2003年今年は雪が多いなぁ〜

2004年 2 月   
1月31日(土曜日) 
11時過ぎ東屋に到着。
私のフレンディに7名詰め込んだら、荒谷はまだ雪が残っていると言う事で、宇野号・利弘号に分乗する。
途中、広大ハングの車が、タイヤチェン不良で身動き取れず。皆さんで協力して下山させる。
荒谷山はメインは北西風だ。11時半頃ちょっと正面からサーマルが入って来た。
プレジャーの小田さんが、早々と用意しているが、遠慮して一番にはテイクオフしない。
11時45分頃、又も正面から入って来たのを逃さず、河原さんテイクオフし、正面50m沖で上げ始めた。
小田さんもすぐテイクオフし、二人で200m位上がった。
私もすぐにテイクオフするも、テイクオフ沖のリフトをはずしてしまった。
沖50mで−30mを探っていると、足刈さんテイクオフし、テイクオフ前ですぐにトップアウト。
私も思い切りテイクオフに寄せると、強いリフトに乗れた。一呼吸置いてハイバンクでまわす。
+200mでGPSを入れる。
小田さんは沖へ行ってしまうも、レベル以上でフライとしている模様。
足刈さん、河原さんと私は少し離れて上昇を続ける。
雲の吸い上げかと思ったが、雲底までは届かず。+900m位上昇出来た。
足刈さんは、+1100mで上げきった様だ。しかし雲中には届かなかったようだ。

廻し続けて街の上まで出たので、少し神の倉に寄せたが、何も無いので対面の山へ走る。
尾根上に付けるとリフト有り。一気に500m上昇。携帯電話が2回鳴った。
多分クロカン練習に行った河原さんだろう。その後はリフトに会わずランディング。
もう少し上がれば河原さんの方向に走ってみたかったのだが・・・・。
ランディングして河原さんに連絡を取る。
迎えに行くと言ったら、広大ハングの太田さんが代わりに行ってくれる事に。
緊急ランディングに降りた宇野さんと友井さんをピックアップに行く。
その後、神の倉に上がるも、フォロー気味。
メインランディング下で石田さんが一人居るので、河原さんと二人で無理矢理ぶっ飛ぶ。
荒谷山へ上がるつもりが、ヘヤピンカーブで足刈さん、小脇さん、児島さんがバトルの展開中なので
急遽神の倉へ急ぐ。神の倉へ上がってみるも、条件悪し。
足刈さんが一人生き残って、有留からの(フォローサーマル)リフトをもらい、1時間以上飛んだ模様。
さればと、荒谷山へ移動し、ぶっ飛びメインランディングへ。
本日は足刈さんが午前の部も、午後の部も一人勝ちであった。
荒谷山フォローで、正面からサーマル上がって来て、引っ掛けたらフォローで沖に流されるという
珍しい体験だったのでフライトログを貼り付けておく。

  

  

  

GPSデータです。
  04_01_31_ina).GDBへのリンク
河原さんの1月31日(土曜日)のフライト報告

1/31
予報どおり、快晴、風も弱い北風でビッグフライトを期待せずに居られない朝だった。
9時頃稲垣さんから「荒谷のサーマルが何時頃から出ているか確認したい」と連絡があった。
僕も前からサーマルタイムより前のサーマルがあるのでは?と気になっていたのですぐに了解。
10分おきにTOしてもらう必要があるので、有志をメールで募ってみた。
予定の10時にLDには稲垣さん、向井さん、うのっちが出勤し、1台分が揃ったので上がって行った。
広大パラボンゴは雪で山に上がれず荒槇へ。
先に上がったウノッチは、山に上がれず立ち往生した広大ハングボンゴの撤収を手伝い、
なかなかTOまでたどり着けなくなっていた。
クロカンサインをもらって、サブランで回収の準備をしていたが、待ちきれなくて出発した僕と同時にTOに着。
11時頃に着いたので、いつもどおりの時間になっていた。
サーマル開始時間の確認は次回のお楽しみになった。

1本目
TOは安定したフォロー。天気は快晴。
快晴なので、ブローに乗った南が入ってくればなあと期待しながらも、グライダーを広げる気にならない。
プレジャーの小田さんが唯一広げてウェイティングしているが、西風がせいぜいというところだ。
たまーにブローが混じった暖かい風が感じられるようになったので、グライダーを広げて準備開始。
準備し終わる頃に丁度南の良い感じの風が入ってきた。
「もう少し良くなるのを待ちたいんですけど・・・」と叫んでみても、周りの目は熱い。
特に稲垣さんはグライダーをバタバタはたいてTOしろと促している。
どしようかな?と思った瞬間、暖かい風を後ろに感じたのでTO。
南南西の小山でステイできたので回して、すぐにトップアウト。
ローターが恐いのであまり山に近づきたくない・・と思っているうちに山頂も越えてしまった。
ならば、うっしっしと山頂の北側を探ってみるが何もない。+300で頭打ちかな?。
後から出てきた小田さん、芦刈さん、稲垣さんも少し低いレベルでサーマルを探している。
すると南の沖でヒットしている(どなたでしたっけ?)グライダーを発見し、突っ込んでいく。
ハイバンクで回し、北西風に流されながら一直線に上がっていく。
生きてて良かった。芦刈さんは+1100、僕と稲垣さんは最後まで追い切れず+900。
ここで3人はばらけて、足苅さんは荒谷に戻り、稲垣さんは神の倉→メインラン東の山、
僕は南へクロカン練習へ出た。
相当山より高いので、山から出たサーマルが流れてきそうな山並みの南西を飛んでみるが、リフトは無かった。
いつもついつい目的地まで一直線に飛んで行っているが、こんなんではクロカン練習とは言えない。
今度はできるだけリフトが狙えるコース(山の上)を通ってクロカン練習するようにしよう。
とにかくコース取りが悪い。大力鉄工所裏の土手にランディング。
思ったほどと言うより全く北西のかぶりは無かった。
稲垣さん、芦刈さんは1時間コース。僕は40分程だった。
たまには自己回収しようとバスに乗ろうとしたが3時間待ち。(1日3本しか走ってない。)
稲垣さんのご配慮で広大ハングの太田様・リンダ様が拾いにいらしてくれた。ありがたや。
その後に出た人のうち利弘さんが神の倉まで谷渡りしていたが粘れず、緊急ランに一直線の人、
トップアウトしたが荒れ荒れで降ろす人、それを見てみんな下山してしまった。

2本目
一斉に神の倉に移動してみると、暖かい西風が入っている!準備していると北風・・
さっきの西風は続かないよと芦刈さん、児島さんのアドバイス。でも、なんでやろ?
LDの石田さんから無線「荒谷良い風はいってるよ〜♪」釣られて、ぶっとび。
稲垣さんと3人で荒谷に上がろうとすると、芦刈さん、児島さん、小脇さんが神の倉で上がっている。
しまったぁーーーーーーーーーーと神の倉に移動すると、芦刈さん以外が撃沈。
だまされたーーーーーーーーー。
風は北東風に変わり、無理目に出れないこともないがTOを何度もやっている。
東が安定してきたところで、下山。
今度は荒谷でソアリングしている数機を発見。まただまされたーーーーーーーーーー。

3本目
荒谷に上がると小脇さん他数機が北東の尾根を攻めている。天は小脇さんの+100位か?
しかし、続かず。
上がったので仕方なく多少カブリの中ぶっ飛ぶ。
車を回収して終了。

今日の一本目で僕デーかと思いましたが、結局足苅さんデーでした。
大佐から産ちゃん、芦田川から風まかせさんがいらしてにぎやかな神の倉でした。
少なくとも産ちゃんとは3年ぶり、、いやそれ以上ぶり、、、ほとんど忘れ去られてました。w
また、みんなと来てくださいねー。
河原さんの1月31日(土曜日)のフライトログ

   

 荒谷テイクオフからサーマルを捕らえて上がる。+300mから北西の本流に流され
 街の上空に行っているのが良く分かる。

   
2月1日(日曜日)
私は仕事で行けず。

河原さんの2月1日(日曜日)のフライト報告
2/1
昨日はコジ邸で足苅さんのきのこスキヤキ。朝はいきなり讃岐うどん。
昨日と同じ時刻(10時)にLDに出勤するが、いきなり駐車場が満車。
今日は昼から曇予報なので早めの勝負になりそうと急いでいると、
ノーマルタイヤのプレジャー号がいきなり荒谷でスタック。
昨日の広大パラ、ハングと同じくここ3日が暖かかっただけに1週間前の雪を忘れてしまっているようだ。
掲示板に書いておけば良かった。

1本目
LDは弱い北風だったが、TOは冷たい南西が入っていて出る気になれない。
風に少し暖かい風が混じり始めたので準備を始め、準備完了した頃に暖かいブロー南風が入り始めた。
広大こーた君に先に出てもらうとやはりリフトがあるようなので、すぐ追いかけて南にTO。
南南東の小山ではリフトが弱いので、本流南西を信じて南南西の小山の上に移動し本格的にヒット。
ふふふ、2日連続一番上げじゃあ。パラとハングが続々とTOしてきた。
小脇さん、日高さん、足苅さん、太田さん、山本さん、井口さん、児島さん、、、いつものメンバーだ。
山頂の裏に回しながら流していくと上がるが、天は+200程度でクロカン練習出れない。
サーマルが細く捕まえきれなかった。
サーマルが続かないのでTOや西のボール内でステイして一発を待つが、ブローが弱ったときに下がる。
南南西の小山で粘るが無理っぽいし、TOしたばかりの時安さん、松代さんも
南南東の小山で粘ってるが無理っぽい。
満足感も手伝ってまあいいか、、とLD。TOを見ると二人とも復活している。
あらら、またやっちまった。
渋さに耐えきれずボールの尾根西突端(稲垣さんの言うところのコジ2ポイント)に移動し
撃沈した山本さんが怒リフライトに急いでいる。
一緒に乗せてもらって再度チャレンジ。
そう言えば小脇さんも沖に出してサーマルを拾いに行き、珍しく撃沈していた。

2本目
雲は多くなったが、芦刈さん、井口さん、児島さん、時安さんだけが生き残っている。
松代さんは南の尾根低いところでのたうち回っている、終わったな。
足苅さんトップランし、TO東を見ると小さなサーマルを8の字で拾いながらTOレベルまで復活。
さっすが。
TOスタッフの是枝さんの言うことには、周期的にブローが入り、冷たいのが入りを繰り返しているとのこと。
渋い時に如何に粘りきれるかということか、、、次は必ずやってくると信じて。
ブロー周期を待って南西にTOすると正面沖でヒット回すとすぐにトップアウトできた。
今度は何が何でもXC練習に出たい。
試乗機?4徳ちゃんがTOレベルで頑張っている。
ちょっと無線でアドバイスしてみたら上がってきて、上を飛んでる。おのれ。

粘って粘ってブローを待ち、一発入ったときに後ろに流しながら+300(σ・∀・)σ ゲッツ!!(古)
その内、また上がるだろうと思っていたら、やっぱり渋い、渋すぎ。徳ちゃんと仲良く下がっていってしまった。
ところが、今日の俺は一味違う。
-200で細いのを見つけて8の字でキープしつつ、コアを見つけてハイバンクターン。あっという間に復活。
昨日今日で一番楽しい瞬間だった。
その後は強風安定しつつも、天+150が続く。ウノッチと「やることないねー」と会話しながら飛ぶ。
飽きてきた。
ウノッチもLDに向かったので、改めてクロカン練習に出発。
宮田油業裏土手にLDしたが、最後にあおられて横の溝にグライダーの一部が落ちてしまった。
ここは草の種だらけになるし、すぐ横に木が生えてるし、土手が狭いので降ろしたくない場所だったけど、
もっと降ろしたくなくなった。
まじめな話、正確に偏流ランディングできるような練習が必要なようだ。
いつもは横風の時は偏流アプローチしランディング最後にくいっと機首を風上に向けているが、
正確さに欠けると思う。
最後まで正確な偏流でランディング行けるようになった方がいいのかな?誰か教えてください。
小脇さんが久保ちゃんと一緒に回収に来てくれた。ありがとうございました。
LDで立ち上げ、乾かそうとしたが曇ってしまって生乾きがせいぜい。中の草の種を掃除して今日は終了。
みんなたくさん飛べたので、ニコニコとLDで話が弾んでいました。

南南西の小山の西側の低ーいところで左6割が潰れた。
久しぶりに大きく潰れてビックラしたけど、誰も見てなかったみたい。
というのも、今日は向井さんが全損したとか、あちこちで潰れまくっていたらしい。
金曜から合計すると、4時間34分。+クロカン練習2本。
GPSログ見てニコニコしながら眠りについたが、久しぶりに2時間弱飛んだので、
ちょっとフワフワする感じが残っていた。

   
2月7日(土曜日)
2月8日(日曜日)
2月11日(水曜日)
強風の為飛べず
2月14日(土曜日)
2月15日(日曜日)
春一番の為行かず。
2月21日(土曜日)
2週間飛んでないので、今日は何とか飛びたいものだ。
瀬戸内海の波高が1mが気になる。9:30に家を出る。10時半頃山本号で荒谷山へ上がる。
朝練で学生達が1本は飛んでいる。学生の最後の一人がぶっ飛んで行った。
誰も急いでキャノピーを拡げない。本日とりあえず1本飛んでおこうと、キャノピー拡げる。
私のフレンディーがサブランに置いてあるので、ぶっ飛び組6名募集する。
小田さんがキャノピーを準備始めた。
私が立ち上げてみたが、何だかリフトを感じないので、キャノピー降ろす。
3〜4mの風で強さは一定して吹いている。
もう一度立ち上げてみる。
立上げて止めていると、少しリフトが有り、足が離れそうになるので、
テイクオフしすぐに右ターンする。
駐車場のところはマイナスレベルである。我慢して、ボール奥に突っ込んで行く。
半分位行ってリフトを掴まえ、斜面にべばりつく。3回くらい往復して、+30mで安定。

小田さんテイクオフしたが、南小山をめざし、リフト捕まらず、サブランへ。
小脇さん、テイクオフし、すぐボール奥を攻め始めた。
少し譲ってテイクオフ上空へ移動したら、私は高度を下げてしまった。
もう一度ボール奥に突っ込んで行って、レベルアップ。
山本さんテイクオフし、南小山を探ったが、未だサーマル育っておらず、サブランへ。
私も山本さん追いかけ、南小山に行きかけたが、あわててテイクオフへ戻った。
マイナスレベルなのだが、思い切ってボール奥に突っ込んで行きトップアウト。
時々ちぎれたようなサーマルが入って来て荒谷山トップアウトした。

ちぎれたサーマルは結構強く、回すとすぐはずれてしまい、シンクのおつりが来るので、気持ち悪い。
ちぎれサーマルを廻さなくても、通り過ぎるとやっぱり3分の一位潰れたり、ヘコっとテンション失う。
芦刈さんもテイクオフした様だ。
二人共私より上を飛んでいるが、雲底までは行けないでいる。アップダウンが激しい様だ。
そうこうしているうちに、強いリフトを感じた。すぐにシンクが来ると思っていたが、リフトが続く。
結構リフト帯大きい様だ。
旋回に入れてサーマルコアーを探る。+5mに入ったので、ハイバンクで廻す。
風は強いのは分かっていたのだが、一度はトップ取りたかったし、
高度稼げれば充分帰っていけると踏んで廻し続ける。

結構厚めの雲がやってくるので、吸い上げであげる。+500m上げた。
しかし、荒谷山から2Km位流された。
フルアクセルでバンザイする。上を見ると、薄い雲が早いスピードで流れて行く。
下を見ると、全然前に進んでいない。
何とか荒谷山へ戻れるかと頑張ったが、高度は下がる一方で何だか後ろへ行っている様だ。
アウトランを決意する。5Km以上流されて行こうと思ったが、潔くアウトランペナルティ
500円(土手)を支払う事を決意。すぐに稜線を離れる。

ひょっとすると、ハングのサブランディング場に行き付けるかと、頑張ってみるも、
やはり前に進まず、だいぶん高度を失った。
尾根のかぶりで、テンション不安定。
河原さん無線飛ばしてきたが、それどころではない!!
これは、土手に到達出来ないか?とチラッと思う。
しかし、地上100mで前に進み始めた。ヤレヤレ!!
土手をめざし、なんとかソフトランディング。

ランディングすると、すぐに地森さんがピックアップに来てくれた。
今日は仕事をしていたが、強風アウトランなので、心配して駆けつけて貰ったようだ。
キャノピーは丸めたまま地森さんの車に押し込み、すぐに移動。
サブランに私のフレンディが置いてあるので、そこまで送ってもらった。
ありがとうございました。

芦刈さんも小脇さんもサブランに降りて来た。
強風でとても、メインランディングには届かなかったとみえる。

日は+5m/Sec、−6.5/secで1時間のフライトであった。
メインランディングに帰ると、皆さん下山していた。
私のアウトランが便所掃除付きかどうか、荒谷山テイクオフで盛り上がっていた様だ。
私は便所掃除は全然意識していなかったが、何とかセーフの様だった。
午後はランディング場で皆さんの立上げ稽古をを見る。
3週間飛んでない人達がうっぷんを晴らすように、引きずられながらもやっている。
夕方神の倉に上がった人10名ばかり。やっぱダメだった。
今年の2月は本当に良く無い。

2月28日(土曜日)
仕事で行けず。
2月29日(日曜日)
天気予報は朝方まで雨。
10時頃、家は薄日が射し始めた。河原さんと、とりあえず神の倉に行く事を約束し、
出かけようとすると、時安さんから入る。「今から出かけるところです・・」と伝える。
11時頃ランディング場に到着するも、誰も居ない。
4月に宮島の『神能』で謡う《田村》を一度練習し、寝てしまった。
12時過ぎに目を覚ますと、野口さんの車が隣りに停車していた。
石田さんにも入れておいたので、早速駆けつけて来た。
ハングが2機神の倉に上がっている。地森さんもちょこっと顔を出したが、練習生が居ないので
帰って行った。石井さんにも入れていたが、遅れてようやく入れてきた。
「風が強いので、やめておいた方が良いかも・・・夕方には納まると思うが・・・・」と伝えた。
望遠鏡で見ると、荒谷は完全にフォロー。神の倉はコンピューター不調で、データは見れないが
吹き流しは上下、左右に振っている。松も揺れている。
河原さんが到着したので、とりあえず神の倉の空気を吸いに行こうと、4名で上がる。
テイクオフに到着すると、ハング2機が上げていた。+2〜300m止まりだが、結構動いている。
しかし、テイクオフの木々は揺れていて、5〜6m/Secと言ったところか?
時々突風が入ってくるので、ハーネスを装着したが、脱いで様子見する事に。

トンビも右尾根沖で上げてはいるが、長続きはしない。暫くして、見えなくなった。
3時頃になって、風も3〜4m/Secになり、突風も吹かなくなった。
工藤さん、勇さんと学生が上がって来た。
「良いダミーが来てくれた」と工藤さんにお願いするも、学生の面倒を見る為か?
ダミーフライトはしてくれそうにない。
一緒に上がった他の3人は、ハーネス着けてスタンバイしているが、様子見の様だ。
「神の倉は年寄りをダミーに使う!!」(以前は近藤の「おばちゃんが努めていた)
と文句を言いながらいそいそと準備をし、やっぱ一番最初にテイクオフする不良おやじであった。

風は北北西4m/Secばかりで、北斜面のリッジをもらって+30mほど上げる。
鉄塔下の尾根の大かぶりの影響が少し有るので、ヘコっとなる。
北斜面右奥のボールの木は半分以上は揺れている。廻り込みかもしれないが、いつでも
逃げ出す気でボール上空から尾根越えを果たし、尾根を越えてすぐ山際に寄せる。
偏流ホバーリング気味で飛んでいると真ん中の鉄塔で吹き上げられ、一気にトップアウト。
しかし、鉄塔上+30m位でウロウロ。
どうしてもそれ以上上がらない。野口さん、石田さん、河原さんがテイクオフして、鉄塔へ渡って来た。
そのうち学生達もテイクオフして来て、同高度で6〜7機飛ぶ事になるので、
トップランすべく、テイクオフ上空に戻る。

西斜面からアプローチするも、沖は右尾根のローターでみだれているし、テイクオフは西斜面でも
吹き上げられてしまう。仕方ないので、南尾根上を高度処理しながらアプローチ。
テイクオフ上で少し高度3mばかり高いので、一度右へ少し振ってトップラン。
工藤さんから「おやじさん!何故降りたのですか〜?皆んな上がっているのに〜!!!」と言われ
鉄塔を見ると、200mばかり上がっている。あの程度なら混雑しないだろうと、再テイクオフ。

河原さんの新機体サミット2に付いて行くが、どうしても高度20mの差が縮じまらない。
スピードも速いようで、スイスイ動き廻っている。
そのうち強いサーマルを引っ掛け、芦刈さんと河原さんは3〜400mまで上げた模様。
私はどうしても乗り切れなかった。
北の鉄塔へ黄色い機体が2機(工藤さんと石田さん)行っている。
50分ばかり飛んだし、何んだか機体数も増えてきている様だしと、トップラン決意。
アプローチかけるも、テイクオフ上は一気に10mばかり持ち上げられる。
北斜面にスルーし、もう一度鉄塔下で上げなおし、再度テイクオフ上空へ。
先ほど2機スタンバイしていた機体も居なくなり、家族連れのギャラリーが4名居るので、
注意喚起の声をかけ、トップラン。
ギャラリーから「恐くないですか?」などと色々質問された。
毎度の質問なので、『車を100Kmで飛ばして恐くないですか?』と同じ様な質問なので、
答えが難しいです」と答えた。
河原さんはクロカン練習で、大力鉄工方面に走った様なので、電話入れると、
セルフの近くの橋のたもとに降ろしたらしい。
有留から直接白木町に向かい、ピックアップ。
向井さんの家の裏の土手に降ろしていた。
今日はとても飛べそうにない状況であったのに、3時頃から飛べる様になり、
そして何故か降って沸いた様にフライヤーが集まって来た。
病気はおやじ連中4名だけではなかった様だ。
久しぶりのフライトだったので、石田さんにも河原さんにもフライトログをお願いした。

2月29日(日曜日)
河原さんのフライトログ

2/28
YAHOO天気予報の情報提供者が日本気象協会に変わって以来,ほとんど当たらない。
特に風の強さなんて,全く当たらない。真昼の風は+5m補正すると大体当たってるのではないか?
一方前の情報提供元のウェザーニュースはやはりよく当たる。
+2m位の補正は必要だが,どの時間帯が強くなるかは十分当たっていると言える。
2月初旬からサミット2の試乗機を借りていたが,2月はほとんど飛べてないのでどうしても乗りたい。
今日は稲垣さんが仕事で居ないので,僕がログるよう言われている。
で,ウェザーニュースでは西5m位,晴れ予報。ってことは最近の風が強くなるパターンくさい。
山に着くとすぐに風が強くなった。広大は朝一に飛んだらしい。市内にデートに出かけるカンカン&きむりん。
荒槙で練習しようと車動かしていると橋の欄干にぶつけるK藤さん・・みんなどっかにいってしまった。
が、結局飛んだ。

<1本目>南西2m
神の倉に上がってみると,TOできる程度に治まっていたのでTO。曇ってきて風が落ちてきた。
はっきり覚えてない位のぶっ飛び。グライダーの試乗にもならないなあ。
テイクオフは楽勝過ぎるほど楽勝さだ。
<2本目>南3m
リフライトに上がると,勇さんがわずかな日射を逃さずTO。TO南側で上げ始めた。
早速追いかけてTOするがブローに吸われてグライダーが左に傾いたまま出てしまった。
反省。その後中村さん,勇さん,小脇さん,広大紅露君,井口さんが続々と飛び出す。
南風が強いので流されながらになるが,ハイバンクでサーマルを捉えれば上がる様だ。
学生に気を取られて勇さん,小脇さんにおいて行かれてしまった。
そのときは+300上がったらしいので,惜しいことをした。
井口さんは僕に気を取られて途中で降りてしまった様だ。
しばらく飛んでいるうちに荒れ始め、勇さんが全損,小脇さんがくの字にまがり,
ビジターのバギーラ?がバシャバシャ言ってる。
僕もハイバンクターン中にはじかれ?内側にグライダーが切れ込んで来て,
あっというまにスパイラルもどきへ。こんなときは外翼を当ててっと,,,おお,戻った。
が,怖かった−死ぬかと思った。
荒れてるのにみんなまだ飛ぶ気かなと思ってると勇さんもランディングに向かい始めたので、
そそくさとランディングへ。
あー怖かった。サミット2って外翼が内側に切れ込んでくるスピードが、やっぱり速い。
アトラスは動きがわかる程度しか当ててなかったので、もう少し外をあて気味で乗ってみようと思う。
井口さんも、スパッと曲がっていいねーと言ってくれるが、井口さんはものすごい
センタリングするので比較対象にならないような気がする。
うーん、俺に乗りこなせるのかなあ?

2/29
朝方は雨が降っていたが、昼ごろから晴れてきたので、稲垣さんと連絡をとってLDに集合。
のんびり来たので、稲垣さん、石田さん、野口さんもお待たせしたようだ。ごめんなさい。
北風強風。例によって神の倉風向風速計は動きが変なので、荒谷側を参考にしても風強い。
吹流しも強そうだ。
ま、あがってみるか?と神の倉へ移動。
広大ハングが飛んでいるが、太田さんトップレスが停止するときもあるので、やはり強そうだ。
北尾根で太田っちは上げて南で遊んで、北に帰って来るを繰り返している。
上げきれずのリンダっちは、TO北西で良いのを見つけて復活。二人とも雲底近くまで上げていた。
いいなー。+300いってるよねー。
風を待ち待ち稲垣さんと話をする。このグライダーに変えるなら、昨日怖い目にあったので、
当面、荒れ気味の時は自重しようと思っていること。
TOは難しくないが、LDが難しい。失速速度や高度処理の難しさ等トップランは当分お預けになりそうだ。
買うかどうかは決めていないが。
そのうち、芦刈さん、広大歴代部長3名(てぃん、こーた君、どり)が上がってきた。
工藤さん、勇さんも登場。フライヤーは天気が良いと湧いて来るものらしい。
工藤さんがしきりに出るように進めるが風強い。
工藤さんの様子がなんか変だと思っていたら、昨日、あんなことがあったらしい。(あんなことは略)
その後、風の息継ぎが少なくなってきたのだが、風は相変わらず冷たい感じだし、ダミーは遠慮したい。
稲垣さんが買って出てくれた。いつも申し訳ないです。
すると荒れている感じもなくTOするとすぐに+30程度。楽勝らしい。
すぐに、河原、石田さん、野口さんetcと続いてTO。
下を見ると今頃になって、カンカン&きむりん登場。やっとデートが終わったらしい。遅すぎ。
その頃、北には黄色の2機(石田さんと工藤さん)が逆風ついて、低いところを北上している。
どこへ行くのだろ?(北で上げなおししたらしい。さすがですね。)
アーベントチックな風で、天は+200程度。クロカンは無理かな?と思っていると、
一発いいのをもらって足刈さんと南東に流されながら+330。ふふふ。
いつも上に見ていたグライダーが下にいる。今日アトラスに乗っていたら、+300は無理だったと思う。
ブローは続かず、すぐにほかのグライダーと同じ高さまで落ちてきたので、クロカンに出発。
向井さん家前を目指す。
今日はコース取りを良く考えて・・・でもブローは無いみたい。
(山頂をなぞって飛ぶと距離が長くなるので、直線で目的地に向かってしまう。目的地が見えているのでつい・・
少々高度が落ちても届いちゃうので・・つい・・こりゃいかんな。)
高度に余裕があったので、北風を受けているだろう山の斜面につけると微妙なブロー発見。
ステイできる程度だが追いかけると南の大力手前まで流されてしまった。
もういいや、と向かいさん家前の川土手にランディング。
北西なのでやはりかぶっていて少し揺らされ予定地点より大分ショート。
LD直前で風が強くなって前に進まなくなり、おまけに北西風にあおられてグライダーが
土手の川側に落ちてしまった。最近このパターンばっかり。
まだ、グライダーと信頼関係を築いてないので疲れる。特にランディングは緊張した。
浮くし速い、が、操作が難しい、手に負えるか?クロカン練習に出ちゃったし、、、、、うーん、買うしかないか?
いろんな感慨にふけっていると稲垣様が拾いにきてくださった。ありがたやー。
みんな、良い思いをしたので、エリアはニコニコ。
バドミントン3人衆(小脇さん、井口さん、まきごん)が帰ってきた時は既にサーマルタイムが終わっていた。
残念。