2001年9月クロカン仲間3人増えたぞ! クロカン頑張るぞ!

2002年 月   
5月3日(金曜日) 造次郎山エリア
今年のゴールデンウイークは飛亀組の山本夫妻、麦田夫妻、松尾さん、友井さん、岡本さん、
向井さん、鵜城さん、杉本さん、石田さん親子と私達夫婦で九州宮崎行脚である。
まずは西郷村の新しく開発された造次郎山エリアに向けて出発した。
5月2日7時宮島PA集合で出発。北熊本から阿蘇を通り抜け、高千穂町を抜け、西郷村の松井旅館へ
朝方2:30頃到着。来る道中の九州は雨が降っていた。

翌朝6時過ぎには目が覚めてしまい、窓を開けると小高かい山の上に面白い建物が見えたので車で見に行く。
公園の中に神事の農作業の写真パネル等が展示されていた。しかし、何とも立派な建物だ。
旅館へ帰る途中、神社そばに立派なゲートボール場の建物が建っていた。
なかなか西郷村は裕福な村の様である。後で聞いたら、水力発電所が2ケ処有って、九電から補助金が出て
立派な建物が多いらしい。立派な建物だけ出来ても、作りっぱなしでは何にもならないだろうと
いらん心配をしてしまった。しかし、以前から感じているのは、九州は農村部でも、りっぱな建物を建て
農産物など売って元気のある所が多い様だ。広島とは元気さが(一生懸命さ)が違うような気がしてならない。
ウロウロしていたら、嫁さんから携帯電話。皆んな朝食してますよ〜・・・!急いで戻る。

造次郎山エリアオープン記念で草大会をやろうという事で、午前中はその説明会だ。
広大の学生達も来ているらしい。総勢50名近く参集していた。
スクリーン画面を見ながら、那須さんが、エリアの説明。続いてジェネスの長島さんがやはりスクリーン画面を
身ながら攻略法を説明。一度も飛んでもないのに、適格に解説している様だ。
エリア開発の那須さんが、さかんにうなずいているところを見ると当たっている様だ。
さすがトップコンペティターは写真の地形を見ただけで、どの様にサーマルが入って来るか、どこが
一番上がるか、等‥分かる様である。
サーマルの捕らえ方、廻し方など懇切丁寧に解説してもらって、大変参考になった。

   エリア開拓の那須さん    ジェネスの長島さん

   ここからサーマル上がります!見覚えのある後頭部。    造次郎山テイクオフ

今朝から小雨が降っていて、とても飛べるとは見えないので、麦田夫妻と私達夫婦は高千穂狭の見物と
温泉探索に出かける。皆さんは造次郎山テイクオフに行くとの事。
西郷村から高千穂まで、30Kmだが、全線追い越し禁止。制限速度40〜50Km。
地元の皆さんきっちり交通ルールを守られるので、不良おやじはイライラ、カリカリ!
いつの間にやら、車間距離短くなって(別名あおり運転とか?)軽四のおじさん、道脇によけてくれた。
後から麦田さんに無線で、しっかりあおり運転だと注意されてしまった。

高千穂狭に入ってシャトルバス駐車場に留め、100円払って高千穂狭へ。
テレビや雑誌で何度も見た事のある滝が直接、水面に落ちてくる場所を見ることが出来た。
バス停からすぐの所だった。
峡谷を一時間ばかり歩いた幽玄なところを想像していたので、ちょっとがっかりだった。
でも景観は抜群に素晴らしかった。ダイナミックな柱状節理には、目を奪われた。
しかし、こんな素晴らしいものには屋久島の縄文杉と同じ様に、何時間も歩いてやっと会えるのが良い。
バス停の近くは頂けないと思った。ましてや、例の絵はがきにもある峡谷の上にバス道路の橋が
かかっていようとは!。(橋は見えなかったが・・・)
しかし、不満以上に景観は素晴らしかった。シャトルバスの運転手さんに何処を見たら良いか聞いたら
国見が丘と高千穂神社と天岩戸神社を教えてもらったので、とりあえず国見が丘へ。

   高千穂峡バックに    麦田夫妻

   高千穂峡 (三段狭みたい!)    高千穂峡(岩が全て柱状節理になっている)

国見が丘からは雲低が低く、阿蘇までは見えなかったが、山並みの間が深く,
谷だけが削られているのが良く分かる。
不信心なもので、二つの神社は割愛し高千穂温泉を目指す。一時間程温泉に漬かる。
麦田さんの奥さんは,お風呂が大好きでよく麦田さんが神の倉に来る時、高宮温泉に送ってもらい
麦田さんパラ終わって迎えに来てもらうらしい。
4〜5時間は逗留していると言われていた。う〜ん!本当に温泉好きなんだ〜・・・・!

   飛び亀組の夕食    飛び亀組の夕食

6:30に松井旅館で夕食を済ませ、参集した人たちと地元の人たちの懇親会があるので公民館に集合。
広島から広大含めて24名。愛媛からコスモスの人たち10数名、福岡のトップアウトが10数名。
そのほか熊本や地元勢含め総勢80名くらいで、公民館は足の踏み場も無い程盛況である。
区長さんや婦人会の人達まで出て来て、いろいろ接待して頂いた。
地元の青年組も5〜6名、パラをやり始めたとかで”パラパラクラブ”を作ったとか・・・・。
本日午後に飛んだ映像がスクリーンに映し出されていた。
リッジ風で石田さん1時間ばかり飛んでトップランをしたと言っていた。
高度差600m、2・4Kmのランディングで、テイクオフ場は50m×150m位の
でかいものであった。よっし!明日は飛びまくるぞ〜!!

   公民館いっぱいの参加者達    挨拶する長島さん・・

   後方はトップアウトのメンバーの面々    区長のお相手する麦田さん  手前は鵜城さん

   
5月4日(土曜日) 造次郎山エリア
今にも降り出しそうな雲行きだ。
8:30には公民館に集合しテイクオフに上がる。テイクオフでは、右サイドっぽい風が1〜2m入っている。
那須さんタンデムでテイクオフ。山本さんも3度ばかり立ち上げてはリフトが無いと降ろしていた。
4度目にテイクオフし上げる事無くランディングへ。
何だか雨が降り出しそうだし、1本は飛ぼうとキャノピー拡げる。ちょっと立ち上げて見ると、くるりと右を向いてしまい、
リフト感じないのですぐ降ろす。
松尾さんから「基本的には右サイドからの吹き降ろしなので、せめて左右と後ろの吹流しの風が入っている時出て下さい」と
サジェッション受ける。
待つ事しばし、一応吹流し3本共風が入って来たので、立ち上げる。
リフト少し弱いと思いつつ、前傾姿勢でダッシュ。・・・リフト無し。
ちょっとピッチングして45度くらいのテイクオフ前の傾斜面にハーネスが少し擦った。
このまま前進すると前面の木立にひっかかると判断し、右ターン。
傾斜面にソフトランディングではあった。
右足は未だゲタ骨折のコルセットを履いているのでこねると大変である。
高度差”10m” フライト時間”5秒”の造次郎山初フライトであった。

   あれ!しりを擦ったようだ!    前の立ち木は越せないぞ!

   エイ!右ターンだ!    足を捏ねない様にソフトランディング

   よし!ソフトラン    助けに来てくれ心強いかった・・・有難う

皆さんは完全にツリーランと思っていたものだから、ホー!!とため息と思わず拍手をもらってしまった。
スタチンして拍手をもらったのは初めてである。
向井さん、杉本さん、広大石もっちが助けに来てくれた。そして、別府さんが車を廻してくれた。
皆さんに心配をかけ、恥ずかしいやら、申し訳ないやらでした。
私のスタチン見て、全員撤収となってしまった。申し訳ない!!
様子を暫く見ていたが、次第に雨模様となり、皆さん三々五々とりあえず公民館で待機の為下山。
皮肉なもので、降りるとまた薄日が射してくるのである。

公民館に地元の皆さんが用意して下さったおむすびや漬物が並べられている。
時間も丁度お昼時である。皆さんとりあえず腹ごしらえをする。
今回は新しく開発されたこの造次郎山のお披露目であったが、一応ターゲットも用意されていた。
天候が悪く、正式得点は出せなかったので、準備された景品をじゃんけん等して配られる。

お昼を食べている間に外はまた薄日が射している。
これはやっぱりもう一度テイクオフに上がらないと気が済まない。
皆さん乗り合わせ、もう一度テイクオフへ。
しかしこれまた皮肉な事にキャノピーを拡げようとすると、また雲行きが怪しくなってくる。
ついに再び雨が降り出した。
我々もついに諦め、福岡のトップアウトの人達が日向市に向かうという事で、一緒にそちらに移動する。
車を走らせる事1時間あまり。ここは、海岸近くの米の山公園(高度差100m)。
正面に海の見える気分爽快なロケーション。
100m下に台地で300m×300m位の芝を張った公園がランディング場となっている。
夕方で小雨も降っていたので、ほとんど人は居ない。
右サイドからの海風なので、あまり良く無いが、とりあえずテイクオフは出来る。
トップアウトの人達15名ばかりテイクオフした。
山本さん、麦田さん、岡本さん、石田さん ,私も1本づつ飛んだ。
そのうち小雨が降り出し中止。一路鏡山へ移動。
私達の泊まるここ、宮崎県北川町『夕府村ホタルの宿』は、まだ新しい建物で、
北川町の総合運動公園の中にあり、運動施設や宿泊研修・合宿に利用されている。
さすが林産県宮崎!木がふんだんに使用してあり、木の香りがして気持ち良かった。

   眼下に広がる日向灘と米の山ランディング    う〜ん!全然リフト無いなあ〜

5月5日(日曜日) 鏡山の大会
宮崎地方は今日も曇りだ。
鏡山の大会でダミーで1本飛ばせてもらって”俵山”に『田村タマさん』に会いに行こうと思っている。
F1の大会で山本さん、石田さん、麦田さん、岡本さんがエントリーしている。
山頂テイクオフに上がると、雲中で何も見えない。風も左サイドフォローでとても飛べそうにない。

でもゼッケン貼ったり、GPSにポイントなどダウンロードしたり、選手達は準備に忙しい。
GPSは参考資料とするらしい。
基本は写真。長島さんの大会、気象説明や、斎藤さんの写真撮影説明やら
後でGPS操作の説明もやっていた。初めて聞いたもので、興味深く聞いた。

   アプコの生地は張りにくいね〜    がんばれ!石田コンペティター

   地元のダミーは居ないし、雲中飛行かあ〜・・・・    ゲートオープン迫るし、我慢して出ようっと!!

12時頃になって、時たまガスが晴れ、目の前が開け海岸線が見えて来た。
高度差600m、砂浜のランディングまで3Kmとちょっと長い。途中はヘリポートの緊急ランディングしかない。
まず1機ダミーが出たが、すぐにガスが張って見えなくなった。ヘリポートの上でサーマルが有ると
監視員が無線で実況中継している。ゲートオープン13:00と長島さんが伝えている。
地元のダミーが出てからと思っていたが、誰も居ない様だし、ゲートオープン迫って来るので
2番手ダミーで私も出させてもらう。
風は1〜2mで正面から入っている。テイクオフは少しなだらかなので、思いっきり走り、7〜8m走って
やっと浮く。シンク音は殆ど鳴る事無く、ヘリポートの上空+100m位で到達。しかしリフト無し。

辛抱して行き過ぎるとグッグッっとリフト感じ、ピッピーとバリオ鳴り出す。すぐには廻さないで
周辺探ろうと一呼吸おいて廻す。1〜2mの穏やかなサーマルヒット。
コアーは3m/secは有るか?100m位は高度かせいだが、何せ雲低が400mなので、直ぐに行き止まりだ。
山へバックしてみるも、何も無し。もう一度ヘリポートへ。3m/sec位のリフト有り。
「上空にはうすいサーマル雲発生しています!」と監視員が無線で伝えている。
サーマル雲まで行き着けるか?と探るのだが、コアーが何処だか分からなくなった。

「サーマル雲発生!”」と言ったものだから、ゲートオープンして、2〜3人の選手達がヘリポート目指して
一目散で飛んで来た。コンペの邪魔をしては申し訳ないので、第二ポイントの養鶏場へ移動。
シンク音は鳴らない程度ではあるが、ルフトは感じない。第三ポイントのトンネル入り口に行きかけたが
低いし、結構風がありそうなので帰れないと、途中ランディングするところ無さそうなので、海岸へ移動。
まだ高度50m位は有るし、あまり下がらないので、海上に出して見る。少し下がってきたので、
海岸砂浜へ帰るも下がらない。2度ばかり八の字書いて高度処理し、4m位の風なので
ふんわりランディング。

砂浜なので、砂が入るの嫌なので、キャノピー落とさず、草のはえている所まで移動し降ろす。
キャノピーたたんもうと見ると、羽の生えたハエよりスリムで小さな虫が何百とキャノピーに群がっている。
あわててキャノピーをゆすりながらたたむ。
そのうち嫁さん車で迎えに来てくれ、皆さんにお別れをして一路俵山へ。

延岡市から218号線を北上し高森方面に(阿蘇方面)行く積もりが、ナビゲーターの嫁さん眠ってしまい
私も分かれ道を見失い矢部町まで来てしまった。カーナビの地図ではあまり良く無い道路のようだが
俵山最短距離を選ぶ。何と2車線の立派な道路になっていて、阿蘇山の高森〜長陽村で混雑するより
よっぽどスイスイ走れた。私がナビゲーターで嫁さんドライバー。嫁さんも結構シューマッハなのである。
”田村タマ”さんに携帯を入れ、俵山ランディングで会う事に。

HPタマの部屋・・・・・・・ http://www.inter1.jp/~soars/

               初山飛びでニッコニッコ顔の”タマ”さん

ランディング場の野外テーブルで待っていると、すぐににっこにっこと満面笑みの”タマ”さんが現れた。
色の白い人らしく、顔は真っ赤に日焼けしていた。挨拶を済ませ、今から菊地市へ移動し、食事を一緒に
するので、すぐに腰を上げる。菊地神社の近くに、ビジネスホテルを予約してもらっていて
食事も近くの様だ。菊地神社の近くをお願いしたのは、以前阿蘇の夜峰エリアで練習していた時
夜7時頃、菊池神社入り口の城の井旅館裏の公共温泉(200円)に入って食事をして
月曜日朝1時頃、帰広していたものである。
この温泉は地元の人達の毎日のお風呂の様で、家族連れから何故か坊さんまで、入りに来ていた。
ヌルっとした美人湯で、嫁さんは『化粧ののりが良い!』と真剣な顔をして、主張するのである。
車は神社入り口近くの市の無料駐車場に入れる事が出来た。
周りは菊地温泉街であった。

7時過ぎホテルにタマさんが迎えに来てくれ、近くの釜飯、焼き鳥専門店に連れて行ってくれた。
馬刺しも予約を入れておいてくれた。しっかり刺しが入って、柔らかく、さほど牛と変わらない食感であった。
肥育牛は聞いた事があるが、肥育馬を生産しているのであろうか?
メインディッシュは”タマ”さんの本日初山飛びの感想を聞く事だ。念願の初山飛びを果たせたので
傍目に見ても、完全に舞い上がっているのが、感じられる。
何の話をしても、ニッコニッコと頬は緩みっぱなしである。日ごろから観察と、イメージトレーニングを
しているお陰で、一発でテイクオフ。「ヤマケン校長の誘導の通りに動け、自分の思いと一致しながら
フライト出来た」との事。ランディングもプレッシャー感じずに降りれたとの事。
パラをやりたくて仕方ない人にとっては、プレッシャーは無くて、全て新鮮な驚きと、喜びなんだろうな〜・・・!
私も何でもかんでも嬉しかった頃の事を思い出してしまった。
もっとも、今でもそれは続いているのだが・・・。
ぶっ飛びでも、飛んでいれば嬉しいので、なかなか上達しないのが、現実なんだが・・・・。

タマさんがあまりにも嬉しそうなので、心配になってきた。『あまりに嬉しくて、ウキウキランラン』だと
『今に奥さんから、パラにやきもちを焼かれて、パラに行くと不機嫌になって来ますよ!!』とつい
いらざる注意をしてしまった。
私のクラブにもそういう人が居るので、本当に心配だ。
あっと言う間に食事会も終わってしまい、明日の再開を約束して別れる。

3年振りに城の井温泉に漬かり、ゆっくりする。
温泉の管理人が、「稲垣さんですか?奥さんが外で待ってますよ」と伝えに来る。
いつも200円の温泉でも、『もとを取らねば!』とばかり、一時間以上は入っている嫁さんが
何事か?と急いで出て見る。何だか体調をくずしてしまい、吐くやら、下すやらで、調子悪いらしい。
早く帰って寝た。
5月6日(月曜日)
朝6時頃目がさめ、テレビをつけると、熊本地方は東〜南東の風で昼から雨が降る様だ。
今日一日俵山で遊んで、帰りが混雑してもつまらないし、天気も良く無いので、このまま広島に
帰る事に・・・。
”タマ”さんに連絡を入れ、一路広島に。高速も全然混んでなく、菊地温泉を7時半に出発し、
12時には我が家に到着。(・・・・半分は嫁さん運転しましたのです。ハイ!・・・・)

昼飯食ってとりあえず神の倉へ。
どん曇りで皆さん1〜2本飛んで、終了のようだった。無理矢理誘って荒谷山テイクオフへ。
上がると小雨が・・・・。ちょっと止んだので、とりあえずぶっ飛び1本。
飛んでいる時、小雨が降り出しメインランディングに届かず、井原駅裏にランディング。
周りの水田は水が入っていて、少し緊張。
児島さんが迎えにに来てくれた。ありがとう!

5月5日の神の倉は、抜群のコンディションで、+1700mゲインで、3時間コースだったらしい。
マキちゃんにさんざん聞かされる。「稲垣さん、フライトログ送りつけようか?」と言うので
「もらってあげるので、送って」とやり返す。
マキちゃんからフライトログ届いたら、HPに貼り付けてみよう。
5月5日の鏡山では、山本さん、石田さんその他が同率3位になったらしい。
石田さんは初コンペ参加で、初入賞である。素晴らしい!!おめでとうございます。
石田さんにもフライトログを送ってもらうようお願いした。

5月8日(水曜日)
石田さん〜メールで鏡山のフライト報告もらったので貼り付けます。
いやはや凄いことになってたらしい!!

下記石田さんのメール
いやーこのGWは、おかげさまで最高の思い出ができました。
初日、造次郎エリアで1時間位飛びトップラン、他のトップランした人は車で降りられたので
私だけもう1度飛び、LDへ降ろす。(トップランの美学を壊してしまった?)
私の場合、欲張りだから LDへも降りたかっただけなんですけど(^_^;) 
その後、温泉へ行きサウナで長島さんと一緒になり明日のF-1鏡山カップ攻略のアドバイスや、
私の飛びのアドバイスをしていただきました。
それにしても長島さんは、いろんな人の飛びをよく見ておられ驚きました。
F-1鏡山カップ初日、天気予報は曇りのち雨、TOは雲の中だった。
雲中飛行は失格と言うことだったが、地元のダミーが出てすぐ雲中へ消える。
次のダミーがなかなか出ない、と思っていたら何と不良おやじさんがダミーで出て行かれた(^^;)
さすがに行動が早い(^^;) そして雲中へ。
しばらくするとLDから無線で「赤い機体がセンタリングをしている」との一報。
やりますね不良おやじさん。(^-^)
それを聞いた選手たちはどんどんTOしていく。そして私もTO。
初めてのエリアでいきなり雲中飛行はさすがに不安(^^;)
前の人に付いて雲の下に出るとすでに10機位のガーグルが出来ている。
私も仲間に入りセンタリング。 ここでマークしていたJリーグの選手は最初のタスクへスタートしたが、
私は自信が無いのでガーグルにとどまりもう少し上げることにした。
そろそろ良いかなとスタートすると、そのJリーグの選手は帰ってきて次のタスクを目指していた。
やっぱ違うわ(^_^;) やっとの思いで最初のタスクへたどり着く、そしてセクターへ入り初めて撮影をする。

撮影は何度も練習していたので何の苦もなく撮れたが
初めてのタスクを取ったときは何とも言えない感動をした。
感動にひたるまもなく次のタスクへ移動、そこそこ高度もあったのだが
途中シンクにあたりどんどん下がる。
このシンクの先には絶対サーマルがあると信じてアクセルを踏んでいたら
やっとバリオがピッピと少し鳴る。
すでに稜線より私のほうが低かったので思わず神様ありがとうございます
と言った瞬間ブーとさっきより強く下がる。
おいおい、悪い冗談はやめてよー、もう神様なんか信じないぞと思った瞬間+5mのサーマルヒット。
やっぱり神様ありがとう。m(_ _)m (*^_^*)
このとき初めて(私のサーマル)へ一気にみんながなだれ込んできた。
しかも私よりどんどん上昇していく(T_T)。
やっとの思いで次のタスクへたどり着いたが実を言うと、ここで私はタスクの真下にいたのに
分からず大分ロスをしてしまった。
GPSでは真下を示していたのだがタスクの名前がヘリポートだったので
こんな狭い所は違うと思いこんでいたのがまずかった(*^_^*)
そしてもう一つのミスはセクターに入ったとき低いので、もう少し上げ直して撮影しょうと思っていたら
上げられずとうとう撮影できなかったこと。

いろいろありましたが、私にとって掛替への無い経験となりました。
結局F-1はゴール者がなく不成立でリザルトの結果はおまけのようなものです。
おまけと言えば、大会委員長の長島さんが今回JPSのデーターは参考資料で
写真のみのジャッジだったのだが、 JPSデーターの結果は1番だったと言われました。(^_^)v
なんだか幸せすぎて怖いようです。
本当に素晴らしいGWでした。
そして初めての大会、初めてのエリア、初めてずくしの私に1から10まで手取足取りで
教えて下さったた山本さん、本当にありがとうございました。<(_ _)>
そしてケンちゃんの面倒見てもらったり、送ってもらったり飛び亀組の皆さんには大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。<(_ _)> 
5月11日(土曜日)
予報通りのどん曇りで、瀬戸内の波高も1mだったので風も強い。
とりあえず、神の倉へ11時頃到着。
さすが、来ている人も少ない。広大学生達とコットンクラブ練習生2人は
朝練で1本は飛んだ様だ。近藤のおばちゃんも2本は飛んだと言っていた。
小脇さんも来ていたので、とりあえず神の倉へ。北の風が4〜5mで入って来ている。
日照もないし、しばしウエイティング。小脇さん、姿が見えないと思っていたら、西斜面左側の
立ち木を切って、テイクオフを広げる為の周囲をテープで立ち木を囲っていた。
立ち木を切ってテイクオフ条件がどの様に変わるか期待半分、不安半分である。
薄日が射すと少し風が弱まる様なので、一応私がキャノピーを拡げる。
テイクオフしてぶっ飛び。後から小脇さん、近藤のおばちゃん達テイクオフするも
同じくぶっ飛び。ランディングには井口夫妻も来て話をしただけで、解散となった。
5月12日(日曜日) 谷渡りトップラン
本日はお天気快晴のはずが上空一面うすい雲がびっしり張っている。
「麗奈が来るので、もう少し待ったら?」と嫁さんのいう事を無視し、心を残しつつ
一目散で神の倉を目指し、9時には出発。
神の倉は朝練のプレジャークラブと広大学生達がすでにフライトを開始していた。
飛び亀組、向井さんが来ていたので、山本号に近藤のおばちゃんと一緒に乗せてもらい
とりあえず神の倉よりぶっ飛ぶ。

石田さんが外国人のうら若き女性と同行して来た。皆さんの目を集める。
とりあえず飛んで落ち着いたので、小脇さん、石田さん、野口さん、時安さんを乗せ
稲垣号で荒谷山へ。
車中石田さんに聞くと、女の子はウクライナ人で、3ヶ月のホームステイとの事。
今日タンデムをしてあげるという事で、連れて来たらしい。
もう一台倉田号が、児島さん、日高さん達を連れて上がって来た。
12時に倉田さんテイクオフ。粘って、粘って南小山向こうで上げなおし+100m位。
児島さん、日高さんもトップアウトした。
次のブローで石田さん、時安さんテイクオフしトップアウト。
皆さん+300m位が天だった様だ。一発必中でと、良いブローを待ち続けて、結局自分一人
残されてしまった。まだ薄曇りは晴れず、淋しくなったので、北サイドの風3m位でテイクオフ。
リッジで遊んでやろうと、少しサーマル成分有るかと8の字で2〜3回粘ったのだが
安定もしないので前に出す。
尾根最後のコブで細く流されているサーマルにしがみつこうとする。
2回程廻すのが精一杯。見失って元の場所に帰ってもう一度2回ばかり廻すも捕らえきれず
ずっと上昇するわけにはいかなかった。
一人さみしくサブランディングに降ろす。無線入れるもテイクオフからは応答無し。
仕方ないので、石田さんにпBリンダルに居て今から出ますとの事で、拾ってもらう事に。
神の倉上空は既に10機ばかりが、+500〜600mでたむろしている。
急いで神の倉テイクオフへ。

すぐにテイクオフ。広大学生達がテイクオフしていたが、少し渋いらしく、
ステイがやっとの様子。
2:30に西斜面から出てすぐに左に振って、鞍部手前でリフトあり。
ワンターンでテイクオフ上空にトップアウト。
+100mになるとテイクオフ前でしっかりしたサーマルヒット。ぐるぐる廻して有留上空で
+500mまで上がる。2番手の高さ集団になった。トップグループに追いつきたいところで
あったが、荒谷山へ車を置いてあるので、皆さんから離脱。
途中2回ばかりのシンク音を聞いただけで、+150mで荒谷山テイクオフ上空へ。
風は無風に近く、少しフォロー気味。神の倉はまだ良い条件続いている様なので
早く降ろして移動しようと、翼端折って降ろし始める。

トップランアプローチは正面から山へ向けてと考えていた。
北サイドから風が入り始めた。トップラン敢行と正面をアプローチするのだが、リッジの
吹き上げで3m位持ち上げられ、もう一度沖に出してアプローチのやりかえ。
又しても3m位吹き上げられ、沖に出す。今度は-3m位で突っ込んで行くも
+2m位まで持ち上げられる。
このまま奥に突っ込んで行けばいいや!とばかり進むのだが、高度が落ちない。
前面には車留めのパイプが迫る。左に寄れば吹流しがあるし、傾斜面だと足をこねる
危険がある。ブレークコードを多いめに引き込み、ストール気味に降ろす。
少し傾斜あったので、足に負担かけないように頑張らずコテっと倒れて、キャノピー止める。
あやうく吹流しにひっかかりそうになった。
勇さんも回収にトップランすればいいのに・・・とチラっと思った。
しかしその後、勇さんは一度荒谷山上空に様子を見に来て、又遊びまわり、結局3時間弱は
飛んで、最後にはトップランして車回収したそうだ。さすが勇さ〜ん!!
私は40分ばかりの谷渡り回収トップランではあたが、大満足だった。
パラグライダーの私の美学の一つ・・・・(トップランして乗って来た車を回収して帰る!)
が果たせたので、フライト時間は短かったが、満足であった。


大急ぎでランディング場まで降り、車に詰め込み神の倉テイクオフへ。
「3時のあなた!」のサーマルタイムは終わりに近づいている様だ。
すぐにテイクオフしたが、やはり細いサーマルしか残っていない。何とかしがみつこうと
するのだが、有留側(ウラ側)からもブロー入って来ている様で、キャノピーぐいっと横を
向いたり、潰れたり忙しい。私があんまりゆらすものだから、しばらく誰もテイクオフしなくなった。
あまりドタンバタンもはずかしいので、鉄塔下に移動。芦刈さんも粘って居る様だが
上げ切らない。
私もお寺の上空付近で±0のリフトにステイする稽古を5分ばかり続けてみる。

キャノピーたたんでいると、いっちゃんのお母さん(玲子さん)が降りて来た。
青い顔をしていた。一時間半飛んで、寒くて胴震いしてしまうやら、パラ酔いで空中で
ゲロ吐くやらで大変だったらしい。

グランドサーマル少しあったので、友井さんが行き過ぎ、弱いフォローで
ランディングアプローチして、下の段に降ろした。溝の中を走ったので、
靴は水浸しだったらしい。別府さんはテイクオフ時間少し早めだったので、レベル以下で
30分ばかりのた打ち回っていた。10分後くらいにベッピー妻がテイクオフし、一番上げて
最後頃ランディングしたので、おそらく3時間以上は飛んでいただろう。
嫁さんが良い飛びをするという事は、パラ家庭円満の秘訣かもしれないので、良い事だ。
ベッピー夫妻同伴の場合、いつもベッピー妻がいつも勝っている記憶しかない様だが??

麦田さんも3年振りに本格的なフライトになり、感を取り戻したと大納得の様子。
大佐から移籍してきた同じご町内の川原さんも、「一年分飛ばせてもらいました・・・」と
大喜びの様子。5月5日に引き続き、本日も20名以上の人が2時間以上のハッピーフライト
になった様子。めでたし!めでたし!

大方さんの社内報送ってもらったので、東屋に日本語原稿と一緒置いておく。
大方さんの力作なので皆さん見て下さい。

             

5月17日(金曜日) 西村さん送別会
今日は夕方から、我等とび亀チームのメンバーであった西村さんの送別会がある。
11月に不運にもフライト中に落下、2ヶ月の治療後ようやくパラに復帰出来たところであった。
会社の方針とあっては致し方ないが、転勤先は東京とあっては、しばらくパラグライダーと
縁切れになるのだろうか?
そこはイントラの顔の広い山本さん、東京の方で面倒見の良さそうな
スクールをちゃんと紹介しますから・・・・とフォローしていた。

市内の飲食店に夕方三々五々集まって来たメンバー15名。
私もビデオ持参で女房共々駆けつけた。

       

       

山本さんの挨拶に続き、西村さんも一言。
時間がある限り、近くで立ち上げの出来る所を見つけて、練習したい・・・との事であった。
只、東京単身赴任なので、機材はこちらに置いてあるので、2ヶ月に一度か二度帰った時には
神の倉で是非また飛びたいとの事。
西村さんも大島で飛んだし、神の倉でも、10本位のフライト経験を持つ。
ようやくパラグライダーが面白くなりかけて来たところなので、少し残念。
でも、2ヶ月に一度位でもいい、また一緒に飛びたいものである。
宴もたけなわで、あっという間に閉店時間近くなってしまった。
記念品の贈呈式をし、二次会はカラオケへと、流れる。

なんだかここはカラオケ喫茶と言うより会議室みたいだ。
私はこんなところは初めてだ!
皆さんそれぞれにアルコールもまわり、調子良い!
マイク片手に、美声を発揮。私もたった一曲(これしか歌えない!)『京都去りがたし・・・』を謡う、
・・・・いや歌う。

      

       

明日仕事がある人もいるので、12時近くに解散する。
私は方向が一緒の、麦田さんを乗せて、家路に着く。
西村さんは6月初めには東京へと出発する。
是非また一緒に飛びましょう!!
5月18日(土曜日) 雲底海抜1300m
午前中10時頃神の倉テイクオフへ到着。嫁さん沖縄に行くのに少しは稽古をする事に。
学生の新人が9名増えたとの事で頼もしい。
稲垣号で近藤のおばちゃん、河原さん、アレックス、私達5人。そして岡本号に
川原さん、向井さんとで、とりあえず神の倉へ上がる。山本さんは車が故障で
修理してくるので、遅くなるとこ事。井口さんから、『神の倉はどうですか〜?
荒谷山へ上がっています〜・・』との入る。
松代さんと芦刈さんが上がっているらしい。

午前中は荒谷山か?と思い、ぶっ飛びでも良いと用意する。
西から時々ブローが入ってくる。近藤のおばちゃん一番手で出る。何事も無くお寺上空へ。
そこで、30m位あげなおしたが、頑張りきれずランディングへ。
アレックスも学生新人たちのめんどうをみる為荒槙へ行くというので、テイクオフしぶっ飛び。
私も出ようとすると、嫁さん「私のを見てからにして!」と言うので、ウエイティング。
なかなか風が入って来なくなった。竹井さんがランディング場に着いたらしくр烽轤、。
真南の風になって来た。出るチャンスなくしたか?早く荒谷山へ移動したい!!
だましの風が少し入ってきた。「スタンバイして、一瞬芸でテイクオフしろ!」と嫁さんをせかす。
何とかテイクオフして行った。私も急いで無風テイクオフし、ぶっ飛び。
たたんでいると、別府さんが荒谷へ行くので待っていてくれる。嫁さんと私と近藤のおばちゃん
それに別府夫妻で荒谷山へ向けてGO。
途中芦刈さんがサブランへぶっ飛び状態。山道にかかって井口さん達と出会い「荒谷山へ
ドフォローです」との事。急遽反転して神の倉へ。空は雲におおわれてしまい、風も無風に近い。
私はテイクオフ絨毯の上でしばし眠ってしまった。
             
松代さんも早めに帰るとかでテイクオフ。先ほどまでの雲がとれ、晴れ間が覗いた。
松代さん鉄塔下まで移動すると、サーマルヒット。見る見る+300mに上昇して行った。
これを見て、芦刈さんテイクオフ。鉄塔下へ移動するも、渋くなっており、苦労している。
西からも風が入って来出したので、私は
西からテイクオフ。南側で結構リフトで小さいが吹き上げられている。
無風であるが待ちきれないので、キャノピー持ち上げてもらいテイクオフ。
南でやはりリフト有り。ワンターンでトップアウト。
吹流しの上で強い小さいサーマルヒット。ハイバンクで廻し+200m。少し沖に出すとサーマルヒットし
後ろに流しながら上げる。上空は雲が一面張ってきた。有留上空で大事に廻していると
強いサーマルにヒット。雲底(+800m)まで上げる事が出来た。
芦刈さんと2人で雲の吸い上げを利用し廻していると、雲霧でかすんできたので、廻すのをやめ
鉄塔方面へ。芦刈さんは荒谷山方向へ行き、高度復活してきた。
私も移動しようと谷渡り敢行したが、シンク激しく、上げきらないので、ランディングへ。
一時間のフライトであった。本日の様な曇りの天気にしては大満足のフライトであった。
5〜6名人も小一時間のフライト。芦刈さんは一時間半位ねばった様子。                
 
5月19日(日曜日)
天気予報では30〜40%の雨。瀬戸内の波の高さ1mである。
あまり行く気ではなかったが、朝起きると晴れ間がのぞいている。
昨日朝練すると言っていたので、8:40分には出かける。
9時過ぎに到着したが、とび亀組はすでに上がっていた。
プレジャークラブの中年パワーは1本飛んで降りて来ているので、稲垣号で上がる。
無風で時々1m位の北の風。山本さん、川原さん、鵜城さん、向井さんテイクオフし
順調にぶっ飛び。
広大学生達もぶっ飛んで行った。Mちゃん風の息継ぎの中間で出た為かスタチンして
しまった。体もキャノピーも無事。回収終わってキャノピー点検。無風に近く誰も出ようとしない。
荒谷山へ行く人が来ているかも知れないので、早くぶっ飛んで降りようと、キャノピー拡げる。
テイクオフして少し沖でリフトを感じ、廻してみると、北風が少し強くなっていて、だいぶ流され
山へ向かうと高度ロスした。何だか前進していない様だ。高度が少し下がったところで、もう一度
リフトあり、廻したら流されるし、八の字でステイしようか・・・・?等と考えているうち突き抜けてしまった。
あとは偏流で完全に横ばい状態。ランディング中央で高度処理し、川方向へ振り過ぎ、中央に届かず
端の方へ降ろしてしまった。
地上50mからは強風だった。次にプレジャーの小田さんテイクオフ。
テイクオフしてピッタリ止まっている。少し進んだら、急にシンクにはまり谷底へ。
竹井さん、山から離れるように指示している。
偏流でランディング場上空へ。高度処理がどうなるか、ドキドキしながらみていたが
何とか旨くランディング。良かった!
小田さんのフライトを見て、高見リーダーをはじめ5機のハングは解体撤収。
当然パラも撤収。練習生達は荒槙へ移動。

6月にプレジャーの人達と沖縄に行く事になっているので、昨年撮ったビデオを持参して
プレジャークラブの皆さんに見てもらう。いくら飛んでいても降下しない海リッジと
軽々のトップランには皆さん目が釘付けになっていた。心は早、沖縄に飛んでいる様子。
石田さん4時頃到着した。少し話しをし、飛び亀山本号と稲垣号でとりあえず神の倉へ
上がってみる。しかし突風気味の風が止まないので下山。
広大ハングがテイクオフに上がって行ったが直ぐに降りて来た。
6時過ぎ広大パラ上がって行き、7;00前にチラホラ飛び出してきた。
それを横目に見ながら帰途へ。

5月25日(土曜日) 海抜1800m・2時間40分
天気予報は晴れで、波高は0.5mである。ところが、快晴ではあるが、家の植木が
結構揺れている。6月の沖縄遠征を控えているので、嫁さんに”稽古しろ!”と言い残し
10時には家を出る。プレジャークラブや、広大学生達は朝練で1本は飛んでいた。

勇さん、小脇さん、井口さん、マキちゃん、私と荒谷テイクオフへ行く。
勇さん、「最近荒谷は12時までが良い条件なので、いつも11時にテイクオフする事に
している」とかで、11時ジャストにテイクオフ。しかし何事も無く下がって行く。
ようやく井原駅ウラの尾根まで下がってリフトを捕まえる。南風強いので、廻してもだいぶ
流される様子。5分位粘っていたら、次の強いリフトに乗り、+500m位まで復活。流石だなあ〜

小脇さんもテイクオフし、同じところに行くも、サーマルは残って無し。あえなく撃沈。
小脇さんのブーメランはお見合い出向中(試乗に出している)とかで、奥さんの古い機体
(イクシオン)に乗っている。
私もテイクオフしたが、途中何も無く、先程勇さんがヒットしたところに低い高度でたどり着く。
リフトは+3mはあるのだが、機体半分くらいしか入らず、サーマルも流されているので、
1周しては外す事を3回もしてしまったら、高度を下げサブランディングへ。
中層は結構風が強い様だ。神の倉は誰もテイクオフしなくなった。

小脇さんに拾ってもらい、神の倉へ。小脇さんテイクオフし、南の鞍部に消えて行った。
気がつくと南のびょうぶに取り付いていた。
リフトは無い様なので神の倉テイクオフ場は、誰も出ないようなので仕方ない!
私がダミーを努める事に。

西斜面から出て鉄塔下の大分低い尾根筋に取り付く。
槍のような小さなサーマルが有るのだが、回しきれない。一回転すると外してしまう。
片翼だけがガクンと持ち上げられる。石田さんもテイクオフして来た。
二人で探るも上げきれない。石田さんの機体も翼端ピラピラさせている。
下で一緒に廻していた、私のキャノピーが半分潰れてしまい、なかなか回復しない。
山の斜面に近いので、旋回に入らない様に気を使う。グライダーが落ち着きようやく
ポンピングして直す。早々とランディング場へ。
二人のドタヒチを見ていたものだから、益々皆さんテイクオフしなくなってしまった。

2時頃嫁さん到着。ランディングも5m前後吹いているので、沖縄の強風での立ち上げ稽古には
丁度良いので、キャノピー拡げる様に言う。
吹き飛ばされない様に後ろでサポートしてもらいながら、(自分で前後左右に動きまわれない)
一歩も動かず、キャノピーを綺麗に立ち上げし、頭上に静止させるのは難しいものだ。
一緒に沖縄に行く石井さんと武繁さんも練習に加わる。

昼頃神の倉から飛び出した小脇さんが南の屏風(今後南風を受けてリッジソアリング
しているところ”屏風”と呼ぼう)で只一人ずっと飛び続けている。神の倉斜面は
葉っぱが裏返って白いままである。竹薮も大きく揺れている。
強風立ち上げも恐怖感を克服すれば、頭上に安定させさえすれば良いのだが、
中途半端に上がった時停止すると、思いっきり後ろへ引きずられてしまう。
パラを思いきり追っかけて走ればよいのだが、ついコントロールしてやろうと綱引きすると
ひきずられるだけである。

そうこうしていて、3時頃になると急に風が納まってきた。
近藤のおばちゃんがテイクオフして、ぐいぐい上げている。大急ぎでパラを片付け神の倉へ。
神の倉テイクオフに到着すると、小脇さん、時安さん達が+1000m以上上げている。
すぐに私もテイクオフ。南に一振りして、トップアウトはしたが、サーマルエレベーターに
乗れない。吹流し上で強いリフトに乗れ、そのまま鉄塔に移動。

神の倉山頂で粘っていると、ついに+5mのサーマルヒット。これを逃したら!と思い
ハイバンクで一気に上げる。沖に出せば+5mのサーマルヒット。
+1300m(地上1700m)まで上がる。
何だかウラ山の山頂近くまで来たので、帰れなくなってはと思い
フットバー踏み込み神の倉山頂へ帰りかける。

シンク帯が有って、次にもう一度リフト帯へ。どこまで上がるか上げて見ようか?
小脇さんと藁科さんがさっきからサーマルヒットし、回し続けている。
もう一度+1300mまで上がるも、裏山の山頂に近くなった。
このまま廻し続けて福富町に流せば、楽々クロカンになるのだが・・・・
5時近いし麗奈が夕方から泊まりに来ると言っていたので、嫁さん早く帰らねばな
らないだろうからと思い直し、まだピッツピッツと上昇音がしているのだが、廻すのを止め
神の倉へ向けてフットバー踏み込む。

神の倉山頂へ+600mで到着。殆ど降下しなくなった。、既に30機飛んでいる。
全員トップアウトしている様だ。嫁さんの黄色の卵焼き色の嫁さんの機体も見える。
ランディング上空に居たかと見えたら、南小山付近に行ったり来たり、2〜3Kmの
アウト&リターンをしている。あんなに高歩きしては帰れなくなると思い、無線で注意
しようかと、マイクをつかむ。????ひょっとして、三瓶のチームの人も同じ色の
イプシロン3の男性が居たと言っていたなぁ〜・・・・。
人違いでベテランに注意を与えたら恥ずかしいのでやめる。

後で嫁さんに聞いたら、何処へ行っても降下せず、ランディング上空に行ったら、
グランドサーマルでいっぺんに+200m位まで持ち上げられレベルになってしまい
仕方ないので、アウトリターンしていた様だ。
2時間近く飛んでしまったので、疲れた!等と贅沢な事を言っていた。
その後、私も+600mで大アーベントの中、一時間ばかり浮いていた。
広大学生達もテイクオフし、テイクオフ場は人数少なくなってきたので、トップランを伺う。
しかし近くに行くと斜面で吹き上げられ、どうしてもトップラン出来ない。
学生達も誰も居なくなったので、思いっきりバイブレーションフレヤー掛けながら西斜面から
進入。井口さんが見ていてくれる。高度2mで入って北斜面で1m位だったが、
スピード有ったので、トップラン諦めてそのままスルー。

                       

本日私は2時間40分のフライトであった。
20名近い皆さんも2〜3時間のトップアウトフライト。
広大練習生も1時間はアーベントフライト出来た。
夕方になってハッピーな大アーベント大会になった。神の倉は日中快晴で、強風の日は
夕方風が落ちると、アーベントタイムになる事が多い。
特に今日は北風に変わって少し冷たい風が入って来たので、大アーベントになったのだと
井口さんが言っていた。

小脇さんは+2200m(地上2600m)まであげきり、下から薄いサーマル雲が湧いてきたそうだ。
途中トイレ休憩でトップランして直ぐに飛び出したので5時間以上飛んで
最後はスパイラルで一気に500m位おろしていった。
5月25日(日曜日)
天気は良かったが風が強く、朝練の人を除いては全然飛べず。
荒牧牧場に行くも、雷が鳴り出し雨も降り出す。
風が少し収まったので、神の倉テイクオフに上がるも雨が降り出しここもダメ。
昨日とはえらい違いであった。