2001年9月朝夕は涼しくなってきたな〜  早くクロカン証とらないと!

2001年10  月   
10月6日(土曜日)古い機体で
今日はホアンは学校である。私は一人で神の倉出勤である。天気は良い。
テンディング上に到着するも3連休なのに人が少ない。
11時過ぎにとりあえず荒谷山へ上がる。時折北東の風3〜4mが入ってくるが冷たい。
正面か南から入って来るのを待つがなかなか入って来ない。たいくつなので、イプ3を広げて
立ち上げてみる。風はあるのだが、リフトを感じない。
2〜3度立ち上げていると、右Aラインの外側のラピットリングのラインが3分の一位切れかかっていた。
小脇さん、井口さんに見せると、「Aラインはやばい!!」と言うので、アルカスライト(ファルフォーク)に
乗り換える。虫の知らせか??前機体のアルカスライトも2年ばかりお蔵入りとなっていたので、たまには
虫干しをと思っていて、たまたま本日持参していた。やれやれであった。

近藤のおばちゃん、崇ちゃんはぶっ飛んで行った。
待っても良くならないので、神の倉移動という事になり、私は1本ぶっ飛ばしてもらう。
サブランで足刈さんに拾ってもらい神の倉へ。神の倉も北風であるが、少し東がかぶっている様だ。
そして結構出ると強風にあおられ、一瞬は浮き上がる。それでも芦刈さんは鉄塔下に取り付き
じわじわ上げている。私もテイクオフする。4〜5mのなか駆け上がりながら、力を逃がしライズアップ。
ゲッ!!前に進まない。何だかキャノピーの挙動も怪しい。
アクセルバー踏み込むも、長めの設定になっていてあまり効かない。
ほとんどずぶってしまい裾野をチョロチョロ廻ってランディング。

このアルカスライトにのっていた時は、こんなに良い機体は無いと思っていた。
レベルアップしたイプ3に乗り換えた時は、ほとんど感じなかったが、久しぶりに乗ったアルカスライトは
スピードが無い!ラインが短い!等と目一杯感じてしまった。
3本目は北斜面で学生達が良い風が入って来るのを待っている。時々西斜面からもだましで入って来る。
井口さん立ち上げたが、キャノピーくるりと廻って、取り止め。続いて私も立ち上げテイクオフ。
出てすぐハーネスの調整悪く、(座りが前に傾いていた)ブレークコードを離し、座りなおしの動作を
してしまった。だましの風だったので、右側半分がばさっと潰れてしまった。
とっさに左側のライザーとブレークコードは持てたが、潰れた右のブレークコードはつかみ損ねた。
しっかり見ていた井口さんから、「右は滑りましたね!」と後から言われてしまった。
一応左に体重は乗っているので、旋回に入る事も無く、2〜3mの沈下で事無きを得た。
ずぶって左右に木が見えたので、二度目の山チン!!と覚悟はしたが、やれやれだった。
事故る時は小さなミスが重なって起きるものだと、つくづく感じる。
いつもセイフティ−チェックと緊張感を持ってフライトしないと・・・・。


10月7日(日曜日)ホアン荒槙牧場練習
今日はホアンを練習に連れ出す。
「広島フライングタートルズ」も新人さん(川原さん・北野さん・向井さん)の練習日だ。
11時過ぎに荒槙に到着。早速練習開始。
「今日はフロントで立ち上げてテイクオフし、アゲインストでソフトランディングに心がけて下さい」と
山本さんから指示あり。
ホアンはフロント立ち上げは2日位しか練習していない。無風でもクロスで充分立ち上げ出来るので
かっこいいところを見せられないので、不満顔である。
「A級もらうには、パーフェクトにフロント立ち上げ出来なければダメ!」と叱る。
そこは運動能力抜群のホアン。テンションの有る方のライザーを離し
片方は持ったままで、ブレーキングしながら、修正を加え、テイクオフしていく。
普通Aライザーを両方離して、それから修正するものなのだが・・・・
サイドの風でも横に移動しながら、真っ直ぐ修正してテイクオフしていく。
本日A級の実技試験、山本さんから「パーフェクトですね」と誉めて頂いて合格となった。
次は日本語でのペーパーテストが問題だ!

 A級実技合格のホアン  ヤッタぞ〜

テージャスランチで昼食をとりながら、ホームページを見て頂いている川原さんから、いろいろ話掛けられて
一応ホアンは正確に返答していた。
川原さんは同僚を誘って、昨日、今日と連チャンの練習の様である。
ついに、軽症ではあるが、パラ中毒患者になってしまったようだ。
重症患者に陥るのは時間の問題だろう・・・。
家族や親戚に対して、隠れキリシタンのパラ中毒患者もいる。
是非是非家族にもパラの楽しさを体験会等で実感してもらうように奨めた。
出来れば、夫婦で飛ぶのが言い訳を考えなくて済むので、一番良いのだが・・・。
本日の神の倉は倉田さんのみプラス1000mで独り勝ちのようだった。

   軽症パラ中毒患者の川原さん    結構修正してテイクオフの川原さん

   軽症パラ中毒患者の北野さん    

   軽症パラ中毒患者の向井さん    

早めに稽古を終り備北公園で季節はずれの花火大会があるというので、庄原まで行く事に・・・。
昼に加藤さんから「一時間以上かかって駐車場に入れた」とр烽轤、。
とても駐車場に入るのは無理なので、農道の脇にでも駐車しようと、国道をはずして脇道を行く。
ずらっと並んでいる車を見て、すぐに駐車する。10分歩いて備北公園に着いた。
井口夫妻とも落ち合った。松代家は車止める所が無く、いっちゃんとお母さんだけが入場して来たので
入り口の所で見つけて一緒に見る事にした。
花火は結構沢山打ち上げられ、近くから見る事が出来たので、迫力が有った。
ホアンも日本の花火は、始めただったので、目を丸くして見ていた。
「コロンビアの花火よりは大きい!」と言っていた。
帰りがけに小脇夫妻や兵萬さんとも出合った。地森さんや崇ちゃん達は会場に入れず
車から見物していたらしい。
いっちゃんはアスレチックのすべり台が気に入って、花火が終わっても
滑るといって聞かない。マキちゃんが付き合って遊ばせていた。
母性に目覚めて早く子供を(2〜3人は)つくってくれると少子化日本の為には良いのだが・・・
「早くつくってくれ〜!!」言う井口さんの叫びが聞こえて来そうだ・・・。

帰りに三次で「じゅうじゅう」という焼肉屋さんに寄った。
狂牛病騒ぎも何のその、二組待たされてしまった。少し高かったが美味しい肉だった。
「生レバー」「生セン」をホアンに無理矢理食べさせる。美味しいとは言ったが、二口ばかりでストップ。
牧場で牛を解体して食べる事も有るので、内臓を生で食べる日本人はライオンかハイエナに見えたであろう。
日本人は牛の解体現場を目にする事が無いので、平気で食べる事が出来るのだろう。

PS
体験会に参加し、私のホームページの愛読者になってくれた榎さんから「備北公園で
見かけましたよ」とメールをもらった。
本当にご縁の有る人だと、感心してしまった。
是非パラでもご縁が有りますように!!。
10月8日(月曜日)晴れ
昨日の天気予報は90%雨の予報だったのに、起きて見ると薄曇だ。
とりあえず神の倉へ。おお!薄日も差して来た。
到着するなり児島さんの車で荒谷山に上げてもらう。
先に上がった人がぱらぱらとぶっ飛んでいる。荒谷山テイクオフに到着すると
時安さんがテイクオフし、右小山で粘っている。少しづつ上げ始めた。
ハングも3機テイクオフしていく。遂にプラス300m位上げてしまった。
続いてマキちゃん、崇ちゃん、藤原、児島さん、山本さんテイクオフし、粘ってトップアウトしていく。
私もアルカスライトでテイクオフ。右小山でリフトあるのだが、掴みきれない。
廻すと直径30m位になり、サーマル外してしまう。
ブレークコードを腰まで引いて、体重載せている積りなのだが、廻りきれない。
とうとう駅裏の緊急ランディングへ。降りてしまったのは私だけで、みなさん頑張っている。
最後に出た井口さんも上げなおし、マキちゃん、山本さん達も神の倉へ谷渡りして来た。
皆さん1時間以上のフライト。私は一人由加里さんに拾ってもらい、メインランディングへ。
神の倉からも2本ぶっ飛んで終りとなった。
弱いサーマルで上げきれなかったのは私の腕の未熟のせいと分かっているが、
ついキャノピーのせいにしてしまう。
アルカスライトで飛んでいた時は、こんなに安全な良い機体は無い!”と
信じて飛んでいたのに・・・。ゴメンネ!!

夕方5時過ぎて台湾出張中の大方さん一時帰国で登場!
山本さんからハーネスを買ったので、説明受けたり、調整したりしていた。
石田さんも加わり、7時頃まで台湾の話やら、冬のフライト計画等の話に花が咲いた。
10月13日(土曜日)クロカン練習・14Km白木山登山口駅
朝は晴れ渡っていたが、ランデシング場に到着する頃、モコモコと雲が出ていた。
今朝も人数少ない。井口号でマキちゃん近藤おばちゃん、鍛冶ちゃんと私とで荒谷テイクオフへ。
北東風で冷たく吹いたり止んだり。時々正面からブローが入り始める。
しかし長続きしない。12月までにクロカンの課題、5km以上が3本残っている。
マキちゃんも同じだが・・5km以上の課題1本目が三次手前まで行っているので内容は濃い。
私のは5キロメーターちょいオーバー程度が2本である。
いつもの様に近藤のおばちゃんがダミーをつとめてくれる。前小山左側でリフトあるようだ。
続いてマキちゃんテイクオフ。正面に出て、無いものだから、いつもの右小山を目指す。
しかしリフト無い。頑張ってまだ前進している。おっ!!ついにリフトに当たる。小さく強いリフトらしく
荒れていて、”ばこんばこん”潰れている。しかし根性で切れ込んであげ始め、プラス500m位?
で広島方面へクロカン練習で走り始めた。井口さん、マキちゃんのサポートの為に車で追いかける。
”ふくらし”の手前まで飛んで行ったらしい。

イプ3のAラインを井口さんに手伝って貰って交換したので、本日からイプ3で!!
次のブローがなかなか入ってこない。しびれをきらして、私はテイクオフ。前は無し。
右小山で1回転すると下がってしまう。駅裏を目指していると、いきなり半分つぶれる。
「キャイン!!」も悔しいので突っ込んで行くと、”ばこーん”と前が中央3分の1位潰される。
そしてあっという間に駅裏へランディング。
片付けていると、足刈さんや藁科さんが雲底につけ悠々と遊んでいる。
他の人も余裕でメインランディングを目指している。一人淋しくたたんで、道路脇で待っていると
別府さんが迎えに来てくれた。広大新人を連れて荒槙に行く途中なのだが、
わざわざ廻ってくれたようだ。ありがとう!!

井口さん達も帰って来たので、私の車で荒谷山へ。
今日はクロカン練習3本成功させるとマキちゃん張り切っている。
私も何としても今日は1本成功させたいと、じっくり様子を見る事に。
マキちゃんテイクオフし、右の小山へ行くも、何も無い。そのまま真っ直ぐ行き、谷の上で弱いリフトに乗る。
何とか復活するかと思われたが、何ともならずアウトランに終わった。
KAZEクラブの高杉さん、低い所から上げ直し、一人遊んでいる。
フォローの風も時々入って来て誰もテイクオフしない。
「神の倉が北風の様です」と高杉さんの無線で、『移動しよう』という事になる。

                                    

キャノピー広げていた私はぶっ飛び覚悟でテイクオフ。
全面左でリフトあり。とりあえず廻すも回し切れず八の字旋回。
しばらく粘っていると、小さく強めのリフトあり。
しかし、荒れていて”バコンバコン”と潰れながらも歯を食いしばる。
プラス100mを越えると、ようやく穏やかになってきた。
プラス300mになり、お寺の上でハングが一機ソワリングしているので、下へ入って行く。
3〜4mの吸い上げのリフトで気持ち良く上がって行く。
プラス650mまで上がったので、フォローを背負って広島方面へクロカン挑戦。
上空に吸い上げてくれた雲があるので、少し同じ方向に走ると、全然落ちないで
フライト出来る。しかし方向が違うので、雲を離れるとシンク音がし始める。
かまわずアクセル一杯踏み込み、フルグライドで走る。
途中、高圧線鉄塔が有るので、大丈夫か??と思ったが、プラス200m位で余裕で飛び越える。
白木山山頂が見えるが、今は山腹を走っている。
とにかく出来るだけ遠くへ飛びたかったので、シンク音鳴ってもかまわず、フルアクセルで走った。
対地高度200m位で山が両方から迫っていて、川がカーブしているところに来た。
カーブの向こうが良く見えない。ランディングの判断出来ないので、ここに降ろす事に。
JRの白木山登山口駅が真下に見える。刈り取られた田んぼは広くプレッシャー無くランディング。

丁度列車が到着して、下りて来た女子高生に「どこから飛んじゃったですか〜?」と聞かれ
「神の倉ー」と答えると「わ〜!!すごい!!」と感激してもらった。
クロカンの醍醐味を初めて味あわせてもらった。今後こんな人たちとの出会いが楽しみだ。
フライトについては全然何も考えず、とにかくフルアクセルでワングライドであった。
それでも雲と一緒にしばらく走ったおかげで、14kmのクロカンであった。
早くクロカン練習の5km以上5本を達成して、あとはじっくり途中で上げなおす技術を
磨かねば・・・・。

     

携帯で嫁さんに連絡とると、セブンイレブンだったので、もう一度引き返して拾ってもらう。
そのままホアン達と荒槙へ直行。4時頃だったので誰もいない。
4m位のサイドフォローなので、平地で立ち上げ稽古。
スラロームをさせるが、かるがるとクリヤーしてしまう。
今度は物を置いて正確にスラロームさせないと・・・・。
5〜6mの風が吹いて来たので「クロスのまま、寝っころがれ!!」と課題を与える。
一度失敗したが、「早いブレークコードワークが必要なんだ」
と教えると、見事クリヤーしてしまった。本当に運動能力抜群のホアンである。
10月14日(日曜日)ホアン荒槙牧場練習
今日は9時から山の掃除である。嫁さんは町内会の祭りの準備である。
福場さん、足刈さんと荒谷山テイクオフに上がる。
テイクオフ絨毯の掃き掃除をし、斜面のいばらを切る。スタチンしてラインがからむと
結構はずすのに厄介なのである。藤本さんが草刈機でハングのランチャー台の周りの草を刈って
12時半頃終了。なかなか他の人が上がって来ない。まだ掃除をしているのか??
今飛び出したら、大顰蹙をかうだろうなー・・・。神の倉は良くないらしく、こちらへ皆さん上がって来た。

北東風ばかりで、だれもテイクオフしようとしない。台湾出向の大方さんが休暇で帰って来ている。
半年振りのフライトだ。テイクオフして、正面に出て少しぐらついて、フリト有ったようだが、かまわず
突っ切ってメインランディングへ。一時半過ぎたので、ホアンを連れて嫁さん来る頃だ。
先ほどの大方さんのリフトの名残が有れば!とテイクオフ。
左の尾根のかぶりもある様なので、出来るだけテイクオフ上から離れないように、コネコネしトップアウト。
2〜3回テイクオフ上で回し、左ボール奥に流してみるも、レベルキープ程度。シンクにはまって谷底へ行くと
山チン必至なので、すぐに諦め、メインランディングへ。

    

すぐに嫁さんとホアンが到着したので荒槙へ。地森スクール、プレジャークラブ、広大が練習している。
ラージヒルに先に登って待つも、なかなか上がって来ない!。殆んど無風で時々正面から弱いブローが
入って来る。ホアンは少し強めの風でないと、面白くないようだ。
なかなか上がって来ないので、頭に来て「帰る!!」と言ってやろうかと思って携帯電話するも
嫁さん携帯を車に入れっぱなしの様だ。
地森さんに「何か課題ないですかねー?」と聞いたら、「ターゲット置いてあるので踏ませたら?」
「5回踏んだら神の倉!と言ったら必死でやるよ」と答えてもらった。
ようやく上がって来たホアンに、その事を伝えると、”神の倉”に反応し、目を輝かせている。
「地上5mではターンは終わっていなければならない」と厳命!!。
1本目ターゲット狙ってターンきるも全然はずれたところにランディング。
2本目無風で練習生みんなウエイティング。「ホアン!無風だがクロスで行け!」と命令。
いい所見せる事が出来るので、うれしそうに綺麗にテイクオフ。
みなさんも”ほー!”と感心。今度はターゲットの真上を通り、2m過ぎてランディング。
大汗かきながら上がって来る。
嫁さんに「先輩の意地を見せろ!」とけしかけるもターゲットはおおはずしだ!
「誰か踏んでくれー!」と頼むが、誰も踏めなかった。
50cmの小さなターゲットなので大変難しいが、2m以内に降りたのは一人居た。
ホアンの3本目はターンを切ると下がってしまい、大ショートだった。
平面的な動きは理解したようだが高度が加わる3次元の動きは飛んだ本数しか、
体感出来ない事に早く気がついてほしいホアンである。
誰もターゲットを踏めなかったので、過大な条件をつけられた事に気が着かなければ良いが・・・ふふふ・・・・。
新しいチャレンジ目標を与えれば、嬉々として練習するホアンである。
危険でない課題と、チャレンジする課題のバランスは難しいが、ホアンのやる気を引き出す課題を
与えつづけねば・・・・。
                 
10月20日(土曜日)晴れ
今朝は何だか家の周りの木々が揺れている。結構風が強いようだ。
少し出遅れていたら、大方さんから携帯にрり。『今から出まーす』と返事。
大方さん、台湾では飛べてないようなので、一時帰国の今回は気合が入っている様だ。
途中、石田さんから『東屋に黒いバッグを忘れているので、確保しておいて下さい』と携帯入る。
ランディングに到着すると、車2台は荒谷山へ上がっている様だ。「藁科」号で荒谷山へ。

到着すると、青い機体がテイクオフ前に浮かんでいる。大方さんが、山本さんに借りたイプ2だ。
4〜5m北東風が吹いている。上がったり下がったりで少し怪しい動きだ。気持ち悪くなったか
大方さんは沖に流しメインランディングを目指す。
途中街の上は高度下げる事なく、悠々と遊びながらメインランディングへ。
小脇さんライズアップするもあおられる。
広大石本、テイクオフ。サブラン手前の尾根の端でサーマルヒット。ドンドン上がり始めた。
+300m位でテイクオフ上空へ来る。誘われて小脇さんテイクオフ。左尾根さぐるも何もない。
目一杯粘っている。『石本さんと今夜の夕食が掛かっているのに・・・』といいながら藤谷さんテイクオフ。
キャノピー半分位のサーマルしかないところで、夕食の為、大いに粘っている。
このままでは完全に広大石本の勝ちだ!!
小脇さん、藤谷さんの上に付け、廻すも半回転は全くテンションなくなり、ヘナヘナとキャノピーゆるむ。
                        
正面又は南に風が変わり始め、私もテイクオフ。南小山付近で粘るも上げきれない。
いまいちリフトを捕らえきれない。ズルズルと駅裏ランディング近くまで降りてしまった。
そこそこのリフトを感じ、廻そうと思うが、リッジサーマルで廻す程大きくなく、8の字でねばる。
なかなか復活とまでは行かない。
小脇さんはもっと低い所で粘りに粘っている。広大のオレンジのジャンパーで青い機体も
私の少し上でねばっている。少し強めのリフトがあり、斜面を駆け上り始めた。
何とかこのまま!と真っ直ぐ山へ向け、。サーマルに乗ろうとしたが、途中でおいていかれる。
青い機体は皆んなが居る南小山に復活して行った。
後で聞いたら神谷さんだったので納得!
新しい試乗機でオーバーセールで乗っていたらしい。
復活は出来なかったが私としては納得して緊急ランディングへ。
再度荒谷山へ上がるも、サーマルブローの気配さらさら無い。
ホアン達が向って来ているので、ぶっ飛び覚悟でテイクオフ。何も無く緊急ランディングへ。
見ていた嫁さん、迎えに来てくれる。
3時過ぎていたので、ホアンは荒槙に行かないで、皆さんの飛びを見るというので、そのまま乗用車で
荒谷へ上がる。ホアンにいいところ見せたかったが、何もなくぶっ飛びで終わった。
本日は広大石本の+800mで1時間フライトの一人勝ちだった。
10月21日(日曜日)雨
10月27日(日曜日)ホアンと三段峡に行く
4年間毎日4〜5酷使したあんま機がダウンしてしまった。
ナショナルに修理依頼し、10時に来てくれる事になった。点検するとクラッチがいかれていた様だ。
全分解までしたので、11時になってしまった。
石田さんから様子伺いのケイタイ入る。
「私もまだ家で〜す。こちら家の方は、全天うす曇りです」と伝える。
嫁さんがホアンに紅葉を見せてやりたいと言っていたので、急遽三段峡に行く事にする。
深入山で飛んでいたというのを思い出し、一応パラ道具は積む。(アホなおやじ・・・)
ホアンをたたき起して、いざ三段峡へ・・・・。
詳しくは、嫁さんの『留学生日記』を!!

   三段峡の三段の滝


27日のフライト日誌をパラ中毒重症患者の石田さんにお願いしてメール貰った。下記・・・・

 稲垣さん、27日の神の倉の報告の件ですが、実は稲垣さんに電話をしたあと仕事の電話が入り
神の倉に付いたのは、お昼過ぎでした。
やはり稲垣さんの読み通り、午前中もあまり良いコンディションではなかったようです。
それでも何人かの人は、少しの時間ながらも、トップアウトされたようでした。
ちなみに、近藤のおばちゃんは朝8時過ぎから来られていたようで、 
私が着いたときには既に4回も飛ばれていました。
「さすが近藤のおばちゃん、気合いが入ってる。」又、この日は低すぎ慎ちゃん夫妻も来られていました。
奥さんの今日の課題は、スパイラルだそうで、それではと私も参考になればとスパイラルをしましたが、
-8.8/msしかないのにピッチングのある終わり方で、全然参考にはならなかったとおもいます。
その後、出た慎ちゃんはさすがにかなり深いスパイラルで私の見たところ-11〜12/msはあったと思いました。
また後の、ウイングオーバーが半端ではなくて、翼端がベロベロ・・・・・・・・・・・・・・・・すごい!!!
そう言えば、稲垣さんのウイングオーバーもすごいっすよネ。
もっとも、ウイングオーバーだけではないけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
それから、最後に井口さんが、これ又かなり深いスパイラルで私の推定では-14/ms以上か?
そう言えば、珍しく井口さんがフロントでテイクオフですよ!!神の倉のテイクオフの風がどんな状態か
おわかりいただけると思います。その後は広大生が一人出ただけで本日終了です。
私は、まるまる1週間空いてぶっ飛び1本です。うっっっっっっっっっっっっ ( T T )
こんな日は、やっぱりゆっくりと紅葉でも楽しむのが1番ですかね。
10月28日(日曜日)個人が発信できるHP
大雨で久しぶりにゆっくりする。
ホアンは女の子とデート。
嫁さん田舎へ母親の様子伺いに・・・・。

私のホームページも、嫁さんのホームページも10MBを越えてしまったので
無料のサイトに繋げる作業をする為、私は会社に出る事にする。
しかし、ホームページを立ち上げてみて、色んな発見が有ったなあ〜・・・と
つくづく思う。
自分のホームページは貼り付け程度の、稚拙なものだけど、個人が大勢の人たちと
アクセスする道具を得たという事はひょっとしたら大変な事だと思う様になった。

昔は刀や鉄砲で革命を起したが、現代はITによる革命の真っ最中ではないのかと思ってしまう。
国家やマスメディアの絶大な権力が一枚一枚剥ぎ落とされ、相対的に個の情報発信力が高まり、
世の中の動きや仕組み、そして個人の行動パターンが大きく変ろうとしているのではないか?と思う。
ヒットラーみたいな奴が出て来ても、個々人のネットワークでシャットダウンしてしまうだけの力量が
社会につく事を大いに願う。
インターネットの膨大な情報の大海で、玉・石の玉のみ拾い出すのは私にとっては
どうしてよいか?茫然自失で立ち尽くすしかないが・・・・。

今からの若い人は自由自在に情報を使える時代になるのだろうと思う。
ITによって何かとてつもなく世の中の仕組みが変ってくる予感がする。
私なぞはちょっとコンピューターの動きが変だと、若い人に来て貰って手取り足とりで
教えて貰っているに過ぎないが・・・。
こんな私でも「ホームページ見ましたよー・・・」とメールなどもらうと天にも昇る気持ちで
勇気百倍!ホームページを頑張って書かなくっちゃと思う。
だんだんボケが始まった頭にムチを入れながら、パラを続けている限りホームページ
書き足して行こうと思う・・・。

                                  ボケが始まった頭にムチを入れながら、頑張るぞ〜