700
周りには一緒に上げていったマキゴンと稲垣さんがいた。
稲垣さんが無線で「クロカン行く?」と言うのでついつい予選は棄権することにした。
というのは冗談で、上がるに任せて流してたので、上がるなら棄権するつもりでした。
で、河原棄権でーすと無線を流すと、おかもっちゃんから念を入れた確認が入った。
他の人は危険だと思ったらしい。次からはリタイアって言います。

無線のやりとりをしているとマキゴンにおいて行かれてしまった。
稲垣さんもマキゴンを追いかけて吉田方面へ行ったが、二人とも上がらないようだ。
道を変えて向原の吉田別れポイントに行く先を変えてみた。
途中の盆地(正力)では暖かい風を感じて回してみるが上がるほどではない。
前回ものすごく強いスティックサーマルがあったので期待していたが・・
高度を失い、予定地の吉田別れの山を超えられるかどうかも怪しい。
すると山頂でありました。さーまる。トンビがすかさず寄ってきて、二人でサーマルを探し合う。
トンビの方が強いので寄ってみるともっと強いのを発見した。
950まで上げ直して、大土山方面へ谷渡り。
西成分がけっこう強そうなのでそのまま北へ流す。
(高さは十分だったので山頂につけるべきだったか?大土の東方面は山と谷しかないし、
裾が広いので攻めにくい。)
権現山の筋を探ると弱い流れるサーマルを見つけてそのまま流す。
すぐ横の谷は集落があっていくらでも下ろすところがあり安心できた。
小脇家裏山に行きたかったがこのサーマルから出るのがもったいなくて北東へ。
どんつきの東側でガツーンと上がって三次へ一気に渡った(A苅氏談)と聞いたので、
このコースを選んでみたが、この辺でガツーンと来てくれないと三次市街を渡れそうにない。
が、渋ーいのがぽちぽちあるだけだ。うーん。ドン付きは超えてしまった。
三次市内は煙ってて真っ白だし、この辺が潮時かな?
最後に届きそうな丘の上にあるビニールハウスの群れ。
アレしかない!と突っ込んでみたが低すぎたのか、LDしてしまった。
マツダのテストコースはすぐそこなのに、残念。
降りて小脇さんに電話してみると向原で降りたと思ってたらしい。
荒谷は風が強くなったらしいし。とりあえず満足。農場のおじさんに挨拶。
農場に油を入れに来ていたJAの方にお願いしてトラックステーション連れて行ってもらった。

クロカン練習のタスク終わったぞーと報告書を作成する。ふふふ。
マキゴン、しんちゃんは三次市街に届いたらしく景気のいい無線が飛んでくる。ちぇー。
迎えに来て頂いた井口号には小脇さんが乗っていて二人を拾いに三次へ。
マキゴンは自動車学校の付近へ。しんちゃんはなんと西城町まで飛んで行った。おいおい。
二人を拾って、庄原まで帰ってくると石田さんの無線が入ってくる。
備北丘陵公園の上にいるので、拾ってもらいたいとのこと。枯枝氏も一緒らしい。おいおい。
無線では言わなかったが、その後がつーんと上がったらしい。+2000位。
で、二人とも西城町まで。。おいおいおい。
後になればなるほど記録が伸びていき、車の中のテンションも比例して上がっていったのでした。
エリアに帰るとすでに19時。
井口さんは5時間も運転していたらしい。ありがとうございました。

<今日の結果>
25km河原
31kmまきごん
48kmしんちゃん
57km石田さん
58km枯れ枝さん


4/11
朝から天気が悪いので、コジ邸でカンカンパソコンをいじってる。
昼過ぎに空を見ると晴れてきた!
急いで山に上がろうとすると稲垣さんが既にトップアウト。
日焼け止めを塗っていると、メガネを踏んづけてしまい壊してしまった。
ってことで、徳ちゃんから度無しサングラスを借りて飛ぶことになった。
上がると誰も飛んでない。工藤さんが出るが渋い。撃沈。
タスクは1.5kmのビッグシリンダーを出てドン付きまで。
ゲートオープンし選手が続々と出る。上げきれないがステイはできる。
条件が良くなってきて流されんながらどんどん上がる頃、ちょうどスタート時間。
既にビッグシリンダー内に入っていたので、一旦風上に出る。
この作業を上手くやったのが児島さん。
シリンダーから出るために外したサーマルに再度乗ることができた。ぼつぼつやったのが、山本さんと俺。
しんちゃんは低い位置でスタートを切っていた。

このときもレースと無関係のマキゴンは最後まで上げきり雲底まで行ったらしい。
後ろをアクセル全開で追いかけてくるオメガは卑怯だ。早すぎる。
しんちゃんは低いところを飛んでいる。
マキゴンの下あたり、吉田別れの峠あたりで山本さんがサーマルを発見して回し始めた。
それを見て僕も後ろに戻る。二人で熾烈な戦いを繰り広げ、僕が+100m程高さで優位に立つ。
そのまま山の峰を北東に流しているとあっというまに高度を失い、山本さんと同じ高度に。なぜ?
山本さんはもう少し吉田側(西側)を飛んでいた。(といっても100mも離れていないが)
吉田側からのサーマルを拾うため、西側を飛んだとのこと。
で、同じ高度で下小原の山の上で弱いサーマルゲット。
甲田方面は雲がびっしり張っていてとてもドン付きは無理そう。
唯一小脇家裏山あたりに日が当たっているので、谷渡りすることに決定し、山本さんと分かれる。
が、その直後山本さんがマキゴン実家と荒槙の間の山で回してる。ついつい戻ってしまった。
これが失敗。渋くて上がるどころではなかった。
ここからは、メガネ無しなので、安全な川沿いを飛んで土手にランディング。
山本さんはドン付き西コースでギリギリゴールしたらしい。

<レース結果>
児島さん、山本さん、しんちゃんゴール
河原届かず

足苅さん、井口さんとマキゴンがドン付きまで。
ドン付き西コースは、下がらない程度にサーマルが出ていたとのこと。あんなに曇ってたのにー。

帰りは荒槙で講習されていた方々にお願いして拾ってもらった。竹内さんありがとうございました。
途中で稲垣さんが今日2回目のクロカンに出て、下小原付近の県道に下ろしていたので回収。
その後広大生が山沈。車のライトに照らされて、回収が進んだのであった。
4月17日(土曜日)上川立町16Km
今日も高気圧に覆われ、良い天気だ。
早く出かけようと思っていたのだが、NHKテレビで京都西陣織の
二人の神様の番組をやっていた。
103歳の織り元と99歳の織職人の話であった。現役ばりばりであった。
二人は兄弟で、将来国宝級の作品を生み出している。
二人共国宝級の作品を生み出している。
二人の会話で「95歳過ぎると体の衰えを感じる様になる」と話していた。
私などは既に衰えを感じているのに・・・。
高い目標をもって、日々研鑽している人は、違うなぁ〜!
私は身体能力の低下も悲しいが、最近物忘れがひどい。
何かしようと立ち上がって、ちょっと別の事をしてしまうと、本来何をしようかと、
立ち上がったのか、思い出そうとしてもすぐに出て来ない。
ボケが始まったのかと心配になり、MRIを土谷病院に撮りに行った。
2週間して同級生の木下医院に結果を聞きに行く。
写真を見ながら「ここと、ここに隙間があるね!」と、5mm位白くなった部分を指差される。
要は脳みそが消えてなくなっているのである。
脳みそがスカスカになって、ボケ老人になるのか!!
とがっくり来ていると、「加齢によるものだから・・・」と慰めてくれた。
結局は脳内の血管が詰まり、脳みそが壊死するわけで、コレストテール値を下げたり、
糖尿病を気をつけたり、生活習慣病に気を付ける以外には、道はないらしい。
早速その夜から団地を1時間歩く事にした。
大洲にスイミングクラブがあるので、パンフレットをもらいにも行った。

せめて「70歳を過ぎて、体力が落ちた!」と言いたいものだ。
パラグライダーも70歳までは続けたいものと、熱望しているので・・・。
近藤のおばちゃんが、立上げの稽古をしていたそうだ。パラに復活出来そうである。
今後は絶対怪我しない事を最優先に、長〜くパラを楽しんで欲しい。
歳をとっても、近藤のおばちゃんが飛んでいると、私にとってもすごく励ましになる。
お互い70歳過ぎても飛んでいたいものだ。

103歳の織り元と99歳の織職人の話に、感激のあまり背中がゾクゾクしながら
テレビを見ていたので、つい1持間遅れで、10時に出発となた。

到着すると、神の倉には学生が上がっていて、どんどん飛んでいた。
プレジャークラブの人達と荒谷に上がる。崇ちゃんがスタンバイしてた。
誰も出そうにないのでついに崇ちゃん意を決してテイクオフ。
南小山で上げ始め、一気に+500mまで上がった。
その後ベテラン達は5〜6機は上げている。
私はプレジャーの大木さん、太刀掛さんのテイクオフを見るのに少し出遅れる。
大木さんはうまくサーマルを引っ掛け、+300m位で遊んで、神の倉渡りを果たし、
メインランディングを目指した。
太刀掛さんは、トップアウトならず、サブランへ。
私もテイクオフしようか?と準備したのだが小脇さんまでたれている。
そのうち+300m位まで復活したので、12時前に私もテイクオフ。

とりあえず右奥ボールのリッジを利用して、+30m、テイクオフ上空で+3m/Secのサーマルヒット。
+1000m迄上がったのでGPSのスイッチを入れる。
先に上げて行ったベテラン達は、吉田町方面へ流している。
私は南風に流されながら、サーマル捜すも、無さそうなので、高獄山に戻る。
吉田分かれ手前で+300mまで下がるも、弱いサーマルに当たり、200mばかり上昇。
そのまま平畝山に流す。
平畝山山頂で、一気に1100m上がり、+1500m(地上1900m)まで上がった。
このまま、豊栄方面に流そうと思ったが、回収が大変なので、サイドアゲインストで
三次方面を目指す。しかしシンクしかない。
先程小脇さんが、私のサーマルに突っ込んで来て、二人で廻してが、私は離脱し、
小脇さんはそのままサーマルを使い切って+2000m以上上がった模様。
よほど先程のポイントに帰ろうかと思ったが、しゃくなので、そのまま進む。
権現谷山でサーマルヒットし、400m上げ、+800mに上がる。
しかしその後はサーマルに当たらず。
小脇さんの実家の裏山で上がるかと思ったが
ハズレで、上川立町16Kmに降ろす。風は北に変わっていた。
石井さんが、рくれ、ピックアップに来てくれた。ありがとうございました。

その後、第二回目のクロカンフライトをした人は良かった様だ。
小脇さん・・・・・・・庄原 48Km
工藤さん・・・・・・・備後三川駅?40Km
まきちゃん・・・・・・・・世羅西 20Km 
足刈さん・・・・・・・・甲山 38Km
日高さん・・・・・・・・三良坂 35Km 
などクロカンの花が咲いたようだ。
クロカンリーグに申請して欲しいものだなあ〜

4月3日からの河原さんのフライトログを追加しました。バック!!

4月18日(日曜日)
昼過ぎまで市内で同期会の会合があった。
2時前に東屋に行くと風はびゅうびゅうで石田さんと是枝夫婦しかいない。
先週の西城町クロカンの話に花が咲く。
風も落ちそうに無いので帰ろうかと、掲示板を見ると荒牧で
テント張りをする事になっている。
あわてて石田さんと荒牧に行く。
骨組みは出来ていてテントをかぶせるだけになっていた。
テントをかぶせて、横に鉄塔を組み立ててツリーラン脱出訓練のキットを立てる。

夕方になっても強風は納まらないが、10名ばかり立上げにチャレンジしている。
プレジャークラブの安部さんのグライダーを借りて立ち上げてみた。
もののみごとに吹き飛ばされてしまった。
安部さんのグライダーを乱暴に扱ってしまって申し訳なかったです。
さすが地森さんは自由自在であった。
河原さんのログ

4/16
XC証申請書を地森さんに提出。
実はNP取得から1年以内にXCとるぞ!
と密かな野望を燃やしていたので、ほっとすると同時に気が抜けた感じがする。
こんな時こそ事故を起こすものなので、気を引き締めていこうと思う。
また、先週のリベンジを誓うが、、自分でも力が入りすぎているように思う。だめかも。
金曜は西方面に足苅さんと鍛冶さんがXCに出て、38km、30km位だったらしい。
特に鍛冶さんは自己記録を大幅に更新らしい。

今日のクロカンはマキゴンが流されクロカンに出発。
あんまり上がってないなーと思っていたら、やはり上がってなかったみたい。
向原・吉田の峠の猪よけの檻に降りて、外に出られなかったらしい。
同じ時期に出た日高さんはどこへいったやら、と思ってると38kmで三良坂と三次の境に降りたらしい。
こちらも自己記録更新らしい。すごいなああああ。

で、後発組は稲垣さん、河原、小脇さん、足苅さん、太田さん、指江さん。
ちょっと空けて、工藤さん、佐古さん、渡辺さん、、(だったと思う)。どーんドン出て行く。
まずはTOであっさり上がるが、ある高さになると結構荒れている。西風と南風がぶつかってるのかな?
まだ時間が早いのでみんなTO付近にいる。もう少し良くなるまで待ちたい。
他のメンバーも様子見でなかなか出発しない様子だ。
小脇さんが沖でヒットしてるのでいただきーと突っ込む。
かなり流れているのでこのサーマルに乗ると自動的にXC出発だなあと覚悟を決める。
使い切ったところでTO方面に戻ろうとするが、こりゃ無理無理。もどれっこありませんわ。
では、クロカンへレッツゴー。やはり稲垣さんが一番に出発して大土山に付けている。
小脇さんがものすごい勢いで稲垣さんのところへ突っ込んでいった。
僕は太田さんと吉田別れの例のポイントへ移動。
さすが俺的に100%ヒット率のこのポイント、やはりありました。
二人で回して北へ流す。足苅さんも後ろから追いかけてきて大土山に付けたようだ。
稲垣さんが結構上げているが、アゲインストで大土山に戻る気にならない。
小脇さんはこのあたりで見失ってしまった。
小脇さんは西風だったと言っていたが、このフライトは全般に南風だったような気がする。
高さや場所の関係かもしれないが、途中西っぽいとこもあったし、どうも五感が鈍いのは情けない。
北へ流しながら山頂を探るがどシンクが続く。特にマキゴン実家で渋ーいのを見つけたのみ。
トンビが2羽寄ってきたときは嬉しかったが、渋いのが分かるとさっさとどっかに逃げてしまった。
工藤さんが甲立手前で降り無線をとばしてきた。ふふふ、まだ飛んでますぜ。
太田さんはこの辺で見切りを付けて荒槙へファイナルグライド。
追いかけるがパラの悲しさ、シンクに阻まれ、荒槙手前の野球場で撃沈。
あと30m高さがあれば荒槙行けたかもと悔しがる。
最近飛んでいらっしゃらないようだが、ライトスピードのメンバーの佐々木さんが、
飛んでいるのを見つけて回収していただいた。どうもありがとうございました。
工藤さん、足苅さん、渡辺さんを回収した。
佐古さん、指江さんもこのあたりに降りたようで、この方面は稲垣さんがトップだったみたいだ。
2本目に急いで上がる。+1000程度をマキゴン他数名が飛んでいる。
いよいよスーパーコンディションか!?と期待してしまうが、TO付近は渋い。
足苅さんに続いてTOし、後から何人か出てきて狭いので南西の風が当たっている方に逃げるとシンク。
這々の体で緊急ランに降りた。
どうせ渋いからーーーーと見てると南でステイしていた機体がみんなトップアウトし、ぐんぐん上げている。
あらーーーーーーーーーーーーーーーーー。
悔しいから、3本目を神の倉からぶっ飛んで終了。

2本目グループは+1500〜+2300
悪くても甲立付近、西に流した人はマキゴン20km、工藤さん40km、足苅さん38kmだったみたい。
自分はというと、先週に引き続き自分が思ったほどの結果は出せなかった。
(とほほ)少し自分に期待しすぎですね。笑
いいコンディションを待ちきれないところ、粘りきれなかったところ、
風向きを正確に理解できてなかったところ・・・・・・反省点は満載だった。

今日は井口さんがいろいろ教えてくれてとても勉強になった。
天気の読み方、早いクロカンスタートの考え方、時間帯とコース取り・・・いつもながら勉強になります。
これからもよろしくお願いします。

最近は3時頃にものすごく良くなる傾向にあるみたい。
みんながクロカンに出るので、楽にクロカンに出ることができる。(回収にしても、ダミーにしても)
どんどんXC証を持つ人が出てくると嬉しいなあ。
そういえば、中村さんがとうとう3-5kmのひもがとれたクロカン練習に出て、
いきなり甲立まで行かれていました。
今シーズンであと4本はきついかもしれませんが、頑張ってくださいね。


4/17
風が強くなる予報だったが、やはり強南西が強い。
昼前には九州はすっかり曇ってるので、すぐにこっちも曇るかな?と思ってたら意外に足が遅かった。
いずれにせよ飛べる条件ではないので撤収し、荒槙でテント張りすることになった。
13-17時までかけてテント張り終了。みなさんご苦労様でした。本職の方の手早さはさすがでした。
ついでにレスキュー&山沈回収練習台もできたのでした。
荒槙で練習していた、赤のUPの広大の男の子(森藤、フジモリ、ペルー?)の
立ち上げを見てると、やっぱ上手かったです。
山飛び5本とは思えない物がありました。これからも精進して頑張ってくださいね。
一昨年はあんな強風でも練習してたかなあ?と・・・やってたかも。でも今じゃできません。
4月24日(土曜日)
強風の為飛べず。
大方さん・石井さんを誘って最近オープンした道の駅「北の関宿」に昼飯を食いに行く。
高田ICの隣りにあり、駐車スペースも大きい。
物販のコンセプトは干物で、色々取り揃えてあり面白かった。
「長生きラーメン」と銘打ってウコンを練りこんだラーメンがあったので(500円)注文。
バイキング方式でご飯とおかずのセットで750円なので、こちらに変更。
おかずは田舎の惣菜で、タケノコ、ぬた、ほうれん草、木の芽和え、ひじき、卯の花など
いくらでも、お変わり自由であった。
ウコンを練りこんだラーメンは、もさもさして美味くなかったが、スープはまずまずだった。
むしろ田舎料理の方が絶品だった。
ご飯も白米、麦飯、玄米と3種類食べてみた。
料理も美味しかったので、3回も取りに行った。

駅舎を模して建てられたスペースには、休憩所があり、近くの名所のポスターが昔風に描かれていた。
神の倉のポスターもあり、ハングが描かれていた。
近所を廻るレトロバスも走っており、温泉巡りも出来て面白そうだ。
4月25日(日曜日)
高気圧で今日こそと思い神の倉へ。しかし、6〜7mのビュービューの風。
皆さん荒槙に移動したので、私も小脇号に乗せてもらい移動。
先週組み立てたツリーランキットでエイト環の使用方法の講習会。
宇野さん、汗だくで無事修了。私も彼のハーネスなど借りてやってみる。
下で見ている程には楽ではない。エイト環の操作には緊張した。
安全確保のロープがあったので出来たが、実際のツリーランで使用出来るかまだ不安。
もう一度チャレンジしてみないと・・・・。
皆さんも一度は必ずやってみる必要あると思います!!
ハーネスつけたままだと15Kgは体重増えているし、エイト環のロープワークが初めてだと
落下する恐れは充分あると思った。

強風の中、皆さんの立上げ稽古を見物。
いつもながら地森さんのキャノピーさばきには感心する。
正にゴッドハンドだ。
是枝さんや原田さんは、荒槙での強風立上げ及びリッジソワリングは初めてだったのだろう。
相当気合を入れて風と遊び、風に遊ばれていた。
3時頃になったので、小脇号で神の倉に移動。3〜4mの南西風に変わっていた。
すぐにテイクオフ。+100m位で1時間半フライト。

トップランしたが、車の回収の必要なかった。
学生のテイクオフを見てわたしもテイクオフし、ぶっ飛び。

4月29日(木曜日みどりの日)強風フライト
今日は高気圧どっぷり覆われている。
先週は強風であったので、大いに期待して神の倉へ。
10時半過ぎ到着すると同時に小脇号で荒谷山へ上がる。
崇ちゃん一番手でテイクオフ。渋い中トップアウト。
最近彼女がトップバッターを果たすシーンをよく目にする。
福伝さんもすかさずテイクオフし二人で+300mばかり上げて行った。
南西なのだが、5〜6mの突風が入ってくるので、30分ばかり誰も出ない。

20名以上スタンバイしている。ここは不良おやじが引き出すしかないと思いキャノピー拡げる。
4〜5mの南南西風が時々入ってくる。
立ち上げて少し浮かされ、飛び出さなかったものだから、こけてしまい、キャノピー立ち上げたまま
立ち上がり、テイクオフしようとしたが、半分潰れテイクオフ中止。
学生が飛び出し、テイクオフ前で粘っているが、なかなかトップアウトしない。
私もテイクオフし、すぐに右ターンしてボール奥に入り込む。
リッジをもらい、すぐにトップアウトしたが上がり切らない。
テイクオフ上空に行きサーマルヒットし、くるくる廻すも、すぐに見失う。
今日は風が強いので、サーマルはあるのだが、外し気味になる。
+4m/Secのサーマルでは、ハイバンクできりきり廻し+500m位は上がる。
しかし廻し続けると2〜3Km流される。+1500mは欲しいと思うので、テイクオフ上空を目指すも
シンクに捕まりどんどん高度が下がる。
荒谷山を越えられないかと心配したが、何んとか+100mで越えられた。

サーマルは次から次へと発生してくるので、すぐに+500mばかりには、上がるのだが
長続きしない。強いサーマル成分だけに、キャノピーシワシワする。
テイクオフ近くで、大方さんがフォローで潰されていた。
小脇さんと同一サーマルで流されながら廻し、私はテイクオフ上空に帰ったが、
小脇さんはそのまま流して行った。その後中村さんも流して行った。
テイクオフ沖にはまきちゃんと白い機体が、2機並んで飛んでいるだけとなった。
私も沖に出してみる。沈下しない程度で飛んでいられる。しかし、前に進まない。
メインランディングも辛いかもしれない。

無線で強風で飛ばされた人達が次々と状況を入れている。
石田さんは荒谷山裏の林道に降ろした様子で、盛んに無線飛ばすも、私の無線には
入感あるのだが山の裏のせいで、皆さんには届かない様だ。
私が無線飛ばすも、電池弱いらしく発信が出来ない様だ。
誰も連絡出来ないので心配している。早く降りて皆さんに知らせようとトップラン決意。

ビッグイヤーで高度を下げる。しかしリッジサーマルで上昇しようとする。
テイクオフ沖、レベルからアプローチ。
少し浮かされ気味だったが、失速限界まで引き込みふんわりトップラン。
1時間半の忙しいフライトであった。+4.5m/Sec、+800m。

福伝さんと渡辺さんが石田さんを回収に林道を下って行った。
小脇さんは、元「尼子温泉」入り口に居るとの事で、徳ちゃん回収に行ってくれた。
崇ちゃんは本日クロカン練習9本目で、晴れて5Kmの紐が切れるはずだ。
それを記念してかキャノピーを川で洗濯していたらしい。
河原さんもテイクオフ上空に帰れず、川土手に降ろした様子。
今日は強風で、色々ドラマがあった様だ。
中村さんのみ、荒槙牧場近くまで、クロカン!!(ログアップしました。)
トップランした荒谷テイクオフは強風納まらず撤収。
夕方神の倉でぶっ飛び1本。
中村さんのログ

湧永庭園まで飛んじゃいまいた。
2004.4.29 テイクオフ12:15 to ランディング 13:45   15km

+800mスタ−ト5k以上いけばいいかと、思いながら吉田別れ 付近に降りようとしたところ、
運良く弱いサ-マルほをヒットし、 更に、吉田口駅前でランディングしようとしたら、またまた、
サ−マルをゲットし湧永まで行っちゃいました。
でも、反省,湧永上空で三回潰れ、荒牧まで届かないのに、 無理してしまいました。
練習は今日で終了し、残りは秋までお預けです。

中村 裕徳 危ないおじさんより