2004年もうすぐクロカンシーズンの始まりだぁ〜

2004年 10 月   
10月2日(土曜日)
強風で飛べず。
10月3日(日曜日)芦田川トップラン
朝河原さんから「今日は北東風なので、神の倉は望みが無いので、
芦田川に行きませんか?」とрり。
石田さんと時安さんに電話するも、都合悪し。とりあえず神の倉に集合。
プレジャークラブのおやじ連中は5名来ていた。
パソコンや望遠鏡を何度のぞいても、荒谷山も神の倉へも上がる気がしない。

10:30頃福山の矢野さんに電話いれてみる。
「テイクオフは3m位で入っているが、ランディングはパタパタしています」との事。
11時矢野さんからрり。「テイクオフは正面3mが入ってます」と・・・・
そこで「今から行きますのでよろしく」と答えて、福山行きを募集する。
河原さん、石井さん、高石さん、福伝さんと私の5名でいざ芦田川へ。
12時過ぎに到着。

      

矢野さんに入れると、「テイクオフに居ます」との事。
テイクオフに直行すると、矢野さんが迎えてくれていろいろサジェッション受ける。
しかし、1〜2mの風で少し弱いので、ウエイティング。
原田さんが来ていたので、いろいろ話しをする。
3m位に強くなって来た。ジモピーが2名テイクオフ。
全然荒れていないが、レベルキープがやっとのようだ。
浮きが悪い時は、神の倉のトップアウトマジックのエース福伝さんをトップバッターとする。
河原さん2番手でテイクオフ。私もあとを追う。石井さん、高石さんもテイクオフして来た。
5名とも何んとかレベルキープ。しかし一番高いのは福伝さん。
中腹で苦しんでいるのは河原さんだ。
しかしリッジで何とかステイ出来ている。一発サーマル成分あればトップアウト出来るだろう。

ジモピーもテイクオフし、東側は混み合って来たので、私はテイクオフ西側に移動する。
ボール奥では、北東気味でもリッジのリフトは有る。レベルアップ+50m位はキープ出来る。
ジモピーどんどんテイクオフしている。10名以上は飛んでいる。
20分ばかり飛んで混み合ってきたのでトップアウトしてやろうかな?と
テイクオフレベルを探って飛んでみる。

テイクオフ場に居る矢野さんが「トップアウトしていいよ〜!」と声を掛けてくれた。
そして、左の吹き流しポールを片付けてくれている。
しかし頂上では、3名ばかりキャノピーを絞ってウエイティングしている人がいる。
「先にテイクオフしてもらって下さ〜い!」と返事する。

飛びに行った先で、可能ならばトップランの足跡を残そうと思っている。
無論、テイクオフでスタンバイしてない状況で、トップランを狙っている。
沖縄、石垣島では成功した。
山口の高照寺、十種峰でも成功した。

どこもテイクオフに平坦地が少しでもあるところだ。
しかし、ここ芦田川のテイクオフは全て30度位の傾斜地だ。
鷹ノ巣山を越える時、山頂の斜面にトップランディング出来るのではないかと、つい思ってしまう。
山チンしかないかな?と思ってしまう時、木の無い斜面にランディング出来るのでは?と
つい衝動に駆られる。
実際には足場が悪くて走ることが出来ないので危ないのは分かっているが、誘惑にかられる。

テイクオフには矢野さんしか居なくなった。
山頂でキャノピーの準備をしている。
よっし!!チャンス到来!!とトップランアプローチ。
斜面の奥には神社があり、石柱が建っているので、後からはアプローチ出来ない。
偏流で正面左側から斜面に入って来るしかないのだが、左側は斜面が切れているので、
吹き上げを利用出来ない。正面斜面に来ると吹き上げられる。
左側には、桜の若木を植えてあり、木でステーを作ってある。
そこへはランディング出来ない。
斜面は10m弱で終わりだし、右側は木が生えている。
結局2m×2mのピンポイントにランディングしないと失敗する。

2度目のアプローチでピンポイントに偏流で降ろす。
斜面を斜めに駆け上がりながらキャノピー降ろす。
右側の2m位の木にキャノピー1/3位掛けてしまった。
高杉さんの奥さんが手伝ってくれた。有難う御座いました。
外し終わった頃「風が強かったのか?」とジモピーのおやじの声が聞かれた。
立上げして、キャノピーが流されたと思ったらしい。
「トップランさせてもらいました」と答えたら、
「ここで、トップランする奴は居ないよ〜」とびっくりしていた。
ちょっとまずかったかな?

矢野さんテイクオフするので、キャノピー拡げるのを手伝う。
高杉さんもオメガ6にコンペラインを取替えての初飛びに出て行った。
4〜5mに強くなって来たので、もう一度テイクオフする。
リッジで1時間ばかり遊ぶ。
途中おそらく矢野さんと思うが、青い機体が一機トップランしていた。
私もトップランして車を降ろそうと、5〜6回アプローチしたが
ドンピシャのアプローチにならないので、結局断念した。
東側に移動したら下がってしまい、そのままランディング。
河原さんも3〜4回チャレンジしていたが、トップラン断念した。

今日は神の倉ではおそらく飛べなかったと思う。芦田川で飛ばせてもらって、以前から考えていた
斜面へのトップランが果たせたので、大満足であった。
ドン曇りで、北風強いと芦田川はリッジで飛べるので、冬は何回かお邪魔する事になると思う。
フライトフィも500円/一日だし、1時間半あれば久井町経由で結構安く来れるので、
冬は皆さん一緒に行きましょう。
芦田川の皆さんも張るには神の倉においで下さい。

   

PS
荒谷山の絨毯張りが10月24日から10月31日に変更になった。
台風のせいで、縫製の職人さんの手が取れなかった模様。
10月9日(土曜日)
一週間後に書こうとすると、ぜんぜん思い出せない。
北東風渋い中、荒谷山テイクオフの小山のさらに南西の山近くで、
トップアウトレベルまで持ち直した。
以前に藁科さんや松代さんが上げていたポイントだが、シンクにはまると、
とても緊急ランにも届かないポイントなのだ、通常誰も使わないポイントだ。
30分ばかりのフライト。
芦刈さんは2時間以上待って、右ボールでトンビが上げたのを狙ってトップアウト。
全員神の倉で見ていた。+500mは上がったが、雲底には行けず。
一人で淋しいのか神の倉に渡って来た。
本日のダントツは足刈さん。他はぶっ飛びの連続だった。
10月10日(日曜日)
休み
10月11日(月曜日) 体育の日
北東風でどちらのテイクオフも良く無い。ぶっ飛びの4連発。皆さんも良くなかった。
最後に5時過ぎに神の倉に上がって皆さんぶっ飛び。

車を降ろそうとしたら、学生達が上がって来た。
北東なので「NP以上にしてくれー!」と言い4名程テイクオフさせる。
4名ともすばらしいテイクオフだった。
2名は右30°振っているのに、傾斜真正面で立上げグライダーくるっと横を向くも
落ち着いて修正し、テイクオフ。
跡の2名はセオリー通り風に正対させてセッティングし、落ち着いてテイクオフ。
2年前から学生達のテイクオフは見違えるほど上手になった。
荒槙牧場の練習が実っているのだろうなぁ〜。
立上げの稽古はみっちりやって広大の良き伝統にして下さい。


河原さんのフライトログ

20041011
3連休だったが、土日とも天気が悪く飛べなかったのでどうしても飛びたい。
稲垣さんと相談して、芦田川行きの人を募ったが
地元の人も他のエリアに移動したらしいので、中止。

早朝は晴れていたがすぐに雲が厚くなったが再び雲がとれてきた。
急いで神の倉へ。
予定どおり北風が強く、それでも荒谷組とやっぱり神の倉組に分かれる。
荒谷に上がると南っぽい風が入ってるので、準備したところフォローがちらほら。
少し待つといろんなところでトンビがバンピーにあげている。
特にずーっと沖のトンビは垂直に上がっている。
稲垣さんに促されてTO。基本的にフォローなので、
回る吹き流しから目が離せない神経質なフライト。
TO周りのリフトでちょっとだけトップアウトしたところまで。
下がったところでローター域に入ると一気に沈んであっという間に終了。
追いかけて出てきた稲垣さんは(きっちりトップアウトして、
山頂より高い位置をキープしたせいだろうか?)沈まなかった。
更に南西方面ずーっと沖に移動しても上がらないけど下がらないみたいで、
メインランへ余裕で届いていた。

サブランで待機していると、ビジター(広島に転勤された阿部さん)がグランド捕まえて上げている。
トンビもグランドで流されながら上げているので、今日は山際よりもグランドだったのかもしれない。

フォローが強くなり天気も悪くなってきたので、次は神の倉に移動。
荒谷を見ていると、みんなどんどんぶっ飛んできた。
荒谷組は2時間近く風待ちしてたような・・・
そんな中、TO南西側でフォローの中をトンビが上げるのを見て、
チャンスをものにした足苅さんが神の倉に渡ってきた。
しばらく山の上で遊んでいたが、すぐに渋くなり下がっていった。
条件を自分で判断したいとずーっと日があたっている時間をはかっていたが、
日があたってもせいぜい3分程度で続かない。
風の雰囲気も変わらないず、しびれを切らした人々がドンドンぶっ飛んでいく。
TO前30mには薄いリッジ層があるけど、狭すぎて使えない。
1年ぶりの広大OB国広さん、3週連続で埼玉から来てる広大OBサトチン、
ビジター阿部さん、飛べるときは飛ぶ稲垣さんと石田さん・・。

2時間位待っただろうか?ついに雲が切れてしばらく日があたりそうな感じになったが、
北風は冷たいまま。しばらく待つと西風が少し入ってきた。
早速立ち上げると、持ち上げられ感じがあったのでTO。
TO前のリッジを外さないように、キコキコと右左。
再度上がってきた稲垣さん、プレジャーの増山さんは狭いのでさっさと北や沖に動いてしまった。
すみませぬ。
石田さん、時安さん、うのっちと出てきたところで渋くなってきて、沖に出ると流されながらヒット。
生き残った時安さん、うのっちと西尾根の北西一点リッジでコネコネ。
次第に条件が好転しちょっとだけトップアウト。
大方さんもテイクオフして北尾根に向かっていった。
みんな落ちないのを確認するとぞろぞろ付いていく。
しかし、北尾根付近はちょいと揺らされても上がらず、キコキコとやったら終わってしまった。
また、沖で少しサーマルがあったがしっかり曇ってきて今日はこれで終わり。
小一時間でぼちぼち。ややバンピー+沖でもちょこっと上がる一日だった。
少し晴れればそれなりのサーマルが上がる。さすがは秋。

と、、、思ってたら、車を回収したところでまーた晴れてきた。
上がるぞーと大方さん、向井さん、うのっちと稲垣号で上げていただく。
あれれれ、微妙に東がらみ。仕方ないので栗拾いとアケビ取り。
今年は台風が多いせいか山の実りが悪い模様。
帰るモードに入ったところで広大ドリから電話あり「飛びたいのでダミーしてくれー」。
はいはいダミーしましょ・・かぶりもなく安全にぶっとぶ。他の方もぶっ飛ぶ。
それを見た広大、ダッシュで神の倉へ上がって行った。
真っ暗なLDにライトつけた車を3台並べる。噂に聞いていたけど初めて見た。
暇なのでターゲット作って、学生にターゲットオンの指令。
学年が上になればなるほど、、、、外してた。笑
人のことは言えないんだけどね。風が強くなって2年生以下は車で降りてきた。
今週は学生の強化合宿で、天気が悪くて飛べなかったみたいだが盛り上がっていたみたい。

盛り上がりついでに一言。(時々言ってるけど)
2年はほとんど飛べてないと聞くので、ある程度の風なら飛べるようになって欲しいな。
学生はもっと計画的に目標持った方がよくないかな?・・普通は4年しかないし。

春 サーマル強い=楽しいけど危ない=初心者は昼飛べない
夏 ひたすら暑いが安全にぶっとべる。神の倉は相当しぶい。高照寺の夏は楽勝。
秋 安全にぶっ飛べる。ソアリングも難しくない。晩秋からは裏山に気をつけよう。
冬 荒槙の足下が悪くなるのでグラハン練習しにくい。
   山は風が強いこと多いので、もっと裏山に気をつけよう。

夏あたりから1年生が練習始め、一人前にグラハン出来る頃には冬。飛びにくいことが多い。
できれば秋には山飛びできてれば成長が早いと思います。
2年生の春でソアリングは難しいと思うけど、2年生の秋にはソアリングできるようになるのは
そんなに難しくないと思います。
1年生も人任せではなくて自分なりに目標は持ちましょう。
10月16日(土曜日)双海危うく海ポチャ
四国遠征(双海町・五十崎町)

最近良いフライトが無いので、四国遠征に行こうと思い立ち、高石さんに御願いした。
愛媛県の双海町と五十崎町の神南山に行く事になった。
朝5:00に会社に集合。
竹井さん、榎本さん、河原さんと4名でフレンディに乗り込む。
石田さん一家は後から追いかけて来る予定。
高石さんは昨日から愛媛に帰っている。
我々は呉の阿賀港からフェリーで松山市の堀江港を目指す。
1時間50分のフェリーはゆっくり寝て行けるのが良い。

9時20分過ぎに双海シーサイド公園に到着。
ここの砂浜が(30×200m)ランディング場となるのである。
夏は海水浴場があるのでクローズだ。
朝早くからこちらを目指して来たので、イントラの高木さんに連絡をとって
お先にテイクオフに上がる事に。
ジモピーの高石さんが居てくれるので、手続きや、道案内、エリアの説明など非常にありがたい。
朝食のおむすびとお茶を買ってテイクオフに急ぐ。
10:20分に高度800mのテイクオフから前面に広がる海を見る事が出来る。
一級のロケーションである。
高石さんにフライトプランのレクチャーを受ける。
北東風の予報だが、廻り込んでテイクオフに入って来る風は北北東で1〜2m位である。
サーマル成分は有ると思えないがジモピーが来るまで1本は飛んでおこうと我々は次々テイクオフ。
皆んなぶっ飛ぶ中、榎本さんだけは、上手くサーマルを引っ掛け上げたが、誰もその
サーマルのおこぼれを頂く事はなく、ぶっ飛んでしまった。
榎本さんだけが40分ばかりのフライトであった。

  双海のテイクオフ高度差800m  前方は海でロケーション抜群  尾根のてっぺんの資材置き場付近がサーマルポイント

イントラの高木さんからもう一度レクチャー受ける。
2本目のフライトに上がる。
石田さんは先程到着してジモピー達に連れて上げてもらった様である。
テイクオフ場に到着すると、石田さんはテイクオフしていて、
右尾根で50mばかりトップアウトしている。
今度は私が大急ぎでテイクオフ。テイクオフした時は石田さんはレベル以下となっていた。
私も同じところを攻めたが、レベル以下で悪戦苦闘だ。
ジモピー達のいう「資材置き場」の上でサーマルが集まる様だ。
皆さんここまで下がるが、何とかここで高度をかせぐのである。
私もここで6回ばかり上げ直したがどうしても高度(海抜)800mを越えない。
逆転層がきつい様だ。河原さんが逆転層を抜きトップアウトした。
私もテイクオフに機首向けると、斜面を駆け上って行った。
河原さんはランディング場に進んで行った。

  左の砂浜がランディング場  海の上でもサーマルがあるらしい  海からランディング場を見る

  

私もようやく逆転層を抜け、高度1000mに達した。
トップランを狙って、ビッグイヤーを掛けたり、偏流で攻めていくのだが
強風になっていて、裏山へ吹き飛ばされそうである。
テイクオフ斜面に近づくと吹き抜けで裏へ流されそうで近づけなかった。

海を見ると白波が立っている。もうランディング場へ行かなければならない。
フルアクセルで沖に出すも、せいぜい20Km/hだ。
でも何とか前に出ている。シンク音が一度もしない。
海岸に到着したが高度480mある。
海の上に出てもシンク音がしない。ビッグイヤーをかける。
高度がなくなり始めた。
河原さんが砂浜にランディングした。
波は右30度に振っているし、河原さんも波に正対して降ろした。
吹き流しも同じ方向だ。左に振って砂浜の左端から偏流でアプローチする積りだ。
ランディングが強風で無理なら先程よく観察した田んぼに帰って行こう!!。
砂浜左端といっても真下はまだ海なのだ。
右30度の偏流で右側に寄ろうと思うのだが、ピッタリ止まってしまった。
(後から聞いた話だと右サイドの風であったらしい)
これ以上右に切ると、右へ吹き飛ばされそうで偏流維持がやっとである。
先程の田んぼをチラチラ見ながら、頑張っているが、止まったままである。
左程高度は下がっていかない。
これ以上ねばっても海ポチャか、右の建物か県道にアウトランでは
危なくて仕方が無い。
これ以上頑張らないで先程の田んぼにアウトランしよう!


くるりと向きを変えた。相当なスピードでさほど高度が下がらず、田んぼへ。
電線は3本走っていたが、50mづつだったので、何とかクリヤー!。
ランディング高度10m位でシワシワして不安定であったが、なんとかランディング。
1時間45分のフライトであった。

あとでGPSを見ると、砂浜では高度100mあり、向きを変えたら60Km/hで飛んで来て、
高度50mの海岸から500mのランディングであった様だ。
フライトログへ

携帯が鳴り、河原さんが「怪我ないですか!!?」と心配してくれた。
砂浜で見ていた人は、そのまま砂浜にランディングしてくるものと思っていたら、急に向きを変え
見えなくなったので、建物か、電線に引っかかってしまったと確信した様だった。

無線の周波数は合わせてチェックを入れたはずなのに、変わっていた。
無線が交信出来ない状態だったのでイントラの高木さんから厳重注意を受けた。
あとでアウトランペナルティ3000円を感謝を込めて笑顔で払いました。
周波数が変わっているのが納得出来なくて、一生懸命考え観察した。
その時は分からなかったが、フライトログを書きながらハタと気が付いた。
無線機はチャンネルロックしたが、私のスピーカーマイクは
A⇔Bのチャンネル変換できるボタンがマイクに付いている。
マイクをショルダーベルトに引っ掛けているのでテイクオフ時に
体で押してしまったのかもしれない。

私が急に向きを変えたものだから、ジモピー達も私が絶対どこかに引っ掛かって
事故っていると心配してくれた様だ。
高石さん、河原さん、榎本さんが車でピックアップに来てくれた。
ランディング場のジモピー達に詫びたのだが顔が引きつっていた。
私としては、安全マージンなくなりそうだったので、次の手を打ったつもりであったのだが・・・・
見ていた人には突然の動きであったので、心配掛けた様に思う。
そもそも無線が交信出来なくて「強風になったので、早くランディングしなさい」と連絡するのに、
交信出来ず、呼びかけを無視して飛んでいた事になるので顰蹙をかってしまった。
遠征隊の皆さんビッグフライトだったのに、私の為に気分がそがれてしまい申し訳ない。
4時なのだが、強風なので、今日のフライトは終了とする。

  河原さんのランディング  イントラ高木さんとジモピーに詫びを入れる。  無線切ったらダメですよ!

  写真提供は榎本さんです!左端の帽子の人  双海町の宿泊所、一人2500円也  夜は松山市まで足を伸ばして「坊ちゃん湯」に入る

ジモピーに蕎麦のうまい「そば吉」を教えてもらい全員で行く。
大盛りは50円アップですと看板に書いてあったので、トリプルざる蕎麦を注文した。
「残さないで下さいね!」と不安げなお店の人。
3名もトリプル注文したものだから、全然儲けにならなかったと思う。
トリプルでも100円UPなのである。誰も残さずペロリと平らげた。
途中スーパーに寄って今夜の酒盛りの材料を仕入れる。
夜12時過ぎまで盛り上がった。
10月17日(日曜日)神南山・大洲町ミニクロカン
予報は北東5〜6mである。風は思い切り東がらみで、フォローである。
神南山も変わらない予報だが、内子町の町並みを見てもよいし、とにかく五十崎町へ移動する。
10時頃五十崎町役場に置いてある入山届けに記入。
8月から記入が無いので、ジモピーはここで飛んでいないのか?と心配した。
メインランディングの河川敷に来てみると、ジモピーが1名来ていた。
あと3名ばかり来るそうだ。

高石さん同行しているので、先にテイクオフに上がることに。
低い方のメインのテイクオフ場に到着。
0.3m位の有るかな無しかの北西風が吹いている。サーマル成分は全然無い様である。
ジモピーもまだだし、もう一箇所の南向きのテイクオフ場を見に行く事にした。
今回の台風で山道はガタガタで私のボンゴフレンディも腹をこする。

南斜面のテイクオフに到着。
前は結構急斜面で、高度差620mで、ランディングは大きな河川敷がいたるところににある。
尾根伝いにサーマルは上がって来るそうである。
11時に来た時はサーマル混じりの南風が入っていたのだが、
今は東風になってしまい、テイクオフ出来ない。
河原さんがキャノピー拡げていたが、石田さんと交替する。
南東風1m位だが、沖にサーマル有ると信じて石田さんテイクオフ。
右尾根に付けると、力強いサーマル有り、一気に+300mばかり上がって行った。
又東風に変わってしまいウエイティング。
30分して河原さん、高石さん、榎本さんテイクオフした。
皆さん同じ所でサーマルヒットし、一気に+300m位に上がって行った。

  神南山北側のテイクオフ  神南山南側のテイクオフ。石田さん戦闘体制に突入  竹井さんも続く

私も12時25分にテイクオフ。
右尾根に付けたがリフトが無い。
しばらくウロウロしたが、無いので左の尾根に渡ってみる。ここも無い!!
どうしてやろうかと思っていると、リフトを感じ、しがみ付く。
トップアウトしたら力強いリフトに変わった。
右後のアンテナ鉄塔の上にサーマルが集まっているようで、私も+300mに到達。
更に強いサーマルヒットし、一気に+1000m迄上がる。
皆さんも+1000mに上がったり下がったりを繰り返している。
ブルーサーマルの中でのフライトだ。
少し観察出来たので、稜線を西に走ってみる。
左下に採石場がある。そこから上がって来る強烈なサーマルに出会う。
小1時間飛んだので、GPSの容量が一杯になってはと思い、電源を切る。

  左端の空地が南のテイクオフ場  テイクオフをはるかに望む  南のランディング場は広い河川敷

  わたしのイプ3  平地の奥まったところが大洲市。10Kmミニクロカンに走る  五十崎町のメインランディング。広い河川敷

高度を失えば、採石場かアンテナ鉄塔に戻れば、必ず上げてくれる。
何と楽なエリアなんだろう!。
ジモピーの白い機体が大州市方面にクロカンに走った。
それを見た河原さんが、竹井さんにクロカンに出ても良いかジモピーに聞いてもらい、
「どうぞ」という事で走って行った。
私はトップラン狙いにテイクオフ場に戻るも、青い機体がなかなかテイクオフしてくれない。
近づくと上がって行く。
とうとう+6m/Secの強いサーマルに捉まり、一気に+1000m上がってしまった。
私もクロカンに出てみるか!!と思い、「私もクロカンに出まーす」と伝える。
河原さんは、はるか大州市街地の上空を飛んでいる。
あまり遅くなると、他の人に迷惑だし・・・・・
フルアクセルで追っかける。

神南山の西端部を通り過ぎる時、いきなり大きく前潰れを起こした。
(高石さんの話だと、左右からサーマルが流れ込んで来るところなので、よく潰れるそうだ)
河原さんは高速道路沿いに行った様だ。
私は回収に手間取っては申し訳ないので、大州市街地の上空を行く。
大きく蛇行した肱川の河川敷は大きくてどこでも降ろせそうだ。
右にJRの線路が見える。市街地で高度300mは有ったので、JR線沿いに走ってみる。
しかし、広い田園はすぐに無くなり、谷合を線路が走っている。
これ以上進んでも仕方ないので、向きを変えて河川敷に向う。

肱川橋のたもとで、大州城下の河川敷に降ろす。
川には屋形船が遊び、お城にも観光客は大勢いた。
河川敷も10名ばかり居たが、出来るだけ離れて降ろした。
興味深げに遠くから見ていたが、ヘルメットを取ったら、
むさいおやじなので、誰も声を掛けてくれなかった。
淋しく一人で、キャノピーたたむ。
河原さんは親切な家族に乗せてもらい、肱川橋まで来た。
ピックアップには石田さん一家が来てくれた。
本当は石田さんもクロカンに出たかっただろうが
その前に奥さんが、石田さんのキャノピーを見失ってしまい、2度も3度もр鳴らしてらしい。
石田さんも仕方なく降ろしてしまったものだから、私達のピックアップに廻る羽目になってしまった。

2時間ばかりで+1000mのビッグフライトであった。
10Kmのクロカンであった。


今回の遠征は大満足であった。ジモピー高石さんには感謝します。
夜9時30分帰広。

  四国遠征で世話になった神の倉会員の高石さん  石田さん一家  奥さんと愛娘マリアちゃん

10月23日(土曜日)
晴れで北東風の予報なので、芦田川の矢野さんに入れる。
晴れなので、昼からは南風に変わるだろうから
来ない方が良いとの事。

神の倉は両エリア共中途半端で本日はぶっ飛びであった。
夜は高石さん、河原さん、宇野さん泊まりに来てくれて、鍋を囲む。
台風の影響で野菜が4〜8倍しているらしい!!

新潟地震が大変な様だ。マグニチュード6.8だ!!
テレビは伝えようとしているが、夜になっていて被災の状況が映し出されて来ない。
大災害の無いように祈る。
10月24日(日曜日)
泊まった人達を神の倉に降ろして、私は豊栄のおばさんの所へ行く。
先日の台風でシャッターがはずれた様だ。修理はすぐ済んで昼食を頂く。
おじさん90歳でおばさん88歳。未だに二人でぼつぼつ百姓をしている。
5反ばかり米の世話もし、食べるくらいの野菜は作っている。
おじさんは18号台風で外に見廻りに出て風に飛ばされ、頭を切って大変だったらしい。
おじさんは90歳にもなるのに、全部自前の歯で、1本も欠けていないのである。
おばさんは少々耳が遠いが二人共何とか元気で頑張っている。

12時過ぎ神の倉に到着。
1本目はぶっ飛んでしまって、緊急ランディングへ。
グランドサーマルの為か、高度2mで3mばかり延びてしまってあわてた。
神の倉テイクオフに上がったが、フォロー気味なので、荒谷山へ移動。
すでに竹井さん達3機がステイしている。
南東風2〜3m入っていて、太陽も顔をのぞかせてくれた。
私も立ち上げてみたが、少しリフトが弱い。
チャンスを見て立上げ、右奥ボールに突っ込んで行き
リッジ風をもらい、3往復で荒谷山山頂に。
40分ばかりリッジフライトしてトップラン。
河原さんもトップランしてきて車の回収は間に合った。
10月30日(土曜日)
東北東の風1〜2mが吹いている。荒谷山テイクオフに上がる。時々太陽も顔を見せてくれるので
その時を狙ってテイクオフ。暫くぶっ飛びする人が続く。満を持して「立ち上げてみます」と言い残して
足刈さんテイクオフ。左の尾根に付け、弱いリフトを捕まえ10分位粘っていたが、遂にトップアウト。
河原さんがテイクオフし、レベルで粘っている。私もテイクオフし、二人で左尾根を探る。
きりきり廻すほどの強さも大きさもないので、八の字で粘るのだが、その内河原さんトップアウトしたが
荒谷山山頂を抜けない。私は粘りきれないと見切りをつけ、トップランを狙いにテイクオフに戻る。
一瞬リフト帯はずしてしまい、あとはコネコネしても下がる一方で、緊急ランに降ろす。
しばらくすると河原さんもサブランに降ろした。
足刈さんは+750m雲中飛行だったらしい。本日一人勝ちの足刈さんでした。
雨予報だったのに飛べたので良しとしよう!

10月31日(日曜日)
今日もしっかり雨予報である。
平和カップに向けて荒谷山テイクオフの絨毯貼りである。
朝9時に集合。私と日高さん、福伝さん、神谷さんは神の倉の道路の草刈に上がる。
12時頃ようやく終了したので、荒谷山テイクオフへ急ぐ。
ようやく絨毯縫いも完成間近だった。40名ばかりで一斉に25×28mの絨毯を広げる。
くい打ちを始めて1時間もしないうちに雨が降って来た。杭打ちは後日と言う事で本日解散。
今年の平和カップは11月20日(土)〜23日(火)で、20日は練習日で22日(月)は祭日でないのが
ひびいたのか参加者が非常に少なく、大会運営スタッフは頭を痛めている。
万障繰り合わせて参加を御願いします。
平和カップの参加申し込みはこちら!!