2003年1 月 |
お正月 明けましておめでとう御座います 今年も宜しくお願いします |
1月2日(木曜日) 一応晴れ間も見えるので神の倉へ出かけてみる。 雲の流れは早く北東風である。 とにかく初飛びだけはと思い、北斜面よりだましの風でテイクオフ。基本的にはかぶりの風なので 一気にランディング場へ。下がる一方なのでランディング場へ届くか?心配しながらフライト。 今年の初フライトは5分間の超特急フライトであった。 東屋でうさぎちゃんのチームの大下さんが作ってくれたラーメンと二重焼をご馳走になる。 少し日差しも出て、レベルキープ位しているようなので、もう一度上がって見る事にする。 ビジターさんが一機+200mに上がっているのみで、全員垂れて何もなし。 本日はもう終わりと思いテイクオフする。 鉄塔下中腹から北側へ廻りこむ。尾根にリフト有った。3〜4回コネコネして少し沖に出して 一回転したらはずしてしまい、そのまま下がってしまった。大急ぎでランディング場へ。 今年の初飛び日は何も無く終わってしまった。 1月3日から5日 雨や大雪や強風でまったく飛べず!! 昨年12月30日31日はミニクロカン出来たのに・・・・ 今年の初飛びは景気を占うかのような地を這うフライトであった。 頑張らないとイカンなあ〜 |
1月13日(月曜日 成人の日)今年初トップラン 11日12日は風邪引いて、青空を見ながら、家で養生。 本日も風邪が直りきってないが、嫁さん田舎に行くというので、神の倉へ行く事に。 12:30過ぎに出かける。雲量は80%位でときどき日が差している。 何故かランディング場で立ち上げ稽古している人が多い。しかし神の倉テイクオフしてくる人も 2〜3人いる。午前中は風が強くウェイティングだったようだ。 友井さんが下に居たので、声をかけて神の倉テイクオフへあげてもらう。 神の倉は雪が残っていて、四駆でないと上がる事が出来ないそうだ。 テイクオフに上がると、マキちゃん、井口さん、高杉さんが+20m位を粘っている。 20分もすると雲が出て全員垂れてしまって、小脇さんだけが南の屏風で粘っている。 風は南西又は南1〜2m位なので、出れなくはない。2〜3度失敗して近藤のおばちゃんが テイクオフしたが粘りきれず。学生達も2〜3人テイクオフ。私もキャノピーを拡げて立ち上げてみるも リフトのあるパワーを全然感じないのでテイクオフを取りやめ。 30分ばかりして、少し薄日が差し始めたので、テイクオフ。一応20〜30mのトップアウト。 時安さんもテイクオフして来た。4機でテイクオフ前を往復。 風が強くなっているのか後続者がテイクオフしてこない。30分位してトップラン狙うも テイクオフ上でリフト強く失敗、そのままスルー。40分くらいしてリフト成分なくなった様なので、トップラン敢行。 右尾根の松の梢を蹴飛ばすように越え、偏流でテイクオフ+2〜3mで滑り込み、ターンして 前方に向けようとしたが、急にヘコッとなり、ターンかける間もなく、偏流のまま、トップラン。 斜めに走り上がりながら、キャノピー降ろすもキャノピー半回転してしまい、雪がインテークから 少し入ってしまった。 40分間のフライトで今年の初トップランであった。 今年の正月休は1月2日しか飛べなかったし、11日12日は風邪引きで休んだ。 本日のフライトでとりあえず、私のパラ禁断中毒症状は収まったようだ。 夕方もう一本ぶっ飛びをしてしまった。 何故か今日は思ったより暖かかった。 皆さんからいろいろご心配頂いた新機体はイプシロン3の中古品とする事にした。 イエローページで2002年3月に25万円で広告していたのを、2002年11月に16万円に値下げしていた。 エアー漏れがどの程度か知りたくて送ってもらったら、ほとんどエアー漏れなしであった。 少し安くしてもらったので、引き取る事に決定した。 色は黄色とブルーで小脇さんや鍛冶ちゃんと間違われそうな色である。 2〜3度飛んで確認して、今乗っている機体をもう少し限度一杯まで乗ってみようかと 思っている。劣化の限度はどれくらいなのかなぁ〜・・・。 もうエアー漏れは気にしない事にしたが、突然破れるのは願い下げにしたいのだが・・・。 今の機体は多分300時間は乗っている様な気がするのだが・・・・ |
1月18日(土曜日) 1時間・トップラン 2〜3日前は雨の予報だったが、晴れの予報に変わった。 しかし、家で空を見上げると雲が厚く覆っている。 10時頃、日差しも出て来たので神の倉へ。途中竹井さんと山本さんから入る。 11時過ぎ神の倉ランディングに到着。 学生達と宇野さん、石井さん、小田さん達が来ていた。山本さん遅れて来て、朝霧エリアの写真を 見せてもらう。その後山本さんは新人さん連れて荒槙牧場へ。 渡辺さんが来たので5人で神の倉へ上がる。ランディング場で熱心にパラの事を聞いてくる 2人組の夫婦が居たので一緒に神の倉に上がりましょうと誘う。 神の倉テイクオフからの景色にいたく感激した様で、いろいろ質問してくる。 あれこれ説明するより、フライトを見てもらうのが一番と思い、ちょっと風が強かったが、私からテイクオフ。 すぐトップアウト。テイクオフ上空で廻し、保垣地区まで流される。リフトは残っていたが、もどって来れないと まずいので、テイクオフ上空にもどるも、高度を失う。石井さん、小田さん、渡辺さんテイクオフし 鉄塔付近でトップアウトを果たしている。 ギャラリーの2組の車が神の倉頂上を帰って行っている。 少し垂れて来た様なのでトップランを伺う。宇野さん気が付いて、キャノピーを片付けてくれている。 風は西正面から入って来ている。南側から−5m位からリフトを受けながら、偏流で西斜面テイクオフに 滑り込み、左を引き込み、正面を向きふんわりトップラン。 後ろを振り向き、ゆっくりキャノピーを降ろす。丁度第2陣で小脇さんや井口さん、高杉夫婦、向井さん 川原さん達2台分の人達が上がって来た。 一時間のフライト+3.5m/Secで+750mまで上がる。 新しく手に入れた中古のイプシロン3の初フライトをしてみようと機体を交換する。 井口さんに「エアー漏れないでしょう!!」とキャノピーを吸ってもらう。 テイクオフし、右の尾根で粘る。だいぶ南風に変わっている。なかなかトップアウト出来ない。 右尾根で吹き上げに翻弄され、右に左に潰されかかる。 なんだか吹き上げの影響を強くうけるのか、(エアー漏れしないからか??)少し翻弄された。 結局粘りきれず20分でランディングしてしまった。 3本目を上げてもらう時、石井さんから先程のギャラリーはハイテンションのまま『荒槙牧場へ行く!!』とか 行って帰って行ったそうだ。パラグライダーの事を結構知っていたので、ひょっとしたら始めるかもしれないと 思った。(案の定荒槙牧場まで足を伸ばし、指導していた山本さんを捕まえてあれこれ質問攻めにしたらしい) 2本目はぶっ飛んでしまったので、3本目は何とか粘ろうと気分を入れ替える。 上空では小脇さん、井口さん、高杉さん、竹井さんが上空を飛んでいる。 私もテイクオフし、+20mで粘っているのだが上がりきれない。 サーマルが上がってきたので、しがみ付きそのまま流して鉄塔上までは上がる。 30分ばかり遊んで、だんだん垂れて来た様なので、神の倉テイクオフ西斜面を伺う。渡辺さんが一人 キャノピー拡げている。少し高めであったが、桜の木をスルーして、少し奥へ入り込み過ぎ位に入って 右を多めに引き込む。ちょっと1mくらいの右翼のストール気味であったが・・・。 これで新しく買った中古のイプ3は今使用している赤い(ピンク)のイプ3のご臨終まで、お蔵入りとしよう。 いつまで乗る事が出来るだろうか・・・? 古い機体に用済みの決心するのは忍びないものがある・・・・ 今まで優しく私を見守ってくれた機体をお払い箱にするのは古女房に 離縁を言い渡すようで心が痛むなあ・・・・ |
1月19日(日曜日) 今日の予報は午前中50%、午後60%の降水量確率である。 10時半になってもうす曇りのままで、時折り日も差す。 辛抱たまらず神の倉へ出かける。ランディング場に到着すると居る!居る! 20台ばかり参集している。雨さえ降ってなければ、神の倉の空気を吸いに来ないと ならないパラ中毒患者の多い事!!すでに第一陣は荒谷山へ上がっている。 荒谷山テイクオフに到着すると、数機はぶっ飛んだ後の様だ。 テイクオフ場では友井さん一人が風の良くなるのを待っていた。少し薄日が射し始め 友井さんテイクオフ。右小山の左100mの尾根で弱いサーマルでフラットにゆったり廻して ステイしている。5分ばかりステイしていたら、ついに上がり始め+100mはトップアウトした。 其れを見て皆さん用意を始めるも、良い風が入ってこない。2〜3機テイクオフしたので 私も弱風ながらテイクオフ場を斜めに走って機体を上げテイクオフ。 南の小山に行くまでに弱いリフト有ったので廻す。 なかなかレベル回復までいかない。そのうちテイクオフレベルまで上がったので、友井さん 利弘さんが廻している沖へ出す。+2m/Sec位のリフトはあるのだが、長くは続かず、 テイクオフレベルが精一杯。 もう一度テイクオフへ流しながら、荒谷山へ付けようと思ったが、シンク音ばかりで メインランディングへ。40分のフライトであった。 プレジャークラブの三次さんが「稲垣さんのあとをくっ付いて行って、初めて荒谷山から メインランディングへ飛ぶ事が出来ました!!」と大喜びであった。 2度目大急ぎで荒谷山へ上がるも、風の向きが定まらず、フォローも入り始めたので ぶっ飛んで神の倉へ移動する事に。 神の倉は南西2m/Secくらいの風でなんとかリッジ取れそうである。 マキちゃん、井口さん、小脇さんがリッジを取っているので、私もテイクオフ。 さほどパワーのあるリフトではないので、+20〜50m位をえんえんリッジソアリング。 4年ものの赤いイプ3はエアもれのせいか、どうしてもマキちゃんの足元でしかフライト出来ない。 リフトが弱くなって来たので、トップラン狙おうかと少し低めではあったが偏流で滑り込もうと 思ったがやはり低すぎ、絨毯の端でターンかけるも−1m位まですれすれターン! あとはどんどん下がってしまいランディング”!! それでも55分のリッジソアリングフライトであった。 |
1月25日(土曜日)フライトの後ナイタースキー 寒曳山 週間予報では土日共雨であったのに、本日は晴れとなった。 明日は雨の予報なので、今日は気合を入れて早めに(9:30)出発。 児島さんの車で荒谷山へ上げてもらう。北東がらみでちょっとあやしい風の中 山本さんが先頭きってテイクオフ。左の尾根を廻り込み上げ始めた。 トップアウトし荒谷山山頂+200mで遊んでいる。 鍛冶ちゃんテイクオフし、目の前で大潰れこいて最後はフルストールの型になっていた。 さすが、鍛冶ちゃんキャノピーたてなおし、南の小山へ流して行った。 ”キャイン、キャイン”でランディング方向へ行くと思いきや、粘って上げ始め トップアウトしていった。鍛冶ちゃんの大潰れを見ていたキムリンは後ずさりして キャノピーをたたみ始めた。井口さんテイクオフし、荒れたサーマルをハイバンクで 攻め立てている。そしてトップアウトしていった。+100mを越えると安定している様だ。 私もテイクオフしたがサーマルの残りかすみたいで、一周すると下がってしまう。 南の小山過ぎても同じ。稜線上を井原市駅へ向けて順調に下がっている。緊急ランディング 近くになって+2m/Sec位のリフトに出会う。ここぞ!と しがみつく。 ゆっくり廻しながらテイクオフへ戻って行くもリフト無くなり、もう一度沖に出す。 やはり緊急ランディング上空あたりで、+3m/Secにリフトに出会い、あとは順調に高度を稼ぐ。 穏やかな雲の吸い上げに会うも雲底までには行き着けず、+880mが限度であった。 はるか白木山山頂にまで、雲は続いている様なので、チラっと広島へのクロカンが 頭をかすめる。しかし、もっと雲底にまで吸い上げてくれるパワーを感じないし、一人は淋しいかと 思いとどまる。神の倉方面で山本さんが日の射している有留上空でゆるやかに上げ始めている。 神の倉への谷渡りをしようと、フルアクセルで出発。バリオはシンク音の鳴りっ放し。 どんどん高度を下げる一方なので、もう一度井原市駅へ帰りかけたのであるが シンク音しかしない。上空では、宇野さんと利弘さんが神の倉へ移行している。 もう一度神の倉テイクオフを目指す。宇野さんは稜線上をステイしている。 私は神の倉テイクオフレベルより低い位置で付けた。何故か吹き流しは西から入っている様なので 少し粘ってみるも、トップアウトするパワーは無い。鉄塔下も探ったが、う事は出来ず、40分ばかりの フライトに終わった。児島さんは+1100mばかり上げ白木山山頂を越え。太田川河川敷へクロカンに 行ったそうだ。一緒に上げていれば、くっついて行けたのに残念。 2本目も荒谷山からテイクオフし+300mで35分のフライトであった。 夕方はフォローとなったので、皆さん荒谷山テイクオフから下山。 不良おやじとプレジャークラブの中年パラ中毒患者だけが、未練がましく残る。 北向きの斜面で無風又は左30度1〜2mの風である。車の回収が4台残る事を伝えてあるので 回収部隊が上がってくるまでに、粘ってみる事に。左10度ばかりで1m位の風で三好さん 大木さん、太刀掛さんテイクオフ成功し、サブランへ。 石井さん、チャレンジしているうちに、車の回収部隊到着したので、今日は終了とする。 ランディング東屋で河原さんから「稲垣さん、スキーに行きませんか?」と声を掛けられる。 今日は+880mのトップアウト果たしたし、気分も良かったので、「行こうか!!」と返事した。 私がスキーをするとは思ってなかったの様で、河原さんは誘っておいてびっくりしていた様だ。 カンカンとキムリンと河原さんは行く予定であったのだが、誘ったら地森さん、鍛冶ちゃん、 マキちゃんが行く事になった。寒曳山に行く事になり、カンカンの車で7:00頃出発。 急遽決定したので、スキー道具一式を借りる。 ナイター料金で、スキーー道具2000円、スキーウエアー2000円であった。 軍手を嵌めていたら、可愛そうに思ってくれたのか、手袋を無料で貸してくれた。 2時間リフト券2000円であった。リフトは2段あり、上の段で滑った。 地森さんは長さ40p位の短いスキーでブンブン飛ばしていた。 スキー靴だけで滑っている様な状態でよく転倒しないで、皆さんと同じスピードで 一気に滑走してしまう。すごいパワーとテクニック必要なんだろうなぁ〜!! カンカンは1m位のスキーでストック無しで滑っている。これもパワー必要なんだろうなぁー。 川原さんも鍛冶ちゃんも急傾斜面をブイブイ滑走している。マキちゃん、キムリンは独自スタイルで 滑べる、マキちゃんは基本に忠実できれいなターンを描いている。 しかし、7人共一気に滑走し、さほどすべり終える時間に変わりがない。 私は40年前にやっただけなので、ブンブンぶっ飛ばすだけの我流で滑走するだけである。 哀しいかな体力の衰えはいかんともしがたく、1時間過ぎた頃から、スキー板を押さえきれなくなり カービンスキーと言う事もあって、板がぶれて危なくなってきた。スキー板を揃えて滑る事が 難しく30pは離しての滑走である。 PM9:30になり、2時間リフト券は終わり、私だけヨタヨタの状態で終了。 河原さん達はまだまだ滑り足りない様子だった。500円の風呂が入れるというので 全員入った。足がパンパンになっているので、たいそう気持ち良かった。 年甲斐も無く2時間もノン休憩で滑りっぱなしだったので、これを書いている今も、身体は綿の 様に疲れている。一週間は尾を引きそうだ・・・・。 |
1月26日(日曜日)たかみや湯の森へ 昼から60%の雨の予報である。午前中曇りで、行けば飛べるかと思って出かける。 やっぱ、20台ばかり駐車場に車があった。 すでにプレジャークラブは荒谷山へ上がっていた。山本号に乗せてもらって荒谷山へ。 今日はぶっ飛びであったが、2本飛んだ。 遂に雪が降り出し本日終了。 昨日のスキーで本日のフライトを休むと年寄りの冷や水と笑われるだろうと、頑張って神の倉へ 出勤してきたのだが、身体がぐたぐたに疲れている。 ”たかみや湯の森”へ行こうと皆さんに声をかけ、石田親子と時安さん行く事に。 しかしやっぱり行かないとケンちゃん言い出し結局時安さんと二人で行く事に。 時安さんと2時間ばかりゆっくりお湯を楽しんだ。パラグライダーの事、時安さんの仕事の 事など、色々話をして、あっという間の2時間だった。 そうそう、本館を出て右側のうどん、そばのお店の蕎麦はうまかった。手打ちそばで、湯で加減も 丁度よく、出汁もうまかった。掛けそばは大盛りで具はネギとダイコンすりとシイタケの単純明快は やつで、おばちゃんたちがやっているそばとしては100点満点をあげよう。 午後雨で飛べない時お風呂へ入ってそばを食べて帰るのもなかなか良いものです。 但し、そば屋さんは夕方5時迄です。 |