2001年9月今年の夏は暑すぎだぁ〜

2002年 月   
8月31日(土曜日)
台風で強風。
9月1日(日曜日)
豊栄の嫁さんの実家に泊まった。台風の余波有るので9時過ぎ起床。
時々雨が降る。ランディングには当然誰も居ない。
竹井さんに沖縄の人達の神の倉フライトのビデオを渡そうと
ハングのクラブハウスに寄る。理事会が終了し、皆さんたむろしていた。
持参したビデオも少し見てもらう。竹井さんが言い出しっぺで高見さんも加わり
居合わせた人達で少し議論する事になった。
事の発端はプレジャークラブで今回ワゴン車が、ただで手に入るので、ガソリン代や
車検の費用賄う為に1回、200円〜300円徴収しようか?という事にしたいのだが
どうでしょうか?という事だった。
いつもテイクオフに上げてくれる人にガソリン代の負担として、それくらい払ってあげても
よいのではないか?という意見。
いやいや神の倉は昔からボランティア精神で成り立っているので、現状のままでよいのでは?
など意見続出した。
私も以前は乗用車で来ていたので、乗せてもらう人の立場で言えば、是非徴収してもらいたいと
思っていたのだが・・・・。もっと突っ込んで言えば、車の持ち主の気分と言うか、好みと言うか
当然クラブ員や親しい人から声を掛けてしまうので、(当然といえば当然なのだが・・・)
声をかけてもらう人の立場になれば、悲しいものがある。
蔭の声・・・(やっぱ若い娘が先で、おじさんは後回しだもんなぁ〜・・・・。)


学生諸君に提案なのだが・・・
決して強制ではなく君達の利益になればやればよいのだが・・・・
自分達のクラブ費の軽減というか、次のクラブの車輌費用稼ぎと言おうか・・・・?
学生達でシャトルバス運行してくれると有り難いのだが・・・。
(テイクオフに上がる時は社会人が運転すれば良いので・・・)
国土交通省からクレームがつかない程度で運営出来ればなぁ〜・・・。
シャトルバスとなれば、乗せてもらう人の心の負担は随分楽になるのだが・・・・。
プレジャークラブの車をそれなりに運用してもらっても、有り難いのだが・・・・。
この件は皆で少し議論してみてはいかがでしょうか?

一時半頃になって、腹減ったので、河原さん、台湾から一時帰国の大方さん、徳ちゃんと
三次のうどん屋さんに行く。30年以上前に2〜3回食べたことがあった。
おばさん達だけでやっているうどん専門店で強烈な印象が残っていた。
今は二代目のおばさん達であろう。
何が強烈な印象だったか店に入って思い出した。
安くて、美味い店だった。
今も、わかめうどんが300円で、Wで400円であった。
だし汁も自家製で、上手に作っていた。
全部飲み干す事の出来るだし汁だった。

ランディング場に帰ると、風は4〜5mで、福傳さんが一人立ち上げ稽古をしていた。
河原さんも徳ちゃんもキャノピー広げて立ち上げ稽古。徳ちゃんは昔の名機P2を拡げた。
何だかパリパリ音がしていた。
最後に私もちょっと触らせてもらって、立ち上げ稽古してみた。なかなか安定しなかった。
現在の機体がいかに完成された機体かが分かる。
夕方5時過ぎて、竹薮が揺れていたのが止んだ。
神の倉へ上がってみようという事になり、4人で上がる。テイクオフは突風が一度吹いたが
あとは納まりつつあったので、私が先にテイクオフした。
2度ばかりテンションぬける事があったが中腹以下は安定していた。
続いて福伝さん、河原さん、テイクオフし、ぶっ飛びであったが安全に降ろす。
徳ちゃん車を降ろしてくれた。
7時頃はもう暗くなっていた。
又パラ中毒重症患者が増えた様だ!!

PS
プレジャークラブの吉岡さんのHPをリンク張りました。
神の倉の現役パイロットとして最長老の方です。
世界50カ国を旅行されるのを目標に、毎年3〜4カ国旅行されてます。
美しい写真が一杯です。
世界旅行に行った気分を味わって下さい。
吉岡さんのHP
../../nnyyooss2002/index.html

石田さんからのF-1白馬レポート

不良おやじさん、何とか無事帰ってきました。
今回の、F-1リーグ白馬は、神の倉から、私、井口さん、マキちゃん、神谷さん、石本さん、藤谷さん、
の5人 前日夜9時に出発、1人2時間ずつ運転し約10時間で当日朝到着。
いやー疲れました(TT) さすがに長野は遠いっす。
そう言えば長野県知事選の立候補者のボードを見ました。
大会当日の白馬は台風15号の影響か?結構風が強くテイクオフは常に5m/sは
吹いていましたが、大会は決行され、4人の選手が TOしましたが風がさらに強くなり
ウエイティング、10〜20分後再び再スタート。
私も10番目位に出ましたが、その後又ウエイティングか?12〜13機位でしばらく飛んでいました。
5つ目のタスクをクリアーしたごろから上空がかなり混みだし、
しかも時折私のシンバ1.9も前へ進まなくなっていた。
そして、テイクオフ上空+100位で翼端が1/3潰れる、この日も何度か大きく潰れていたので、
すぐに 立て直すつもりでいましたが、いきなり3回転????
あとで聞いたら潰れたあと隣の機体と接触し一気に3回転したそうです。
何とか直らないかと体をひねってみたがどうにもならず、仕方なくレスキューを投げました。
ところがこのレスキューが なかなか開かず、(そう言えば3年間リパックしていませんでした。)
キャノピーが回復し、 もう一度体をひねっていると今度はレスキューが開き
結構早い速度で落下していきました。
レスキューパラは、真上にこないと落下速度が落ちないと何かに書いてあったことを
思い出しましたが・・・・・・(^^;
キャノピーを潰そうとライザーに手を伸ばすのですが届かず、
しかたなくブレイクを思い切りきり引いていたらキャノピーが失速しました。
結構良いところまでいっていたので、残念だなどと思っていたら、木に引っかかりましたが、
結構高くしかも掛かっている木は 細い枝2〜3本(T T) 垂れ下がったキャノピーは地面へ届いていない。
おそらく20m位はあるだろうか、恐る恐るキャノピーを外し落としたが> 時折、
ベキベキっと音がし心なしか体が下がる。
ひえーーーーーー(T T) GPS,バリオの付いているウエストバックもこの際しかたないと
少しやわらかそうなところへ落とす。
しばらくすると井口さんが大会関係者の人と来てくださった。
おりしも近くで工事をされていたかたが ユンボを持ってこられたが届かず、
井口さんが木に登ってロープで私を引っ張りユンボのバケットへ降り私は地上へ下りることができた。
井口さんは、何度も何度も怪我がなくてよかったと言ってくださり本当に心配をお掛けしたと思いました。
井口さん、本当に有難うございました。
井口さんは私たちのグループのアシストをされ自分は最後に飛ぶつもりでおられたようです。
結局、大会はキャンセルとなり下山、あとで聞いたら4人くらいツリーランが出たそうです。
私は当然失格なのだが、GPSの記録だけは見たくてデーターを
出してもらいましたがトップと同一だったようです。
この日はGPSのデーターだけを参考までに出したそうだが、GPSの選手の中に
ゴールした人はいなかったが、写真を出す人の中に1人 ゴールした人がいた、
その人は私たちのグループの石本さんであった。
結局次の日も強風のためキャンセル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
今回の大会で私は、色々な人に迷惑をかけてしまいました。
考えてみると、このところ我武者羅に飛んでずいぶん危ないことをしていたのだと思います。
怪我がなかったのは幸いでしたが、自己嫌悪に陥っております。
課題もわかりました。もう一度初心に帰り、謙虚に人の話を聞き、飛行技術を向上させたいと思います。
9月7日(土曜日)パラ体験会
今日と明日はパラグライダーの楽しさを知ってもらおうと、一年に1回の体験会である。
保険料やエリア使用料など含め¥3000/一人で募集したろころ、(土)24名、(日)30名で
実施する事になった。

降水確率20%であったが、何とか雨も降らず、暑さしのぎにはなった。
私も男性2人のグループを担当する事に。
運動能力はある人たちで、ちょっと手助けすれば、上手に立ち上げ、テンション無い方に
走る事やブレーキングワークも言えば即反応する様になった。
昼食の時、何故体験会に来たのか聞いた。一人は若夫婦で奥さんがやりたい。
もう一人はペアーでやはり彼女がやりたいと言うので付いて来たという事だ。
やはり女性の方が積極的に何でもやりたがるのだなぁ〜・・・・。
最近の日本男児は何処へ行ったのだろう?宣伝媒体がまずいのかなぁ〜。
タウン誌は日本男児が読んでいるとも思えないし・・・
誰かタウン誌以外の無料の宣伝媒体思いつきませんかぁ〜

3時に終了宣言。
まずまず参加された人達も満足気な顔付きであった。
何人かでもパラを始めてくれる人が出てくれると嬉しいのだが・・・・。

とりあえず一本飛びたいものと神の倉へ急行。私が一番だった。
小脇さん、竹井さん達とテイクオフへ上がる。北東がらみで息継ぎの風5〜6m。
一瞬芸で立ち上げる。2m位垂直に持ち上げられ、すぐに垂直降下。もう一度振り返り
グライダー立て直し前に向き、出ようとするのだが・・・
足は離れているのだが、前に進まずホバーリング状態。
小脇さんが、背中を支えながら「稲垣さんどうする?」とささやく。
荒れて無いようなので、「押して前に出して下さい」とお願いする。
さすがゆっくりスルスルと押し出してくれた。途中大きなかぶりの中飛んでいる様で
大きなシンク帯に入って、30mばかり高度を失う。
2度ばかりテンション抜ける。中腹以下は通常通りだった。
ランディングすると竹井さんから「フライト経過を教えて!」と無線入る。
「P証だけにした方が良いと思います」と答える。
飛んで別に楽しいわけではないので、全員フライト中止で下山して来てしまった。

9月8日(日曜日) パラ 体験会
パラ体験会にホアンの安芸府中高校の友人の由也とゆうきを招待していた。
彼らはタンデム飛行と間違っていて、昨夜我が家に泊まりに来て、汗だくで小山を
登らなければならない事を説明すると、びっくりしていた様だ。
昨年のホアンの地上練習初日からのビデオを見せてやる。
どういう事がだいぶ分かってきて楽しみにしてくれだした。

昨日コロンビアのホアンに嫁さんが電話入れ、彼らが我が家に泊まりパラに行く事を伝えた。
二人共ホアンがコロンビアに帰ってまだ話をしたことがなかったので、「今晩電話しなさい」と
嫁さんが伝えておいたらしい。
夜遅くまで嫁さんとゆうきはр待っていたらしいが、一時になってもかからない。
翌朝は荒槙牧場へ9時集合なので、ゆうきに布団に入らせ、嫁さんも子機を枕もとに置き
転寝していたところ、結局ホアンから電話が入ったのは朝3時過ぎだったらしい。
ホアンはいつもの週末のパーティに出かけていたらしい。
嫁さんはすぐ子機をゆうき達に渡し、彼らは二人で約一時間ばかり話ししたらしい。
朝ご飯を食べながら、話を聞く。

彼らはホアンとは半年ぶりだったが、ずっと日本語でしゃべった様だ。随分電話賃もかかっただろうに!
ホアンという素晴らしい青年を預かった為に、今でもホアンと私達、ホアンと安芸府中高校生達・
安芸府中高校生達と私達・との関係が続いている。
安芸府中高校生達が(ホアンの)おとうさん、おかあさん、と私達を慕って
我が家に遊びに来てくれるのは、人間関係の至福の至りである。

半分はおかあさんの美味しい家庭料理と半分は私の話(説教)が目的で来てくれるのである。

朝7時にたたき起こすつもりでいたのだが、ちょっとかわいそうなので、8時過ぎまで寝かせて
やったら、荒槙牧場の到着が10時きっかりになってしまった。
日高さんが心配してくれて、10時3分位前に電話をくれた。
皆さん遅れまして申し訳ありませんでした。
グループ分けで、ゆうきは男性グループへ、由也は女性3人組に混じる事になった。
今日は由也のグループの面倒見る事に!「お前男だからしっかりやれ!」と由也を励ました
ものだから、力まかせにグライダーを引っ張り廻す。3回目にやっと力が抜ける。
女性に代わる。その娘は、今回で体験会3年目だと言っていた。経験者だけに、すぐに慣れてくれた。
もう一人の娘は「走れ!!」というのだが、気持ちは走っているのだが、足踏みばかりで
全然前に進まない。(でも午後からのフライトはちゃんと飛んでいた)

昨年もお手伝いしたのだが、立ち上げが全然上手にサポート出来なかった。
荒槙の神様地森さんのゴッドハンドを何とか盗みたいものと思っていた。
今年はチャレンジ!と、昨日の男性のグループで試してみて何とか出来た。
体験者の右側に立って右ブレークコードと右Aライザーのみの操作でサポートし、
立ち上げさせる事が出来た。
本日も女性へのサポートでも、無理なく立ち上げサポート出来たのが、今回の体験会の
私の大きな収穫だった。
午後からは全員ビッグヒルの斜面中頃からテイクオフさせ、20〜30mばかりのフライトを
経験させる事が出来た。3時頃になったので解散。
由也とゆうきはタンデム飛行出来るかも知れないので、神の倉へ。

彼らの初フライトの感激で車中は口がなめらかだった。
昨日は高高度タンデム飛行でなく、20m位の丘と聞いてがっかりしていた。
今日自分の力で飛んでみて嬉しくて仕方ない。
すぐにでも始めたいと口やかましい事。
「お前ら、今やらんといけん事は、ようけあろうが!」
「わしがパラ始めたのが50歳からじゃけん、自分が稼ぎ始めてからじっくり考えりゃええ!!」と
ブレーキをかけるのに忙しかった。
「おとさんが何にはまっとんかよう分かった!!」とうれしい事を言ってくれる。
私も5秒間の初フライトでパラにはまり込んでしまったのだが、彼らも3次元の扉を
開けて見てしまった様だ。
今は高校生だ!もう少し辛抱して!。

9月9日月曜日には、クラスメートに吹聴しまくっているだろう姿が目に見えるようだ。
神の倉テイクオフはギャラリー含めて30名以上上がっていた。
私は少し遅れて到着、。風は少しだけ東かぶりで突風気味で5〜6mの息継ぎの風だ。
『不良おやじ』(おぶないおじさん)への期待の視線を痛い程感じる。
B級生達からは、恐いもの見たさの期待、P証からはB級生を飛ばせる事が出来るかの
ダミーへの期待。チョロQおじさんとして期待に添うべく、早速機体を拡げ始める。
息継ぎの風が納まらないので、しばらくウエイティング。少し納まったかと、立ち上げるも
くるりと西を向いてしまった。キャノピーを降ろすと突風が入って来た。ヤレヤレ!
少しおだやかになった頃テイクオフ。吹き飛ばされてはと少しあせった為、キャノピー
残したまま自分だけ走ってしまい、少しピッチング気味にテイクオフ。
尾根でリッジ拾えるかと思ったが、突風にたたかれてもつまらんと、尾根を離れる。
シンク帯で鉄塔下第一尾根には低い位置で到達。リフトは有ったが強風なので
廻す事もならないし、八の字2回ではずしてしまった。
ランディング場は弱風だった。たたんでいると、松代さん、田中さんがテイクオフし
鉄塔北でリッジをソワリングしている。
続いて3機ばかり出て、鉄塔下で遊んでいる。

石田さんのトラックに乗せてもらい大急ぎで神の倉へ。
途中、由也から「おとさん、ケガ人運ぶ車が下山するので、
スピードに気を付けて!!」と携帯入る。
由也は思考方法も大人びて、時々舌を巻く事がある。
とっさに、ぶっ飛んだ私のあせる気分とケガ人運んでいる車が急ブレーキを
かけられない状況を判断し、すぐに携帯電話するなんて・・・・。
由也はすぐに社会に出ても通用する気配りである。
後で聞くと、Nさんテイクオフしてすぐにはたかれて落下し、アバラにひびを入れたらしい。

私の本音をちょっと聞いて下さい。
不良おやじ=”あぶないおじさん”が定着し、皆さんもそれなりに期待した部分が
あると思うのだが・・・・。
講習生は恐いもの見たさ・・・・
P証は講習生を出せる風か?のダミーとして・・・・
私は自分を危ない事ばっかりやっているとは、思っていません。
自分なりの安全基準は持っている積もりなんです。
(人によって安全基準の高い、低いはありますが・・・私のは低い???)
第一には、DHV−1〜2の機体で殆どの危険要素を吸収してくれる機体に乗っている事。
第二には、機速が風について行ける限界を越えてないか?
第三には、息継ぎのインターバルがどの程度か?方向は?
等を気を付けて私はテイクオフしている積もりです。
ですから、Yさんが親切に「強風なので、サポートしましょうか?」
と言ってくれたのですが、お断りしました。
自分でキャノピーコントロール出来ない風では、立ち上げる積もりは無いからです。
テイクオフ下の木の葉のゆらぎを出来るだけ遠くを見て(北斜面では20m先位しか見れないが・・・)
一瞬芸でも出れる瞬間をじっと観察しています。
NPやB級生の皆さん、どうぞアホな不良おやじを反面教師として安全フライトを楽しんで下さい。
8年間でスタチン2回、山チン1回でケガはかすり傷のみの実績でちょっと言わせて
もらいました。(単にラッキーなだけだという声も聞こえますが・・・・)

9月14日(土曜日) 2時間45分・海抜1700m・雲底
この3連休の天気予報で今日がぎりぎり晴れ間が少し出そうである。
朝起きてみると、結構日が射している。
10:00には出かける。早くも近藤のおばちゃん、河原さん、土居さん、としひろさんが
荒谷山に上がっていた。近藤のおばちゃんが最初にぶっ飛んでいた。
稲垣号で井口さん達6名で上がる。近藤のおばちゃん2回目のフライト。
12時頃私も出るも一度もリフト感じずぶっ飛んでしまった。
小脇さんが迎えに来てくれ急いで荒谷山へ。キムリンともう一人が寺の上空で
+400m位で揚げている。井口さんは尾根の最後で地上50m位で粘っている。
準備を済ませたたんでもう一度見るとまだ井口さん粘っている。
20分以上は粘っていただろうかついにサーマルヒット。
ぐいぐい揚げ始め一気に+1000mで雲底へ。そして雲中へ・・・。
さすがベテランパイロット。一番カッコ良いサーマルヒットであった。
ベテランパイロットの地上50m位の徹底した粘りを盗みたい。
今後は意識的に粘ってみよう!どこまで出来るから大いに不安であるが・・・。

先ほど出た勇さんも雲底まで揚げきっている。山本さん、小脇さん、芦刈さんテイクオフし
南小山の先で、じりじり上げ始め+100mに居る。私もテイクオフ。南小山手前でサーマルヒット。
何とかトップアウト。4人でサーマルさぐりながら+500m位まで上げる。
少し散開して各々サーマル捜す。+1000mまで上げ、小脇さん雲中に入る。
私も雲底に付け、+4m/secでピッピッとリフト成分あるのだが、同時突入するわけにもいかず
向原方面に走る。小脇さんは一気に上げて行って雲中に見えなくなった。
芦刈さんも雲中に入ろうと無線で小脇さんを呼んでいた。
そして皆さんは神の倉へ渡っていってしまった。

ふと気が付くとお寺の上空で+1000mで松代さんが廻している。
私も近づくも良いサーマルに当たらないので大急ぎで荒谷山へ帰る。
テイクオフレベルからもう一度サーマルヒット。ぐるぐる廻し雲底へ取り付く。
雲底に近くなると雲の匂いがする。
埃っぽいというか、鼻粘膜を刺激するような匂い?である。
この匂いがすると完全に雲の吸い上げの影響を受ける事が出来るので
嬉しくなる匂いでもある。
                   
そして、+4m/secで吸い上げられ雲中へ。今はこちらには誰も居ない。
安心して雲中飛行。しかし10分居ればもう良い!
もう2時間は飛んだ。寒くて頭が痛い。手もかじかんで痛い。
やっぱフライトスーツかジャンパー着ておけばよかった。
しかし、フライトスーツ着込むと何故かぶっ飛ぶんでしまうから不思議だ。
小脇さんが荒谷山テイクオフへトップランしようとアプローチしている。
しかし2台残っていた車は回収され動き始めた。
小脇さんはトップラン止めてメインランディングへ。
私もトップランしようかと思って高度処理していた。
しかし、テイクオフ上でサーマルヒットしたものだからもう一度ぐるぐる廻すと
+1200mまで上がってしまった。
寒くて降ろそうかと思っていたのに、ピィピィとバリオが鳴き始めると
条件反射で廻してしまう・・・・フライヤーの哀しい性である・・・

雲が一面貼っていたので、吸い上げで何処へ行っても下がらず雲中へ引き込まれる。
しかし寒い。このまま雲の乗り継ぎでクロカンへ走ればプレッシャーなく
距離が稼げるのだろうがなぁ〜
稲刈りも2割程度は済んでいる様なのでクロカン出れないことはないだろうと思う。
しかし冷え切って疲れた。サブランへ私の車置いていたのでサブランへ降ろす。

メインランディングへ帰った。神の倉へ上がっていた人がボチボチとフライトしてきた。
北風が強いらしく前に進みにくく、でもあまり下がらない。
そのうち東かぶりになったのか、テイクオフして来なくなった。
本日はくたびれてしまったので、4時頃だったが帰る事にした。
本日2時間45分のフライト。最高獲得高度+1200m最大5m/secのサーマルで
雲底は2〜3m/secだったので、おだやかなサーマルだった。

                           
9月15日(日曜日)
本日は神の倉テイクオフ廻りの木の伐採や片付けをし、11月の平和カップまでに三分の一位
拡げる予定だ。
チェンソーでの伐採は早く済んだ。以前に谷岡さん達に伐採してもらっていた分を含め
片付けるのに人数が足りなくなり、公園の草刈していた人を15名ばかり来てもらい
斜面に転がっている木々を運び上げ、裏山へ投げ込む。後は地森さんの所でブルドーザーで
整地してもらい、大会前にシート貼りの予定だ。
これで、一機分は拡げる事が出来る。
昼過ぎに草刈の人達も仕事が済み、続々テイクオフへ上がって来た。木材の片付けもようやく終わる。
皆さん、グライダー持参していたが、無風。田中さん、近藤のおばちゃん、一番でテイクオフ。
続いて私と、三好さん、福伝さん、松代さんテイクオフ。全員ぶっ飛ぶ。リフライトと思い、もう一度
上がると、スタチン回収を済ませたところだった。
ついに雨がパラパラと降り出し、撤収。
一番下の宇宙広場の草刈を忘れていたとかで、もう一度雨の中、15名ばかりが草刈する事に。
9月16日(月曜日)
雨の予報であったが、何んとかもちそうな状況なので、とりあえず10時過ぎに神の倉へ。
すでに荒谷山へ福伝さん、学生2人を土居さんがサポートして上がっていた。
3人共ぶっ飛ぶ。福伝さんを緊急ランディングで拾い、土居さん、久保ちゃん、友井さんで
荒谷山へ。
途中木々が揺れている。荒谷山テイクオフに上がると、やっぱり5〜6mの南風が吹いていた。
小脇さんもこれを見て撤収。
ランディング場で、プレジャークラブから借りたオーロラで体験者用立ち上げ稽古。
友井さんに体験者(重り)になってもらい、右サイドに立ち、右のAライザーと
右ブレークコードだけで立ち上げサポート。左に傾くのは何という事は無いが、右に傾くと
早く右に走ってもらうか、Aライザー操作するのだが、少し間に合わない。
無理矢理左ライザーを操作する事になる。
やっぱ、地森さんの立ち上げはゴッドハンドだなぁ〜・・・・。
土居さんに落ちかけたキャノピーのライズアップ方法を聞かれたので、ノンブレーク操作を説明する。
後で、土居さんのフェスタ(100〜120Kg)を借りて立ち上げてみる。さすがでかい。
タンデム機の様なものである。風が2〜3m位だったので、プレッシャー無く立ち上げ稽古が出来た。
風も弱まって来たので、もう一度荒谷山へ。
南風3〜4mで小脇さんテイクオフし、右奥でリッジソワリング。しかし、+20mも上がらない。
田中さんテイクオフ。上がらないリッジソワリングだと2名が定員の様だ。
そのうちポツリポツリと雨が落ちて来た。田中さんトップアウト。
せっかく拡げているので、とりあえずテイクオフ。サブランへ小脇さんとぶっ飛ぶ。
他の人も無理矢理ぶっ飛んで来た。そのうち本降りとなり4時頃解散。
夜は雷も鳴り出し、土砂降りとなった。

9月21日(土曜日) 沖縄の海リッジリベンジツアー
今日から3日間沖縄の海リッジリベンジツアーの始まりである。
竹井さん、新井本さん、石井さん、野口さんと私の不良おやじ軍団である。
朝6時にマツダ駐車場へ嫁さんに送ってもらい、竹井さん、野口さんを拾い広島駅へ。
6:48分発で博多へ。沖縄へ10:48分着予定である。
昨年石田さんと友井さんと3人で行った時は、無風で最終日に2時間フライトだった。
今年6月には強風のなか2時間フライトだった。
今回は一日中海リッジの中フライトしたいものと願っているのだが・・・・。
台風が発生しそうである。
またまた雨男は??風男は??と犯人探しに忙しくなるかも・・・・。

30分遅れで沖縄着。宮城さん、大村さんに迎えに来て頂いた。
北の風とかで、Jエリアへ直行する事に。

おぉ!!10機ばかり浮いているではないか!山田さんと中村さんが待っていてくれた。
ビジターは20名近く来ているらしい。
挨拶もそこそこに先頭切ってアホな不良おやじがグライダー拡げる。
ここのエリアは30mばかりの崖が5Kmばかり続いている。
テイクオフは、巾15m奥行き10mばかりの斜面である。
2〜3歩でテイクオフしないとすぐ崖である。風は一応廻り込んで、正面っぽく入っている。
風速は5m/Sec前後でサポートしてもらってテイクオフしている。

   すぐに出たがる不良おやじ    海向かってテイクオフ

山田さんが後ろについてくれ、一瞬芸でテイクオフ。
少しブレークコードあてているだけでトップアウト。
+50mで海リッジ楽しむ。宮城さん、石井さん、竹井さん、新井本さん、野口さん
の順でテイクオフ。地上で大嶺さんがビデオ撮影してくれている。
海を背景に撮りたいのに、誰も低い高度で絵になるポジションに来ないものだから
たまりかねた大嶺さん、テイクオフし空撮を始める。
私も気がついたものだから50mばかり沖に出してみる。
帰ってビデオを見たが、さすがトップフライヤーの大嶺さん、素晴らしい絵を撮ってくれていた。
全然危なげの無い空撮であった。

高度が下がっても、崖の中腹高さに帰って来れば、すぐにトプアウト出来る。
ホバーリングで上昇して行くのが一番効率が良い。
2Km位先のホテルまで、行ったり来たり、少しウイングオーバーしたり、目一杯沖に出てみたりして遊んだ。
一日中飛んでやろうという気はあるのだが、あまりにも楽にフライト出来るし、どんなにしても、落ちないので
気が抜けてしまう。
沖縄で24時間フライトした人が居たが、余程根気の続くタフな神経の持ち主だったのだろうなぁ〜・・・。
2時間飛んで根気が続かなくなり、トップアウトしようかと、テイクオフに近づくも、吹き上げが強く、
とても無理なので、海岸に降ろす。
皆さんもフライトを堪能した様で、降りていた。

   武井さんテイクオフ  右に5Kmばかりのリッジ    テイクオフ上空

Iさんは後ろに降ってしまった様だ。リッジ近くを飛んでいて、10m/sec近くの
強風に変わり、万歳してフットバー目一杯踏み込んでも、バックしてしまったそうである。
地上5mで半分潰れ、とっさに当てて墜落は免れた模様。
前回もバックランディングしてしまったので、遂にバックマンIとあだ名する事に!
何はともあれ、ケガが無くて良かった。もっともIさんは地上5m位なら、
こわれる様な柔な身体では無いのであるが・・・。

夕方は杏屋で生ビール一杯100円の予定が、金曜、土曜は480円であった。
宿舎は宮地さんの好意で泊めてもらう。本人は出張で明日帰沖の予定。
宮城さんの3年前の新里でのフライトビデオを見せてもらう。
大嶺さんが+1000mで雲中に消えて行くものだった。
新里はサーマルエリアであるらしい。昨年私が5分間のぶっ飛びしたところだった。

9月22日(日曜日) 沖縄フライト2時間フライト
今日は新里に行きましょうという事で、宮地邸から30分程度の所にあるエリアに
向かう。海から5Km位入った台地から飛び出すエリアだ。昨日見たビデオの様に
サーマルヒットして少しは揚げたいものだが・・・・。
100m位後には高圧電線が走っているので、絶対に後ろに流されてはならないエリアだ.
9時30分。7〜8mの風なので、宮城さん、最初にテイクオフ。
5分間ばかり飛び廻って翼端折ってきてトップラン。
風が強いので、グライダー立ち上げたまま、「どこでも荒れてはいません」と報告し、
ホバーリング状態でそのままテイクオフ。

   宮城さんトップラン    情報伝えて、そのままテイクオフ

私も追いかけるようにテイクオフ。すぐに+50m位トップアウト。
右に10Km位台地は続いている。+150m位まで上がった。
宮城さんは4Km位まで行って、「稲垣さ〜ん!こちらは安定してますよ〜!!」と
誘ってくれる。しかし、目の前の湾の碇泊している船の向きが左45°に向いている。
昨年、「アンカー打って碇泊している船の向きは吹流しと同じです」と教わったのを思い出した。
風が強くて帰ってくれなくて、ヤブ沈して、ハブににらまれたら怖いので行くのをやめる。

Nさん、尾根の先で、吹き抜けにあい、前に出れなくなり、ジリジリ高度を下げ、遂にアウトラン。
後で聞くと、降ろしたのはパイナップル畑の隣の草地で、上手く降ろした。
しかし、『李下の冠、瓜田の沓』で早々にキャノピーたたんで、学校が見える方向に
藪漕ぎを始めた。
2mの萱で左右にかき分けれないので、萱をたたんでは、踏みつけながらの藪漕ぎ。
そして、ハブが怖いので、音をさせながら行ったので、30mのヤブ漕ぎが40分は
かかったそうだ。
後で聞くと、音を立ててもハブには効果ないそうである。
ジモピーが迎えに来てくれ、「どの辺ですかー!」と何度も聞いてこられるので
息も絶え絶えに前進したそうだ。

前の方で石井さんが、S字だけで高度を上げている。私も近づいて行く。
+3mのリフトに当たる。旋回に入れるも1回転で結構後ろに流される。
しかし今は高圧電線より100mは上空なので、プレッシャーはない。
万が一越えてしまったら帰る事が出来ないので、注意は残しておく。

   すぐに出たがる不良おやじ    

2時間ばかりして、誰も降りてしまって私一人となってしまった。
野口さんが『良ければ、出たいのですが〜』と無線で連絡してきたので、
『待ってまーす!』と答える。
しかし、すぐに10m位の風に変わった様だ。野口さんテイクオフ取りやめ。

ランディングから竹井さんが「食事に行きましょう!」と無線入れて来たので、
ランディング場へ。高度を下げ、斜面に近づくと、急に前に進まなくなってきた。
水平距離で50m、高度60m位で垂直降下になり出した。
バンザイで目一杯アクセルバーを踏み込む。じりじりと前に進むも、降下も激しい。
地上20m位で、宮城さん「翼端折って!!」と無線入れてくる。
ランディング場は20m×30m位の草地。廻りはサトウキビ畑だ。
翼端折ったままサトウキビ畑上5mで行き、キャノピー戻す。
アクセルバー踏みっぱなしで、ようやく身体は2mの農道に降ろす。
キャノピーを畑に下ろすと大変なので、クロスのまま移動するも、力尽きコテンと倒れる。
もう少しなので、必死で手繰り寄せ何んとか、キャノピーも農道へ降ろす事が出来た。
アスファルトでヒジを打ったので、痛かった。

宮地さんが出張から帰って来るので、出迎えに那覇空港に行く。
昼飯はステーキハウスで1500円のサーロインステーキを食べる。
『宮地さんが帰って来るから強風が吹き出すし、昨日の熱低が台風19号に成長した』と、
宮地さんを強風男の犯人に仕立てる。

Jエリアが飛べるかもしれないとの事で、昨日に続き行く。
1時間半もかけて行くも誰もいない。
風も左30度位で7〜8mは吹いている。
沖縄では、砂浜からテイクオフ出来るというので、見せて下さいと懇願し、
大嶺さんと宮城さん砂浜へキャノピー持参する。
私も出来るかも?・・・と一応キャノピー引っさげ海岸に降りる。
真正面からの風でないので、吹き上げがなくて浮力が無い。
何んとか、0mからのテイクオフを見せようと、がんばってくれたのだが、大嶺さんの
ラインが石に引っかかって切れて、キャノピーも少し破れてしまった。
無理させました。ごめんなさい!!

夕方は、『彩』というところで、50円の発泡酒、100円の生ビール、一瓶500円の
焼酎『蔵』の飲めるところだった。
しっかり飲み食いして、一人当たり1900円であった。
昨日の半値以下だった。
この居酒屋の本店は駐車場が300台分あるそうだ。
『沖縄では駐車場のない居酒屋ははやらないんです!!』と訳のわからない返事だった。
『道交法が変わって、同乗者も罰せられる事になったはずですが・・・』
『ハイ!夜12時からは厳しくなりました』とまたまた、禅問答の様な返答だった。

   お酒が安いとつい、食べ物は多く頼んでしまう!    さあ〜目一杯飲むぞ!!!

9月23日(月曜日) 沖縄フライト
本日の風向きはJエリアしかない様なので、とりあえず出発した。
しかし、強風で風向きも悪いので、沖縄最北端の辺戸岬に足を伸ばす。
私が学生時代は、沖縄返還闘争の頃で、日本本土からも与論島で焚き火を炊いて
沖縄の人々との連帯をしようと、大学でツアー募集していたのを思い出した。
晴れていると与論島が見えるとの事であったが、残念!見えなかった。

   沖縄最北端の地 辺戸岬    祖国復帰闘争碑

   足だけとって海上飛行!野口さん    

辺戸岬を後にして20分位走って砂浜に降りてみる。左45°位で2〜3m位の風が入っている。
右後ろは50mばかりの断崖がある。真後ろは5mばかりの砂丘とアダンの木が密生している。
アダンは葉が剣の様で、まわりにもびっしり刺がついているので、キャノピーを上に落とすと
小さな穴だらけになる。
山田さんが「ケンドー」を拡げる。宮城さんも「プロトン」を拡げる。
山田さん立ち上げるも、テイクオフには至らず。
大嶺さんが「ケンドー」を借りて何度かチャレンジし、微妙な角度で偏流で切れ込んで遂にテイクオフした。
後ろの5mの斜面でワンターンであったがリッジソワリング。
風が弱く、真正面でないので、苦労はしていたが0mからのテイクオフは感動ものだった。
宮城さんも緊パラやバリオ等装備を全てはずし出来るだけ軽くし、何とか0mテイクオフを果した。
私も「ケンドー」を貸してもらい、チャレンジしたが、斜面に近づくと、翼端ヘラヘラとなって、修正に
手をとられ、テイクオフどころではなかった。

   大峰さん、斜面駆け上がり    宮城さん0mからのテイクオフ

野口さん、石井さん、新井本さんは海パンを持参していたので、泳ぎ始めた。
私も足を漬けてみたら、全然冷たくなく、これなら、何時間でも漬かっている事が出来そうだった。
色とりどりの魚や、ヒトデ、珊瑚も見えると野口さんが言っていた。
ついに竹井さんもトランクス下着パンツのまま、海に浸かった。
でもカナヅチの様で”ヘソから深いところは行きません”という風情だ。
『わ』ナンバーの乗用車2台で4人の娘さんが泳いでいたが、岩蔭の向こうに泳いで避難した模様。
美しいリゾートビーチをおやじバンツで汚さないで下さい!(笑)
時間も迫ってきたので、あわててキャノピーをしまい込む。

   気持ちいいぞ〜 新井本さん    鉄人レーサー石井さん

   きれいな魚が居るよ〜野口さん    

30分ばかり走って例の米軍放出品の店(店というより民家の倉庫)にゴミの様に積んである
品物を見に行く。
時間は無いし、英語で書いてあるし、中身をしっかり確認できないまま段ボール箱へ
大小取り混ぜて30ケばかり投げ込んだ。
計算してもらうと、2200円だった。1ケ平均200円にもならない。
次週神の倉へ持参しますので、皆さんで食べて下さい。
連休最後日なので、混んでいるかと思ったが、スムーズに走れて約2時間前には空港に到着。
空港の食堂でソーキソバ等食べてちょっと反省会。
今回はしっかり飛べて堪能しました。
11月に沖縄の皆さんが神の倉に来られるのをお待ちします。


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   今帰仁エリアにて  ビジターたちと共に



9月28日(土曜日)
30%の雨の予報であったが、家の方はうす曇りだ。
土曜日ではあるし、どうかなぁ〜・・・・と思いながら神の倉へ。
やっぱり少ない・・・。学生達は少し風が強いので荒槙へ出発。
川原さん、向井さん、河原さんだけだ。
「今日は絨毯貼り無いのですか〜?」と言い合う。早くから絨毯貼りの積もりで来られていたので
米軍野戦食セットを差し上げる。鍛冶ちゃんも自転車で登場。丁度一個有ったので差し上げる。
後はバラ品だけなので、来た人に押し付ける。
さほど日本人好みの味でないので、どうかと思うが、珍しさもあって、配布完了。

山本さん、小脇さんも登場。
その後誰も来る気配がないので、とりあえず小脇さん、河原さんと3人だけで荒谷山へ。
荒谷山は南西気味で良く無い。
神の倉へ移動しようという事で、車の移動は小脇さんに頼み、私と河原さんサブランへぶっ飛び。
河原さんはフォローのローター倉ってグラグラ来たと言っていた。
サブランで拾ってもらってメインランディングに寄って満車にて神の倉へ。
地森さんと鍛冶ちゃんは草刈機を車に積んで荒谷山へ行った。申し訳ない。
神の倉は北の風が息継ぎで5mの風が吹きつける。フライトを諦め皆で絨毯貼りをする。
出来るところまでと思いつつ、風も良くならないので、とうとう全部貼ってしまった。
巾60m、奥行き10数mの巨大な絨毯貼りテイクオフが出来た。
これだけの面積が全て絨毯貼りのテイクオフは、日本では無いのではないかなぁ〜。
平和カップに来てくれる人の驚嘆する顔が目に浮かぶ。
でも10月26日(土)予備日27日(日)に工業用ミシンと発電機を持ち込み、仕上げの一枚を
この面積分すべて縫い合わせて貼るという、雄大な計画をしている。
この日は沢山の人手が必要なので、万障繰り合わせて、皆さん参加致しましょう。
夕方は風が落ちてきたが、ぶっ飛びのみで終わる。

9月29日(日曜日)
今日は嫁さんも久しぶりに飛びに行くと言う。
1、2本飛んで田舎へ行くというので、車2台で出かける事に・・・。
私は先行したので、まず荒谷山へ。
荒谷山テイクオフには、三瓶チームの皆さんが上がっていた。聞くと練習生達は大山の風が
悪いので、荒槙に来たそうだ。遠路はるばる荒槙までとは!
そういえば、プレジャークラブも最近は御難続きで、初心に立ち返るべく、荒槙で立ち上げ・
テイクオフ・スラロームの稽古に一日を過ごすとの事だった。
11時頃、サブランへぶっ飛ぶ。12時過ぎに嫁さんもぶっ飛んで行った。
神の倉が正面から(西)入っているというので、車を降ろし、嫁さん達を回収して神の倉へ。

神の倉からも、ぶっ飛びオンパレード。ベテラン達は様子見で出ようとはしない。
パラ中毒の不良おやじはそれでも本数だけでも飛びたいので、ぶっ飛びを重ねる。
嫁さん本日3本目のぶっ飛びで、高度50m位でグランドサーマルをとらえ、あっちこっちに行き
粘っている。後で聞いたら「初めて、ステイしようという気持ちが持て、意識的な飛びをしたと」
言い、「今までで自分では1番の飛びだったよ」と感慨深かげでだった。
私はとうとうぶっ飛び5連発だった。
夕方石田さんが息子の健ちゃんとタンデム飛行。南の風で無風に近く、何んとか飛ばせようと
スタ沈2連チャン。諦めてキャノピーたたみかけたら、2mばかりの風が吹き出し、すぐに
準備して飛び出して行った。

10月5日(土曜日)
先週ぶっ飛び、2日間だったので、今朝は気合入って9時過ぎには神の倉へ。
既に学生達と飛び亀組練習生は神の倉へ上がっていた。
近藤のおばちゃん飛んで出て来た。荒谷山も南から入っている様なので、友井号で
土居さん、利広さん、友井さん、西沢さん、でとりあえず上がってみる。
1〜2mの風が入っている。右尾根をさぐるも、少し有る様だが、
サーマル帯にステイしきれない。サブランへぶっ飛んでしまった。
友井さん、サーマルヒットし、2〜3度トプアウトし、だいぶ後に
流されていたが積極的に責めていた。友井さん40分で第一陣組フライトのトップを取った。

サブランから見ていると、勇さん、井口さん、小脇さん、日高さん、
粘りに粘ってついにサーマルヒット。+800mで雲底、雲中へ。
勇さん、小脇さん、日高さんは三次方面へクロカンへ。

利弘さん迎えに来てくれて荒谷山へ。
あったかい風と冷たい風が交互に入ってくる。
今回は何とかトップアウトしたいものと早くからスタンバイ。
井口さんと松代さんが目の前に下がってきてバトルし、ついに揚げていった。
ブロー気味の風が入って来た。よっし!テイクオフ。
ちょっとリフトあったが、すぐに、ブーブー。南の小山を過ぎてようやくサーマルヒットし
トップアウト。しかし一気に上げ切れない。荒谷山山頂で粘っているとサーマルヒット。

井口さん、松代さんと私で同一芯でなくバラバラで廻す。でもなんとか三人とも揚げる事が出来た。
サーマル切れとなり、もう一度テイクオフ上空へ。左沖でサーマルヒット。
今度は井口さんとバトルで揚げ、向原方面に流されながら上げた。井口さんは私より
100m位上に居る。クロカンへ走るかな?と思っていたが、その気配はない。
もう一度テイクオフ上空へ。
井口さんも私の真上を飛びながら神の倉を目指して行ってしまった。
誰も神の倉はトップアウトした人が居ないので、わたしは荒谷山上空にステイ。
段々サーマル成分なくなりトップランして、車を回収しようと思い、荒谷山テイクオフにアタックする。
一機パラが拡げており、端をすり抜け前面に出てしまって、トップラン不成功。
サブランに降ろしてしまった。しかし、まずまずの1時間のフライトであった。

2時過ぎに神の倉テイクオフに上がる。20名位待機している。
2機テイクオフ前で粘っている。南の屏風でハングが2機ステイしている。
テイクオフ西斜面は2倍に拡げられたので、誰もいない左端でキャノピー拡げる。
もう2機テイクオフして行った。テイクオフ前、4機位が精一杯だろう。南西気味で
西成分も力強い様だ。左端から立ち上げ。しかし、ちょっとリフト成分少ない。
キャノピーを揚げたまま少し後ろに下がりながらキャノピーを整え、リフトを感じたのでテイクオフ!。

右へ1回振って、南の屏風を目指す。南の鞍部で10m位リフトをもらった。
西成分あるので、ローター食らって潰される事はないものと、稜線下の梢の上から5m位を進む。
案の定いつものローターがある場所でも何事もなく、稜線を越え、南のリッジ風を受ける事が出来
ハングと共に安定飛行に移る。そのうち石田さんも渡って来た。
40分過ぎリッジフライトにも飽きたのでもう一度神の倉テイクオフへ。
何とかレベルを保ったまま稜線上を帰っていき、神の倉テイクオフマイナス10mに付ける。
ボールの奥をえぐるようにして、右尾根をターンして、リフトをもらい、松の梢の上を越え
テイクオフへ近づく。
「ハングがいるのでトップラン、ダメだよ〜!」と声がかかる。仕方ないのでもう一度南の
屏風に変えるかと、進むも、高度が低いので、いつもの所でローター食らって
ほうほうの体でランディング。一時間のフライトだった。