2003年朝晩めっきり寒くなってきたなぁ〜

2003年12  月   
12月6日(土曜日)たわけ仙人・蕎麦考・パラ中毒について 
10月26日の日記の”たわけ村(I氏)にシャッター取付の指導に行く。
12月4日に一ヶ所は取付したので、本日はI氏が全てを取付する。
道路造りから宅地造成、住宅建設(ログハウス)そして今回の15坪の木工工場建設と
I氏ご夫婦2人だけで、たわけ村建設をやっておられる。シャッターは素人が取付出来る程完成度が
高くないのだが、I氏の意気に感じ、独力での取り付けに協力をしようと思った次第である。
今日は1ケ処だけの取り付けなので、すべてI氏に任せた。
2日前に取付したので、ポイントだけ言っただけで、全て自分一人で取り付けされた。
独力で”たわけ村”を建設するという意気込みはすごいものがある。
                                           
4日も6日もお昼の食事をご馳走してもらった。
山菜御飯や野菜の煮付けなど、自然食がうれしい。
ご夫婦合作の手打ち蕎麦は上手かった。
どんぐり村の蕎麦道場(高橋名人指導の)そばに負けない程のものであった。
そのうち庵を結んで一日10食限定で一人前150円位で食べてもらう様にしたいと言っておられた。
たわけ村内は、今はジープ(屋根を切っていた)で廻っているが、本当は馬で巡回したいとか、
次から次へとやりたい事の話をされ、つられて私もうれしくなって喋りまくっていた。

調子にのって私の蕎麦感について・・・・
蕎麦の産地は信州だとか、新蕎麦は香りがどうとか、繋ぎはどうとか
だし汁の浸け方はとか、色々言われると、いい加減にしてくれと言いたくなる。
私は蕎麦はすきだが、通でもないし、上記の様な事柄が見分けられる舌など持ち合わせていない。
私が美味いと感じるかどうかだけである。
行列の出来る店とか言って、大所高所から薀蓄(うんちく)を並べ立てて、客に食わせようとする
蕎麦屋の亭主程、虫唾の走る奴は居ない。
何故か、うどん屋やラーメン店の亭主より蕎麦屋の亭主の方が一段格が高いと思っている節が
食う方にも食わせる方にもある様に思う。

日本に五穀ある。米・麦・粟・稗・蕎麦である。蕎麦は五穀のうち最下等の穀物である。
どんなやせ地にでも栽培出来、五穀のうち一番雑草に近い。よって実も一番まずい。
そんなまずいものを、そば屋の亭主の工夫と努力で美味しく食べさせてくれるので、客は感心するのである。
「味がわからん!食い方を知らん!、作法がなっとらん!!」とか言うそば屋の亭主に会うと、
私は怒り狂ってしまう。
美味い蕎麦をご馳走になりながら、I氏にこんな話をしたのだが、えらく感心してもらった。
蕎麦のゆで方を研究したり、出汁に苦労している奥さんは、ちょっと不満の様子であったが・・・・。
そんな訳で本日は神の倉に行かず。
強風の様だったし、小雨も降っていたので安心して話し込む。

夜は飛び亀組の忘年会がそごう10Fの四川飯店で開催された。
15名程集まり飲み放題で5000円であった。(少し余った会費を足したらしいが・・・)
私はしっかり食べさせてもらって充分な量があった。
徳ちゃんに「稲垣さんのハンチング帽をかぶっていない姿を初めて見た!!」とからかわれてしまった。
いつもよれよれの格好をしてサングラスを掛けているので、
土建屋のおっさんと間違われてても仕方ないか・・・・・・・
黒田さんが来ていたので、となりに座った。
北・中南米に30回以上行っているので、色々教えてもらった。

挨拶で「エェ〜、本日は皆さんとの永の別れをしなければなりません・・」
やったものだから、皆シ〜ンとなった。
「実は治安の悪いコロンビアに行きますので、帰って来なければ神の倉葬をよろしく!」とご挨拶。
出席者の半分位はコロンビアの状況を知らない様で、ちょびっとしか盛り上がらなかった。
皆さんは今年の反省と来年の抱負を発表。

私はパラ中毒について発表。
私のパラ中毒は「飛びたい病」等という精神的なものでなく、土日が飛べないと禁断症状が現われて
情緒不安定(怒りっぽく)になるのである。
私のパラ中毒禁断症状はアドレナリン渇望症候群であろうと思う。
体調に変化があるのはきっとアドレナリンのせいだと思う。
良い飛びをすると一週間は効き目があるという強烈な麻薬である。
ぶっ飛びであっても、夕方には口が渇くという事は、知らず知らずにアドレナリン放出していると思う。
2ケ月前にあっちっち夫婦に「フライト直後にアドレナリン一杯含んだおっぱいを
赤ちゃんに飲ませるとヤバイのと違うか?」と言った事がある。
還暦の私にさえ、一週間ばかり影響の残るアドレナリンを母乳からとは言え、フライト直後に
授乳するのは、やっぱ危ない気がする。
赤ちゃんに母乳を与えているママフライヤーは気をつけた方がいいと思う。
何も医学的根拠のあることではないが、私の身体が感じるのである。
12月7日(日曜日)神の倉トップラン3人 
今日は両テイクオフ道路の掃除とコンテナ倉庫の片付けである。
コンテナ倉庫には、大量の不用品が詰まっていてスッキリした。
12時まで落ち葉の掃除であった。
今日から本格的に冬になった様で、しっかり着こんでいたので掃除で汗をかいてしまった。
ちょっと寒くなったので、昼食は友井さん、大方さん、渡辺さんとラーメン食いに行く。
おこがましく「日本一美味いラーメン!!」と看板に出ていたTラーメン屋に行く。味噌ラーメンであった。
看板には偽りがあったが、ラーメン500円素うどん300円なので、赦してつかわそうう!!

メインランディングに帰ってみると山本さんがタンデム機を広げている。
一度は触ってみたかったので、立上げしてみた。
さすが二人分の翼面積なので、スムースに頭上まで持ってこないと引きずられる。
ハーネスのカラビナ位置が低いせいもあるが、持ち上げられ方が不安定である。
背中全体で荷重を受けられない。すぐ持ち上がってしまう。
フライト中は二人分で丁度良いが、立上げとキャノピー降ろす時は結構大変だろうと思った。
試乗機にも触らせてもらう。すると皆さんグライダーを出し始め、10機ばかりで立上げ稽古となった。
上空は西北西風強風で西の山の大かぶりのせいか、ランディング場の風は全方向にコロコロ変わる。
河原さんは回転しながら立ち上げていた。
3時半頃、神の倉中腹以下の竹薮や木のざわめきは無くなってきた。
ランディングの風も北に固定の様子だ。河原さん、大方さんに上がろうか?と声をかけた。
イントラでない私がNP生以下に声を掛ける訳に行かない。
車を駐車場から出すと、田中さんや福伝さんがニコニコしながら乗って来た。
外人さんも乗って来た。他の人の動きも無さそうなので、5名で神の倉に上がる。

テイクオフは5〜6mで松の木も揺れている。
誰も出そうに無いので、やっぱ私が最初にテイクオフしてしまった。
出てすぐ10mばかり吹き上げられてしまった。少しバック気味である。
アクセルバーを踏み込む。前進し始めたがピッツピッツと上昇音が続く。
これで強風に捕まって裏山友の会もやばいので、ビッグイヤーで中腹まで下げる。
対面の山の大かぶりの乱流も気になるので、ヘヤーピンカーブまで行ってみる。
途中荒れている様子もない。
高度維持したまま、鉄塔下左尾根まで帰ると、結構なリフトがある。
荒れてないので、山へ寄りながら高度を回復させる。
レベルまで回復させた頃外人さんの赤い機体がテイクオフしてきた。
テイクオフ前も荒れてなく、持ち上げられてもいない。
しばらく2機で遊んでいると、大方さんのイプ4がテイクオフして来た。
上がって来た車も4台に増え、学生達も上がって来た様だ。20分くらいして、全員テイクオフした。
5時近くなり、寒い!!。作業用皮手袋なので手がかじかんできた。テイクオフ場は誰一人居ない。
卵焼き色のイプ3の徳ちゃんがずっとテイクオフ廻りで飛んでいる。
もうトップランをしようと、テイクオフに降ろして行くと徳ちゃんが逃げてくれた。
結構リフトがあり、翼端折って3度ばかりアプローチし、ようやくトップラン。
南端から入ったのだが、吹き上げられ、北斜面でようやく降ろす事が出来た。
キャノピーたたんでいると、河原さんも3度位アプローチして来て、神の倉初トップラン!!。
それを見ていた徳ちゃん、神の倉中腹からガンバッテ上げ直し、
4度ばかりアプローチし、神の倉初トップランを決めた。

下山させる車も3台で丁度人数足りた。
最後まで飛んでいたベッピーは用無しとなってしまい、暗い中ヘッドライトを灯してもらってランディング場に降りた。
トップランを決めて車を降ろすという快感を二人共じっくり味わって下山して来た。
その感想は本人に書いてもらおう!!
                              

河原さんのログ(平尾台)

11月29日(土)
参加者:中村,児島,徳永,神谷,中嶋,村岡,河原
現地集合:石本,藤谷
5時半に宮島SA集合の予定ではあるが,予報どおりの天気は悪そうだ。
児島さんは出発する前から「行きたくない・・グライダー持っていきたくない・・」とこぼしている。
既に行っている人や現地集合の人もいて予定はあまり変えられないので,予定通り出発。
順調に移動できたが,最後に迷って受付の〆切8時半に滑り込みセーフ。受けつけ,GPSの調整を終える。
山頂には霧がしっかりかかって10時までLDでウェイティング。
仕事の都合遅れて電車で来た中村さんから電話が入り,行橋駅まで迎えに行った。
8時過ぎに新幹線に乗って9時半に着いたとのこと。

   山に上がることになって喜ぶ児島さん   霧のテイクオフ

   霧のテイクオフ   消えて行く山本さん

戻っても暇なので協賛メーカーの出品を見せてもらう。
 ハーネス:安い割には座りやすい物やその逆,,
座りやすさだけが重要ではないが見た目では判断できないものだなと思った。
 SYNTAX:NOVAのAERONのラインが少ない(ABCライザーに3本ライン)けど大丈夫?
と尋ねたところ,「DHV1-2の新製品SYNTAXはもっと少ないよ」と言われてぶっとんだ。
見せてもらうとABCライザーに2本のライン。ディーラーも「これだけ少ないと心配になる」と冗談を言っていた。
特に宣伝してないが,ラインの少なさは特筆ものだと思った。コンペラインよりラインは細いかも・・
メルカス:例のジェットフラップ,穴空きグライダーである。
グラハンを見ると立ち上げは楽勝だが,穴が効いてるのかどうかよく分からない。
穴の形は写真ではちょっと分かり難いと思う。実物を見るのが一番でしょう。
ディーラーさんの話によれば,失速が2km/h程度遅くなっているとのことで,
ランディングの最後のフレアーの感じが違うとのことだった。
山頂の霧は取れずにウェイティングが11時13時・・と伸びていく。
スタッフももう駄目だと判断したらしく,近所の公民館の体育館でミニゲームをしようということになった。
準備を終えた途端,霧が薄くなり山に上がる事になった。(スタッフの皆さんご苦労さまです。)

平尾台の道は荒谷の一番悪いところを5倍位悪くしたようなところであるが,
今日は雨でぬかるんで更に悪くなっていた。
登りながらぬかるんだところでヌルヌルと左右に車が滑る。
うー,気持ち悪い。道端に生えているカラスウリというオレンジのアケビみたいなのが珍しかった。
山に上がると再び霧が深くなっており,弱いフォローが吹いていた。
天気図を見るともっと強いフォローが吹いてもいいのだが,後に大きな山が壁になってくれているので,
そこまで強くならないのでは?とのことであった。
オープンクラスのタスクは,シークレットターゲット+地面に何か書いてあるのを見てくるってことらしい。
少し待つと奇跡的に良いアゲインストが入ってきてどんどん霧が濃くなってきた。
ランディングから見ると雲底の高さは変わってないとのこと。
20m先が見えない状態ではGPSを持ってないオープンクラスは出られないし,
スケジュールもあるのでってことで3時半にキャンセルが宣言された。

安全委員会の岡さんは「これで俺がとんじゃいかんだろ」と車で降りていったが、数人が特攻隊に志願した。
・1号機は山本さん・・・・・平尾台のTOは正面がばっちり開けているのでGPS見ながら
ランディングに向かえばまず大丈夫だが,1号機は不安だ。
TOから20mで見えなくなった。雲底高度を聞くとTOから150m程度とのこと。その後は再び無風に。
・2号機は柏木さんがTENで出た。山本さんがLDから「なんかやってー」と
無線で叫んでいたが何かやってくれたのだろうか?
・3号機はたぶん福田さんがPULSARで出た。立ち上げはさすが見事!
・メルカス(試乗機)ってもう乗ることないでしょうねーって言ったら,
全くやる気の無かった児島さんが突然セットアップ開始。
で,4号機は児島さん。かなりの重めで乗っていてなかなか浮かなかった。いくらなんでも重すぎでしょう。
僕も児島さんの後に出ようとセットアップしたところで,丁度いいフォローが吹いてきて終了。
一緒に準備していたオメガ5の奄美に住んでいらしてるコンペチターの方も諦められた。

           メスカル

パーティーは料理は焼きそば,豚汁,焼肉etcたっぷり頂きました。
フォークダンスも飛び出して楽しかったです。
「九州に来たらラーメンやろ!」ってことで、ラーメンアタック隊を結成。
美味しい店を地元の人に聞いて飲んでない徳ちゃんと聖美ちゃんを隊長(運転手)にして出発。
行橋駅の近くにラーメン屋が3軒並んで立ってるうち、一番客が多いところに入った。
ラーメンは細平麺であっさりとんこつ。麺が珍しい、うまかった。
中村さんが飲み過ぎでラーメンを食べられなくて残念そうでした。また来たときに食べましょう。
帰りは酔っぱらいの河原が道を間違えて迷いながら宿にたどり着いた。ご迷惑かけました。
夜は地元のイントラの方や熊大M2の徳永さんと飲みながらいろいろ教えてもらった。
熊大4年で普通にループとかする子がいるらしく、今度の学生大会に来るらしい。世の中は広い&楽しみ。


11月30日(日)
天気図を見ると北風ビュービューらしいが、柏木さんがスポルト2で日本初フライト。
LD真上でSATを披露。すげえなー。
LD直後に突風が入ってきて、早々にキャンセル決定。ミニゲームで、順位決定することになった。
雲底高度と地上高度を決めてその間でバーチャルなタスクをクリアできるかどうか、、というゲーム。
説明が難しいですが、面白かったです。
その後表彰式。ヘルメット、フライトスーツ、ブーツ等が賞品で出ていた。
エントリーフィーを考えるとかなり高価な物が多かったので驚いた。協賛品が多かったのがその理由らしい。
その後風が少し弱くなったので試乗機でグラハン大会。
スポルト2:全く問題なし。扱いやすいグライダーだった。
滑空比はスポルト1より0.5位L/Dが良くなっている感じだと柏木さんがおっしゃっていた。
アエロン:最近のグライダーはこんな感じらしいが、明らかにアトラスとは癖が違う。
グライダーの形を崩さないようにグライダーが上がってくるのを待つ位でいいらしい。
自分のフロントの引き方がラフなせいでかなり苦戦した。
落ち始めた時の上げ直しは初心者機とは同じようにいかない。
1−2のグライダーとの違いは実感出来たと思う。
他のグライダーも頭の上でステイ出来てなかったような気がするので風も悪かった・・
ということにしておこう。(実際は腕ですね)
1年前にケアラを触ったときと同じようなイメージを持ったが、
あのときも風が良くなかったようなきがするなあ。(現実逃避)

その後、平尾台の皆さんにさよならを告げて平尾台の千仏鍾乳洞(天然記念物)を観光。
普通の観光鍾乳洞とは一味違います。
人が一人しか通れない狭さのところや、足元は水が流れててしっかり濡れてしまいました。
平尾台に飛びに行ったら一度行かれたら如何でしょうか?
鍾乳洞を後にして吹上峠にさしかかると上空をグライダーが飛んでいる。あ、柏木さんだ。
相当荒れていてツイストを踊るように体重移動しているのに、「どこがTOですかー?」と
叫び聞くと普通に「もっと上だよー」と教えてくれた。さすがー。
近くにいた観光客が変な目で見つめていた。
TOに移動するとパラ車がたくさんあり、平尾台メンバーが勢揃い、柏木さんはトップランしていた。
風は10mを超えていて飛んでいたなんて信じられない。
もう一度TOしていくが、体重オーバーでのっているマジック3がゆっくりと前に出て行ける程の風だ。
ハーネスは体重移動がしやすいアクロ用の小さいハーネスを使っている。
荒れ荒れ+ウェイトオーバーでは相当忙しく操作しないとならないようだ。
それでも途中で小さく潰れながらも無事にランディング。パラで飛ぶ条件じゃありませんでした。

最後に地元フライヤーみっちゃんのお父さんに教えてもらった、小倉のラーメン屋「魁龍」に行った。
噂どおりのウルトラこってりとんこつで美味しかったが、生ニンニクが後で効いてきてえらい目にあった。
胃が熱いし、筋肉痛のところに集中的に効き1時間位は死んでました。

   鍾乳洞   鍾乳洞から出て来た人

   ラーメン屋

河原さんのログ(神の倉初トップラン)


ほいほい、本人のトップラン感想でーす

12月7日(日)
今日は朝からLD倉庫と山掃除の予定である。
倉庫からはいろんな物がわんさか出てくる。
山沈やぶれグライダー,電池を入れても動かない念写専用GPS,ライザーに極太ラインが
7本もついてるグライダー,使えそうなカービングスキー・・・・・・・
引取りてのあったものもあったようだが,大きなごみの山ができた。
理事会がなかなか終わらず「何かあったのか?」と心配しながらも,終わるのを待っても
埒があかないようなので,SORAと広大は神の倉,他のメンバーは荒谷に上がっることになった。
神の倉ではオーナー,地森さん,西沢さん,川口さんが相当頑張られた後だったようで,
刈り草の掃き掃除ですぐに終わってしまった。
オーナーにはポカリスエットを大量に差し入れしていただき,ありがとうございました!
掃除中は山鳴りする程の風で心静かに作業をすることが出来たが,
フリースの上着を着てないのでとにかく寒かった。
降りてご飯を食べ終わった頃,地森さんからTO前の木を切ることになったので召集が掛けられ,
再度TOへ・・・・・もっと寒くなっていた。
のこぎりで木を数本切ると寒くてオイラもう無理ってことで退散。
他の方々も余りの寒さにしばらくして終了。
ところが,始めると止まらないTちゃんはやはり最後まで止まらない。
「まだまだーっ!まだまだー」と切りまくっていた。

LDに降りると周辺の吹流しがそれぞれ好きな方向に向いてクルクル回っている。
試乗機の∞が来ていたので,早速触らせてもらう。思ったよりスパンが長い。
フォローでも風が入っている翼端から全体に風を入れるように回りながら立ち上げてみると,
楽勝で上がってくるイージーさ。
ただ,頭の真上でステイするのがやや難しかったが風が異常に悪かったので気のせいだろう。
試乗機?のユンカースのエクセルが来ていたのでこーた君に借りて触らせてもらう。
立ち上げはズバッとしっかりした手応えが気持ち良く、まっすぐ上がってくる。
しかし、頭の上でステイしようとフルブレークしてもそのまま頭の上を通りすぎようとしている。
全てのラインがやや長いので,グライダーが遠い。
なんだか特殊なくせがあり頭の上でステイするのがえらく難しい。風悪(中略)気のせいだろう。

4時頃に風が落ち着き北風が安定してきたので,稲垣さん号,徳ちゃん号,
広大号が神の倉アタック隊に志願。
風は北西3m。
先に飛び出した稲垣さんは吹き上げられたが,一旦前で高度を落とし落ち着くのを待って上げ返してきた。
次に外人さん(200時間しか?乗ってないファイヤーバードのブースター。
9ヶ月ぶりに飛ぶとかで張りきっている。年末まで神の倉で飛ぶとのこと。←本人談)
が気持ちよく飛び出したのを見て続々とTO。でも寒いので続々と降りていく。
広大ドリが飛びながらサムイーと叫びながら飛んでいる・・・
すかさずオリローと的確なアドバイスをしてあげた。
余りの寒さでせっかくのアーベントなのに30分以上飛んだ人はいなかったのでは?
僕は完全冬装備だったのでそれほどでもありませんでしたが・・
ふとTOを見ると稲垣さんが南からアプローチしてトップランしている。
ふむふむ,まねしてみよう。南アプローチは怖いので西斜面から入ることにした。
TO南で軽く振りまわして高度を落とそうとしても全然落ちないどころか上がっている。
山から離れて振りまわして高度を落とし準備完了。
徳ちゃんが翼端折ってトップランしたいようだがアプローチが高い。
1回目:西斜面の南側からアプローチしてみるが,5m位高くスルー。
2回目:今度は翼端折って高さ調節しながらアプローチ。かつてない集中力で高度処理。よし,ばっちり。
西から進入し北側にラストターンをきるとあれれ?あんまり曲がらない。
(風が北西なのにフォロー背負ったターンで曲がり難かったみたいだ。もっと北寄りだと思っていた。反省)
正面のTO東側の松にぶつかるかな?と思ったが,事無きを得てふんわりトップラン。
人間はTO内に降りたが,北西風にあおられてグライダーが東側に流され,
ラインが3本位木に引っかかってしまった。
格好はともかく,憧れの神の倉トップラン成功&両TOのトップラン制覇!
いぇーい!うっひょーい!

    ツリーラン??

車は全部で3台あるのでもう一人運転手が欲しい。
アンテナ付近を飛んでいる青い機体があるので,田中さんかなぁと無線を飛ばしてみる。
べっぴぃだった。うーむ,彼は今大事な体なので無理強いしたくない。

その間徳ちゃんは下がっていったが,このコンディションなら上げ返すことはできそうだ。
彼女ならたぶん上げ返してくるだろうなーと噂してると,ジャジャーンやっぱり上げ返してきた。
僕と同じルートで何度かアプローチをした後,トップラン成功!
やったねーーーと稲垣さんと一緒に駆け寄るが,いきなりこけて土下座ラン?
頭突きラン?お祈りラン?している。
せっかくかっこいい記念写真を撮ってあげようと思ったのに,お祈りしているところしか撮れなかった。
なんでも寒くてとても手が痛かったらしい。すっかり冬なので気をつけようね。

2人とも華麗な神の倉初トップランでなかったのは残念だったが,
トップランで車を降ろすのは格別に快感だ。
なんというか一本得した気分。
チョイ飛びトップラン派のヒョウマンさんの気持ちが分かったような気がした。
が、今日のように安定した条件でないと難しいでしょうね。
体が冷えてたので、帰りに寄ったリンダルで食べたカツどんはいつもに増して美味かった。

   土下座ラン・・・手が冷たくて物も言えない徳ちゃん   TOからLDを望む

   
  独り言

ある人から下記のHPを教えてもらった。
相当にえぐい表現もあるが、結構核心にも触れている。
http://kazemachi.skymate.net/bluesky/

今話題の日本パラグライダー協会の発足の是非論もBBSで面白い!!
http://8202.teacup.com/quesera1/bbs



上記面白いと書いたが、訂正します。

2〜3度読み返してみると、ただ言い散らかしているだけで、もっと良い方向や、行動の提起に
欠けると思う。
是だけの論陣の張れる人ならば、もっと積極的に県連やら、中央で働いてもらいたいと思うのだが・・・。
当然掲示板で様々な意見をぶっつけあう場があるという事は非常に大切な事と思うし、
主張に一理も二理もあると思っています。

ただ私達も、面白がっている段階ではないのかなぁ〜と思った。
広島県には、事業としてスクールをやっているところは無く、生徒さんも少ないし、
イントラさんも殆どボランティア状態である。
今回のJPA発足について、即広島県フライヤーに影響があるわけでないので、ピンとこないが・・・。
技能証をもらっている自分としては、更にである。しかし何んだか変だ。
BBSにも誰か書いていたが、自動車教習所と、車のディーラーが団体を作ってドライバー及び
教習生に会費を払えと言う。
目的は最新の教習と安全教育を提供するという。
そして、免許証の発行も自分らの団体で発行するという。

講習生やフライヤーを人質に取るような行為は絶対やめて欲しいと思う。
技能証発行以外のところで、大いにJPAは活躍して欲しいと思う。
提供していただけるサービスに対して対価を支払う事はやぶさかでない。

彼らの目から見れば、広島県のクラブスクールは、ボロクソなんだろうなぁ〜・・・。
でも、クラブスクールの形態はあって良いと思うし、是非残して欲しい。
広島県人がパラを習おうとすると大佐か大島のスクールしか認めませんと言うのは
カンベンして欲しいのだが・・・・JPAの主張だときっとそうなると思う。

話は飛ぶが、次男は車社会のアメリカで自動車免許証を取った。
路上講習に50ドル支払って、あとはペーパーテストを受けただけでもらったそうだ。
あとは自己責任で車の運転をしなさいと言う事!!
日本は余りに、手取り足取りのシステムで、それなりに良いのだが、高い!!。
もっとも次男が日本で運転しようとすると、再教育制度で7万円支払って
日本で教習を受けたが・・・。

広島県の場合、問題は山積みで何から手を付けて行ったらよいやら・・・
呆然と立ちすくんでしまうが・・・・でも!!
JPAがどんな高邁な理想を掲げようと、全ての権限を一つの団体に集中させるのは反対である。

12月13日(土曜日) 
天気予報は曇りで50%降水確率で北西4m/secであった。
小脇さんにサンタフライトで空から撒く御菓子の運搬を頼まれていた。
広島駅近くの「ナイス・ナカムラ」に9時集合を約束していたので、8時半に家を出る。
30箱ばかり積んで神の倉へ。
今日からパラの学生大会を開いている。
宇野さんもはこんできた。
お好み鉄板を倉庫から出し、車2台分を皆で詰め込む。
今年も沢山の子供達が来てくれるだろう。

今日は小雨も降る中、雨上がりの隙をついて2本ぶっ飛ぶ。

12月14日(日曜日) 
朝、我が家は霧に包まれている。
雲海が見えるだろうと、河原さんに入れたが、出なかった。
まだ寝ているのだろう〜・・・。

3ケ月前にボンゴフレンディにシリコンスプレーしたのだが、撥水効果も無くなってきている。
195円/1本のシリコンスプレー3本使って吹き付けた。
これでしばらく艶も撥水も良くなるだろう。

10時半頃神の倉へ到着。
沢山来ていたが、ずっと霧が張っていたので荒谷山へは誰も上がっていない。
やっぱ稲垣号が一番で上がる事に。
稲垣号がきっかけで、5〜6台車が上がって来た。
南西の風2〜3mが入ってくるのだが、どうもサーマルリフトがある様に思えない。
ラインチェックもせず様子を見ているものだから、皆に、「どうしたの?」とけしかけられる。
今秋はクロカンに行ける程に上がる事が出来なかったので、
今日は何んとかチャンスをものにしようと慎重にかまえる。

2〜3人ぶっ飛んだあと12時過ぎに満を持していた大方さんがテイクオフ。
オ〜!右小山で弱いながらサーマルヒット。
これを見ていた小脇さん達ベテラン2〜3人がテイクオフし4機が+200m程下がっている。
私も1分で用意し、構えたが風が入って来ない。
足刈さん拡げていたが、後ろにかたづけてしまった。
少し風が入って来たので、私もテイクオフ。う〜ん!リフトが足りない。
レベル以下になり、もがいていたがすぐにリフトに引っ掛かり、しがみつく。
リフトに乗ったままテイクオフへ戻る。Sさんテイクオフして来た。少し吹き上げられ気味だ。
私は左に切って
ボール奥に突っ込みたかったのだが、もう1機並んで出ている。Sさんとの高度は私の方が少し低い。
どちらかに曲がってくれないかなぁ〜と思っていたのだが・・・。正面真っ直ぐ来ている。
セオリー通り右に切って逃げる。私はレベル−15m位であったので、テイクオフ正面(東側)の
斜面を舐める様にスルーする事になった。フォローを背負ってであったので、結構怖かった。
ギリギリターンを切ってもう一度南小山まで戻った。
一人淋しく弱いサーマルを何度か撫で回し、やっとレベルアップとなり、
テイクオフ上を上げて行き、吉田町に半分のところまできた。
何度もサーマルを見失いながらも、人の居ないところで飛んだ。

そして4回ばかり雲の吸い上げを利用出来た。
2回は出来たての薄い靄の様な雲の下でピッツピッツと鳴り始めたので廻し続けていると、
雲も段々発達していった。初めての経験で感激した。
しかしどうしても+800mを越えるパワーのあるサーマルに出会えず。

1時間ばかりフライトして、サーマルも見当たらなくなり、どんどん下がり始めた。
テイクオフのボールでは、試乗機カイエンの石田さんとまきちゃんとカンカンが粘っている。
外は皆んなランディングしてしまたようだ。これ以上粘っても仕方ないと、トップランアプローチ。
南から2mばかりで入っているので、正面斜め後ろからアプローチ。
田中さんがキャノピー拡げていたがかたずけてくれた。
正面先端中央にふんわりトップラン出来た。
そのあとしぶしぶになり、石田さんがトップラン狙ったが、スルーしたとたん、レベル以下に。
3機共南に小山に付け、ねばねば廻しているうちに一発ヒットし、+1000m越えてしまった。
石田さんとまきちゃんはクロカンに走って行った。
残り火あるかな?と竹井さんと私テイクオフするもシンク音の鳴りっぱなしで、5分間のぶっ飛びとなった。

サブランで野口号に拾ってもらい、神の倉へ。野口さんは息子をタンデムさせ飛び出した。
残念ながらリッジを拾い切れなかった。中一の息子は荒槙牧場で、もう3〜4日ばかり
パラ講習を受けているので「ブレークコードを持たせてあげる」と言われ張り切っていた。
7〜8機がリッジソワリングで30分ばかり粘っていた。
いつもの様に、兵萬さんはちょい飛びトップラン決めていた。
私もテイクオフし、すぐに中腹まで下がってしまったが、ちょっとしたサーマルが有り、
くるくる廻して、トップアウト。たかちゃんもテイクオフしていた。
リッジを取っていて、少しからんだのだが、たかちゃんの怒鳴り落としには会わずにすんだ。
私を信用してくれている様だ。接近距離の許容範囲も近い様だ。
トップアウトしたので南の屏風まで足を伸ばしてみる。
最後の尾根がこえられず、そのままUターーン。

今日は寒かったが、4日前に府中町の「コージツ」で買った390円のフリースの手袋と
3980円のダウンジャケットを着こんでとんだが、ランディングすると、汗をかいていた。
超安価なのに防寒はばっちりだった。フリースの手袋はゴワゴワして、触感はにぶくなる。
息を吹きかけてスースーするのに、飛んでいて全然冷たくなかった。
息を吹きかける程の風速ではないという事か?

55歳を過ぎて物忘れがひどい!!聞いた事をすぐ忘れる!!
そう!ズボンのチャックも閉め忘れる!!
身につけるものはすぐ忘れる!
サングラス、手袋はいくつ無くした事だろう。ジャンパーもよく置き忘れる。
身体から外すものは高いものは持てない。いくら無くしてもいいものでないと自分に腹が立つ。
よってサングラス(いろめがね)は100円ショップのものである。もう10個はなくしている。
こんなボケおやじがパラを続けていて良いのか?と思ってしまう。
他機警戒や安全フライトが出来てない様ならドシドシ指摘をして欲しい。
70歳までは現役で飛んでいたいなぁ〜という切なる思いはあるのだが・・・。
皆さんに危害を加える恐れのある状況になればスパッと引退しますので
その時は厳しく指摘して下さい。
今日はクロカンに出そびれとは言え、1時間のまずまずのフライトであった。
今日のサーマルは弱くて小さいかったようで天は+600〜800mまでであった。
+5.2m/S −4.8m/S で穏やかなサーマルではあった。

荒谷では20名以上がソワリングしていた様に思う。
クロカン報告は石田さんのフライトログを待つ事にしよう!!

石田さんのクロカンフライトログ
12月14日
最近、仕事や雑用が多くて空飛びたい病の私が2週間も飛んでいません。
もはや禁断症状が・・・・・・・・・(^^;

日曜日、新しく買った液晶テレビのアンテナを立てていたら結局神の倉へ着いたのは
お昼になってしまった。
さすがに車が多く、狭いスペースへ無理やり入れようとしていたら土手の路肩にずり
こんで二進も三進も行かなくなった。
4駆に入れてもズルズルと滑るばかりで、結局もう1台の車に引っ張ってもらい
30分以上立ち往生してしまった。
児島さんに「出遅れてしまったネ」と言われ見上げると、2〜3機がトップアウトしている(^^;

荒谷山テイクオフへ着くと、すでに15〜6機以上の機体が+200mあたりでガーグルを組んでいる。
思ったとおりコンディションは良さそうだ。今日は試乗機のカイエンを借りているのだが、
こんな良いコンディションのときは自分の機体で飛びたいなどと思ったりもしたが、
そんなことを言っていたらいつまでたっても試乗機には乗れない(^^; 
 マキちゃんに続いてテイクオフ、なんともスムーズでイージー(^^v
出てすぐ右側のリフトを感じ回してみたが思ったほどには無く結局いつもの南の小山へ移動。
サーマルに当たってちょっとピッチング、何とか+300m位まで上がったが息切れし始め、
ここでマキちゃんたちと別れ、上昇率の良さそうな機体を探す。

しかし+500m位がマックスで30〜40分位するとどんどんたれ始め、
荒谷テイクオフの裏山まで下がってしまう。
このままだとトップラン狙いかなと思っていたら、案の定不良おやじさんが綺麗にトップラン。
私も北から狙っていったがちょっと高い、ストールポイントの分からない試乗機で引き込むのは
気持ちが悪いのでスルーしたが最後は一気に下がってしまった。
しかたなく南小山へ向かっていたら又しても右側で上昇を感じ回してみたが、又しても勘違いか???
結局いつものポイントへ、しかも又してもマキちゃんが私の上にいる。
そしてカンカンも何だか振り出しに戻ってようだが、粘っていると今度はかなり良いサーマルにヒットした(^^v
+800mあたりでリフトが弱くなり、少しずつセンタリングの輪が広がり3人ともリフトを探し始めた。
+800mをオーバーしたらXCに出ようと決めていたので、もう少し上がればXCに出
ようとあたりを探したが、もう何処へ行っても上がらない。

+880mでGPSのスピードが1番出ている方向へ機体を向ける。 久々のCXだ♪
吉田町上空アンテナの山で再びサーマルヒット(^^v
センタリングしていると向原町を過ぎたあたりの可也低いところでマキちゃんがもがいている。
彼女は、終わったなとさらにセンタリング。まだ荒谷も神の倉も見えている。
ここで荒谷テイクオフから+500m位まで上がり再び移動、前回上がった吉田町を過ぎた
高圧線手前の山で今日1番のサーマルヒット(^^v
ここは、前回も地上+100mあたりから一気に+1000m位上がったところである。
回していると何と終わったと思っていたマキちゃんが上げなおしていた。
ヒエ〜さすが♪荒谷テイクオフから+1100mオーバーし上がらなくなり荒巻方面を目指す。
しかし、前方は一面黒い雲の下で三次あたりまで曇っていて日の射しているところがない(T T)
恨めしいその雲の端のほうを見ると、ちょうど荒巻上空あたりに何と児島さんがいる。
私より+100m位高いところか?まるで私を待っているようにゆっくり回している。
どうやら一面を覆っている黒い雲の吸い上げのようだ。おだやかに上昇しながら荒巻
上空に差し掛かると北の練習バーンで黄色い機体が練習をしているのが見えた。
私たちに気ずいたのかテイクオフでずっと止まっていた。

児島さんは志和地方面へ走り始め、私も付いて行った。
雲の吸い上げもなくなり滑空のみとなり、ここではっきりコンペ機とDHV2の機体性能を感じてしまった。
志和地駅上空で+150m位はあったがとても三次までは行けそうに無いのでJR志和地駅と
いつかは行きたい三次の町の写真を4枚井ほど撮り、駅隣の大きな田んぼへ降ろすことにした。
南風を想定していたが、運良く北風を示す煙が見えたので、濡れている部分を避け予想どうりの
ランディングが出来さらにグラハンで道まで持っていくことが出来た(^^v
久しぶりに満足のフライトが出来、にやにやしながら機体をたたんでいると、私よりは+150m以上
高かった児島さんが私と同じ田んぼへ降ろそうとしている。
しかも最初からうまく道へアプローチ。さすがJリーガー♪
ところで、上空で電話が5回位鳴っていた。かみさんと健ちゃんは音で分かったのだが、
あと1つが分からなく着信履歴を見てみると小脇さんからだった。
迎えに来るとのこと、ありがとうございます〜。
迎えに来てくれた車にはマキちゃんも乗っていた。
何処まで行ったと聞いたら、マンハッタン裏の道に降ろしたとのこと。さすが♪
それにしても、いつかは行きたい三次の町がもうそこまで見えていた。
CXを始めて、私の1つの目標であるが、パラを初めたころは思いもしなかったが、
何だか出来そうな気がしてきた・・・・・・・・・。
不良おやじさん、いつか一緒に行きましょうネ

石田さんのクロカンフライトログ

   12月14日

   

   

   
12月14日(日曜日) 
昨日は風が強く雪も降っていたので取りやめ。
本日は毎年恒例のサンタフライトだ。
子供達が100名位は毎年集まってくれる。
私の団地を出るのが大変なので、少し雪解けを待って10時ごろ家を出る。
到着すると、フライとする人は既に10名ばかりは上がっていた。
3年ばかりサンタフライトをさせてもらったが今年はランディングでお手伝い。
11時過ぎトナカイさんを先頭に飛んで来た。
子供達は雪の中をパラシュートつきお菓子を追いかけて走り回っている。
お菓子は同じなのだがやはりパラシュートつきが欲しいらしい。
大人も我子のためと走り回っている。毎年の光景だ。
12時過ぎには終了した。
ホアンの友達がビデオレター取るのに我が家に来ると言うので、先に帰る。
12月23日(火曜日) 
久しぶりの晴れマークである。風も西南西2〜4mの予報だ。
11時前にランディング場に到着する。既に2台荒谷山へ上がっている。
私のフレンディはFRなので、荒谷山へ上がるのは無理の様だ。
児島さんが到着したのでわっとパラを積み込む。
テイクオフは南斜面から、2〜3mで入って来ている。12時頃には、時々暖かい風も入りだした。
河原さんが機体を拡げて立ち上げてみるも、パワー無いようなのでウエイティング。
斎藤さんが機体を拡げ2〜3回立ち上げる。赤リボン(A級)なのに、クロスの立上げは全く自信を付けたらしい。
背中から自信のオーラが立っている。
テイクオフして、南斜面でリッジを上手にとっていた。何故か沖に出してしまいサブランへ。
小脇さん、カンカン、児島さん、足刈さんなどテイクオフしたので、私も1分でキャノピー拡げテイクオフ。
南の小山では渋いサーマルで廻している。
テイクオフして、南の小山に行く気がせず、ボール奥に突っ込んで行く。
レベルは保って林道の上を行くのだが、持ち上げてくれない。
我慢してボールの奥まで行ってリフトがあり、ようやく5m持ち上げられた。
その後荒谷山斜面を磨き続けて、100mばかりトップアウト。
少し沖に出してみると、サーマルがあり廻すもすぐに見失う。
今日のサーマルは小さくてパワー無い。しかし、次から次へとあるので、沈下はしない。
石垣島帰りの久保ちゃんと何度か一緒に同レベルで廻したが安心していられる。
上空は南が強い様で、廻していると結構流された。
しかし、+300mが精一杯で、1時間15分のフライトであった。

下がり始めたのでトップラン狙いに行ったが、思いのほか沈下が激しく、トップラン出来なかった。
神の倉へ私のフレンディーで上がったが、途中で圧雪で凍っていて上がれず。
チェン掛けようとしたが、タイヤ径に合わず。
道路は凍結しているので、立っているだけで滑っていく。
じわじわ車を下げ、車長1/3程空地に入れ、車の鼻先を横から押してもらい車の向きを下りに変え
ようやく脱出。石田さんのトラックでピストン輸送してもらった。
神の倉は南成分あるが、西斜面から廻り込んで3〜4mで入っている。
7〜8機テイクオフし、リッジで遊べる。私もテイクオフし、少し混み合っているので、鉄塔へ行く。
やはり南成分強いので、あまり山際へ寄ると不安定だ。
一度フロントタック起こす。もう一度テイクオフ前へ帰るも、中腹まで下がる。
例の如く右尾根をコネコネ、ゴシゴシ雑巾掛けをして、トップアウト。
30分ばかり飛べたのでトップラン。車は4台なのに、テイクオフには小脇さん、
小田さんと私の3名。あと一名トップランして欲しい。
石田さんと河原さんは、南のほうへ足を伸ばしてレベルダウンして復活は不可能。
井口さんに白刃の矢を立て、小脇さんがトップランのお願いをする。
井口さんはトップランアプローチすると、最後に高度が下がる。
3度目にしっかり高度を上げ、ふんわりトップラン。
そういえば井口さんのトップランは珍しい。いつもは粘りきる飛びをしているので、悪かったかな?
5時過ぎて暗くなった。神の倉を4名で車を降ろす。
いざコロンビアへ!!!コスタリカへ!!!
12月26日(金)出発。1月6日帰国。

中南米珍道中???
乞うご期待!!!

皆さん良いお年を!!!