2002年4 月 |
4月3日(日曜日) 私のHPを見ていただき早速メールを頂いた田村タマ(ハンドルネーム)さんがご自分の HPを立ち上げられたのでリンクを張りました。 なんだか感性がお互い相性の良い人と思いました。 私がパラを始めた頃の打ち震えるような感動を彷彿とさせてくれるHPです。 HPもパラもなが〜く続くことを祈ります。 タマの部屋 ・・・・・・・ http://tama7777.3nopage.com/index.html |
4月7日(日曜日) 総会 今日は年に一度の総会である。 神の倉エリアはショップ等で営業目的の団体が無く、ハングとパラのクラブの代表が 理事会を毎月開いて、色々話し合って運営をしている。 理事達も丸っきりのボランティアだし、誰一人お金を頂いている人の居ない善意で 成り立っている全国でもめずらしいエリアです。会員も170名のエントリーがあり 年会費¥15,000で地代や整備費や地元対策費などまかなっている。 今月4月28日29日でジャパンリーグ開催する事を理事会で決定した事の承認で 反対意見等もあり、総会は近年に無い活発な討論になった。 準備期間が少なかった事もあり、100%納得というわけにもいかなかったが、兎に角 やってみようと言う事に! 時期的には、田植えの準備も進んでいる田へのアウトランディングは、地元住民感情への 配慮の必要性や、大会日の一般フライヤーへの配慮など、問題を出来るだけ解決しながら という事になった。 Jリーガー達の飛びを間近に見る事が出来る事は大会に出ない限り無いので、良いチャンス だと思います。 やる事となったからには、遠来のお客様に失礼のない様に皆んなで頑張りましょう! 総会が終わり、周りの掃除を早々終え、2時頃からフライト開始。 晴れの予報だったのに、雲が厚い。 私は骨折からまだ2週間目なので大事を取ってビデオ撮影隊に・・・・・ しかし、早く飛びたいなぁ〜・・・・・。 左足1本だと、ちょっとランディングがきついしなぁ・・・・・。 神の倉はちょっときつめの風が西正面から入り、山本さん、芦刈さん 広大など出て、+100m位。後続出るも、+20m位が精一杯。 荒谷山からもテイクオフするも、皆さんぶっ飛び。 飛び亀の向井さん、川原さん、2本づつ飛べて満足。 杉田さんは花の散ったランディングの桜の木に黄色の花を咲かせてしまった。 3年ぶりの麦田さんは、過去の人になってなくて、皆さんから覚えてもらっていて 声をかけてもらっていた。私にとって、飛びの理想型の人だったので、復活がうれしい。 シグマ4を借りて3年ぶりのリハビリフライトを静々とやっていた。 飛び亀のホームページの管理人さんで、顔に似合わずかわいいホームページを作ってくれた。 現在HP大ブレーク中!。 夕方7時頃まで、ぶっ飛び大会であった。でもたくさんの人が飛べて良かった。 |
4月13日(土曜日) 復帰フライト 本日天気晴朗なれど風が強く、庭木が揺れている。 「ゲタ骨折」の原因となった片付けを嫁さんとボチボチ済ませる。 足をコネなければ大丈夫そうだ。夕方4時半頃になって風が落ちた。 とりあえず、足を包帯できっちり巻いて、パラ道具も一応積み込む。 医者は全治1ケ月と言っていたのでもう良いのだろうと勝手に決め込む。 (医者は全治を長めに言うものだと信じているので・・・・) 5時10分頃神の倉ランディングに到着すると、「飛び亀・山本号」が出発するところだった。 当然のごとくパラ道具を積むと、皆んな呆れ顔だった。「様子を見て決めます」とか何とか言いながら 足を踏みしめて、内心『大丈夫だろう・・・』と思っている。 テイクオフ場に着いた。山本さん練習生の誘導の為、ランディング場へとぶっ飛ぶ。 テイクオフはちょっと無風状態。広大キムリンや嵩ちゃんが心配してくれる。 有難う!と言いながら立ち上げ、ただただぶっ飛びだった。 ランディング場は2〜3mの風があったので、フレアーをかけ、ふんわりと片足で着地。 ヤレヤレようやくパラ復帰となったか!・・・・。 |
4月14日(日曜日) 今日も風は強そうだ。「飛び亀組」も朝練するとかで、9時集合。 プレジャーはオジンパワー炸裂で朝8:00集合で頑張っている。 夏は朝7:30集合だからすごい!。荒槙での練習期間が長く 2年近くグラハンなどにも、努力していた。 神の倉デビューとなって、毛虫から脱皮し、テイクオフだけは蝶のごとく(?)華麗にこなしている。 今は安心して見ていられる。 そうそう、広大も昨年からグラハンに力を入れ始め、最近は安心してテイクオフ見ていられる。 今でも風の強い時はランディング場でグラハンの稽古をよくしている。 10時頃神の倉テイクオフに上がったが、少し風が強い様だ。山本さん、芦刈さん、テイクオフして、 +50m位が精一杯。少し南っぽくなっている。私もテイクオフ前でサーマルヒット。 しかし風が強くサーマルが流される。流されながら+50m上げるも、鉄塔まで行きそうなので、 テイクオフ前まで帰ろうとするが大シンク。 ようやくの思いで、テイクオフ前まで出て来るも、あとは沈下のみ。 ランディング場はふんわりでケンケンランディング。2本目は台湾から一時帰国の大方さんと 石田さんで「神の倉桜祭り」神の倉山頂のイベントでうどんと、イカ焼きで昼飯とする。 山頂藤棚の下でうどん食っていると、日選の広島県予選会が始まったらしく、 山本さんと芦刈さんが+100以上には上げられず流されて苦労している。 テイクオフ場に着き、南風が強く良く無いので、テイクオフ絨毯の上で少し眠った。 小脇さんや、高杉さん、児島さんは寝ている間に出た模様。 昨日に続き、今日もタスクどころではなく、予選会は不成立。 本日3本飛んだが、3本目は結構バンピーであった。ランディング場は3m位の風で 3本共ふんわりランディングで足に負担はなかった。 そうそう、現在クロカンメニューチャレンジの田中さんと鍛冶ちゃんは一ヶ月経たないのに もう9本クリアーしてしまった。私は1年もかかったのに・・・・ さすが、ウイークデイに飛べる人は早い!!! 石田さんも一ヶ月経たないのに7本達成している。あと2本は直ぐだろう。 後は5Km以上何キロでもよいのでクロカン仲間になったのも同然である。 一緒に飛べる人が増えて嬉しい。 3月の末にメールを貰った熊本県のタマさんとの交信がもう16通になった。 そうです!毎日交信してます。 男同士で変な感情はないのでご安心を!! リンクも張っているので毎日見に行ってます。 私がパラ始めた頃阿蘇の夜峰エリアに通ったことがあり、帰りは菊池市の250円の温泉に 入って帰るのが定番と成ってました。 暫く行ってないのでぜひ訪問したいと希望を伝えたところぜひ、お会いしましょうと言うことになり この5月連休に訪ねることになった。 タマさんは菊池市の住人でいろいろ情報貰ったりお世話いただいた。 パラに対する恋心にも似た、胸を締め付けられるような思いを話し合えることが待ちどうしい。 |
4月18日(木曜日) 宮島御神能 今年も4月16日〜18日で厳島神社の神能が行われる。16日と18日は喜多流が、 17日は観世流が担当する。プロの囃し方や地謡等のバックアップでお弟子さん達が お能の奉納するのである。 世界遺産にもなった厳島神社の国宝の能舞台(正に桧舞台)で舞えるとあって 大変な人気の様である。しかし大人気といっても、”して”をつとめさせて頂くのに200万円以上は 必要なので、大変な事ではある。一曲一時間半位の時間なので、お稽古も大変なものがある。 私らにはおいそれと出来るものではない。 地元の利でプロの地謡と同席させてもらって、地謡を努めさせてもらっている。 プロは中入りなどで、中途退席してしまうが、我々素人は一時間半板の間に 正座のしっぱなしであるが後半は完全に足の感覚が無くなる。 実は小さな座椅子を隠し持って出るのではあるが・・・ 過去不用意に立って、アキレス腱を切って、引きずってもらって舞台を下がった人など 謡曲における足のしびれに関する話題には事欠かない様である。 厳島神社ではないが、素人の仕舞いの時、袴の一方のみに足を通して舞台に上がってしまい、 無理矢理最後まで舞った人もいた。 素人が厳しい能舞台で演じると言うことは、大緊張なので笑うに笑えない出来事はたくさんある。 プロの舞台場合、後見人が舞台隅に控えていて、演者が舞台で倒れても、後見人が後を引きついで お能を演じきる決まりとなっている。 最古の日本芸能には生命をかけた厳しいものがある様だ。歌舞伎や日本の演劇にもその伝統は 受け継がれている様だ。一旦舞台に立てば、親の死に目に会えないとか・・・・ 今時のテレビタレントのドタキャンとはわけが違う! 残念ながら私は『ゲタ骨折』で板の間に一時間半はとても無理なので、今回はビデオ撮影に回った。 回廊続きで、海上に桟敷を設け、野外で聞くのだが、声が散じて室内で聞くようにはいかない。 私の仲間6人とプロ3人で地謡するのだが、さすが、プロの声しか聞こえない。 プロは子供の頃から毎日毎日稽古を積んでおられるので、別に大声を張り上げているわけでもないのに 野外でも、しっかり声が届くのである。 我々も今回の「敦盛」で5回目の登場なので、何とかプロの声とひとかたまりには、なって来ている。 終わって、お昼は宮島名物”あなご飯”を食べて帰った。 |
4月20日(土曜日) リハビリフライト 数日前からの天気予報は雨であったが、今朝の予報は夕方まで雨はなさそうである。 何となく薄日も差してきたので、9時過ぎには家を出る。 神の倉ランディング場に到着すると、既にハングは上がっていた。10時前に着いたものだから パラは誰も居ない。東屋で寝ていると大方さんと4ヶ月ぶりの復帰の友井さんの声がする。 山本さんも到着。私も一緒に神の倉に上がりかけたが、井口さん、鍛冶ちゃん荒谷テイクオフに 上がると言うので、急遽変更。パラを積み替える。誰も来ないので3人だけで上がる。 ランディングの風はだんだん強くなっている。 荒谷テイクオフの南側は木を切ってリッジの取れる傾斜面になったのだが・・・・。 整流されたきれいな斜面風が入っている。 私はゲタ骨折リハビリ中という事で井口さん一番手でテイクオフ。 目の前でリッジとるのだがリフトが弱い。右前でリフト有って揚げ始める。 私もテイクオフ。一緒に+200m位までは上がったが上空は結構南風強く、旋回して上げていると 後ろに流される。井口さん、私より50m位上に居たが、メインランディングを目指し始めた。 私も後ろを追いかける。アゲンスト強く、なかなか進まないがさほど落ちない。 何とかランディングには到達した。鍛冶ちゃんもまっすぐランディングして来た。 私がテイクオフする前に嫁さんと、レイナがランディング場に到着していた。 7人詰め込んで神の倉テイクオフに上がる。 基本的には南風なので、だましの風でテイクオフするしかない。最初に芦刈さんが出てあげ始めた。 私も5番手を努める。テイクオフしてすぐ右に振り、尾根上がリフトもらって テイクオフ上を何度か往復して、サーマルを引っ掛け、ハイバンクで廻す。 南風が強い為、3回転もすると鉄塔まで来てしまう。 +5m位のサーマルヒットし、+300m位まで上がる。南の尾根へ行ってみる事にする。 さほどシンクにはつかまらないが、なかなか進まない。 尾根まで200m位まで来ると、いつものシンク帯にはまり、ぐらぐら、バサっと来た。 歯を食いしばってアクセルバーを踏み込み、尚も前進。 南尾根のリッジ風の中には入ったが、強くて前に進まなくなった。 尾根の手前30mで+30mである。偏流で右に流しながらいつでも逃げる用意だけはしておく。 尾根が終わるところまで来たが、結局前には進めず、諦めてランディング場へ。 ランディング場は5〜6mの風で、最後は1歩下がりながらのランディングであった。 すぐに振り返りキャノピーを降ろす。足への負荷はさほど無い。30分ばかりのフライトであった。 テイクオフは南風のせいか嫁さんテイクオフしていない。ランディング場は5〜6m吹いているので、 少しウエイティングする様に無線を入れる。テイクオフの風も少し入って来たのか、嫁さんテイクオフ。 すぐにトップアウトした様だ。上空も強く、後ろに流される事はないが、あまり前進しない。 しかしずっとステイ出来る状態である。 何を思ったか、ワンターンした。「廻すな〜!流されるぞ!!」と無線入れる。 4ヶ月ぶりの友井さんテイクオフ。ちょっと低いが、右尾根上でずっとステイしている。 ずっとステイだけしているのに、飽きたのか、嫁さんは沖に出して来た。 「ランディングの中央で高度処理しろ〜!」と無線入れる。 でも田んぼの上でちょこまかちょこまかと高度処理し、無事ランディング。 田んぼの上では少しグランドサーマルが有って降りなかったのと、ランディング場は4〜5mの風で あったが、フンワリのランディングであった。 一時帰国の大方さんは1本、神の倉フライトは+600m迄上げ、荒谷へ谷渡りし、一時間のフライト。 先週は良くなかったので、おおいに気分晴らしとなった。 夕方になって山口県からとんぼ返りの麦田さんが到着したので、大方さん誘って神の倉へ上がる。 2人はぶっ飛んで行った。私は車の回収した。 今日の最長時間フライトは芦刈さんで3時間近く?飛んでいた様だ。 |
4月21日(日曜日) 広島粟屋菊生大会 朝から小雨。今日はアステールプラザで謡曲の粟屋菊生先生の会がある。 私達は3番目に出演することになっているので、早々と出かける。 ホアンの友人由也とレイナが見に来てくれるという。 日本の芸能のルーツである「能」を一度は見ておいても、何かの足しになると思うので 喜ばしい。いままでずっと無本で努めたのだが、今回は本を見ての連吟となってしまった。 しかし、本が有ったので、安心したのか、皆んなが、互いの声を良く聴きながら謡えたので 「良く揃っていた」と好評だった。 菊生先生からは、「よく練習したので、酔ってしまって運びがなかったね」とご指導を受ける。 全てのお弟子さんに批評を、打ち上げ会の時一人一人におっしゃる。 私なぞは2日前の飛びがどうだったかHPに書き込むのに苦労する。 ましてや仲間の飛びがどうだったか、ほとんど記憶が薄れてしまっている。 粟屋菊生先生は80歳になられるのに、こまかなところまで憶えておいでて、指導される。 打ち上げ会で相当お酒を召し上がっておられるのにである。 菊生先生はすっごいユーモアのある方で、先生の廻りはいつも笑い声にあふれている。 プロのお弟子さんには怖いお方のようであるが・・・。 さすが、人間国宝になられる方である。 私どもが教えていただけるわけでもないのに、私共が教えて頂いていた、香林先生が 癌で亡くなられたもので一時預かりの身が10年以上になってしまった。 ご子息の粟屋明生先生に皆んなでデジタルカメラで写真を撮ってもらった。 「後から稲垣さんにメールで送りますね」と言われたにはびっくりした。 だって。3年前に一度有馬温泉ゆかた会でちょこっとお話させてもらい、E−メール差し上げた だけなのに、私の名前まで出てこようとは!! プロの師匠と素人弟子との関係の一側面をまざまざと見せられた様な気がした。 |
4月27日(土曜日) 広島スプリングカップ2002 明日から広島スプリングカップ2002(JHFPGジャパンリーグ)の開催だ。 今日からボチボチJリーガーが来るようだ。5月からクロカン禁止なので、今日一本クロカンに 出たいなあと思い、つい力が入りすぎた。 荒谷山テイクオフ朝一番目のブローの様で近藤のおばちゃん1番目テイクオフ。 沖の方で上げ始める。私も早速キャノピー拡げ、おばちゃんの行方を見ると、 サーマルはずしてメインランディング目指している。 キャノピー拡げてしまったし、テイクオフする。右小山を迂回し、尾根沿いを下る。 少しピッチングする位はあるのだが、廻そうとするとシンク。結局私の手に合うリフトに出会えず、低い所で イジイジ30分して、サブランへ。上を見上げると、私より後にテイクオフした人は全員上げている。 グイグイ上げて、マキちゃん、石田さん、カジちゃん、田中さん、井口さん達は三次方面へ飛んでいった。 私一人サブランで唇を噛み締める。前にもこんな場面有ったなぁ〜・・・・。チョロQの私は後先考えずに ブローが入ると我先にとすぐテイクオフして、いつもほぞをかんでいるのである。 山本さんから携帯入り「神の倉なら連れて上がるよー」と言われ、お願いする。 神の倉は南西風で3〜4m。テイクオフしてみたが、右尾根でリフトが少しあるのみ。一応トップアウトしたが +20m位が精一杯。レベルキープがいっぱい。 練習生が出られる風でないので、山本さんもイプシロンでテイクオフ。 私は鉄塔へ移動。北の端で、狭いリッジ風に当たるも、やはりレベルキープが精一杯。 30分ばかり粘ったがキャノピーシワシワするし、前に出しランディングへ。 何だか今日は不完全燃焼。麦田さん達を誘って荒谷山へ。2人残っていたJリーガーもテイクオフしたが +100m位である。南風4〜5m位か?一瞬芸で私もテイクオフ。リッジでテイクオフ後の壁にとりついて いるが、ただステイ出来るだけ。40分もすると面白くもないので、誰も居なくなった。 麦田さんや広大きむりんもテイクオフ諦め、私の車を降ろしてくれるようだ。 少し風も強くなった様なのに、アホなおっさんがただ一人何の芸もなく壁に貼りついている。 何だか恥ずかしくなったので、アクセルバーを踏み込みメインランディング目指す。 井原駅裏まではなんとか前進したが、お寺の幼稚園上で前に進まなくなり下がる一方。 仕方ないので、川土手を目指し、左に振る。前に進まず下がる一方。土手には車が沢山置いてあるし 近くの田は水を入れてあり、農家の人が作業している。仕方ないのでターン切ってハングのランディング 目指すも、ちょっと足りない様だ。電線2本横切っている間に降ろしたいところだが、バックすると 引っかかるかも・・・。少し我慢して2本目の電線を越え、すぐにターンをかけ、ランディング。 構造改善事業の造成中の田んぼのあぜ道にヒョイとのり上げ、クロスで降ろす事が出来た。 大会中にアウトランディングは特に注意して欲しい。減点も大きくつける等と言っていたので、ジモピーが これでは皆さんの物笑いの種になってしまっただろうなぁ〜・・・。 夕方、テント、机等の搬入を手伝う。 石田さん達は本日2本もクロカン練習した様だ。すばらしい!! |
4月28日(日曜日) 広島スプリングカップ2002 今日は大会初日だ。お手伝いの為、早めに出かけるも、若い人達がほとんど準備してくれていた。 今日は選手送迎用の車の提供と、ダミーフライトさせてもらえるという事だ。 広島スプリングカップ2002(JHFPGジャパンリーグ)の大会要領 荒谷山テイクオフで10:30過ぎブリーフィングやっている。パラワールド等でよく出て来る名前の人が エントリーしている様だが、私には顔と一致するのは、長島さんや川地さん位しか分からない。 エントリー表 11時頃からダミー2人出たが、何も無し。次に私の番だ。何んとかサーマルにぶら下がりたいものと 念じつつテイクオフ。出てすぐリフト有ったものだから、あわててターン切るも、テイクオフ前で-10mと なってしまった。南小山左に行くも廻すほども無し。稜線上を下がっていると、いつもの中間地点で バリオがピッツピッツと鳴る。強いリフトであったが、直ぐ無くなる。何度か廻すも小さすぎて、一周すると はずしてしまう。それでも、同じ地点に行けばリフト有る。廻すとはずすので、山の斜面に向けたまま 流すと、緩やかではあるが上昇する。いつターンをかけようかと思っていると、リフト帯からはずれた。 もう一度同じ地点にもどったら、リフト有ったのでもう一度斜面に向けて流す。 しかし、コアの中心が分からない。又もはずしてしまい、とうとう伊原駅裏の斜面でウロウロしたが、 何も無く、タスクで学校をかすめサブランへ。 南風のはずなのだが、無風に近く、吹流しは北を向いていたので、北へランディング。 ランディングしたらやっぱり南風だった様で、グライダー流され吹流しのポールに引っ掛けてしまった。 恥ずかし〜い! 10分位後に出たダミーの竹井さんがぐいぐい上げている。ゲートオープンになって選手達も出て来たが、 はるか上で竹井さんゆうゆうとフライトしている。このシーンを夢見ていたのに・・・・。 私の実力だから仕方ないが・・・・。 本日3本のダミーフライトさせてもらったが、後の2本もさんざんであった。 しかしJリーガー達のフライトを身近に見せてもらって、やっぱりすごいなぁ〜!と思った。 第一に徹底した粘り!!どんなに低くなっても、ステイしている事が出来る限りは絶対に離脱しない。 離脱する事自体が負けみたいな徹底した粘りには驚いた。何故あんなに粘れるのか私にはわからないが・・・。 第二にはフライト条件の読み。 長島さんはお日様が隠れてからテイクオフした。でも、ちゃんとタスクを取り、ゴール目指して飛んでいった。 私は見てなかったが、石田さんの話に依ると、川地さんは2時間ばかりウエイティングしていて、 条件良くなったと見るやあっという間にテイクオフし、すぐにタスクを取り、ゴール目指して飛んで行ったらしい。 どんな風に条件を読んでいるのか、私には想像する出来なかった。 私は以前からパラのコンペは天候に左右され、皆んなが同じ条件で闘える訳無いので、非常に不公平な コンペティションだと思っていた。しかし今回まじかに見せてもらって、やはり上手な人は技術と読みで 上位に入っているのだと、50%は納得した。やっぱ、トップコンペティター達は『鳥人』だった。 三次元の世界に暮らす『鳥人』達だった。 地元組の高杉信吾さんが、長島さんと同率3位につけた。おめでとうございます。 大会結果 4月29日は強風の為キャンセル隣28日の成績のみ |