ホアンと稲垣夫婦のホームステイ日記

                                              愛子 記

      2003年 12月
12月5日(金曜日)
そんな訳で、ボゴタに居るホアンと連絡をとらねばならないが、日本と14時間の差があるコロンビア
夜昼逆なのである。
ホアンのマンションの電話は、親から送ってもらうお金は遊興費に消え、どうやら払っていない様子。
通信不能状態!ちっとも繋がらない。まだしばらく日数もあるので、そのうち連絡も取れる事だろう・・・。

旅行準備をするにつれて、あれだけ嬉しいと思っていたコロンビア行きだったが、不安ばかりが
膨らんできて、「あ〜ぁ、行く!行く!言わなきゃ良かった・・・・」とすごくマイナーな気分。
というのも、アメリカの同時多発テロ依頼、旅行者に対する空港等でのチェックは大変厳しい様子。
チケットを手配した旅行会社からも色々な注意を受けた。
「機内預けのスーツケースは最初からカギを掛けないでおいて下さい!」とのお達し。
ええ!!そんな。本当だろうか?
スペイン語のクラスで一緒のかなこちゃんはついこの間アメリカ旅行されているので、聞いてみる。
「そうよ、へたにカギを掛けておくと、バール等でこじあけられて壊されるよ」との事。
「どうぞ見て下さい、何も怪しい物は入っていませんよ!」の状態にしておかねばならないらしい。
とは言っても、夏にキューバを旅行した同じクラスの京子ちゃん照代ちゃん達は、全くそんな事を知らず
がんじがらめにカギを掛けて行き、なんにも問題無かったと言っているし・・・・。
結局健全な旅行者でも、運の悪い人がひっかかるのかー???』

次の私の心の落ち込みは、持参する大変な量のおみやげ類である。
上手な旅行者は、荷物を極力少なくするものらしいが、コスタリカ、コロンビア両方の親戚縁者に・・・と
リストアップして買い物をしていると、旅行準備の部屋は、お土産の山である。
主人はスーツケースが開けられるらしいという事を聞いて、
「じゃー、最初からスーツケースではなくて、リュックサックを背負っていこうじゃないかー!」と言っている。
極力重量の無いおみやげ物を揃えるようにしてはいるが、それでも大変な量である。
この小さな私が巨大なリュックを背負って行くの?体中リュックだらけじゃん!!恥ずかしいよ・・・・。
まだ、本格的に荷造り準備には入っていない。この件もしばらく保留だ。

そんな折、私のHPを見て下さったAFS広島支部長の堤様から『祝!コロンビア・コスタリカ訪問!!』
というメールを頂いた。堤様に報告しておかなきゃと丁度主人と話をしていた時であった。
早速お電話をすると、「行ける時に行かれるのが一番ですよ・・・すごいです!楽しんで来てください」と
激励の言葉を頂いた。何せ訪問先がコロンビアである。「無事帰れる事を祈っていて下さい」と
言いながら電話を切る主人であった。

12月26日(金曜日)
コスタリカ・コロンビアにいざ出発