2001年9月秋らしくなってきたなあ・・東京は台風の当たり年だ!

2002年10 月   
10月5日(土曜日)
先週ぶっ飛び、2日間だったので、今朝は気合入って9時過ぎには神の倉へ。
既に学生達と飛び亀組練習生は神の倉へ上がっていた。
近藤のおばちゃん飛んで出て来た。荒谷山も南から入っている様なので、友井号で
土居さん、利広さん、友井さん、西沢さん、でとりあえず上がってみる。
1〜2mの風が入っている。右尾根をさぐるも、少し有る様だが、
サーマル帯にステイしきれない。サブランへぶっ飛んでしまった。
友井さん、サーマルヒットし、2〜3度トプアウトし、だいぶ後に流されていたが積極的に責めていた。
友井さん40分で第一陣組フライトのトップを取った。

サブランから見ていると、勇さん、井口さん、小脇さん、日高さん、
粘りに粘ってついにサーマルヒット。+800mで雲底、雲中へ。
勇さん、小脇さん、日高さんは三次方面へクロカンへ。

利弘さん迎えに来てくれて荒谷山へ。
あったかい風と冷たい風が交互に入ってくる。
今回は何とかトップアウトしたいものと早くからスタンバイ。
井口さんと松代さんが目の前に下がってきてバトルし、ついに揚げていった。
ブロー気味の風が入って来た。よっし!テイクオフ。
ちょっとリフトあったが、すぐに、ブーブー。南の小山を過ぎてようやくサーマルヒットし
トップアウト。しかし一気に上げ切れない。荒谷山山頂で粘っているとサーマルヒット。

井口さん、松代さんと私で同一芯でなくバラバラで廻す。でもなんとか三人とも揚げる事が出来た。
サーマル切れとなり、もう一度テイクオフ上空へ。左沖でサーマルヒット。
今度は井口さんとバトルで揚げ、向原方面に流されながら上げた。井口さんは私より
100m位上に居る。クロカンへ走るかな?と思っていたが、その気配はない。
もう一度テイクオフ上空へ。
井口さんも私の真上を飛びながら神の倉を目指して行ってしまった。
誰も神の倉はトップアウトした人が居ないので、わたしは荒谷山上空にステイ。
段々サーマル成分なくなりトップランして、車を回収しようと思い、荒谷山テイクオフにアタックする。
一機パラが拡げており、端をすり抜け前面に出てしまって、トップラン不成功。
サブランに降ろしてしまった。しかし、まずまずの1時間のフライトであった。

2時過ぎに神の倉テイクオフに上がる。20名位待機している。
2機テイクオフ前で粘っている。南の屏風でハングが2機ステイしている。
テイクオフ西斜面は2倍に拡げられたので、誰もいない左端でキャノピー拡げる。
もう2機テイクオフして行った。テイクオフ前、4機位が精一杯だろう。南西気味で
西成分も力強い様だ。左端から立ち上げ。しかし、ちょっとリフト成分少ない。
キャノピーを揚げたまま少し後ろに下がりながらキャノピーを整え、リフトを感じたのでテイクオフ!。

右へ1回振って、南の屏風を目指す。南の鞍部で10m位リフトをもらった。
西成分あるので、ローター食らって潰される事はないものと、稜線下の梢の上から5m位を進む。
案の定いつものローターがある場所でも何事もなく、稜線を越え、南のリッジ風を受ける事が出来
ハングと共に安定飛行に移る。そのうち石田さんも渡って来た。
40分過ぎリッジフライトにも飽きたのでもう一度神の倉テイクオフへ。
何とかレベルを保ったまま稜線上を帰っていき、神の倉テイクオフマイナス10mに付ける。
ボールの奥をえぐるようにして、右尾根をターンして、リフトをもらい、松の梢の上を越え
テイクオフへ近づく。
「ハングがいるのでトップラン、ダメだよ〜!」と声がかかる。仕方ないのでもう一度南の
屏風に変えるかと、進むも、高度が低いので、いつもの所でローター食らって
ほうほうの体でランディング。一時間のフライトだった。
10月6日(日曜日)
新聞によると昼から80%の雨予報だ。
午前中に1〜2本を飛んで、うさ晴らしと思い9時過ぎには到着。
さすが雨予報のせいか近藤のおばちゃんは欠勤だ。
友井さん、向井さん、鵜城さん、福伝さん、久保ちゃんを乗せ、もう一台プレジャークラブも
神の倉テイクオフへ。
上がってみると、ほとんど無風だ。天気予報では瀬戸内の波高は1mだったのに?
どうせ無風ならばと助走距離の長い北斜面からテイクオフ。何もないので片翼つぶし
右と左を1回づつやって旋回に入るまで、ほっとおくと結構沈下しながら廻るも
すでにリリースしているので、一回転程で止まる。

2度目に上がると西斜面でだましの風が入っていて、皆さんもボツボツ飛んでいた。
無風になり、皆さんウエイティング。プレジャークラブのパラ中毒おやじ連中は荒槙牧場で
しっかり「走れ!」と訓練受けているので、「無風なら、北斜面で走ったら?」とそそのかす。
「承ったり!!」とばかり、石井さん、河村さん、小田さん、榎本さんフロントで上手に
真上に上げ、脱兎の如く走り、私も「走れ!最後蹴れ!」と声をかけ全員無風のテイクオフ成功!
後ろの方でリーダーTさんが「おい!学生らも、社会人にまぜてもらって飛ばせてもらえ!」と声を
かけられ、学生達も北斜面にならんだ。
男子学生がキャンピー拡げ、じっと待っている。「今は無風なので、無風で行く気なければやめた
がいいよ」と声をかける。「行きます!」とフロントで立ち上げ、ちゃんと真上に上げた。
しかし走らない。ヨタヨタと歩いている。私はてっきりテイクオフやめると思った。
しかし、そのまま無風の中歩きながらテイクオフしてしまった。「何〜!テイクオフするの?」
という感じで見ているだけで、「ストップ!!」と声を掛ける事も忘れてしまっていた。
無風の中歩いてテイクオフしたものだから、機速もついてないので、そのままスーとスタ沈であった。
学生は私に何か言ってもらおうと思っていたのかなぁ〜・・・・。

社会人の無風でのテイクオフを学生達は目の前で見ているわけだし、「無風ならば走って
風を起こさないと!」というのは、暗黙の了解事項と私は思っていた。
キャノピー真上に来ても、歩いているので当然テイクオフやめると私は判断してしまったのだ。
日頃学生達を見ているわけでないので、一人一人の力量を掴んでいるわけでないので
安易に学生達のテイクオフディレクターを務めるのは止めようと反省した次第です。
学生の皆さんごめんなさい!!

待っていて良くなる条件はないので、すぐにテイクオフし、ぶっ飛ぶ。
途中スパイラルやってみたが、入りかけるとGを感じ、ブラックアウトが怖くて2回転位で
やめてしまう。両翼端つぶしでピンポイントアプローチが出来るのかやってみるも、高度処理は
小さなS字が精一杯だし、ターゲット狙うには、ライン引き込んでいるので、コントロールが
思うようにならない。
やはり、通常のアプローチの方が良いようだ。
強風の時のランディングアプローチにビッグイヤーは役に立つのか?

3度目は車の回収のつもりで、石田さんにトラックで上げてもらった。
井口さんが学生達のめんどう見てやっていた。
まだ2時過ぎだし、気候も良いので、テイクオフの絨毯の上で一眠りしてしまった。
目を覚ますと学生達や練習生達は下山していた。
プレジャークラブのパラ中毒おやじ連中が上がって来た。
風は南南東に変わっていて、後ろの松の木が揺れている。天気予報通り風が強くなった様だ。
ちょっとうす曇りになり、正面から弱いブローが入って来だした。
あわててキャノピー拡げる。しかし、すぐに雲ってしまった。友井さんが車を降ろしてくれるというので
テイクオフする事に。南南東が本流だ。左45°から0.5m位の無風を狙ってテイクオフ。
山際はローターだった。ランディングして、ポツポツと雨が落ちてきた。
雨が降る直前は、強風になることがある。果たして、5〜6mの風が出て来た。
ランディング場に届かず、Eさんあえなくアウトランしてしまった。

10月12日(土曜日)
朝早く出かける。9時過ぎ神の倉へ到着。地森さんと学生達は荒槙牧場へ移動して行った。
誰も居なくなり、私一人となってしまった。
神の倉の25名ばかりは、3日間の大島への合宿に出かけてしまっている。
ベテラン4名は大佐山へ日本選手権大会に出かけてしまっている。
ロドリゲス兄弟が来ていて、すごいアクロを披露していることだろう。

11時頃になっても誰も来ないので、余程大島へでも飛びに行こうかと思った。
11時過ぎ、ハングの高見さん達が来て上がろうとさそってもらってあげてもらう。
勇さん、鍛冶ちゃん、中村さんが後から追いかけて荒谷山へ上がって来た。
私はあせってテイクオフしてしまったものだから、緊急ランへ一直線となってしまった。
神谷さんが迎えに来てくれた。勇さんが粘っている。
鍛冶ちゃん+500m位でクロカンに出かけて行った。

向井さん、鵜城さん達と神の倉へ上がる。テイクオフ見てくれと頼まれていたが、風が強く
4〜4mの様なので、練習生達はウエイティング。私はテイクオフして、リッジサーマルで
+20m位で粘る。粟屋さんがテイクオフしてくる。結構強風でクロカンから帰って来た鍛冶ちゃんが
心配して「余り流さないで〜!!」と無線で心配声である。携帯電話が2度鳴った。
私一人で一時間ばかり飛んだので、トップランアプローチ。
ちょっと低すぎてシートぎりぎり下に、走れないトップランとなってしまった。
神谷さんに笑われてしまった。電話し終わって、恥ずかしいのでそそくさとテイクオフ。
30分でランディングしてしまった。
山歩きの仲間の岡本さんが黒柿の苗を買って帰っているというので
岡本木工の工場へ引き取りに行く。岡本さんは67歳なんだが、若い頃、山にある黒柿を一度だけ
見た事があるそうだ。
30年〜50年で柿渋が幹に廻り、木部が黒くなり銘木となるそうだ。
私が若い頃、茶室を建てていた大工さんから、直径10cm位の床柱を見せられ、
「いくらすると思う?」と聞かれ、目一杯の金額「100万円位?」と答えた。
『バカ言え!!600万円するんだ!』と言われ、びっくりした。
当時家が一軒建つ金額だった。黒柿については、若い時の強烈な印象があったので、
是非植えておきたいと思っていた。「現在は1立方メートルで150万円位だろう」と岡本さんは言っていた。
床柱になる様な風情のある木だと、600万円するのかな〜・・・?
豊栄の嫁さんの実家に植えておく事にした。
夕方は竹屋町のさぬきうどん屋「北夢」に嫁さんと二人で出かけて、8時ちょっと前に到着。
幟をしまいかけていたが、無理矢理入店。ぶっかけうどん大盛り(550円)を食べる。
昼に竹井さんが来て、ぶっかけうどん大盛りを食って帰ったらしい。
このお店は私が竹井さんに教えてあげたのだが、すっかり仲良しになって、
竹井さんのオリジナルのわがままメニューを作ってもらっている。
親子二代で仲良くやっているアットホームなうどん屋さんです。
味は私が保証します。ぶっかけうどんがお奨めです。
                                                 
10月13日(日曜日)今日もトップラン
今日は曇り、30%の降水確率だ。裏の畑のぐみが延び放題なので、大きくカット。
するどいトゲがあり、2〜3ヶ所刺してしまった。
ツリーランセットのこぎりが大活躍だ。細かく切るのは、嫁さんに任せて、10時過ぎてしまったので
大急ぎで出かける。大佐山の日本選手権に行っている山本さんから大佐は裏風でキャンセルと
なったので10名ばかり神の倉へ連れて行きます・・・との事だった。

向井さん、鵜城さん、土居さん、石原さん達を連れ神の倉へ上がる。
ほとんど無風。弱い風の中、練習生もテイクオフしてくれた。私も弱風の中テイクオフしたが、
前に振り向く時ラインをちょっと顔にひっかけ、ぎりぎりでテクオフ。5分間でぶっ飛び。
石原さんの車で荒谷山からぶっ飛んだ土居さん、福伝さん、鍛冶ちゃんを回収し神の倉へ。
西からブロー気味なのが入っている。+50mでリッジサーマルで飛んでいる。私もすぐに拡げ
追いかけようとしたが、ブローが入って来ない。立ち上げるも、さほどのリフト感じない。
皆さんどんどんキャノピー拡げ出した。あまり贅沢な事言っておれないので、テイクオフ。
+20m位で3回ばかりテイクオフ上を行ったり来たりして、テイクオフ前は5機ばかりになったので、
邪魔しては悪いので鉄塔下へ移動。
何とか粘っていると、サーマルヒット。+100m位で一時間のフライト。サーマル成分無くなり
4機ばかり残っている。鍛冶ちゃん、松代さんと3人で地上150m位でバトルしたが、松代さんだけ
ステイに成功。その後私は60m位で10分位は粘った様に思う。
ランディング上で向井さんが、グランドサーマルで山本さんの誘導で廻している。
彼より先に降りる訳にはいかん!と粘る。3時過ぎに山本号でもう一度神の倉へ。
大佐から来た選手達も3〜4名上がって来ている。

上空はずっと雲が太陽を隠している。東の風で今日は終わりかなぁ〜?と太陽が顔を出してくれるのを
小一時間待つ。太陽が出てキャノピーに番号入っている選手達がテイクオフしだした。
5m位の北風になっている。右尾根沖でステイし、廻して上げ始めた。
しかし、コンペ機が前に進まない!。15分くらいすると前に進み出し、
皆さん鉄塔下へ移動し、北へ廻り込み、トップアウトし始めた。強めの中、私もテイクオフ。
北風が強いので、鉄塔下へ渡り切れないと思い、北斜面テイクオフで粘って、+20mを保つ。
別府さん、テイクオフした。鉄塔下へ向けて走り出したので、+20mから私も走り出す。
ローター食らうか?と思いつつも、あまり高度落とさず、しかし、尾根すれすれを越える。
尾根付近は結構強いサーマアルがあったので、コネコネと粘るも、トップアウトまではいかない。
別府さんは低く鉄塔北へ回り込む。私も追いかけ、何とかトップアウトを果たす 。

それからは、北風が結構入って来ているが、降下しない。ノーマルポジションから10cm位引いて
カラビナを掴みホバーリング状態にする。
すると、+1m/secで上がり始める。その後は、ホバーリング状態を出来るだけ保ち、ターンも
体重移動のみで出来るだけグライダーを揺らさないようにして、粘った。
ついに選手達の高度に一度も廻す事無く200m程高度を稼ぎ追いついた。
あとは延々+1m/secを保つ様に心がけ+500mまで上げることが出来た。
北の鉄塔上まで移動しかたくりの里を見下ろし、鉄塔に帰って来たが200mロスした。
+300m以下には下がらなかった。
ついに太陽も山陰に隠れてしまい、寒くなってきた。それでも高度が+300mから下がらない。
一時間半ばかり飛んだし、私だけになってしまったし、バカみたいだな〜・・・・!
寒くなって、身体も固まった感じだ。
足をばたばたさせたり、腕を廻したり、のけぞったり、トップランの準備体操をする。
ようやくハングの練習生が2機テイクオフしてくれて誰も居なくなった。
パラが2機トップランアプローチしているようだ。
                            
よっし、私もトップラン!と鉄塔沖で高度処理でスパイラルの積りで廻すも、
深いバンクの360°位にしかならない。どうしてもブラックアウトが怖い。
神の倉テイクオフに近づき、高度処理するも最後に+30mからどうしても下がらないので、
翼端折って、高度調整して神の倉へトプラン。
ふんわりトップランだったので、先にトップランした鍛冶ちゃんから感心してもらった。
車の回収して、下山。
10月14日(月曜日)  体育の日
嫁さんの実家に例の黒柿を移植する為、一時間ばかり兄夫婦と嫁さんと4人で汗を流す。
30年〜50年では俺達は黒柿売ってお金を使う事できないなあ〜。
女二人は使う気で居る!!

朝から曇一つ無い秋晴れで、ブルーサーマルで1000m以上ゲインと勝手に
想像膨らませて神の倉へ。
10時過ぎ到着し、荒谷山へ上がる。本流は北東なのだが、1〜2mで右から入ったり
左から入ったり、弱い正面になったりで、なかなか一定しない。
石原さん先頭切ってテイクオフ。右尾根で弱いサーマルでじりじり上げ始めた。
ハングもテイクオフし、トップアウトし始める。
私は南のブローを待って、南斜面で拡げていたがなかなか来ない。
神谷さんが正面からテイクオフしたが、ブレークコードが少し絡んでいて
用心してぶっ飛び。かじちゃんテイクオフし、上げ始めた。私も正面に移動し、テイクオフした。
南の小山付近で片翼くらいのサーマルあるものの、捕らえきれないでステイがやっと。
−30m位でテイクオフ正面に廻り込んでみる。
正面の尾根をぎりぎりで越えるものだから、リフトともローターとも混じり合っている。
何とか尾根を越えたら、リッジサーマルが上がっている。
斜面に爪を立てるように、這いずり回り、3回ばかり振ってテイクオフ高さまで復活。
2機拡げて待機していたので、『ゴメンね!』と声をかける。ベッピー妻がトップランするものと
勘違いして、キャノピー片付けてくれている。"ゴメンなさい!!"

テイクオフ上は南と北のサーマルが集まっている様で、+5mで一気に200m程稼げた。
かじちゃんはクロカン練習5Km以上が5本済んだらしい。今日上がったら一緒に荒槙牧場まで
クロカンに行こうと二人で言い合っていた。
お寺の上で+500mで上げている。私もかじちゃんを追って行ってみる。鍛冶ちゃんは神の倉へ
移動して行ったが、途中高度を下げ、サブランへ。+2m位のサーマルが有ったので廻していると、
中川さんから、切羽詰った声で無線が入ってきた。

『稲垣さ〜ん!ラインがツイストしています。どうしたらよいですかぁ〜!!』と・・・・。
私もサーマルで廻していたので、直線飛行に移り、シンク帯を抜けてようやく
『今まで飛んでいたのだか大丈夫ですよー。とにかく落着いて!』とか 
『もし、ブロックしているなら、Dライザーを使ってランディング出来るから〜!!』など思いつく事を言う。
下で野口さんが、無線を引き取ってくれて、やさしい声で落着かせている。多分大丈夫だろう!
後で聞くと、テイクオフしてバリオが鳴らないので、スイッチを入れ様としたら、右ライザーが
1回転していたので、びっくりして無線を入れたらしい。
無線を聞いて落着いてフライトすると、別に何の支障も無かった様だ。

+500mが天の40分間のフライトであった。ランディングして、すぐに荒谷山へ上がるも、フォローで
全員神の倉へ移動。神の倉も何故かフォロー。本流北東だったので、これが当たり前か?
荒谷山でウエイティングすべきだったのか?それでも諦められず、誰も下山しようとしない。
7〜8名ぶっ飛んで本日終わる。
この3連休、25名ばかり大島へ合宿。大佐山の大会へ4名行き、ちょっと淋しい神の倉3連休だった。

                           
       
10月20日(日曜日)  
昨日は雨で飛べなかった。
天気予報は午前中30%、午後から70%である。まさか誰も来ていないだろうなぁ〜・・・と
思いつつ、もし飛べても午前中だけだと思い9:30には出発。
居る!居る!
10台ばかり駐車場に車が並んでいる。すでにハングは神の倉へ。
学生達は荒谷山へ上がっていた。とりあえず1本飛ぼうと荒谷山へ。
北東の風1〜2m。石本さん、茨城へ就職したが、こちらへ新機体に”ノマド”と引っさげ飛びに来ている。
新品のノマドをこんな雨の降りそうな天気で飛ばせるのは、可愛そうだが・・・・。
井原市駅裏では、高度を下げず、らくらくメインランディングに到達している。
私もテイクオフし、まっしぐらにメインランディングへ。
時々霧雨が降る中、2本目ぶっ飛んでしまった。2時過ぎには本降りになってきた。
今日はこれで飛び収め!
12時過ぎにも(飛ばなかったが)、5〜6名来ていたようだ。
げに真に恐ろしきはパラ病原菌である!!
でも、霧雨の中飛んでいる私は何なんだろう?????
10月26日(土曜日)  
本日は絨毯貼りの予定であるが、朝から雨が降ったり止んだりである。
息子が東京から帰って来ているし、美味いうどんを食わせてやろうと
「北夢」へ連れて行く。
松代さんや台湾から帰省中の大方さんから、「神の倉はどうですか?」と入る。
「私は広島市内です」と答えるも、『雨も止んだ事なので、昼から、神の倉へ行きます』と
伝える。
2時半頃ランディング場へ到着。車が4〜5台有るも人影がない。
入山のプレートも上がっていない。大方さんは来ていた。4〜5mの風が吹いている。
最近運動不足なので、ランディング場で30分程立ち上げの稽古。
風が弱まったようなので、大方さんと1本飛ぼうかとキャノピーたたむ。
ハングの人が来て『神の倉で絨毯貼りしているよ』と教えてくれる。
ゲッ!皆さん絨毯貼りで頑張っているのに、私一人立ち上げ稽古していた!!
あわてて大方さんと車を走らせる。途中サブランで5〜6名が草刈をしているではないか!
少人数なのでこちらを手伝おう。
松代さんが居たので、草刈機をバトンタッチしてもらう。草刈も終わり、井口さん、マキちゃんに
『上の方はどう?』と聞くと、『まだ終了してない!』との事なので神の倉へ上がる。
すでに半分は貼り終えて、残りの半分を工業用ミシンで縫い合わせているところだった。
30分して縫製完了。10mを越える風が吹き出して霧雨も降って来たので、本日の作業終了。

10月27日(日曜日)強風フライト  
10時過ぎ残った絨毯貼りの為神の倉へ上がる。
縫製済みなので拡げて鉄筋を打ち込むだけなので、一時間ばかりで終了。
F1大会で池田山に行っている石田さんから入る。
昨日は条件悪くターゲット大会で本日は強風でフォローの為キャンセルになりましたとの事。
神谷さんがターゲット真ん中を踏んだので、上位に入るだろうとの事。
神の倉テイクオフはきれいになったものの、強風の為誰も飛ばず下山。
セブンイレブンでタラコスパゲッティ買って東屋で食べていると、メインランディングの吹流しは
1〜2mになってきた。神の倉のメインの吹流しは下から見ると、踊っているように見える。
とりあえず神の倉に上がる。
3m前後の西正面風が入っている。現在のメイン吹き流しはシッポが小さい為、結構バタバタするので
いつも強風の様に見える。
本日は強風注意報も出ていたし、瀬戸内の波高は1.5mであった。
芦刈さん一番手でテイクオフし、+50m位のリッジソワリング開始。
ついで福伝さんテイクオフし、+30mでリッジサワリング。荒れていない様なので
向井さんテイクオフ。途中さほど下がらず、15分ばかり遊べたようだ。
私もすぐにテイクオフし、+50mに達した。テイクオフ前も混んで来たので、鉄塔へ移動。
10分ばかりでもう一度テイクオフ上へ行き、20分ばかり粘り、もう一度鉄塔へ。
小脇さんは、南の屏風へ行き、粘っている様だ。
そのうち、皆さん翼端折ったりして次々ランディングし始めた。
河原さんテイクオフし、西斜面前で粘っている。
私は何だか後ろに流されている様だ。フットバーを目一杯踏み込む。
GPSを見ると、3.2Kmで微速前進だ。テイクオフへ移動する。
河原さんは入れ違いに鉄塔へ移動して行った。
テイクオフ前の方が強風の様だ。とりあえず強風の影響をのがれる為高度を下げ様と
翼端折ってフットバー踏み込むも、前進もせず、高度も下がらない。しかも結構揺れる。
高度150m位で順調に下がりはじめたので、元に戻す。しかし吸い上げがあるらしく
ピッツピッツと+1m位で上昇し始める。余程廻して上げてやろうかと思ったが
先ほど翼端折っても揺れていたので、とにかく早くランディングした方がよいと思い降ろす。
それでも一時間のフライトであった。「何で稲垣さん翼端折っているんだろう?」と思っていると
急に前に出なくなり、あわててフットバー踏んで、ほうほうの呈で降りて来ました」とは
河原さんの弁。
私はこの1本で終了。夕方は風も納まり、学生の練習生達も飛んだ。